12月号 - 宮城県立拓桃支援学校

No315
拓桃支援学校 学校だより
拓桃HP http://takuto.myswan.ne.jp/
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平成26年12月22日
H26年度第9号
発行:拓桃支援学校
022-398-2316
「直向きに頑張る=全力投球」
校長 田野崎 健
2014年が終わろうとしています。4月に拓桃支援学校へ着任してから今日まで,子どもたちか
らたくさんの元気をもらって仕事をしてくることができましたが,これまでを振り返って印象的なこ
とは,半年から長くて3年ほど家族から離れて入院生活を過ごす子どもたちが,いつも直向きに頑張
る姿を見せてくれることです。治療への不安,家族と離れた寂しさ,集団生活の煩わしさなどたくさ
んのストレスがあるのに,後ろを振り返りながらも後戻りせずに前に進もうと勉強に行事に取り組ん
でいるのです。こんな直向きな姿を見せてくれるのはなぜなのかを考えてみたとき,そこには看護師,
そして育務や教師の支えがあり,彼ら子どもたちにかかわえる大人の「自立した人間に育ってほしい」
という願いが込もっているからだと思いました。
自立した人間とは,
「自分のことは自分で決めて、決めたことに責任が持てる人」です。しかし,自
分のことは自分で決めると言っても、やけを起こして自暴自棄になったり,むきになって大人の言う
ことに逆らったり,さらには「どうせボクなんか」といじけてしまったりするでしょう。そんな時に
丁寧に分かる言葉で説明を受け,納得できるまで話をされることで,
心の冷静さを取り戻し,前向きに気持ちを整えることができます。
子どもたちは,常に病棟や学校でこのようなかかわりの中で成長し
ているのです。だから,どんなことにも直向きに頑張ろうとする気
持ちが育まれるのだと思いました。
「本物の空気感」
学習指導部長 髙橋 稚和
4か月あまりの長かった2学期も終わろうとしています。児童生徒たちは様々な行事,活動を経験し,
これまで以上にまた一つ成長した姿を見せてくれています。
個人的な話になりますが,日本史ファン,特に幕末好きの私としましては,来年の大河ドラマ『花燃
ゆ』が,吉田松陰の妹が主人公のドラマということで,とても気になっております。先頃の『龍馬伝』
の後は,高知県の龍馬ゆかりの地や高知城を見て回りました。桂浜や龍馬記念館なども行きました。も
ちろん,昨年の『八重の桜』の会津若松鶴ヶ城,飯盛山,日新館には,修学旅行の引率でも何度か訪れ
ました。来年の『花燃ゆ』の舞台である長州萩市にも,是非行ってみたいと,今から画策しているとこ
ろです。その当時の物や建物,その場の空気といったものに触れることで,歴史がより身近にリアルな
ものとして感じることができると思っております。私はもうひとつの趣味として古いタイプのギターを
弾いていますが,19世紀に作られた楽器をつま弾くと,やはり当時の作曲家や演奏家達が耳にしたの
と同じような音,空気感といったものが感じられて,何とも言えない感動が沸き上がるのです。・・・
修学旅行や校外学習だけでなく,普段の授業でも,できるだけ本物を見せたり触れさせたりしながら,
その当時の空気感を感じ取ってもらいたいと,常々思っております。
「
各学年のコーナー
~1年間を通して,学年ごとの
学習の様子を順次お伝えいたします
~
「二学期の思い出」について,中学部1年生が書きました。以下に掲載しますのでお読みください。
花山合宿:キャンドルサービス
日
月
文化祭ステージ発表「秋保の郷のアリス 」
火
水
木
4
5
6
7
冬季休業日
1
元日
8
始業式
11
12
成人の日
19
13
中 書きぞめ会
20
14
15
21
小 ピーチタイム
22
クラブ活動
26
小 ALT 来 校
27
28
29
クラブ活動
18
25
校外学習:仙台市天文台
金
土
2
3
9
中 実力考査
10
16
漢字検定試験
23
英語検定試験
校内書きぞめ展
(2月6日まで)
30
若葉会集会
17
24
31