戦略16章n

2014Hiroki Kawai
戦略の経済学
3 組織は戦略に従う
Chandler(1962)
19C 後期:技術/インフラ→大企業→U 型(専門化)
20C 初期:海外進出→多角化→M 型
事例 16.4 病院合併の取りやめ
事例 16.5 サムスンの事業統合
16 戦略と組織構造 Strategy and Structure
ペプシの組織再編:集権化→部分分権化
もう一つの戦略+技術選択/差別化/多角化
Agency 問題←情報/調整/incentive
Structure Follows Strategy 組織は戦略に従う
1 組織構造 structure の概要
1.1 規模に伴う組織変化(個人/チーム/階層)
Agency 費用(無⇔大)、観察可能性(易⇔難)
調整(無⇔大) 図 16.1
事例 16.1 船員の分業 1700-1750
3.1 戦略/組織と多国籍企業 Multinational Firm
U 型→M 型→Matrix/Network 型
事例 16.6 米英製薬会社の合併と組織構造
3.2 組織構造→意思決定 Hammond(1990)
情報の偏向、選択肢/評価基準、ルール
1.2 大企業の組織構造:複数階層
(1)部門化
4 つの次元:職能, input/output、地域、時間
選択の要件:規模/範囲の経済,取引費用(関
係特殊資産),agency 費用
例:機織り工場の部門化 図 16.2
(2)部門間調整/管理(権限の配分)
2 つの調整方法:自己完結型、横断型
権限の配分:集権化(人事)、分権化(日常業
務)
3.3 Routines/Heuristics としての組織
行動学習→組織 Routines→意思決定
1.3 組織構造の 4 形態
(1)職能別組織(U-form) 業務機能の専門化
/分業 部門 利点と欠点
(2)事業部制組織(M-form) 製品/地域/顧客
部門 利点と欠点
(3)Matrix 組織 地域×職能 利点と欠点
組織構造選択モデル:条件(活動の補完/代替
+ノウハウ移転相関) 結論 検証
事例 16.2 ABB の組織構造
(4)Network 組織 柔軟な相互関係 事例
2 Contingency 理論
3 要素(相互依存性/情報/balance)→組織構造
2.1 技術変化による業務間相互依存の変化
IT 化→調整費用低下→クラウド分社化
2.2 情報の流れの変化
情報処理量/複雑さ/スピード→ペプシ Matrix
組織
事例 16.3 AT&T の組織構造
2.3 分化と統合のバランス
分化しすぎる場合がある
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