Shoe Goo MSDS Japanese

Shoe Goo MSDS
製品安全データシート
印刷日: 2006年7月7日
バージョン: 2
改訂日:2006年7月7日
1. 会 社 お よ び 製 品 特 定
製品番号: AC-718NF
製品名: AC-718-NF NATURAL/BLACK/WHITE
サプライヤー:
AC Products, Inc.
172 East La Jolla Street
Placentia, CA 92870
714-630-7311
緊急電話番号:
* 24時間輸送:
**CHEMTREC: 1-800-424-9300
703-527-3887 (米国以外コレクトコール)
* 24時間緊急健康および安全:
**QUAKER CHEMICAL CORPORATION: (800) 523-7010(米国内のみ)
米国以外電話(703) 527-3887
2. 組 成 /原 料 に 関 す る 情 報
有害成分
成分
CAS番号
重量%
OSHA(米
国労働安
全 衛 生
局)限度
OSHA
TWA ( 最
終):
ACGIH(米
国産業衛
生専門家
会議)限度
ACGIH 暴 露
限度
テトラク
ロロエチ
レン
キシレン
127-18-4
60-70
100ppm
25 ppm
100ppmSTEL
1330-20-7
1-5
100ppm
435mg/m3
100 ppm
150ppmSTEL
ベンダー
暴露限度
3. 危 険 有 害 性 物 質 の 特 定
緊急関連事項
眼を刺激する。
吸入および皮膚に接触すると危険。
飲み込むと危険。
表示語: 危険
暴露の主な経路:
眼、皮膚、および吸入。
目の接触:
眼に深刻な被害を及ぼす危険がある。
皮膚接触:
長期の皮膚接触は皮膚の脱脂および皮膚炎を引き起こすことがある。
吸入:
呼吸器に炎症を引き起こす場合がある。 高濃度の蒸気の吸入は頭痛、めまい、倦怠感、吐き気、
嘔吐などを引き起こすことがある。
経口摂取:
経口摂取は消化管の炎症、吐き気、嘔吐、下痢を引き起こすことがある。 経口摂取後の
嘔吐により肺に製品が入る危険がある。
物理化学的性質:
製品が供給されたことから生じる危険はない。
4. 応 急 処 置
一般事項:
汚染された衣服および履物を直ちに脱ぐ。
石けん及び水で洗い流す。
医師を直ちに呼ぶ。
本安全シートを手当に当たる医師に見せる。
目の接触:
大量の水で少なくとも15分間洗い流し、医師に連れて行く。
皮膚接触:
大量の水で少なくとも15分間洗い流す。 接触者の気分がすぐれず、皮膚炎症の症状があらわれた場合、医
師に連れて行く。
経口摂取:
医師に連れて行く。 吐かせない。 経口摂取後の嘔吐により肺に製品が入る危険がある。 意識のない人に
決して口から物を与えない。
吸入:
蒸気または分解生成物を誤って吸入した場合は、新鮮な空気のある場所に移動する。 呼吸していない場合、
人工呼吸を施す。 息切れする場合、酸素を与える。 医師に連れて行く。
医師に対する注意:
本製品はテトラクロロエチレンおよびキシレンを含む。
身体への暴露により悪化した場合の病状: 皮膚炎およびぜんそく。
5. 消 火 措 置
引火点(°C):
引火点(°F):
引火点方法:
沸騰するまで引火しない。
沸騰するまで引火しない。
PMCC
空気中での引火性限界-上限(%): 未確定。
空気中での引火性限界-下限(%): 未確定。
適切な消化剤: 二酸化炭素(CO2)、粉末、泡。
