NutriVant Plus ニュートリバント プラス シリーズ 増収と品質向上のメカニズム 葉の活性向上 Nutrivant = Nutrient mix+ Fertivant (ニュートリバント) (配合肥料) (ファーティバント) 『ニュートリバント・プラス』は、最小の投資で増収・品質向上を達成するために開発された、 作物別専用配合と、画期的な葉面浸透技術による高性能葉面散布肥料です。 ただし、葉面からの施肥は、根からの吸収に完全に置き換えることは出来ません。 この技術は、発根を促し、葉面から養分を供給しながら植物の活性を上げて根から の養分吸収効率を向上させる技術です。土壌への施肥は確実に行ってください。そ の上でニュートリバント ニュートリバント・ ニュートリバント・プラスを使用することで、最大の結果を得ることができます。 プラス ニュートリバント・プラス誕生ヒストリー この数十年の間、葉面散布は主に園芸作物における補完的施肥方法として定着し ました。 しかし実際に葉面から吸収される養分はごく微量で効率が良いとはいえず、十分な 効果を得るためには、短期間に何回も葉面散布する必要がありました。また、展着剤 を混用しても、表皮のワックス成分を溶かし細胞にダメージを与えるという問題があり ました。この問題はイスラエルのベン・グリオン大学で長年にわたって研究され、これ を解決するために考案・開発されたのが、ニュートリバント・プラスです。 ニュートリバント・ ニュートリバント・プラスの葉面散布により、葉面から従来の常識を超える多量の養 プラス 分供給が行われることで、発根の促進に加えて光合成と呼吸のサイクルが刺激され、 増収と品質向上に結びついていきます。 葉面散布による 成分の吸収経路 光合成速度向上 非散布 散布 ガ ス 交 換 量 増 加 養 分 吸 い 上 げ 促 進 収量・品質向上 蒸散量増加 ニュートリバント・ ニュートリバント・プラスは、作物にダメージを与えずに3週間以上にわたって葉面か プラス ら養分が浸透し、最終的に従来の従来の技術とは比較にならないほど多量の養分を 供給する、新しいメカ二ズムを実現した画期的な葉面散布肥料です。 画期的な浸透技術「ファーティバント」 この技術は2001年に初めて学会発表され、柑橘・ブドウなど果樹類で実績をあげ た後、少ない散布回数で多量の養分を供給できるという性質から穀物などにも応用さ れ、主たる農業国の様々な作物において増収実績を上げました。そして現在、作物別 に専用設計されたシリーズ製品が開発され、増収と品質向上を達成する基幹技術とし て世界的に使用面積を拡大させています。 品 名・規 格 従来の葉面散布(上)が葉にダメージを与えて 浸透するのに対し、ニュートリバント(下)は葉の 細胞組織の間に分け入りながら浸透します。 作 物 0-46-30+2MgO+0.2B+FV プラス・ライス 稲 25kg・5kg 大豆他豆類 6-16-36+1.5MgO+0.06B+0.104Fe +0.6Mn+0.084Zn+0.042Cu+0.007Mo+FV 500g-1kg/10a ①3-6葉期 ②着果期(葉色により尿素1%混用) 馬鈴薯・甘藷他イモ類 0-43-28+2MgO+0.5B+0.2Mn+0.2Zn+FV 1-1.5kg/10a ①萌芽~着蕾期 25kg 一般的な展着剤を使用しても 吸収率は僅かに向上するの みですが、ニュートリバント ニュートリバント・ ニュートリバント ・ プラスにおけるリン酸の吸収 プラス は長期にわたって持続し、最 終的に吸収量は2倍以上に 達します。 また肥料成分は葉の表面に固定され、毎日少 量づつ浸透し続けます。この機能により、肥効 が通常の葉面散布では3-4日なのに対して、 ニュートリバントでは最大3週間以上持続します。 一般的な展着剤+リン酸 リン酸 単体 (写真)肥料結晶間のファーティバント プラス・ポテト プラス・ポテト 25kg プラス・ プラス・ シュガービート 0-36-24+2MgO+2B+1Mn+FV 500g-1kg/10a ①6-8葉期 ②①の45日後 (③生育により②の30日後) ③②の45日後 25kg ニュートリバント・ ニュートリバント・ プラスは、作物別に養分吸 プラス 収特性を研究し、起きやすい微量要素の欠乏 症、窒素の量と形態、リン酸とカリウムの要求 量などを考慮して最適に設計されています。 また、配合成分量が高くコストパフォーマンス に優れ、比較的高い濃度(50-200倍)で低頻度 散布することで多量施肥が可能なことから、省 力化も実現します。 ニュートリバント・プラスの散布で成功するには ●各肥料成分 各肥料成分が 各肥料成分が最大要求量となるステージに 最大要求量となるステージに「 となるステージに「早めに」 めに」散布してください 散布してください 主に次のステージで特定の 養分が欠乏しやすくなります。 