(次期システム検討) 公募

公
国立天文台 天文データセンター
のお知らせ
募
文
専門研究職員(次期システム検討) 公募
国立天文台天文データセンターでは、天文学コミュニティの研究を促進・
支援するための共同利用計算機システムを運用しています。2013 年 3 月か
らは統合計算機システムが稼働を開始し、すばる望遠鏡、ALMA、HSC、
VERA、太陽、野辺山、RISE 等の観測データの処理や公開機能も担うなど、
大幅にその運用規模が増大しました。本統合計算機システムは、国立天文台
の三鷹、岡山、水沢キャンパスにまたがる多数の Linux OS サーバ群(総コ
ア数約 1800、総メモリ量約 12.6 テラバイト、総ディスク容量約 6 ペタバイ
ト)から成る複合システムです。
今回採用予定の担当職員には、2018 年に予定される次期計算機システム
への更新に向けた技術調査、ベンチマーク試験作成や仕様策定などの中心と
なると共に、本統合計算機システムの安定運用を通じた利用者の支援、天文
データ解析環境及び基本情報の提供、天文データの全世界に対する提供とそ
の利用支援など、大学共同利用機関である国立天文台が果たすべき責任の一
端を支える業務に携わっていただきます(詳細については、以下の「仕事の
内容」をご覧下さい)。
本公募では、既に在職している 5 名の専門研究職員と協調・分担しつつ、
日本語を解さない外国人への対応も含め、これらの仕事に積極的に取り組む
方を求めます。
勤務形態・時間・待遇:
勤務時間 38 時間 45 分/週 5 日。勤務時間の全てを業務にあてる職です。
給与は概ね国立大学教務職員相当(経験年数にもよるが、おおむね税込みで
450 万円~550 万円)、健康保険は社会保険、年金は厚生年金に加入。勤務期
間に応じて有給休暇を付与。
任期 :採用日より平成 27 年度末まで。年度毎に雇用契約の更新が最大 4 回
まで可能。
採用予定日:平成 27 年 4 月 1 日。ただし、適任者が早く見つかった場合
は、これより早く採用する場合もあります。
採用人員 :1 名
仕事の内容:
・ 2018 年に予定される次期システム更新に向けた計算機関連技術の調査
や試験性能測定(測定用プログラム等の作成も含む) 、仕様策定などを
主体的に進める
・ 天文データセンター共同利用計算機システムの安定運用業務
・ 天文用データ解析ソフトウエアなどの運用・管理と利用者対応
・ 天文データ公開機能の運用とデータ利用支援
・ 共同利用計算機システムの利用マニュアルの整備・保守(日英両言語)
・ 共同利用室への常駐を通じた利用者対応
・ 効率的な運用に向けたシステム構築・改良や各種ソフトウエア開発
・ その他
勤務地:東京都三鷹市。
応募資格:
・ Unix 系 OS を搭載したサーバ群の運用・管理経験があること。
・ 同 OS 上でのプログラム開発経験、もしくは、データベースシステムの
構築や運用経験があり、自らのアイデアに基づいて運用の効率化や新し
いソフトウエア等の開発に興味を持つこと。
・ 日本語を解さない外国人研究者などとの連絡や会話、また、システム利
用マニュアル等の記述を、英語を用いてできること。
・ 共同利用計算機の着実な運用を通じて天文学や関連研究の発展に寄与す
る意志が明確であること。
・ 必須条件とはしませんが、天文データ解析ソフトウエアの使用経験があ
ることがあることが強く望まれます。
提出書類:
(1) 履歴書:3 ヶ月以内に撮影した顔写真を貼付したもの
(2) 抱負: A4 で 1 ページ以内。採用された場合にどのように仕事に取り組む
かを「抱負」として記述してください。
(3) 経歴書:A4 で 2 ページ以内。上記「仕事の内容」のうち、応募者が主に
なって担当できると思われる、あるいは主担当を希望する、少なくとも 2 項
目についての、応募者の実務経験について具体的に記述してください。また、
英語力がどの程度あるのかを示す具体的指標(TOEIC、TOEFL スコアなど)
を含めてください。
(4) 必須条件とはしませんが、計算機管理や運用関連の実務経験リスト
(5) 出来るだけ迅速に連絡を取れる本人の連絡先 (複数可)
(6) 本人に関して意見を述べられる方の氏名と連絡先 (二名以上)
応募書類が「天文データセンター専門研究職員(次期システム検討)応募」
であることを明記して下さい。なお、別途公募を行っている専門研究職員(計
算機運用)にも応募している場合は、その旨を別紙(様式自由)に明記して
ください。
応募締切り :平成 27 年 2 月 16 日(月) 17 時必着。ただし、適任者が早
く見つかった場合は、これより早く締め切る場合もあります。
書類提出先:〒181-8588 三鷹市大沢 2-21-1
国立天文台天文データセンター センター長 大石雅寿
(推奨)電子メール添付による書類提出の場合 [email protected]
郵送による書類提出の場合 〒181-8588 東京都三鷹市大沢 2-21-1 国立
天文台 天文データセンター(郵送の場合は、封筒の表に「天文データセン
ター専門研究職員(次期システム検討)応募書類在中」と朱書し、簡易書留
で送付してください。応募書類は原則として返却しません。)
問い合せ先:国立天文台天文データセンター
センター長
大石雅寿
E-mail: [email protected] , FAX: 0422-34-3840
(問い合せを行う場合には「天文データセンター専門研究職員(次期システム
検討)応募の件」という旨を冒頭に明記して下さい)
参考情報:http://www.adc.nao.ac.jp/
(天文データセンター・ウェブページ)
個人情報の利用について:
本募集に関連して提供された個人情報については選考の目的に限り利用
します。選考終了後には選考を通過した者の情報を除き、全ての個人情報を
本センターが責任を持って破棄します。
その他:
国立天文台は男女雇用機会均等法を遵守し、男女共同参画社会の実現に向
けた取り組みを進めており、業績の評価において同等と認められた場合には、
女性を積極的に採用します。
詳しくは http://jouhoukoukai.nao.ac.jp/danjokyodo をご覧下さい。