気候変動影響・適応策・緩和策の経済的評価に関する

1.業務名
気候変動影響・適応策・緩和策の経済的評価に関する研究
2.所属
(ユニット名) 社会環境システム研究センター
(室名) 環境都市システム研究室
3.募集人数
1名
4.業務の内容
全世界を対象として、気候変動の影響被害、適応策の経済的評価及び緩和策の経済的評価
を行うことを主たる業務とする。当研究グループではこれまで経済モデルを用いた温暖化に
関する研究を実施してきており、そのモデル開発や適用を行うことを想定しているが、対象
によってはその限りではなく、必要に応じて新たな解析手法の開発等も検討する。
業務の多くは戦略的研究開発領域課題(S-14:気候変動の緩和策と適応策の統合的戦略研
究)のテーマ(5)「気候変動に対する地球規模の緩和策と適応策の統合的なモデル開発」に
関連する研究を想定している。業務内容はそれらの情報(以下の URL①)を参考にされたい。
これまでの本研究グループの活動はホームページ②、これまでの経済モデルを用いた影響・
適応策、緩和策評価に関する研究論文③を参照されたい。
① http://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/koubo/pdf/3_S-14_principal.pdf
② http://www-iam.nies.go.jp/aim/index.htm
③ http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0301421514005060
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs12571-014-0375-z
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/es4034149
気候変動の影響は様々な分野に起こりうるとされており、例えば、農業、水資源、エネルギ
ー、健康、沿岸、河川洪水、生態系等が考えられる。できる限り多くの分野を扱うが、採用
者の専門分野に応じて対象は別途検討する。
5.必要とされる専門分野及び資格
(1) 採用時に博士の学位を有するか、またはこれと同等以上の能力を有すること。
(2) 研究のためにプログラミング言語(GAMS 等)を利用したモデル開発、もしくはその利用経
験を有すること。
(3) 環境システム工学、システム工学、経済学、環境経済学、社会工学、農学、エネルギー
工学、数学、情報科学、物理学、生物学、などの専門分野の研究経験を有すること。
なお、
「11.採用予定時期」に記載した日以前6ヶ月以内に当研究所に特別研究員、準特別研
究員、又はリサーチアシスタントとして雇用されている実績がある場合(大学院在籍中にリ
サーチアシスタントとして雇用されていたものを除く)は、応募をご遠慮ください。ただし、
これらの研究系契約職員として4年度以下の最長更新限度で雇用され、最長更新限度の満了
により退職した場合(又は、採用日までに最長更新限度の満了により退職予定の場合)は、応
募可能です。
6.選考方法
書類審査の後、面接を行い決定する。面接を行う者には別途連絡をする。
なお、[5.必要とされる専門分野及び資格](3)に挙げている分野に限らず、温暖化政策提
言やその支援に関連する研究の実施に強い意欲を持った方を募集する。
7.提出書類
(1) 履歴書(写真貼付、所定の様式を使用) 1部
(2) 研究業績目録(原著論文、著書、解説、口頭発表別) 1部
(3) 主要論文の別刷りまたはコピー 各1部
(4) これまでの研究概要(A4版1枚程度) 1部
(5) 上記の研究を行うにあたっての抱負(A4版1枚程度) 1部
(6) 所見を求めうる方1名の氏名と連絡先 1部
(提出書類はご希望に応じて返却いたします)
8.応募方法
郵送による。
(封筒に朱書きで「気候変動影響・適応策・緩和策の経済的評価に関する研究ポスドク応募
書類」と記載すること。)
9.応募締切
随時受付、ただし適任者が見つかり次第締め切ります。
10.待遇等
(職種) 特別研究員
(雇用形態) フルタイム
(1 日の勤務時間) 7時間 45 分
(時間外及び休日勤務の有無) 有
(給与) 「独立行政法人国立環境研究所契約職員給与規程」に基づき決定する。
基本給(日給):14,050~17,600 円 (規程に基づき決定)
(その他就業関係) 「独立行政法人国立環境研究所契約職員就業規則」による。
(参考) 国立環境研究所基本規程 http://www.nies.go.jp/kihon/kitei/index.html
11.採用予定時期
平成 27 年4月1日以降のなるべく早い時期。
12.雇用期間
採用日より平成 28 年3月 31日まで。
なお、事業計画、勤務実績等の状況により平成 32 年3月 31 日(最長更新限度)までの間に限り、年度単位
での更新があり得ます。ただし、採用日より前6ヶ月以内に国立環境研究所の契約職員として雇用されて
いる実績がある場合の最長更新限度は、以下のとおりとなります。
<採用日より前6ヶ月以内に特別研究員、准特別研究員、リサーチアシスタント(大学院在籍 中にリサー
チアシスタントとして雇用されていたものを除く。)として雇用されている実績が ある場合>
最長更新限度は、特別研究員、准特別研究員、リサーチアシスタントとして雇用されていた
期間(大学院在籍中にリサーチアシスタントとして雇用されていた期間を除く。)と通算して
5年度の範囲内で、かつ労働契約法第 18 条の通算契約期間が5年の範囲内の年度末まで。
<採用日より前6ヶ月以内に、上記以外の契約職員として雇用されている実績がある場合>
最長更新限度は、労働契約法第 18 条の通算契約期間が5年の範囲内の年度末まで。
※労働契約法第 18 条の通算契約期間については、以下を参照して下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/keiyaku/kaisei/index.html
13.問い合わせ及び書類提出先
独立行政法人 国立環境研究所
〒305-8506 茨城県つくば市小野川 16-2
社会環境システム研究センター
持続可能社会システム研究室
肱岡 靖明(青木 千恵)
TEL: 029-850-2961
(E-mail) hijioka(半角で@nies.go.jp を付けてください)
14.公募番号
H27-研-010