新潟県のと畜場出荷豚及び農場における豚の E 型肝炎ウイルスの保有

新潟県保健環境科学研究所年報 第23巻 2008
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新潟県のと畜場出荷豚及び農場における豚の E 型肝炎ウイルスの保有状況
田村務, 広川智香, 渡邉香奈子,
昆美也子, 後藤こず恵*1, 藤田慶一郎*2, 西川眞
Prevalence of Hepatitis E Virus in Pigs at Slaughter Houses and Farms
in Niigata Prefecture
Tsutomu Tamura,
Chika Hirokawa, Kanako Watanabe, Miyako Kon, Kozue Gotou*1, Keiichirou Fujita*2
and Makoto Nishikawa
Keywords:E 型肝炎ウイルス,豚,と畜場出荷豚
1 はじめに
近年,狩猟で捕獲されたイノシシ,シカなどの野生動
物の肉を人が生食することにより,E型肝炎ウイルス(以
後「HEV」とする.)に感染したことが確認され 1,2,3),人畜
共通感染症であることが認識された.また,豚の肝臓の
生食により感染したと疑われる事例も報告され 4),豚も人
への感染源として注目されている.
日本の豚のと畜場出荷段階における血中 HEV IgG
抗体保有率は 90%以上で,高率に感染があったことを
示唆しているが,血清や糞便からの HEV 検出率は数%
と報告されている 5).これは,生育段階で高率に HEV に
感染し,出荷段階では免疫により HEV が排除され,保
有率が減少することによると言われている.市販の生レ
バーの HEV 検出率は 1.9%程度と出荷豚の HEV 保有
率と同程度であるが 4),豚肉や内臓に由来する感染リス
クは無視できない.
新潟県内の豚の HEV 保有状況については,今まで
調査されていないことから,県内のと畜場出荷豚につい
て,IgG 抗体の保有状況と胆汁からの HEV の検出によ
り調査を行った.更に農場における HEV 感染の低減の
可能性を探るため,農場において豚の月齢ごとに糞便
中の HEV 保有状況を調べ,HEV の農場における動態
を調査したので報告する.
2 材料と方法
2.1
と畜場出荷豚の HEV 抗体保有状況及び胆
汁中の HEV 保有状況調査(2005 年度)
2005 年9月~11 月にかけて長岡市営食肉センターと
阿賀北食肉センターに搬入された 18 農場の肉豚,1農
場あたり3頭ずつ,計 57 頭(1農場は6頭検査)と6農場
の繁殖豚8頭からそれぞれ胆汁,肝臓,血清及び糞便
を採材し検体とした.
肉豚 57 頭,繁殖豚8頭について,HEV の感染を確認
す る た め , 市 販 の ヒ ト 用 ELISA キ ッ ト VIRAGENT
HEV-Ab(コスミックコーポレーション)とペルオキシダー
ゼ標識抗ブタ IgG ウサギ抗体(Dako)を使用して,血清
中の抗 HEV IgG 抗体の測定を行い,抗体インデックス
値((サンプルの吸光度/陽性コントロールの吸光度)×
100;以後「index 値」とする.)を算出した.
次に,肉豚 57 頭と繁殖豚8頭の胆汁からの HEV の
検出を,RT-PCR 法で行った.胆汁は pH7.2 リン酸緩衝
生理食塩水で2倍希釈し,9000rpm で 20 分遠心した上
清を抽出用検体として,EXTRAGENⅡ(東ソー)を用い
て RNA を抽出した.Takahashi ら 6)の報告に準じて,
HEV 遺伝子 ORF1領域を RT-Nested PCR で増幅した.
特異バンドが確認できた検体の増幅産物からダイレ
クトシークエンス法により,遺伝子の塩基配列を決定し
た.HEV ORF1 の 258bp を基に,Mega3.1 を用いて,Nj
法により分子系統樹を作成し,遺伝子型を調べた.
