益田市UIターン者応援事業補助金交付要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は、益田市への定住を促進し、もって人口拡大を図ることを目 的として、市内において住宅を建築若しくは購入し、実家等を改修し、又は賃 貸住宅若しくは実家等へ入居するUIターン者に対して、予算の範囲内におい て交付する益田市UIターン者応援事業 補助金(以下「補助金」という。)に 関し、益田市補助金等交付規則(平成9年益田市規則第9号 )に定めるものの ほか、必要な事項を定めるものとする。 (定義) 第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定める ところによる。 (1) 定住 永住又は5年以上にわたって居住する意思を持って住民登録をし、 かつ、市内に生活の本拠を置くこと。 (2) UIターン者 市外に転出し5年以上を経過した後に、定住する意思を持 って市内に転入した者又は市外出身者であって、定住する意思を持って市内 に転入した者 (3) 実家等 第4号に規定する転入日前から本人 、配偶者若しくは3親等以内 の親族(以下「親族」という。)が所有し、配偶者若しくは親族が現に居住 し、又は本人、配偶者若しくは親族が過去に居住していた住宅、及び同日前 から本人、配偶者又は親族が賃借し、配偶者又は親族が現に居住する住宅 (4) 転入日 転入者が住民基本台帳法 (昭和42年法律第81号 )の規定によ り市に住民登録された年月日 (5) 民間賃貸住宅 市営住宅その他公的賃貸住宅を除く賃貸住宅であって、当 該定住のために賃貸借契約した住宅 (6) 改修 住宅の維持又は機能向上のために行う修繕、模様替え又は設備改善 (補助対象者) 第3条 補助金の対象となる者(以下「補助対象者」という。)は、転入日が平 成26年3月1日から平成2 8年12月31日までの間であって、次の各号の いずれかに該当する UIターン者とする。ただし、住宅の取得、賃貸借契約の 締結又は実家等の改修(以下「取得等」という。)を行う場合にあっては、 平 成26年3月1日から平成28年12月31日までの間に当該取得等を行うも のに限るものとする。 (1) 自ら居住し、及び登記簿上の所有者となる新築(建売住宅を含む。以下同 じ。)又は中古の住宅(住居部分の面積が2分の1以上の併用住宅を含む。 以下同じ。)を取得(新築住宅の取得にあっては所有権保存登記の、中古住 宅の取得にあっては所有権移転登記のそれぞれ登記原因年月日を取得等の日 とする。)した者(以下「住宅取得者」という。) 。ただし、住宅を新築し た場合にあっては、市内に事務所等を有する法人又は個人事業者によ り施工 されたものに限るものとする。 (2) 自らを賃借人とする賃貸借契約を締結し、 民間賃貸住宅に入居(民間賃貸 住宅への入居にあっては当該契約において入居日とされた日を取得等の日と する。)した者(以下「民間賃貸住宅入居者」という。) (3) 自らの資金で実家等を改修し、当該実家等に入居(実家等の改修にあって は実家等の改修工事が完了し引渡しを受けた日を取得等の日とする。)した者 (以下「実家等改修入居者」という。) 。ただし、市内に事務所等を有する 法人又は個人事業者により施工されたものであって、当該改修に要する経費 が50万円以上であるものに限るものとする。 (4) 実家等に入居した前号以外の者。ただし、 この要綱による補助金の交付を 受けている者の配偶者又は過去に受けたことのある者の配偶者を除く。 (以下 「その他の実家等入居者」という。) 2 前項のほか、次の各号のいずれかに該当するUIターン者については、補助 対象者としないものとする。 (1) 児童生徒、学生又は生活保護を受給している者 (2) 益田市税を滞納している者又は益田市税を滞納している世帯 員のいる実家 等に入居した者 (3) この要綱による補助金の交付を受けている者又は過去に受けたことのある 者 (4) 本人又は世帯構成員が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2条第6号に規定する暴力団員である者 (5) 益田市職員定数条例(昭和28年益田市条例第11号)第1条に規定する 職員又は当該職員としての採用の決定を受けている者 (6) 転勤等により転入の日から5年以上本市に居住することが担保されない者 その他この要綱の趣旨に反するものと市長が認めるもの (補助金額等) 第4条 補助金の額は、前条第1項各号に掲げる区分ごとに別表第1に定める基 本額に、別表第2に定める中山間地定住加算率を当該基本額に乗じて得た額を 中山間地定住加算として加えた額とし、その交付方法は、別表第1に定めると おりとする。 