東京国際大学

東京国際大学
とうきょうこくさいだいがく
東京国際大学
1 講座名・定員など
(1)授業科目
授業科目名
担当教員
授業形態
開講キャンパス
ファイナンス概論(A)
清水
誠
週1回
第 1 キャンパス
ファイナンシャルマーケット論(A)
清水
誠
週1回
〃
アジア・アラブ史(A)
田村 愛理
週1回
〃
現代企業論(A)
渡辺 基之
週1回
〃
企業評価論(A)
渡辺 基之
週1回
〃
経済システム論
青木 國彦
週1回
〃
財政学
池田 浩史
週1回
〃
社会保障論
上枝 朱美
週1回
〃
経済政策論
大岩雄次郎
週1回
〃
金融工学
上林 敬宗
週1回
〃
社会思想史A
川名 隆史
週1回
〃
金融関連法
本多 正樹
週1回
〃
経済関連法
本多 正樹
週1回
〃
現代中国ビジネス事情 I
菅野真一郎
週1回
〃
中国文学概論
水野 厚志
週1回
〃
英語学概論
五十嵐義行
週2回
第 2 キャンパス
比較メディア論
上原 伸元
週2回
〃
国際開発論
武石 礼司
週2回
〃
国際法
根本 和幸
週2回
〃
国際環境論
長谷 敏夫
週2回
〃
福祉教育論
松本すみ子
週2回
〃
障害者スポーツ論
三好 英次
週1回
〃
子どもの心理臨床
妙木 浩之
週1回
〃
*授業は 4 月 13 日(月)より始まります。
*授業回数は、原則として週1回=計 15 回、週2回=計 30 回となります。
*授業曜日・時限は決定次第(3月を予定)
、県(2ページ 共通事項 3 参照)及び本学ホーム
ページ http://www.tiu.ac.jp/でお知らせいたします。
1 時限
9:10~10:40
4 時限
14:50~16:20
2 時限
10:50~12:20
5 時限
16:30~18:00
3 時限
13:10~14:40
*4 月上旬にガイダンスを行います。*定員は各授業若干名です。
53
東京国際大学
(2)キャンパス案内
<第1キャンパス>
東武東上線「霞ヶ関」駅下車南口 徒歩約 5 分
JR川越線「的場」駅下車 徒歩約 13 分
<第2キャンパス>
東武東上線「霞ヶ関」駅下車南口 徒歩約 13 分
JR川越線「的場」駅下車 徒歩約 10 分
※受講の際は公共交通機関(電車)をご利用ください。自動車での通学はできません。
2.受講料等
(1)受講料 各科目 10,000 円
(2)その他 教材費は自己負担によりご用意いただきます。
54
東京国際大学
3 各授業科目の概要及び担当教員
ファイナンス概論(A)
(清水 誠教授)
ファイナンシャル
マーケット論(A)
(清水 誠教授)
アジア・アラブ史(A)
(田村 愛理教授)
現代企業論(A)
(渡辺 基之教授)
企業評価論(A)
(渡辺 基之教授)
この授業では、経済における金融の役割、つまり経済の発展と金融がいかに関わるか、につい
て平易に講義することを目的とする。前期でのこの授業では、交換取引とそれに伴う金融、すな
わち決済をテーマとする。具体的には、交換の利益、通貨の役割、決済制度の進展と銀行決済の
仕組みなどである。
ファイナンシャル・マーケット(金融市場)は現代の経済には不可欠である。この授業では、企
業と金融市場の関わりについて論じる。具体的には、企業と金融市場の関わりのイントロダクシ
ョン、現在価値ルールに基づく企業の投資プロジェクトの決定、企業の財務情報の開示、税効果
などである。
本講座では、従来のヨーロッパ中心の歴史観を批判的に検証しながら、近代に入るまでのアジ
アの通史を学びます。今まで中国、インド、西アジアと地域 ごとに分断されてきたアジア各地
の生態系と特徴を学び、
これらの地域が一つの有機体として繋がれていく歴史をイスラーム史を
中軸として捉えなおし、新しいアジア史観を構築して行きます。
第一に、現代企業の特徴を各種企業形態の歴史的・法的・経済的側面から整理していく。
第二に、今日の代表的会社形態である「株式会社」に焦点を当てて、その制度的特徴および日
