実施手順書1 - 業務上の事務連絡

実施手順書1
日銀ネット専用端末装置のセットアップおよび疎通確認手順
○
新日銀ネットの全面稼動開始に向けた総合運転試験(以下、
「RT」といいます。
)に参加するためには、日銀ネット専用端末装置(日銀ネ
ットの利用のためだけに用いるパソコンのことです。以下、単に「端末装置」といいます。)をセットアップする必要があります。RTに参
加する全ての利用先は、以下の手順に沿った端末装置のセットアップおよび同セットアップが誤りなく行われたことを確認するための疎通確
認を実施してください。
1.事前準備
「
「日銀ネット端末システム用セットアップCDVer4.0」および
「日銀ネット端末システムウイルス対策ソフト Ver5.0」の送付について」
(2015
年 1 月 15 日付通知)に同封した「日銀ネット端末システム用セットアップCD Ver4.0」のCD-ROM(以下「セットアップCDVer4.0」
といいます。
)および「日銀ネット端末システムウイルス対策ソフト Ver5.0」のCD-ROM(以下「ウイルス対策CDVer5.0」といいます。)
をご用意ください。
2.端末装置のセットアップおよび疎通確認の実施時期
利用先は、本通知受領後から、①端末装置のセットアップ(後述3.参照)および②端末装置と日本銀行のセンターとの疎通確認(後述4.
参照)を行うことが可能となります。利用先は、RT用入出力グループの設定を行う端末装置については、2015年3月27日(金)まで
に、また、RTで用いる端末装置については、利用先が参加するRT実施日の前営業日までにそれぞれの作業を完了させてください。
─ RT用入出力グループの設定を行う端末装置については、RT用入出力グループの設定を行う期間(2015年3月30日(月)から4
月10日(金)
)にもこれらの作業を実施可能ですが、RT用入出力グループの設定作業を確実に行うため、これらの作業を出来るだけ早
めに完了させてください。
1
3.端末装置のセットアップ手順
○
利用先が保有する端末装置毎に、次の(1)~(2)に記載の類型に応じた手順を実施してください。
(1)既存の端末装置(セットアップCDの旧版(Ver.3.0)でセットアップを行い日銀ネットで利用している端末装置)の場合
①新日銀ネット(第 1 段階対象業務(注1))で利用している端末装置(注2)をセットアップする場合 ⇒(類型1)の手順へ
②現行日銀ネットのみで利用している端末装置をセットアップする場合⇒(類型2)の手順へ
(2)新規導入の端末装置(セットアップCDを用いて初めてセットアップを行う端末装置)の場合
①新日銀ネットのみで利用する端末装置として初めてセットアップする場合 ⇒(類型3)の手順へ
②現行日銀ネットおよび新日銀ネットで利用する端末装置として初めてセットアップする場合⇒(類型4)の手順へ
(注1)
「金融調節等入札連絡事務」、
「国債売買関係事務」および一部の「国債発行関係事務」を言います。
(注2)新日銀ネットで利用している端末装置には、デスクトップ上に新日銀ネット用の「メインセンタ」
および「バックアップセンタ」
のアイコンがあります。
(類型1)
(1)①新日銀ネット(第 1 段階対象業務)で利用している端末装置をセットアップする場合
イ.Windows7端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の手順を実施してください。
「V4.0_Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「4 設定編-3.xls」-「14.統合インストーラの設定【一括インストール】」
(所要時
間 約 10 分
)
。
2
ロ.WindowsVista 端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の手順を実施してください。
「V4.0_WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「4 設定編-3.xls」-「14.統合インストーラの設定【一括インストール】
」
(所
要時間 約 10 分
)
。
(類型2)(1)②現行日銀ネットのみで利用している端末装置をセットアップする場合
イ.Windows7端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の①および②の手順を実施してください。
①「V3.0_Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「8 運用編-4.xls」-「Q.新日銀ネットを利用する場合」
(所要時間 約 20 分 )。
②「V4.0_Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「4 設定編-3.xls」-「14.統合インストーラの設定【一括インストール】」
(所要時
間 約 10 分
)
。
ロ.WindowsVista 端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の①および②の手順を実施してください。
①「V3.0_WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「8 運用編-4.xls」-「Q.新日銀ネットを利用する場合」
(所要時間 約 60 分 )
。
②「V4.0_ WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「4 設定編-3.xls」-「14.統合インストーラの設定【一括インストール】
」
(所
要時間 約 10 分
)
。
3
(留意事項等)
・1 台の端末装置において端末認証した状態で同時に上記セットアップ作業を行うことはできません。このため、現行日銀ネットにおいて
1台の中継端末に端末装置を1台のみ接続している場合には、当該中継端末の開局前または閉局後にセットアップ作業を実施してください。
また、1台の中継端末に複数の端末装置を接続している場合には、最低1台の端末装置と中継端末の接続を維持し、中継端末を開局中の状