特定の危険:
本物質で地下水を汚染しないようにすること。
特異な危険:
報告されていない。
消防士のための特別な防護具:
あらゆる火事と同様、プレッシャデマンド式MSHA/NIOSH(承認または
同等のもの)自給式呼吸器および全身保護衣を着用する。
特定の方法:
噴霧器を備えた冷却容器/タンク。
6. 漏 出 時 の 措 置
個人に関する注意事項:
人員を安全場場所に避難させる。 個人用保護具を使用する。 適切な換気を行なう。 皮膚、眼、衣服に接
触しないようにする。 蒸気/ほこりを吸い込まない。
環境に関する注意事項:
地表水や汚水システムに流さない。 大量の流出に至る場合は、地元当局に連絡すること。
洗浄の方法:
不活性吸収材(砂、シリカゲル、酸性結合剤、万能結合剤、おがくずなど)で吸い取る。 運ぶ際は容器を地
面に置き固定する。
7. 取 り 扱 い お よ び 保 管
取扱い
技術的措置/注意:
適切な換気が行われた場所でのみ使用する。 個人用保護具を着用する。
安全な取扱に関する事項:
換気が不十分な場合、適切な呼吸装置を着用する。
貯蔵
技術的措置/貯蔵条件: 容器を固く締め、涼しいよく換気された場所に保管する。
混合してはいけない製品:
強酸化剤
安全な貯蔵温度:
40-100 ° F (17 – 37C)
保存期間:
24ヶ月
8. 暴 露 防 止 /保 護 措 置
成分
テトラク
ロロエチ
レン
キシレン
技術的措置:
ACGIH 限
度
ACGIH 暴 露
限度
OSHA 限
度
OSHA
TWA
(最終):
NIOSH( 米
国労働安
全衛生研
究所) ポケ
ットガイ
ド
TWAs:
ベンダー
暴露限度:
25 ppm
100ppmSTEL
100ppm
なし
なし
100 ppm
150ppmSTEL
100ppm
435mg/m3
なし
なし
適切な換気を行なう。 換気が不十分な場合、適切な呼吸装置を着用する。
個人用保護具
一般事項: 洗顔および安全シャワー
呼吸装置: 噴霧などに暴露する場合、適切な個人用呼吸保護具および保護衣を着用する。
手の保護: ネオプレン手袋
皮膚および身体の保護: 耐薬品エプロン、長袖の衣服。
眼の保護: ゴーグル。
衛生措置: 皮膚、眼、衣服に接触しないようにする。
9. 物 理 的 ・ 化 学 的 性 質 :
物理的状態: ペースト状。
色: 明るい琥珀色
におい: 特徴的
蒸気圧: 未確定。
蒸気密度: 未確定。
揮発性有機化合物含有製品(g/L) 39 g/L
揮発性有機化合物被覆(g/L) 85
有害大気汚染物質含有製品(g/L): 906
溶解度: 不溶性
蒸発速度: 未確定。
pH: NA
引火点( C): 沸騰するまで引火しない。
引火点( F): 沸騰するまで引火しない。
熱分解温度: 未確定
自己発火点: 未確定
密度 @ 15.5 ° C (g/cc) : 1.317
かさ密度@ 60 ° F (lb/gal): 10.99
分配係数(n-octanol/water, log Pow):
未確定
爆発性:
- 上限: 利用データなし。
- 下限: 利用データなし。
10. 安 定 性 お よ び 反 応 性
安定性:
推奨保存条件で安定。
避けるべき条件:
熱、火および火花。
爆発の危険
避けるべき物質:
強酸化剤
有毒分解生成物:
酸化炭素、熱分解は有害ガスおよび蒸気を発生することがある。
重合:
非適用
11. 毒 性 資 料
..