2 前項のほか、補助対象者が次の各号に該当する ときは、初年度に限り次の各 号に定める加算を交付するものとし、当該加算の額は、別表第3に定めるとお りとする。 (1) 転入日に45歳未満の者 若者加算 (2) 18歳以下の子供を伴って転入する者(ただし、2人分までを限度とする。) 子育て加算 (交付申請) 第5条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。) は、益田 市UIターン者応援事業補助金交付申請書(様式第1号)に誓約書兼同意書(様 式第2号)及び別表第4に定める書類を添付して、市長に提出しなければなら ない。 2 前項の申請書の提出は、第3条第1項第1号から第3号までに 該当する者に あっては住宅の取得等の日の、同項第4号又は第5号までに 該当する者にあっ ては転入日の、それぞれ属する年の翌年の1月末日を期限とする。ただし、市 長が特にやむを得ないと認めるときは、この限りでない。 (交付決定) 第6条 市 長 は 、前 条 の 申 請 書 の 提 出 が あ っ た と き は 、申 請 者 に 係 る 第 3 条各号に掲げる要件を審査し、補助金の交付の適否を決定するととも に、当該決定の内容を益田市UIターン者応援事業補助金交付決定通 知書(様式第3号)又は益田市UIターン者応援事業補助金交付申請 却 下 通 知 書( 様 式 第 3 号 の 2 )に よ り 、申 請 者 に 通 知 す る も の と す る 。 (補助金の請求等) 第7条 補助金の交付決定を受けた者(以下「交付決定者」という。)は、補助 金の交付を受けようとするときは、益田市UIターン者応援事業補助金交付請 求書(様式第4号)に別表第4に定める書類を添付し、市長に提出しなければ ならない。 2 市長は、補助金の交付決定の内容に適合すると認めたときは、 前項の金額を 確定し、益田市UIターン者応援事業補助金確定通知書(様式第 5号)により 交付決定者に通知するとともに、補助金を交付するものとする。 (第2年度及び第3年度の申請) 第8条 第2年度、第3年度の補助金の 申請は第5条から第7条の規定を準用す る。この場合において、第5条第1項中「益田市UIターン者応援事業補助金 交付申請書(様式第4号)に誓約書兼同意書(様式第2号)及び別表第4に定 める書類を添付して 、」とあるのは「益田市UIターン者応援事業補助金交付 申請書(第2年度以降用)(様式第6号)を」と、同条第2項中「第3条第1 項第1号から第3号までに規定する者にあっては住宅の取得等の日の、同項第 4号又は第5号までに規定する者にあっては転入日の、それぞれ属する 年の翌 年の1月末日」とあるのは「7月末日」と、第7条第1項中「益田市UIター ン者応援事業補助金交付請求書(様式第4号)に別表第4に定める書類を添付 し、」とあるのは「益田市UIターン者応援事業補助金交付請求書(様式第4 号)を」と読み替えるものとする。 2 交付決定者の死亡又は離婚を事由とする場合に限り、前項の申請に係る申請 者の配偶者又は世帯構成員への変更を認めるものとする。 (交付決定の取消し等) 第9条 市長は、交付決定者が次の各号のいずれかに該当するときは、補助金の 交付決定を取り消す とともに、既に交付している補助金があるときは、 補助金 返還命令書(様式第 7号)により当該補助金の全部又は一部について 返還を命 ずることができる。 (1) 交付決定の事後において、第3条第2項各号(第3号を除く。)のいずれ かに該当することとなったとき。 (2) 交付決定の事後において、虚偽の申請その他不正行為があったことが明ら かとなったとき。 (3) 益田市に転入後5年未満で転出したとき。 (交付決定者の義務) 第10条 交付決定者は、地域の自治会活動等に積極的に参加する ことにより、 地域の活性化に貢献し、地域住民との円満な関係を構築する よう努めなければ ならない。 (委任) 第11条 附 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。 則 (施行期日) 1 この告示は、平成26年5月2日から施行する。 (住宅の新築に係る施工業者の特例) 2 平成26年3月1日からこの告示の施行の日前までに住宅を新築し たUIターン者については、第3条第1項第1号ただし書の規定は、 適用しない。 (実家等の改修に係る施工業者の特例) 3 平成26年3月1日からこの告示の施行の日前までに実家等を改修 したUIターン者については、第3条第1項第3号ただし書の規定に かかわらず、市外に事務所等を有する業者により改修を施工したもの についても、補助金の交付の対象とする。 (有効期限) 4 この告示は、平成29年3月31日限り、その効力を失う。ただし、同日ま でに交付の決定がなされた補助金については、同日後もなおその効力を有する。 