質問カード使い方の例 2014 - Heart muscle Training Gym 株式会社

楽しい質問カード 使い方の例
NLP心理学、コーチングでは「質問の質は人生の質」といいます。
質問は思考の方向性を決めます。
よい思考ができれば、よい解決策や行動が生まれます。
とはいえ、自問自答ではいつもの自分の思考パターンの枠からなかなか抜けられず、堂々巡りを
してしまいますし、感情にフォーカスするカウンセリング的傾聴だけでは、子どもたちの思い込みや
凝り固まった視点を変えて 行動化につなぐのには時間がかかりすぎます。
子どもたち自身が自分と向き合い、自ら気づいていくためにはより良い質問をすることが有効です。
教師が聞きたいことを聞くのではなく、教育という視点を持った教育的アプローチをする、ということ
です。そこで、教師の主観が入りにくい、そして子どもたちが思わず本音を言ってしまう質問カードが
全国の保健室や学校で大きな成果を上げています。
このカードは、悩んでいる子どもたち、目標に向かって何をしたらいいのか迷っている子どもたち、
壁にぶつかってしまっている子どもたち、さらに自分を成長させたいと思っている子どもたちの内面
にある想いを楽しく引き出します。
悩みがあるといって教師のもとを訪れる子どもたちにはもちろん、教育相談週間などで、教師との
面談、子ども同士がお互いにコーチングしあうためのグッズとしてご活用下さい。
≪カードを使う支援者の在り方≫
①相手に答えをゆだねましょう。子どもたちは、思った以上に自らの力で考えることができます。
②支援者自身が自分自身を信頼すること、相手を心から尊重し信頼すること。答えを引き出してやろ
う、結果を出してやろう、助けてやろう、導いてやろうという想いは、人間の心の生態系に影響を及ぼ
し、相手が心を閉じてしまう原因となります。
③相手の問題と向き合うのではなく、相手の本来の輝きと向き合うつもりでカードを使いましょう。
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≪基本的な使い方≫
※相談者が相談内容を話しても話さなくても使えます。(話したくないけど、何とか糸口を見つけたいという
子に対しても主体的に考える視点を与えます)
◆支援者は、質問カードを裏返しに手に持って、相談者の前に出します。
◆支援者は、「相手に必要な質問が出る」と信じ、相談者自身にも「自分に必要な質問が出
てくる」と念じてもらってから、1枚引いてもらってください。
◆クライアントは自分が引いたカードを支援者に見せ、その質問に答えます。子どもたちが
話したくない場合は、それも良しとします。(それでも、ちゃんと考えています。信じて!)
◆コーチは
クライアントの答えに対して
一切のジャッジやコメントなしで
笑顔で「な
るほど」などのコメントを返しましょう。
◆引いたカードを再度戻してもらい、支援者は目の前でカードを切り、再度相談者にひいて
もらいます。
≪応用的な使い方≫
◆流れは、基本的な使い方とほぼ同じですが、「相手(自分)に必要な質問が出る」という部
分を、「希望を持てるようなヒントをくれる質問が出る」「元気を出すためのヒントをくれ
る質問が出る」「夢をかなえるためのヒントをくれる質問が出る」などと、設定を変えると、
その設定にこたえるように質問が出ます。
※以上のよう流れで クライアントには 5枚のカードを引いてもらって、1 回 1 回答え、その都度、カ
ードは戻してもらいます。カードを切って引かせても、同じカードが何回も出る場合があります。とて
も不思議ですが、意味があることです。
現在、多くの学校で活用されており、
「いつもは話さない子どもが、自分から話し出した!」(多数)
「ランダムに引いたカードの質問がどうしてつながっているの?不思議!と子どもたちがびっくり」
「自分なりに答えを出して、やってみる!と保健室から出ていくことができました。」
「相談内容を話さなくてもできるので、子どもたちは安心みたいです」
などの声をいただいています。
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こんな使い方も!!
保健室や相談室、家庭ではリビングなどに 専用ボックスなどを作り、自由に子供たちがカードを引け
るようにします。子どもたちには、占いのような感覚でカードを引きながら、出てきた質問に答えることで
自然にセルフコーチングをします。
以下の写真は、全国の養護教諭さんが作られた 保健室常設の質問カードボックス。様々な名前が
付けられていて、子どもたちは率先して引いていくそうです。
中学生は特に興味津々で引いていくという報告があります。また、保健室登校の生徒が毎日引くのが
日課になり、自分なりに考え始めたという報告をいくつもいただいております。
≪モニター購入された方からご報告いただいたその他の活用法≫
◆「コーチングを学んだけれど、なかなかうまく質問ができない。日常で練習できるグッズがほしい」とい
う話を耳にします。支援する大人の方々に 「質問」に慣れていただくという視点でも活用していただけます。
グループで購入して勉強会などでの活用できます。
◆お子さんのバースディプレゼントに。思春期でなかなか親のアドバイスを聞き入れない子どもたち。自
分で自分と向き合うグッズとして活用されるのはいかがでしょう?
◆医療スタッフの方が患者さんとのコミュニケーション用として
◆毎朝 1 枚あるいは毎晩 1 枚を引いて、質問とその答えをノートに書いて記録する。
◆毎朝の職員朝礼で、スタッフ同士で引き合う。
◆部下の面接やメンタルな相談に活用する。
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ハートマッスルトレーニングジム 教材販売部
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