凸版印刷、深谷工場が生物多様性に配慮した施設を認証する 「いきもの

2015 年 2 月 26 日
凸版印刷株式会社
凸版印刷、深谷工場が生物多様性に配慮した施設を認証する
「いきもの共生事業所®認証」を取得
~工場としては初の認証取得、緑化や生態系保全に取り組む事業所として評価~
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、凸
版印刷のマテリアルソリューション事業分野の生産子会社である株式会社トッパンマテリアルプロダクツ
(本社:東京都台東区、代表取締役社長:長野勝一)の深谷工場(所在地:埼玉県深谷市)において、
生物多様性に配慮した施設を認証する「いきもの共生事業所®認証(既存版)」を取得しました。
本認証は、企業緑地における生物多様性保全の普及を目的として、一般社団法人いきもの共生事
業推進協議会が運営するものです。第 2 回目となる今回は、初となる工場向けの「既存版」と集合住宅
向けの「集合住宅版」を含め、12 の事業所が認証されています。
今回認証を取得した深谷工場は、敷地全体の約 4 分の 1 に相当する 4 万 2,000 ㎡に及ぶ緑地や水
面を持つ事業所です。工場の周囲は雑木林の既存緑地をそのまま活用した在来種樹木で囲まれてお
り、その面積は緑地全体の 7 割を占めています。また鳥類の食物となる花や実のなる植物や巣箱の設
置、水辺に水生植物を配置するなど、生物多様性に配慮しています。さらに、従業員とその家族を対
象とした環境教育プログラム「野鳥の楽園づくり」を通じ、生物多様性保全活動を実施しています。
これらの緑化や地域の生態系保全、従業員向けの環境教育プログラムなどが評価され、今回の認証
取得につながりました。
凸版印刷は今後も、持続可能な社会の実現に貢献するため、生物多様性の保全に配慮した事業
活動を推進していきます。
深谷工場における、在来種が多く残る緑地風景(左)と、環境教育プログラム「野鳥の楽園づくり」での作業風景(右)
© Toppan Printing Co., Ltd.
■ 認証施設について
名称: 株式会社トッパンマテリアルプロダクツ 深谷工場
住所: 埼玉県深谷市本田
竣工: 2009 年 4 月
敷地面積: 166,233 ㎡
製造品目: 機能性フィルム
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■ 「いきもの共生事業所®認証(ABINC 認証)」について
主催: 一般社団法人いきもの共生事業推進協議会
認証基準;
一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が、生物多様性保全に取り組む工場、オ
フィスビル、商業施設や集合住宅などに対して、一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ
(JBIB)の「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」および「土地利用通信簿®」を認証基準として、
生物多様性に配慮した緑地づくりや管理・利用などの下記項目について、第三者評価・認証するも
のです。
〇生物多様性に貢献する環境づくり
〇生物多様性に配慮した維持管理
〇ステークホルダーとのコミュニケーション
〇その他の取り組み(地域の希少種の保全活動や地域の生態系保全活動など)
■ 一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)について
名称: 一般社団法人いきもの共生事業推進協議会
設立: 2013 年 12 月 25 日
目的;
一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)は、「自然と共生する世界」の実現にビジネ
スの貢献を推進するために、自然環境と地域共同体への負荷をできるだけ外部化しようとしてきた
企業活動のベクトルを反転させ、志をともにする団体と協働して、いきものと人が共生するしくみを
「創像」し、科学的・技術的に「検証」し、「事業化」することを目的として設立されました。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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以
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