2.2 抗体 index 値の差によると畜場出荷豚の
胆汁中の HEV 保有状況調査(2006 年度)
2.1 の調査で,抗体 index 値の高い豚の胆汁から
HEV が検出されたことから,抗体 index 値の高い農場の
出荷豚から HEV が検出されると予想し,抗体 index 値
の高い3農場から出荷された肉豚 30 頭の胆汁を検査し
た.この対照として,抗体 index 値の低い2農場から出
荷された肉豚 24 頭の胆汁についても同様に検査した.
2.3 農場内の豚の HEV 保有と飼育管理状況調査
(2006 年度から 2007 年度)
2.1,2.2 の調査で,胆汁から HEV が検出された豚を
*1 新発田食肉衛生検査センター(現 新発田地域振興局健康福祉環境部)
*2 長岡食肉衛生検査センター(現 栃木県県央家畜保健衛生所)
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新潟県保健環境科学研究所年報 第23巻 2008
出荷した2農場(A,B)内における感染状況を探るため,
生育段階ごとの豚のウイルス保有状況を調査した.この
対照として,ウイルスが検出されなかった2農場(D,E)に
ついても同様に調査した.さらに,これら4農場につい
て,豚の生産形態を調査し比較を行った.
更に,HEV 検出農場(B)へ種豚を供給していた農場
(C)においても,豚の生育段階ごとの HEV 保有状況を
調べ,供給元(C)と受入先(B)で検出された HEV の遺
伝子の塩基配列を比較した.
農場における HEV 保有状況の調査は,豚房の床の
糞便を月齢毎に概ね5個ずつ採取し,この糞便から
HEV を 2.1 の方法に従って検出した.
index 値が低い1農場から3回中2回の出荷群で,3頭の
胆汁から HEV が検出された(表1).これら3頭から検出
された HEV 遺伝子の塩基配列は一致し,遺伝子型Ⅲ
に属した(図2 SB 株).
表 1 抗体インデックス値の差によると畜場出荷豚の
胆汁中の HEV 保有状況
農場
番号
1(D農場)
2
3
4(E農場)
5(B農場)
抗体インデ
ックス値※
高い(77)
高い(100)
高い(55)
低い(7.5)
低い(6.8)
陽性頭数/検査頭数
2006年11月
2007年1月
2007年3月
検査
頭数
0/4
0/3
0/3
0/4
1/4
0/4
0/3
0/3
0/4
0/4
0/4
0/3
0/3
0/4
2/4
0/12
0/9
0/9
0/12
3/12
※3.1 の調査結果による農場ごとの平均値
3 結 果
3.1
と畜場出荷豚の HEV 抗体保有状況及び胆
汁中の HEV 保有状況
肉豚 57 頭の抗体 index 値は 4.8~104 の範囲で,繁
殖豚8頭では 25~103 の範囲であった.また,すべての
検体の抗体 index 値を5ごとに区分して度数分布を求
め,抗体 index 値の分布状況を確認した(図 1).
12
10
8
頭数 6
4
2
0
1~ 11~ 21~ 31~ 41~ 51~ 61~ 71~ 81~ 91~ 101~
抗体インデックス値
図1 IgG 抗体インデックス値の度数分布
抗体 index 値は,60~70 を境に2グループに分かれ
て分布した.陰性を証明できる豚パネル血清がないた
め,カットオフ値を確定することができなかった.そこで,
抗体値の分布状況及び HEV の検出状況(後述)から暫
定的にカットオフ値を 70 とし,それ以上を示す個体を抗
体陽性と判断した.その結果,抗 HEV IgG 抗体陽性と
判断されたのは,16 農場中 12 農場の肉豚 17 頭(30%)
と,6農場中3農場の繁殖豚3頭(38%)であった.
