ワークショップ 1「大腸 cT1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応拡大

ワークショップ 1「大腸 cT1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応拡大をめぐって」
司会
杉原健一(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科腫瘍外科学)
田中信治(広島大学病院内視鏡診療科)
症例の集積に伴い 1,000μm 以深の大腸 pT1b癌の中でもリンパ節転移リスクの
極めて低い症例の絞り込みが可能になりつつある。大腸 cT1(SM)癌に対する内視鏡
治療適応拡大のためには,大腸 pT1b癌の転移リスクの層別化,完全一括摘除可能
な大腸 T1b癌の術前診断, ESD/EMR の精度管理など解決しなくてはならない課題
が多く存在する。これらに関して、術前診断・治療手技・病理診断などの解決すべ
き課題について議論したい。