平成 25 年度 大阪港スポーツアイランド施設事業報告書

平成 25 年度
大阪港スポーツアイランド施設事業報告書
指定管理者
名
称
ミズノグループ
代表構成員
美津濃株式会社
主たる事務所の所在地
大阪市中央区北浜 4 丁目 1 番 23 号
代
取締役社長
表
者
水野
明人
1
年度区分(第 2 号関係)
(1)指定期間
平成 22 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで
(2)事業報告年度
平成 25 年度(平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)
2
営業状況
(1)休業日
① 定休日
舞洲運動広場
毎月末日
(土曜日にあたる場合は翌々日、日曜日又は休日にあたる場合は翌日)
舞洲体育館
毎月第 2 火曜日(休日にあたる場合は翌日)
年末年始(12 月 28 日から 1 月 4 日まで)
舞洲野球場
毎週火曜日(休日にあたる場合は翌日)
年末年始(12 月 28 日から 1 月 4 日まで)
舞洲野外活動施設
ロッジ、ログハウスはなし
キャンプ場は 12 月 1 日から翌年 2 月 28 日まで
② 臨時の休館日
舞洲運動広場
グラウンドフェンスの修理と塗装のため 6 月 13 日、14 日、20 日を臨時休
業
グラウンド整備(苦汁散布)のため 7 月 17 日から 19 日まで臨時休場
設備点検、整備のため 12 月 30 日、1 月 1 日から 4 日を臨時休場
グラウンド苦汁散布のため 1 月 8 日から 10 日まで臨時休場
グラウンド全面側溝清掃のため 2 月 18 日から 20 日まで臨時休業
舞洲体育館
なし
舞洲野球場
グラウンドメンテのため、4 月 3 日間(11 日,12 日,24 日)、5 月 1 日間(30
日)、6 月 4 日間(20 日,21 日,27 日,28 日)、7 月 7 日間(1 日,3 日,4 日,5
日,8 日,10 日,31 日),9 月 5 日間(12 日,13 日,20 日,26 日,27 日),10 月 5
日間(3 日,4 日,23 日,24 日,30 日),11 月 2 日間(20 日,25 日), 1 月 4 日間
(20 日,22 日,23 日,24 日), 2 月 4 日間(24 日,26 日,27 日,28 日),3 月 4 日
間(10 日,12 日,13 日,14 日)、以上 39 日間を臨時休業
中央監視盤及び防犯盤取替工事のため 1 月 27 日を臨時休業
舞洲野外活動施設
電気設備、防災設備の一斉点検および、館内リフォームのため、
2 月 3 日から 2 月 7 日までを臨時休館
(2)供用時間
舞洲運動広場
11 月から 3 月まで
午前 7 時から午後 7 時まで
4 月から 10 月まで
午前 7 時から午後 9 時まで
舞洲体育館
午前 9 時から午後 9 時まで
舞洲野球場
4 月から 10 月まで
午前 9 時から午後 9 時まで
11 月から 3 月まで
午前 9 時から午後 5 時まで
舞洲野外活動施設
宿泊室
(通年)
午後 3 時から翌日午前 10 時まで
ホール及び研修室
午前 9 時から午後 9 時まで
その他施設(キャンプ場)
全日
(3)営業状況に関する総括・自己評価
舞洲運動広場
:11 月,12 月,1 月,2 月,3 月に利用者の要望により夜間の供用時間を延長し、
便宜をはかった。近隣専門学校が年間 26 日間、近隣医療大学が年間 54 日間、
年間計 80 日体育授業で利用した。
平成 25 年度は 2 日を臨時供用し利用者からの要望に応えた。
舞洲体育館
:全国高校生バレーボール選抜強化合宿、大阪府剣道連盟社会指導者講習会な
ど、7 件の舞洲野外活動施設と連携しての利用を積極的に誘致した。
「バスケ祭 2013」、
「サマーソニック」のイベント開催に伴う対応のため、5
日間供用時間を延長した。
平成 25 年度は 5 日を臨時供用し利用者からの要望に応えた。
舞洲野球場
:大阪府高校等学校連盟関係(春、夏、秋の大会)など 31 日、第 17 回西日本軟