また,肉豚 57 頭,繁殖豚8頭の胆汁を検査したとこ
ろ,肉豚 1 頭の胆汁から HEV を検出した.HEV が検出
された豚の血中抗体 index 値は 95 であった.また,胆汁
から HEV が検出された個体の肝臓及び糞便からも
HEV を検出した.胆汁から検出された HEV 株(05-N12)
は,遺伝子系統樹解析の結果(図2),遺伝子型Ⅲに属
し,中でも,日本特有の土着が疑われる株のクラスター
に分類された.
3.2 抗体 index 値と胆汁中の HEV 保有状況
抗体 index 値の高い農場から出荷された豚から HEV
が検出されることが予測されたが,これに反し,抗体
3.3 農場内の豚の HEV 保有と飼育管理状況
農場ごとの調査結果を総括し,表2に示した.3.1 の
調査で HEV が検出された A 農場では,3か月齢の豚5
件中1件の糞便から HEV が検出された.農場検出株
(06-3-3)と出荷肉豚の胆汁検出株(05-N12)は,遺伝子
塩基配列は一致しなかったが,近縁であった.
出荷肉豚3頭から HEV が検出された農場 B では,4
か月齢,5か月齢及び6か月齢でそれぞれ 4/5,1/5 及び
1/5 の率で糞便から HEV が検出された.いずれの検出
株も遺伝子型Ⅲに属した(図2 ab 株).農場検出株と出
荷肉豚の胆汁検出株 8株の遺伝子塩基配列比較した
ところ,1株が1塩基異なったが,他の7株は一致した.
また,B 農場検出株と A 農場検出株は塩基配列が異な
り,系統樹上でクラスターが分かれた.
B 農場の調査で,種豚導入元が C 農場であることが
わかり,C 農場内の豚の HEV 保有状況を調査した.C
農場では,4か月齢と5か月齢で5件中1件の糞便から
HEV が検出された.C 農場検出株(F5-2)の遺伝子は B
農場検出株と一致した.
HEV 検出状況は,農場の管理状況と関係があると推
測されたことから,農場の管理状況を調査した.農場内
の豚糞便から HEV が検出された農場のうち,B 農場で
は,離乳から育成段階に入る際に,オールイン・オール
アウトの手法をとっており,離乳豚が育成舎に入る際
は,畜舎が洗浄,消毒され,空舎期間が設けられ,衛生
的には良好な状況であった.また A 農場においては,
離乳舎のみオールイン・オールアウトで,離乳豚が育成
舎に入る前に,区画の洗浄消毒がなされていた.
一方,D 農場は,育成舎は糞便の除去のみで,洗
浄・消毒は行われていなかった.また,E 農場は,育成
豚の生産が主体で,2か月から3か月齢でほぼ出荷さ
れ,と畜場へ出荷する豚は少なく,畜舎は水洗のみで
消毒は行われていなかった.
なお,種豚の供給元として調査し,HEV が農場内の
豚の糞便から検出された C 農場では,B 農場と類似の
生産形態であった.
新潟県保健環境科学研究所年報 第23巻 2008
4 考 察
4.1 と畜場出荷豚の HEV 抗体及び胆汁中の HEV
保有状況
日本の豚における HEV IgG 抗体保有率は,6か月齢
の豚では 90%以上であると Takahashi ら 5)は報告してい
る.Takahashi らは,HEV 陰性の豚 118 頭の HEV IgG
抗体を ELISA により測定し,吸光度の平均値をカットオ
フ値とした.我々は,有効なパネル血清が得られず抗
体値の分布状況及び HEV の検出状況から暫定的なカ
ットオフ値を決定した.このため,抗体保有率は,肉豚
で 30%,繁殖豚で 38%,HEV 抗体保有農場数は
12/16 農場となり,Takahashi らの結果に比べ低い抗体
保有率となった.
4.2 抗体 index 値と胆汁中の HEV 保有状況
今回の調査では,抗体 index 値が低い農場から出荷
された豚や農場内の糞便からも HEV が検出された.抗
体 index 値の測定と出荷豚の調査時期が異なることか
ら,感染状況が出荷群によって異なった可能性がある.
