サインロッドレスシリンダ REA/REB Series (最大速度300mm/s)(最大速度600mm/s) REA Series REA REB REB Series REC CY CX MQ RHC REA Series(300mm/s) REB Series(600mm/s) ガイド形式 型式 ページ ガイド形式 型式 ページ 基本形 REA P.1049 ダイレクトマウント形 REBR P.1113 ダイレクトマウント形 REAR P.1057 リニアガイド形 (1軸) REBH P.1125 スライダ形 (すべり軸受) REAS P.1069 リニアガイド形 (2軸) REBHT P.1125 スライダ形 (ボールブッシュ軸受) REAL P.1083 リニアガイド (1軸) REAH P.1097 リニアガイド (2軸) REAHT P.1097 RZQ D- -X 1043 半導体ウェハ 液晶基板 磁気ディスク 窯業製品 ガラス製品 ショックを嫌う ワークのスピ スループットの大幅向上 (最大速度600mm/s) 最大速度600mm/sのREBシリーズを追加。 従来タイプ(REAシリーズ:300mm/s)に比べ、 タクトタイムを約1/2に短縮可能。 加速度 15m/s2 (REB) 5m/s2 (REA) s 5m/ 2以下 s / 5m 1 , ) A (RE 2以下 REA ストローク REB 1/2・T T クッションリング 時間 外周面の長手方向に可変絞り 溝を設けたクッションリング 加速度テリトリ ショックアブソーバ エアクッション付シリンダ 100 加速 度 15 m/s 2 REB ●シリーズバリエーション REA Series(300mm/s) REA 5 低速シリンダ 0 600 50 300 シリン ダスピード mm/s 1000 ガイド形式 ベース シリンダ 型式 基本形 CY3B REA ダイレクトマウント形 CY3R REAR スライダ形 (すべり軸受) CY1S REAS スライダ形 (ボールブッシュ軸受) CY1L REAL リニアガイド形(1軸) CY1H リニアガイド形(2軸) CY1HT 1044 REAH REAHT サインロッドレスシリンダ REA/REB Series ード搬送を実現。 (300mm/s)(600mm/s) 最大速度 最大速度 。 速 ・減 速 加 ―― な らか 滑 の B) (RE クッションパッキン リニアガイド形 REAHT(2軸)/REBHT(2軸) リニアガイド形 REAH(1軸)/REBH(1軸) 高 ガイド部に リニアガイド(2軸)装着 スライダ形 ボールブッシュ軸受形 精度 REAL ガイド部に リニアガイド(1軸)装着 スライダ形 すべり軸受形 REAS ガイド部に ボールブッシュ軸受装着 ダイレクトマウント形 REAR/REBR REA REB ガイド部に すべり軸受装着 基本形 REC REA CY 本体部とスイッチレール間に 軸受装着 CX 本体部に軸受装着 許容モーメント 大 MQ RHC REB Series (600mm/s) チューブ内径 ベース シリンダ 型式 ダイレクトマウント形 CY3R REBR ● ● ● ● ● ● ● ● ● リニアガイド (1軸) CY1H REBH ● ● ● ● ● ● ● ● リニアガイド (2軸) CY1HT REBHT ● ● ● ● ● RZQ チューブ内径 ガイド形式 10 15 20 25 32 40 50 63 10 15 20 25 32 40 50 63 ● ● ● ● ● ● ● ● D- ● ● ● ● -X ● ● 1045 REA/REAR/REBR/REAS/REAL/REAH/REBH Series 機種選定のポイント 推奨シリンダ 機種選定のポイント 外観 REAシリーズ サイズ/ø25,ø32,ø40,ø50,ø63 特長 ・ø25∼ø63までの ワイドバリエーション。 ●多種多様なガイド系を使用 する場合。 場合。 ・ロングストロークが可能です。 ガイド併用形 ●ロングストロークが必要な ●多種多様なガイド系を使用 REARシリーズ サイズ/ø10,ø15,ø20,ø25,ø32,ø40 REBRシリーズ する場合。 サイズ/ø15,ø25,ø32 ●基本形でオートスイッチ付に する場合。 ●軽量な負荷の場合にガイドなし で使用する場合。 ●スペースが非常に狭い場合。 ・最大速度 300mm/s、 600mm/s の選択が可能です。 ・シリンダをダイレクトに取付可能です。 ・オートスイッチが取付可能でシリ ンダからの飛出しがありません。 ・許容範囲内で回止めが可能です。 ・外観寸法がコンパクトです。 ・ボディ取付面が上面、片側側面 で装着可能です。 REASシリーズ サイズ/ø10,ø15,ø20,ø25,ø32,ø40 ●軌道を確保する場合。 ・特殊すべり軸受採用により スムーズな作動が可能です。 ●一般的な搬送に使用する場合。 ●オフセット荷重が加わってもよ りスムーズな作動を要求される 場合。 ガイド一体形 ●軌道を確保する場合。 REALシリーズ サイズ/ø10,ø15,ø20,ø25,ø32,ø40 REAHシリーズ サイズ/ø10,ø15,ø20,ø25,ø32 ●軌道を確保する場合。 ●高荷重、高モーメントを 要求する場合。 ●ピックアンドプレース等で 使用する場合。 1046 REBHシリーズ サイズ/ø15,ø25,ø32 ・ガイド一体形により 直接負荷積載が可能 です。 ・配管を片側プレート ・ボールブッシュ採用により に集約させた オフセット荷重が加わっても、 集中配管形です。 安定した作動が可能です。 ・オートスイッチ付が 可能です。 ・最大速度 300mm/sと600mm/s の選択が可能です。 (RE□H/リニアガイド形) ・リニアガイド採用により高荷重、 高モーメントが可能です。 ・シリンダ取付面にTスロットを 設け取付けの自由度が高まります。 ・シリンダ摺動部にトップカバー を取付け摺動部の傷、破損等を 防止します。 REA/REB Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 分解およびメンテナンス 速度調整について qマグネットの吸着力は強力ですのでご注意ください。 q速度調整は弊社スピードコントローラ(ASシリーズ)の『絞り』 注意 警告 外部移動子とピストン移動子をメンテナンス等でシリンダチ ューブよりはずす場合は、各移動子に装着されているマグネ ットの吸着力は強力ですので、取扱いに十分注意してください。 注意 q外部移動子をそのまま取出すとピストン移動子と直接 吸着しますのでご注意ください。 シリンダチューブより外部移動子、またはピストン移動子を取 外す時は強制的にマグネットカップリングの位置関係をずらし 保持力をなくした状態で別々に取出してください。そのまま取 出しますと直接マグネットが吸引し合いはずれなくなります。 wマグネット構成部(ピストン移動子、外部移動子)は、 分解しないでください。 保持力の低下、不具合発生の原因となります。 eパッキンおよびウエアリングの交換の際の分解は、別 途分解要領書をご参照ください。 r外部移動子とピストン移動子の方向性にご注意ください。 タイプを推奨します。(表3参照) 表3.推奨スピードコントローラ チューブ内径 mm 10 15 20 25 32 40 50 63 エルボタイプ AS1201F-M5-04-X214 AS1201F-M5-04-X214 AS2201F-01-06-X214 AS2201F-01-06-X214 AS2201F-01-06-X214 AS2201F-02-06-X214 AS3201F-02-08-X214 AS3201F-02-08-X214 型式 ストレートタイプ AS1301F-M5-04-X214 AS1301F-M5-04-X214 AS2301F-01-06-X214 AS2301F-01-06-X214 AS2301F-01-06-X214 AS2301F-02-06-X214 AS3301F-02-08-X214 AS3301F-02-08-X214 インラインタイプ AS1001F-04-X214 AS1001F-04-X214 AS2001F-06-X214 AS2001F-06-X214 AS2001F-06-X214 AS2001F-06-X214 AS3001F-08-X214 AS3001F-08-X214 wメータイン、メータアウトタイプのスピードコントローラに て速度の調整は可能ですが、クッション効果(スムーズな起動、 ソフト停止)が得られない場合があります。 e水平取付け以外の取付けの場合には、下降側に減圧供給回路 を入れたシステムを推奨します。(上昇の起動遅れ対策、省エ アにも効果があります。) ø10は外部移動子とピストン移動子に方向性がありますので 分解およびメンテナンスの際には下図をご参照ください。外 部移動子とピストン移動子を吸収させて図1のように正しい 位置関係になるようにシリンダチューブに挿入します。図2 のようになった時はピストン移動子のみを180° 反転して挿入 します。方向性が違ったまま組付けられますと所定の保持力 が得られなくなります。 REA REB REC 下降側減圧供給回路例 図1.正しい位置関係 図2.方向性が違った位置関係 t分解に際しては、クッションリングの取扱いに十分注 意してください。 クッションリングは精密部品のため変形等を生じますと、作 動不良、性能劣下の原因となります。 CY クッション効果(スムーズな起動、ソフトな停止)の調整について 注意 CX MQ qクッションは、調整できません。 従来のクッション機構のようなクッションニードルの調整は ありません。 RHC RZQ D- -X 1047 1048 基本形 REA Series ø25, ø32, ø40, ø50, ø63 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1049 REA Series 機種選定方法 使用条件 Fn:許容駆動力 (N) Pv:垂直作動時の最高使用圧力 (MPa) (kg) WBmax:最大接続金具質量 Wv:垂直作動時の許容負荷質量 (kg) ・P:使用圧力(MPa) ・W:負荷質量 (kg) (kg) ・U:最大速度(mm/s) ・WB:接続金具質量 ・µ:ガイドの摩擦係数 ・ストローク(mm) ・L0:シリンダ軸心からワーク作用点までの距離(cm) ・作動形態 (水平、傾斜、垂直) 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 ガイド Fn W Lo チューブ内径1回目の仮決定 WB øD≧1.6× チューブ内径1回目の仮決定 F1 ―― P øD≧1.6× チューブ内径1回目の仮決定 F2 ―― P øD≧1.6× F3 ―― P θ° θ° 傾斜作動図 W+WB≦WV P≦PV 許容駆動力表(Fn) (n=1、2、3) 水平 傾斜 垂直 F1=µ× (W+WB) ×9.8 (W+WB) ×9.8× (µcosθ+sinθ) F 2= F3= (W+WB) ×9.8× (µ+1) データ⃝ A の(Fn)は許容駆動力表を参照ください。 (接続金具質量P.1052参照) WB>WBMAX 接続金具の再検討 W+WB>WV P>PV 許容負荷質量 圧力の判定 (垂直作動の場合 P.1052参照) 接続金具質量 (WB)の判定 WB≦WBmax (データ A P.1051参照) 許容駆動力(Fn)とシリンダ軸心 からの距離(Lo)のグラフより チューブ内径の2回目の仮決定 (データ B P.1051参照) 最大速度(U)と負荷質量 (W)のグラフよりチューブ内径 の3回目の仮決定 (3回の仮決定にて最大の チューブ径に決定する。) チューブ内径決定 注1) 使用状況により オーダーメイド品の検討 ( P.1053参照) 型式決定 1050 注1)使用環境等によりオーダーメイ ド品も含めてご検討ください。 機種選定方法 REA Series 設計上のご注意q 選定方法 選定手順 〈データ⃝ A :シリンダ軸心からの距離―――許容駆動能力〉 q負荷を水平に移動させる駆動抵抗力Fn(N)を ø25 求めます。 ø32 500 までの距離Lo(cm)を求めます。 推奨駆動力:Fn(N) eデータ⃝ A よりLoとFnからチューブ内径を 選定します。 ワーク 負荷 300 400 300 200 200 100 100 推奨駆動力:Fn(N) w負荷に駆動力を与える点からシリンダの軸心 50 40 30 20 使用可能範囲 10 5 50 40 30 20 使用可能範囲 10 5 心ずれ吸収機構 Lo Fn 1 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 シリンダ軸芯からの距離:Lo (cm) シリンダ軸芯からの距離:Lo (cm) ø40 選定例 ø50 500 負荷の駆動抵抗力Fn=100(N)シリンダ軸心力 A の横軸 から作用点の距離Lo=8cm、データ⃝ の軸心から8cmを縦に延長して交点を求め、 横に縦軸の許容駆動力を求めます。 100(N)を満足する適合機種はREA32または REA40となります。 ※シリンダ軸心からの距離Loの地点とは、シ リンダと負荷部とのモーメント作用点とな ります。 1000 500 100 推奨駆動力:Fn(N) 推奨駆動力:Fn(N) 300 200 50 40 30 20 10 使用可能範囲 5 300 200 使用可能範囲 100 50 40 30 REA 20 1 10 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 REB 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 シリンダ軸芯からの距離:Lo (cm) 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 負荷質量W(kg) 50 40 30 20 REA63 ø63 REA40 REA25 10 CY MQ 500 400 REA32 REC CX 1000 REA50 推奨駆動力:Fn(N) 100 80 シリンダ軸芯からの距離:Lo (cm) RHC 300 200 RZQ 100 使用可能範囲 50 40 30 20 1 100 200 最大速度U(mm/s) 300 10 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 シリンダ軸芯からの距離:Lo (cm) D- -X 1051 REA Series 設計上のご注意w シリンダの自重たわみ シリンダを水平にして取付ける場合は、自重 によりデータのようなたわみが出て、ストロ ークが長くなる程軸心の変化量が大きくなり ます。よって図のようにズレ量を吸収できる ように接続方法をご考慮ください。 ボディへの最大接続金具質量 中間停止について REA (基本形) は負荷を直接取付けず他軸 (LMガイ ドなど) でガイドされますが、負荷との接続金具 は下表の質量以下で設計してください。 クッション効果 (スムーズな起動、ソフト停止) は ストロークエンドの手前から下表に示すストロー ク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止からの 復帰では、クッション効果 (スムーズな起動、ソフ ト停止) は得られません。 最大接続金具質量 WBmax(kg) ガイドシャフト 負荷台 型式 最大荷重 (kg) REA25 REA32 REA40 REA50 REA63 1.2 1.5 型式 ストローク(mm) 2.5 REA25 REA32 REA40 REA50 REA63 30 3.0 C ※上記を超える質量を載せる場合は、当社にご確認 ください。 注) 垂直作動の場合 クリアランス注) (0.2∼0.5mm) 上記クリアランス量は参考値です。 注)下図の自重たわみを参考に、シリンダが取付面 および負荷等と接触しないようフルストローク 最低使用圧力範囲内でスムーズに作動できるよ うに、クリアランスを設定してください。 負荷は、ボールベアリングタイプの軸受 (リニア ガイド等) で案内します。すべり軸受を使用した 場合は負荷重量と負荷のモーメントにより摺動抵 抗が大きくなり作動不良の原因となります。シ リンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合は、 移動子の自重およびワーク質量により移動子が 下方向に変位する場合があります。ストローク 端およびストローク中間において、停止位置精 度が必要な場合は外部ストッパ等により位置決 めするようご検討ください。 負荷質量 (移動体質量+ ワーク質量) 32 ワーク 0 0 A5 25 A6 3 RE 1000 2000 3000 4000 ストローク(mm) 5000 ※上記たわみのデータは外部移動がストローク中間 での数値を示します。 1052 W RE RE A40 REA 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 REA 最大自重たわみ(mm) REA50,63 REA40 REA25,32 サインロッドレスシリンダ (REA) 型式 許容負荷質量 Wv (kg) 最高使用 圧力 Pv (MPa) REA25 18.5 0.65 REA32 30.0 0.65 REA40 47.0 0.65 REA50 75.0 0.65 REA63 クッションストローク 2.0 115.0 0.65 注)最高使用圧力以上での使用は、 マグネットカップ リングの離脱により落下しますのでご注意くだ さい。 30 35 40 40 サインロッドレスシリンダ/基本形 REA Series ø25, ø32, ø40, ø50, ø63 型式表示方法 基本形 REA 25 300 オーダーメイド仕様 サインロッドレスシリンダ (基本形) 詳細は下表をご参照 ください。 ストローク(mm) チューブ内径 25 25mm 32 32mm 40 40mm 50 50mm 63 63mm 標準ストローク表をご参照ください。 ポートねじの種類 TN TF 仕様 チューブ内径(mm) 25 チューブ内径 25, 32, 40 50, 63 32, 50, 63 種類 Rc NPT G 記号 無記号 32 40 使用流体 保証耐圧力 0.7MPa 最低使用圧力 0.18MPa 周囲温度および使用流体温度 −10∼60℃(ただし凍結なきこと) 注) 使用ピストン速度 (MAX) 50∼300mm/s 不要(無給油) ストローク長さ許容差 (mm) エアクッション (マグネット形) 63 1.05MPa 最高使用圧力 給油 JIS記号 50 空気 保持力 (N) +1.8 0∼250st: +10 、251∼100st: +1.4 0 、1001st∼: 0 363 588 922 1,470 REA 2,260 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるボディ動き出しから、クッ ションストロークを抜け出すまで、約0.5秒 (片側) および両端で約1秒かかります。 REB Ordeer 個別オーダーメイド仕様 Mad 標準ストローク表 REC 表示記号 チューブ 内径(mm) (詳細はP.1139、1140をご参照ください。) 仕様/内容 製作可能 最大ストローク(mm) 標準ストローク(mm) -X168 ヘリサートねじ仕様 -X206 移動子の取付タップ箇所追加 25 200,250,300,350,400,450,500,600,700,800 -X210 外部無潤滑仕様 外部無潤滑仕様 (ダストシール付) 32 200,250,300,350,400,450,500,600,700,800 -X324 40 200,250,300,350,400,450,500,600,700,800,900,1000 50 200,250,300,350,400,450,500,600,700,800,900,1000 63 200,250,300,350,400,450,500,600,700,800,900,1000 オーダーメイド仕様 (詳細はP.2033∼2152をご参照ください。) 表示記号 -XB11 仕様/内容 ロングストロークタイプ -XC24 磁気シールド板付 -XC57 フローティングジョイント付ロッドレスシリンダ クリーン仕様につきましては 「空気圧クリーン シリーズ」 をご参照ください。 4000 CY CX MQ 5000 RHC 6000 RZQ 注1)中間ストロークは1mm毎での対応が可能です。 注2)ストロークが2000mmを超える場合はオーダーメイド対応となります。(-XB11参照) 質量表 kg チューブ内径(mm) 25 32 40 基本質量 0.71 1.34 2.15 3.4 5.7 50ストローク当たりの割増質量 0.05 0.07 0.08 0.095 0.12 計算方法/例:REA32-500 基本質量 ……………… 1.34kg 割増質量 …………… 0.07/50s シリンダストローク……500st } 50 63 1.34+0.07×500÷50=2.04kg D- -X 1053 REA Series 構造図 !7 !9 !5 w !2 !6 o !1 q !3 i !0 y t 構成部品 !4 e !8 u 構成部品 部品名 番号 r 材質 備考 番号 部品名 材質 備考 1 本体 (ボディ) アルミニウム合金 アルマイト 11 磁石B ― 2 ヘッドカバー アルミニウム合金 アルマイト 12 ダンパ ウレタンゴム 3 クッションリングホルダ アルミニウム合金 クロメート 13 クッションパッキンホルダ 4 シリンダチューブ 14 クッションリング 5 ピストン アルミニウム合金 15 6 シャフト ステンレス 16 7 ロックナットB 8 9 10 ステンレス クロメート アルミニウム合金 クロメート 黄銅 カニゼンめっき アジャストスクリュー 炭素鋼 ニッケルめっき ストッパボルト 炭素鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき 17 ロックナットA ピストン側ヨーク 圧廷鋼板 亜鉛クロメート 18 止め輪 外部移動子側ヨーク 圧廷鋼板 亜鉛クロメート 19 スプリングワッシャ 磁石A 炭素工具鋼 鋼線 ― 作動原理 起動・加速 起動 加速 減速 停止 1054 駆動エアがシリンダポートからクッションリング内部を通り、クッションパ ッキンとクッションリングの外周面のU字溝との隙間より駆動ピストンの左 室に流入します。また駆動ピストン右室の排気エアは中空クッションリング 内部からシリンダポートを経由して駆動用電磁弁で大気に放出されます。 そして、駆動ピストンの左右で発生する差圧(推力)が装置の始動抵抗より大 きくなり駆動ピストンが右動を開始します。駆動ピストンが右動するとクッ ションリング外周面のU字溝が徐々に深くなり、駆動ピストンの駆動速度に みあう流量が駆動ピストンの左室に流入し、駆動ピストンが加速していきま す。この加速過程が滑らか(SIN関数的)にできるようにクッションリングに U字溝が加工されています。 減速・停止 駆動ピストンに装着されているクッションパッキンがストローク右端のクッ ションリングに進入すると、従来のクッション機構では駆動ピストンの右室 は圧縮され、急激な制動力が発生します。しかし、サインロッドレスシリン ダではクッションリング外周面に設けたSIN関数的に深さが変化するU字溝に よってクッション室のエアはクッション進入時には大量に排出されるため急 激な制動力が発生せず、クッションストロークの進行に伴ってクッション室 の排出流量が絞られるため、ソフトにストロークエンドに到達します。 REA Series サインロッドレスシリンダ 基本形 外形寸法図 REA25・32・40 □B G 4×MM 有効ねじ深さJ L H G NN 有効ねじ長さNT øI øD X 2×P NB T NB N NA K N W S+ストローク F R 型式 管接続口径 B D F REA25 REA32 REA40 Rc1/8 46 27.8 13 Rc1/8 60 35 Rc1/4 70 43 型式 G H I K L MM×J N NT NA NB NN 8 20.5 34 10 70 M5×0.8×8 15 11.5 30 13 M26×1.5 16 9 22 40 15 80 M6×1.0×8 17 13 36 15 M26×1.5 16 11 29 50 16 92 M6×1.0×10 21 13 46 19 M32×2.0 S W X ZZ Rc1/8 NPT1/8 ― 111 50 30 137 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 124 50 40 Rc1/4 NPT1/4 ― 150 60 40 無記号 REA25 REA32 REA40 P TN TF F ZZ+ストローク R T 8 17 156 8 17 182 10 19 REA50・63 NA L 33 14 2×P 14 øE(h8) øD X øI øE(h8) REA REB REC 14 8×Q 有効ねじ深さR 22 □C ± 0.1 4×TC 有効ねじ深さR 14.5 □B K 23 25 W CX S+ストローク 2 CY 14 23 25 4×M8×1.25 有効ねじ深さ12 2 MQ ZZ+ストローク 型式 B C D REA50 REA63 86 32 53 100 38 66 E (h8) I K P TN L NA 0 30-0.033 58.2 25 110 55 Rc1/4 NPT1/4 G1/4 0 32-0.039 72.2 26 122 69 Rc1/4 NPT1/4 G1/4 無記号 Q×R W X ZZ M8×1.25×16 176 M12×1.25×7.5 60 60 180 M10×1.5×16 188 M14×1.5×11.5 70 70 192 TF S TC×R RHC RZQ 取付用ナット/シリンダに2個同時梱包されています C d H B 部品番号 適用チューブ内径 (mm) d H B C SN-032B SN-040B ø25, ø32 M26×1.5 8 32 37 ø40 M32×2.0 11 41 47.3 D- -X 1055 REA Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 取付け 分解およびメンテナンス qシリンダチューブ外周面に打痕等をつけないようにご注 q分解の際のヘッドカバー再度組付け時は増締めしてく 注意 注意 意ください。 ださい。 スクレーパ、ウエアリングの損傷をまねき作動不良の原因と なります。 分解の際には、 ヘッドカバーの2面取部分を万力などではさみ、 もう一方のカバーの2面取部分にスパナ、 モンキなどを掛けてカ バーを取外します。再度締付ける際は、ロックタイト (No.542 赤色) を塗布後、 取外した位置よりも3° ∼5° 増締めしてください。 w外部移動子の回転にご注意ください。 他軸(リニアガイドなど)と接続させて、回転を抑さえてくだ さい。 eマグネットカップリングがずれた状態で使用しないで ください。 マグネットカップリングがずれた場合は、ストロークエンド にて外部移動子を手(またはピストン移動子を空圧)で押して 正しい位置に戻してください。 rシリンダは、必ず両ヘッドカバーを固定してご使用く ださい。 