式野球選手権大会 6 日、JR 西日本少年軟式野球大会 5 日など大規模大会が行
われた。
大会運営が円滑に進むように、供用時間前の開場や供用時間を延長した。
大会開催運営のため、定休日のうち、23 日を臨時供用した。
舞洲野外活動施設:近隣施設の大阪舞洲ゆり園来場者に、ログハウス棟の内覧会を実施。
大多数の来園者に施設告知をした。
特別プランとして、自社ホームページに新たなプランを 11 件新規に企画し、
特別プランでの宿泊は 4,092 名のご利用を頂いた。これらを含む自社ホーム
ページの予約売上は昨年対比 38.5%増加し、他社含む WEB による予約売上
は、全売上の 17.3%を占めた。
夏には、舞洲陶芸館と連携し「まいしまキッズキャンプ・2013 夏」を実施
し、10 人の参加があった。陶芸館で、陶芸作品づくり体験を行い、夏休み
の記念となるオリジナルの作品を作り、父兄からも好評を得た。
総括
:施設毎に誘致や営業活動を行ない、施設相互連携の利用促進も行った結果、
大規模大会の開催による知名度の向上や、近隣の教育施設との連携による平
日利用率の向上等成果が見られた。また、定休日の臨時供用や運営時間の延
長等、各利用者の要望に応じた対応を行った事により、利用者の利便性の向
上や信頼性の向上に寄与したと考える。
3
管理業務実施状況(第 3 号関係)
(1)管理運営体制
項目
配置場所等
内、再委
人数
業務内容等
託人数
統括・総務経理
舞洲体育館
8
3
総括、経理管理業務
管理部
舞洲体育館
5
5
受付業務と運営
管理部
舞洲野球場
3
3
受付業務と運営
管理部
舞洲運動広場
4
3
受付業務と運営
管理部
舞洲野外活動施設
17
0
受付業務と運営
総括部
全施設
41
0
清掃業務
総括部
全施設
5
0
設備維持管理業務(保守・点検)
総括部
全施設
11
0
警備業務
(2)維持管理業務実施状況
① 業務
項目
警備
場所等
全施設
実施日
定期・
日常
日常
再委託の
有無
又は
内容
周期
毎日
無
機械警備による集中監視及び巡回監
視
清掃
全施設
日常
毎日
無
施設の美観・衛生状態を維持するた
め、作業仕様・計画に基づいた清掃
実施。
保守・点検
全施設
日常
毎日
無
舞洲体育館内に中央管制装置を設置
し、設備の運転監視及び設備点検・
異常時対応を実施。業務時間外の非
常時や緊急を要する場合、南海ビル
サービス株式会社難波コントロール
センターより緊急出動をとり対応し
た。
②修繕
場所
舞洲運動広場
舞洲体育館
項目
実施日
内容
放 送 設 備 工 事 4 月 18 日、19
他 18 件
日
空調設備補修
4 月 10 日
スピーカー取替工事
他
他
他
中性能フィルター取替工事
他 47 件
舞洲野球場
空調設備工事 4 月 9 日
他
空調機更新工事
他
他 30 件
舞洲野外活動施設
特 別 清 掃 作 業 2 月 3 日から 2
他 72 件
月7日
他
ロッジ棟特別清掃作業
他
他
③備品購入
項目
場所等
実施日
内容
買換え購入
舞洲運動広場
4 月 1 日他
駐車場精算機消耗品
買換え購入
舞洲体育館
7 月 11 日他
大判プリンター
買換え購入
舞洲野球場
3月3日 他
アンツーカー
買換え購入
舞洲野外活動施設
11 月 1 日他
予約システムセキュリティー更新
他3件
他2件
他 14 件
④その他特記事項
項目
場所等
実施日
内容
特になし
(2)管理業務実施状況に関する総括・自己評価
備品や建物の日常点検については、巡回表をもとにした 1 日複数回の施設巡回、状況記録を行い、
安全管理を行っている。建物、設備の状況については、着目点が固定しないよう設備担当者以外
に施設事務スタッフが巡回時に点検を行っている。危険箇所の早期発見に努め、安全性の確保の
為、舞洲体育館での光電式分離型感知器調整工事、舞洲野外活動施設での遊歩道破損部補修工事
など急を要するものについては基幹部分でも適宜対応し、経費を考慮し他の補修と調整しながら
実施している。他府県などの類似施設に事故・事案が発生した場合には、至急に該当個所の点検
を行うなど予防保全を行っている。体育備品については、「体育備品点検マニュアル」に基づき
