.2014年5月1日(毎月5日発行)YMCAニュース(月刊YMCA付録) 昭和22年10月27日第3種郵便物認可 定価30円 姫路YMCA聖句 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」 ローマ信徒への手紙12章15節 発行人;NPO法人姫路YMCA 発行所;揖保郡太子町原白毛山921 ℡079(277)1872 URL http://www/himeji-ymca.org 「一粒の麦は、地に落ちて死ななけれ ば、一粒のままである。 だが、死ねば多く の実を結ぶ。」 (ヨハネ福音書 12章24節) 風薫る5月山々の緑が色濃く感じられる 季節となりました。いかがお過ごしでしょう か。 4月16日に起きた韓国南西部全羅南道 の珍島(チンド)近くの海上で修学旅行中 の韓国の高校生ら乗員乗客477人が乗っ た「セウォル号」の沈没した事故がありました が、今も多くの方が行方不明で懸命な捜 索活動が続けられています。本当に胸の 痛む思いです。 事故の原因は、急旋回したことで過積 載の積み荷が荷崩れし、バランスを崩して 転覆に至ったとのこと。船長が真っ先に脱 出したり、運航会社が安全教育を怠るなど ずさんな安全管理態勢が被害を拡大さ せ、人災であるといわれています。その中で 注目されているのが、「みんなを助けた後に 私も行くから」。おびえる乗客を最後まで励 まし続け、自らは犠牲となった女性乗務員 パク・チヨンさん(22歳)のことが報道されまし 4/6 春の親子体験 大釜でカレーづくり た。パクさんは傾き始めたセウォル号の3階 食堂付近にいた悲鳴を上げる修学旅行 中の高校生らに、救命胴衣を次々と着せ ていきました。時間の経過とともに船体がさ らに傾き、船内にパニック状態が広がって も、パクさんは「安心して。みんな救出され るから」と笑顔で鼓舞し続けました。「早く海 に飛び込んで!」。こう叫んだ直後、パクさ んの姿は見えなくなったということです。生 徒らは漁船などに救助される一方、パクさ んは遺体で見つかりました。 上記に紹介しましたディーン・リーパーさんのご長男で広島平和文化セ ンター前理事長のスティーブン・リーパー氏の記事が東京新聞朝刊に 掲載 されました。スティーブン・リーパー氏は、4月4日に燦葉(さんよう)出 版社から『日本が世界を救う - 核をなくすベストシナリオ -』 を出版 しました。核兵器廃絶のために世界を奔走しているリーパー氏の働きをど のように支援し、世界の平和文化構築のために貢献できるか、この本を読 んで考えていただけたらと思います。 日本YMCA同盟 島田茂総主事推薦 ■題 名:『日本が世界を救う - 核をなくすベストシナリオ -』 ■出版社 燦葉(さんよう)出版社 ■著者: スティーブン・リーバー ■1200円+税 ■ISBN 978-4-87925-113-8 ■発行日 平成26年4月4日 ■著 者 スティーブン・リーパー ■編集協力 PEACE NEWS JAPAN ■概 要 東京オリンピックの2020年は、人類が「核の脅威」から解放さ れるときです。日本はその実現に、大きな役割と力をもっています。日本 がその大役を果たせば、世界から愛され、オリンピックは大成功をおさめ るでしょう。 この話を聞くと1954年9月26日の洞爺丸事 故のディーン・リーパーさんのことが思い出され ます。青函連絡船の洞爺丸は、大型の台風 がちかづく函館港を出港、青森へ向かいまし た。アメリカ人宣教師でYMCA主事のティーン もその船に乗っていました。まさか、数時間後 に、死者1155人、「世界で2番目」といわれる ほどの大事故に巻きこまれようとは、夢にも思 わずに。ディーンは自分の救命胴衣をぬい で、ちかくにいた日本人にわたしました。さらに 目の前を流れていく救命胴衣をつぎつぎに渡 して自分は犠牲となりました。妻と4人の子ども たちをおいて、33歳の生涯をかけぬけていった 彼のすがたは、残された多くの人びとの心に、 いまも生きつづけています。ディーンの長男ス ティーブンは、広島で 平和運動の働きに従 事しています。4月20 日イエス・キリストの復 活を祝うイースターが ありましたが、こうした尊 い犠牲となった働きに イエス・キリストの生き 方を感じています。 5月の予定 5月 3日(土) 姫路Gワイズ例会BBQとタケノコ堀 (新井メン宅) 5月 4日(日)~5日 春季リーダートレーニング 5月 8日(木) 姫路Gワイズ事務会 5月 9日(金) YYサロン 姫路ワイズ例会(姫路労働会館) 5月10日(土) 子ども会デイキャンプ 5月11日(日) 森の幼稚園(生サポ)、 姫路Gワイズ広峰山清掃 5月15日(木) 常議員会 5月16日(金) YYサロン 5月17日(土) 子ども会デイキャンプ 5月18日(日) 野外定例5月活動 5月21日(水) 姫路ワイズ役員会 5月23日(金) YYサロン 5月24日(土) 森の幼稚園(生サポ)&太子ワーク 5月25日(日) 太子キャンプ場説明会 &太子ワーク 5月30日(金) 総会、 5月31日(土) 子ども会デイキャンプ 4 月の 活 動 報 告 4/5(土) 姫路ワイズメンズクラブ4月例会 太子ワーク&山菜天ぷらバーティー 太子キャンプ場の案内板作りを目的に、姫路ワイズメンズクラ ブの4月の活動が行われました。