一昨年、チャンピオンを獲得したも のの、昨年は不振にあえいだSC2 クラスの吉村修。第2戦恋の浦で 久々の勝利をあげ復活をアピール。 2014 全日本ダートトライアル選手権 クラス区分 ※( )名は主な参加車種 2014 全日本 ダートトライアル選手権カレンダー PN部門 SC部門 PN1クラス 〜 1600ccの2輪駆動のPN車両(スイフト) SC1クラス 2輪駆動のSC車両(シビック、ミラージュ) 第1戦 3/23 PN2クラス 1601cc 〜の2輪駆動の条件付きPN車両(86/BRZ) SC2クラス 4輪駆動のSC車両(ランサー、インプレッサ) 第2戦 4/19-20 スピードパーク恋の浦(福岡県) N部門 第3戦 5/25 オートスポーツランド スナガワ(北海道) 第4戦 6/15 輪島市門前 モータースポーツ公園(石川県) D部門 クラス区分なし(ランサー、インプレッサ他) N1クラス 2輪駆動のN車両(インテグラ) AE部門 クラス区分なし N2クラス 4輪駆動のN車両(ランサー、インプレッサ) 今年の全日本ダートトライアル選手権は10クラスを設定。全日本ジムカーナ同様、改 造が許される程度によってPN、N、SA、SC、Dの5部門とAE部門に分かれる。本文 でも触れている通り、PN2クラスは今年から新設されたクラスだが、FR対象のクラ スは地方選手権等でも設定されている。D部門は、安全面での規定を満たせば大幅な 改造が許されるクラスでハイパワーマシンが揃う。迫力の走りをナマで楽しみたい。 SA 部門 SA1クラス 2輪駆動のSA車両(シビック、インテグラ) SA2クラス 4輪駆動のSA車両(ランサー、インプレッサ) いた同じ福島の佐藤秀昭が逆転、栄えある 第2戦で連勝を狙った佐藤の前に立ちは 田卓麻。言わずと知れた国内トップラリース PN2の初ウィナーに輝いた。 だかったのがBRZでエントリーを開始した鎌 トの参戦で俄然白熱した第2戦は、鎌田が 11.12.今年から新型マシン、GVBインプレッサをデビューさせたDクラスの谷田川敏幸。全日本最速を誇るこのクラスで、 デビュー 2戦めで早くも勝利を上げた。13.N2クラスのデイフェンディングチャンプ北條倫史は北海道在住。冬は雪に閉ざ される土地ゆえ“スロースターター”を自認するが、今年は開幕戦を制しスタートダッシュを決めた。14.「皆、初めてのコー スだったけど、ラリーやってきた分、適応力があったから勝てたかもしれないね」 。N2クラスの恋の浦の戦いはベテラン赤 羽政幸が制す。15.初開催コースでの強さは以前から定評のあるSA2クラスの北村和浩は、丸和に続いて恋の浦も連覇し、 そのジンクスを証明。16.青森のシビックマイスター、 SC1チャンプの工藤清美は丸和で快勝とV4に向け、文句ない滑り出し。 17.開幕戦のDクラスは、地元丸和を知り尽くす亀山晃が貫禄の走りで優勝。18.SC2クラスの開幕戦は今年はラリー、ジム カーナにも参戦と忙しいシーズンを送る平塚忠博が優勝を果たした。19.SA1クラスは、昨年チャンプを取り逃した山崎利 博が恋の浦の難しい路面をさばいて今季初優勝。タイトル奪回に向け、弾みをつけた。 11 12 第5戦 7/13 サーキットパーク切谷内(青森県) 第6戦 8/2-3 モーターランド野沢(長野県) 第7戦 9/6-7 オートパーク今庄(福井県) 第8戦 10/4-5 テクニックステージタカタ (広島県) ラリー仕込みのアグレッシブな走りを披露し てライバル達を寄せ付けず、18年ぶりの全 バンテージがあったから今日は勝てた」と 日本ダートラ復帰戦を優勝で飾った。 控えめなコメントに終始した鎌田だったが、 実は鎌田は昨年から全日本ラリーにBRZ 新設のこのクラス、ニューカマーの登場で で参戦を始めている一人。 「BRZという難し タイトルレースの行方が大いに注目される いクルマを去年一年、ラリーで扱ったアド シリーズとなってきたようだ。 13 15 16 丸和オートランド那須(栃木県) 14 19 17 18 11
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