各位公益財団法人福岡県地域福祉財団の解散について（ご挨拶）拝啓霞立つ春皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。当法人は、昭和５７年９月１日に福岡県からの出資をもとに、福岡県内において広く地域の社会福祉の高揚を図り、人間愛、連帯意識に支えられ、活力に満ちた新しい福祉コミュニティづくりを図るために、「財団法人福岡県地域福祉振興基金」として設立されました。設立以来、時代のニーズに即した地域福祉の振興を図るため、広報啓発事業やボランティア活動の支援促進事業等を推進し、さらに平成８年からは、「児童環境づくり推進事業」にも取り組み、子どもが健やかに生まれ育つ環境づくりを推進してまいりました。また、平成１５年度からは本県における地域福祉の拠点であるクローバープラザの管理業務を受託し､平成１８年度からは県の指定管理者として、積極的かつ適切な管理運営に努めてまいりました。しかしながら、このたび当法人は福岡県行政改革大綱の趣旨を踏まえ、平成２７年３月３１日をもって解散することとなりました。これまで３０有余年の長きにわたり、当法人を支えていただきました皆さまには、心からお礼申し上げます。なお、これまで８５３団体に助成を行ってきたボランティア活動助成や、「ふくおか“きずな”フェスティバル」等につきましては、解散後は社会福祉法人福岡県社会福祉協議会に移管し、継続されることとなっておりますので、今後とも変わらぬご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。略儀ではございますが、まずは書中をもちまして解散のご挨拶を申し上げます。皆さまの今後のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。敬具平成２７年３月公益財団法人福岡県地域福祉財団理事長井手和英