GC-MSによる電解液の分析 大気非暴露雰囲気で電池からの電解液抽出と, 有機化合物の定性・定量分析が可能。 メルコセミコンダクタエンジニアリング(株) お問い合わせ先: TEL(092)805−3834 URL: http://www.msec-melco.co.jp ■前処理方法 Ar雰囲気中で電池から電解液(原液)の抽出,溶媒希釈後,GC-MS分析を実施した。 ■未試験電解液のトータルイオンクロマトグラム 2 任意強度 1 4 ( 有機分析) GC-M S 6 5 ■カラム液相由来 3 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 7 ■ 時間(mm:ss) ■質量解析結果 主溶媒 2.エチルメチルカーボネート 4.ジエチルカーボネート 5.エチレンカーボネート 反応生成物 1.オキシフッ化リン 添加剤 3.ビニレンカーボネート 6.シクロヘキシルベンゼン 7.ビフェニル ・主溶媒としてエチルメチルカーボネート(EMC),ジエチルカーボネート(DEC) 及びエチレンカーボネート(EC)が検出された。 ・その他,添加剤と思われるビニレンカーボネート,シクロヘキシルベンゼン,ビフェニル 及び反応生成物と思われるオキシフッ化リンが検出された。 ・簡易定量の結果,主溶媒の組成比はEC:DEC:EMC=2:1:2であった。 GC-MSを用いて主溶媒,添加剤,反応生成物の定性・定量が可能です。
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