サンタクララ大学 MSE-GI 留学生募集要綱沖縄県では、「沖縄２１世紀ビジョン基本計画」（平成 24 年５月）に基づき、起業や企業内起業をリードできる人材、ベンチャー企業の成長をリードできる人材を育成し、沖縄の魅力を生かした新たなビジネスの創出・展開を促進するため、サンタクララ大学 MSE-GI に派遣する留学生を下記により募集します。記１趣旨沖縄県では、沖縄の持続的な経済発展に向け、海外へのビジネス展開を含む新市場・新分野への進出に取り組む人材、起業家精神を持った人材など多様な産業人材の育成を戦略的に推進することとしています。そのための取り組みの一つとして、サンタクララ大学 MSE-GI に留学生を派遣し、起業や企業内起業、ベンチャー企業の経営に必要な実践的知識及び経験を有する人材を育成します。２事業の概要この留学派遣は、県が実施している「万国津梁産業人材育成事業」の一環として実施し、サンタクララ大学 MSE-GI に参加するために必要な授業料（入学費、教科書代、手数料等を含む）、現地滞在費及び往復の旅費については県が補助します。また、企業に属する方を派遣する場合で、企業が代替要員を新規に雇用する場合、当該代替雇用にかかる人件費の一部を補助します。なお、本プログラムは 12 ヶ月で修士号を取得するものであり、この期間中に修士号を取得できなかった場合でも、県からの補助は 12 ヶ月分で終了します。３募集人数若干名。サンタクララ大学には３名程度を派遣する予定です。４求める人材像本プログラムを修了した方には、沖縄で起業、企業内起業をリードする人材、ベンチャー企業の成長をリードする人材として活躍することを期待しています。５サンタクララ大学 MSE-GI の概要サンタクララ大学 MSE-GI （ Master’s of Science in Entrepreneurship-Global Innovation Emphasis）は、留学生を対象とした 12 ヶ月間の修士課程です。サンタクララ大学の MBA プログラムと同じ教授陣によって指導され、また、ビジネススクールとしても同じように認定1を受けています。プログラムを修了すると、サンタクララ大学の修士号を取得できます。また、本プログラムではスタンフォード大学の講義も受講するため、スタンフォード大学からも修了証が発行されます。ただし、スタンフォード大学の修了証は学位ではありません。プログラムの参加者が留学により得るものは以下のとおりです。サンタクララ大学の修士号（A Master of Science in Entrepreneurship degree）スタンフォード大学 US-ASIA 技術経営センターが発行する修了証シリコンバレーの企業におけるインターンシップ（無給）起業家精神と起業を取り巻くエコシステムに関する研究の機会サンタクララ大学の教授陣やシリコンバレーの企業経営層との人脈課外活動英語の訓練（任意）６選考における審査の観点派遣する留学生の選考にあたっては、将来的に、沖縄で起業、企業内起業をリードする人材、ベンチャー企業の成長をリードする人材として活躍する意欲を有しているかという観点を基本方針として行います。また、プログラムに十分に参加できるだけの英語の運用能力の有無も審査します。７補助の内容県が交付する補助金の内容は以下のとおりです。この留学に関して、他の奨学金、補助金等を受給している場合は補助金を支給できないことがあります。（１）授業料（入学費、教科書代、手数料等を含む） 7 万 5 千ドル（補助率 10/10）（２）滞在費 95,000 円／月（今後変更することがあります）（３）往復の旅費（航空賃等）（５）海外旅行傷害保険料実費（補助率 10/10）（４）代替要員の新規雇用に係る人件費 78,000 円／月滞在費及び代替要員の新規雇用に係る人件費は、留学の開始月及び終了月以外の期間は月額支給とします。往復の旅費については、合理的な旅程で移動したと認められる範囲で実費を支給します。詳細は、サンタクララ大学留学派遣補助金実施要領で示しますので、よくお読みください（９の（１）で示す万国津梁産業人材育成事業ホームページに掲載します）。 AACSB による認定。AACSB（The Association to Advance Collegiate Schools of Business）は、マネジメント教育を評価する組織。世界 30 か国以上・500 以上の教育機関をメンバーとし、世界各国の MBA 教育機関を各国政府とは別に、評価・認証する。 1 ８応募の要件応募しようとする方は、以下の全ての要件を満たしている必要があります。（１）個人の場合（ア）大学卒以上の学歴を有し沖縄県内で勤務していること又は沖縄県内の大学の学部の４年次（卒業見込み）若しくは大学院課程に属していること（イ）本留学の成果の活用について、具体的な計画と意欲を有していること（ウ）プログラムに十分参加できる英語の運用能力を有していること（一般的には、大学院留学の目安として TOEFL iBT で 79～80 点以上必要といわれていますが、これを超えていたとしても採用されるとは限りません。）