定期的に点検を実施しており、破損や老朽化しているものは適宜更新し、利用者に危険や不便の
ないように適正に管理し、事故やクレームは発生しなかった。
大規模大会(イベント)時には、臨時駐車場の開設の必要性、会場までの誘導計画など事前打合せ
の中で予想される案件をピックアップし役割分担を決め、施設職員と主催者側スタッフと協力し
て、お客様の安全を確保している。また、開催中は施設職員や警備隊などが複数回巡回を行うこ
とにより、警戒を強化実施している。
植栽の灌水業務について、季節に応じた灌水計画を立て、担当者を複数人きめて、再委託業者以
外も植栽の状況や、梅雨時期や 8 月など天候状況にあわせて日々調整しながら、無駄にならない
よう灌水を行っている。
4
利用状況(第 4 号関係)
(1)利用状況(詳細別紙のとおり)
項目
舞洲運動広場
舞洲体育館
舞洲野球場
舞洲野外活動施設
区分
利用可能件数
平日
4701
1750
37.2%
68,565
土・日・祝
2566
2206
86.0%
96,870
計
7267
3956
54.4%
165,435
平日
1362
937
68.8%
57,281
土・日・祝
678
654
96.5%
134,395
計
2040
1591
78.0%
191,676
平日
787
601
76.4%
37,257
土・日・祝
511
490
95.9%
77,468
計
1298
1091
84.1%
114,725
日から木
18883
8132
43.1%
50,433
金・休前日
9512
6583
69.2%
33,063
計
28395
14715
51.8%
83,496
39000
21353
54.8%
555,332
総計
利用件数
稼働率
利用人数
(2)利用状況に関する総括・自己評価
・平成 24 年度と比較して、舞洲スポーツアイランド施設全体で、稼働率は 2.1%増加し、利用人
数は 21,885 人減少した。
舞洲運動広場
:全国ラクロス指導者講習会、第 48 回全日本大学男女ソフトボール選手権大会、
全国ラクロス交流戦など大規模の行事が行われた。
昨年度と比較して、稼働率は 0.8%減少し、利用人数は 2,175 人増加した。
昨年度同様、大会開催に際して、面数が不足している場合は、主催者と利用調整
を行い、ミズノの管理地での運動施設を利用してもらう、セレッソ大阪スポーツ
クラブと連絡を密にし、当クラブで管理している球技場などを利用してもらうこ
とで大会が開催された。
舞洲体育館
:近畿中学校剣道錬成大会、第 51 回近畿高等学校剣道大会、第 6 回近畿U14 クラ
ブチャンピオンシップ男子バレーボール大会、第 9 回全日本大学フットサル大会、
全日本社会人バドミントン大会、近畿総合バドミントン大会、第 24 回近畿高等学
校バスケットボール新人大会、第 18 回全日本フットサル選手権大会など大規模大
会を招致し、また、舞洲運動広場で開催される大会開会式の複合利用もあった。
昨年度と比較して、稼働率は 2.2%減少、利用者数は 21,296 人減少した。
舞洲野球場 :第 17 回西日本軟式野球選手権大会、少年野球全国大会など大規模大会が行われた。
昨年度と比較し、稼働率は 1.7%減少し、利用者数は 7,585 人減少した。
舞洲野外活動施設:今年度は、自社 WEB サイトに様々な宿泊プラン(昨年度は 23 プラン、2,230
名に対し、34 プラン、4,092 名)を掲載したことにより、予約増加につなが
り、稼動率は 3.3%増加、利用人数も 4,821 人増加した。
5
収支状況(第 5 号関係)
(1)収支状況
(税抜・単位:千円)
項目
金額
収入
706,932
利用料金収入
433,057
自主事業収入
7,953
自動販売機収入
管理代行料
支出
23,875
242,047
673,220
人件費
253,869
事務費
106,828
管理費
292,485
事業費
20,038
収支差引
33,712
(2)収支状況に関する総括・自己評価
・ 収入について
利用料収入:
舞洲体育館では、近畿高等学校バレーボール大会が開催されなかったことなどにより 2,443