目視可 目視不可 目視可 多 0-20-33+1.0MgO+1.500B+0.533Mn +0.056Zn+0.002Mo+FV 500g-1kg/10a ①播種30日後 大麦 0-23-42+0.1B+0.5Zn+FV 500g-1kg/10a ①3-4葉期 3-4 ②5-6葉期 5-6 サトウキビ 10-10-30 +1MgO+0.5B+0.3Fe+0.9Mn+0.01Zn +0.08Cu+0.005Mo+FV 2 kg(2%,100L)/10a 定植時期により散布時期調整 定植後①3ヶ月目 ②5ヶ月目 ③7ヶ月目 トマト・ピーマン・ナス 6-18-37+2MgO+0.02B+0.08Fe +0.04Mn+0.02Zn+0.005Cu+0.005Mo+FV 1kg/10a 第一花房着果後14-21日毎 スイカ・キュウリ・ メロン・南瓜 他ウリ類 6-16-31+2MgO+0.5B+0.4Fe+0.7Mn +0.1Zn+0.01Cu+0.005Mo+FV 1kg/10a 定植2週間後より14-21日毎 ブドウ 0-40-25+2MgO+2B+FV 1kg/10a ①花序発生-開花期 ②着果期より14日毎 最大4回 果樹類・イチゴ 12-5-27+8CaO+0.1B+0.1Mn+0.13Fe +0.14Zn+FV 1kg/10a ①開花初期 (汎用 開花前処方) 果樹類 11-36-24+0.08Fe+0.04Mn+0.02Zn +0.005Cu+0.005Mo+FV 1-2kg/10a 目的:発根・樹勢回復・開花促進など (汎用 着果後処方) 果樹類・花卉・一般作物 8-16-39+0.08Fe+0.04Mn+0.02Zn +0.005Cu+0.005Mo+FV 1-2kg/10a 目的:品質向上(果実サイズ・食味・歩留まり) 露地野菜 (キャベツ・タマ ネギ・ニンジン等) 20-20-20+0.08Fe+0.04Mn+0.02Zn +0.005Cu+0.005Mo+FV 500g-1kg/10a 4-6葉期より14-21日毎 菜種・ひまわり他油脂作物 ②開花期 25kg プラス・ プラス・ モルトバーレイ 25kg プラス・ プラス・ シュガーケーン 25kg 収 量 隠れた欠乏症 プラス・トマト プラス・トマト ●散布液 散布液の 散布液のpHは pHは重要です 重要です( です(5-6) 硬水などpHの高い条件では、肥料が溶けにくいだけではなく 効果も低下します。そのような場合にはペックアシッドを使用 してpHを5-6に調整してください。 少 根からの養分供給が追いつかず、 目視で確認できないまま生育を低 下させる「隠れた欠乏症」を改善す ることで、作物の能力を最大に引き 出します。 甜菜 ②開花期 作物別専用設計・省力・省コスト プラス・ オイルクロップ 1.活着・発根時 2.開花時期 3.結実時・果実肥大期 ②出穂期 500g-1kg/10a (葉色により尿素1-2%混用を推奨) ①3-4葉期 ②5-6葉期 ③出穂期 プラス・ソイビーン プラス・ソイビーン ニュートリバント(リン酸) 500g-1kg/10a ①最大分げつ期 6-23-35+1MgO+0.1B+0.05Fe +0.2Mn+0.2Zn+0.2Cu+0.0022Mo+FV 25kg 吸収率 基本的な使用量と時期(標準希釈濃度1-2%) 小麦・トウモロコシ他穀物 プラス・シリアル プラス・シリアル ニュートリバント・プラスのリン酸吸収率 多量要素の中でリン酸は最 も吸収移動しにくい成分です。 配合成分(窒素-リン酸-カリ・微量要素) 欠乏 適正 過剰 少 葉中の成分量 多 25kg・5kg プラス・ キューカビット 25kg・5kg 初期に散布することにより発 根・活着が促進され、土壌から の窒素吸収効率が向上します。 この結果初期生育が向上し、 最終的な増収に結びつきます。 プラス・グレープ プラス・グレープ 25kg 窒素 プラス・フルーツ プラス・フルーツ カリウム 25kg・5kg 溶けにくい場合、pH の確認をしてください。 リン酸 カルシウム スターター・ ニュートリバント ②着果期より14日毎 25kg・5kg ブースター・ ニュートリバント マグネシウム 鉄 25kg・5kg 果実肥大期のカリウム欠乏による 葉枯れなどの欠乏症を解消します。 このような場面で、葉面から効率的 に各養分を補うことができます。 マンガン ニュートリバント ・バランス ホウ素 25kg・5kg 亜鉛 生育の回復や、病害抵 抗性・耐霜性を高めた い場合にも有効です。 粉体pH 粉体pHダウン pHダウン剤 ダウン剤 銅 ペックアシッド pHによる肥料成分の可給性 ※ ニュートリバント プラスは肥料登録済です。 製品は水溶性粉体で、25kg・5kgポリ袋入りです。 農薬・尿素等を混用散布する場合は少量を混合散布し、沈殿・薬害テストを行って下さい。石灰硫黄合剤とは混用できません。 上記の使用法は標準的な使用例です。 諸条件により調整が必要となる場合があります。
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