第147回理事会議事 1. 日 時 平成26年6月17日(火) 2. 会 場 学士会館 210号室 3. 議 事 <決議事項> (1)理事候補者の推薦について (2)広域的運営推進機関設立準備組合との確認書の締結について (情報提供規程第4条(1)業務情報に該当するため、資料は公表しておりません。) (3)第23回会員総会(定時会員総会)付議事項の変更について (情報提供規程第4条(1)業務情報に該当するため、資料は公表しておりません。) (4)地域間連系線の将来増強案に影響する系統アクセス検討に係わる 電力系統利用協議会ルールおよび解説の改正について (5)法務省への事業報告書等の提出について (情報提供規程第4条(1)業務情報に該当するため、資料は公表しておりません。) 以上 第147回 理事会 第1号議案 決議事項 平成26年6月17日 事 務 局 理事候補者の推薦について 定款第24条第1項に基づき、理事全員は、第23回会員総会(定時会員総会、平成 26年6月17日開催予定)の終結をもって任期満了により退任となる。このため、役 員規程第5条第1項に基づき、以下のとおり新たに理事候補者14名の推薦をご決議い ただきたい。 なお、第23回会員総会において、「第2号議案 理事の選任について」が可決され た場合は、送配電等業務支援機関に関する省令第3条第2項に基づき、別紙「役員異動 届出書」を、遅滞なく経済産業大臣に届け出るものとする。 ○理事候補者 候 補 理 氏 名 い し い 事 AE AE いわもと 事 理 しんいち 植草 AE えんどう 事 理 おおむら 沖 古城 AE 理 A E 誠 上智大学法学部 地球環境法学科教授 E 東京電力株式会社 常務執行役 パワーグリッド・カンパニー・プレジデント としろう AE AE E としまさ 鶴田 俊 正 AE AE AE 専修大学名誉教授 E としゆき 長谷川 俊 行 AE AE ふくしま 事 AE A E まつしま 事 松島 AE 透 A E 聡 中国電力株式会社 流通事業本部部長(系統運用) 日本風力開発株式会社 取締役 E あきひこ 横山 明彦 AE 北陸電力株式会社 常務取締役 E E さとし AE よこやま 事 AE とおる 福島 AE 理 株式会社F-Power 取締役 E 武部 俊郎 AE 理 AE は せ が わ 事 隆 まこと つ る た AE 理 A E た け べ 事 E たかし AE こじょう 事 事 JX日鉱日石エネルギー株式会社 電気事業部長 AE おき 事 AE 理 E ひろゆき AE AE 理 電源開発株式会社 常務執行役員 AE 大村 博之 AE 理 し ろ う AE 事 株式会社エネット 取締役 営業本部長 E 大塚 史郎 AE 理 AE おおつか 事 AE 理 E ひさひと AE 等 東京大学名誉教授 益 遠藤 久 仁 AE 業 E ます AE 職 早稲田大学先進理工学部 電気・情報生命工学科教授 AE うえくさ 事 AE 理 E 岩本 伸一 AE な 東京ガス株式会社 執行役員 エネルギーソリューション本部 総合エネルギー事業部長 としやす 石井 敏 康 AE 理 主 AE 東京大学大学院 新領域創成科学研究科教授 E 以 (添付資料) 別紙1 役員異動届出書 上 別紙1 役員異動届出書 平成26年6月 日 経済産業大臣 茂木 敏充 殿 住 所 名称及び代表者の氏名 東京都千代田区 神田神保町二丁目 10 番地 10 一般社団法人 電力系統利用協議会 理事長 植草 益 次のとおり役員に異動があったので、送配電等業務支援機関に関する省令第 3条第2項の規定により届け出ます。 異動の内容 1.理事の退任 竹内昭、松本真治、三浦政彦 2.理事の選任 武部俊郎、長谷川俊行、福島透 異動の理由 竹内昭、松本真治、三浦政彦が任期満了により理事を退任し たため 異動の時期 平成26年6月17日 (竹内昭、松本真治、三浦政彦が任期満了により退任し、武部 俊郎、長谷川俊行、福島透が会員総会において理事に選任さ れた日) 第147回理事会 第4号議案 決議事項 平成26年6月17日 ルール策定委員会 地域間連系線の将来増強案に影響する系統アクセス検討に係わる 電力系統利用協議会ルールおよび解説の改正について 地域間連系線の将来増強案に影響する系統アクセス検討に係わる電力系統利 用協議会ルール改正の内容については、第146回理事会(平成26年5月 20日開催)においてご審議いただいた。 