外部移動子固定でのご使用は避けてください。 ストロークアジャストについて 注意 qこの機構はクッション効果(スムーズな起動、ソフト停止)を調 整するための機構ではありません。シリンダのストロークエン ドの位置を装置等のメカストッパに合わせるための機構です。 (調整範囲0∼−2mm) w調整に際しては、駆動エアを抜き、残圧処理や落下防止対策を 実施したのち調整をお願いします。 t外部移動子に横荷重をかけないでください。 負荷とシリンダを直接取付けた場合、それぞれの軸心の心ず れを吸収する事ができず、横荷重がかかった状態となり、作 動不良の原因となります。心ずれおよびシリンダの自重たわ みを吸収できるよう接続方法をご考慮の上ご使用ください。 図2に推奨取付図を示します。 ガイドロッド アジャストスクリューの六角穴 ロッドレスシリンダ 図1.誤った取付方法 注意 qロックナットAを緩めます。 wアジャストスクリューの六角穴にレンチを差込み、左右に回転 させ、クッションリングホルダ (ストロークエンド) を前後進 させ、外部ストッパとの位置を合わせます。 eストロークエンド調整が終了後、ロックナットAを締めます。 ロックタイト262高強度などの緩み止めをつけてください。 ボルト等により 直接接続 負荷とシリンダの軸心の心ずれ 吸収ができず作動不良の原因と なります。 ストロークエンド調整方法について (安全確保のためエアダウンのうえ実施ください。) 取付ブラケットとシリンダにクリアラ ンスを設け、軸心のズレ量を吸収させ ます。なお、取付ブラケットをシリン ダの軸心以上のばし、シリンダにモー メントを受けないようにします。 型式 REA25 REA32 REA40 REA50 REA63 六角穴対辺(mm) 5 5 6 8 8 図2.推奨取付方法 アジャスト スクリュー y垂直方向でのご使用は許容負荷質量にご注意ください。 垂直方向でご使用になる場合の許容負荷質量 (参考値P.1052) は機種選定方法のようになりますが、許容値以上の負荷がか かるとマグネットカップリングの離脱により落下します。ご 使用の際には、使用条件 (圧力、負荷、速度) をご確認ください。 後退注) 前進 ロックナットAの締付けトルク 型式 REA25 REA32 REA40 REA50 REA63 締付けトルク(N・m) 1.2 1.2 2.1 3.4 3.4 ロックナットA クッションリングホルダ 後退 前進 レンチ 注)出荷時には、フルストローク設定となって いますので後退はしないでください。 1056 ダイレクトマウント形 REAR Series ø10, ø15, ø20, ø25, ø32, ø40 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1057 REAR Series 機種選定方法 使用条件 Fn:許容駆動力(N) MD:接続金具等を直接積載する場合の最大許容モーメント(N・m) Pv:垂直作動時の最高使用圧力(MPa) WBmax:ボディへ直接積載する場合の最大負荷質量(kg) Wv:垂直作動時の許容負荷質量(kg) ・W:負荷質量(kg) ・スイッチの有無 ・WB:接続金具質量(kg) ・P:使用圧力(MPa) ・U:最大速度(mm/s) ・µ:ガイドの摩擦係数 ・Lo:シリンダ軸心からワーク ・ストローク(mm) (水平、傾斜、垂直) 作用点までの距離(cm) ・作動形態 ・L1:シリンダ軸心から接続金具等の重心までの距離(mm) 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 ガイド Fn W Lo チューブ内径1回目の仮決定 WB øD≧1.6× チューブ内径1回目の仮決定 F1 ―― P øD≧1.6× F2 ―― P チューブ内径1回目の仮決定 øD≧1.6× F3 ―― P θ° θ° 傾斜作動図 W+WB≦WV W+WB>WV P≦PV P>PV 許容負荷質量 許容駆動力表(Fn) (n=1、2、3) 水平 傾斜 垂直 F1=µ×(W+WB)×9.8 圧力の判定 (垂直作動の場合 P.1060参照) F2=(W+WB)×9.8×(µCOSθ+SINθ) F3=(W+WB)×9.8×(µ+1) データ⃝ A の(Fn)は許容駆動力表をご参照ください。 WB>WBmax 接続金具の再検討 (ボディへ直接積載する場合の 最大負荷質量P.1060参照) 接続金具質量 (WB)の判定 WB≦WBmax スイッチの有無およびストロークの再検討 スイッチレール の有無 有 スイッチ の有無 有 無 無 NG (標準スト ローク表 P.1063参照) スイッチ付の ストローク 判定 OK (データ A P.1059参照) 許容駆動力(Fn)とシリンダ軸心 からの距離(Lo)のグラフより チューブ内径の2回目の仮決定 有 外部ガイド系 の有無 無 注2) WB×L1>MD (データ B P.1059参照) 最大速度(U)と負荷質量 (W)のグラフよりチューブ 内径の3回目の仮決定 (ボディ不回転精度と最大許容モーメント P.1061参照) 回転モーメント の判定 WB×L1≦MD 3回の仮決定にて最大の チューブ内径に決定する。 (ボディ不回転精度と最大許容モーメント 注2) P.1061参照) NG 許容ストローク の判定 チューブ内径決定 注1) 使用状況により オーダーメイド品の検討 (P.1063参照) 型式決定 1058 OK 注1)使用環境等によりオーダーメイド品も 含めてご検討ください。 注2)スペックオーバーより外部ガイド系の 設置をお願いします。 機種選定方法 REAR Series 設計上のご注意q 選定方法 〈データ⃝ A :シリンダ軸心からの距離―――許容駆動力〉 選定手順 ø10 q負荷を水平に移動させる駆動抵抗力Fn(N)を 求めます。 w負荷に駆動力を与える点からシリンダの軸心 50 までの距離Lo(cm)を求めます。 40 50 30 選定します。 負荷 20 許容駆動力Fn(N) 許容駆動力Fn(N) eデータ⃝ A よりLoとFnからチューブ内径を ワーク ø15 10 5 使用可能範囲 40 30 20 10 5 使用可能範囲 Fn 1 0 Lo 心ずれ吸収機構 1 2 3 4 5 6 7 8 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 9 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) ø20 選定例 ø25 500 200 負荷の駆動抵抗力Fn=100(N)シリンダ軸心力 A の横軸 から作用点の距離Lo=8cm、データ⃝ の軸心から8cmを縦に延長して交点を求め、 横に縦軸の許容駆動力を求めます。 100(N)を満足する適合機種はREAR32また はREAR40となります。 ※シリンダ軸心からの距離Loの地点とは、シ リンダと負荷部とのモーメント作用点とな ります。 300 100 200 50 100 30 50 40 30 20 許容駆動力Fn(N) 許容駆動力Fn(N) シリンダ軸心からの距離Lo(cm) 10 5 10 1 50 40 30 REAR40 20 REAR25 10 REAR32 REAR20 REAR15 REAR10 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10111213 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) シリンダ軸心からの距離Lo(cm) 400 300 200 500 100 100 50 40 30 20 50 40 30 20 10 5 REC CX 300 200 使用可能範囲 REB CY ø40 ø32 許容駆動力Fn(N) 負荷質量W(kg) 100 80 REA 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10111213 許容駆動力Fn(N) 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 使用可能範囲 5 使用可能範囲 MQ RHC RZQ 使用可能範囲 10 5 1 0.5 100 200 最大速度U (mm/s) 300 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9101112131415 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9101112131415 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) D- -X 1059 REAR Series 設計上のご注意w シリンダの自重たわみ 垂直作動の場合 ボディへ直接積載する場合の最大負荷質量 シリンダを水平にして取付ける場合は、自重 によりデータのようなたわみが出て、ストロ ークが長くなる程軸心の変化量が大きくなり ます。よって図のようにズレ量を吸収できる ように接続方法をご考慮ください。 負荷は、ボールベアリングタイプの軸受(リニ アガイト等)で案内します。すべり軸受を使用 した場合は負荷質量と負荷のモーメントによ り摺動抵抗が大きくなり作動不良の原因とな ります。 シリンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合 は、移動子の自重およびワーク質量により移動 子が下方向に変位する場合があります。ストロ ーク端およびストローク中間において、停止 位置精度が必要な場合は外部ストッパ等によ り位置決めするようご検討ください。 ボディに直接負荷を積載する場合は、下表の 最大値以下となります。 ガイドシャフト 負荷台 積載方向 負荷質量 C 最大負荷質量 WBmax (kg) 0.4 1.0 1.1 1.2 1.5 2.0 型式 REAR 10 REAR 15 REAR 20 REAR 25 REAR 32 REAR 40 (移動体質量+ ワーク質量) 注) 積載方向 クリアランス注) (0.2∼0.5mm) ワーク スイッチレール 上記クリアランス量は参考値です。 注)下図の自重たわみを参考に、 シリンダが取付面 および負荷等と接触しないようフルストロー ク最低作動圧力範囲内でスムーズに作動でき るように、 クリアランスを設定してください。 REAR20 REAR15 32 REA REAR 20 REAR 25 15 REAR 10 REAR REAR たわみ量(mm) R40 REAR10 1000 2000 3000 4000 5000 ストローク(mm) ※上記たわみのデータは、外部移動子がストロー ク中間部に移動した時の数値を示します。 1060 ロッドレスシリンダ シリンダ チューブ 内径(mm) 型式 10 15 20 25 32 40 REAR10 REAR15 REAR20 REAR25 REAR32 REAR40 許容負荷 質量 Wv (kg) 最高使用 圧力 Pv (MPa) 0.55 2.7 0.65 7.0 0.65 11.0 0.65 18.5 0.65 30.0 0.65 47.0 注)最高使用圧力以上での使用はマグネットカッ プリングの離脱により落下しますのでご注意 ください。 REAR25,32,40 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 本体(ボディ) W ウェアリングC 機種選定方法 REAR Series 設計上のご注意e 中間停止について ボディ不回転精度と最大許容モーメント(スイッチレール付) (参考値) クッション効果(スムーズな起動、ソフトな停 止)はストロークエンドの手前から表に示すス トローク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止か らの復帰では、クッション効果(スムーズな起 動、ソフトな停止)は得られません。 下記にストロークエンド時の不回転精度、最大許容モーメントの許容参考値を示します。 クッションストローク 型式 ストローク(mm) REAR10 20 REAR15 25 REAR20 30 REAR25 30 REAR32 30 REAR40 35 チューブ 不回転精度 内径 (mm) ( ° ) 注2) 最大許容 モーメント MD 許容ストローク (N・m) (mm) 10 6.0 0.05 100 15 4.5 0.15 200 20 3.7 0.20 300 25 3.7 0.25 300 32 3.1 0.40 400 40 2.8 0.62 400 不回転精度 スイッチレール 本体(ボディ) ウェアリングC 注1)回転トルク (モーメント) がかかるような使い方は避けてください。そのような場合は外部ガイドとの 併用をおすすめします。 注2)上記、 許容ストローク内では、 上記参考許容値を満足しますが、ストロークが長くなりますとストロー ク途中での傾き (回転角度) が大きくなることが予想されますのでご注意ください。 注3)ボディに直接負荷をかける場合の積載質量は、P.1060の最大負荷質量以下となります。 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1061 サインロッドレスシリンダ/ダイレクトマウント形 REAR Series ø10, ø15, ø20, ø25, ø32, ø40 型式表示方法 REA R 25 300 M9BW サインロッドレスシリンダ オーダーメイド仕様 詳細はP.1063をご参照くだ さい。 オートスイッチ追記号 ダイレクトマウント形 無記号 10mm 15mm 20mm 25mm 32mm 40mm 10 15 20 25 32 40 2ヶ付 1ヶ付 nヶ付 S n チューブ内径 オートスイッチ 無記号 オートスイッチなし (磁石内蔵) 注)ø20のスイッチレール付で、 オートスイッチなしの場合 は、 シリンダ構造が有接点オートスイッチ用となります。 ※適用オートスイッチ品番は下表よりご選定ください。 ポートねじの種類 記号 無記号 TN TF 種類 Mねじ Rc NPT G スイッチレールの有無 チューブ内径 10, 15 無記号 スイッチレール付 スイッチレールなし N 20, 25, 32, 40 注1)スイッチレール付の場合はオートスイッチ用磁石内蔵となります。 注2)ø15の場合、スイッチレールなしでもオートスイッチ用磁石内蔵となります。 25, 32 シリンダストローク (mm) 標準ストロークにつきましてはP.1063をご参照ください。 種類 表示灯 適用オートスイッチ/オートスイッチ単体の詳細仕様は、P.1893∼2007をご参照ください。 リード線 取出し 特殊機能 無接点オートスイッチ ― 診断表示 (2色表示) グロメット 有 耐水性向上品 (2色表示) 有接点 オートスイッチ ― グロメット 負荷電圧 配線 (出力) 3線 (NPN) 3線 (PNP) 2線 3線 (NPN) 3線 (PNP) 2線 DC 無 オートスイッチ 品番 ― M9N M9P M9B M9NW M9PW M9BW ※※M9NA ※※M9PA ※※M9BA 5V,12V 12V 24V 5V,12V 12V 3線 (NPN) 3線 (PNP) 2線 3線 有 (NPN相当) 2線 AC 5V,12V 12V リード線長さ(m) プリワイヤ 適用負荷 0.5 1 3 5 コネクタ (無記号) (L) (Z) (M) ● ● ● ○ ○ IC回路 ● ● ● ○ ○ ● ● ● ○ ○ ― ● ● ● ○ ○ IC回路 リレー、 ● ● ● ○ ○ PLC ● ● ● ○ ○ ― ○ ○ ● ○ ○ IC回路 ○ ○ ● ○ ○ ― ○ ○ ● ○ ○ ― 5V ― A96 ● ― ● ― ― IC回路 24V 12V 100V 100V以下 A93 A90 ● ● ― ― ● ● ● ― ― ― ― リレー、 PLC IC回路 ※※耐水性向上タイプのオートスイッチは、 上記型式の製品に取付可能ですが、それにより製品の耐水性能を保証するものではありません。 上記型式での耐水性向上製品につきましては当社へご確認ください。 ※リード線長さ記号 0.5m……………無記号 1m…………… M 3m…………… L 5m…………… Z (例)M9NW (例)M9NWM (例)M9NWL (例)M9NWZ ※○印の無接点オートスイッチは受注生産となります。 ※上記掲載機種以外にも、 適用可能なオートスイッチがありますので詳細は、P.1067をご参照ください。 ※プリワイヤコネクタ付オートスイッチの詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 ※オートスイッチは同梱出荷 (未組付) となります。 1062 ― サインロッドレスシリンダ ダイレクトマウント形 REAR Series 仕様 チューブ内径(mm) 10 15 20 使用流体 25 32 40 空気 保証耐圧力 1.05MPa 最高使用圧力 0.7MPa 最低使用圧力 0.18MPa 周囲温度および使用流体温度 −10∼60℃(ただし凍結なきこと) 使用ピストン速度(MAX)注) 50∼300mm/s 給油 不要(無給油) +1.4 +1.8 ストローク長さ許容差(mm) 0∼250st:+1.0 0 、251∼1000st: 0 、1001st∼: 0 JIS記号 保持力 (N) エアクッション (マグネット形) 53.9 137 231 363 588 922 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるボディ動き出しから、ク ッションストロークを抜け出すまで、約0.5秒(片側)および両端で約1秒かかります。 Ordeer オーダーメイド仕様 Mad (詳細はP.2033∼2152をご参照ください。) 表示記号 仕様/内容 -XC57 フローティングジョイント付ロッドレスシリンダ 標準ストローク表 チューブ 内径(mm) 製作可能最大 スイッチ付の最大 ストローク(mm) ストローク(mm) 500 500 標準ストローク(mm) 10 150、200、250、300 15 150、200、250、300、350、400 450、500 20 25 32 40 200、250、300、350、400、450 500、600、700、800 200、250、300、350、400、450 500、600、700、800、900、1000 1000 750 1500 1000 2000 1500 2000 1500 注)中間ストロークは1mm毎での対応が可能です。 質量表 REA 単位:kg チューブ内径(mm) 10 15 20 25 0.111 0.277 0.440 0.080 0.230 50st当りの割増質量 (スイッチレール付の場合) 0.034 50st当りの割増質量 (スイッチレールなしの場合) 0.014 項目 REAR 基本質量 (スイッチレール付) (0st時) REAR-N (スイッチレールなし) 32 40 0.660 1.27 2.06 0.370 0.580 1.15 1.90 0.045 0.071 0.083 0.113 0.133 0.020 0.040 0.050 0.070 0.080 REB REC CY CX MQ RHC 計算方法/例:REAR25-500 (スイッチレール付) 基本質量…0.660 (kg)、割増質量…0.083 (kg/50st)、シリンダストローク…500 (st) 0.660+0.083×500÷50=1.49 (kg) RZQ D- -X 1063 REAR Series 構造図/ø10、ø15 !7 @6 @7 !2 @2 q i y u e !8 @8 t r o �!0 @3 @0 @4 !9 @1 !1 !4 !5 w N@5 !6 !3 REAR10 構成部品 番号 構成部品 部品名 材質 備考 アルミニウム合金 硬質アルマイト 番号 部品名 材質 1 ボディ 2 シリンダチューブ ステンレス ※19 ウェアリングA 特殊樹脂 3 シャフト ステンレス ※20 ウェアリングB 特殊樹脂 4 ピストン側ヨーク 圧廷鋼板 亜鉛クロメート ※21 ピストンパッキン NBR 5 外部移動子側ヨーク 圧廷鋼板 亜鉛クロメート ※22 スクレーパ NBR 6 磁石A ― 7 磁石B ― 8 ピストン 9 スペーサ ※18 シリンダチューブガスケット ※23 クッションパッキン NBR 24 磁気シールド板 圧延鋼板 ユニクロ アルミニウム合金 白色アルマイト アルミニウム合金 クロメート 25 スイッチレール 圧廷鋼板 ニッケルめっき 26 磁石 10 止め輪 炭素工具鋼 燐酸塩被膜 27 六角穴付ボルト クロム鋼 11 クッションリング ステンレス ※28 ウェアリングC 特殊樹脂 12 エンドカバーA アルミニウム合金 硬質アルマイト 13 エンドカバーB アルミニウム合金 硬質アルマイト 14 アタッチメントリング アルミニウム合金 硬質アルマイト ステンレス REAR10 硬鋼線材 ニッケルめっき(REAR15) クロム鋼 ニッケルめっき 15 軸用C形止め輪 16 六角穴付止めねじ 17 押エ板 アルミニウム合金 スイッチレールアクセサリ型式 CYR 20 EB (N) 200 チューブ内径 ストローク 使用オートスイッチの種類 (ø20のみの表示) 無記号 有接点スイッチ用 N 無接点スイッチ用 1064 備考 NBR ― ニッケルめっき 交換部品/パッキンセット チューブ内径 (mm) 10 15 手配番号 内容 REAR10-PS 注1)注2)上記番号!8@0@1@2@3@8のセット REAR15-PS 注1)上記番号!8!9@0@1@2@3@8のセット 注1)@3クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 注2)ø10の!9ウェアリングA交換は、当社へお問い合せください。 ※パッキンセットにはグリースパック(ø10は5gと10g、ø15は10g)が付属さ れます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 ø10用グリース品番:GR-F-005 (5g)外部摺動部用、 GR-S-010 (10g)チューブ内部用 ø15用グリース品番:GR-S-010 (10g) スイッチレールアクセサリセット チューブ内径(mm) 手配番号 内容 10 15 CYR10EB-□ 上記番号@5@6@7@8 CYR15EB-□ 注2) 上記番号@4@5@7@8 注1)□はストロークを示します。 注2)ø15は、ボディに磁石を内蔵済です。 REAR Series サインロッドレスシリンダ ダイレクトマウント形 構造図/ø20∼ø40 @5 @3 q @1 y u e !5 !9 #0 @6 t r @2 !1 !0 !2 i @4 構成部品 番号 1 o !3 w @7 ボディ 材質 備考 アルミニウム合金 硬質アルマイト シリンダチューブ ステンレス 3 シャフト ステンレス ※22 ウェアリングB 6 7 ピストン側ヨーク 外部移動子側ヨーク 磁石A 磁石B 8 ダンパ 9 クッションパッキンホルダ 10 ピストン 11 スペーサ 12 止め輪 13 クッションリング 14 15 圧廷鋼板 @8 �@9 圧廷鋼板 特殊樹脂 NBR NBR ※25 クッションパッキン NBR ユニクロ ― 26 磁気シールド板 圧延鋼板 白色アルマイト ウレタンゴム 27 スイッチレール アルミニウム合金 クロメート 28 磁石 クロメート 29 六角穴付ボルト クロム鋼 ※30 ウェアリングC 特殊樹脂 アルミニウム合金 アルミニウム合金 圧廷鋼板 ニッケルめっき 炭素工具鋼 燐酸塩被膜 REAR20, 25 ロックナットB 炭素鋼 ニッケルめっき エンドカバーA アルミニウム合金 硬質アルマイト 16 エンドカバーB アルミニウム合金 硬質アルマイト 17 アタッチメントリンク アルミニウム合金 硬質アルマイト ステンレス REAR25, 32 硬鋼線材 ニッケルめっき(REAR20,40) クロム鋼 ニッケルめっき 六角穴付止めねじ 特殊樹脂 亜鉛クロメート ― 備考 NBR ※24 スクレーパ カニゼンめっき(REAR32,40) 軸用C形止め輪 材質 亜鉛クロメート 黄銅 19 !6 ※23 ピストンパッキン ステンレス 18 !7 部品名 番号 ※20 シリンダチューブガスケット 2 5 !8 !4 構成部品 部品名 ※21 ウェアリングA 4 @0 ― ニッケルめっき 注)パッキンセットは上記20∼25,30までが一式になっておりますので、 各チューブ内径の手配番号にて手配してください。 交換部品/パッキンセット チューブ内径 (mm) 手配番号 20 25 32 40 REAR20-PS REAR25-PS REB 内容 REC 注) 上記番号@0@1@2@3@4@5#0のセット REAR32-PS REAR40-PS CY CX 注)@5クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック(10g)が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) MQ RHC スイッチレールアクセサリ型式 RZQ CYR 20 EB (N) 200 チューブ内径 REA ストローク 使用オートスイッチの種類 (ø20のみの表示) 無記号 有接点スイッチ用 N 無接点スイッチ用 スイッチレールアクセサリセット チューブ内径(mm) 20 25 32 40 手配番号 有接点用 CYR20EB-□ 無接点用 CYR20EBN-□ CYR25EB-□ 内容 上記番号@6@7@8@9#0 CYR32EB-□ CYR40EB-□ 注)□はストロークを示します。 