レオメーター 仕様書 1.機器構成 レオメーター 一式(山電社 クリープメータ2軸物性試験システムRE2-33005C(XZ)) <構成内訳> 1-1.測定部 一式 1-2.検出部 一式 1-3.自動解析装置(ソフトウェア及びPC) 一式 2.仕様 2-1.測定部 (1)測定範囲が下記の通りであること。 ①圧縮・引張試験 荷重 ±199.9N(200N ロードセル使用時) ±19.99N(20N ロードセル使用時又は 200N ロードセルと 10 倍アンプ使用時) ±1.999N(2N ロードセル使用時又は 20N ロードセルと 10 倍アンプ使用時) ±0.1999N(2N ロードセルと 10 倍アンプ使用時) 変位 ±199.9mm(STEP:0.1mm クリープ測定時) ±19.99mm(STEP:0.01mm クリープ測定時) ±1.999mm(STEP:0.001mm クリープ測定時) ②摩擦試験 荷重 摩擦荷重(X 軸) ±9.99N(フルスケール 10N 使用時) ±1.999N(フルスケール 2N 使用時) 垂直荷重(Z 軸) 1~19.99N(フルスケール 2N 使用時) 2~1.999N(フルスケール 2N 使用時) (2)最大表示 ±1999 LED(発光ダイオード)表示であること (3)単位が N、mm がモード選択で LED 表示可能なこと (4)操作モードは、応力、クリープ、テクスチャー、摩擦測定の 4 モード、その他応用により、 様々な試験が可能なこと。解析プログラムからの自動選択、又は表面スイッチからの手動選 択が可能なこと。 (5)試料台の速度は、0.05(3)、0.1(6)、0.5(30)、1(60)、5(300)、10(600)mm/sec(mm/min)の6 段が選択可能なこと。また、解析プログラムからの自動選択、又は表面スイッチからの手動 選択が可能なこと。 (6)荷重設定、圧縮(又は引張)変位設定、及び上下動作の回数設定が可能であること。また、 解析プログラムからの自動選択、又は表面スイッチからの手動選択が可能なこと。 (7)設定方式は 1999(31/2 桁)デジタルスイッチ方式であり、下記の設定が可能なこと。 単位の N、mm、回数はモード選択にて LED 表示されること。 N:0.1N 単位(200N ロードセル使用時) 0.01N 単位(20N ロードセル使用時) 0.001N 単位(2N ロードセル使用時) mm:0.1mm 単位(STEP:0.1mm 時) 0.01mm 単位(STEP:0.01mm 時) 0.001mm 単位(STEP:0.001mm 時) (8)状態保持機能は、1,5,10分と手動で任意時間を選択する4つが選択できること。 (9)ステップは 0.1、0.01、0.001mm を解析ソフト、又は手動で選択できること。 (10)自動解析装置からの制御信号で、測定動作をコントロールできること。 (11)出力は最大±2VDC(モードにより N、mm を自動選択)であること。 (12)ウォームアップは 15 分以内であること。 2-2.検出部 (1)動作方式が、水晶発振パルスによるデジタル制御方式であること。 (2)駆動方式は、微小ステップによるステッピングモータ駆動方式であること。 (3)ストロークが下記の通りであること。 ①圧縮引張試験の場合 約 85mm ②摩擦試験の場合 約 99.9mm (4)荷重センサはストレインゲージ式荷重変換機(ゼロ点温度補償機能付き)であること。 (5)信号増幅器は、温度補償機能付きインスツルメンテーションアンプであること。 (6)アナログ/デジタル変換は、遂次比較式高速アナログ/デジタル変換機(1000 回/秒)で あること。 (7)ゼロ点調整は、手動ダイアル式又は、ソフトウェアにてグラフの自動ゼロ点検出ができ ること。 (8)プランジャーは、簡易着脱が可能で、試料の横滑り防止効果の高い樹脂を使用している こと。 2-3.自動解析装置(ソフトウェア及びPC) (1)ソフトウェアの各種機能が下記の通りであること。 ① クリープ粘弾性解析が付属していること。 ② テクスチャー解析が付属していること。 ③ 破断強度解析が付属していること。 ④ 摩擦特性解析が付属していること。 ⑤ 解析結果、統計結果を表計算ソフトやワープロソフトにエクスポートできること。 ⑥ 測定波形を画像として、表計算ソフトやワープロソフトにエクスポートできること。 ⑦ 波形の生データを、表計算ソフトにエクスポートできること。 ⑧ 解析結果、重書波形、微分波形、一覧表などから選択して印刷ができること。 ⑨ サンプル厚さ取り込み改造で計測したサンプル厚さを入力することで、測定波形をサ ンプル厚さが同じとして重ね書きすることができること。 ⑩ グラフの座標スケールの変更が可能であること。また、座標軸の選択が可能で、テク スチャー・破断強度は、縦軸を荷重又は応力、横軸を距離又は歪率から選択できること。 クリープは縦軸を変形・歪率・コンプライアンスから選択することができること。 ⑪ 波形の描画色や太さを変更することができること。 ⑫ 測定データの統計処理が可能で、最小値・最大値・平均値・分散・標準偏差などの計 算ができること。 (2)PCは下記の内容を満たしていること。 ①windows7 で動作するパソコンが付属していること。 ②Office Personal がインストールされていること。 2-4.その他 (1)機器の搬入・据付完了後、試運転及び性能試験を行うこと。 (2)機器の使用方法及び維持管理に関する日本語マニュアルを提供すること。 (3)設置した機器を用い、操作方法及び維持管理に関する説明を行うこと。 説明は、機器納入時に1回、その後2年間は年1回以上実施すること。 (4)沖縄県内において、点検・修理が実施できる体制を有していること。 (業務提携可) (5)機器の検収後、1年間を保証期間とし、期間内に発生した故障及び著しい性能低下に対 して速やかに修繕・復旧を行い、その費用は納品者の負担とすること。 (ただし、使用者の 故意又は重過失により発生したものを除く。 ) 以上
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