第1部 総 会 平成26年度東播磨OB会 第2部 講演

第69号
平成26年6月30日
第1部 総 会 平成26年度東播磨OB会
と き:4月12日(土)
ところ:加古川総合庁舎 2階 会議室
平成26年度総会が、4月12日(土)に加古川総合庁
舎2階会議室で開催されました。塩沢会長の挨拶に
続き、東播磨県民局の東元良宏副局長からご挨拶を
いただき、我々OB会が中心となって実施している
「大人が変われば子どもも変わるキャンペーン」や
少子化対策として開催している「縁結び事業」につ
いて、一定の評価をしていただいたほか、地域と地
域のつながりが希薄化していく中、「ふるさと意識」
を育んでいくことの大切さについて、お話いただき
ました。 また、県民局では「ふるさと東はりまの未来づくり」をテーマに、様々な
施策が展開されることや、県民局とOB会が連携し、青少年健全育成につながる地
域での取り組みを前進させ、新しい可能性を拓いていかなければならないことに
ついて、お話をいただきました。そして総会では、例年の事業を継続しつつ、少子化
対策、青少年の健全育成の立場から「出会いサポート」の取り組みをこれまで以上
に推進していくこと、東播磨青少年本部からの受託事業である「こころ豊かな人づ
くり500人委員育成事業の地域交流活動の企画・運営」を着実に実施していくこと
が確認されました。
岩根 聡一郎 (兵庫県東播磨県民局)
第2部 講演会 「災害に強く自然に優しい川づくり」
講師;神田 佳一氏
神田佳一先生によるご講演は 『日本は地
形や気候、平地に人口が集中しているなど
洪水が起きやすい状況にあり、治水対策に
力が注がれてきたが、最近は、人にも魚に
も植物にも優しく、災害にも強い水環境を
目指した多自然型川づくりの方向へと進ん
できている。住民の日頃からの災害に対す
る備えも大切である』との内容で、知った
地名や身近な事例にイメージもしやすくつ
い引き込まれてしまいました。
(国立明石工業高等専門学校教授)
岡田 一文 (明石ブロック 1期生)
1
【平成26年度 ブロック活動のイチオシ行事】
地元高校生へ認知症養成研修の開催!
小林 俊之 (播磨ブロック長 7期生)
認知症の理解だけでなく、地域で支えていくしくみを作ってい
くために、高校生を対象に放課後を利用して、平成 26 年度後期の
日程の中で「認知症サポーター養成研修」を開催します。
研修内容は、高校生に認知症の基礎知識、予防法、患者との接し
方などです。認知症サポーター養成講師は、中尾悦子さん(播磨ブロッ
ク8期生)が実施します。秋ごろの開催を計画しています。詳しくは、
東播磨青少年本部のホームページに投稿しますので、各ブロック
の方で興味のある方は、ぜひ確認してください。
緊急時に大切な命を守れるか
藤本 操 (稲美ブロック長 1期生)
1.公開セミナー(無料)「心肺蘇生法等について」指導講師 加古川市消防本部
日 時:7月27日(日) 10 時~11 時 30 分 場 所;稲美町役場4階コミュニティーホール
※ 夏休みに「親子」で、大切な命を守る学びに、参加してみませんか
2.サマー子供将棋教室 (小学生対象)
日 時:7/19、7/26、8/2、8/9、8/23、8/30(各土曜)9 時 30 分~11 時
場 所:稲美町障害者ふれあいセンター2階ホール
※ 「将棋」を通して、大切なお子様の思考力・判断力・決断力・忍耐力を
育成してみませんか
3.ふれあいグラウンドゴルフ大会(報告)
日 時:5月24日(土) 9時~12時
場 所:稲美町央公園森林浴グラウンドゴルフ場
※ アップ・ダウンの激しいコースで、悲喜こもごもの展開を通じて、ふれあいを存分に楽しみました。
「わかば学園」(心身障害者通所施設との交流)からのおくりもの!