千円減になり、舞洲野球場では、高校野球開催に伴う駐車台数減に伴い 1,179 千円減になっ
た。
舞洲野外活動施設は WEB による宿泊プランなどの増加に比例し、10,962 千円収入増になった。
・ 支出について
人件費は、舞洲野外活動施設の稼働率増加に伴うリネンサプライ費増加などにより 8,676 千
円増になった。
管理費は、舞洲運動広場の植栽維持管理エリア縮小に伴い、3,350 千円減になった。
光熱水費は、主に、電気において、価格上昇に伴い、使用量は減ったものの 9,388 千円増加
した。
目的外使用料については、主に、大規模大会開催時に、従来は、中央駐車場を賃借していた
が、大阪市長期賃貸用地の駐車場に誘導するなど、中央駐車場用地の賃借回数を減少したの
で、2,937 千円減少した。
・ 収支差引について
支出額が 9,459 千円増加したが、収入も 11,564 千円増加し、昨年度より収支改善ができた。
今後も、お客様の利便性を念頭に、効率化を図った、無駄がない運営を心がける。
6
管理経費縮減への取組状況
(1)管理経費縮減への取組状況
項目
内容
効果等
施設運営
給湯設備の運転、停止をこまめに運
冷温水発生機器などガス使用機器の動作状況を
転操作した。
把握し、こまめに運転することでガス使用量は
約 4.6%(156,188m3 から 148,933m3 に)削減し
た。
施設運営
競技面での照明設備などの消灯を 利用状況を考慮した適切な間引きを行うこと
こまめに実施した。
で、約 7%(3,595,571Kw から 3,346,434Kw に)
の電気使用量の削減ができた。
施設運営
専門業者による経験則をもとに、植 専門業者による経験則をもとに、散水を実施し
栽散水などを調整実施。
たので、水道使用量を全体で約 8.5%(78,118m3
から 71,415m3 に)の削減ができた。
施設運営
舞洲野外活動施設の窓によしず、す 直射日光を遮蔽し、輻射熱を防ぎ、空調設備の
だれを取り付けた。
負荷を約 4.8%(494,984Kw から 471,063Kw に)
削減した。
(2)管理経費縮減への取組状況に関する総括・自己評価
平成 25 年度から、電気料金の値上げが実施された、利用状況に応じて、さらなる原価意識をもっ
て、適切に運用した結果、電気料金について、平均値上率よりは縮減することができた。
日頃より節約意識を持ち、節電、節水などに取り組み、無駄な消費を抑えることで、管理経費縮
減にも効果が表れてきた。次年度以降もお客様の安全を最優先に、利便性を向上させながらも、
環境に配慮した施設管理を行い、さらなる経費縮減に努めたい。
なお、舞洲運動広場の水道料金が平成 25 年度から下水減量認定が行われた。
7
サービス向上策
(1)利用者の意見や満足度の把握状況(利用者アンケート等)
項目
アンケート
内容
結果等
運動広場において、9 月、10 月、
回収枚数 84 枚
11 月にかけて利用者アンケートを
・トイレの清掃がいきとどいていない。
実施
・交通の便が悪い。
・B 面の水はけが悪い
→3 月に大規模整備を行った。
アンケート
舞洲体育館において、10 月、11 月 回収枚数 43 枚
にかけて利用者アンケートを実施
・競技面が滑りにくくて快適だった。
・卓球教室など教室種目を増やしてほしい。
アンケート
野球場において、9 月、10 月、11
回収枚数 125 枚
月にかけて利用者アンケートを実
・観客席に屋根が欲しい
施
→帽子、日傘、雨傘、カッパ等の販売を行
った。
・観覧席に上がりにくい。
→エレベーター、スロープへの誘導案内を
掲示した。
アンケート
野外活動施設において 4 月から 3
回収枚数 287 枚
月にかけて利用者アンケートを実
・清掃がいきとどいていない。
施
・大浴場には、使い捨てかみそりがあったが、
部屋には配備がなかった。
・アメニティーを充実してほしい。
(2)サービス向上策の実施状況
内容
効果等
朝礼時に施設スタッフが感じた他施設の良い 接客応対の良い個所を情報共有し、各自が認
接客応対などを、定期的に発表し、情報交換 識し、サービスレベルアップが図れた。
した。
10 月から、大阪市環境局施行にて更に分別回収