今回、これについて以下のとおり電力系統利用協議会ルールおよび解説の改 正案(別紙1)をとりまとめたので、ご決議いただきたい。 1.今回改正する内容について 第146回理事会に報告した内容に基づき電力系統利用協議会ルールおよび 解説の改正案を作成した。主な改正内容は以下のとおりである。 (1)第2章 設備形成ルール(特別高圧) ・地域間連系線整備計画に係わる調整プロセスにおいて、地域間連系線増強 の必要性等を検討する際には、その後の接続検討における前提条件への反 映方法もあわせて整理することが適当である旨をルール解説に記載する。 (2)第3章 系統アクセスルール(特別高圧) ・現行のルールでは、接続検討において地域間連系線の将来計画を考慮すべ きであることが十分明確ではないため、地域間連系線の計画を含めた将来 の系統構成を考慮のうえ、既設設備との接続点およびルートを選定する旨 をルール本文に記載する。 ・接続検討における地域間連系線の増強計画の考慮に係わる課題や、接続検 討を受け付けた一般電気事業者の送電部門の対応方法等をルール解説に 記載する。 2.今回改正するルールおよび解説の適用について 今回改正するルールおよび解説の適用日は、平成26年6月17日(本理事 会決議日)とする。 以 (添付資料) 別紙1 電力系統利用協議会ルールおよび解説新旧比較表 上 別紙1 電力系統利用協議会ルールおよび解説新旧比較表 平成26年 6月17日 電力系統利用協議会 現行ルール 改正後 改正理由 電力系統利用協議会ルール 電力系統利用協議会ルール 平成16年 平成26年 平成16年 平成26年 9月14日 3月18日 制 定 第32回改正 電 力 系 統 利 用 協 議 会 © 2004-2014 著作権所有:電力系統利用協議会 9月14日 6月17日 制 定 第33回改正 電 力 系 統 利 用 協 議 会 © 2004-2014 著作権所有:電力系統利用協議会 現行ルール 第3章 系統アクセスルール(特別高圧) 第8節 発電設備および需要設備と既設送変電設備との間の設備建 設についての基本的な考え方 改正後 第3章 系統アクセスルール(特別高圧) 第8節 発電設備および需要設備と既設送変電設備との間の設備建 設についての基本的な考え方 一般電気事業者の送配電部門は、接続検討における、発電設備および需要設備から一般電 一般電気事業者の送配電部門は、接続検討における、発電設備および需要設備から一般電 気事業者等の既設設備に至るまでの送変電設備の増強計画策定にあたり、系統の供給信頼度 気事業者等の既設設備に至るまでの送変電設備の増強計画策定にあたり、系統の供給信頼度 を維持しつつ、効率的・合理的な設備形成に努める必要がある。このため、一般電気事業者 を維持しつつ、効率的・合理的な設備形成に努める必要がある。このため、一般電気事業者 の送配電部門は、系統構成・設備規模を決定するうえで必要な項目について、以下に定める の送配電部門は、系統構成・設備規模を決定するうえで必要な項目について、以下に定める 基本的な考え方に従い、具体的な要件を定め公表する。 基本的な考え方に従い、具体的な要件を定め公表する。 1.既設設備との接続点およびルート 一般電気事業者の送配電部門は、以下を考慮のうえ、既設設備との接続点およびルート を選定する。 a.将来の見通し 改正理由 1.既設設備との接続点およびルート 一般電気事業者の送配電部門は、以下を考慮のうえ、既設設備との接続点およびルート を選定する。 a.将来の見通し ・将来の系統構成 ・将来の系統構成(地域間連系線の計画を含む) 接続検討における地域間連系線の ・需要分布の動向 など ・需要分布の動向 など 増強計画の考慮に係わる改正 b.用地、環境面 b.用地、環境面 ・自然条件 ・自然条件 ・社会環境との調和 ・社会環境との調和 ・用地取得の難易度 ・用地取得の難易度 ・各種災害の影響 など ・各種災害の影響 など c.工事・保守面 ・工事・保守の難易度 など d.