平成27年3月期第3四半期決算について

平成27年3月期第3四半期決算について
平成27年2月6日(金)
本資料のうち、業績見通し等は、現時点で入手可能な情報による判断・予測に基づいて作成されています。これらの数値は、
業界を取り巻く状況の変化等の影響により、実際の業績と異なる結果となる可能性があることにご留意ください。
※本資料で用いる業績数値について
当社は㈱栄光の単独株式移転により平成23年10月3日に設立されました。本資料では当社グループの連続した業績の推移・傾向をお伝えするために、
平成23年3月期第3四半期(22/12)と平成24年3月期第3四半期(23/12)は㈱栄光の連結業績を表示しております。
また、第1四半期に会計方針の変更を行ったことに伴い、平成26年3月期第3四半期(25/12)と平成26年3月期(26/3)の連結業績については、遡及適
用後の数値を表示しております。
1
サマリー情報(第3四半期連結業績 5ヶ年推移)
(百万円)
22/12
23/12
24/12
25/12
26/12
増減
増減率
(25⇒26)
(25⇒26)
高
27,201
30,175
30,853
30,182
30,474
291
1.0%
営 業 利 益
2,804
3,151
3,052
3,225
2,849
△376
△11.7%
経 常 利 益
2,578
2,971
2,982
3,332
2,909
△422
△12.7%
四半期純利益
1,083
1,428
1,645
1,667
1,563
△104
△6.2%
売
上
【売上高・営業利益の推移】
32,000
売上高
(百万円)
営業利益
【平成27年3月期第3四半期のトピックス】
4,000
① 学習塾部門の期中平均生徒数が前年同期比
3.7%減となったものの、語学教育部門の生徒数
30,000
28,000
26,000
2,000
(
営業利益)
(
売上高)
3,000
が堅調に推移、幼児教育に定評のある㈱アイ・
シー・イー綜合教育研究所等の事業承継等、顧
客層の拡大及び当社グループの持続的成長に
向けた施策にも注力
24,000
1,000
② 前年同期と比較して特別損失が減少したことに
より、四半期純利益は1,500百万円超を確保
22,000
20,000
0
22/12
23/12
24/12
25/12
26/12
2
セグメント情報(第3四半期連結業績 5ヶ年推移)
【教育事業】
(百万円)
22/12
23/12
24/12
25/12
26/12
増減率(25­26)
売上高(外部)
22,685
25,208
25,507
25,060
25,288
0.9%
セグメント利益
3,951
4,293
4,278
4,394
3,897
△11.3%
①学習塾部門では期中平均生徒数が前年同期比3.7%減。ただし、顧客サービスの充実へ向けての施策等に注力した結果、
前年同期実績との生徒数の乖離は期首より改善傾向で推移
②語学教育部門では期中平均生徒数が前年同期比3.9%増と順調に伸長し、留学関連ビジネスも好調
③㈱エー・アンド・アイが平成26年6月1日付で㈱アイ・シー・イー綜合教育研究所等の幼児教育等の事業を吸収分割により承継
【教育ソリューション事業】
(百万円)
22/12
23/12
24/12
25/12
26/12
増減率(25­26)
売上高(外部)
3,560
4,029
4,379
4,154
4,108
△1.1%
セグメント利益
330
256
89
217
247
13.8%
教育コンテンツ部門において、消費税増税前の駆け込み需要の反動があったものの、学習サポート関連の部門が好調だったことから
売上高は概ね前年並みに推移。一方でコスト削減等により増益を達成
【その他の事業】
(百万円)
22/12
23/12
24/12
25/12
26/12
増減率(25­26)
売上高(外部)
955
936
967
967
1,078
11.4%
セグメント利益
51
77
71
40
71
76.8%
印刷部門において、コスト削減に努めつつビジネスサポートにも取り組むなど新サービスの創出に注力し、増収増益を達成
3
教育事業の生徒数の状況
100,000
(名)
㈱栄光(学習塾「栄光ゼミ
ナール」が主力)、㈱シェー
80,000
ンコーポレーション(語学教