本的課題やその対応を考察する。
この講義では、経営分析あるいは財務分析といわれる伝統的評価法を中心にして企業間
の差異を分析・評価する。その際、対象となる企業の実際の財務諸表を利用して、その方
法、意味解釈を実践していく。
経済システム論
(青木 國彦教授)
歴史上存在した経済システムの類別(伝統システム・命令システム・市場システム等)を概観
した上で,19 世紀システムから 20 世紀システム,21 世紀システムへの推移と,それに関わった
経済学論争を解説する。なお,理解に資すると思われるドキュメント映像の上映もおこなう。
財政学
(池田 浩史准教授)
膨大な財政赤字を放置した国の未来ははたして…。
みなさんにとって他人事ではありえない日
本財政の現状を確認し、政府というものを根本から見直す材料(経済学的な道具立て)を提供し
ます。
「標準的な財政学テキストの前半」にほぼ相当する内容になります。
社会保障論
(上枝 朱美准教授)
人生には、疾病や負傷、介護、老齢、失業といったさまざまなリスクがあります。こうしたリ
スクに社会全体として備える仕組みとして社会保障があります。授業では、社会保障について経
済学の観点から学びます。
社会保障は、人口や経済と密接な関係にあり、人々の行動にも影響を与えます。現在の日本の
社会保障制度について学び、今後の日本の社会保障のあり方について考えていきます。
経済政策論
(大岩雄次郎教授)
経済政策論は,経済学の中で最も広い範囲を取り扱っており,その国の経済及び社会的風土を
十分に考慮したうえで,経済理論を経済問題に応用しようとする応用経済学である。経済理論お
よび現実の経済の知識を前提とし,いかなる問題が実際に政策の対象となっているのかを念頭に
置き,さまざまな問題に対処する際の経済政策論の方法論および技術論についての基礎理論を体
系的に把握することが要求される分野です。
金融工学
(上林 敬宗教授)
この講義は、
「金融工学」の中心的テーマをやさしく解説することを目的としています。
金融工学はリスクマネージメントのための知識と技術を提供しており、金融の自由化・国際化
が進展しているなかで、その重要性を増しています。リスクとリターンの関係、分散投資の原理、
デリバティブ取引など金融工学の基礎について、難しい数式を使わずに解説します。
55
東京国際大学
社会思想史A
(川名 隆史教授)
本講義においては、ヨーロッパ社会の成立の過程、その重要な構成要素であるキリスト
教の歴史からひも解き、個々の思想家の著作を材料として、その思想の枠組みを解明し、
内面に迫るわけですが、そればかりでなく彼らが生きた時代の社会、東欧を始めとする周
辺の社会やその文化にも目を向け、彼らの思想が同時代の歴史とどのようにかかわってい
たかを 検討してみたいと考えます。
金融関連法
(本多 正樹教授)
この授業では、このような金融取引に関し、その前提となる金融制度・金融規制・監督の概要
をまず学ぶ。その後、金融取引の基本的な仕組みとその法的問題を考察する。借入、株式、社債、
預金などの資金調達・運用取引のほか、振込、手形・小切手などの手段を用いた支払=資金決済
も扱う。
経済関連法
(本多 正樹教授)
今日の経済活動の大部分には、何らかのかたちで企業が関わっている。学生の多くは、卒業す
れば企業に就職することになるだろう。中には、自ら会社を立ち上げる人もいるかもしれない。
また、株式に投資する=株主になることもあるだろう。
では、企業あるいは会社とは何か。会社は、誰によって、どのように運営されているのだろう
か。企業の活動に伴いどのような法律問題が生じるのだろうか。この授業では、このような会社
の基本的な仕組みと法的扱いについて学ぶ。また、株式会社が適切に運営されるための規律=コ
ーポレートガバナンスに関する議論にも言及する。
現代中国ビジネス事情Ⅰ
(菅野真一郎客員教授)
日本は少子高齢化で内需が停滞縮小し、