プールや広場など今年の夏はメン バーにとってわかりやすくなると期待しています。昼食より植物 に詳しい安平和彦氏(弁護士、姫路ロータリィー、姫路Y会員)をお招 きし食べられる植物の話を伺い、その後有志で JR播磨勝原駅から京見山―キャンプ場へとハイ キングをしました。途中でわらびや三つ葉アケ ビの芽、椿にタンポポ、ノビルなど天ぷらのネ タになる春の食材を採集しました。すぐにみん なでてんぷらにしておいしくいただきました。 4/6(日) 春の親子体験野外活動!! これから野外活動に参加したい人を対象に、親子で野外活動を 体験。天気は少し雨が降り、あいにくの天気でしたが、カレーづ くり、飯盒炊さん、キャンプの 活動と親子、リーダーが一緒に なって楽しく野外活動を体験し ました。野外活動は体験学習。 さまざまのことにチャレンジし 体験する野外活動に乞ご期待! 4/11(金) YYサロン 今年度最初のYYサロンがありました。YYサロ ンはキャンプ場の整備をしながらおいしくお茶を いただく会です。今回は伐採した木で飯盒炊さん に使う薪づくりをしました。いい汗を流したい人 集まれ!楽しいワークとおいしいお茶が待ってい ます。 4/29(火) 瀬戸山陰部 YYYフォーラム in 太子 YYYフォーラムとはYMCAのサポートクラブであるワイズメン ズクラブのY、若者を表すYouthのY、YMCAのYです。連帯し て一つのことに取り組むことを目的として行われます。今回は岡 山、鳥取、姫路のそれぞれの地から45名が集まって、青少年の キャンプを行っている太子キャンプ場を彩るためにトーテムポー ルつくりに励みました。天候はあい にくの雨でしたが、それぞれの土地 柄や思いを描いた素晴らしいトーテ ムポールが5体出来上がりました。 7月に設置を予定しています。太子 キャンプ場利用の団体でトーテム ポールつくりにチャレンジしたいグ ループがあればぜひ申し出てくださ い。良い思い出となること請け合い です。 姫路YMCA スタッフを募集しています!!! 子どもや若者と関わることが好きな方、どしどしご応募ください!! 資格:大学卒業者、子どもと関わることが好きな人。 野外活動経験があることが望ましい。 年齢:35歳くらいまで 雇用形態:常勤職員 内容:幼児~高校生の成長支援 ユースリーダーの指導 レクリエーション指導 太子キャンプ場の管理・運営他 NPO法人 姫路Y M C A URL http://www.himeji-ymca.org/ 4/19(土) 子ども会デーキャンプ始まる! 安田子ども会のデーキャンプがありました。天気に恵まれ 野外料理、アーチェリー、ハイキングなど楽しく過ごしま した。帰りがけに。来年もまたくるでー!との声にうれしく 思いました。 4/20(日) 野外活動クラブ 2014年度最初の活動がありました。心配されていた天気 も何とか晴れ今年から参加のメンバーも含めて31名が太子 キャンプ場に集いました。4月はアイスブレイクでお互いの緊 張感を解き仲間意識を高めようと様々なゲームや課題に取り 組み、楽しそうな声がキャンプ場に響き渡るいい雰囲気の中 での活動となりました。この一年のみんなの成長ぶりが楽し みです。 4/27(日) 里山クラブ 4月27日に里山クラブの例会が開催され ました。今回は春をおいしく感じようと いうテーマでピザ作りにチャレンジ。 当日は初夏を思わせるような素晴らしい 天候になり、午前中はピザの生地作り。 それぞれ工夫を凝らしたトッピング、火 おこしをしてピザ窯とダッチオーブンで ピザ作りに専念しました。少し焦げたり したグループもありましたが、次回は もっとうまく焼くぞとの決意のもとに、 自分たちで作ったピザをおいしくいただ きました。 午後は白毛山山頂にみんなでハイキン グ、幼児も頑張って登りました。 次回の里山は7月6日に七夕と天体観測 を予定しています。またのご参加をお待 ちしています。 会員総会公示 期 日 2014年5月30日(金) 19:00~21:00 場 所 姫路労働会館 第1会議室 議 事 1)2013年度 姫路YMCA活動報告 2)2013年度 姫路YMCA会計報告 3)2014年度 姫路YMCA活動計画 4)2014年度 姫路YMCA活動予算 5)常議員選任 学 び “ 現代社会における野外活動の意味” スピーカー:橋本好幸氏 神戸高専副校長、 姫路YリーダーOB 太子教育キャンプ場 デイキャンププログラム 3月21日に募集開始しました、今年度のデイキャンププ ログラムは、地域子ども会、青少年団体、教会関係などから 合計2500名の申込みを受け付けています。8月は予約を 終了していますが、シーズン外、7月中は若干の余裕があり ますので、ご希望の方は是非お申込みいただきますよう、お 待ちしています。 プログラムの様子をインターネットで動画配信しています。 太子キャンプ場 ユーチューブ で検索してください! 〒671-1502 揖保郡太子町 原 白毛山921 TEL 079-277-1872 F A X 079-277-1803
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