千葉市保育料減免実施要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は、千葉市児童福祉措置費等の徴収に関する規則(平成15年3月3 1日千葉市規則第25号。)第2条に規定する徴収金等のうち、保育料にかかる減額 及び免除(以下「保育料の減免」という。 )に関し、必要な事項を定めるものとする。 (減免事由) 第2条 市長は、入所児童の属する世帯が次の各号に掲げる事由(以下「減免事由」と いう。)に該当し、かつ第1号から第3号及び第5号の減免事由については保育料の 納付が著しく困難であると認められる場合に、別表の区分に応じ、保育料を減額又は 免除することができる。 (1)火災、地震、風水害その他罹災等により、当該世帯が居住する家屋等が、著しい 損害を受けたとき。 (2)事業の倒産又は失業等により、当該世帯の収入が著しく減少したとき。 (3)同一世帯に属して生計を一にする父母または家計の主宰者となるそれ以外の扶養 義務者の疾病等により、当該世帯の支出が著しく増加したとき。 (4)入所児童の傷病又はその保護者の傷病、出産により通所することが不可能である と認められるとき。 (5)婚姻によらないで母又は父となった者であるとき。 (減免対象期間及び減免申請期間) 第3条 保育料の減免対象期間は、原則として減免事由が発生した日の属する月から減 免事由が消滅した日の属する月までとする。ただし、当該年度を越えてはならない。 2 前項に規定する減免対象期間が終了した後において、引き続き減免事由が存在する 場合は、再申請により減免対象期間を更新することができる。 3 第1項に規定する減免申請は当該減免対象期間の属する年度内に行わなければな らない。 (減免事由消滅等の申し出) 第4条 保育料の減免を受けている者は、減免事由の消滅又は変更が生じた場合は、そ の旨を申し出るものとする。 (減免の取消) 第5条 市長は、保育料の減免を承認した後において、減免事由が消滅した場合は、減 免の承認を取消すものとする。 2 市長は、減免の承認を取消す場合は、保育料減免承認取消通知書(様式第1号)に より申請者に通知するものとする。 (減免承認後の調査) 第6条 市長は、保育料の減免を承認した後において、当該世帯の状況について随時調 査し、必要に応じて関係書類を提出させるものとする。 (補則) 第7条 この要綱の施行に関し必要な事項は、こども未来局長が定める。 附 則 この要綱は、平成9年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成9年8月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成10年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成15年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成17年4月1日から施行する。 附 則 1 この要綱は、平成20年9月1日から施行する。 2 この要綱の施行日前に受理された、千葉市児童福祉措置費等の徴収に関する規則第 5条第2項に規定する保育料減免申請書(様式第5号)の取り扱いは、なお従前の例 による。 附 則 この要綱は、平成22年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成24年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成26年4月1日から施行する。 別 表 区分 減免事由 適用要件 減免方法 1号 火災、地震、風水害その 家屋及び家財の損失額(保険金 当該年の推定課税額に基づ 他罹災等により、当該世 等の補填額を除く)が罹災前の いた階層の保育料に再認定 帯が居住する家屋等が著 価格の 2 分の 1 以上の場合 しい損害を受けたとき 2号 事業の倒産又は失業等に 当該世帯の当該年の見込収入 当該年の推定課税額に基づ より、当該世帯の収入が 額が前年の収入額の3分の2 いた階層の保育料に再認定 著しく減少したとき 以下に減少した場合 (ただし、これ以外の場合にお いても、見込収入額の減少によ る家計への影響が甚大と認め た場合を含む。) 3号 同一世帯に属して生計を 当該世帯の当該月の不測の支 当該年の推定課税額に基づ 一にする父母又は家計の 出額が当該月の実収入額の3 いた階層の保育料に再認定 主宰者となるそれ以外の 分の 1 以上に増加した場合 扶養義務者の疾病等によ り、当該世帯の支出が著 しく増加したとき 4号 入所児童の傷病又はその 通所不可能な期間が30日以 保育料を全額免除(通所不 保護者の傷病出産により 上又は60日以上見込まれる 可能な期間が30日以上の 通所することが不可能で 場合(同一の理由では年度内に 場合は1か月、60日以上 あると認められるとき 5号 1 回のみの適用とする) の場合は2か月とする) 婚姻によらないで母又は 母子及び寡婦福祉法施行令第 所得税法第2条第1項第3 父となった者であるとき 1条第2号に該当する場合又 0号に規定する寡婦又は同 は同令第25条第7号に該当 項第31号に規定する寡夫 する場合 であるとみなして、同法第 81条及び租税特別措置法 第41条の17第1項の規 定の例により、所得税額を 算定した場合に得られる課 税額に基づいた世帯区分の 保育料に再認定(ただし、 再認定した世帯区分がA階 層及びD1~D13階層で ある場合を除き、地方税法 第292条第1項第11号 に規定する寡婦又は同項第 12号に規定する寡夫であ るとみなして、同法第29 5条第1項第2号、同法第 314条の2第1項又は同 条第3項及び第314条の 6の規定の例により、市町 村民税を算定した場合に得 られる課税額に基づいた世 帯区分の保育料に再認定) 備 考 1 当該年度の推定課税は次の算式により認定する。 1号を事由とする場合 (前年の課税対象所得額-当該年の住宅家財等の損失額の内雑損控除となり得る額)×税率 =推定課税額 3号を事由とする場合 (前年の課税対象所得額-当該年の不測の支出額(見込)の内所得控除となり得る額)×税 率=推定課税額 2 当該年の見込収入額は次の算式により認定する。 当該年の既収入額+減免事由の発生した日以降の見込収入額=見込収入額 上記算式で認定が困難な場合 当該年の既収入額+基準収入月額×減免事由の発生した日の属する月以降の月数+賞与見込額 =見込収入額 (基準収入月額は、減免事由の発生した日の属する月の賞与を除く収入額とし、当該収入額が 把握できない場合は減免事由発生後3か月における賞与を除く収入額の平均額とする。) 3 2号又は3号を事由とする場合で、減免対象期間が3か月を超える場合は、3か月経過時に 第6条に定める調査を実施するものとする。 4 減免事由に複数該当する場合は、減免額が最も大きい事由により認定する。
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