D- -X 1065 REAR Series 外形寸法図 W K N X HC HT A 2×P 配管ポート T H HA CB Y L 8×MMねじ深M 4×座ぐりøB 座ぐり深C T REAR10 HS CR REAR15 HR W K QW PW øD X GW GP WS 4×øLD F 4×J有効ねじ長さE スイッチレール G Q+ストローク Z+ストローク (mm) 型式 A B C CB CR REAR10 10.5 6.5 3.2 2 0.5 REAR15 12 8 4.2 2 0.5 REAR20 9 9.5 5.2 3 REAR25 8.5 9.5 5.2 REAR32 10.5 11 REAR40 10 11 型式 K L F G GP GW H HA HC HR HS 12 6.5 6 27 25.5 26 24 25 24 5 14 M4×0.7×6 17 8 7 33 31.5 32 30 31 30 8.5 17 M5×0.8×7 1 22.8 9 6 39 37.5 39 36 38 36 7.5 21 M6×1×8 3 1 27.8 8.5 6 44 42.5 44 41 43 41 6.5 23.5 6.5 3 1.5 35 10.5 7 55 53.5 55 52 54 51 7 29 M8×1.25×10 6.5 5 2 43 13 7 65 63.5 67 62 66 62 8 36 M8×1.25×10 MM N PW Q QW T W WS X Y 19.5 20 8 15 39.5 7 18 54.5 64 107 LD M D 無記号 P TN TF HT J ×E M6×1×8 Z REAR10 9 38 3.5 4 M3×0.5 4.5 M5×0.8 ― ― 26 68 14 REAR15 14 53 4.3 5 M4×0.7 6 ― ― 32 84 18 21 25 95 17 20.5 40 7 22 21.5 40 7 28 72 117 7 35 79 130 7 40 93 148 REAR20 11 62 5.6 5 M4×0.7 7 M5×0.8 Rc1/8 NPT1/8 ― 38 REAR25 15 70 5.6 6 M5×0.8 6.5 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 43 105 20 REAR32 13 76 7 7 M6×1 8.5 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 54 116 26 24 50 134 34 26 60 REAR40 1066 15 90 7 8 M6×1 11 Rc1/4 NPT1/4 ― 64 80 98 REAR Series オートスイッチ取付 オートスイッチ適正取付位置(ストロークエンド検出時) A C オートスイッチ適正取付位置 ø10∼ø40 オートスイッチ 型式 10 15 20 25 32 40 D (mm) A B D-M9□ D-M9□W D-M9□A D-A9□ チューブ 内径 B D-A9□ D-M9□ D-M9□W D-M9□A C D-M9□ D-A9□ D-M9□W D-M9□A D D-A9□ D-M9□ D-M9□W D-M9□A ― 34 30 34 50 46 19.5 23.5 78.5 74.5 ― ― 58.5 19.5 23.5 87.5 83.5 39.5 35.5 67.5 71.5 19 23 98 94 42 38 75 79 22.5 26.5 107.5 103.5 45.5 41.5 84.5 88.5 24.5 28.5 123.5 119.5 47.5 43.5 100.5 104.5 50 46 62.5 注1)ø15のC部にオートスイッチは設置できません。 注2)ø10のD部にD-A9□型は、 設置できません。 注3)実際の設定においては、 オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 ø25∼ø40 オートスイッチ 型式 チューブ 内径 (mm) A B C D D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W 25 32 40 18 43 74 21.5 108.5 99 46.5 83.5 23.5 124.5 48.5 99.5 注)実際の設定においては、 オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 動作範囲 REA オートスイッチ取付金具/部品品番 REB (mm) オートスイッチ型式 D-A9□ チューブ内径 10 13 D-M9□W D-M9□ D-M9□A 15 20 25 32 40 8 6 7.5 8 9 5.5 4 4.5 5 6.5 4.5 D-Z7□/Z80 D-Y5□/Y7P/Y7□W ― ― ― 9 9 11 ― ― ― 7 6 6 オートスイッチ型式 D-A9□ D-M9□ D-M9□W D-M9□A チューブ内径(mm) ø25, ø32, ø40 REC BMG2-012 CY D-A9□/M9□/M9□W/M9□A型 の場合 CX BMG2-012 MQ ※応差を含めた目安であり、保証するものではありません。(ばらつき±30%程度) 周囲の環境により大きく変化する場合があります。 RHC RZQ 型式表示方法の適用オートスイッチ以外にも下記オートスイッチの取付が可能です。 詳細仕様につきましてはP.1893∼2007をご参照ください。 オートスイッチ種類 有接点 無接点 品番 D-Z73, Z76 D-Z80 D-Y59A, Y59B, Y7P D-Y7NW, Y7PW, Y7BW リード線取出し (取出方向) グロメット (横) グロメット (横) 特長 適用チューブ内径 ― 表示灯なし ― ø25∼ø40 D- 診断表示(2色表示) ※無接点オートスイッチには、 プリワイヤコネクタ付もあります。詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 ※ノーマルクローズ (NC=b接点) 無接点オートスイッチ(D-F9G, F9H, Y7G, Y7H型)もありますので、詳細は、P.1911、1913をご参照ください。 -X 1067 REAR Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 取付け 分解およびメンテナンス 注意 注意 qシリンダチューブ外周面に打痕等をつけないようにご注 q分解の際には専用工具が必要となります。 意ください。 スクレーパ、ウエアリングの損傷をまねき作動不良の原因とな ります。 w外部移動子の回転にご注意ください。 F 他軸(リニアガイドなど)と接続させて、回転を抑さえてくだ さい。 eマグネットカップリングがずれた状態で使用しないで ください。 品番 マグネットカップリングがずれた場合は、ストロークエンド にて外部移動子を手(またはピストン移動子を空圧)で押して 正しい位置に戻してください。 rシリンダは、エンドカバー内の取付穴よりボルトで取 付け、ボルトの緩みがないようにしてください。 tシリンダは、必ず両エンドカバーを固定してご使用く ださい。 外部移動子固定でのご使用は避けてください。 y外部移動子に横荷重をかけないでください。 負荷とシリンダを直接取付けた場合、それぞれの軸心の心ず れを吸収する事ができず、横荷重がかかった状態となり、作 動不良の原因となります。心ずれおよびシリンダの自重たわ みを吸収できるよう接続方法をご考慮の上ご使用ください。 図2に推奨取付図を示します。 ガイドロッド ボルト等により 取付ブラケット 直接接続 ガイドロッド クリアランス ロッドレスシリンダ 負荷とシリンダの軸心の心ずれ 吸収ができず作動不良の原因と なります。 図1.誤った取付方法 ロッドレスシリンダ 取付ブラケットとシリンダにクリアラ ンスを設け、軸心のズレ量を吸収させ ます。なお、取付ブラケットをシリン ダの軸心以上のばし、シリンダにモー メントを受けないようにします。 図2.推奨取付方法 u垂直方向でのご使用は許容負荷質量にご注意ください。 垂直方向でご使用になる場合の許容負荷質量 (参考値P.1060) は機種選定方法のようになりますが、許容値以上の負荷がか かるとマグネットカップリングの離脱により落下します。ご 使用の際には、使用条件 (圧力、負荷) をご確認ください。 1068 専用工具 専用工具品番一覧表 CYRZ-V CYRZ-W 適用チューブ内径(mm) 10、15、20 25、32、40 スライダ形/すべり軸受 REAS Series ø10, ø15, ø20, ø25, ø32, ø40 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1069 REAS Series 機種選定方法 使用条件 Pv:垂直作動時の最高使用圧力(MPa) WA:本使用条件による許容負荷質量(kg) Wv:垂直作動時の許容負荷質量(kg) σ:ストローク係数 ・W:負荷質量(kg) ・U:最大速度(mm/s) ・P:使用圧力(MPa) ・ストローク(mm) ・L0:スライドブロック取付面からワーク重心までの距離(cm) ・作動形態 (水平、傾斜、垂直) ストロークにおける負荷質量 σ=―――――――――――――――― 最大負荷質量 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 チューブ内径1回目の仮決定 チューブ内径1回目の仮決定 øD≧2.8× W ―― P 0.3×Wcosθ+Wsinθ øD≧5.0× ――――――――――― P チューブ内径1回目の仮決定 0.3×W+W øD≧5.0× ―――――― P W 許容負荷質量 圧力の判定 θ° θ° 傾斜作動図 W≦WV P≦PV W>WV P>PV (垂直作動の場合 P.1073参照) (σの求め方P.1071参照) ストロークと仮決定されたチューブ 内径にてストローク係数(σ)を算出 ストロークにおける負荷質量 σ =―――――――――――――――― 最大負荷質量 シリンダ取付姿勢により 許容質量計算例を選択 (P.1071、1072参照) チューブ内径、ストロークおよびL0の再検討 仮決定された チューブ内径の計算式 より(WA)算出 W>WA W≦WA (データ B P.1071参照) 最大速度(U)と負荷質量(W) のグラフよりチューブ 内径2回目の仮決定 2回の仮決定にて最大の チューブ内径に決定する。 注1)使用環境等により オーダーメイド品も 含めご検討ください。 チューブ内径決定 注1) 使用状況により オーダーメイド品の検討 (P.1075参照) 型式決定 1070 機種選定方法 REAS Series 設計上のご注意q 許容負荷質量選定時のσの求め方 シリンダ取付姿勢による許容負荷質量計算例 σは、最大負荷質量が下表に示すようにシリンダストロークに関し、変化 z水平作動(床取付) するため各ストローク対応で決定される係数と考えてください。 例)REAS25−650の場合 (1)最大負荷質量=20kg (2)650st時の負荷質量=13.6kg 13.6 (3)σ=―――=0.68となります。 20 σの算出式(σ≦1) ST:ストローク(mm) REAS10 型式 REAS15 (0.86−1.3×10−3×ST) σ= (1.5−1.3×10−3×ST) 10 10 10 7 12 REAS32 REAS25 σ= (1.71−1.3×10−3×ST) 10 3 型式 REAS20 (1.98−1.3×10−3×ST) 10 20 10 (2.48−1.3×10−3×ST) 30 チューブ内径 (mm) 10 15 (kg) 20 25 32 40 最大負荷質量 3 7 12 20 30 50 ストローク ∼300st ∼500st ∼500st ∼500st ∼600st ∼600st (kg) max REAS40 (2.26−1.3×10−3×ST) 最大負荷質量 (スライドブロック中心) 最大負荷質量はガイドシャフトのたわみ量の制限より各シリンダサイズとも、 ストローク長さより上記の質量は変化します。(係数σにご注意ください。) また作動方向によっては許容負荷質量が最大負荷質量と異なる場合があります。 50 注)ø10−300mmST、ø15−500mmST、ø20―500mmSTø25−500mmST、 ø32−600mmST、ø40−600mmSTまでの使用の場合は全てσ=1で算出してください。 x水平作動(壁取付) 50 30 20 負荷質量 W(kg) 5 4 3 2 RE RE (13.6) 10 RE RE RE AS 15 32 AS AS 20 AS AS チューブ内径 (mm) 40 Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 25 10 15 20 RE AS 10 25 32 1 0 500 (650) 750 1000 40 1500 許容負荷質量 WA(kg) σ・12.0 8.4+2Lo σ・36.4 10.6+2Lo σ・74.4 12+2Lo σ・140 13.8+2Lo σ・258 17+2Lo σ・520 20.6+2Lo シリンダストローク(mm) c垂直作動 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 負荷質量 W (kg) 100 80 REAS40 20 REAS25 10 10 REAS32 15 20 REAS20 25 REAS15 32 REAS10 40 1 0.5 REB REC CY チューブ内径 (mm) 50 40 30 REA 許容負荷質量 WA(kg) σ・4.16 2.2+Lo σ・13.23 2.7+Lo σ・26.8 2.9+Lo σ・44.0 3.4+Lo σ・88.2 4.2+Lo σ・167.8 5.1+Lo CX MQ RHC RZQ Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 注)落下防止のため安全係数を考慮してください。 100 200 最大速度U (mm/s) 300 D- -X 1071 REAS Series 設計上のご注意w シリンダ取付姿勢による許容負荷質量計算例 m水平作動(負荷押し、 プッシャー) v傾斜作動(作動方向) チューブ 内径(mm) 10 15 20 25 32 角度 ∼45°∼60°∼75°∼90° k 1 0.9 0.8 0.7 40 許容負荷質量 WA(kg) σ・10.5・K 3.5cosθ+2(2.2+Lo)sinθ σ・35・K 5cosθ+2(2.7+Lo)sinθ σ・72・K 6cosθ+2(2.9+Lo)sinθ σ・120・K 6cosθ+2(3.4+Lo)sinθ σ・210・K 7cosθ+2(4.2+Lo)sinθ σ・400・K 8cosθ+2(5.1+Lo)sinθ F:駆動 (スライドブロックよりLoの位置)抵抗力(kg) Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 角度係数(k):k= 〔∼45° (=θ)〕 =1、 〔∼60° 〕 =0.9、 〔∼75° 〕 =0.8、 〔∼90° 〕 =0.7 Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) チューブ内径(mm) 10 15 20 許容負荷質量 WA(kg) σ・5.25 σ・17.5 σ・36 2.2+Lo 2.7+Lo 2.9+Lo b傾斜作動(作動方向に直角) チューブ内径(mm) 25 32 40 許容負荷質量 WA(kg) σ・60 σ・105 σ・200 3.4+Lo 4.2+Lo 5.1+Lo ,水平作動(負荷、 横方向へオフセットLo) Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) チューブ 内径(mm) 10 15 20 25 32 40 許容負荷質量 WA(kg) σ・12.0 4+2(2.2+Lo)sinθ σ・36.4 5.2+2(2.7+Lo)sinθ σ・74.4 6.2+2(2.9+Lo)sinθ σ・140 7+2(3.4+Lo)sinθ σ・258 8.6+2(4.2+Lo)sinθ σ・520 10.4+2(5.1+Lo)sinθ n荷重中心が作動方向にオフセット(Lo) チューブ 内径(mm) 10 Lo:スライドブロック中心より 負荷重心までの距離(cm) 15 20 25 32 40 1072 許容負荷質量 WA(kg) σ・5.25 Lo+3.5 σ・17.5 Lo+5.0 σ・36 Lo+6.0 σ・60 Lo+6.0 σ・105 Lo+7.0 σ・200 Lo+8.0 Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) チューブ内径(mm) 10 15 20 許容負荷質量 WA(kg) σ・8.40 σ・25.48 σ・52.1 4+Lo 5.2+Lo 6.2+Lo チューブ内径(mm) 25 32 40 許容負荷質量 WA(kg) σ・98 σ・180 σ・364 7.0+Lo 8.6+Lo 10.4+Lo 機種選定方法 REAS Series 設計上のご注意e 垂直作動の場合 中間停止について 負荷を垂直作動させる場合は、下表の許容負荷質量および最高使用 圧力以下でご使用ください。 規定値を超えて使用されますと、マグネットカップリング離脱によ り、落下します。ご使用の際には使用条件を確認してください。 シリンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合は、移動子の自重およ びワーク質量により移動子が下方向に変位する場合があります。ス トローク端およびストローク中間において、停止位置精度が必要な 場合は外部ストッパ等により位置決めするようご検討ください。 クッション効果(スムーズな起動、ソフトな停止)はストロークエン ドの手前から表に示すストローク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止からの復帰では、クッシ ョン効果(スムーズな起動、ソフトな停止)は得られません。 チューブ内径 (mm) 型式 許容負荷質量 Wv (kg) 最高使用圧力 Pv (MPa) 10 REAS10 2.7 0.55 15 REAS15 7.0 0.65 20 REAS20 11.0 0.65 25 REAS25 18.5 0.65 32 REAS32 30.0 0.65 40 REAS40 47.0 0.65 クッションストローク 型式 ストローク(mm) REAS10 20 REAS15 25 REAS20 30 REAS25 30 REAS32 30 REAS40 35 ストローク調整について 出荷時のアジャストボルトはスムースな加速・減速が可能な最適位 置に調整されていますので、フルストロークにてご使用くださるよ うお願いします。また、ストローク調整が必要な場合には、最大で 片側2mmまでとしてください。(2mmを超える調整はしないようお 願いします。スムーズな加速・減速が得られません。) ストローク調整方法 六角ナットを緩め、プレート側より六角レンチにてストローク調整 後六角ナットを締付固定してください。 T ストローク調整量 (MAX.2mm) REA アジャストボルト REB REC 六角ナット CY プレート CX アジャストボルトの位置(出荷時)、六角ナット締付トルク 型式 T(mm) REAS10 REAS15 REAS20 REAS25 REAS32 REAS40 1 1 締付トルクN・m RHC 1.67 RZQ 1.5 3.14 1.5 10.8 3 2 MQ 23.5 D- -X 1073 サインロッドレスシリンダ スライダ形/すべり軸受 REAS Series ø10, ø15, ø20, ø25, ø32, ø40 型式表示方法 REA S 25 J79W 300 オーダーメイド仕様 サインロッドレス シリンダ 詳細はP.1075をご参照ください。 オートスイッチ追記号 スライダ形 (すべり軸受) 無記号 2ヶ付 S 1ヶ付 n nヶ付 チューブ内径 10 10mm 15 15mm 20 20mm 25 25mm 32 32mm 40 40mm オートスイッチ ※オートスイッチの品番につきましては、 下表 をご参照ください。 ※オートスイッチなしの場合はスイッチレー ルのみとなります。 ポートねじの種類 種類 Mねじ 無記号 Rc NPT TN G TF 記号 オートスイッチなし (磁石内蔵) 無記号 標準ストローク 標準ストローク表P.1075をご参照ください。 チューブ内径 ø10, ø15 ø20, ø25, ø32, ø40 種類 リード線 取出し 特殊機能 表示灯 適用オートスイッチ/オートスイッチ単体の詳細仕様はP.1893∼2007をご参照ください。 無接点 オートスイッチ コネクタ 有 診断表示(2色表示) 5V,12V 2線 12V 3線 (NPN) 24V 5V,12V 3線 (PNP) グロメット 耐水性向上品(2色表示) 2線 診断出力付(2色表示) 有接点 オートスイッチ グロメット 有 無 有 コネクタ 無 5V,12V − − − 2線 − 12V 4線 (NPN) 3線 (NPN相当) 5V ※リード線長さ(m) 適用負荷 0.5 3 5 なし プリワイヤ (N) コネクタ (L) (Z) 横取出し (無記号) F79 ● ● ○ − ○ IC回路 F7P ● ● ○ − ○ J79 ● ● ○ − ○ − − ● ● ● ● − F79W ● ● ○ − ○ リレー, IC回路 PLC F7PW ● ● ○ − ○ J79W ● ● ○ − ○ ※※F7BA − − ● ○ − ○ − − ● ○ − ○ F79F ● ● ○ − ○ IC回路 オートスイッチ品番 AC DC 3線 (NPN) 3線 (PNP) グロメット − 負荷電圧 配線 (出力) − − 200V 12V 100V 5V,12V 100V以下 24V 12V − 5V,12V 縦取出し F7NV F7PV F7BV J79C F7NWV − F7BWV − ※※F7BAV − − A76H ● ● − − − IC回路 A72 A73 A80 A73C A80C A72H A73H A80H − − ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● − − − − − − リレー, IC回路 PLC − IC回路 − ● − ● ● − − − ● ● ※※耐水性向上タイプのオートスイッチは、 上記型式の製品に取付可能ですが、 それにより製品の耐水性能を保証するものではありません。 上記型式での耐水性向上製品につきましては当社へご確認ください。 ※リード線長さ記号 0.5m……………無記号 3m…………… L 5m…………… Z なし…………… N (例)J79W (例)J79WL (例)J79WZ (例)J79CN ※⃝印の無接点オートスイッチは受注生産となります。 ・上記掲載機種以外にも、適用可能なオートスイッチがありますので詳細は、 P.1080をご参照ください。 ・プリワイヤコネクタ付オートスイッチの詳細は、 P.1960、 1961をご参照ください。 ※オートスイッチは、同梱出荷(未組付)となります。 1074 − サインロッドレスシリンダ スライダ形/すべり軸受 REAS Series 仕様 チューブ内径(mm) 10 15 20 使用流体 保証耐圧力 32 40 1.05MPa 最高使用圧力 0.7MPa 最低使用圧力 0.18MPa 周囲温度および使用流体温度 −10∼60℃(ただし凍結なきこと) 使用ピストン速度(MAX)注) 50∼300mm/s 給油 JIS記号 25 空気 不要(無給油) ストローク長さ許容差(mm) +1.4 +1.8 0∼250st:+1.0 0 、251∼1000st: 0 、1001st∼: 0 保持力 (N) 53.9 137 231 363 588 922 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるスライドブロック動き出 しから、クッションストロークを抜け出すまで、約0.5秒(片側)および両端で約1秒かかります。 エアクッション (マグネット形) 標準ストローク表 Ordeer 個別オーダーメイド仕様 Mad (詳細はP.1139、1140をご参照ください。) 表示記号 仕様/内容 -X168 ヘリサートねじ仕様 -X210 外部無潤滑仕様 -X324 外部無潤滑仕様 (ダストシール付) -X431 オートスイッチレール両側面取付 (2本付) チューブ 内径(mm) 製作可能 最大ストローク(mm) 500 標準ストローク(mm) 10 150、200、250、300 15 150、200、250、300、350、400、 450、500 20 25 32 40 750 1000 200、250、300、350、400、450、 500、600、700、800 1500 200、250、300、350、400、450、 500、600、700、800、900、1000 1500 注) 中間ストロークは1mm毎での対応が可能です。 質量表 (kg) チューブ内径(mm) 基本質量 50ストローク当りの割増質量 10 15 20 25 32 40 0.48 0.91 1.48 1.84 3.63 4.02 0.074 0.104 0.138 0.172 0.267 0.406 計算方法/例:REAS32-500 基本質量……3.63kg 割増質量……0.267/50st 3.63+0.267×500÷50=6.3kg REA REB REC CY シリンダストローク……500st CX MQ RHC RZQ D- -X 1075 REAS Series 構造図/ø10、ø15 @7 #1 @6 @2 !7 o !5 q !9 !4 y u w e t r !2 !3 #0 @8 !0 @9 !1 @0 #2 i !6 !8 @3 @5 @1 @4 REAS10 構成部品 番号 構成部品 部品名 備考 材質 番号 部品名 材質 備考 ステンレス 17 プレートB アルミニウム合金 硬質アルマイト アルミニウム合金 18 ポートカバー アルミニウム合金 硬質アルマイト ステンレス 19 ガイドシャフトA 炭素鋼 硬質クロムめっき 亜鉛クロメート 20 ガイドシャフトB 炭素鋼 硬質クロムめっき 亜鉛クロメート 21 アジャストボルトA クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 22 アジャストボルトB クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 23 六角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき アルマイト 24 スイッチ取付レール アルミニウム合金 クロメート 25 オートスイッチ ― アルミニウム合金 硬質アルマイト ※26 シリンダチューブガスケット NBR 圧廷鋼板 ニッケルめっき ※27 ガイドシャフトガスケット 圧廷鋼板 ニッケルめっき ※28 ウェアリングA 特殊樹脂 止め輪 炭素工具鋼 燐酸塩被膜 ※29 ウェアリングB 特殊樹脂 ブッシュ 含油軸受材 ※30 ピストンパッキン NBR 15 クッションリング ステンレス ※31 スクレーパ NBR 16 プレートA ※32 クッションパッキン NBR 1 シリンダチューブ 2 外部移動子チューブ 3 シャフト 4 ピストン側ヨーク 圧廷鋼板 5 外部移動子側ヨーク 圧廷鋼板 6 磁石A ― 7 磁石B ― 8 クッションパッキンホルダ アルミニウム合金 9 ピストン 10 スライドブロック 11 スペーサ 12 移動子スペーサ 13 14 アルミニウム合金 硬質アルマイト NBR 注)パッキンセットは上記@6∼#2までが一式になっておりますので、各チューブ 内径の手配番号にて手配してください。 交換部品/パッキンセット チューブ内径 (mm) 手配番号 内容 10 REAS10-PS 注1)注2)上記番号@6@7@9#0#1#2のセット 15 REAS15-PS 注1)上記番号@6@7@8@9#0#1#2のセット 注1)#2クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 注2)ø10の@8ウェアリングA交換は当社へお問い合せください。 ※パッキンセットにはグリースパック (ø10は5gと10g、 ø15は10g) が付属さ れます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 ø10用グリース品番:GR-F-005 (5g) 外部摺動部用、 GR-S-010 (10g) チューブ内部用 ø15用グリース品番:GR-S-010 (10g) 1076 アルミニウム合金 サインロッドレスシリンダ スライダ形/すべり軸受 REAS Series 構造図/ø20∼ø40 @9 !5 !1 N@4 @0 @2 !0 !2 rt ew u y !3 !4 i o @8 #2 #0 #1 #3 構成部品 番号 @1 @5 q @7 @3 #4 構成部品 材質 備考 炭素鋼 ニッケルめっき プレートA アルミニウム合金 硬質アルマイト プレートB アルミニウム合金 硬質アルマイト ガイドシャフトA 炭素鋼 硬質クロムめっき 22 ガイドシャフトB 炭素鋼 硬質クロムめっき ― 23 アジャストボルトA クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき ― 24 アジャストボルトB クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 25 六角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき REC 26 スイッチ取付レール 27 オートスイッチ付の場合 CY 番号 部品名 ステンレス 18 ロックナットB アルミニウム合金 19 ステンレス 20 亜鉛クロメート 21 亜鉛クロメート 部品名 備考 材質 1 シリンダチューブ 2 外部移動子チューブ 3 シャフト 4 ピストン側ヨーク 圧廷鋼板 5 外部移動子側ヨーク 圧廷鋼板 6 磁石A 7 磁石B 8 ダンパ 9 クッションパッキンホルダ アルミニウム合金 10 ピストン アルミニウム合金 クロメート オートスイッチ ― 11 スライドブロック アルミニウム合金 硬質アルマイト ※28 シリンダチューブガスケット NBR 12 スペーサ 圧廷鋼板 ニッケルめっき ※29 ガイドシャフトガスケット 13 移動子スペーサ 圧廷鋼板 ニッケルめっき ※30 ウェアリングA 特殊樹脂 14 止め輪 炭素工具鋼 燐酸塩被膜 ※31 ウェアリングB 特殊樹脂 15 ブッシュ 含油軸受材 16 クッションリングホルダ 17 @6 !7 !6 !9 !8 ウレタンゴム クロメート アルミニウム合金 アルマイト 黄銅 カニゼンめっき(REAS32,40) ステンレス REAS20,25 クッションリング アルミニウム合金 NBR ※33 スクレーパ NBR ※34 クッションパッキン NBR REB CX NBR ※32 ピストンパッキン REA MQ RHC 注)パッキンセットは上記@8∼#4までが一式になっておりますので、各チューブ 内径の手配番号にて手配してください。 RZQ 交換部品/パッキンセット チューブ内径 (mm) 手配番号 20 REAS20-PS 25 REAS25-PS 32 REAS32-PS 40 REAS40-PS 内容 注) 上記番号@8@9#0#1#2#3#4のセット D- 注)#4クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック (10g) が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) -X 1077 REAS Series 外形寸法図/ø10 0.5 12.5 8 47+ストローク 25 3 20.5 2 4×M4×0.7ねじ深6 配管用中空シャフト 2×M5×0.8 12 40 60 ø25 ø12 58 18 4×M5×0.8 ねじ深9.5 ≒14 ø4.3 38 24 ø10 5 12 6 1 M8×1.0 6.5 オートスイッチ取付 レールは反対側にも取付可能 7.5 オートスイッチ 6.5 14 60+ストローク 9.5 1078 45 80+ストローク 9.5 25 33 34 REAS Series サインロッドレスシリンダ スライダ形/すべり軸受 外形寸法図/ø15∼ø40 ta EA 2×P HG MMねじ深M HG HT HA HP H GP PW GP PW HT ≒14 W øD PB QW 4×øLD 4×J×K(深さ) ø34 38 2×P ød PA T 配管用中空シャフト FA S+ストローク 10 TT 座ぐり径øB 座ぐり深C 2 FA ポートカバー EB FB ta EA tb オートスイッチ取付 レールは反対側にも取付可能 L A G オートスイッチ Q+ストローク Z+ストローク N HS HA HP H N ≒14 HS G NN REAS15 (mm) 型式 REAS15 A B 7.5 9.5 9.5 C D d EA EB 5 16.6 5 21.6 FA FB 12 6 13 3 6 16 ― ― ― ― G GP H HA HG 6.5 52 40 29 13 8.5 62 46 36 17 REAS20 10 REAS25 10 11 6.5 26.4 16 8 14 4 7 8.5 70 54 40 20 REAS32 12.5 14 8 33.6 20 8 16 5 7 9.5 86 66 46 24 REAS40 12.5 14 8 41.6 25 10 20 5 10 10.5 104 76 57 25 型式 HP M REAS15 39 REAS20 45 REAS25 REAS32 REAS40 型式 HT J×K L LD 15 21 M6×1.0×9.5 60 5.6 8 M5×0.8 7.5 M8×1.0 25.5 10 M6×1.0×9.5 70 5.6 10 M6×1.0 9.5 M10×1.0 53 23 10 M8×1.25×10 70 7 10 M6×1.0 11 M14×1.5 64 27 17 M10×1.5×15 85 8.7 12 M8×1.25 11.5 M20×1.5 74 31 14 M10×1.5×15 95 8.7 12 M8×1.25 10.5 M20×1.5 P TN TF 無記号 HS ※PA PB PW MM N NN Q QW S T TT ta REA REB REC tb W Z ― ― 30 50 75 75 30 62 12.5 22.5 0.5 1 72 97 REAS20 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 40 70 90 90 38 73 16.5 25.5 ― ― 87 115 REAS25 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 40 70 100 90 42 73 16.5 25.5 0.5 1 97 115 REAS32 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 40 75 122 110 50 91 18.5 28.5 0.5 1 119 138 REAS40 Rc1/4 NPT1/4 G1/4 65 105 145 120 64 99 20.5 35.5 1 1 142 155 REAS15 M5×0.8 ※PA寸法はセンタ振り分けです。 CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1079 REAS Series オートスイッチ取付 オートスイッチ適正取付位置(ストロークエンド検出時) B A (mm) オートスイッチ 型式 チューブ 内径(mm) A寸法 B寸法 D-A72 D-A7□H/A80H D-A73C/A80C D-F7□/J79 D-A73/A80 D-F7□W/J79W D-J79C D-F7□V/F□WV D-F7BA D-F79F D-F7NT D-A72 D-A7□H/A80H D-A73C/A80C D-F7□/J79 D-A73/A80 D-F7□W/J79W D-J79C D-F7□V/F7□WV D-F7BA D-F79F D-F7NT 10 35 35.5 40.5 45 44.5 39.5 15 34.5 35 40 63 62 57.5 20 64.5 65 70 50.5 50 45 25 44 44.5 49.5 71.5 71 66 32 55 55.5 60.5 83.5 83 78 40 61 61.5 66.5 94.5 94 89 注)実際の設定においては、オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 動作範囲 (mm) オートスイッチ型式 チューブ内径 10 15 20 25 32 D-A7□、A8□ 6 6 6 6 6 6 D-F7□、J7□、F79F 3 4 3 3 3 3.5 40 ※応差を含めた目安であり、保証するものではありません。 (ばらつき±30%程度) 周囲の環境により大きく変化する場合があります。 型式表示方法の適用オートスイッチ以外にも下記オートスイッチの 取付が可能です。 詳細仕様につきましてはP.1893∼2007をご参照ください。 オートスイッチ種類 品番 リード線取出し (取出方向) 特長 無接点 D-F7NT グロメット (横) タイマ付 ※無接点オートスイッチには、 プリワイヤコネクタ付もあります。詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 1080 REAS Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 使用上 警告 分解およびメンテナンス 警告 qプレートとスライドブロックの間にご注意ください。 シリンダ作動中は指や手を挟まれ損傷を与える場合がありま すので十分に注意してください。 wシリンダには、選定資料の許容値以上の負荷をかけな いでください。 不適合発生の原因となります。 eシリンダに、水や切削液、またシリンダ摺動部の潤滑 状態を悪化させるような環境の場合、当社にお問合せ ください。 rシリンダにグリースUPする場合は、製品に塗布してい るグリースをご使用ください。グリースパックを用意 しておりますので当社にお問合せください。 取付け 注意 qマグネットの吸着力は強力ですのでご注意ください。 外部移動子とピストン移動子をメンテナンス等でシリンダチ ューブよりはずす場合は、各移動子に装着されているマグネ ットの吸着力は強力ですので、取扱いに十分注意してください。 注意 q外部移動子をそのまま取出すとピストン移動子と直接 吸着しますのでご注意ください。 シリンダチューブより外部移動子、またはピストン移動子を 取外す時は強制的にマグネットカップリングの位置関係をず らし保持力をなくした状態で別々に取出してください。その まま取出しますと直接マグネットが吸引し合いはずれなくな ります。 wマグネット構成部(ピストン移動子、外部移動子)は、 分解しないでください。 保持力の低下、不具合発生の原因となります。 q外部移動子固定でのご使用は避けてください。 シリンダは、プレート固定でご使用ください。 wシリンダの取付け面は平面度0.2mm以下としてください。 シリンダ取付面の平面度が適正でない場合、2本のガイドシャ フトにねじれが生じる為、作動状態に悪影響をおよぼし、摺 動抵抗の増大および軸受け部の早期摩耗発生より、寿命低下 をまねきます。 シリンダ取付面は、平面度0.2mm以下とし全ストローク最低 作動圧力(0.18MPa以下)で円滑に作動するよう取付けを行っ てください。 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1081 1082 スライダ形/ボールブッシュ軸受 REAL Series ø10, ø15, ø20, ø25, ø32, ø40 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1083 REAL Series 機種選定方法 使用条件 Pv:垂直作動時の最高使用圧力(MPa) WA:本使用条件による許容負荷質量(kg) Wv:垂直作動時の許容負荷質量(kg) σ:ストローク係数 ・W:負荷質量(kg) ・U:最大速度(mm/s) ・P:使用圧力(MPa) ・ストローク(mm) ・L0:スライドブロック取付面からワーク重心までの距離(cm) ・作動形態 (水平、傾斜、垂直) ストロークにおける負荷質量 σ=―――――――――――――――― 最大負荷質量 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 チューブ内径1回目の仮決定 チューブ内径1回目の仮決定 0.1×Wcosθ+Wsinθ øD≧5.0× ――――――――――― P 0.1×W+W øD≧5.0× ―――――― P チューブ内径1回目の仮決定 øD≧1.6× W ―― P W 許容負荷質量 圧力の判定 θ° θ° 傾斜作動図 W≦WV P≦PV W>WV P>PV (垂直作動の場合 P.1087参照) (σの求め方P.1085参照) ストロークと仮決定されたチューブ 内径にてストローク係数(σ)を算出 ストロークにおける負荷質量 σ =―――――――――――――――― 最大負荷質量 シリンダ取付姿勢により 許容質量計算例を選択 (P.1085、1086参照) チューブ内径、ストロークおよびL0の再検討 W>WA 仮決定された チューブ内径の計算式 より(WA)算出 W≦WA (データ B P.1085参照) 最大速度(U)と負荷質量 (W)のグラフより、チュ ーブ内径2回目の仮決定 (2回の仮決定にて最大の チューブ内径に決定する) チューブ内径決定 注1)使用環境等によりオーダーメイド 品も含めご検討ください。 注1) 使用状況により オーダーメイド品の検討 (P.1089参照) 型式決定 1084 機種選定方法 REAL Series 設計上のご注意q 許容負荷質量選定時のσの求め方 シリンダ取付姿勢による許容負荷質量計算例 σは、最大負荷質量が下表に示すようにシリンダストロークに関係し、変 z水平作動(床取付) 化するため各ストローク対応で決定される係数と考えてください。 例)REAL25−650の場合 (1)最大負荷質量=20kg (2)650st時の負荷質量=13.6kg 13.6 (3)σ=―――=0.68となります。 20 σの算出式 (σ≦1) ST:ストローク(mm) REAL10 型式 (0.86−1.3×10−3×ST) σ= (1.5−1.3×10−3×ST) 10 10 3 σ= 10 (1.71−1.3×10−3×ST) 12 REAL40 REAL32 (1.98−1.3×10−3×ST) (2.26−1.3×10−3×ST) 10 20 10 (2.48−1.3×10−3×ST) 50 30 最大負荷質量 (スライドブロック中心) チューブ内径(mm) 10 7 REAL25 型式 REAL20 REAL15 注)ø10−300mmST、ø15−500mmST、ø20−500mmST、ø25−500mmST、 ø32−600mmST、ø40−600mmSTまでの使用の場合は全てσ=1で算出してください。 10 15 最大負荷質量(kg) 3 7 ストローク max ∼300st ∼500st (kg) 20 25 12 20 ∼500st ∼500st 32 40 30 50 ∼600st ∼600st 最大負荷質量はガイドシャフトのたわみ量の制限より各シリンダサイズとも、 ストローク長さにより上記の質量は変化します。(係数σにご注意ください。) また作動方向によっては許容負荷質量が最大負荷質量と異なる場合があります。 x水平作動(壁取付) 50 30 RE AL C RY 40 E1A LL33 22 C RY E1A LL22 C RY 55 E1A C RY E1A LL22 LL11 00 55 20 負荷質量W(kg) (13.6) 10 5 4 3 2 チューブ内径 (mm) Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 10 15 20 C RY E1A LL11 00 25 32 1 0 500 (650) 750 1000 40 1500 許容負荷質量WA(kg) σ・15.0 8.9+2Lo σ・45.5 11.3+2Lo σ・101 13.6+2Lo σ・180 15.2+2Lo σ・330 18.9+2Lo σ・624 22.5+2Lo シリンダストローク(mm) 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 負荷質量W(kg) 20 10 c垂直作動 REAL32 チューブ内径 (mm) REAL25 10 REAL20 15 REAL15 20 25 32 40 1 100 最大速度U (mm/S) 200 REC CX REAL40 REAL10 0.5 REB CY 100 80 50 40 30 REA 300 許容負荷質量WA(kg) σ・5.00 1.95+Lo σ・15.96 2.4+Lo σ・31.1 2.8+Lo σ・54.48 3.1+Lo σ・112.57 3.95+Lo σ・212.09 4.75+Lo Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 注)落下防止のため安全係数を考慮してください。 MQ RHC RZQ D- -X 1085 REAL Series 設計上のご注意w シリンダ取付姿勢による許容負荷質量計算例 m水平作動(負荷押し、 プッシャー) v傾斜作動(作動方向) チューブ 内径(mm) 10 15 20 25 32 角度 ∼45°∼60°∼75°∼90° k 1 0.9 0.8 0.7 40 許容負荷質量WA(kg) σ・10.2・K 2.8cosθ+2(1.95+Lo)sinθ σ・31.1・K 2.9cosθ+2(2.4+Lo)sinθ σ・86.4・K 6cosθ+2(2.8+Lo)sinθ σ・105.4・K 3.55cosθ+2(3.1+Lo)sinθ σ・178・K 4cosθ+2(3.95+Lo)sinθ σ・361.9・K 5.7cosθ+2(4.75+Lo)sinθ F:駆動 (スライドブロックよりLoの位置)抵抗力(kg) Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 角度係数(k):k= 〔∼45° (=θ)〕 =1、 〔∼60° 〕 =0.9、 〔∼75° 〕 =0.8、 〔∼90° 〕 =0.7 Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) チューブ内径(mm) 10 15 20 許容負荷質量 WA(kg) σ・5.55 σ・15.96 σ・41.7 1.95+Lo 2.4+Lo 2.8+Lo b傾斜作動(作動方向に直角) チューブ内径(mm) 25 32 40 許容負荷質量 WA(kg) σ・58.9 σ・106.65 σ・228 3.1+Lo 3.95+Lo 4.75+Lo ,水平作動(負荷、 横方向へオフセットLo) チューブ 内径(mm) Lo:取付面より負荷重心までの距離(cm) 10 15 20 25 32 40 許容負荷質量WA(kg) σ・15 5+2(1.95+Lo)sinθ σ・45.5 6.5+2(2.4+Lo)sinθ σ・115 8+2(2.8+Lo)sinθ σ・180 9+2(3.1+Lo)sinθ σ・330 11+2(3.95+Lo)sinθ σ・624 13+2(4.75+Lo)sinθ n荷重中心が作動方向にオフセット(Lo) チューブ 内径(mm) 10 Lo:スライドブロック中心より 負荷重心までの距離(cm) 15 20 25 32 40 1086 許容負荷質量WA(kg) σ・5.6 Lo+2.8 σ・13.34 Lo+2.9 σ・43.2 Lo+6 σ・46.15 Lo+3.55 σ・80 Lo+4 σ・188.1 Lo+5.7 Lo:スライドブロック中心より負荷重心までの距離(cm) チューブ内径(mm) 10 15 20 許容負荷質量 WA(kg) σ・15 σ・45.5 σ・80.7 5+Lo 6.5+Lo 8+Lo チューブ内径(mm) 25 32 40 許容負荷質量 WA(kg) σ・144 σ・275 σ・520 9+Lo 11+Lo 13+Lo 機種選定方法 REAL Series 設計上のご注意e 垂直作動の場合 中間停止について 負荷を垂直作動させる場合は、下表の許容負荷質量および最高使用圧力 以下でご使用ください。 規定値を越えて使用されますと、マグネットカップリング離脱により落 下します。ご使用の際には、使用条件を確認してください。 シリンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合は、移動子の自重およびワ ーク質量により移動子が下方向に変位する場合があります。ストローク 端およびストローク中間において、停止位置精度が必要な場合は外部ス トッパ等により位置決めするようご検討ください。 クッション効果(スムーズな起動、ソフトな停止)はストロークエンドの 手前から表に示すストローク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止からの復帰では、クッション 効果 (スムーズな起動、ソフトな停止) は得られません。 チューブ内径 (mm) 型式 許容負荷質量 (Wv) (kg) 最高使用圧力 (Pv) (MPa) 10 REAL10 2.7 0.55 15 REAL15 7.0 0.65 20 REAL20 11.0 0.65 25 REAL25 18.5 0.65 32 REAL32 30.0 0.65 40 REAL40 47.0 0.65 クッションストローク 型式 ストローク(mm) REAL10 20 REAL15 25 REAL20 30 REAL25 30 REAL32 30 REAL40 35 ストローク調整について 出荷時のアジャストボルトはスムーズな加速・減速が可能な最適位置に 調整されていますので、フルストロークにてご使用くださるようお願い します。また、ストローク調整が必要な場合には、最大で片側2mmま でとしてください。(2mmを超える調整はしないようお願いします。ス ムーズな加速・減速が得られません。) ストローク調整方法 六角ナットを緩め、プレート側より六角レンチにてストローク調整後六角 ナットを締付固定してください。 ストローク調整量 T (MAX.2mm) アジャストボルト REA REB REC 六角ナット プレート CY アジャストボルトの位置(出荷時)、六角ナット締付トルク 型式 T(mm) REAL10 REAL15 REAL20 REAL25 REAL32 REAL40 1 CX 締付トルクN・m MQ 1.67 RHC 1 3.14 1 10.8 RZQ 1 1 1 23.5 D- -X 1087 サインロッドレスシリンダ スライダ形/ボールブッシュ軸受 REAL Series ø10, ø15, ø20, ø25, ø32, ø40 型式表示方法 REA L 25 J79W 300 サインロッドレスシリンダ オーダーメイド仕様 詳細はP.1089をご参照ください。 スライダ形 (ボールブッシュ軸受) オートスイッチ追記号 チューブ内径 10 10mm 25 25mm 15 15mm 32 32mm 20 20mm 40 40mm 種類 Mねじ 無記号 Rc NPT TN G TF 2ヶ付 S 1ヶ付 n nヶ付 オートスイッチ ポートねじの種類 記号 無記号 チューブ内径 ø10, ø15 オートスイッチなし (磁石内蔵) 無記号 ※オートスイッチの品番につきましては、下 表をご参照ください。 ※オートスイッチなしの場合はスイッチレー ルのみとなります。 ø20, ø25, ø32, ø40 標準ストローク 標準ストローク表P.1089をご参照ください。 種類 リード線 取出し 特殊機能 表示灯 適用オートスイッチ/オートスイッチ単体の詳細仕様はP.1893∼2007をご参照ください。 無接点 オートスイッチ 有 診断表示(2色表示) 12V 3線 (NPN) 24V 5V,12V 3線 (PNP) グロメット 耐水性向上品(2色表示) 有接点 オートスイッチ 有 4線 (NPN) 3線 (NPN相当) 無 有 コネクタ 無 5V,12V − − − 2線 − 12V 2線 診断出力付(2色表示) グロメット 5V,12V 2線 コネクタ 5V ※リード線長さ(m) 適用負荷 0.5 3 5 なし プリワイヤ (N) コネクタ (L) (Z) 横取出し (無記号) F79 ● ● ○ − ○ IC回路 F7P ● ● ○ − ○ J79 ● ● ○ − ○ − − ● ● ● ● − F79W ● ● ○ − ○ リレー, IC回路 PLC F7PW ● ● ○ − ○ J79W ● ● ○ − ○ ※※ − F7BA − ● ○ − ○ − − ● ○ − ○ F79F ● ● ○ − ○ IC回路 オートスイッチ品番 AC DC 3線 (NPN) 3線 (PNP) グロメット − 負荷電圧 配線 (出力) − − 200V 12V 100V 5V,12V 100V以下 24V 12V − 5V,12V 縦取出し F7NV F7PV F7BV J79C F7NWV − F7BWV − ※※F7BAV − − A76H ● ● − − − A72 A73 A80 A73C A80C A72H A73H A80H − − ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● − − − − − − ● − ● ● − − − ● ● ※※耐水性向上タイプのオートスイッチは、 上記型式の製品に取付可能ですが、 それにより製品の耐水性能を保証するものではありません。 上記型式での耐水性向上製品につきましては当社へご確認ください。 ※リード線長さ記号 0.5m……………無記号 3m…………… L 5m…………… Z なし…………… N (例)J79W (例)J79WL (例)J79WZ (例)J79CN ※⃝印の無接点オートスイッチは受注生産となります。 ・上記掲載機種以外にも、適用可能なオートスイッチがありますので詳細は、 P.1094をご参照ください。 ・プリワイヤコネクタ付オートスイッチの詳細は、 P.1960、 1961をご参照ください。 ※オートスイッチは、同梱出荷(未組付)となります。 1088 IC回路 − − リレー, IC回路 PLC − IC回路 REAL Series サインロッドレスシリンダ スライダ形/ボールブッシュ軸受 仕様 チューブ内径(mm) 10 15 20 使用流体 25 32 40 空気 保証耐圧力 1.05MPa 最高使用圧力 0.7MPa 最低使用圧力 0.18MPa 周囲温度および使用流体温度 −10∼60℃(ただし凍結なきこと) 使用ピストン速度(MAX)注) 50∼300mm/s 給油 不要(無給油) +1.4 +1.8 ストローク長さ許容差(mm) 0∼250st:+1.0 0 、251∼1000st: 0 、1001st∼: 0 保持力 (N) JIS記号 53.9 137 231 363 588 922 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるスライドブロック動き出 しから、クッションストロークを抜け出すまで、約0.5秒(片側)および両端で約1秒かかります。 エアクッション (マグネット形) 標準ストローク表 Ordeer 個別オーダーメイド仕様 Mad (詳細はP.1139、1140をご参照ください。) 表示記号 仕様/内容 -X168 ヘリサートねじ仕様 -X431 オートスイッチレール両側面取付 (2本付) チューブ 内径(mm) 製作可能 最大ストローク(mm) 標準ストローク(mm) 500 10 150、200、250、300 15 150、200、250、300、350、400、 450、500 20 25 32 40 750 1000 200、250、300、350、400、450、 500、600、700、800 1500 200、250、300、350、400、450、 500、600、700、800、900、1000 1500 注)中間ストロークは1mm毎での対応が可能です。 