作今の円高から円安への為替変動等貿易や経営環境が
流動化する中で、企業は市場を求めてグローバルな事業展開を模索している。経済成長著しい中
国は重要なターゲットである。多くの日本企業は事業進出や貿易で中国と関わりがあり、中国市
場の発展と共にその関係は拡大・深化している。本学の諸君は将来就職すれば、海外部門や中国
ビジネス部門に携わる可能性は高い。本授業では、企業の中国進出を支援するアドバイザリー業
務の実際を学習して、実社会の中国ビジネスの一端を理解する。前提として、世界ランキングで
GDP 第2位、貿易額第1位、外貨準備高第1位に躍進した中国経済の概要とその発展の要因につ
いても学ぶ。また企業が求める人材の資質は、外国語能力、異文化に馴染める柔軟でタフな精神
力、実務能力、勤勉性だと思う。この観点から、企業の中国部門で活躍する本学卒業生や企業人
の講義も企画し、就職を考える参考としたい。
中国文学概論
(水野 厚志専任講師)
中国文学の起源から発展の経過を時代に沿って順次概述する。まず、序論で中国文学の特質と
文芸思想の推移を概観した上で、次に<詩><文><戯曲・小説><評論>の四分野について、
その内容と特質とを取り上げる。
英語学概論
(五十嵐義行准教授)
英語学は、英語という言語そのものを研究対象とし、その特質となぜそのような特質を持つに
至ったのかをできるだけ科学的に解明しようとする学問である。そこで本授業では、英語の言語
としてのさまざまな側面における特質および社会・文化とのかかわりを中心に考察する。具体的
には、英語学とは何か、またその研究分野やアプローチの仕方などについて概観した後、世界に
おける英語の位置づけと役割、英語の歴史、発音と音声上の特質、語の組み立て、文法構造とそ
の分析方法・理論、意味解釈の諸相、談話や文章の組み立て・情報伝達にかかわる構造、文体、
コミュニケーション、言語習得、脳・社会・文化とのかかわりなどについて基礎的事項を学ぶ。
比較メディア論
(上原 伸元准教授)
本講義は、幕末・明治の新聞黎明期から、ラジオ、テレビ放送の開始、昨今のインターネット
の興隆までを含む現代のメディア状況に至るまでの経緯を、
日本のジャーナリズム/メディア史
という時間の流れを縦軸に、その発展過程及び社会背景、さらに当時から現代に至るまでの問題
点を探っていきます。
さらに横軸として、各メディアによって異なる産業構造や抱えている課題など、現代のジャー
ナリズムやメディアをめぐる状況を様々な角度から検討していきます。これらの問題は、新聞・
出版が中心だった時代から解決が模索される継続的課題がある一方で、
放送やインターネット等
のニューメディアの登場で顕在化した問題もあり、複雑な様相を示しています。本講義ではこれ
らの問題を個々に検討するだけでなく、相関関係も含めた総合的な視点から俯瞰していきます。
56
東京国際大学
国際開発論
(武石 礼司教授)
国際法
(根本 和幸専任講師)
世界経済に多くの課題が生じており、先進国・途上国がともに経済成長率が低下してしまって
いる。企業も、賃金が安い国に工場移転を繰り返しており、途上国が経済発展のブームを謳歌で
きる期間がますます短くなる傾向がある。しかも、国ごとに見ても所得格差は増大しており、ま
た、一つの国の中における所得格差は、先進国・途上国のどちらにおいてもますます開く傾向に
ある。
国連は 2015 年を目標年としてミレニアム・デベロップメント・ゴール(MDG)という開発目標
を設定して、各国での貧困の半減を目指してきたが、次の段階の目標として持続可能な開発目標
(SDG)を設定して「幸福度」を上げる予定としている。
世界経済の動向、世界各地域の動向と途上国の発展の可能性、政府開発援助(ODA)の動向等
を、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や国際的に活躍する NGO からゲスト講師を招きながら
