平成27年度 茨木市地域子育て支援拠点事業 運営団体募集要項 1.趣旨 主に就学前の乳幼児(概ね0歳~3歳児)とその保護者が気軽に集い、うち解けた雰囲 気の中で語り合い、相互に交流などを行う場(以下「つどいの広場」という。)を提供し、 子育て中の親の孤立感や不安感を軽減し、地域において子育て支援機能を促進する子育て 支援拠点の設置及び運営する事業(以下、「地域子育て支援拠点事業」という。)を実施す るにあたり、当該事業を運営する団体(以下「運営団体」という。)の選考を行う。 2.実施場所 大池小学校を起点とし概ね半径 400m の範囲内に位置する大池小学校区内で、園田町、大 池1~2丁目、舟木町、稲葉町地区のいずれか(下記赤円内を参照) 1/6 3.実施事業 運営団体は、次に掲げる事業を行うものとします。 【基本事業】 (1) 子育て家庭の親とその子ども(以下「子育て親子」という。)の交流の場の提供と 交流の促進を図ること。 ①「交流の場の提供」とは、交流するための物理的な施設を有することを言います。 ②施設は、概ね10組以上の子育て親子が一度に利用しても差し支えない程度以上の 広さを有することとします。一般的に 30~40 ㎡が最低必要と考えます。 ③広場の設備は、授乳コーナー、流し台、ベビーベッド、遊具その他乳児を連れ利用 しても支障が生じないよう必要な設備を配置すること。設備については、エアコン、 トイレ等の住宅設備を含みます。必要備品は補助金の範囲内で団体側で購入します。 ④日誌等で日々の利用者数や事業内容等を記録し、事業成果をまとめます。 (2) 子育て等に関する相談、援助を実施すること。 ①相談日を設定したり、随時相談を受け付ける旨を記載したポスターを貼る等親が気 軽に相談できる環境を整えること。 ②より専門的な相談が必要と判断した時は、市こども相談室や保健医療センター、保 健所等の相談機関につなぐよう配慮が必要です。 ③相談内容については記録、守秘義務を厳守とし、スタッフ内で徹底すること。 (3) 地域の子育て関連情報を提供すること。 ①書棚やパンフレットラック等を設置して子育て支援に関する情報誌やチラシを置く 等情報提供すること。 ②ホームページや facebook 等を作成したり、月別のお便りを発行し、公共施設等に配 架依頼すること。 (月別のお便りは市内全ひろばが毎月作成しています。市ではその お便りを毎月市のホームページに掲載しています)。 (4) 子育て及び子育て支援に関する講習等を実施すること。 ①少なくとも月に1回以上は、子育て支援に関する講習会等を実施すること。実施場 所は施設内外問いません。 ②講習会とは、様々な実施形態(食育講座、親子体操、音楽会、ベビーマッサージ等) を可能とします。 ③事業を実施した際には、参加者数や事業内容について事業実施記録カードや日誌へ 記録し、事業成果をまとめます。 4.事業開始日 平成27年6月1日より開始 ただし、やむを得ない理由により上記期日より開始できない場合は、別途茨木市と協 議するものとします。 2/6 5.実施の要件 地域子育て支援拠点事業の運営団体に応募する団体は、事業実施にあたり、次の要件を 満たすことが必要です。 (1) つどいの広場には、事業に従事する者(以下「ひろば従事者」という。)として子 育て親子の支援に関して意欲があり、子育ての知識と経験を有する専任の者を常に2 名以上(非常勤でも可)配置すること。なお、従事者については、広場のスタッフと して責任を持って事業に関わることができる者であること。 ※「専任の者を常に2名以上」とは、ひろば開所1時間あたりに従事する専任スタ ッフが2名以上必要であるということです。 (2) 運営団体は、ひろば従事者の資質、技能等の向上を図るため、各種研修会、セミナ ー等への積極的な参加を促すとともに、ひろば従事者においても研修会等に積極的に 参加し、自己研鑽に努めること。 (3) 運営団体は、広場の安全管理を徹底し、定期的な火災及び防犯訓練を行うなど、災 害対応及び事故防止に努めること。 (4) 事業の実施に当たっては、地域住民等に対して、パンフレット等の発行や表看板 の設置等により、周知啓発に努めること。 (5) 事業の実施に当たっては、近隣地域の子育て支援関係施設や子育て支援関係機関・ 団体等と連携を密にし、効果的かつ積極的に実施すること。 6.応募資格 (1) 運営団体については、茨木市内に所在地を置き、市内で活動し、次のいずれかに該 当すること。個人は不可とします。 ① 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する社会福祉法人 ② 特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第2条第2項に規定する特定非 営利活動法人 ③ その他民間事業者等 (2) 上記5に記載する実施の要件を満たしていること。 (3) 宗教活動や政治活動を目的とした団体ではないこと。 (4) 特定の公職者(候補者を含む)、又は政党を推薦、支持、反対をすることを目的と した団体でないこと。 (5) 法令等に違反していないこと。 (6) 特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第12条第1項第3号イ・ロに掲げ る団体でないこと。 (7) 茨木市暴力団排除条例(平成 24 年茨木市条例第 31 号)に規定する団体ではないこ と。 3/6 7.募集団体数 1 団体 8.選考基準 運営団体の選考は、次に掲げる基準に基づき行います。 (1) 募集要項5の実施の要件及び6の応募資格を満たしているか。 (2) ひろばの運営方針が市が定める次世代育成支援行動計画に沿っているか。 (3) 事業を継続的かつ安定的に実施できる団体かどうか。 (4) 利用者の立場に立ってサービス提供ができるかどうか。 (5) 事業計画に具体性があり、かつ実施可能なものかどうか。 9.選考方法及び選考結果 茨木市庁内委員で構成される選考委員会において選考します。 (1) 選考委員会では、提出書類及び選考基準の評価、応募団体からのプレゼンテーショ ン及びヒアリングに基づき選考を行います。 (2) 選考委員会の選考結果については、合否問わず書面にて通知します。 また、ホームページ上でも選考結果を公表します。 公表内容:応募団体名及び各団体の評価基準ごとの得点 10.運営団体への補助 運営団体へは、予算の範囲内において、下記に基づき補助金を交付します。 (1) 補助金の交付対象となる経費 運営費・開所設備費 補助金の交付対象となる各経費詳細については、下表のとおりとします。 区分 運営費 補助対象経費 補助限度額 事業に要する人件費、需用費(印刷製本費、 光熱水費、消耗品費等) 、役務費(保険料・通 信運搬費) 、報償費(講演会等イベントの謝礼 週5日開設 金等)、旅費、使用料(開場使用料等)、研修 3,655,000円 費、ひろば運営に要する施設賃借料(共益費・ (平成 27 年度 6 月開始) 管理費を含む) ※施設賃借料は、月額10万円を限度とする。 【4,386,000 円(年額)】 その他必要と認められるもの 開所準備費 備品購入費及び改装費等開所準備に必要な経 1,353,000円 費 (2) 平成 27 年度のみ 補助金額の上限 運営費 3,655,000円(平成 27 年度) 4/6 ※12 ヶ月実施の場合は 4,386,000 円ですが、本年度は 6 月開所のため 10 ヶ月分 の運営費となります。 開所設備費 (3) 1,353,000円(平成 27 年度のみ) 補助の申請 運営団体は、補助金の交付決定を受けるため、所定の様式により毎年度交付申請を 行わなければなりません。 選考後決定した団体へは、今年度分の交付申請等書類を作成していただきます。 備考1 補助金は、毎年度4月、10月、翌年5月の3期に分けて支払います。最終回の支払いは、実 績報告に基づく精算払いとします。開所年度については、6月、10月、翌年5月の3期で支払 う予定です。 