REA 質量表 (kg) チューブ内径(mm) 基本質量 REB 10 15 20 25 32 40 REC 0.580 1.10 1.85 2.21 4.36 4.83 0.104 0.138 0.172 0.267 0.406 CY 50ストローク当りの割増 0.077 計算方法/例:REAL32-500 基本質量……4.36kg 割増質量……0.267/50st 4.36+0.267×500÷50=7.03kg CX シリンダストローク……500st MQ RHC RZQ D- -X 1089 REAL Series 構造図/ø10、ø15 @9 @2 !8 !5 !4 #2 @4 #0 @5 t u !0 e @8 r y w o !6 q !9 !2 !3 #1 #3 !1 @0 i #4 !7 @3 @7 @1 @6 REAL10 構成部品 番号 構成部品 材質 ステンレス 1 部品名 シリンダチューブ 2 外部移動子チューブ 3 シャフト 4 ピストン側ヨーク 圧延鋼板 5 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 6 磁石A 7 磁石B 8 クッションパッキンホルダ アルミニウム合金 9 ピストン アルミニウム合金 10 スライドブロック アルミニウム合金 11 スペーサ 圧延鋼板 12 移動子スペーサ 13 止め輪 14 ボールブッシュ 15 止め輪 炭素工具鋼 16 クッションリング ステンレス 17 プレートA 備考 材質 備考 アルミニウム合金 硬質アルマイト ガイドシャフトA 炭素鋼 硬質クロムめっき ガイドシャフトB 炭素鋼 硬質クロムめっき アジャストボルトA クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 22 アジャストボルトB クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき ― 23 六角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき ― 24 玉入カップ 炭素鋼 ニッケルめっき(REAL10を除く) アルマイト 25 オートスイッチ用磁石 クロメート 26 スイッチ取付レール 硬質アルマイト 27 オートスイッチ ── ニッケルめっき ※28 シリンダチューブガスケット NBR 圧延鋼板 ニッケルめっき ※29 ガイドシャフトガスケット 炭素工具鋼 燐酸塩被膜 ※30 ウェアリングA 特殊樹脂 ※31 ウェアリングB 特殊樹脂 ※ ピストンパッキン NBR ※ スクレーパ NBR ※ クッションパッキン NBR プレートB アルミニウム合金 19 ステンレス 20 亜鉛クロメート 21 亜鉛クロメート ―― 燐酸塩被膜 手配番号 REAL10-PS 15 REAS15-PS 硬質アルマイト 34 ― アルミニウム合金 NBR 注)パッキンセットは上記@8∼#4までが一式になっておりますので、各チューブ 内径の手配番号にて手配してください。 内容 注1)注2)上記番号 @8@9#1#2#3#4のセット 注1)上記番号@8@9#0#1#2#3#4のセット 注1)#4クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 注2)ø10の#0ウェアリングA交換は当社へお問い合せください。 ※パッキンセットにはグリースパック (ø10は5gと10g、 ø15は10g) が付属さ れます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 ø10用グリース品番:GR-F-005 (5g) 外部摺動部用、 GR-S-010 (10g) チューブ内部用 ø15用グリース品番:GR-S-010 (10g) 1090 32 33 交換部品/パッキンセット 10 部品名 18 アルミニウム合金 チューブ内径(mm) 番号 サインロッドレスシリンダ スライダ形/ボールブッシュ軸受 REAL Series 構造図/ø20∼ø40 @3 #3 @6 @0 @2 !8 !9 @4 !7 @9 @7 @5 !2 #1 q !0 !5 !4 i y u w e t r !3 !1 o @1 #2 #8 #6 #7 構成部品 番号 1 部品名 シリンダチューブ 2 外部移動子チューブ 3 シャフト !6 @8 材質 ステンレス 備考 アルミニウム合金 ステンレス #0 #5 #4 構成部品 番号 部品名 20 ロックナットB 21 材質 炭素鋼 ニッケルめっき 硬質アルマイト 備考 プレートA アルミニウム合金 22 プレートB アルミニウム合金 硬質アルマイト 23 ガイドシャフトA 炭素鋼 硬質クロムめっき 24 ガイドシャフトB 炭素鋼 硬質クロムめっき ピストン側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 5 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 6 磁石A ― 25 アジャストボルトA クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 7 磁石B ― 26 アジャストボルトB クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 8 ピストン側スペーサ 27 六角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき 9 ダンパ 28 玉入カップ 黄銅 ニッケルめっき 4 アルミニウム合金 クロメート ウレタンゴム 10 クッションパッキンホルダ アルミニウム合金 クロメート 29 オートスイッチ用磁石 11 ピストン アルミニウム合金 クロメート 30 スイッチ取付レール 12 スライドブロック アルミニウム合金 硬質アルマイト 31 オートスイッチ ―― 13 スペーサ 圧延鋼板 ニッケルめっき ※ シリンダチューブガスケット NBR 14 移動子スペーサ 炭素鋼 ニッケルめっき ※ ガイドシャフトガスケット 15 止め輪 炭素工具鋼 燐酸塩被膜 ※ ウェアリングA 特殊樹脂 16 ボールブッシュ 特殊樹脂 17 止め輪 18 クッションリングホルダ 19 クッションリング 32 33 34 ― アルミニウム合金 ※ ウェアリングB ※ ピストンパッキン NBR アルミニウム合金 アルマイト ※ スクレーパ NBR 黄銅 カニゼンめっき(REAL32,40) ※ クッションパッキン NBR ステンレス REAL20,25 35 36 37 38 REB REC CY CX MQ NBR 燐酸塩被膜 ―― 炭素工具鋼 REA RHC RZQ 注)パッキンセットは上記#2∼#8までが一式になっておりますので、各チューブ 内径の手配番号にて手配してください。 交換部品/パッキンセット チューブ内径(mm) 手配番号 20 REAS20-PS 25 REAS25-PS 32 REAS32-PS 40 REAS40-PS 内容 上記番号#2、 #3、#4、 #5、#6、#7、#8のセット D- 注)#8クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック (10g) が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) -X 1091 REAL Series 外形寸法図/ø10 0.5 3 6 1 4×M4×0.7 深さ8 配管用中空シャフト 30 12.5 9.5 A 60 26 ø12 ø10 4×ø8座ぐり 座ぐり深さ4 4.3 19 矢視A (9) 17.5 ø10 77 4×M5×0.8 深9.5 6 M8×1.0 7.5 68 85+ストローク 1092 34 33 14.5 2×M5×0.8 7.5 8.5 17.5 21.5 80 20.5 50 12 103+ストローク 9.5 5 13.5 33 REAL Series サインロッドレスシリンダ スライダ形/ボールブッシュ軸受 外形寸法図/ø15∼ø40 EA ta 4×J深JK H HP HG HG 2×P 2×P øLD ød 配管用中空シャフト NN HT HT RW PB øD A W H HP FA 4×座ぐり径øB 4×座ぐり深C HB (11) HA 矢視A G 型式 型式 REAL15 REAL20 REAL25 REAL32 REAL40 REAL15 HS N A B D d EA EB FA HA HB HO HP 7.5 9.5 5 16.6 12 6 13 3 6 6.5 65 40 6.5 4 16 14 38 39 9.5 9.5 5 21.6 16 ― ― ― ― 8.5 80 46 9 10 18 16 44 45 18 23 21 9.5 11 C G A L HS HB Q+ストローク Z+ストローク N REAL15 REAL20 REAL25 REAL32 REAL40 5.5 GP PW T PA MMねじ深M FB HI S+ストローク TT GP PW HO QW EB tb FB G GP H HG HI 6.5 26.4 16 8 14 4 7 8.5 90 54 9 52 53 10.5 14 8 33.6 20 8 16 5 7 9.5 110 66 12 26.5 26.5 24.5 64 64 11.5 14 8 41.6 25 10 20 5 10 10.5 130 78 12 35 76 74 HS HT J 25 21 M6×1.0 31 10 M6×1.0 39 10 47.5 17 56 14 MM N NN P ※PA JK L LD 9.5 75 5.6 8 M5×0.8 M8×1.0 M5×0.8 ― ― 45 86 5.6 10 M6×1.0 10 M10×1.0 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 50 M8×1.25 10 86 7 10 M6×1.0 11 M14×1.5 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 60 M10×1.5 15 100 9.2 12 M8×1.25 11.5 M20×1.5 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 70 M10×1.5 15 136 9.2 12 M8×1.25 10.5 M20×1.5 Rc1/4 NPT1/4 G1/4 90 10 M 30.5 28.5 7.5 無記号 TN TF ※PA寸法はセンタ振り分けです。 型式 REAL15 REAL20 REAL25 REAL32 REAL40 PB Q QW RW S 70 PW 95 90 30 15 77 12.5 22.5 T TT ta tb 0.5 1.0 W Z 92 112 90 120 105 40 28 88 16.5 25.5 ― ― 117 130 100 130 105 50 22 88 16.5 25.5 0.5 1.0 127 130 120 160 121 60 33 102 18.5 28.5 0.5 1.0 157 149 140 190 159 84 35 138 20.5 35.5 1.0 1.0 187 194 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1093 REAL Series オートスイッチ取付 オートスイッチ適正取付位置(ストロークエンド検出時) B A (mm) オートスイッチ 型式 チューブ 内径(mm) A寸法 D-A72 D-A7□H/A80H D-A73C/A80C D-F7□/J79 D-A73/A80 D-F7□W/J79W D-J79C D-F7□V/F7□WV D-F7BA D-F79F D-F7NT B寸法 D-A72 D-A7□H/A80H D-A73C/A80C D-F7□/J79 D-A73/A80 D-F7□W/J79W D-J79C D-F7□V/F7□WV D-F7BA D-F79F D-F7NT 10 58 58.5 63.5 45 44.5 39.5 15 65 65.5 70.5 47 46.5 41.5 20 76 76.5 81.5 54 53.5 48.5 25 76 76.5 81.5 54 53.5 48.5 32 92 92.5 97.5 57 56.5 51.5 40 130 130.5 135.5 64 63.5 58.5 注)実際の設定においては、オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 動作範囲 (mm) オートスイッチ型式 チューブ内径 10 15 20 25 32 D-A7□、A8□ 6 6 6 6 6 6 D-F7□、J7□、F79F 3 4 3 3 3 3.5 40 ※応差を含めた目安であり、保証するものではありません。 (ばらつき±30%程度) 周囲の環境により大きく変化する場合があります。 型式表示方法の適用オートスイッチ以外にも下記オートスイッチの 取付が可能です。 詳細仕様につきましてはP.1893∼2007をご参照ください。 オートスイッチ種類 品番 リード線取出し (取出方向) 特長 無接点 D-F7NT グロメット (横) タイマ付 ※無接点オートスイッチには、 プリワイヤコネクタ付もあります。詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 1094 REAL Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 使用上 分解およびメンテナンス 警告 警告 qプレートとスライドブロックの間にご注意ください。 シリンダ作動中は指や手を挟まれ損傷を与える場合がありま すので十分に注意してください。 wシリンダには、選定資料の許容値以上の負荷をかけな いでください。 不適合発生の原因となります。 eシリンダに、水や切削液、またシリンダ摺動部の潤滑 状態を悪化させるような環境の場合、当社にお問合せ ください。 rシリンダにグリースUPする場合は、製品に塗布してい るグリースをご使用ください。グリースパックを用意 しておりますので当社にお問合せください。 取付け 注意 qマグネットの吸着力は強力ですのでご注意ください。 外部移動子とピストン移動子をメンテナンス等でシリンダチ ューブよりはずす場合は、各移動子に装着されているマグネ ットの吸着力は強力ですので、取扱いに十分注意してください。 注意 q外部移動子をそのまま取出すとピストン移動子と直接 吸着しますのでご注意ください。 シリンダチューブより外部移動子、またはピストン移動子を 取外す時は強制的にマグネットカップリングの位置関係をず らし保持力をなくした状態で別々に取出してください。その まま取出しますと直接マグネットが吸引し合いはずれなくな ります。 wマグネット構成部(ピストン移動子、外部移動子)は、 分解しないでください。 保持力の低下、不具合発生の原因となります。 q外部移動子固定でのご使用は避けてください。 シリンダは、プレート固定でご使用ください。 wシリンダの取付け面は平面度0.2mm以下としてください。 シリンダ取付面の平面度が適正でない場合、2本のガイドシャ フトにねじれが生じる為、作動状態に悪影響をおよぼし、摺 動抵抗の増大および軸受け部の早期摩耗発生より、寿命低下 をまねきます。 シリンダ取付面は、平面度0.2mm以下とし全ストローク最低 作動圧力(0.18MPa以下)で円滑に作動するよう取付けを行っ てください。 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1095 1096 リニアガイド形 1軸/2軸 REAH/REAHT Series 1軸:ø10, ø15, ø20, ø25 2軸:ø25, ø32 REA REAHT REB REC CY REAH CX MQ RHC RZQ D- -X 1097 REAH Series 機種選定方法 使用条件 Pv:垂直作動時の最高使用圧力(MPa) Wv:垂直作動時の許容負荷質量(kg) α:負荷率 負荷質量(W) 静的モーメント(M) 動的モーメント(Me) 最大負荷質量(Wmax) 許容静的モーメント(Mmax) 許容動的モーメント(Memax) Σα=―――――――――――+――――――――――――――+―――――――――――――― ・W:負荷質量(kg) ・U:最大速度(mm/s) ・P:使用圧力(MPa) ・ストローク(mm) ・ワークの重心位置(m) ・作動形態 (水平、傾斜、垂直) 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 チューブ内径1回目の仮決定 øD≧1.6× W ―― P チューブ内径1回目の仮決定 チューブ内径1回目の仮決定 0.1×Wcosθ+Wsinθ øD≧5.0× ――――――――――― P øD≧5.0× 0.1×W+W ―――――― P W 許容負荷質量 圧力の判定 θ° θ° W>WV P>PV (垂直作動の場合 P.1101参照) 傾斜作動図 W≦WV P≦PV (P.1099参照) 使用条件の再検討 Σα>1 負荷質量(W) 静的モーメント(M) 動的モーメント(Me) Σα=―――――――――――+―――――――――――――+―――――――――――――― 最大負荷質量(Wmax) 許容静的モーメント(Mmax) 許容動的モーメント(Memax) 負荷率(Σα) の判定 Σα≦1 (データ B P.1099参照) 最大速度(U)と負荷質量 (W)のグラフより、チュ ーブ内径2回目の仮決定 チューブ内径決定 (2回の仮決定にて最大のチューブ内径に決定する) 注1) 使用状況により オーダーメイド品の検討 (P.1104参照) 型式決定 1098 注1)使用環境等によりオーダーメイ ド品も含めてご検討ください。 機種選定方法 REAH Series 設計上のご注意q 負荷質量許容モーメントはワーク取付方法、シリンダ取付姿勢およびピストン速度によって異なります。 使用可否の判定は各質量、モーメントの負荷率 (α n ) の総和 (Σα n ) が1を超えないようにしてください。 負荷質量 (W) 静的モーメント (M) + + 最大負荷質量 (W max) 許容静的モーメント (M max) Σα n= 動的モーメント (Me) ≦1 許容動的モーメント (Me max) モーメント 負荷質量 最大負荷質量 型式 許容モーメント W (kg) Wmax (静的モーメント/動的モーメント) (N・m) 型式 型式 M1 M2 M3 M1 M2 M3 1.5 REAH25 28 26 28 REAH10 1.5 2.5 REAH15 10 16 10 REAHT25 56 85 56 REAH20 13 16 13 REAHT32 64 96 64 4 REAH10 REAH15 9 REAH20 16 REAH25 25 REAHT25 M3 W 40 REAHT32 W 静的モーメント M1 シリンダが停止している状態でもワーク自重により発生するモーメント ■ロールモーメント M2=W・L ■ピッチモーメント M1=W・L ■ヨーモーメント M3=W(L−A) L L 型式 REAH10 REAH15 REAH20 REAH25 REAHT25 REAHT32 A L M2 M1 M3 W W ストロークエンドで衝撃相当荷重により発生するモーメント We=5×10 ・W・g・U -3 We:衝撃相当荷重 [N] W :負荷質量 [kg] U :最大速度 [mm/s] g :重力加速度(≒9.8m/s2) ガイド中心軸 ■ヨーモーメント Me3=1/3・We(L−A) ■ピッチモーメント Me1=1/3・We・L Me3 Me1 ガイド中心軸 We L L A We V 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 V (mm) A 15 17.5 19.5 23.5 ※0 ※0 ※ガイドが2軸のため ガイド中心軸とシ リンダ中心軸が同 一となります。 W 動的モーメント M2 REA (mm) 型式 A REAH10 15 REAH15 17.5 REAH20 19.5 REAH25 23.5 REAHT25 ※ 0 REAHT32 ※ 0 ※ガイドが2軸のため ガイド中心軸とシ リンダ中心軸が同 一となります。 100 80 50 40 30 負荷質量W(kg) 20 10 REB REC CY CX MQ RHC RZQ REAHT32 REAH(T)25 REAH20 REAH15 REAH10 1 0.5 100 200 D- 300 最大速度U (mm/S) -X 1099 REAH Series 選定計算方法 選定計算は下記項目の負荷率 (α n) を求め、その総和 ( Σ α n) が1を超えないようにします。 Σ α n=α 1+α 2+α 3≦1 z最大負荷質量 負荷率 α n α 1=W/Wmax Wを検討する Wmaxは最大負荷質量 x静的モーメント α 2=M/Mmax M1,M2,M3を検討する Mmaxは許容モーメント c動的モーメント α 3=Me/Memax Me1,Me3を検討する Memaxは許容モーメント 項目 備考 U:最大速度 U 計算例 W 使用条件 L2 シリンダ:REAH15 取付け:水平壁取付け 最大速度:U=300 〔mm/s〕 負荷質量:W=1 〔kg〕 (アーム部の質量を除く) L1=200〔mm〕 L2=200〔mm〕 L1 項目 負荷率 z最大負荷質量 L2 W αn α 1=W/Wmax 備考 Wについて検討します。 =1/9 =0.111 L1 x静的モーメント W M L1 c動的モーメント ガイド中心軸 A W L2 Me3 We Me1 W L1 We Σ α n=α 1+α 2+α 3+α 4 =0.111+0.125+0.091+0.10 =0.427 Σ α n=0.427≦1により使用可能 1100 M2=W・L1 =10・0.2 =2〔N・m〕 α 2=M2/M2 max =2/16 =0.125 W=1〔kg〕 =10〔N〕 We=5×10-3・W・g・U =5×10-3・1・9.8・300 =15〔N〕 Me3=1/3・We(L2-A) =1/3・15・0.182 =0.91〔N・m〕 α 3=Me3/Me3max =0.91/10 =0.091 Me1=1/3・We・L1 =1/3・15・0.2 =1〔N・m〕 α 4=Me1/Me1 max =1/10 =0.1 M2について検討します。 M1,M3は発生しないので検討不要 Me3について検討します。 Me1について検討します。 機種選定方法 REAH Series 設計上のご注意w テーブルのたわみ量 ピッチモーメント荷重によるテーブルのたわみ量 ロールモーメント荷重によるテーブルのたわみ量 F ヨーモーメント荷重によるテーブルのたわみ量 F F A ガイド中心軸(1軸タイプ) ※2軸タイプは、シリンダ中心軸となります。 L L A L ポート反対側 M1=F×L ガイド中心軸(1軸タイプ) ポート側 M2=F×L 0.01 REAH10 0.08 たわみ量 (mm) 0.02 0.06 0.04 1.0 1.5 0 モーメント(N・m) 1.0 1.5 2.0 2.5 モーメント (N・m) たわみ量 (mm) 0.01 10 15 20 モーメント(N・m) REAH25 0.06 0.04 0 25 REAHT25,32 たわみ量 (mm) たわみ量 (mm) 5 10 15 20 25 モーメント (N・m) 0.01 0 20 40 60 モーメント(N・m) 10 15 20 モーメント (N・m) 25 REA REAHT25 REAHT32 0.04 0.03 REAHT32 0.02 0 5 REAHT25,32 0.03 20 40 60 モーメント (N・m) 0 80 REB REC 0.02 CY 0.01 0.01 0 0.02 REAHT25 0.05 REAHT25 REAHT32 REAH25 0.03 0.01 REAHT25,32 0.02 1.5 REAH15,20 0.08 たわみ量 (mm) 5 1.0 モーメント (N・m) REAH15,20,25 0.02 0 0.5 REAH15,20 REAH25 0.02 0.02 0 REAH15,20,25 REAH15,20 たわみ量 (mm) 0.5 たわみ量 (mm) REAH15,20,25 0.03 0.01 0.02 0.5 M3=F×L 注) たわみ量:F部に力を作用させた時のA部の変位量 REAH10 たわみ量 (mm) たわみ量 (mm) REAH10 0 A ※2軸タイプは、シリンダ中心軸となります。 CX 20 40 MQ 60 モーメント (N・m) RHC 注)上記以上のモーメントが印加する場合のたわみ量は、線図をそのまま延長してください。 垂直作動の場合 中間停止について 垂直作動でご使用の際はマグネットカップリング離脱によりワークが落 下しますので、許容負荷質量および最高使用圧力は下表としてください。 シリンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合は、移動子の自重およびワ ーク質量により移動子が下方向に変位する場合があります。ストローク 端およびストローク中間において、停止位置精度が必要な場合は外部ス トッパ等により位置決 めするようご検討くだ 許容負荷質量 最高使用圧力 型式 さい。 Wv(kg) Pv(MPa) 2.7 0.55 REAH10 7.0 0.65 REAH15 11.0 0.65 REAH20 18.5 0.65 REAH25 18.5 0.65 REAHT25 30.0 0.65 REAHT32 クッション効果 (スムーズな起動、ソフトな停止) はストロークエンドの手 前から表に示すストローク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止からの復帰では、クッション効 果 (スムーズな起動、ソフトな停止) は得られません。 RZQ クッションストローク 型式 REAH10 REAH15 REAH20 REAH25 REAHT25 REAHT32 ストローク (mm) 20 25 30 30 30 30 D- -X 1101 REAH Series ストローク調整について 出荷時のアジャストボルトはスムーズな加速・減速が可能な最適位置 に調整されていますので、フルストロークにてご使用くださるようお 願いします。また、ストローク調整が必要な場合には、最大で片側2 mmまでとしてください。(2mmを超える調整はしないようお願いし ます。スムーズな加速・減速が得られません。) ストッパの移動による調整はしないでください。シリンダの破損原因 となります。 ストローク調整方法 十字穴付なべ小ねじを緩め、トップカバーとダストカバー(4ケ)を取 外します。六角ナットを緩め、プレート側より六角レンチにてストロ ーク調整後六角ナットを締付固定してください。 