室「シェーン英会話」が主
60,000
力)、㈱エー・アンド・アイ
(低年齢層対象のサービス
40,000
を展開)を合計した生徒数
は約90,000名。
20,000
新たな教育サービスの開
発・普及により、中期的に
0
23/12
㈱栄光
24/12
25/12
㈱シェーンコーポレーション
26/12
は100,000名も視野に
㈱エー・アンド・アイ
㈱エー・アンド・アイが㈱アイ・シー・イー綜合教育研究所等の事業を承継(平成26年6月)
1. アイ・シー・イー幼児教室
幼稚園受験・小学校受験指導で豊富な実績を有する幼児教室。
受験対策のほかモンテッソーリ・メソッドを用いた知育プログラムにも定評
2. アイ・シー・イー私立専門塾
私立小学校・中学校・高校のカリキュラム・教科書・定期試験に完全対応した学習塾。
小学生コース、中高生コース、私立小編入コースを設定
従前より展開している学童保育等とともに低年齢層対象のサービスを拡充・強化
「自分でできる子」「自分で伸びる子」を育む
アイ・シー・イー幼児教室
4
平成27年3月期連結業績の見通し
(百万円)
25/3
売
27/3(予想)
増減(26⇒27)
増減率(26⇒27)
高
42,000
42,141
43,000
859
2.0%
益
4,080
4,348
4,380
32
0.7%
( 営 業 利 益 率 )
9.7%
10.3%
10.2%
—
—
益
3,974
4,450
4,420
△30
△0.7%
当 期 純 利 益
1,534
1,984
2,020
36
1.8%
年間配当金(円)
24
25
26
—
—
営
経
上
26/3
業
常
利
利
【平成27年3月期期末に向けて】
1.実施中の主要施策
(1)教育事業
①学習塾部門では、地域特性に合わせたサービス向上への取組み、広告宣伝をはじめとする販促活動、タブレット学習の
一層の普及、教師の積極採用・育成等に注力し、教務および営業の両面を強化・推進
②語学教育部門では、語学スクールの拡充のほか法人営業・留学斡旋サービスも推進し、通期での増収増益の達成を目指す
③顧客層の拡大・当社グループの持続成長に向けて、低年齢層向けサービスの拡充等の施策にも注力
(2)教育ソリューション事業
①教育コンテンツ部門・語学教材部門では、次年度の採択に向けた商戦に注力
②募集広告部門、人材派遣・紹介部門、学習サポート関連部門等では、次年度受注に向けた営業活動を推進
グループの成長戦略「4つのボーダーレス」に沿って公教育への進出(教員研修・補講等の支援・受託)も加速
2.配当の計画
期末配当は期首の計画どおり1株当たり13円とし、中間配当13円と合わせて、前期より1円増額の年間26円を予定
5
栄光グループの成長戦略「4つのボーダーレス」
【垂直展開】
幼児からシニアまで、生涯にわたる
教育サービスを提供
(=顧客層のボーダーレス)
低年齢層向けサービスを
提供する㈱エー・アンド・ア
イの連結組入れ(平成25
年)と強化
科学実験教室
「栄光サイエンスラボ」
の開始(平成20年)
【水平展開】
学習塾の境界を超えて、広く多様な
学びのニーズに応える
(=事業領域のボーダーレス)
㈱増進会出版社との資本業務提携
(平成21年)以降の通信教育併用
サービスの推進
㈱アイ・シー・イー綜合教育研究所等
の幼稚園・小学校受験指導サービス
等を承継(平成26年)
ベトナムでの学習塾の
開始(平成24年)
既存事業
(学習塾を中心とする
教育サービス群)
の一層の充実
㈱シェーンコーポレーションの
M&A(平成22年)
東京都葛飾区から「中学授業力向上
プロジェクト」を受託(平成24年)
東京都新宿区から「中学生に対する
学習支援業務」を受託(平成25年)
【グローバル展開】
海外において当社グループの
既存・新規の教育サービスを提供
(=事業エリアのボーダーレス)
EIKOH SEMINAR
AUSTRALIA PTY. LTD.
の連結組入れ(平成25
年)と強化
グループ各社横断的な
公教育支援ビジネスの
推進体制の立上げ
(平成26年)
【公教育展開】
民間教育のノウハウの提供により
公教育を支援
(=官民のボーダーレス)
既 存 事 業 の 充 実 に 注 力 し つ つ 、 教 育 に 特 化 し て
4つのボーダーレス(=新市場の開拓・創造)を目指す
6