主催者に依頼することでゴミの分別回収を徹
が厳しくなったが、それに適用するように、利
底し、資源ごみの再利用に貢献した。
用者にも依頼し、ゴミの分別回収を行った。
大阪市環境局から 5 年連続受賞に伴う市長表
彰を受賞した。
毎月第 2 金曜日を外周クリーンアップデーとし
特に、舞洲運動広場北側道路が違法駐車運転手
て、団体清掃をおこなった。
によるゴミ投棄がひどい状況だが、美化が強化
できた。
ミズノ株式会社
お客様相談室室長によるリス
クマネージメント研修を実施した。
未然防止策としてのリスクマネージメントを
理解し、リスク発生を回避できるように意識向
上できた。
毎月、舞洲連携会議を実施。開催行事などの情
大規模行事開催時に自施設の駐車場のみでは
報共有を図った。
対応できない場合に、他施設に駐車場誘導を事
前準備できるなど施設間の共有を強化できた。
ホームページのフッター部にイベントカレンダ
舞洲で開催しているイベント開催状況をより
ーを構築し、情報提供を強化した。
わかりやすく発信できるようになった。
AEDの正しい活用を習得するために、職員向
スタッフの救命意識維持を保て、また、有資格
けに此花消防署の普通救命講習会を実施し、
者による、一般利用者向け講習会を実施し、救
48 名が参加受講した。
命意識の普及をできた。
なお、施設独自で隔月に 1 回、全スタッフが必
ず参加し、心肺蘇生法、手当て法など救命講習
を繰り返し実施し、緊急事態が発生しても応対
できる訓練をしている。
大規模大会開催時に駐車場のスムーズな入出庫
大きな交通渋滞もなく、事故発生もなく大会が
ができるよう看板作成、警備員増員などの配置
終了した。臨時警備配置大会件数は 20 件であ
対応を行った。
った。
大阪市交通局掲示板に舞洲作成のポスターを作
イベント開催情報を提供し、南港方面からのバ
成掲示した。
ス運行案内も広報できた。
熱中症防止のため、施設内に注意喚起ポスター
熱中症対策に効果があり熱中症患者の発生を
を掲示し、氷の入ったクーラーボックスを用意
抑えることができた。なお、熱中症のため救急
した。また、指標計で環境温度を測定し、数値
車を要請することが 2 回あったが、どれも軽症
が高い場合には、施設内放送で案内した。
ですんだ。
人権啓発研修を実施した。
ビデオ中心の研修に 34 名が参加し人権問題に
対する意見交換をすることで、より意識が高ま
った。
(3)サービス向上策に関する総括・自己評価
接客リスク削減を目的に、ミズノ株式会社
お客様相談室室長によるリスクマネージメント研修
においてロールプレイングを実施、各スタッフの接客対応認識が向上した。
朝礼最後に「接客サービス」、
「接客心得」、
「接客八大用語」からなる「運営施設心得」を唱和し、
更に、スタッフが各自携帯することで、対応方法を認識し、接客応対力が向上した。
施設および施設周辺美化のため、巡回時における周辺道路のゴミ回収などを行い、毎月第 2 週金
曜日をクリーンアップ強化日として設定、団体で周辺道路などのゴミ回収を実施した。特に、舞
洲運動広場北側道路は日常から運転手による不法投棄がひどい個所だが、重点的に回収し、美化
を図った。大会運営の進行が円滑になるよう、臨時供用、供用時間延長するなどお客様からの要
望を聞き入れ、また、準備、撤去時に、主催者を補助するなど、利用者の立場になった施設運営
を実施した。
送迎バスの運行について、教室運行以外に、舞洲野外活動施設利用者に対し送迎を行い、また、
突然の天候不良に伴う、他の施設移動においても、施設間の送迎を臨機応変に行い、お客様の利
便性を図った。
今後も快適に利用できるようサービス向上を意識した活動を行う。
8
利用促進策
(1)自主事業等の実施状況
名称
場所等
実施日
内容
ミズノ新体操教室
舞洲体育館
月 12 回
各クラス合計 52 名
バドミントン教室
舞洲体育館
月4回
9名
舞洲!よさ来いソーラン節
舞洲体育館
月4回
6名
舞洲運動広 月4回
舞洲野球教室
24 人
場・舞洲野球
場
普通救命講習会
舞洲運動広場
3月9日
22 人参加
舞洲運動広場
3 月 15 日
10 チーム
第 14 回ミズノ新体操教室発表会