紹介し、検討を加えていく。
「私たちが生活している国内社会」では、日々、様々な事件・事故が発生している。これらに
対して国内法は、合法や違法、無罪や有罪という法的評価を与え、その社会秩序を回復すること
を期待されている。
他方で、
「国際社会」に目を向けてみても、アフガニスタンでの武力行使、中東での民主化デ
モに対する武器使用、イランや北朝鮮の核開発、中国を取り巻く東シナ海や南シナ海での境界画
定問題、竹島や北方領土問題、捕鯨問題など、様々な紛争が起こっている。
しかし、これらの問題に対して、なぜ直ちに合法・違法の決着がつかないのであろうか。
この講義では、その解決の基礎となる「ルール(=国際法)
」を学び、国際社会の具体的紛争
に触れながら、国際社会の現状と課題をみんなで考察していく。
国際環境論
(長谷 敏夫教授)
地球的規模の環境問題を解説する。国際社会の関心事という観点から環境問題を論じ、
現世代が何をなすべきかを考える。1970年代から国際社会は環境問題を取り上げ、対
策に頭を痛めるようになった。国際的に問題になっている諸現象を取り上げる。酸性雨、
海洋汚染、森林破壊、砂漠化、生物多様性の喪失、気候変動、有毒化学物質、放射能の拡
散など地球は住みにくくなってきている。
国、国際機構、企業、非政府団体がいかなる対応をしているのかも考察する。
人類が地球に住む意味を考える機会を提供したい。
福祉教育論
(松本 すみ子教授)
福祉教育とは、地域に存在する様々な福祉課題を学習素材として、他者と「共に生きる力」を
育む教育です。地域福祉の推進にあたって、住民が福祉課題を発見する力・その解決に向けて計
画する力・実際に解決に向けて行動する力・リフレクション(ふりかえる)力を形成する福祉教
育は重要な役割を果たしています。授業では、福祉教育の概念を理解するとともに、その意義に
ついて学んでいきます。また、具体的な福祉教育プログラムを立案できるようにしていきます。
障害者スポーツ論
(三好 英次准教授)
近年のパラリンピックの発展に伴い、障がい者のスポーツ活動は徐々に普及し、認識されるよ
うになりつつある。しかしいまだ健常者のスポーツとの壁、隔たりはあらゆる面で存在する。本
講義では、障がい者スポーツの実態を学ぶことはもちろんであるが、そこに関わる問題をスポー
ツの特性と社会的な視点を絡めて考察していく。さらに、複数の障がい者に特有なスポーツ種目
の実習を行う。これらの学びと実践から、スポーツを通じたノーマライゼーションの意義につい
て理解を深めることを目標とする。
子どもの心理臨床
(妙木 浩之教授)
本講義は、子供にかかわる基本的な臨床的問題を毎回ひとつずつ考えていくものである。それ
ぞれの参加者の子供時代について考えられるような講義となっている。
57
東京国際大学
4 受講の申込み
(1)申込期限 平成 27 年 3 月 27 日(金)
(消印有効)
(2)申込先
〒350-1198
埼玉県川越市的場 2509
東京国際大学 第 2 キャンパス 教務 2 課 担当:宇藤
TEL 049-277-5858
FAX 049-232-7477
E-mail [email protected]
(3)申込方法
はがき、FAX、E-mail のいずれかにより、以下の事項を漏れのないよう記入の上、お申し込みくだ
さい。
①郵便番号、住所
②氏名、フリガナ
③生年月日、年齢(平成 27 年 4 月 1 日現在)
④性別
⑤電話番号
⑥メールアドレス(お持ちの方)
⑦受講希望科目、担当教員名
* 受講希望科目は「希望順」にご記入ください。
* 受講科目数に制限はございませんが、申込み人数によっては抽選で受講者を決定する場合があり
ます。
(4)その他
受講許可科目、ガイダンス実施日時等は、3 月下旬にお知らせいたします。
申し込み後に、都合により受講できなくなった場合は、早めにご連絡ください。受講前に申し出い
ただいた場合は、受講料はいただきません。
58