経済性 ・建設工事費 など 一般電気事業者の送配電部門は、接続点およびルートの選定根拠を接続検討の申込者に 個別説明する。 c.工事・保守面 ・工事・保守の難易度 など d.経済性 ・建設工事費 など 一般電気事業者の送配電部門は、接続点およびルートの選定根拠を接続検討の申込者に 個別説明する。 現行ルール解説 改正後 電力系統利用協議会ルール 平成17年 平成26年 2月15日 3月18日 解説 制 定 第28回改正 電 力 系 統 利 用 協 議 会 © 2005-2014 著作権所有:電力系統利用協議会 改正理由 電力系統利用協議会ルール 平成17年 平成26年 2月15日 6月17日 解説 制 定 第29回改正 電 力 系 統 利 用 協 議 会 © 2005-2014 著作権所有:電力系統利用協議会 現行ルール解説 改正後 第2章 第7節 第8節 第9節 (新規追加) 改正理由 設備形成ルール(特別高圧) 地域間連系線整備計画に係わる調整プロセス<特定電源> 地域間連系線整備計画に係わる調整プロセス<不特定電源> 地域間連系線整備計画に係わる調整プロセス<安定供給> 接続検討における地域間連系線の 増強計画の考慮に係わる改正 地域間連系線増強計画の接続検討への考慮について 地域間連系線は、電力取引や緊急時応援など電源と同様の役割を担うため、同時期に地域 間連系線の増強と電源開発が計画されている場合は、接続検討において競合関係となること もある。 このため、地域間連系線整備計画に係わる調整プロセスにおいて地域間連系線増強の必要 性等を検討する際には、当該連系線増強地点の増強計画について、その後の接続検討におけ る前提条件への反映方法もあわせて整理することが適当である。 第3章 第8節 (新規追加) 系統アクセスルール(特別高圧) 発電設備および需要設備と既設送変電設備との間の設備建設についての 接続検討における地域間連系線の 増強計画の考慮に係わる改正 基本的な考え方 接続検討における地域間連系線の増強計画の考慮について 本節では、接続検討における、発電設備および需要設備から一般電気事業者等の既設設備 に至るまでの送変電設備の増強計画策定にあたり、系統構成・設備規模を決定するうえでの 基本的な考え方を示している。 なお、一般電気事業者の送電部門における設備増強計画の策定にあたっては、当協議会ル ール「第2章 第6節 信頼度評価方法」において、検討に使用する想定電源の考え方を規 定しているのに対し、流通設備(地域間連系線を含む)の増強計画の考え方については規定 していない。 しかしながら、流通設備のなかでも地域間連系線については、電力取引や緊急時応援など 電源と同様の役割を担うため、同時期に地域間連系線の増強と電源開発が計画されている場 合は、接続検討において競合関係となることもある。 地域間連系線は、系統利用や安定供給などの目的を兼ねており、その増強計画の決定過程 において多面的な評価や検討が必要となる場合が多い。これに鑑み、地域間連系線の増強計 画については、例えば当協議会の連系線整備計画に係る委員会等において、当該地域間連系 線を増強する必要性について共通の認識が醸成されていれば、増強計画の決定以前であって も接続検討の前提条件にできる場合がある。しかし、増強計画の決定過程において接続検討 の前提条件とできるかについては、増強候補地点の優位性や確実性など個々のケース(*1) で判断が異なると予想され、具体的な条件をルールで規定することは難しい。 現行ルール解説 改正後 このため、地域間連系線整備計画に係わる調整プロセスにおいて地域間連系線増強の必要 性等を検討する際には、当該連系線増強地点の増強計画について、その後の接続検討におけ る前提条件への反映方法もあわせて整理することが適当である。 また、接続検討を受け付けた一般電気事業者および関係する一般電気事業者の送電部門は、 当協議会への個別の問い合わせ(*2)をふまえて、総合的な判断に基づき検討することが適 当である。 (*1)具体的な増強地点が限定されているケースや、増強地点の候補が複数あるケースが考 えられる。 (*2)当協議会が問い合わせを受けた場合は、一般電気事業者が検討した接続検討結果を専 門委員会等で確認する。 改正理由
© Copyright 2024 ExpyDoc