ダストカバー ストローク調整量 (MAX.2mm) トップカバー ストッパ T 六角ナット 十字穴付なべ小ねじ アジャストボルト 軌道台 プレート アジャストボルトの位置(出荷時)、六角ナット締付トルク 型式 T(mm) REAH10 REAH15 REAH20 REAH25 REAHT25 REAHT32 7 7 締付トルクN・m 1.67 7 9 9 3.14 9 ストローク調整後、トップカバーおよびダストカバーを取付てくださ い。トップカバー固定用の十字穴付なべ小ねじはトルク0.58N・mで 締付てください。 1102 サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REAH Series ø10, ø15, ø20, ø25/ 2軸: ø25, ø32 1軸: 型式表示方法 REA H 25 300 Y7BW サインロッドレスシリンダ オーダーメイド仕様 詳細はP.1104をご参照くだ さい。 リニアガイド形 オートスイッチ追記号 ガイド追記号 チューブ内径 (mm) 記号 無記号 T 1軸 2軸 10 15 20 25 32 ● ─ ● ─ ● ─ ● ● ─ ● チューブ内径 10 15 20 25 32 10mm 15mm 20mm 25mm 32mm 無記号 2ヶ付 S 1ヶ付 n nヶ付 オートスイッチ 無記号 オートスイッチなし (磁石内蔵) ※オートスイッチの品番につきましては、 下表 をご参照ください。 ポートねじの種類 チューブ内径 種類 ø10, ø15 Mねじ 無記号 Rc NPT ø20, ø25, ø32 TN G TF 記号 標準ストローク REA 標準ストローク表P.1104をご参照ください。 REB 種類 リード線 取出し 特殊機能 表示灯 適用オートスイッチ/オートスイッチ単体の詳細仕様は、P.1893∼2007をご参照ください。 無接点 オート スイッチ − グロメット 有 診断表示(2色表示) 負荷電圧 配線 (出力) 3線 (NPN) 5V,12V 3線 (PNP) 2線 12V 3線 (NPN) 24V 5V,12V 3線 (PNP) 2線 有接点 オート スイッチ 耐水性向上品(2色表示) − グロメット − 2線 − 12V 3線 − 有 (NPN相当) 24V 5V ※リード線長さ(m) 適用負荷 0.5 3 5 プリワイヤ (L) (Z) コネクタ 横取出し (無記号) ⃝ ● ● ⃝ Y59A IC回路 ⃝ ● ● ⃝ Y7P ⃝ ● ● ⃝ Y59B − リレー、 ⃝ ● ● ⃝ Y7NW PLC IC回路 ⃝ ● ● ⃝ Y7PW ⃝ ● ● ⃝ Y7BW − ※※ ⃝ − ● ⃝ Y7BA オートスイッチ品番 AC DC − 100V 12V 5V,12V 100V以下 縦取出し Y69A Y7PV Y69B Y7NWV Y7PWV Y7BWV − − Z76 ● ● − − IC回路 − − Z73 Z80 ● ● ● ● ● − − − − リレー、PLC IC回路 − REC CY CX MQ RHC RZQ ※※耐水性向上タイプのオートスイッチは、 上記型式の製品に取付可能ですが、 それにより製品の耐水性能を保証するものではありません。 上記型式での耐水性向上製品につきましては当社へご確認ください。 ※リード線長さ記号 0.5m……………無記号 3m…………… L 5m…………… Z (例)Y7BW (例)Y7BWL (例)Y7BWZ ※⃝印の無接点オートスイッチは受注生産となります。 ・上記掲載機種以外にも、適用可能なオートスイッチがありますので詳細は、 P.1111をご参照ください。 ・プリワイヤコネクタ付オートスイッチの詳細は、 P.1960、 1961をご参照ください。 ※オートスイッチは、同梱出荷(未組付)となります。 D- -X 1103 REAH Series 仕様 チューブ内径 mm 10 15 20 0.7MPa 最高使用圧力 0.2MPa 最低使用圧力 1.05MPa 保証耐圧力 周囲温度および使用流体温度 -10∼60℃(ただし凍結なきこと) 注) 使用ピストン速度 (MAX) 70∼300mm/s 不要(無給油) 給油 0∼1.8mm ストローク長さ許容差 集中配管形 配管形式 エアクッション (マグネット形) 32 複動形 作動形式 JIS記号 25 空気 使用流体 配管接続口径 M5×0.8 53.9 137 保持力 (N) Rc1/8 231 363 588 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるスライドテーブル動き出しから、 クッションストロークを抜け出すまで、約0.5秒(片側)および両端で約1秒かかります。 Ordeer 個別オーダーメイド仕様 Mad (詳細はP.1139をご参照ください。) 表示記号 -X168 標準ストローク表 仕様/内容 ヘリサートねじ仕様 オーダーメイド仕様 (詳細はP.2033∼2152をご参照ください。) 表示記号 仕様/内容 -XB10 中間ストローク (専用ボディー使用) チューブ 内径(mm) ガイド 軸数 10 15 1軸 20 製作可能最大 ストローク(mm) 標準ストローク(mm) 150、200、300 150、200、300、400、500 500 200、300、400、500、600 1000 750 200、300、400、500、600、800 25 25 32 1200 200、300、400、500、600、800、1000 2軸 1500 注1)標準ストロークを超える場合は、特注対応となります。 注2)オーダーメイド(-XB10参照)以外の中間ストロークは特注対応となります。 質量表 (kg) 型式 標準ストローク mm 300 400 500 600 150 200 800 1000 REAH10 1.2 1.3 1.6 ─ ─ ─ ─ ─ REAH15 2.5 2.7 3.2 3.6 4.1 ─ ─ ─ REAH20 ─ 3.5 4.0 4.4 4.9 5.4 ─ ─ REAH25 ─ 5.3 6.0 6.6 7.3 8.0 9.4 REAHT25 ─ 6.2 7.3 8.3 9.4 10.4 12.5 14.6 REAHT32 ─ 9.6 10.7 11.9 13.0 14.2 16.5 18.8 ─ 理論出力表 (N) チューブ内径 (mm) 受圧面積 (mm2) 使用圧力 (MPa) 10 78 0.2 15 0.3 23 15 176 35 52 20 314 62 94 25 490 98 147 32 804 161 241 注)理論出力 (N) =圧力 (MPa) ×受圧面積 (mm2)となります。 1104 0.5 39 0.6 46 0.7 54 70 88 105 123 125 157 188 219 196 245 294 343 322 402 483 563 0.4 31 サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REAH Series 構造図/ø10、ø15 1軸タイプ/REAH !7 #2 N@4 @1 @0 q w #4 @6 i y !3 !4 !8 !9 o !1 @9 #1 !0 #3 e !5 #0 @8 u t r @3 !2 !6 @5 REAH10 @7 構成部品 番号 部品名 @2 構成部品 番号 18 部品名 プレートB ステンレス 19 ストッパ アルミニウム合金 20 アジャストボルト 21 六角ナット 22 リニアガイド 23 24 25 磁石 (オートスイッチ用) 26 平行ピン 27 本体取付用四角ナット 材質 アルミニウム合金 備考 硬質アルマイト 材質 アルミニウム合金 1 軌道台 2 シリンダチューブ 3 外部移動子チューブ 4 シャフト 5 ピストン側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 6 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 7 磁石A 8 磁石B 9 ピストン 10 スペーサ 圧延鋼板 ニッケルめっき 11 スペースリング アルミニウム合金 クロメート(REAH10を除く) ※28 ウェアリングA 特殊樹脂 12 スライドテーブル アルミニウム合金 硬質アルマイト ※29 ウェアリングB 特殊樹脂 13 サイドプレートA アルミニウム合金 硬質アルマイト ※30 ピストンパッキン NBR 14 サイドプレートB アルミニウム合金 硬質アルマイト ※31 スクレーパ NBR 15 クッションリング ステンレス ※ Oリング NBR 16 内部ストッパ アルミニウム合金 アルマイト ※ Oリング NBR 17 プレートA アルミニウム合金 硬質アルマイト ※ ステンレス ― ― クロメート アルミニウム合金 32 交換部品/パッキンセット チューブ内径(mm) 手配番号 10 REAH10-PS 15 REAH15-PS 33 備考 硬質アルマイト REA アルミニウム合金 アルマイト クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき REB トップカバー アルミニウム合金 硬質アルマイト REC ダストカバー 特殊樹脂 CY ― 炭素鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき(付属品) CX MQ RHC RZQ クッションパッキン NBR 34 注1)パッキンセットは上記@8∼#4までが一式になっておりますので、各チュー ブ内径の手配番号にて手配してください。 注2)本体取付用四角ナット@7は、4個付となります。 内容 注1)注2)上記番号 @9#0#1#2#3#4のセット 注1)上記番号@8@9#0#1#2#3#4のセット 注1)#4クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 注2)ø10の@8ウェアリングA交換は当社へお問い合せください。 ※パッキンセットにはグリースパック (ø10は5gと10g、 ø15は10g) が付属さ れます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 ø10用グリース品番:GR-F-005 (5g)外部摺動部用、 GR-S-010 (10g) チューブ内部用 ø15用グリース品番:GR-S-010 (10g) D- -X 1105 REAH Series 構造図/ø20、ø25 1軸タイプ/REAH @1 !9 #4 q !8 @3 @2 @6 !5 @5 @8 N@4 @7 @9 構成部品 番号 部品名 材質 アルミニウム合金 1 軌道台 2 シリンダチューブ 3 外部移動子チューブ 4 シャフト 5 ピストン側ヨーク 圧延鋼板 6 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 7 磁石A 8 磁石B 9 ダンパ 備考 硬質アルマイト アルミニウム合金 アルマイト ステンレス 22 アジャストボルト クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 亜鉛クロメート 23 六角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき 亜鉛クロメート 24 リニアガイド ― 25 トップカバー アルミニウム合金 硬質アルマイト ― 26 ダストカバー 特殊樹脂 27 磁石 (オートスイッチ用) 28 平行ピン 炭素鋼 ニッケルめっき 29 本体取付用四角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき(付属品) ピストン アルミニウム合金 クロメート 16 17 18 圧延鋼板 ニッケルめっき ウェアリングA 特殊樹脂 アルミニウム合金 クロメート ※ ウェアリングB 特殊樹脂 硬質アルマイト ※ ピストンパッキン NBR 硬質アルマイト ※ スクレーパ NBR 硬質アルマイト ※ Oリング NBR ステンレス ※ Oリング NBR アルミニウム合金 ※ アルミニウム合金 アルミニウム合金 サイドプレートB クッションリング 内部ストッパ 30 31 32 33 34 35 アルマイト 交換部品/パッキンセット チューブ内径(mm) 手配番号 内容 20 REAH20-PS 25 REAH25-PS #1、#2、 上記番号#0、 #3、#4、#5、#6のセット 注)#6クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック (10g) が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) 1106 ― ※ アルミニウム合金 サイドプレートA 硬質アルマイト アルミニウム合金 ストッパ ウレタンゴム スライドテーブル 備考 硬質アルマイト プレートB 11 スペースリング 材質 アルミニウム合金 21 クロメート スペーサ プレートA 20 アルミニウム合金 13 部品名 19 ステンレス クッションパッキンホルダ 12 番号 アルミニウム合金 10 15 @0 !0 !6 i #5 !7 w !2 #6 o #2 #0 t u r e !1 !3 #1 #3 構成部品 14 y !4 NBR 36 クッションパッキン 注1)パッキンセットは上記#0∼#6までが一式になっておりますので、各チュー ブ内径の手配番号にて手配してください。 注2)本体取付用四角ナット@9は、4個付となります。 サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REAH Series 構造図/ø25、 ø32 2軸タイプ/REAHT @0 @1 #4 w !7 @2 !2 !3 !6 @3 @6 !4 !5 q !9 !8 @8 u i e y t !1 #0 #2 !0 o @9 N 4 @5 @ r #1 #5 REAHT32 @7 構成部品 #3 構成部品 番号 部品名 材質 アルミニウム合金 備考 硬質アルマイト 1 軌道台 2 シリンダチューブ 3 外部移動子チューブ 4 シャフト 5 ピストン側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 6 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 7 磁石A 8 9 番号 部品名 18 プレート ステンレス 19 ストッパ アルミニウム合金 20 アジャストボルト 21 六角ナット 22 リニアガイド ステンレス 材質 アルミニウム合金 REA 備考 硬質アルマイト アルマイト ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき REC 硬質アルマイト CY 23 トップカバー アルミニウム合金 ― 24 ダストカバー 特殊樹脂 磁石B ― 25 磁石 (オートスイッチ用) ダンパ ウレタンゴム 26 平行ピン 炭素鋼 ニッケルめっき CX ― 10 クッションパッキンホルダ アルミニウム合金 クロメート 27 本体取付用四角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき(付属品) 11 ピストン アルミニウム合金 クロメート 28 六角穴付テーパプラグ 炭素鋼 ニッケルめっき 12 スペーサ 圧延鋼板 ニッケルめっき ※ ウェアリングA 特殊樹脂 13 スペースリング アルミニウム合金 クロメート(REAHT32を除く) ※ ウェアリングB 特殊樹脂 14 スライドテーブル アルミニウム合金 硬質アルマイト ※ ピストンパッキン NBR 15 サイドプレート アルミニウム合金 硬質アルマイト(REAHT32を除く) ※ スクレーパ NBR クッションリング 黄銅 カニゼンめっき(REAHT32) ※ 16 Oリング NBR ステンレス REAHT25 ※ Oリング NBR アルマイト ※ クッションパッキン NBR 17 アルミニウム合金 内部ストッパ 交換部品/パッキンセット チューブ内径(mm) 手配番号 内容 25 REAHT25-PS 32 REAHT32-PS #1、 上記番号@9、#0、 #2、#3、#4、#5のセット 29 30 31 32 33 34 35 REB アルミニウム合金 クロムモリブデン鋼 MQ RHC RZQ 注1)パッキンセットは上記@9∼#5までが一式になっておりますので、各チュー ブ内径の手配番号にて手配してください。 注2)本体取付用四角ナット@7は、4個付となります。 D- 注)#5クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック (10g) が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) -X 1107 REAH Series 外形寸法図/ø10 1軸タイプ/REAH 4×M4×0.7 ねじ深さ6 46 23 1 39.5 46 15 ガイド中心軸 54 2×M5×0.8 7 本体取付用四角ナット M4×0.7 39 36 17 17.5 27 39.5 95+ストローク 20.5 17 7.5 15 54 12 本体取付用四角ナット挿入口 1108 62.5 125+ストローク 69 サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REAH Series 外形寸法図/ø15、ø20、 ø25 1軸タイプ/REAH L PA 4×M ねじ深さ MM LL PB ZZ ガイド中心軸 XB 2×P S+ストローク HC HP HA H HG NT PP HT LW EB HB EA 8 N A Z+ストローク W 本体取付用四角ナット J TW NL 本体取付用四角ナット挿入口 REA 型式 REAH15 REAH20 REAH25 A EA EB H LW M MM 97 26.5 21 46 33.5 33.5 45 17 42 19 M5×0.8 106 44 71.5 M5×0.8 8 102.5 26.5 22 54 42.5 41.5 53 16 50 23.5 M5×0.8 108 48.5 75.5 M5×0.8 8 125 24 63 46 25 58.5 28 M6×1.0 138 56 M6×1.0 10 29 HA HB 46 HC 61.5 HG HP HT J L LL 86 REB REC CY 型式 REAH15 REAH20 REAH25 P N NL NT PA PB PP S TW W XB Z ZZ 無記号 TN TF 16.5 15 8 M5×0.8 ― ― 50 62 21 161 65 88.5 194 17.5 NPT1/8 G1/8 50 65 23 169 70 92.5 ― ― 18 15 8 Rc1/8 20.5 18 9 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 65 75 27 209 75 103 9.5 CX MQ 205 19.5 250 23.5 RHC RZQ D- -X 1109 REAH Series 外形寸法図/ø25、ø32 2軸タイプ/REAHT 4×Mねじ深さ MM 138 PA LL PB XB 2×P LW S+ストローク HG HT HA HB H EA NT PP HC HP EB PS N A Z+ストローク W 本体取付用四角ナット J 本体取付用四角ナット挿入口 NL TW 型式 REAHT25 REAHT32 型式 REAHT25 REAHT32 1110 A 125 EA EB H 28.5 79 63 46 90 75 52.5 57.5 72.5 25 132.5 30 NL 18 22.5 NT HA HB 46 P HC HG HP 61.5 19.5 58.5 69.5 HT J 35 M6×1.0 43 M8×1.25 LW M MM N 56 LL 119 M6×1.0 10 20.5 63.5 130 M8×1.25 12 23 無記号 TN TF PA PB PP PS S TW W XB Z 9 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 65 108 18 51 209 110 136 9.5 250 12 Rc1/8 NPT1/8 G1/8 66 115 14 61 219 124 150 2 265 REAH Series オートスイッチ取付 オートスイッチ適正取付位置(ストロークエンド検出時) 配管ポート面 A B オートスイッチ適正取付位置 A オートスイッチ 型式 D-Z7□ D-Z80 シリンダ型式 B D-Y7□W D-Y7□WV D-Y5□ D-Y6□ D-Y7P D-Y7PV D-Z7□ D-Z80 D-Y7□W D-Y7□WV REAH10 65.5 REAH15 72 122 REAH20 77.5 127.5 REAH25 86 164 REAHT25 86 164 REAHT32 82 183 D-Y5□ D-Y6□ D-Y7P D-Y7PV 59.5 注)実際の設定においては、オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 動作範囲 (mm) チューブ内径 オートスイッチ型式 REAH REAHT 10 15 20 25 25 32 D-Z7□、 Z8□ 8 6 6 6 6 9 D-Y5□、Y6□、Y7□ 6 5 5 5 5 6 ※応差を含めた目安であり、保証するものではありません。 (ばらつき±30%程度) 周囲の環境により大きく変化する場合があります。 REA オートスイッチのリード線収納溝について REB REAH20,REAH25につきましては、軌道台側面(片側のみ)にオートスイッチのリード線収納溝が あります。配線処理にご使用ください。 REC CY CX MQ RHC リード線収納溝 RZQ 型式表示方法の適用オートスイッチ以外にも下記オートスイッチの 取付が可能です。 詳細仕様につきましてはP.1893∼2007をご参照ください。 オートスイッチ種類 品番 リード線取出し (取出方向) 特長 無接点 D-Y7G, Y7H グロメット (横) ノーマルクローズ D- ※無接点オートスイッチには、 プリワイヤコネクタ付もあります。詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 -X 1111 REAH Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 取付け 使用上 q内部はトップカバーである程度保護していますが、メ q許容範囲内であれば直接負荷をかけて使用できますが、 ンテナンス時等においてシリンダチューブ、スライド テーブル、リニアガイドに物をぶつけたりくわえたり して傷や打痕を付けないでください。 外部に案内機構を持つ負荷との接続の場合には十分な 心出し作業が必要です。 注意 注意 チューブ内外径は精密な公差で製作されていますので、わず かの変形でも作動不良の原因となります。 ストロークが長くなるほど軸心の変化量が大きくなりますの で、ズレ量を吸収できるような接続方法をご考慮の上ご使用く ださい。 wスライドテーブルは、精密なベアリングで支持されてい wガイドは出荷時に調整されていますので、不用意に調 ますのでワーク取付の際、強い衝撃や過大なモーメン トを与えないでください。 e切粉、粉塵(紙屑、糸屑など)および切削油(軽油、水、 eシリンダ本体の取付 軌道台底面の2列のT溝に、添付の四角ナットを使用して取付け てください。取付ボルトの寸法および締付トルクは下表を参照 してください。 型式 ボルト寸法 締付けトルク REAH10 REAH15 REAH20 REAH25 REAHT25 REAHT32 ねじサイズ M4×0.7 M5×0.8 M6×1.0 L-7 L-8 L-9 L-12 N・m 1.37 2.65 4.4 13.2 t L 四角ナット 1112 M8×1.25 t 寸法 整部の設定を動かさないでください。 温水など)の掛かる雰囲気でのご使用は当社にご確認く ださい。 rマグネットカップリングがずれた状態で使用しないで ください。 マグネットカップリングがずれた場合は、ストロークエンド にて外部移動子を手(またはピストン移動子を空圧)で押して 正しい位置に戻してください。 ダイレクトマウント形 REBR Series ø15, ø25, ø32 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1113 REBR Series 機種選定方法 Fn:許容駆動力(N) MD:接続金具等を直接積載する場合の最大許容モーメント(N・m) Pv:垂直作動時の最高使用圧力(MPa) WBmax:ボディへ直接積載する場合の最大負荷質量(kg) Wv:垂直作動時の許容負荷質量(kg) 使用条件 ・W:負荷質量(kg) ・スイッチの有無 ・WB:接続金具質量(kg) ・P:使用圧力(MPa) ・U:最大速度(mm/s) ・µ:ガイドの摩擦係数 ・Lo:シリンダ軸心からワーク ・ストローク(mm) (水平、傾斜、垂直) 作用点までの距離(cm) ・作動形態 ・L1:シリンダ軸心から接続金具等の重心までの距離(mm) 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 ガイド Fn W Lo チューブ内径1回目の仮決定 WB øD≧1.6× チューブ内径1回目の仮決定 F1 ―― P øD≧1.6× F2 ―― P チューブ内径1回目の仮決定 øD≧1.6× F3 ―― P θ° θ° 傾斜作動図 W+WB≦WV W+WB>WV P≦PV P>PV 許容負荷質量 許容駆動力表(Fn) (n=1、2、3) 水平 傾斜 垂直 F1=µ×(W+WB)×9.8 圧力の判定 (垂直作動の場合 P.1116参照) F2=(W+WB)×9.8×(µCOSθ+SINθ) F3=(W+WB)×9.8×(µ+1) データ⃝ A の(Fn)は許容駆動力表を参照ください。 (ボディへ直接積載する場合の 最大負荷質量P.1116参照) 接続金具質量 (WB)の判定 WB>WBmax 接続金具の再検討 WB≦WBmax スイッチの有無およびストロークの再検討 スイッチレール の有無 有 スイッチ の有無 有 無 無 (標準スト ローク表 P.1119 NG 参照) スイッチ付の ストローク 判定 OK (データ⃝ A P.1115参照) 許容駆動力(Fn)とシリンダ軸心 からの距離(Lo)のグラフより チューブ内径の2回目の仮決定 有 外部ガイド系 の有無 無 注2) WB×L1>MD (データ⃝ B P.1115参照) 最大速度(U)と負荷質量 (W)のグラフよりチューブ 内径の3回目の仮決定 (ボディ不回転精度と最大許容モーメント P.1117参照) 回転モーメント の判定 WB×L1≦MD (3回の仮決定にて最大の チューブ内径に決定する。) (ボディ不回転精度と最大許容モーメント 注2) P.1117参照) NG 許容ストローク の判定 チューブ内径決定 注1) 使用状況により オーダーメイド品の検討 OK (P.1119参照) 型式決定 1114 注1)使用環境等によりオーダーメイド品も 含めてご検討ください。 注2)スペックオーバーより外部ガイド系の 設置をお願いします。 