恒吉 五男 (加古川ブロック長 8期生)
「わかば学園」の利用者及び指導者約50名と交流を深め
るために、輪投げ、トランプゲーム、ビンゴゲーム、リズム体操
などで体を動かしたあと、最も楽しみな昼食会を開催します。
参加者の皆さんの笑顔、弾けるしぐさから、人と人とのふれあ
いの大切さ、喜びをいただく一日となっています。
今年は、下記の日程で開催しますので、ふるってご参加く
ださい。
日時:10 月 18 日(土) 10 時~ 場所:日岡山OAAはりまハイツ
60個のギネスに挑戦企画事業
~高砂市制60周年を記念して~
髙橋 賢吉 (高砂ブロック長 7期生)
高砂市民提案型地域協働推進事業「夢のシロ」に応募し当選した『高砂
市制60周年記念60個のギネスに挑戦企画事業』を行います。60個のギネ
スに挑戦する企画を考え、提案していくというものです。そのうちの一つ
は、9 月 20 日高砂海浜公園(向島公園)においてギネス認定員立ち合いの
もと、1400名程度集めて「おちょこで乾杯」で挑戦します。諸経費が150
万円ほどかかるので、参加費 1,000 円として参加してもらう仕組みを考え
ています。ご参加をお待ちしています。
※お知らせ/ 東播磨OB会では「縁結び交流会」を主催しています。OB会員の方で、一緒に活動いただける方を募
2
集しています。皆さんからの応募の連絡をお待ちしています。 ⇒東播磨青少年本部 TEL 079-421-9105
【レポート】
明るい明石を目指して
~明石500人委員OB会の活動~
松嶋 嘉彦 (明石ブロック長 3期生)
1.子育てフォーラム
「亀の甲より年の功」で、年配者が幼稚園児の
親御さんのいろいろな相談を聞いています。経験
豊かな会員が適切な回答を用意します。年間4回
開催を計画しています。
2.縁結び交流会
若い人の出会いの場を提供しています。明石の
人口が少しでも増えればと願っています。
日時:平成 27 年 2 月 11 日(水・祝日)10 時~(予定) 場所:明石市民ホールらぽす5階
3.成人式のお手伝い
主に受付を担当しています。最近の女性は着物が苦手なようで裾が乱れてもお構いな
しです。そこでの女性会員の心遣いがありがたいです。
日時:平成 27 年 1 月 12 日(月・祝日)9時~(予定) 場所:明石市民会館
新会員の皆さんをご紹介いたします!
加古川ブロック 12 期生 辻 昭美
今、『里山資本主義』という本を読んでいます。身の回りの生活や価値観を
見直し、本当の豊かさを考えることで、日本の未来を見つめる視点を持つこと
ができるのでは、という提案をしている本です。地方から日本を変えていく原
動力が生まれる可能性は大いにあるということに多くの人が気付き始めてい
ます。こころ豊かな 500 人委員OB会の活動の積み重ねが、その一助を担うの
だという大いなる希望を持って、皆様とともに歩んで行きたいと思っています。
明石ブロック 12 期生 井上 隆夫
私は、今年度から東播磨OB会に入会させていただきました。青少年育成や
地域づくりなど実践経験はありません。この度、幸いにもいろんな研修をさせ
ていただきましたので、体験したことを糧にして、更に学んで行きたいと思い
ます。今後は、諸先輩方のご指導をいただきながら、大上段に構えず自分ので
きる範囲で「小さいことからコツコツと」やって行きたいと思います。
播磨の東から西へ来て
~西播磨の活動紹介~
山内 喜夫 (明石ブロック 11期生)
美しい水辺のまちから、豊かな緑に囲まれた播
磨科学公園都市へ転勤して1年が経過しました。
電車とバスを使った 1 時間 45 分間の通勤にも、
ようやく慣れました。私が働いている西播磨は、
自然が豊かで「黒田勘兵衛」ゆかりの名所も多く、
武士(もののふ)のまちとして、とても魅力的です。
しかし、東播磨と比べて人口の減少が深刻です。
西播磨の人たちは、この危機感が強く、地域の
盛り上げにがんばっています。500 人委員OB会
では、イベントに出店し、「穴子の天ぷら」等で
収益確保に励み、500 名の参加者でにぎわう3月
恒例のふれあいハイキングには、3か月前から準
備して、当日は 50 名のスタッフで対応します。
ふるさとづくりは、一人一人の元気からと改めて感じる毎日です。
3
【会員数減少に寄せて…】
我々は今、何をなすべきか!
