三 菱シ ーケン サ テ クニカ ルニ ュース No.FA-D-0159 1/5 2014年 9月発行 表 題 適用機種 ANSI/ISA-12.12.01対応に伴う定格銘板とユニット前面表示の変更について MELSEC-Qシリーズ 三菱シーケンサMELSEC-Qシリーズに格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。 ANSI/ISA-12.12.01の認証に伴い,シーケンサの定格銘板の表示内容とユニット前面の表示を変更いたします。 あらかじめご了承いただきたく宜しくお願いいたします。 なお,一般仕様,性能仕様,機能,外形寸法は従来品から変更ございません。 1. 変更理由 ANSI/ISA-12.12.01認証のため。 2. 変更内容 (1) 定格銘板の表示内容の変更 定格銘板の表示内容を見直し,今回の規格に対応した表示へ変更いたします。 (2) ユニット前面の表示内容 RS-232端子(丸型コネクタ)を有する機種につき,端子付近に警告マーク( )を表示いたします。 3. ANSI/ISA-12.12.01認証について 当社のANSI/ISA-12.12.01認証製品は、危険場所 ClassⅠ Division 2 Group A,B,C,D (Cl.Ⅰ, Div. 2, Gp. A,B,C,D)での使用が認められています。 ・危険場所の定義について ClassⅠ: 引火性ガスや引火性液体から生成される蒸気などが、爆発性もしくは発火性の混合物を 生成するのに十分な量が大気中に存在する場所。 Division 2:引火性ガスや蒸気の引火濃度は、通常の動作条件下では存在する可能性が無い。 Group A: 引火性ガス/蒸気 (例:アセチレン) Group B: 引火性ガス/蒸気 (例:水素) Group C: 引火性ガス/蒸気 (例:エチレン) Group D: 引火性ガス/蒸気 (例:プロパン) 三菱電機株式会社 名古屋製作所 〒461-8670 名古屋市東区矢田南 5-1-14 三菱シーケンサ テクニカルニュース No.FA-D-0159 2/5 4. 対象機種 (1) 定格銘板の変更 機種名 形名 QY10 Q04UDEHCPU QY22 Q10UDEHCPU QY70 出力ユニット QY71 Q13UDEHCPU QY80 Q20UDEHCPU Q26UDEHCPU Q50UDEHCPU Q100UDEHCPU Q02PHCPU Q06PHCPU プロセスCPU Q12PHCPU Q25PHCPU Q12PRHCPU 二重化CPU Q25PRHCPU Q35B 基本ベースユニット 増設ベースユニット 形名 Q03UDECPU Q06UDEHCPU ユニバーサルモデルQCPU 機種名 Q38B QY81P 割込みユニット QI60 アナログ-ディジタル変換ユニット ディジタル-アナログ変換ユニット ロードセル入力ユニット 測温抵抗体入力ユニット 熱電対入力ユニット ループコントロールユニット Q68AD-G Q66AD-DG Q62DA-FG Q66DA-G Q61LD Q64RD-G Q68RD3-G Q64TDV-GH Q68TD-G-H02 Q62HLC Q312B チャンネル間絶縁パルス入力ユニット QD60P8-G Q65B Ethernetユニット QJ71E71-100 Q68B QJ71C24N Q612B シリアルコミュニケーションユニット QJ71C24N-R2 電源二重化用基本ベースユニット Q38RB 二重化用増設ベースユニット Q65WRB 高速データロガーユニット QD81DL96 Q61P CC-Link IEコントローラネットワーク QJ71GP21-SX Q62P ユニット 電源ユニット QJ71C24N-R4 QJ71GP21S-SX Q63P QJ71LP21-25 Q64PN 電源二重化システム用電源ユニット MELSECNET/H ユニット QJ71LP21S-25 QJ61BT11N QX10 CC-Linkユニット MODBUS®インタフェースユニット QJ71MB91 QX70 MODBUS®/TCPインタフェースユニット QJ71MT91 Q63RP Q64RP QX71 入力ユニット QJ72LP25-25 二重化CPU用トラッキングケーブル QX72 QX80 QC10TR QC30TR QC05B QX81 増設ケーブル QC06B QX82 QC30B (2) ユニット前面の表示変更 機種名 形名 Q02PHCPU プロセスCPU Q06PHCPU Q12PHCPU Q25PHCPU 機種名 二重化CPU MELSECNET/HリモートI/Oユニット 形名 Q12PRHCPU Q25PRHCPU QJ72LP25-25 三菱シーケンサ テクニカルニュース No.FA-D-0159 3/5 5. 変更箇所 対象機器の変更箇所を下記に示します。 5.1 定格銘板の表示と配置の変更 (1) 各ユニット 変更前(プロセスCPUの例) 変更後(プロセスCPUの例) 枠内を下記の表示に変更 IND. CONT. EQ. 80M1 IND. CONT. EQ. FOR HAZ. LOC. 48GN Cl. I, DIV. 2, Gp. A, B, C, D 1 0≦Ta≦55℃ 電源ユニットでは,定格銘板の 1 に温度等級(T4またはT4A)が表示されます。 (電源ユニット以外では空欄となります。) (2) 二重化CPUトラッキングケーブル,増設ケーブル 変更前(二重化CPUトラッキングケーブルの例) 変更後(二重化CPUトラッキングケーブルの例) 枠内を下記の表示に変更 IND. CONT. EQ. 80M1 IND. CONT. EQ. FOR HAZ. LOC. 48GN Cl. I, DIV. 2, Gp. A, B, C, D 0≦Ta≦55℃ 三菱シーケンサ テクニカルニュース No.FA-D-0159 4/5 5.2 ユニット前面の表示変更 (1) プロセスCPU,二重化CPU 変更前(プロセスCPUの例) 変更後(プロセスCPUの例) (2) MELSECNET/HリモートI/Oユニット 変更前 変更後 6. 切替時期 2014年9月以降より機種ごとに順次対応していきます。 流通段階で変更前後の製品が混在する可能性があることを,ご了承のほどお願いいたします。 三菱シーケンサ テクニカルニュース No.FA-D-0159 5/5
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