機種選定方法 REBR Series 設計上のご注意q 選定方法 〈データ⃝ A :シリンダ軸心からの距離―――許容駆動能力〉 選定手順 ø15 ø25 q負荷を水平に移動させる駆動抵抗力Fn(N)を 500 求めます。 300 200 w負荷に駆動力を与える点からシリンダの軸心 50 eデータ⃝ A よりLoとFnからチューブ内径を 選定します。 負荷 ワーク 30 20 10 使用可能範囲 5 50 40 30 20 10 使用可能範囲 5 Fn 1 0 Lo※ 心ずれ吸収機構 100 40 許容駆動力Fn(N) 許容駆動力Fn(N) までの距離Lo(cm)を求めます。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) ø32 400 選定例 300 200 負荷の駆動抵抗力Fn=100(N)シリンダ軸心力 から作用点の距離Lo=8cm、データ⃝ A の横軸 の軸心から8cmを縦に延長して交点を求め、 横に縦軸の許容駆動力を求めます。 100(N)を満足する適合機種はREBR32とな ります。 許容駆動力Fn(N) 100 ※シリンダ軸心からの距離Loの地点とはシリンダと負 荷部とのモーメント作用点となります。 50 40 30 20 使用可能範囲 10 REA 5 REB 1 REC 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112131415 シリンダ軸心からの距離Lo(cm) CY CX 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 100 MQ 負荷質量W(kg) REBR32 REBR25 RHC REBR15 RZQ 10 1 0.1 100 200 300 400 500 600 最大速度U (mm/s) D- -X 1115 REBR Series 設計上のご注意w シリンダの自重たわみ 垂直作動の場合 ボディへ直接積載する場合の最大負荷質量 シリンダを水平にして取付ける場合は、自重 によりデータのようなたわみが出て、ストロ ークが長くなる程軸心の変化量が大きくなり ます。よって図のようにズレ量を吸収できる ように接続方法をご考慮ください。 負荷は、ボールベアリングタイプの軸受(LM ガイト等)で案内します。すべり軸受を使用し た場合は負荷質量と負荷のモーメントにより 摺動抵抗が大きくなり作動不良の原因となり ます。 シリンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合 は、移動子の自重およびワーク質量により移 動子が下方向に変位する場合があります。ス トローク端およびストローク中間において、 停止位置精度が必要な場合は外部ストッパ等 により位置決めするようご検討ください。 ボディに直接負荷を積載する場合は、下表の 最大値以下となります。 ガイドシャフト 負荷台 最大負荷質量 WBmax (kg) 1.0 1.2 1.5 型式 REBR15 REBR25 REBR32 積載方向 負荷質量 (移動体質量+ ワーク質量) C (注) スイッチレール (注) クリアランス (0.2∼0.5mm) 上記のクリアランス量は 参考値です。 ワーク 本体(ボディ) 注)下図の自重たわみを参考に、シリンダが取付面 および負荷等と接触しないようフルストローク 最低作動圧力範囲内でスムーズに作動できるよ うに、クリアランスを設定してください。 W ロッドレスシリンダ REBR25,32 32 25 2000 3000 REBR 15 1000 REBR REBR たわみ量(mm) 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 4000 5000 ストローク(mm) ※上記たわみのデータは、外部移動子がストローク 中間部に移動した時の数値を示します。 1116 シリンダ チューブ 内径(mm) 型式 許容負荷 質量 Wv (kg) 最高使用 圧力 Pv (MPa) 15 25 32 REBR15 REBR25 REBR32 7.0 18.5 30.0 0.65 0.65 0.65 注)最高使用圧力以上で使用しますと、マグネット カップリングの離脱により落下しますのでご注 意ください。 REBR15 積載方向 ウェアリングC 機種選定方法 REBR Series 設計上のご注意e 中間停止について ボディ不回転精度と最大許容モーメント (スイッチレール付) (参考値) クッション効果(スムーズな起動、ソフトな停 止)はストロークエンドの手前から表に示すス トローク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止か らの復帰では、クッション効果(スムーズな起 動、ソフトな停止)は得られません。 下記にストロークエンド時の不回転精度、最大許容モーメントの許容参考値を示します。 クッションストローク 型式 チューブ 不回転精度 内径(mm) ( °) 注2) 最大許容 モーメント MD 許容ストローク (N・m) (mm) 15 4.5 0.15 200 25 3.7 0.25 300 32 3.1 0.40 400 不回転精度 スイッチレール ストローク(mm) REBR15 25 REBR25 30 REBR32 30 本体(ボディ) ウェアリングC 注1)回転トルク (モーメント) がかかるような使い方は避けてください。そのような場合は外部ガイドとの併用 をおすすめします。 注2)上記、許容ストローク内では、上記参考許容値を満足しますが、ストロークが長くなりますとストローク 途中での傾き (回転角度) が大きくなることが予想されますのでご注意ください。 注3)ボディに直接負荷をかける場合の積載質量は、P.1116の最大負荷質量以下となります。 REA REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1117 サインロッドレスシリンダ/ダイレクトマウント形 REBR Series ø15, ø25, ø32 型式表示方法 REB R 25 300 M9BW オーダーメイド仕様 サインロッドレスシリンダ 詳細はP.1119をご参照 ください。 ダイレクトマウント形 オートスイッチ追記号 チューブ内径 無記号 オートスイッチ ポートねじの種類 記号 無記号 TN TF 種類 Mねじ Rc NPT G 2ヶ付 1ヶ付 nヶ付 S n 15 15mm 25 25mm 32 32mm 無記号 チューブ内径 15 オートスイッチなし(磁石内蔵) ※適用オートスイッチ品番は下表よりご選定 ください。 スイッチレールの有無 25, 32 無記号 シリンダストローク (mm) 標準ストロークにつきましてはP.1119をご参照ください。 N スイッチレール付 スイッチレールなし 注1)スイッチレール付の場合はオートスイッチ用磁石内蔵となります。 注2)ø15の場合、スイッチレールなしでもオートスイッチ用磁石内蔵となります。 種類 表示灯 適用オートスイッチ/オートスイッチ単体の詳細仕様は、P.1893∼2007をご参照ください。 リード線 取出し 特殊機能 無接点オートスイッチ ― 診断表示 (2色表示) グロメット 有 耐水性向上品 (2色表示) 有接点 オートスイッチ ― グロメット 負荷電圧 配線 (出力) 3線 (NPN) 3線 (PNP) 2線 3線 (NPN) 3線 (PNP) 2線 DC 2線 オートスイッチ 品番 ― 5V ― A96 ● ― ● ― ― IC回路 12V 100V 100V以下 A93 A90 ● ● ― ― ● ● ● ― ― ― ― リレー、 PLC IC回路 12V 24V 5V,12V 12V 5V,12V 12V ― 24V リード線長さ(m) プリワイヤ 適用負荷 1 3 5 0.5 コネクタ (M) (無記号) (L) (Z) ● ● ● ○ ○ IC回路 ● ● ● ○ ○ ― ● ● ● ○ ○ ● ● ● ○ ○ IC回路 リレー、 ● ● ● ○ ○ PLC ● ― ● ● ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ IC回路 ○ ○ ● ○ ○ ― ○ ○ ● ○ ○ M9N M9P M9B M9NW M9PW M9BW ※※M9NA ※※M9PA ※※M9BA 5V,12V 3線 (NPN) 3線 (PNP) 2線 3線 有 (NPN相当) 無 AC ※※耐水性向上タイプのオートスイッチは、 上記型式の製品に取付可能ですが、それにより製品の耐水性能を保証するものではありません。 上記型式での耐水性向上製品につきましては当社へご確認ください。 ※リード線長さ記号 0.5m……………無記号 1m…………… M 3m…………… L 5m…………… Z (例)M9NW (例)M9NWM (例)M9NWL (例)M9NWZ ※○印の無接点オートスイッチは受注生産となります。 ※上記掲載機種以外にも、 適用可能なオートスイッチがありますので詳細は、P.1122をご参照ください。 ※プリワイヤコネクタ付オートスイッチの詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 ※オートスイッチは同梱出荷 (未組付) となります。 1118 ― サインロッドレスシリンダ ダイレクトマウント形 REBR Series 仕様 チューブ内径(mm) 10 15 使用流体 32 空気 保証耐圧力 1.05MPa 最高使用圧力 0.7MPa 最低使用圧力 0.18MPa 周囲温度および使用流体温度 −10∼60℃(ただし凍結なきこと) 使用ピストン速度(MAX)注) 50∼600mm/s 給油 不要(無給油) +1.4 +1.8 ストローク長さ許容差(mm) 0∼250st:+1.0 0 、251∼1000st: 0 、1001st∼: 0 保持力(N) JIS記号 137 363 588 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるボディ動き出しから、ク ッションストロークを抜け出すまで、約0.5秒(片側)および両端で約1秒かかります。 エアクッション (マグネット形) 標準ストローク表 Ordeer オーダーメイド仕様 Mad (詳細はP.2033∼2152をご参照ください。) チューブ 内径(mm) 表示記号 仕様/内容 15 -XC57 フローティングジョイント付ロッドレスシリンダ 25 32 標準ストローク(mm) 製作可能最大 スイッチ付の最大 ストローク(mm) ストローク(mm) 150、200、250、300、350、400 450、500 1000 750 200、250、300、350、400、450 500、600、700、800 2000 1500 注)中間ストロークは1mm毎での対応が可能です。 質量表 単位:kg チューブ内径(mm) 15 25 0.277 0.660 1.27 0.230 0.580 1.15 50st当りの割増質量 (スイッチレール付の場合) 0.045 0.083 0.113 50st当りの割増質量 (スイッチレールなしの場合) 0.020 0.050 0.070 項目 REBR 基本質量 (スイッチレール付) (0st時) REBR-N (スイッチレールなし) 32 REA REB 計算方法/例:REBR25-500 (スイッチレール付) 基本質量…0.660 (kg)、割増質量…0.083 (kg/50st)、シリンダストローク…500 (st) 0.660+0.083×500÷50=1.49 (kg) REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1119 REBR Series 構造図/ø15、ø25、ø32 @4 @2 q @0 y u e @8 !3 !8 !7 @9 #0 @6 t r @1 !0 !1 !2 @3 o i w !9 @7 !6 !5 @5 !4 REBR15 構成部品 番号 構成部品 部品名 備考 番号 アルミニウム合金 硬質アルマイト 20 ウェアリングA 部品名 特殊樹脂 特殊樹脂 1 ボディ 2 シリンダチューブ ステンレス 21 ウェアリングB 3 シャフト ステンレス 22 ピストンパッキン NBR 4 ピストン側ヨーク 圧廷鋼板 亜鉛クロメート 23 スクレーパ NBR 5 外部移動子側ヨーク 圧廷鋼板 亜鉛クロメート 24 クッションパッキン NBR 6 磁石A ― 25 スイッチレールガスケット 7 磁石B ― 26 磁気シールド版 圧延鋼板/ユニクロ 8 ダンパ ウレタンゴム REBR15は除く 27 スイッチレール アルミニウム合金/白色アルマイト 9 ピストン アルミニウム合金 クロメート 28 磁石 10 スペーサ 圧廷鋼板 ニッケルめっき 29 六角穴付ボルト クロム鋼/ニッケルめっき 11 止め輪 燐酸塩被膜 30 ウェアリングC 特殊樹脂 12 クッションリング 13 エンドカバーA アルミニウム合金 硬質アルマイト 14 エンドカバーB アルミニウム合金 硬質アルマイト チューブ内径 (mm) 手配番号 15 アタッチメントリング アルミニウム合金 硬質アルマイト 15 REBR15-PS 16 軸用C形止め輪 17 18 19 シリンダチューブガスケット 炭素工具鋼 ステンレス REBR15,25 黄銅 REBR32 複合無電解 ニッケルめっき NBR ― 交換部品/パッキンセット 内容 硬鋼線材 ニッケルめっき(REBR15) 25 REBR25-PS ステンレス REBR25,32 32 REBR32-PS 六角穴付止めねじ クロム鋼 ニッケルめっき 六角穴付プラグ クロム鋼 ニッケルめっき NBR 備考 材質 材質 上記番号!9@0@1@2@3@4@5#0のセット 注)@4クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック(10g)が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) スイッチレールアクセサリ型式 スイッチレールアクセサリセット CYR 25 E チューブ内径 ストローク チューブ内径(mm) 手配番号 15 CYR15E-□ 25 CYR25E-□ 32 CYR32E-□ 注1)□はストロークを示します。 注2)ø15は、ボディに磁石を内蔵済です。 1120 内容 上記番号@6@7@8@9#0 サインロッドレスシリンダ ダイレクトマウント形 REBR Series 外形寸法図/ø15、 ø25、ø32 作動方向 作動方向B A 作動方向A W X HB HC HB K CB T Y L 8×MMねじ深M HP 4×座ぐりøB 座ぐり深C HS CR 配管ポートP 作動方向B プラグ HR 22 W WP PW QW øD K スイッチレール付の場合 Q+ストローク Z+ストローク 配管ポートP(プラグ) 作動方向B G 配管ポートP 作動方向B 8 配管ポートP(プラグ) 作動方向B 8 16 12.5 19.5 配管ポートP 作動方向A X 7 配管ポートP 作動方向A GW GP 4×øLD WP F TC 4×J 有効ねじ長さE 配管ポートP(プラグ) 作動方向B N 配管ポートP(プラグ) 作動方向A H HA HT HP プラグ REBR15 REBR15 REA (mm) 型式 A B C CB CR D F G GP GW H HA HB HC HP HR HS HT REB REC REBR15 12 8 4.2 2 0.5 17 8 7 33 31.5 32 30 17 31 ― 30 8.5 ― REBR25 12.5 9.5 5.2 3 1 27.8 8.5 10 44 42.5 44 41 23.5 43 14.5 41 6.5 33.5 REBR32 19.5 11 6.5 3 1.5 35 10.5 16 55 53.5 55 52 29 54 20 51 7 39 CY CX 型式 J×E K L LD M MM REBR15 M5×0.8×7 14 53 4.3 5 M4×0.7 6 REBR25 M6×1×8 15 70 5.6 6 M5×0.8 REBR32 M8×1.25×10 13 76 7 7 M6×1 型式 X Y REBR15 18 54.5 REBR25 28 72 125 REBR32 35 79 148 N P PW Q QW T W WP M5×0.8 32 84 18 21 17 TC 25 ― 6.5 1/8 43 105 20 25.5 22.5 40 21.5 8.5 1/8 54 116 26 33 28 50 27 Z MQ RHC RZQ 98 D- -X 1121 REBR Series オートスイッチ取付 オートスイッチ適正取付位置(ストロークエンド検出時) A B C オートスイッチ適正取付位置 D ø15, ø25, ø32 オートスイッチ 型式 (mm) A チューブ 内径 15 25 32 B D-A9□ D-M9□ D-M9□W D-M9□A 19.5 23.5 23 27 102 31.5 35.5 116.5 C D-M9□ D-M9□W D-M9□A D-A9□ 78.5 74.5 98 112.5 D-A9□ ― D D-M9□ D-M9□W D-M9□A D-A9□ D-M9□ D-M9□W D-M9□A ― 58.5 62.5 46 42 79 83 54.5 50.5 93.5 87.5 注1)ø15のC部にオートスイッチは設置できません。 注2)実際の設定においては、 オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 ø25, ø32 (mm) A オートスイッチ 型式 D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Y7BA チューブ 内径 25 32 B C D D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Y7BA D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Y7BA D-Z7□ D-Z80 D-Y59□ D-Y7P D-Y7□W D-Y7BA 22 103 47 78 30.5 117.5 55.5 92.5 注)実際の設定においては、オートスイッチ作動状態を確認の上、調整願います。 動作範囲 オートスイッチ取付金具/部品品番 (mm) オートスイッチ型式 チューブ内径 15 25 32 D-A9□ 8 7.5 8 D-M9□W D-M9□ D-M9□A 4.5 5.5 4.5 ― 9 9 ― 7 6 D-Z7□/Z80 D-Y5□/Y7P/Y7□W/Y7BA オートスイッチ型式 D-A9□ D-M9□ D-M9□W D-M9□A チューブ内径(mm) ø25, ø32 BMG2-012 D-A9□/M9□/M9□W/M9□A型 BMG2-012 の場合 ※応差を含めた目安であり、保証するものではありません。(ばらつき±30%程度) 周囲の環境により大きく変化する場合があります。 型式表示方法の適用オートスイッチ以外にも下記オートスイッチの取付が可能です。 詳細仕様につきましてはP.1893∼2007をご参照ください。 オートスイッチ種類 有接点 品番 D-Z73, Z76 D-Z80 リード線取出し (取出方向) グロメット (横) D-Y7NW, Y7PW, Y7BW D-Y7BA 適用チューブ内径 ― 表示灯なし ― D-Y59A, Y59B, Y7P 無接点 特長 グロメット (横) 診断表示(2色表示) 耐水性向上品(2色表示) ※無接点オートスイッチには、 プリワイヤコネクタ付もあります。詳細は、P.1960、1961をご参照ください。 ※ノーマルクローズ (NC=b接点) 無接点オートスイッチ(D-F9G, F9H, Y7G, Y7H型)もありますので、詳細は、P.1911、1913をご参照ください。 1122 ø25、 ø32 REBR Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 取付け 分解およびメンテナンス 注意 注意 qシリンダチューブ外周面に打痕等をつけないようにご注 q分解の際には専用工具が必要となります。 意ください。 スクレーパ、ウエアリングの損傷をまねき作動不良の原因とな ります。 w外部移動子の回転にご注意ください。 F 他軸(リニアガイドなど)と接続させて、回転を押さえてくださ い。 eマグネットカップリングがずれた状態で使用しないでく ださい。 専用工具 専用工具品番一覧表 品番 マグネットカップリングがずれた場合は、ストロークエンドに て外部移動子を手(またはピストン移動子を空圧)で押して正し い位置に戻してください。 CYRZ-V CYRZ-W 適用チューブ内径(mm) 15 25、32 rシリンダは、エンドカバー内の取付穴よりボルトで取付 け、ボルトの緩みがないようにしてください。 tシリンダは、必ず両エンドカバーを固定してご使用くだ さい。 外部移動子固定でのご使用は避けてください。 y外部移動子に横荷重をかけないでください。 負荷とシリンダを直接取付けた場合、それぞれの軸心の心ずれ を吸収する事ができず、横荷重がかかった状態となり、作動不 良の原因となります。心ずれおよびシリンダの自重たわみを吸 収できるよう接続方法をご考慮の上ご使用ください。図2に推 奨取付図を示します。 ガイドロッド ボルト等により 直接接続 取付ブラケット REA ガイドロッド クリアランス ロッドレスシリンダ 負荷とシリンダの軸心の心ずれ 吸収ができず作動不良の原因と なります。 図1.誤った取付方法 REB REC ロッドレスシリンダ CY 取付ブラケットとシリンダにクリアラ ンスを設け、軸心のズレ量を吸収させ ます。なお、取付ブラケットをシリン ダの軸心以上のばし、シリンダにモー メントを受けないようにします。 CX MQ 図2.推奨取付方法 RHC u垂直方向でのご使用は許容負荷質量にご注意ください。 垂直方向でご使用になる場合の許容負荷質量(参考値P.1116) は機種選定方法のようになりますが、許容値以上の負荷がかか るとマグネットカップリングの離脱により落下します。ご使用 の際には、使用条件(圧力、負荷、速度、ストローク、頻度等) をご確認ください。 RZQ D- -X 1123 1124 リニアガイド形 1軸/2軸 REBH/REBHT Series 1軸:ø15, ø25 2軸:ø25, ø32 REA REBHT REB REC CY REBH CX MQ RHC RZQ D- -X 1125 REBH Series 機種選定方法 使用条件 Pv:垂直作動時の最高使用圧力(MPa) Wv:垂直作動時の許容負荷質量(kg) α:負荷率 負荷質量(W) 静的モーメント(M) 動的モーメント(Me) 最大負荷質量(Wmax) 許容静的モーメント(Mmax) 許容動的モーメント(Memax) Σα=―――――――――――+――――――――――――――+―――――――――――――― ・W:負荷質量(kg) ・U:最大速度(mm/s) ・P:使用圧力(MPa) ・ストローク(mm) ・ワークの重心位置(m) ・作動形態 (水平、傾斜、垂直) 作動形態 傾斜作動 水平作動 垂直作動 負荷質量および 使用圧力の再検討 チューブ内径1回目の仮決定 øD≧1.6× W ―― P チューブ内径1回目の仮決定 0.1×Wcosθ+Wsinθ øD≧5.0× ――――――――――― P チューブ内径1回目の仮決定 øD≧5.0× 0.1×W+W ―――――― P W 許容負荷質量 圧力の判定 θ° θ° 傾斜作動図 W≦WV P≦PV W>WV P>PV (垂直作動の場合 P.1130参照) (P.1127参照) 使用条件の再検討 Σα>1 負荷質量(W) 静的モーメント(M) 動的モーメント(Me) Σα=―――――――――――+―――――――――――――+―――――――――――――― 最大負荷質量(Wmax) 許容静的モーメント(Mmax) 許容動的モーメント(Memax) 負荷率(Σα) の判定 Σα≦1 (データ B P.1128参照) 最大速度(U)と負荷質量 (W)のグラフより、チュ ーブ内径2回目の仮決定 チューブ内径決定 (2回の仮決定にて最大のチューブ内径に決定する) 注1) 注1)使用環境等によりオーダーメイ 使用状況により オーダーメイド品の検討 (P.1133参照) 型式決定 1126 ド品も含めてご検討ください。 REBH Series 機種選定方法 設計上のご注意q 負荷質量許容モーメントはワーク取付方法、シリンダ取付姿勢およびピストン速度によって異なります。 使用可否の判定は各質量、モーメントの負荷率 (αn ) の総和 (Σαn ) が1を越えないようにしてください。 負荷質量(W) 静的モーメント(M) 動的モーメント(Me) + ≦1 + 最大負荷質量(W max) 許容静的モーメント(M max) 許容動的モーメント(Me max) Σαn= 設計上のご注意w 負荷質量 型式 9 REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 W W (kg) Wmax 25 負荷質量 kg 最大負荷質量 40 W 50 40 30 25 20 16 REBHT32 10 REBH15 5 9 REBH25,REBHT25 4 3 2 W 1 0.5 70 100 300 500 600 最大速度 mm/s 〈グラフ1〉 モーメント M1,M3 許容モーメント M2 100 (静的モーメント/動的モーメント) (N・m) 型式 M2 M3 M1 10 16 10 REBH15 28 26 28 REBH25 56 85 56 REBHT25 64 96 64 REBHT32 64 50 56 40 30 28 20 M2 REBH15 モーメント N・m モーメント N・m 20 M3 M1 50 40 30 REBHT25 REBH25 13 10 5 4 3 2 1.5 1 0.5 300 500 600 REBHT25 REBH25 26 16 REB REC REBH15 CY 5 4 3 2.5 2 1 100 REBHT32 10 0.5 70 REA 100 96 85 REBHT32 CX MQ RHC 70 100 300 最大速度 mm/s 最大速度 mm/s 〈グラフ2〉 〈グラフ3〉 500 600 RZQ D- -X 1127 REBH Series 静的モーメント シリンダが停止している状態でもワーク自重により発生するモーメント ■ピッチモーメント M1=W・L ■ヨーモーメント M3=W(L−A) ■ロールモーメント M2=W・L L L A L M2 M1 W 動的モーメント W ストロークエンドで衝撃相当荷重により発生するモーメント We=5×10-3・W・g・U ■ピッチモーメント Me1=1/3・We・L We:衝撃相当荷重 [N] W :負荷質量 [kg] U :最大速度 [mm/s] g :重力加速度(9.8m/s2) ガイド中心軸 ■ヨーモーメント Me3=1/3・We(L−A) Me3 Me1 ガイド中心軸 We L L A We V 〈データ⃝ B :最大速度―――負荷質量線図〉 100 REBHT32 負荷質量W(kg) REBH(T)25 10 REBH15 1 0.1 100 200 300 400 最大速度U (mm/s) 500 600 V A 17.5 23.5 ※ 0 ※ 0 ※ガイドが2軸のため ガイド中心軸とシ リンダ中心軸が同 一となります。 