静岡大学人文社会科学部主催 アジア学シンポジウム シンポジウム 感染症パンデミックと パンデミックと パンデミックと東アジア ハルピンでのペスト防遏(1911年)(劉編『壱玖壱壱』p.330) 報告①:キムヨンス氏 キムヨンス氏(延世大学校医科大学) 「植民地朝鮮の感染症への対応 植民地朝鮮の感染症への対応 -ペストとコレラの流行とその防疫対策を中心に -ペストとコレラの流行とその防疫対策を中心に―」 コメント:芹澤良子氏(国立国会図書館) 報告②:大前比呂思氏 大前比呂思氏(WHO寄生虫症対策委員、熱帯病 〔NTD〕対策委員、国立感染症研究所、順天堂大学医学部 対策委員、国立感染症研究所、順天堂大学医学部) 「地球規模での感染症対策と東アジア -20世紀後半におきた大きな変化と東アジアの特徴-」( 世紀後半におきた大きな変化と東アジアの特徴-」(仮) コメント:市川智生氏(長崎大学熱帯医学研究所) コメント:市川 司 会:戸部 健(静岡大学) 国境を越えて広がる感染症への対応は、今なお人類にとって喫緊の課題となってい 国境を越えて広がる感染症への対応は、今なお人類にとって喫緊の課題と ます。西アフリカを中心に感染を広げているエボラ出血熱はいまだ収束 。西アフリカを中心に感染を広げているエボラ出血熱はいまだ収束されておらず、 我が国においてもデング熱が デング熱が70年ぶりに国内感染するなど、撲滅されたはずの感染 症に対する危惧が高まってい 高まっています。そのため、そうした感染症への対処や関連する研 究の進展が急がれます。 他方、過去において感染症 感染症対策は社会に対して負の側面も含めた多様な影響を与 えてきました。近年、歴史学研究の成果によってそれらが次々と明らかにされていま てきました。近年、歴史学研究の成果によってそれらが次々と明らかにされていま す。現在、そして未来の感染症をより良く す。現在、そして未来の感染症をより良く制御していくためにも、これまでの感染症対 策の再検証を医学者と歴史学者とで行っていく必要があるでしょう。 以上のような観点のもと、本シンポジウムでは、感染症疫学と歴史学の専門家に、 本シンポジウムでは、感染症疫学と歴史学の専門家に、 感染症対策のあり方について議論していただきます。そのうちキムヨンス氏には、歴 史学の立場から植民地期朝鮮における公衆衛生の全体的な流れや制度の変化につ いて、ペスト・コレラ対策を中心にお話いただきます。一方、大前比呂思氏には、感染 症疫学の観点から1960年代以降の地球規模での感染症対策、その大きな変化と日 年代以降の地球規模での感染症対策、その大きな変化と日 本や東南アジアにおける特徴について、主にマラリアや他の寄生虫症を中心にお話 いただきます。専門外の方にもご理解いただけるようにお話いただく予定ですので、 みなさまどうぞお気軽に参加下さい。 日時:2015年2月21 21日(土)16:00~19:00 会場:静岡大学人文社会科学部 人文社会科学部B棟402教室 http://www.shizuoka.ac.jp/access/map_shizuoka.html 入 場:無 料 問合せ先:戸部 健(静岡大学人文社会科学部) (静岡大学人文社会科学部) [email protected]
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