態とすれば、日銀ネットの利用を終了した端末装置のセットアップ作業を実施することができます。
――
複数の端末装置のセットアップ作業を行う場合には、セットアップ作業の誤りにより同時に複数の端末装置を利用できなくなる
リスクを避ける観点から、支障のない範囲で、セットアップ作業を端末装置毎に複数日に分けて実施してください。
・上記により新日銀ネットのセットアップ作業終了後に帳票印刷を実施すると、ブラウザの機能により、帳票の右上に印刷を行った単位の
「現在のページ番号/総ページ番号数」が現行日銀ネットでも出力されるようになります。
(類型3)
(2)①新日銀ネットのみで利用する端末装置として初めてセットアップする場合
イ.Windows7端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の手順および同手順で引用されるウイルス対策CDVer5.0 に格納されている手順を実施
してください。
「V4.0_Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「1 目次等.xls」、
「2 設定編-1.xls」、「3 設定編-2.doc」および「4 設定編-3.xls」
(所要時間 約 5 時間~6 時間 )
。
ロ.WindowsVista 端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の手順および同手順で引用されるウイルス対策CDVer5.0 に格納されている手順を実施
してください。
「V4.0_WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「1 目次等.xls」、
「2 設定編-1.xls」、
「3 設定編-2.doc」および「4 設定編-3.xls」
(所要時間 約 5 時間~6 時間 )
。
4
(類型4)
(2)②現行日銀ネットおよび新日銀ネットで利用する端末装置として初めてセットアップする場合
イ.Windows7端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の①~③の手順および同手順で引用されるウイルス対策CDVer5.0 に格納されている手
順を実施してください。
①「V3.0_ Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「1 目次等.xls」、
「2 設定編-1.xls」、
「3 設定編-2.doc」および「4 設定編-3.xls」
(所
要時間 約 5 時間~6 時間 )
。
②「V3.0_ Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「8 運用編-4.xls」-「Q.新日銀ネットを利用する場合」
(所要時間 約 20 分 )
。
③「V4.0_ Windows7用」-「端末設定マニュアル」-「4 設定編-3.xls」-「14.統合インストーラの設定【一括インストール】
」
(所要
時間 約 10 分 )
。
ロ.WindowsVista 端末の場合
○ セットアップCDVer4.0 内に格納されている次の①~③の手順および同手順で引用されるウイルス対策CDVer5.0 に格納されている手
順を実施してください。
①「V3.0_WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「1 目次等.xls」
、
「2 設定編-1.xls」、
「3 設定編-2.doc」および「4 設定編-3.xls」
(所要時間 約 5 時間~6 時間 )
。
②「V3.0_WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「8 運用編-4.xls」-「Q.新日銀ネットを利用する場合」
(所要時間 約 60 分 )。
③「V4.0_ WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「4 設定編-3.xls」-「14.統合インストーラの設定【一括インストール】
」
(所
要時間 約 10 分
)
。
5
4.セットアップが正常に行われたことを確認する疎通確認作業
端末装置と日本銀行のメインセンターおよびバックアップセンターそれぞれとの疎通確認を実施します。本疎通確認は、営業日の8時から
18時の時間帯に、次の手順に沿って実施してください。
上記3.によりセットアップが終了した端末装置において、端末認証装置を装填したうえで、
「bojnet」ユーザで Windows にログインし、
デスクトップ上の新日銀ネット用の「メインセンタ」
さい。確認後、同様に「バックアップセンタ」
のアイコンをダブルクリックして、下記画面1が出力されることを確認してくだ
のアイコンをダブルクリックして下記画面2または画面4が出力されることを確認して
ください。
―― 画面2・4ともに「日本銀行金融ネットワーク接続不能」と出ますが、問題ありません。
① <新日銀ネット(メインセンタ)アイコンをダブルクリックした後の画面イメージ>
画面1
6
② <新日銀ネット(バックアップセンタ)アイコンをダブルクリックした後の画面イメージ>
イ. WindowsVista 端末の場合
画面2
<注意!!>
ツールバー/アドレスバーの表示がある、および「インターネット」表示があ
る場合は、信頼済みサイトの設定に誤りがあると考えられます。端末設定マニ
ュアルの当該箇所(「V3.0_WindowsVista 用」-「端末設定マニュアル」-「8
運用編-4.xls」-「Q.新日銀ネットを利用する場合」-「Q_4 信頼済みサ
イトの設定」)を見直してください。
画面3
7
ロ. Windows7端末の場合
画面4
<注意!!>
URLが表示された場合は、信頼済みサイトの設定に誤りがあると考えられ
ます。端末設定マニュアルの当該箇所(
「V3.0_Windows7用」-「端末設定マ
ニュアル」-「8 運用編-4.xls」-「Q.新日銀ネットを利用する場合」-「Q
_3 信頼済みサイトの設定」)を見直してください。
画面5
上記画面1、および画面2または画面4が表示されたことにより端末装置のセットアップが正常に行われたことが確認できます。
以
8
上