OB会会長 塩沢 岩光
我々OB会員は、今、青少年への関わりを一層深め、
こころ豊かな美しい兵庫を目指す県民運動を推進する
ために結集している。
目的の活動をしているのか。できているのか。確かに
総会総括では、全体活動について概ね計画通り実施でき
たとしている。地域活動も実践報告会で充実してきてい
るのが伺える。それで全会員が満足しているのか。
会員交流事業懇親会等で、それぞれの個人活動をプレ
ゼンすると 会員のそれぞれが素晴らしい活動に取り組
んでいることがわかる。そうすることで組織は活性化で
きる。
「縁結び交流会」もそこから生まれたものである。
我々は今、何をなすべきか。一人よがりではなく、み
んなで話し合った活動にしたい。早速、役員会で諮り、
実効あるものにしていきたい。皆さんのご協力をよろしくお願いします。
★★★★★★★ NEWS!(レポート:広報部明石ブロック5期生 砂川 純子) ★★★★★★★
このたび兵庫県里親会連合会会長を11年間務められた松山清さん(5期生)
が、春の叙勲において「旭日双光章」を受賞されました。誠におめでとうござい
ます。松山さんに、受賞された喜びの声をお伺いしました。
「里親をしていることで、このような賞を頂けるとは思ってもいませんでした。
常に子どもの傍にいた妻が、一番大変だったと思います。この賞は妻にあげたい
くらいです。また、色々と協力してくださった、里親の会や地域の皆さまに感謝
します。今後は、もっと多くの人に里親制度のことを知ってもらい、そして里親
になってもらえるように、講演会活動や、地域で里親里子サロンを開いて広めて
いきたいと思います。
」
いつもにこやかで、優しさが溢れている松山さん、これからもお元気で素晴ら
しい活動を続けて下さい。
禎子の千羽鶴
たくさん泣いて たくさん悩んで やさしい心を育ててください。
広島平和記念公園の「原爆の子の像」(千羽鶴の塔)を訪れたことがありますか?
白血病で12歳の若さで旅立った女の子「禎子」がモデルの塔です。「禎子」は
発病後1年で亡くなりました。自身の病気より健気に廻りを気遣う「思いやり」を持っ
た生き方に涙しました。それは両親の「人との絆」を大切にした生き方を見て育ま
れたものでした。この本は「家族の絆」が纏められた本です。一度手に取り、そして
「原爆の子の像」を訪れ「人としての生き方」の基本を「禎子」から学んで下さい。
著者 佐々木 雅弘 (広島県広島市生まれ。佐々木禎子の実兄。1945年8月6日、禎子、母、
祖母とともに被爆。禎子の折鶴の寄贈や学校教育現場での講演活動など
を通じて、「まわりを思いやる心」の大切さを伝える活動を続けている。)
発行 学研パブリッシング
販売価格 1,296 円(税込)
【編集後記】
この東播磨OB会だよりは、少しでも各ブロッ
クが行っている様々な活動を知っていただければ
という思いで、広報部会が工夫を凝らして作り上
げています。東播磨OB会だよりを読んで、一度
参加してみたいと思っていただければ幸いです。
昨年、会ののぼりを製作し、OB会内外ともに
認知度は増してきていると思います。各ブロック
の地域力を高めるために、今後とも皆で力をあわ
せてがんばりましょう。
広報部長 小林 俊之(播磨ブロック長 7期生)
4
こころ豊 かな人 づくり
500人 委 員 東 播 磨 OB会
〒675-8566
加古川市加古川町寺家町天神木97-1
東播磨県民局地域振興室内
東播磨青少年本部
TEL 079-421-9105
FAX 079―424-9977
http://www.higashi-seishonen.jp/
―第 6 9 号 ― 2 0 1 4 . 6 . 3 0 発 行
発行代表人
塩沢 岩光