2 補助額に千円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てるものとします。 3 事業の開始が7月以降となった場合の補助限度額は、実施月数で補助額を按分します。 例:8 月開所となった場合 3,655,000 円×8 ヶ月/10 ヶ月=2,924,000 円←補助額 4 補助金交付対象となる事業を開始した月は、その月における事業開始日が、1 日~15 日までの 間が 1 月分とし、16 日~30 日(または 31 日)までの間は半月分とします。 11.応募方法 (1) 提出書類 ① 茨木市地域子育て支援拠点(ひろば型)事業運営申込書(様式第1号) ② 茨木市地域子育て支援拠点(ひろば型)事業実施計画書(様式第2号1~5) ③ 運営予定施設の平面図 ④ 構成員及び役員名簿(様式第3号) ⑤ 定款、規約又は会則 ※ 借家においてつどいの広場を行う場合は、その賃貸借契約書又は物件概要書の 写し。下記「12.」の内容を参照してください。 ⑥ 応募資格を充たす旨の誓約書 ⑦ その他市長が必要と認める書類 (選考にあたり、追加資料を求めることがあります) (2) 提出部数:各1部 * 提出された書類は、返却しません。 * 提出された書類中の個人情報については、本事業事務の目的以外には使用い たしません。 (3) 提出先:茨木市こども育成部子育て支援課 (電話 072-620-1633) (4) 提出方法:持参のみ(窓口で受け付け後、受付表をお渡しします) (5) 提出期間:平成27年3月16日(月)~3月25日(水)必着まで ただし、土日、祝日を除く午前8時45分~午後5時15分 5/6 12.茨木市地域子育て支援拠点(ひろば型)事業(運営場所)の賃貸借契約について 応募時に運営場所の賃貸借契約が成立していなくても構いません。運営団体として決定 したときには、速やかに契約を締結し、補助金交付申請時までに賃貸借契約書の写しを添 えて提出してください。 13. 茨木市地域子育て支援拠点(ひろば型)事業の利用料について 利用料は、無料とします。ただし、講習会の材料費などを適正な価格で利用者に実費を 求めることは構いません。 14.運営団体の決定及び事業開始までのスケジュール 募集要項の配布:平成 27 年 2 月 26 日(木)~3 月 25 日(水)まで 公募説明会 :平成 27 年 3 月 11 日(水) 午前 10 時~ 3 月 14 日(土) 午前 10 時~ 場所:子育て支援総合センター4階会議室 公募を考えられている団体は必ず説明会に参加してください。応募対象は説 明会参加団体のみとさせていただきます。 公募説明会への参加は、開催日前日までに予約申込を電話にて子育て支 援課へお願いします。 電話:072-620-1633 申込み受付期日 :平成 27 年 3 月 16 日(月)~25 日(水)まで フ ゚ レ セ ゙ ン テ ー シ ョ ン :平成 27 年 4 月中旬予定(希望団体のみ) 選 考 委 員 会 :平成 27 年 4 月開催 決 定 の 通 知 :平成 27 年 4 月下旬から 5 月上旬予定 事 業 の 開 始 :平成 27 年 6 月1日予定 15.大阪府への届出 当該事業は、児童福祉法第6条の3第6項に規定する地域子育て支援拠点事業であり、 社会福祉法第69条第1項の規定に基づき大阪府への事業開始に伴う届出が必要になりま す。 決定した運営団体には、届出書類等の様式を市より提供します。 16.その他 市内には現在13ヶ所のつどいの広場があり、各団体が集まって、ひろばの資質向上と 情報交換の場として茨木つどい連絡協議会が設置されています。当該連絡協議会では、定 例的な情報交換会に加え、スタッフのスキルアップのための研修会を開催しています。協 議会への参加は任意ですが、各ひろば同士の連携を図るために加入されることを推奨しま す。 6/6
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