平成26年 12月 16日 NO. 2014-65_新規 新規受託項目のお知らせ 謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別なご高配を賜り厚くお礼申し上げます。 このたび、下記の検査項目を新たに受託開始いたします。 今後とも引き続きお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。 敬 白 記 ■実施日 実施日 平成27年 1月 5日(月) ご依頼分より ■新規受託項目 項目 コード 検査項目 曜日・時間指定 TCF3/PBX1 t(1;19)転座 ― 検査法 基準値 ※1 FISH 設定 なし 検体量 骨髄液 1.0㎖ 容器 保存 所要 日数 実施料 判断料 H 冷蔵 7~11 血液 5.0㎖ 2730 + 397 125 (血液) ※2 G 骨髄液 1.0㎖ 曜日・時間指定 MYC 8q24転座 ― ※1 FISH 設定 なし リンパ節 5×5×5 mm 血液 5.0㎖ H 冷蔵 7~11 2730 + 397 125 (血液) ※2 G ※1 祝日を除いた月曜日~金曜日の採取当日15:00までに搬入されるようご提出ください。 ※2 染色体検査の所定点数には、フィルム代、現像代、引伸印画作製代を含みます。 分染法を行った場合は、397点を加算します。 分染法加算については、その種類、方法にかかわらず、1回の算定となります。 代表電話 フリーダイヤル ( 082 )247-7191 0120-14-7191 http://www.labo.city.hiroshima.med.or.jp ●TCF3/PBX1 t( t(1;19)転座 19)転座 急性リンパ性白血病は約2/3が小児に発生し、t(1;19)転座は小児の急性リンパ性白血病 の5~6%に認められます。t(1;19)転座はTCF3(E2A)遺伝子とPBX1遺伝子が転座により 融合遺伝子を形成し腫瘍化に至ると考えられており、WHO分類第4版において特定の遺伝子 異常を有する急性リンパ性白血病として独立した病型分類されております。 ▼疾患との関連 ●急性リンパ性白血病 ▼関連する主な検査項 ●血液疾患染色体G-banding ●MYC 8q24転座 8q24(MYC)転座はBurkittリンパ腫、急性リンパ性白血病、多発性骨髄腫などに認められ る染色体異常でMYC遺伝子が免疫グロブリン(IG)遺伝子と相互転座することにより脱制御さ れ腫瘍化に至ると考えられています。IG遺伝子との転座はIGH/MYC t(8;14)(q24;q32)が 75~90%で、残りはIGK/MYC t(2;8)(p12;q24)、IGL/MYC t(8;22)(q24;q11.2)です。 ▼疾患との関連 ●悪性リンパ腫 ▼疾患との関連 ●血液疾患染色体G-banding ●IgH/c-myc t(8;14)転座
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