舞洲体育館
4 月 21 日
150 人参加
第 7 回ミズノカローリングカップ in 舞
舞洲体育館
4 月 27 日
350 人参加
舞洲体育館
4 月 27 日
1500 人
舞洲体育館
3 月 30 日
14 チーム
舞洲野球場
8 月 28 日、 のべ 32 人参加
第 1 回ミズノカップ
フレンドリーマ
120 人参加
ッチサッカー大会
洲
2013 オリンピックデーラン大阪此花大
会,MKBの祭典
第 7 回ミズノフットサル大会舞洲カッ
115 人参加
プ
舞洲野球教室夏合宿
29 日
舞洲野外活動施設において宿
泊
舞洲野球教室
クリスマスイベント
舞洲野球教室イベント
※元プロ野球選手福本・山沖氏が指導
舞洲野球場
12 月 25 日
30 人参加
舞洲野球場
3 月 15 日
24 人参加
まいしまキッズキャンプ・2013 夏
第2回
舞洲みんなのマラソン
舞洲野外活動
8 月 24 日、 のべ 20 人参加
施設
25 日
舞洲スポーツ
3 月 23 日
639 人参加
アイランド内
クリスマスケーキプレゼント
舞洲野外活動 12 月 24 日
当日合宿宿泊の高校生に提供
施設
舞洲野外活動 12 月 28 日
施設
※お正月イベントコーナー設
から 1 月 4 置、1 階多目的ホールに 12 月
日
お正月イベント
28 日から 1 月 4 日まで
※12 月 31 日に年越しそば無
料提供
※1 月 1 日から 1 月 3 日まで
白玉ぜんざい無料提供
(2)その他特記事項
項目
地域協力
名称
桜フェスティバル
実施日
内容
4月7日
春日出商店街振興組合主催のフェスティバルに協
賛するとともに、PRブースを出展し、広報に務め
た。
地域協力
楽しくファンキーに
6 月 29 日 此花区役所主催のゴミ拾いに参加協力した。
ゴミ拾い
地域協力
ノルディックウォ 5 月 27 日 此花区保健センター主催の講習会に協力参加し
ーキング講習会
6月3日
た。
6 月 10 日
地域協力
体組成測定器による
9 月 21 日 此花地区の「にぎわい通り」にて開催された此花区
健康アドバイス
地域協力
クレオまつり
役所主催のイベントで健康アドバイスを行った。
11 月 9 日 クレオ大阪で開催の此花区役所主催のまつりに協
力参加した。
地域協力
新春カーニバル
1 月 19 日 此花区役所主催の新春カーニバルに協力参加した。
継続運営
オリックス少年少女
4 月 13 日 各種オリックス野球大会を開催し、のべ 1630 人が
野球教室、少年野球
4 月 20 日 参加した。
大会
5 月 11 日
6月8日
9 月 23 日
(3)利用促進策に関する総括・自己評価
上記の此花区役所主催の行事に積極的に参加し、また、ミズノで開発した子供向け体力測定競技「ヘ
キサスロン」も此花区内の小学校に出向き体育授業などで実施。実施した小学校から、好評を得て
導入いただくなど、地域行政に密接に関わっている。
今年度は、昨年度まで大阪市市政行事として開催していた、オリンピックデーランを地域行政と協
働で開催し、地域住民以外の大阪市民にも大いに運動機会を提供できた。
昨年同様に地域行政と密着したマラソン大会を開催し、親子の絆を深めるスポーツの場を提供し
た。
野球教室では、季節に合わせた企画以外にも、元プロ野球選手に指導いただく機会を設けて、楽し
く子供たちに技術を教えた。
有資格者による普通救命講習会を一般の方向けに開催することにより、救急救命の大切さを実感し
てもらった。
その他に振興事業、自主事業を開催することにより、スポーツをする機会提供に寄与した。
今後も、引き続き各世代に運動できる機会を提供していきたいと考えている。
9
事故・苦情等
(1)故障・警報等の内容と対応
日付
4 月 12 日
場所等
舞洲内
4 月 21 日 舞洲体育館
内容
対応
阪神地区に地震発生
舞洲内では被害なし。
補給水槽配管漏水
当日に仮補修、5 月 13 日に業者に
よる補修実施。
4 月 26 日 舞洲体育館
南西外周給水管漏水
当日に仮補修、5 月 1 日に業者によ
る補修実施。
5 月 23 日 舞 洲 中 央 バ 管轄外ではあるが、停留所 2 次災害防止の為、ガラスを取り除
