1 名⼯大は 世界の産業技術の発展に 中京地域の イノベーション・レバレッジとして 貢献します 2 中京地域の産業界と融合して、 技術の深化と新しい価値観で未来をリード、 中京地域を世界有数のものづくりの地として維持・革新、 さらには 将来の社会システムの構築に資する人材を輩出すべく 名⼯大は改革を行う。 名⼯大教育改革 3 名⼯大教育改革の骨子 Ⅰ 研究のみならず、 名 工 大 教 育 改 革 の 骨 子 教育においても産業界と 融合一体的な連携関係を 強化するため、 産学協働で教育運営体制を 構築する。 4 名⼯大教育改革の骨子 Ⅱ グローバル社会で通用する 理⼯系人材を育成するための カリキュラム改革。 イノベーションを重視した 学部・大学院6年一貫教育課程の設置 *。 ⼯学の基軸となる学問体系と 本学の強みを重視した学科・専攻の再編成。 *現行法令制度の中で実施します 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 名 工 大 教 育 改 革 の 骨 子 学部・大学院 6年一貫教育課程 の設置 学科・専攻 の 再編成 5 名⼯大教育改革の骨子 Ⅲ 学長のリーダーシップのもとで 名 工 大 教 育 改 革 の 骨 子 ガバナンス改革と、 教育研究実施方法に関する改革を 伴わせて行い、 全学の教育研究資源を 最適に再配分する。 6 産業界が求める「理⼯系人材像」 ❶ 革新が求められる“ものづくり” 産業構造・人材育成 日本再興戦略 産 業 界 が 求 め る 人 材 これまでに無い製品やサービス、システムを作り上げることで新しい 市場創造が期待される。 教育再生実行会議 社会を牽引するイノベーション創出のための教育・研究の環境づくり が求められている。 経団連 産業界と協働でのカリキュラム開発、産業界の求める素質・能力、 次世代を担う人材を育む一層の取り組みが期待される。 7 産業界が求める「理⼯系人材像」 ❷ 中京地域産業界からの本学に対する声・期待 産学官教育連携会議 産 業 界 が 求 め る 人 材 各分野を軸足として、徹底した科学的基礎力教育と、哲学・倫理・歴史 等の教養。 多様なものの複眼的な見方と理解、ダイバーシティの推進、そして コミュニケーション能力を通じたグローバル感覚。 イノベーションプロセスに対応できる技術の深ぼりを修得した人材、 主軸となる専門性に加え多面的な視点と新しい価値観を持つ創造的 人材、この2種類の育成が必要。 我が国の科学技術の根幹は、「材料技術」と「情報技術」が支え 、 一方で「エネルギー」と「ライフサイエンス」におけるイノベーション 創出が期待される。 8 そこで… 名工大の伝統と実績、取り巻く状況、 産業界の声などを踏まえ 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 名古屋工業大学 理工系人材育成戦略 を掲げる 9 戦略1 中京地域産業界とと もに人材を養成する 戦略2 世界 ト ップレベルの研究実績を基に 世界で挑戦できる人材を養成する 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 〜新たな人材像と技術の深化などへの対応〜 〜化学,材料,情報分野の集約化と強化〜 10 戦略1 戦略2 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 産業技術と産業人材の育成機能を強化し、 世界有数の“ものづくり産業”の中京地域産業界を 維持・革新できる人材を輩出し、 「エネルギー」「ライ フ」のイノベーション創出に貢献し、 次世代への発展をはかる! 11 戦略における取組み ■ イノベーションを重視した人材育成システム (高度⼯学教育課程・創造⼯学教育課程) ■ 学部・大学院(博士前期)6年一貫教育課程 ■ ⼯学デザイン教育の充実 ■ 基軸となる学問体系と本学の強み(化学・材料・情報分野)を 重視した学科・専攻の再編成 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 [ 取 組 み ] 12 「実践的⼯学エリート」の養成をめざした教育システム改革 現在の編成 大 学 院 [ 博 士 後 期 ] 大 学 院 [ 博 士 前 期 ] 改革案 部 生 命 ・ 応 用 化 学 専 攻 戦略2 世界トップレベルの 研究実績をもとに 世界で挑戦できる人材 を養成する 化学・材料・情報分野 の集約化と強化 戦略1 中京地域産業界 とともに 人材を養成する 新たな人材像と 技術の深化等 への対応 学 博士課程の専攻編成に対応した学科等の編成 創 造 ⼯ 学 教 育 課 程 学 部 ・ 博 士 前 期 6 年 一 貫 教 育 課 程 物 理 ⼯ 学 専 攻 電 気 ・ 機 械 ⼯ 学 専 攻 情 報 ⼯ 学 専 攻 共 同 ナ ノ メ デ ィ シ ン 科 学 専 攻 社 会 ⼯ 学 専 攻 高 度 ⼯ 学 教 育 課 程 生 命 ・ 応 用 化 学 科 物 理 ⼯ 学 科 電 気 ・ 機 械 ⼯ 学 科 情 報 ⼯ 学 科 社 会 ⼯ 学 科 大 学 院 [ 博 士 後 期 ] 教 育 シ ス テ ム 改 革 大 学 院 [ 博 士 前 期 ] 学 部 6年一貫教育課程は現行法令制度の中で実施します 13 イノベーションを重視した人材育成システム 創造⼯学教育課程と高度⼯学教育課程 学部・大学院6年一貫教育課程* 創 