実施計画 7 性に基づく暴力の根絶 基本目標 整理No. 7-01 実施計画 女性に対する暴力防止に関する啓発 事業内容 市広報やホームページなどを活用し、広く市民への意識啓発を行います。 担当課 人権男女共同参画課(男女平等推進センター「アスカーラ」) ・DV防止キャンペーン事業 11月期間中 アスカーラギャラ リーにおいてDV防止キャンペーンのパネル展示。 実施 内容 25年度 実 績 ・平成25年度「女性に対する暴力をなくす運動」街頭啓発 キャンペーン(県の事業に活動団体と共に参加) ・男女平等推進センター情報誌「すてっぷ」に記事掲載 ・パープルリボンツリーをまどかぴあ館内に設置 ・貸会議室の前にパネル展示をしているので、以前よりは記 担当課 事を読む人が増えたが、内閣府等の資料を基に作成している 課 題 ので、硬くなりすぎないよう工夫が必要。 26年度 取り組み 審議会意見 ・今年度も継続して実施する。 ・ホームページでの啓発を工夫する。 ・市広報や回覧板等での啓発を行い、全市民に届く工夫をしていく必要 がある。 ・11月の「女性に対する暴力をなくす運動」期間については、市広報に 掲載しており、また、まどかぴあ情報誌「アテナ」、センター情報誌 担当課回答 「すてっぷ」、ホームページ等で掲載しているが、今後も広く市民に周 知できるよう様々な工夫をしながら広報をしていく。 37 実施計画 7 性に基づく暴力の根絶 基本目標 整理No. 7-02 実施計画 女性に対する暴力防止に関する研修会の実施 事業内容 DVやセクハラに関する正しい理解と認識を得られるよう、出前講座、研修会等 を開催します。 担当課 人権男女共同参画課(男女平等推進センター「アスカーラ」) ・あなたとわたしのための元気塾(第2回) 開催日:7月6日 参加者:36名 石本宗子氏 「相談の現場から 支援者としてできること」 実施 内容 25年度 実 績 26年度 取り組み 審議会意見 担当課回答 ・市民グループ活動支援事業 開催日8月6日、8月8日 参加者:延べ24名 長谷川伸子氏「DV・デートDV防止そして被害者支援について 学ぼう!!」 ・1回限りではなく、何回も繰り返しDVやセクハラについての 担当課 講座を受講してもらうことが重要だが、この件に関しての講 課 題 座を担当できる講師が少なく人選に苦労している。他市 (県)の男女共同参画センターと情報共有・活用等したい。 ・今年度も継続して実施する。 ・あなたとわたしのための元気塾においてDV加害者についての講座も行 う。 ・市民向けの講座や研修会等の開催に対し、もっと力を入れる必要があ る。 ・今年度もDV防止の講座を実施したが、引き続き力を入れて事業を開催 する。 38 重点計画 基本目標 7 性に基づく暴力の根絶 整理No. 7-03 実施計画 デートDVに関する研修の実施 事業内容 中高生等の若年層に向けたデートDV(交際相手からの暴力)に関する研修を実 施します。 担当課 人権男女共同参画課(人権女性政策課)、教育指導室 実施 内容 25年度 実 績 【教育指導室】 ・警察等の外部機関から講師を招聘し、全中学校で様々な社会問題 を考える学習会を実施した。(暴力団排除教室の一環として) 担当課 課題 26年度 取り組み 【人権女性政策課】 ・DV防止週間にて、広報紙に「デートDV」についての自己 チェックシートを掲載し、啓発を行った。 ・I女性会議大野城支部によるDV・デートDVをテーマとした講 座(全2回)の実施を、男女平等推進センターの市民グループ活動 支援事業により支援した。 開催日:8月6日(火)、8月8日(木) 会場:まどかぴあ301会議室 ①テーマ「DV・デートDV防止 そして被害者支援について学ぼ う!」 ②テーマ「DV被害者に対する相談について、被害者への支援と防 止について」 講師:長谷川 伸子氏(仕事と暮らし研究所 代表) 若年層向けのデートDVに関する研修が実施できていない。 【人権女性政策課】 ・若年層向けのデートDVに関する研修が実施できていないため、 実施方法について検討していく。 【教育指導室】 ・中学生向けの資料や具体的教材・授業方法などの事例が少ない。 また、外部機関から講師を招聘する場合は専門家との日程調整が課 題である。 【人権男女共同参画課】 ・若年層に向けたデートDVに関する啓発については、研修実施のほか、啓発 冊子の配布など、あらゆる啓発方法を検討していく。 【教育指導室】 ・本年度も昨年度に引き続き、外部機関と連携し専門家による講義等を通じ て、生徒に向けたDV等を含めた教育を実施していく。 ・中高生に向けたデートDVの講座を実施していく必要がある。