鳥取空港警備委託業務仕様書 鳥取空港管理事務所 鳥取空港の保安対策強化に伴い、空港の運用時間外(午後9時30分から翌日午前6時 30分までの間)の警備を委託する上で必要な業務の仕様を下記のとおり定める。 記 1.委託業務の場所 鳥取市湖山町及び賀露町 (鳥取空港内) 2.委託業務期間 平成27年4月1日から平成30年3月31日まで 3.警備員の配置基準 空港に係る施設警備業務に必要な1級又は2級検定合格警備員 を常時1名配置すること 緊急時の対応として、施設警備1級の警備員が別途対応できる ようにしておくこと 4.警 備 時 間 午後9時30分から翌日午前6時30分までの9時間00分 5.警 備 内 容 (1)午後9時30分から次の時間帯(計5回)に別途「鳥取空港警備区域図」による警 備区域を巡回し点検・警備すること。 また、別紙1「業務日誌」及び「業務点検表」により異常の有無等を確認記録する。 巡回警備時間帯(ゲート施錠時) 1回目 21時30分から22時30分 東ゲート及び西ゲートの施錠を実施する。 (施錠時間は、22時30分 とする。 ) ゲートの施錠前に駐車場等を点検し、残留者を確認する。 残留者がいる場合は、退去させた後に施錠する。 2回目 0時00分から1時00分 3回目 2時00分から3時00分 4回目 4時00分から5時00分 上記3回の巡回警備は、滑走路等制限区域内の点検を実施し、その後 駐車場、夢広場、東西ゲートの点検を実施する。 点検は、上記時間帯に適宜実施する者とする。 4回目の駐車場点検時には、駐車台数を確認する。 東ゲート及び西ゲートを5時30分に解錠する。 場周道路等制限区域内の点検を実施する。 5回目 6時00分から6時30分 場周道路等制限区域内の点検を実施する。 巡回警備時間帯(冬期間等ゲート解放時) 上記及び次の巡回を追加して行う 追加3回 10時30分、1時00分、3時00分 制限区域ゲート(電源局)、駐車場、夢広場、東西ゲートの点検を実施 する。 (2)空港敷地に進入する道路に設置する東ゲートを次のとおり管理する。 22時30分に施錠し、5時30分に解錠するまでの間に空港内に出入りする 車両等を確認し、ゲートの開閉を実施する。 空港内への立入は、原則として22時30分から0時00分までと5時00分 から5時30分までとする。(緊急事態の場合はこの限りではない。 ) 東ゲートと警備員控室(除雪車庫)の間には、インターホンが有るので必要事 項の確認後ゲートを操作する。 上記のインターホンは、携帯電話への転送機能があるので、警備員の携帯電話 を登録すること。 (3)異常等を認めた場合には、別紙2「鳥取空港緊急連絡要領」により速やかに関係機 関に通報するほか保安上必要な措置を講じるものとする。 (4)空港周辺の気象状況を把握し、異常等が認められる場合は別紙2「鳥取空港緊急連 絡要領」により鳥取空港管理事務所担当職員に連絡する。 (5)夜間作業等で運用時間外に制限区域へ作業車両、作業者が出入りする場合、立入承 認証の確認、車両用標識旗等の交付及びゲートの開閉を行う。なお、警備上必要な鍵、 無線機器等は鳥取空港管理事務所から貸与する。 (6)警備に当たっては航空法令、鳥取県営鳥取空港の設置及び管理に関する条例及び鳥 取県営鳥取空港管理規則の規定を順守するほか、鳥取空港管理業務処理要領に基づき 空港施設の保全管理のための業務処理の基準に則り、業務の適正を期すること。 6.警備員控室 警備員控室は、除雪車庫の事務室とする。なお、控室使用に伴う光熱水費、燃料代は 鳥取空港管理事務所が負担する。 7.警備用車両 巡回点検に必要な車両(容易に識別出来る仕様とする。 )は、受託者において持ち込む ものとし、立入承認を受けること。 8.業務の引継 警備員は、午後9時30分までに鳥取空港管理事務所で職員から次の事項を聞き取り 警備の参考とする。 また、翌日の午前6時30分までに鳥取空港管理事務所職員に別紙1「業務日誌」及 び「業務点検表」を提出し、業務の状況を報告すること。 聞き取り事項 ① 当日の夜間作業の計画 ② 進入車両及び作業人員 ③ 翌朝の除雪作業の体制、積雪の予想、除雪担当職員 ④ 臨時点検項目 ⑤ 運用時間外の航空機の離着陸の有無 9.警備員駐車場 (1)県は、受注者が業務上駐車場を必要とする場合は、別添図面に示す場所を駐車場 として提供するものとする。 (2)受注者は、前項の駐車場を、業務上必要となる駐車場以外の目的で使用してはな らない。
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