附 則 この告示は、平成26年5月21日から施行する。 附 則 (施行期日) 1 この告示は、平成26年9月11日から施行する。 (経過措置) 2 この告示の施行の日前に行われた益田市UIターン者応援事業補助金の交付 申請については、この告示による改正後の益田市UIターン者応援事業補助金 交付要綱の規定により行われたものとみなす。 別表第1(第4条関係) 定住区分 基本額 中山間地定住加 交付方法 算 新築費用若しくは 中古住宅購入費用 (1) 住宅取 得者 (共有住宅にあっ 次の各号により分割交 ては、その額に補 付する。ただし、年度ご 助対象者の持分割 合を乗じて得た額 とに生じた千円未満の 端数は初年度に交付す (千円未満切り捨 る。 て)。ただし、補助 (1) 対象者の配偶者の 初年度 交付金 額の3/6 持分は補助対象者 (2) の持分とみなす。) の10%(千円未 金額の2/6 (3) 第 3 年 度 交 付 満切り捨て)と5 第2年度 交付 金額の1/6 0万円を比較して 低い額 基本額に別表第 2に定める中山 次の各号により分割交 付する。ただし、年度ご 家賃の3か月分 とに生じた千円未満の 間地定住加算率 (千円未満切り捨 端数は初年度に交付す を 乗 じ た 額 (千 円 (2) 民 間 賃 て ) と 1 0 万 円 を る。 未満切り捨て) 貸住宅入 比較して低い額 (1) 初 年 度 交 付 金 居者 (その額が5万円 額の1/3 未満の場合は、5 (2) 第2年度 交付 万円) 金額の1/3 (3) 第 3 年 度 交 付 金額の1/3 次の各号により分割交 付する。ただし、年度ご とに生じた千円未満の 実家等の改修に要 (3) 実 家 等 す る 経 費 の 1 0 % 改 修 入 居 (千円未満切り捨 者 て)と20万円を 比較して低い額 端数は初年度に交付す る。 (1) 初年度 交付金 額の3/6 (2) 第2年度 交付 金額の2/6 (3) 第3年度 金額の1/6 交付 (4) その他 次により交付する。 初年度 全額 の 実 家 等 5万円 入居者 別表第2(第4条関係) 地区名 高齢化率 (平 成 2 6 年 2 月 末 現 在 ) 安田 28.1% 吉田 28.6% 益田 29.1% 高津 31.1% 豊川 32.3% 益田市平均 32.9% 中西 34.9% 東仙道 36.3% 西益田 36.9% 鎌手 39.5% 種 40.0% 小野 41.2% 北仙道 43.4% 都茂 44.5% 美濃 45.6% 二条 45.9% 二川 47.9% 道川 48.4% 真砂 49.4% 匹見上 51.4% 匹見下 64.9% グループ A 中山間地定住加算率 0.0 (加算なし) B 0.5 C 1.0 D 1.5 E 2.0 別表第3(第4条関係) 定住区分 (1) 住宅取 得者 若者加算 補助対象者が45歳未満の世 帯5万円 補助対象者が45歳未満の世 (2) 民間賃 貸住宅入 居者 子育て加算 帯の家賃の1か月分(千円未 満切り捨て)と5万円を比較 して低い額(その額が2万5 千円未満の場合は、2万5千 円) 18歳以下の子供1人 に つ き 2 万 5 千 円 (2 人 分までを限度とする。) (3) 実 家 等 改修入居 者 (4) 補助対象者が45歳未満の世 その他 帯2万5千円 の実家等 入居者 別表第4(第5条関係) 添付書類 交 付 申 請 時 (1) 住 宅 取得者 (2) 民 間 (3) 実 家 (4) そ の 賃貸住宅 等改修入 他の実家 入居者 居者 等入居者 転入後の世 帯構成員全 交付申請 時に添付 ての住民票 の写し(発 ○ ○ ○ ○ 行後1か月 以内のも 住宅取得に 関する契約 書(ただし ○ は新築工事 請負契約 書)の写し 賃貸借契約 書の写し ○ 実家等の所 有者又は賃 ○ 借人が確認 ○ できる書類 改修工事見 ○ 積書 改修工事設 ○ 計図 改修前の現 場写真 住宅の位置 図 市税の滞納 のない証明 できない と き 、交 付 請求時に 添付可 の) 新築の場合 備考 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 書 誓約書兼同 意書 交 付 請 求 時 補助金交付 決定通知書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ の写し 取得した住 宅の登記事 項が確認で ○ きる書類 住宅取得時 又は完成時 ○ の写真 改修工事に 係る領収書 ○ 又は請求書 の写し 改修工事に 係る完了引 ○ 渡しを証す る書類 改修後の現 ○ 場写真 その他市長 が必要と認 める書類 ○ ○ ○ ○
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