M3 W 1128 (mm) 型式 REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 (mm) 型式 REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 A 17.5 23.5 ※ 0 ※ 0 ※ガイドが2軸のため ガイド中心軸とシ リンダ中心軸が同 一となります。 機種選定方法 REBH Series 選定計算方法 選定計算は下記項目の負荷率 (αn) を求め、その総和 (Σαn) が1を超えないようにします。 Σαn= α1+ α2+ α3≦1 z最大負荷質量 負荷率αn α1=W/Wmax Wを検討する Wmaxは最大負荷質量 x静的モーメント α2=M/Mmax M1,M2,M3を検討する Mmaxは許容モーメント c動的モーメント α3=Me/Memax Me1,Me3を検討する Memaxは許容モーメント 項目 備考 U:最大速度 U 計算例 W 使用条件 L2 シリンダ:REBH15 取付け:水平壁取付け 最大速度:U=500〔mm/s〕 負荷質量:W=1〔kg〕 (アーム部の質量を除く) L1=200〔mm〕 L2=200〔mm〕 L1 負荷率αn 項目 z最大負荷質量 W L2 L1 x静的モーメント W M L1 c動的モーメント We ガイド中心軸 A W L2 Me3 Me1 W L1 We α 1=W/Wmax =1/3 =0.111 =0.333 M2=W・L1 W=1〔kg〕 =10・0.2 =10〔N〕 =2〔N・m〕 α 2=M2/M2 max =2/16 =0.125 We=5×10-3・W・g・U =5×10-3・1・9.8・500 =25〔N〕 Me3=1/3・We(L2-A) =1/3・25・0.182 =1.52〔N・m〕 α 3=Me3/Me3max =1.52/6 =0.25 Me1=1/3・We・L1 =1/3・25・0.2 =1.6〔N・m〕 α 4=Me1/Me1 max =1.6/6 =0.27 備考 Wについて検討します。 WmaxはU=500mm/s時の値 を〈グラフ1〉より求めます。 M2について検討します。 M1,M3は発生しないので検討不要 REA REB REC CY CX Me3について検討します。 MemaxはU=500mm/s時の値 を〈グラフ2〉より求めます。 MQ RHC RZQ Me1について検討します。 MemaxはU=500mm/s時の値 を〈グラフ2〉より求めます。 Σαn= α1+ α2+ α3+ α4 =0.333+0.125+0.25+0.27 =0.978≦1により使用可能 D- -X 1129 REBH Series 設計上のご注意w テーブルのたわみ量 ピッチモーメント荷重によるテーブルのたわみ量 ロールモーメント荷重によるテーブルのたわみ量 A ヨーモーメント荷重によるテーブルのたわみ量 F F A ガイド中心軸(1軸タイプ) ※2軸タイプは、シリンダ中心軸となります。 L L F L ポート反対側 M1=F×L ガイド中心軸(1軸タイプ) ポート側 M2=F×L REBH15,25 0.02 0.01 REBH15,25 REBH15 REBH25 たわみ量 (mm) たわみ量 (mm) REBH15 REBH15 0.08 REBH25 0.06 0.04 10 15 20 モーメント(N・m) 0 25 10 15 20 0 0.01 5 10 15 20 モーメント (N・m) 25 REBHT25,32 REBHT25 0.05 たわみ量 (mm) 0.02 0.02 25 モーメント (N・m) REBHT25,32 REBHT25 REBHT32 たわみ量 (mm) 5 REBHT25 REBHT32 たわみ量 (mm) REBHT25,32 REBH25 0.03 0.01 0.02 5 M3=F×L 注) たわみ量:F部に力を作用させた時のA部の変位量 たわみ量 (mm) REBH15,25 0 A ※2軸タイプは、シリンダ中心軸となります。 0.04 0.03 REBHT32 0.02 0.03 0.02 0.01 0.01 0 20 40 60 モーメント(N・m) 0 20 40 60 モーメント (N・m) 80 0 20 40 60 モーメント (N・m) 注)上記以上のモーメントが印加する場合の、たわみ量は、線図をそのまま延長してください。 垂直作動の場合 中間停止について 垂直作動でご使用の際はマグネットカップリング離脱によりワークが落 下しますので、許容負荷質量および最高使用圧力は下表としてください。 シリンダの取付姿勢が垂直または傾斜の場合は、移動子の自重およびワ ーク質量により移動子が下方向に変位する場合があります。ストローク 端およびストローク中間において、停止位置精度が必要な場合は外部ス トッパ等により位置決めするようご検討ください。 クッション効果(スムーズな起動、ソフトな停止)はストロークエンドの 手前から表に示すストローク範囲しかありません。 外部ストッパ等による中間停止や中間停止からの復帰では、クッション 効果 (スムーズな起動、ソフトな停止) は得られません。 型式 REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 1130 許容負荷質量 Wv(kg) 7.0 18.5 18.5 30.0 最高使用圧力 Pv(MPa) 0.65 0.65 0.65 0.65 クッションストローク 型式 REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 ストローク (mm) 25 30 30 30 機種選定方法 REBH Series ストローク調整について 出荷時のアジャストボルトはスムーズな加速・減速が可能な最適位置 に調整されていますので、フルストロークにてご使用くださるようお 願いします。また、ストローク調整が必要な場合には、最大で片側2 mmまでとしてください。(2mmを超える調整はしないようお願いし ます。スムーズな加速・減速が得られません。) ストッパの移動による調整はしないでください。シリンダの破損原因 となります。 ストローク調整方法 十字穴付なべ小ねじを緩め、トップカバーとダストカバー(4ケ)を取 外します。六角ナットを緩め、プレート側より六角レンチにてストロ ーク調整後六角ナットを締付固定してください。 ダストカバー ストローク調整量 (MAX.2mm) トップカバー ストッパ T 六角ナット 十字穴付なべ小ねじ アジャストボルト 軌道台 プレート アジャストボルトの位置(出荷時)、六角ナット締付トルク 型式 T(mm) REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 7 締付トルクN・m 1.67 9 9 3.14 9 REA ストローク調整後、トップカバーおよびダストカバーを取付てくださ い。トップカバー固定用の十字穴付なべ小ねじはトルク0.58N・mで 締付てください。 REB REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1131 サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REBH Series ø15, ø25/ ø25, ø32 1軸: 2軸: 型式表示方法 REB H 25 Y7BW 300 オーダーメイド仕様 サインロッドレスシリンダ 詳細はP.1133をご参照 ください。 リニアガイド形 オートスイッチ追記号 ガイド追記号 チューブ内径 (mm) 記号 無記号 T 1軸 2軸 15 25 32 ● ─ ● ● ─ ● チューブ内径 15 25 32 15mm 25mm 32mm 2ヶ付 S 1ヶ付 n nヶ付 オートスイッチ 無記号 オートスイッチなし(磁石内蔵) ※オートスイッチの品番につきましては、 下表をご参照ください。 ポートねじの種類 種類 Mねじ 無記号 Rc NPT TN G TF 記号 無記号 標準ストローク チューブ内径 ø15 標準ストローク表P.1133をご参照ください。 ø25, ø32 種類 リード線 取出し 特殊機能 表示灯 適用オートスイッチ/オートスイッチ単体の詳細仕様は、P.1893∼2007をご参照ください。 無接点 オート スイッチ − グロメット 有 診断表示(2色表示) 負荷電圧 配線 (出力) 3線 (NPN) 5V,12V 3線 (PNP) 2線 12V 3線 (NPN) 24V 5V,12V 3線 (PNP) 2線 有接点 オート スイッチ 耐水性向上品(2色表示) − グロメット − 2線 − 12V 3線 − 有 (NPN相当) 5V ※リード線長さ(m) 適用負荷 0.5 3 5 プリワイヤ (L) (Z) コネクタ 横取出し (無記号) ● ⃝ ● ⃝ Y59A IC回路 ● ⃝ ● ⃝ Y7P ● ⃝ ● ⃝ Y59B − リレー、 ● ⃝ ● ⃝ Y7NW IC回路 PLC ● ⃝ ● ⃝ Y7PW ● ⃝ ● ⃝ Y7BW − ※※Y7BA − ⃝ ● ⃝ オートスイッチ品番 AC DC − 100V 12V 24V 5V,12V 100V以下 縦取出し Y69A Y7PV Y69B Y7NWV Y7PWV Y7BWV − − Z76 ● ● − − IC回路 − − Z73 Z80 ● ● ● ● ● − − − − リレー、PLC IC回路 ※※耐水性向上タイプのオートスイッチは、上記型式の製品に取付可能ですが、それにより製品の耐水性能を保証するものではありません。 上記型式での耐水性向上製品につきましては当社へご確認ください。 ※リード線長さ記号 0.5m……………無記号 3m…………… L 5m…………… Z (例)Y59A (例)Y59AL (例)Y59AZ ※⃝印の無接点オートスイッチは受注生産となります。 ・上記掲載機種以外にも、適用可能なオートスイッチがありますので詳細は、 P.1138をご参照ください。 ・プリワイヤコネクタ付オートスイッチの詳細は、 P.1960、 1961をご参照ください。 ※オートスイッチは、同梱出荷(未組付)となります。 1132 − サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REBH Series 仕様 チューブ内径 mm 15 25 0.7MPa 最高使用圧力 0.2MPa 最低使用圧力 1.05MPa 保証耐圧力 周囲温度および使用流体温度 -10∼60℃(ただし凍結なきこと) 注) 使用ピストン速度 (MAX) 70∼600mm/s 不要(無給油) 給油 0∼1.8mm ストローク長さ許容差 JIS記号 集中配管形 配管形式 エアクッション (マグネット形) 137 保持力 (N) (詳細はP.1139をご参照ください。) 表示記号 -X168 仕様/内容 (詳細はP.2033∼2152をご参照ください。) -XB10 363 588 注)上記、使用ピストン速度は、最大速度を示します。ストローク端におけるスライドテーブル動き出しから、 クッションストロークを抜け出すまで、約0.5秒(片側)および両端で約1秒かかります。 標準ストローク表 ヘリサートねじ仕様 オーダーメイド仕様 表示記号 Rc1/8 M5×0.8 配管接続口径 Ordeer 個別オーダーメイド仕様 Mad 32 空気 使用流体 仕様/内容 中間ストローク (専用ボディー使用) チューブ 内径(mm) ガイド 軸数 15 150、200、300、400、500 1軸 25 25 750 200、300、400、500、600、800 1200 200、300、400、500、600、800、1000 2軸 32 製作可能最大 ストローク(mm) 標準ストローク(mm) 1500 注1)標準ストロークを超える場合は特注対応となります。 注2)オーダーメイド(-XB10参照)以外の中間ストロークは特注対応となります。 質量表 (kg) 型式 標準ストローク mm 150 200 300 400 500 REBH15 2.5 2.7 3.2 3.6 4.1 600 800 1000 ─ ─ ─ REBH25 ─ 5.3 6.0 6.6 7.3 8.0 9.4 REBHT25 ─ 6.2 7.3 8.3 9.4 10.4 12.5 14.6 REBHT32 ─ 9.6 10.7 11.9 13.0 14.2 16.5 18.8 ─ REA REB REC CY 理論出力表 (N) チューブ内径 (mm) 受圧面積 (mm2) 15 25 32 使用圧力 (MPa) 176 0.2 35 0.3 52 0.4 70 0.5 88 0.6 105 0.7 123 490 98 147 196 245 294 343 804 161 241 322 402 483 563 CX MQ RHC RZQ 注)理論出力 (N) =圧力 (MPa) ×受圧面積 (mm2)となります。 D- -X 1133 REBH Series 構造図/ø15、ø25 1軸タイプ/REBH !8 @0 @2 @1 o q #3 w !4 !3 #4 #5 e !6@9u t @5 @7 @4 y i r #1 #0 !5 !0 !2 !1 #2 !9 !7 @6 REBH15 @8 @3 構成部品 構成部品 番号 部品名 材質 アルミニウム合金 備考 硬質アルマイト 番号 部品名 1 軌道台 2 シリンダチューブ 3 外部移動子チューブ 4 シャフト 5 ピストン側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 6 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 24 7 磁石A ― 25 8 磁石B ― 26 磁石 (オートスイッチ用) 9 ダンパ 19 材質 アルミニウム合金 20 ストッパ アルミニウム合金 アルマイト 21 アジャストボルト クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき トップカバー アルミニウム合金 硬質アルマイト ダストカバー 特殊樹脂 アルミニウム合金 ステンレス 22 六角ナット 23 リニアガイド ウレタンゴム REBH15を除く 27 平行ピン ピストン アルミニウム合金 クロメート 28 本体取付用四角ナット 11 スペーサ 圧延鋼板 ニッケルめっき 29 ウェアリングA 特殊樹脂 12 スペースリング アルミニウム合金 クロメート 30 ウェアリングB 特殊樹脂 13 スライドテーブル アルミニウム合金 硬質アルマイト 31 ピストンパッキン NBR 14 サイドプレートA アルミニウム合金 硬質アルマイト 32 スクレーパ NBR 15 サイドプレートB アルミニウム合金 硬質アルマイト 33 Oリング NBR 16 クッションリング ステンレス 複合無電解ニッケルめっき 34 Oリング NBR 17 内部ストッパ アルミニウム合金 アルマイト 35 クッションパッキン NBR 18 プレートA アルミニウム合金 硬質アルマイト チューブ内径(mm) 手配番号 内容 15 REBH15-PS 25 REBH25-PS #0、#1、 上記番号@9、 #2、#3、#4、#5のセット 注)#5クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック (10g) が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) 1134 硬質アルマイト ― 10 交換部品/パッキンセット 備考 プレートB ステンレス 炭素鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき(付属品) 注)本体取付用四角ナット@8は4個付となります。 サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REBH Series 構造図/ø25、ø32 2軸タイプ/REBHT @0 !6 !9 q #3 w @1 !4 !1 !2 !3 !8 u i e y t !0 @9 #1 o !5 @8 @2 @5 @4 @3 #0 #4 r @6 構成部品 !7 @7 #2 REBHT32 構成部品 番号 部品名 材質 アルミニウム合金 備考 硬質アルマイト 1 軌道台 2 シリンダチューブ 3 外部移動子チューブ 4 シャフト 5 ピストン側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 6 外部移動子側ヨーク 圧延鋼板 亜鉛クロメート 7 磁石A 8 9 番号 部品名 18 ストッパ ステンレス 19 アジャストボルト アルミニウム合金 20 六角ナット 21 リニアガイド 22 ステンレス 材質 REA 備考 アルミニウム合金 アルマイト クロムモリブデン鋼 ニッケルめっき 炭素鋼 ニッケルめっき トップカバー アルミニウム合金 硬質アルマイト 特殊樹脂 23 ダストカバー ― 24 磁石 (オートスイッチ用) 磁石B ― 25 平行ピン 炭素鋼 ニッケルめっき ダンパ ウレタンゴム 26 本体取付用四角ナット 炭素鋼 ニッケルめっき(付属品) 炭素鋼 ニッケルめっき ― 10 ピストン アルミニウム合金 クロメート 27 六角穴付テーパプラグ 11 スペーサ 圧延鋼板 ニッケルめっき 28 ウェアリングA 特殊樹脂 12 スペースリング アルミニウム合金 クロメート(REBHT32を除く) 29 ウェアリングB 特殊樹脂 13 スライドテーブル アルミニウム合金 硬質アルマイト 30 ピストンパッキン NBR 14 サイドプレート アルミニウム合金 硬質アルマイト(REBHT32を除く) 31 スクレーパ NBR 15 クッションリング REBHT25 32 Oリング NBR 黄銅 複合無電解 REBHT32 ニッケルめっき 33 Oリング NBR 16 内部ストッパ アルミニウム合金 アルマイト 34 クッションパッキン NBR 17 プレート アルミニウム合金 硬質アルマイト ステンレス REB REC CY CX MQ RHC RZQ 注)本体取付用四角ナット@6は4個付となります。 交換部品/パッキンセット チューブ内径(mm) 手配番号 内容 25 REBHT25-PS 32 REBHT32-PS 上記番号@8、 @9、#0、 #1、#2、#3、#4のセット D- 注)#4クッションパッキンは、交換が困難な場合があります。 ※パッキンセットにはグリースパック (10g) が付属されます。 グリースパックのみ必要な場合は下記品番にて手配してください。 グリース品番:GR-S-010 (10g) -X 1135 REBH Series 外形寸法図/ø15、 ø25 1軸タイプ/REBH L PA 4×M ねじ深さ MM LL PB ZZ ガイド中心軸 XB 2×P S+ストローク HC HP HA H HG NT PP HT LW EB HB EA N 8 A Z+ストローク W 本体取付用四角ナット J TW NL 本体取付用四角ナット挿入口 型式 REBH15 REBH25 型式 REBH15 REBH25 1136 A 97 125 EA EB H HT J L LL LW M 26.5 21 46 33.5 33.5 45 HA HB 17 42 19 M5×0.8 106 44 71.5 M5×0.8 8 29 24 63 46 25 58.5 28 M6×1.0 138 56 86 M6×1.0 10 Z ZZ 46 HC 61.5 HG HP N NL NT P PA PB PP S TW W XB 16.5 15 8 M5×0.8 50 62 21 161 65 88.5 ― 194 17.5 20.5 18 9 1/8 65 75 27 209 75 9.5 250 23.5 103 MM サインロッドレスシリンダ リニアガイド形 REBH Series 外形寸法図/ø25、 ø32 2軸タイプ/REBHT 4×Mねじ深さ MM LL 138 PA PB XB 2×Rc1/8 LW S+ストローク EA HG HT HA HB H HC HP EB NT PP PS N A Z+ストローク W 本体取付用四角ナット J TW NL 本体取付用四角ナット挿入口 REA REB 型式 REBHT25 REBHT32 型式 REBHT25 REBHT32 A 125 EA EB H 28.5 79 63 46 90 75 52.5 57.5 72.5 25 NT PA PB PP PS S 9 65 108 18 51 12 66 115 14 61 132.5 30 NL 18 22.5 HA HB 46 HC HG HP 61.5 19.5 58.5 HT J 35 M6×1.0 69.5 43 M8×1.25 TW W XB Z 209 110 136 9.5 250 219 124 150 2 265 LL LW M MM N 56 119 M6×1.0 10 20.5 63.5 130 M8×1.25 12 23 REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1137 REBH Series オートスイッチ取付 オートスイッチ適正取付位置(ストロークエンド検出時) 配管ポート面 A B オートスイッチ適正取付位置 A オートスイッチ 型式 D-Z7□ D-Z80 シリンダ型式 D-Y7□W D-Y7□WV B D-Y5□ D-Y6□ D-Y7P D-Y7PV D-Z7□ D-Z80 D-Y7□W D-Y7□WV REBH15 72 122 REBH25 86 164 REBHT25 86 164 REBHT32 82 183 D-Y5□ D-Y6□ D-Y7P D-Y7PV 注)実際の設定においては、オートスイッチの作動状態を確認の上、調整願います。 動作範囲 (mm) チューブ内径 オートスイッチ型式 REBH REBHT 15 25 25 32 D-Z7□、 Z8□ 6 6 6 9 D-Y5□、Y6□、Y7□ 5 5 5 6 ※応差を含めた目安であり、保証するものではありません。 (ばらつき±30%程度) 周囲の環境により大きく変化する場合があります。 オートスイッチのリード線収納溝について REBH25につきましては、軌道台側面(片側のみ)にオートスイッチのリード線収納溝があります。 配線処理にご使用ください。 リード線収納溝 型式表示方法に記載の適用オートスイッチ以外にも下記オートスイッチの 取付が可能です。 詳細仕様につきましてはP.1893∼2007をご参照ください。 ※ノーマルクローズ(NC=b接点)無接点オートスイッチ (D-Y7G, Y7H型) もありますので、 詳細は、P.1913をご参照ください。 1138 REA/REB Series 個別オーダーメイド仕様q Ordeer Mad 詳しい寸法・仕様および納期につきましては、当社にご確認ください。 表示記号 1 ヘリサートねじ仕様 REA REAS REAL 内径 REAH REBH ストローク -X168 REA REAS 内径 X168 仕様 適用シリーズ REA/REAS/REAL/REAH/REBH チューブ内径 REA:ø25∼ø63 REAS/REAL:ø20∼ø40 REAH:ø20∼ø32 REBH:ø25、ø32 仕様 REA/REAS 適用シリーズ チューブ内径 REA ø25∼ø63 REAS ø10∼ø40 構造図 取付ねじ位置および、ねじサイズは標準と同じです。 ストローク X210 油分などを嫌う雰囲気に適しています。スクレーパは装着されておりま せん。雰囲気中にゴミ等が飛散する場合は、別途-X324(フェルト付)が用 意されています。 標準の取付ねじを、ヘリサートねじ仕様にしたものです。 REA 内径 ストローク -X210 外部無潤滑仕様 ヘリサートねじ仕様 2 移動子の取付タップ箇所追加 表示記号 3 外部無潤滑仕様 表示記号 -X206 REA(基本形) X206 移動子の取付タップ箇所追加 取付用タップを、標準位置の反対面に追加したものです。 仕様 適用シリーズ REA チューブ内径 ø25∼ø63 REAS(スライダ形) REA REB REC CY ※寸法は標準品と同一です。 CX MQ RHC RZQ D- -X 1139 REA/REB Series 個別オーダーメイド仕様w Ordeer Mad 詳しい寸法・仕様および納期につきましては、当社にご確認ください。 表示記号 4 外部無潤滑仕様(ダストシール付) -X324 REA REAS 内径 ストローク X324 表示記号 5 スイッチレール両側面取付(2本付) -X431 REAS 内径 仕様 適用シリーズ チューブ内径 REA/REAS REA ø25∼ø63 REAS ø10∼ø40 X431 スイッチレール両側面取付(2本付) 外部無潤滑仕様(ダストシール付) 外部無潤滑仕様でシリンダ本体部にフェルト製のダストシールを設けま した。 ストローク スイッチ付で、ストロークが短い場合に有効です。 仕様 適用シリーズ REAS チューブ内径 ø10∼ø40 スイッチレール 構造図 REA(基本形) スイッチレール REAS(スライダ形) 1140 REBH Series/製品個別注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。 安全上のご注意につきましては前付39、アクチュエータ/共通注意事項、 オートスイッチ/ 共通注意事項につきましてはP.3∼12をご確認ください。 取付け 使用上 q内部はトップカバーである程度保護していますが、メン q許容範囲内であれば直接負荷をかけて使用できますが、 テナンス時等においてシリンダチューブ、スライドテー ブル、リニアガイドに物をぶつけたりくわえたりして傷 や打痕を付けないでください。 外部に案内機構を持つ負荷との接続の場合には十分な心 出し作業が必要です。 注意 注意 チューブ内外径は精密な公差で製作されていますので、わず かの変形でも作動不良の原因となります。 ストロークが長くなるほど軸心の変化量が大きくなりますの で、ズレ量を吸収できるような接続方法をご考慮の上ご使用 ください。 wスライドテーブルは、精密なベアリングで支持されてい wガイドは出荷時に調整されていますので、不用意に調整 ますのでワーク取付の際、強い衝撃や過大なモーメント を与えないでください。 e切粉、粉塵(紙屑、糸屑など)および切削油(軽油、水、温水 など) の掛かる雰囲気でのご使用は当社にご確認ください。 eシリンダ本体の取付 軌道台底面の2列のT溝に、添付の四角ナットを使用して取付 けてください。取付ボルトの寸法および締付トルクは下表を 参照してください。 型式 REBH15 REBH25 REBHT25 REBHT32 M5×0.8 M6×1.0 M8×1.25 t 寸法 L-8 L-9 L-12 N・m 2.65 4.4 13.2 ださい。 マグネットカップリングがずれた場合は、ストロークエンド にて外部移動子を手(またはピストン移動子を空圧)で押して 正しい位置に戻してください。 四角ナット REA REB L 締付けトルク ねじサイズ rマグネットカップリングがずれた状態で使用しないでく t ボルト寸法 部の設定を動かさないでください。 REC CY CX MQ RHC RZQ D- -X 1141
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