ス停
のガラスが割れているのを き,カラーコーンを設置
警備隊が発見
夜間の確認のため、翌日、交通局に
連絡
6月4日
舞 洲 野 外 活 遊歩道の不陸(はがれ)によ 当日に不陸を仮補修、6 月 27 日に
動施設
6 月 26 日 舞洲体育館
り、けが人発生。
第 1 競技場にて雨漏り 3 か 仮補修実施。本補修は基幹工事予
所発生
9 月 15 日 舞洲内
業者による補修。
定。
台 風 の 影 響 に よ り 停 電 発 舞洲野外活動施設の停電は、断線に
生。
よるため、電力会社で復旧。
舞洲運動広場で、駐車場入 舞洲運動広場、舞洲野球場は後日、
口の屋根シート剥離、パネ 専門業者による補修実施。
ル落下。
舞洲野球場で、内野席ネッ
ト 4 箇所破損
10 月 10 舞洲体育館
呼水槽配管漏水
翌日に配管取替。
日
12 月 4 日 舞 洲 野 外 活 事務所内冷温水配管にピン 翌日に仮補修。2 月 5 日に業者によ
動施設
ホール発生、漏水。
る補修実施。
(2)苦情等の内容と対応
日付
場所等
内容
対応
なし
(3)事故・苦情等に関する総括・自己評価
ミズノ株式会社
お客様相談室室長によるロールプレイング研修を実施し、リスク発生の回避方
法などを学び、苦情が発生しないよう各自認識した。
人権問題に対しての講習会を開催し、人権の尊重を再認識した。
定期的に、
「いいこと探し」を発表し、身近に体験した接客面などでの情報交換し、共有すること
で、接客対応のレベル向上を図った。
連携会議を毎月定期的に行い、情報共有、意見交換を行うことで事故・苦情等が発生するのを未
然に防げるよう努めた。ミズノ社内のリスクマネージメントデータベースを活用し、他施設での
事例を朝礼などで各施設に伝達し、事故回避に努めた。また、スタッフ対応マニュアルを活用し、
安定した水準の接客を維持継続できた。
朝礼最後に運営施設心得の未然防止、被害の最小化、再発防止を唱和し、認識することで、対応
方法を各自認識している。
なお、マニュアル管理については、自己点検を行い修正や変更が必要な場合は適宜対応している。
設備状況に起因する事故については、設備担当が現況確認を速やかに行い、応急措置を取りつつ、
大阪市と調整のうえ設備改善を行っている。来年度以降も同様の対応で運営する。
10
その他報告事項
・各スポーツ施設で全国規模の行事や、複数施設を同時に利用した大会などが行われ、利用者と
の事前協議やスタッフの総力・連携により、特に 6 月のゆり園開園時には、期間中 21 万人の来
場にもかかわらず事故もなく成功に終わり、舞洲スポーツアイランドの知名度もあがった。
平成 26 年度も、さらに地域と密着するために地域行政と連携し、区長を委員長としたMKB(舞
洲・此花ブランド)を活性化し、此花区民の舞洲利用率を高めるため、討議し、協同してイベン
ト等を実施していく。
南港方面からの路線バスの運行を大阪市市営地下鉄掲示板を活用して、更に周知させることに
より、住之江区、港区の集客を図る。また、施設においては、下記の事項の実施検討を行う。
舞洲運動広場:平日が利用活性するよう、学校団体、企業などにダイレクトメール送付などによ
り利用促進案内を行う。
セレッソ大阪スポーツクラブとの共存共栄を図るため、情報の共有や大人のサッ
カースクールをタイアップして行う。
子供サッカースクールを振興事業として開催し、大人のサッカー大会を自主事業
として複数回実施することで、施設の利用頻度を高めたい。
舞洲体育館 :これからも、より以上に地域住民と連携したイベント(舞洲スポパやオリンピック
デーラン)を地域行政と連絡を密にし、開催することで地域密着を図る。
舞洲野球場
:土日祝日の利用は、大会がほとんど全体をしめるので、平日の施設活性を図るた
め、舞洲野球教室で、さらに受講生が増加するよう充実を図る。
舞洲野外活動施設:指定管理施設としては、今年度が最後の年度となったが、目標の稼働率 50%
を超えた。
入札の結果、他社が落札し、当グループとして、施設を今後、管理すること
はないが、引継ぎ業務も終了し、今後は、舞洲スポーツアイランドの 1 施設
として連携していきたい。