Leblanc ら 7)は,HEV の自然感染が起こっている農場
で,ほ乳時期からと畜場出荷時期までの HEV 感染状況
を追跡した.時期は異なるが,観察期間中に 50 頭全頭
の糞便から HEV が検出されたが,このうち9頭は,IgG
抗体が検出されず,これらが病原体保有動物となって
いる可能性があると報告した.これは,抗体上昇までの
期間が長いことを反映していると考えられる.
と畜場出荷豚の調査により,食肉への HEV リスクの
高い農場を見いだすことが,衛生対策を進めるうえで重
要であるが,多くの農場が抗体陽性であること,抗体
index 値が HEV の保有と関連しない場合があることを考
慮すると,抗体保有状況の調査より,HEV 遺伝子の検
出が有用であると考えられる.
4.3 農場内の豚の HEV 保有と飼育管理
採取時期が異なる,出荷肉豚の胆汁検出株と農場の
豚の糞便から検出された HEV の塩基配列が一致したこ
とから,同じ遺伝子型のウイルスが農場に存続している
ことが推察された.A 農場と B 農場では,検出された
HEV の遺伝子塩基配列が異なり,農場によって流行す
る型が異なっていると考えられた.また,種豚の供給元
の C 農場と受入先の B 農場で検出された HEV の遺伝
子塩基配列が一致したことから,HEV は,農場間の豚
の移動によって伝播されると推測された.このことから,
農場における HEV 清浄化対策として,種豚の生産段階
での HEV の清浄化や,豚の出荷・導入時の検疫検査
が重要であると考えられる.
HEV が出荷肉豚や生産段階の豚から検出された農
場 B と農場 C は,衛生状態が良い,オールイン・オール
アウトによる畜舎管理が行われている農場であり,さらに
A 農場も離乳舎でオールイン・オールアウトの管理が行
われていた.いずれも,育成舎の豚の糞便から HEV が
105
検出されており,育成舎での感染連鎖が疑われた.
一方,畜舎の消毒が行われていない D 農場では,と
畜場出荷豚の抗体 index 値が高かったが,農場内の豚
の糞便から HEV は検出されなかった.検出事例に比べ
て,排出ウイルス量が少なかった可能性がある.
今回は,調査農場数が少ないことから一概に HEV の
検出率と農場の管理状態の関連性について言及でき
ないが,Nakai ら 8)は,糞便への HEV の排出時期やパタ
ーンは,農場の管理状態によって異なることを報告して
いる.農場の管理状態と HEV 感染の関連性について
は,更に調査する必要があると思われる.
5
まとめ
1 と畜場出荷豚における HEV 抗体保有率は,肉豚で
30%,農場別では 75%であった.また,肉豚 57 頭中
1頭の胆汁から HEV が検出された.
2 と畜場出荷豚及び農場の糞便から検出された HEV
は全て遺伝子型Ⅲで,2つのクラスターに分かれた.
3 多くの農場で,HEV IgG抗体陽性豚が存在するこ
とから,と畜場出荷豚の調査により食肉への HEV リス
クの高い農場を見いだすためには, HEV 遺伝子の
検索が有用と考えられた.
4 と畜場出荷豚や育成段階の豚の HEV 保有状況は
農場により異なり,管理状態が関連していることが疑
われた.
5 種豚の出荷元と受け入れ先の農場で採取された
HEV の遺伝子塩基配列が一致し,豚の移動によって
HEV が伝播されると推測された.
謝
辞
農場の調査にあたり,検体の収集にご協力いただい
きました,下越・中央・中越家畜保健衛生所の関係各位
に深く感謝します.
文 献
1) Sonoda H. et al.: J.Clini.Microbiol. 42, 5371(2004).
2) Matsuda H., Okada K., Takahashi K., Mishiro S.: J.
Inf. Dis. 188, 944(2003).
3) Tei S., Kitajima N., Takahashi K., Mishiro S. :
Lancet. 362, 371(2003).