造 ⼯ 学 教 育 課 程 高 度 ⼯ 学 教 育 課 程 教 英 養 語 ・ コ 基 ミ ュ 礎 ニ 体 ケ ー 力 シ ョ ン 論 理 的 ・ 俯 瞰 的 思 考 / 判 断 専 門 分 野 の 基 礎 理 解 ・ 課 題 設 定 ・ 解 決 マ ネ ジ メ ン ト 教 育 シ ス テ ム 改 革 工学のデザイン 新しい価値観 イ ノ ベ ー シ ョ ン 創 出 専 門 性 実践的研究 技術の深化 B1 B2 B3 B4 学部4年 M1 M2 大学院2年 *6年一貫教育課程は現行法令制度の中で実施します 14 学科・専攻の再編成 世界トップレベルの研究実績を基礎に世界で戦える人材を養成 博士課程の専攻編成に対応した学科等の編成 生 命 ・ 応 用 化 学 博 士 後 期 大 学 院 物 理 ⼯ 学 ( 専 攻 ・ 学 科 ) ( 専 攻 ・ 学 科 ) 博 士 前 期 分 野 学 部 創 造 ⼯ 学 教 育 課 程 生 命 ・ 物 質 化 学 ソ フ ト マ テ リ ア ル 環 境 セ ラ ミ ッ ク ス 分 野 材 料 機 能 応 用 物 理 電 気 ・ 機 械 ⼯ 学 情 報 ⼯ 学 ( ( 専 攻 ・ 学 科 ) 分 野 機 電 械 気 ・ 電 子 ( 専 攻 ・ 学 科 ) 分 野 ネ ッ ト ワ ー ク 知 能 情 報 科ナ共 学ノ同 専メ 攻デ ィ シ ン 社 会 ⼯ 学 専 攻 専 攻 ・ 学 科 ) 教 育 シ ス テ ム 改 革 分 野 メ デ ィ ア 情 報 建 築 ・ デ ザ イ ン 環 境 都 市 経 営 シ ス テ ム 高 度 ⼯ 学 教 育 課 程 15 ⼯学デザイン科目群フロー 工学デザイン ツール ● 創造方法論 発想のための方法論、アイデア の分析技術、創造の論理形式な どを学び、演習を実施する。 工学デザイン 理論 ● デザイン理論 制約・デザイン・プロダク トの関係等のデザイン理論 を学び、機能デザイン分析 演習等を行う 工学デザイン 演習 ● PBL演習 課題ベース・自立的演習の 組み立てによって、実践的 力を涵養する。 工学デザイン 教 育 シ ス テ ム 改 革 実践 ● 創造工学 ワークショップ 多面的な見方、本質的なコ ミュニケーション力を育て る。 ● システム工学 モデリング、シミュレーション をはじめ、システムを設計する 汎用的工学の方法論を学ぶ。 ● 問題解決方法論 トータル・クオリティ・マネジ メントの考え方等、問題解決方 法について学ぶ。 ● イノベーション論 ● デザイン イノベーションのプロセス、 サービス理論等の価値創造 の理論、イノベーション事 例を学ぶ。 ● グローバル フィールドワーク プレゼンテーション 社会実装等、生活と技術の 接点を観察し、常に新しい 価値を意識する力を養成す る。 研究成果を国際学会等で発 表と学生相互の討論によっ て総合的創造力を涵養する。 16 戦略における取組み 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 [ 取 組 み ] ■ 創造⼯学教育推進センターの設置 17 創造⼯学教育推進センター機構図 学長 産学官教育連携会議 総合戦略本部 総合戦略室 創造⼯学教育推進センター センター長 業務 学部及び大学院博士前期課程における教育の充実に資す るため、地域産業界や海外研究機関と連携した教育の企 画・立案・実施支援、評価・改善提案等を行う。 国際連携教育推進部門 産学官連携教育推進部門 創造工学教育企画評価部門 業務 業務 業務 ・教育目的の国際連携のコーディネーション ・海外大学と協働の教材作成支援 ・産学の課題型学習の支援 ・地域連携型体験学習のコーディネーション ・産学協働の教材作成支援 ・産学官教育連携会議の意見を踏まえた企画・立案 ・評価の在り方、調査の内容、方法等の検討 ・創造⼯学教育課程の教育実施状況(学生の履 修状況、学習到達度等)の把握・分析 ・課題の抽出、改善提案 ・改善状況把握、分析等 ・外部評価の企画、立案、実施 体制 ・部門長 ・コーディネーター ・特任研究員 体制 ・部門長 ・コーディネーター ・特任研究員 創 造 工 学 教 育 推 進 セ ン タ ー の 設 置 体制 ・部門長 ・特任職員 18 戦略における取組み 理 工 系 人 材 育 成 戦 略 [ 取 組 み ] ■ 材料科学、情報科学分野での教育研究特区(フロンティア研究 院)の設置 ■ 海外大学からの研究ユニット招致 ■ グローバル化教育、産学連携教育の充実 ■ ダイバーシティ環境の充実 19 フロンティア研究院の体制図 教 育 研 究 の 充 実 20 海外大学からの 研究ユニット招致 インペリアル・カレッジ、 ロンドン大学 など ● 高度かつ実践的な研究を教育の場として組込み、 課題解決型の実践的な博士課程教育プログラム を推進する。 ● 材料科学・化学・応用物理、情報科学の研究実 教 育 研 究 の 充 実 績を基に、国際的産学官連携研究講座として機 動的な研究ユニット活動を推進する。 グローバル化教育、 産学連携教育の充実 ● 企業経験者、企業在籍者による実務型教育の充実 ● 長期研究型インターンシップ、国際インターンシップの拡充 ● 社会人学生との共学システム強化 ● 留学生の入学拡大 ダイバーシティ 環境の充実 ● 女性研究者支援 ● 理系女子学生の増加 21
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