また、テキス 審議会意見 トが発行されているので、それを活用し実践につなげてはどうか。 担当課回答 ・市内中高生を対象としたデートDV講座について、次年度以降の実施に向け て検討を行っているところである。具体的な実施時期やテキスト等も含めた内 容については各校の学習指導計画もあるため、各校と協議しながら進めていき たい。 39 実施計画 7 性に基づく暴力の根絶 基本目標 整理No. 7-04 実施計画 関係機関、民間団体の相談窓口の周知 事業内容 PRカードの設置やパンフレットの配布により配偶者暴力相談支援センターなど の相談窓口の周知を図ります。 担当課 人権男女共同参画課(人権女性政策課) 実施 内容 25年度 実 績 ・福岡県弁護士会発行の「DVに悩んでいませんか?」 ・法務省人権擁護局・全国人権擁護委員連合会発行の「女性 の人権ホットライン」 ・福岡県発行の「NO!DV」 上記、パンフレットおよびカードを本課窓口に設置した。 ・PRカードの設置場所の検討。 担当課 課題 26年度 取り組み ・今後も、関係機関、民間団体等の相談窓口を積極的に周知する。 ・担当課課題を踏まえ、事業を推進していくこと。 審議会意見 ・審議会意見のとおり、事業を推進する。 担当課回答 40 実施計画 7 性に基づく暴力の根絶 基本目標 整理No. 実施計画 外国人に対する相談窓口の周知 事業内容 外国語訳のパンフレットなどを設置し、相談窓口を周知します。 担当課 7-05 人権男女共同参画課(人権女性政策課) 実施 内容 25年度 実 績 ・NPO法人アジア女性センターが開設している外国語対応 相談窓口のパンフレットを人権女性政策課窓口、公共施設の 女性トイレに設置。 ・外国語パンフレットの設置場所の検討。 担当課 課題 26年度 取り組み 審議会意見 担当課回答 ・今後も継続して、パンフレットを設置し周知する。 ・外国人の住民登録時や新生児訪問、母子検診時に、パンフレットを手 渡すなど、より効果的な方法を検討していく必要がある。 ・外国人の住民登録の際、パンフレットを手に取ってもらえるよう、住 民登録の窓口に設置する。 41 重点計画 基本目標 7 性に基づく暴力の根絶 整理No. 7-06 実施計画 DV被害者の保護 事業内容 加害者の探索が及ばないよう、DV被害者を保護するための情報管理を徹底しま す。 担当課 人権男女共同参画課(人権女性政策課)、市民窓口サービス課 【人権女性政策課】 ・DV被害状況の聞き取りを行い、「住民基本台帳事務にお ける支援措置の申出」に証明を行った。 人権女性政策課証明件数 20件 実施 内容 25年度 実 績 ・住民票等の発行制限に関係する各課で、システム関係課会 議を開催し、連携した情報保護対策の実施に向けた体制づく りを進めた。 【市民窓口サービス課】 ・DV・ストーカー被害者の支援のため住民票及び戸籍の附 票の交付等を制限した。 ○DV・ストーカー被害者支援措置件数 104件 (うちH25年度申請件数 46件) ○市独自支援 13件 (うちH25年度申請件数 1件) 【人権女性政策課】 ・庁内各課が把握している被害者情報を関係課で共有しなが 担当課 ら、漏れのない支援措置を実施する必要がある。 課 題 【市民窓口サービス課】 ・他課との連携を進めていくことが必要である。 26年度 取り組み 【人権男女共同参画課】 ・今後も引き続き、人権男女共同参画課でDV被害者の聞き取り・証明 を行い、システム関連課間でDV被害者の情報共有に努め、被害者の情 報を管理する。 【市民窓口サービス課】 ・引き続き、住民基本台帳事務におけるDV・ストーカー被害者支援措 置を行う。 ・担当課課題を踏まえ、事業を推進していくこと。 審議会意見 ・審議会意見のとおり、事業を推進する。 担当課回答 42 重点計画 基本目標 7 性に基づく暴力の根絶 整理No. 7-07 実施計画 DV被害者への支援 事業内容 生活や就労支援のために、各種手続きやサービスなどの情報提供を行います。 担当課 人権男女共同参画課(人権女性政策課) ・庁内各課の手続き及び最寄公的施設(警察等)で実施して いるDV被害者に対する支援や手続きをとりまとめたパンフ レット「ひとりで悩んでいませんか?∼DVから身を守るた めに∼」を作成した。 実施 内容 25年度 実 績 ・パンフレットの内容について、関係課連絡会議等において 担当課 毎年確認を行い、随時更新を行う。 課題 26年度 取り組み ・各課における窓口対応の際に「ひとりで悩んでいませんか?∼DVか ら身を守るために∼」のパンフレットを活用する。また、これまで公的 窓口に設置していた相談先一覧カードについて、内容及び仕様の見直し を行う。 ・担当課課題を踏まえ、事業を推進していくこと。 審議会意見 ・審議会意見のとおり、事業を推進する。 担当課回答 43 重点計画 基本目標 7 性に基づく暴力の根絶 整理No. 7-08 実施計画 庁内関係部署の連携 事業内容 庁内関係部署と連携し、組織的対応によるきめ細やかな相談を行うとともに、ワ ンストップサービスに努めます。 担当課 人権男女共同参画課(人権女性政策課)、関係各課 ・DV被害者対応における庁内連携実施に向けたDV被害者 支援関係各課への業務調査、ヒアリング等を行うとともに関 係課会議を開催し、受付のワンストップ化をはじめとする庁 内での連携対応に向けた体制づくりをすすめた。 実施 内容 25年度 実 績 ・DV被害者対応における庁内連携実施要領を完成させると 担当課 ともに、関係課連絡会議やシステム対策会議などを開催し、 課 題 連携体制を実効性あるものとしていくことが必要である。 26年度 取り組み ・関係課で連携しながら、受付のワンストップ化、関係課間の情報共有 被害者情報の保護の対策などをすすめていく。 ・DVに関する内部研修を人権男女共同参画課(人権女性政策課)とこど も健康課合同で実施する。 ・担当課課題を踏まえ、事業を推進していくこと。 審議会意見 ・審議会意見のとおり、事業を推進する。 担当課回答 44 実施計画 基本目標 7 性に基づく暴力の根絶 実施計画 相談業務に従事する職員への研修の実施 事業内容 各種研修会を活用し、相談員や関係職員の資質向上に努めます。 担当課 整理No. 7-09 人権男女共同参画課(人権女性政策課) ・福岡県男女共同参画センターあすばる主催の講座に参加。 実施 内容 25年度 実 績 ・福岡県人権相談従事職員研修 平成25年9月3日∼9月4日(全4回) ・女性問題にかかわる相談員養成講座 開催日:平成25年7月10日(水)、7月22日(月) ・女性相談関係機関等ネットワーク研修会 開催日:平成25年12月19日 ・犯罪被害者等支援担当職員研修会 開催日:平成25年11月14日 ・担当課だけでなく、被害者と接する可能性のある窓口担当 担当課 職員の研修参加を進めていくことが必要。 課題 26年度 取り組み 審議会意見 ・今後も引き続き、相談業務に関わる研修に積極的に参加し、職員の相 談対応の資質向上に努める。 ・研修に参加できる人は限られているので、他の職員への伝達報告の場 を設けていく必要がある。 ・研修参加後はレポートを作成し、研修内容の伝達報告を行っている が、今後、関係職員内で報告の場を設けることなどについても検討して 担当課回答 いく。 45 実施計画 基本目標 7 性に基づく暴力の根絶 整理No. 7-10 実施計画 関係機関との連携 事業内容 筑紫地区や県内の関係機関相互の連携を強め、DV対策に取り組みます。 担当課 25年度 実 績 26年度 取り組み 人権男女共同参画課(人権女性政策課) こども健康課 【人権女性政策課、こども健康課】 ・県が開催する配偶者からの暴力防止対策筑紫地域連絡会実 実 施 務担当者会議(7月、12月)に出席し、支援における課題等に 内 容 ついて意見交換を行った。 ・他市町村複数課やその他関係機関との連携が必要なケース も多いため、対応に遺漏のないよう、情報共有及びより一層 の連携が必要。 担当課 ・連絡会だけではなく、様々な機関との連携体制の構築。 課題 【人権男女共同参画課、こども健康課】 ・今後も引き続き、連絡会に出席し、筑紫地区および県との情報共有を 図る。 ・担当課課題を踏まえ、事業を推進していくこと。 審議会意見 ・審議会意見のとおり、事業を推進する。 担当課回答 46 実施計画 7 性に基づく暴力の根絶 基本目標 整理No. 7-11 実施計画 民間団体との連携 事業内容 民間の支援団体と連携・協働してDV防止やDV被害者への支援を行います。 担当課 人権男女共同参画課(人権女性政策課) 実施 内容 25年度 実 績 26年度 取り組み ・NPO法人アジア女性センターへ委託し、DV等相談電話 「ちくし女性ホットライン」を実施した。 ・より効果的なサービスを実施していくために、筑紫地区各 担当課 市町と連携しながら、アジア女性センターとの委託内容等の 課 題 協議を進めていく必要がある。 ・今後も引き続き、「ちくし女性ホットライン」を設置し、窓口への来 庁が困難なDV等被害者の支援体制を整える。 ・担当課課題を踏まえ、事業を推進していくこと。 審議会意見 ・審議会意見のとおり、事業を推進する。 担当課回答 47
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