（エ）サンタクララ大学への願書提出期限（平成 27 年３月 15 日）までに、必要な書類（GMAT 又は GRE のスコアを含む）を揃えられること（オ）留学に必要な査証を確実に取得し得ること（カ）県が交付する補助金の経理処理（交付申請書の提出、領収書の保管、実績報告書の提出等）を適切に行えること（キ）県の求めに応じて、適宜、状況報告ができること（ク）万国津梁産業人材ネットワークに加入できること（ケ）住民税を滞納していないこと（コ）暴力団等の反社会的勢力の構成員又は反社会的勢力と密接な関係を有する者でないこと（２）企業がその従業員等を派遣しようとする場合（ア）派遣しようとする従業員等が１に掲げる要件を全て満たしていること（イ）事業税等を滞納していないこと（ウ）プログラム修了後の人材活用について計画を有していること（エ）沖縄県内に本社又は主たる事務所を有していること（オ）暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力と密接な関係を有する企業でないこと９応募書類の作成及び提出応募する方は、下記（１）で示した万国津梁産業人材育成事業ウェブサイトから、（２）に掲げる応募者作成書類及び（３）に掲げる添付書類を揃えて、沖縄県産業振興公社に提出してください。様式の定めがあるものは、万国津梁産業人材育成事業ウェブサイトに様式を掲載しますので、ダウンロードして作成してください。提出部数は、１部です。ただし、企業概要として提出するパンフレットは、２部提出してください。（１）万国津梁産業人材育成事業ウェブサイト URL http://www.bird-challenge.com/ （２）応募者作成書類 ① サンタクララ大学 MSE-GI 留学応募申請書（様式１）（３）添付書類 ① 卒業証明書又は大学の在籍証明書 ② 納税証明 ③ 住民票抄本 ④ 反社会的勢力等に該当しない旨の誓約書（様式２） ⑤ 直近の決算書（以下、企業による申請の場合のみ提出） ⑥ 企業概要（業務の内容が分かるパンフレット等） ⑦ 登記簿謄本 ⑧ 推薦状（４）提出期限及び提出方法平成 26 年 11 月 30 日までに持参又は郵送。ただし、土日祝祭日は持参による提出に対応できないため、郵送すること。郵送の場合、簡易書留で提出すること。当日消印有効。提出する書類は全て A4 サイズに統一し、日本語で表記してください。 10 11 応募書類の提出から留学までの流れ沖縄県産業振興公社への提出期限平成 26 年 11 月 30 日書面審査（一次審査）平成 26 年 12 月～平成 27 年１月上旬書面審査結果の通知平成 27 年１月上旬面接審査（二次審査）平成 27 年１月中旬～１月下旬県としての採否結果の通知平成 27 年１月下旬サンタクララ大学への願書提出平成 27 年３月 15 日サンタクララ大学からの採否通知平成 27 年４月下旬授業料の払い込み平成 27 年４月 30 日留学開始平成 27 年６月留学計画等の変更採用決定後に、病気等のやむを得ない事情により、留学に影響を及ぼすことが明らかになった場合は、速やかに沖縄県又は沖縄県産業振興公社に報告する必要があります。 12 採用取消し又は補助の打ち切り等沖縄県知事は、以下のような場合に採用を取消、既に支給している補助金の全額又は一部について返還を求めることがあります。（１）応募書類に示した資格が虚偽であることが判明した場合（２）サンタクララ大学で懲戒処分を受けるなど、留学の中止が適当であると認められた場合（３）学業不振、素行不良等が極めて顕著で、補助の対象者としてふさわしくないと県知事が判断した場合 13 個人情報の取り扱いについて万国津梁産業人材育成事業の広報のため、パンフレットやウェブサイトなどにおいて留学生や留学状況を公表することがあります。これらを除いて、応募や採用等に必要なものとして提出された個人情報を公表することはありません。提出された個人情報は、沖縄県及び公益財団法人沖縄県産業振興公社において保有され、留学の補助及び万国津梁産業人材育成事業に関する情報提供のために使います。これらの目的の適正な範囲において、サンタクララ大学、在外公館及び業務委託先に提供することがあります。 14 留意事項（１）この募集は、平成 27 年度の沖縄県予算成立を前提に行うものです。（２）最新の情報は、万国津梁産業人材育成事業ウェブサイトに掲載します。 URL 15 http://www.bird-challenge.com/ 問い合わせ先沖縄県産業振興公社産業振興課電話 098-859-6239 又は沖縄県商工労働部産業政策課電話 098-866-2330（担当：町田）