4) Yazaki Y., et al. : J.Gen.Virol. 84, 2351(2003).
5) Takahashi M., et al. : J.Gen.Virol. 84, 851(2003).
6) Takahashi K., Kang J.H., Ohnishi S., Hino K.,
Mishiro S. : J. Inf.Dis. 185, 1342(2002).
7) Leblanc D., et al.: Int. J. Food Microbiol. 117, 160
(2007).
8) Nakai I., et al. : Am. J. Trop. Med. Hyg. 75, 1171
(2006).
106
新潟県保健環境科学研究所年報 第23巻 2008
SB-11
SB-41
SB-44
ab32
100
ab21
ab24
F5-2
94
ab22
ab25
G3 EMN-NGS03 Hu Jp(AY427957)
GⅢ
G3 JJT-Kan Hu Jp(AB091394)
40
G3 wbJTS1 Wild boar Jp(AB222183)
46
33
72
G3 JRA1 Hu Jp(AP003430)
G3 swJL82 Sw Jp(AB108661)
25
G3 HE-JA6 Hu Jp(AB082551)
99
65
05-N12
66
95
■: A 農場関連株
05-N12:と畜場出荷豚検出株
06-3-3 :農場の便検出株
○: B 農場関連株
SB-11, 41, 44
:と畜場出荷豚検出株
ab-21, 22, 24, 25, 32
:農場における検出株
▲: C 農場関連株
F5-2:農場における検出株
06-3-3
G3 Meng Sw US(AF082843)
88
G3 New Zealand Sw NZ(AF215661)
G3 Ar2 Hu Argentin(AF264010)
51
G3 G2 Hu Greek(AF110389)
G3 VH1 Hu Spain(AF195064)
53
GⅣ
G4 S15 Hu China(AF082093)
G4 JSN-Sap-FH02C Hu Jp(AB200239)
87
100
G4 swJ13-1 Sw Jp(AB097811)
GⅡ
G2 HPENSSP Hu Mexico(M74506)
GⅠ
G1 HEV037 Hu India(X98292)
96
G1 HPECG Hu China(D11092)
100
0.05
※ 参照株には,Accession 番号を併記
してある.
図2 HEV の ORF1遺伝子 258 bp による系統樹
農場ごとの HEV 調査結果の総括
表2
農場番号
B
0/5
0/5
0/5
4/5
1/5
1/5
0/5
C
0/5
0/5
0/5
1/5
1/5
0/5
0/5
D
0/5
0/5
0/5
0/5
0/5
0/5
0/5
E
0/5
0/5
0/5
0/5
0/5
0/5
0/5
畜舎管理
棟移動
離乳舎のみオー
ルイン・オールア
ウト
育成舎オールイ
ン・オールアウト
育成舎オールイ
ン・オールアウト
畜舎内移動
洗浄・消毒なし
畜舎内移動
水洗のみ
規模
母豚200頭
母豚180頭
母豚630頭
母豚90頭
母豚70頭
生産形態
一貫生産
C農場から種豚
導入
種豚生産
(B農場へ出荷)
一貫生産
一貫生産
子豚生産
(3ヶ月齢出荷)
一貫生産
と畜場出荷豚抗体
インデックス
(3頭又は6頭の平均)
77
7
-
68
8
糞便からの
HEV RNA
検出件数
1ヶ月齢
2ヶ月齢
3ヶ月齢
4ヶ月齢
5ヶ月齢
6ヶ月齢
母豚
と畜場出荷豚における胆汁か
らのHEV RNA検出状況
(2005年, 2007年)
HEVの遺伝子型
A
0/6
0/5
1/5
-
-
-
-
0/5 ※
0/5
0/5
5ヶ月齢出荷
0/5
-
1/3
Ⅲ型
-
0/3
3/12
-
Ⅲ型
※A農場内の糞便中のHEVの調査は,2 回に分けて実施した.
0/4
Ⅲ型
0/6
0/12
0/12
-