本製品に関して利用できる毒性資料はない。 成分に関して入手されたデータは以下の通りまとめられる。
キシレンに対する過剰な暴露は中枢神経系に影響する場合があり、騒音に対する暴露が原因の聴覚障害を悪
化させる場合がある。 動物実験によれば、キシレンは人間の生殖および発達に対して有害である可能性が
ある。 テトラクロロエチレンに対する過度な暴露は、動物実験によれば、不可逆的な呼吸器疾患または他
の臓器の疾患の原因となることがある。 過剰暴露の兆候および症状は中枢神経作用および麻酔または麻薬
作用である場合がある。 動物実験では、肝臓および腎臓への影響もみとめられる。テトラクロロエチレン
は、いくつかのネズミに対する実験において、悪性腫瘍の自然発生率を増加させることが示されている。
成分
NTP( 米 国 毒 性
プログラム):
IARC(国 際 癌 研
究機関):
OSHA指定発癌
物質
NIOSH 指 定
LD50( 半 数 致 死
量 ) お よ び
LC50( 半 数 致 死
濃度)
テトラクロロエ
チレン
発癌性物質であ
ると合理的に推
定される。
グ ル ー プ 2A( 人
間に対して発癌
性があるおそれ
がある。)
記載済み
2629mg/kg 経 口
でラットの半数
致 死 量 、
5200mg/kg 吸 入
でマウスの半数
致死濃度。
キシレン
発癌性の証拠あ
り。
国際癌研究機関
(IARC) に よ れ
ば、この製品は
発癌性を示す物
質を含んでいな
い。
OSHA に よ れ
ば、この製品は
発癌性を示す物
質を含んでいな
い。
4300mg/kg 経 口
でラットの半数
致 死 量 、
5000ppm 吸 入
でラットの半数
致 死 濃 度 、
1700mg/kg 皮 膚
吸収でウサギの
半数致死量。
12. 生 態 学 的 情 報
持続性および分解性: 情報なし。
移動性: 利用データなし。
生物濃縮: 利用データなし。
生体毒性作用: 利用データなし。
水生毒性: 未確定
テトラクロロエチレン
生体毒性-魚種データ
キシレン
生体毒性-魚種データ
LC50 (Lepomis macrochirus - 96h) = 12.9 mg/L
LC50 (Lepomis macrochirus - 96h) = 13.4 mg/L
LC50 (Oncorhynchus mykiss - 96h) = 4.99 mg/L
LC50 (Oncorhynchus mykiss - 96h) = 5.28 mg/L
LC50 (Pimephales promelas - 96h) = 13.4 mg/L
LC50 (Lepomis macrochirus - 96h) = 16.1 mg/L
LC50 (Pimephales promelas - 96h) = 26.7 mg/L
LC50 (Oncorhynchus mykiss - 96h) = 8.05 mg/L
13. 処 分 上 の 注 意
残留物/未使用製品の廃棄: 地方政府および中央政府規則に従う。 環境に放出するべきではない。
汚染された包装物: 空の容器を再利用しないこと。
洗浄の方法: 不活性吸収材(砂、シリカゲル、酸性結合剤、万能結合剤、おがくずなど)で吸い取る。 運ぶ際
は容器を地面に置き固定する。
成分
テトラクロロエチレン
127-18-4
RCRA(資源保全再生法) - Fシリーズ廃棄物
有害廃棄物: (廃棄物番号F025); 廃棄物説明: 凝縮ライ
トエンド、使用済みフィルター、フィルター助剤、およびある種の塩素化脂肪族化合物炭化水素の製造から
生じる使用済み乾燥廃棄物で遊離基触媒プロセスによるもの。
RCRA(資源保全再生法) - Uシリーズ廃棄物
廃棄物番号U210
RCRA - 有害成分廃棄物番号U210
付属資料
RCRA - D シリーズ- 最大
0.7 mg/L規制レベル
濃縮
成分
キシレン
1330-20-7
RCRA(資源保全再生法) - Uシリーズ廃棄物
記載済み
米国運輸省:
UN/NA ID番号: UN 2810
積荷名: 有害液体, 有機物, (他に既定のない限り) (テトラクロロエチレンおよびキシレンを含有)
危険物分類
6.1
副次的危険性:
梱包グループ: III
RQ: テトラクロロエチレン, RQ kg = 70
緊急対応ガイド番号: ERG 153
TDG(危険物輸送) (カナダ):
UN nr: UN 2810
積荷名: 有害液体, 有機物, (他に既定のない限り) (テトラクロロエチレンおよびキシレンを含有)
TDG危険物分類: 6.1
副次分類:
梱包グループ: III
IMDG(国際海上危険物規則)/IMO(国際海事機関):
UN nr: UN 2810
積荷名: 有害液体, 有機物, (他に既定のない限り) (テトラクロロエチレンおよびキシレンを含有)
分類: 6.1
副次分類:
梱包グループ: III
EMS: F-A, S-A
制限量: 5 L
海洋汚染物: 海洋汚染物
IATA(国際航空運送協会)/ICAO(国際民間航空機関):
UN nr: UN 2810
積荷名: 有害液体, 有機物, (他に既定のない限り) (テトラクロロエチレンおよびキシレンを含有)
危険物分類: 6.1
副次分類:
梱包グループ: III
貨物のみの場合の最大量: 220 L
旅客の場合の最大量: 60 L
制限量: 2 L
15. 規 制 法 律 に 関 す る 事 項
分類および表示
OSHA危険有害性周知基準: 本製品はOSHA危険有害性周知基準にもとづき危険物であると判断される。
カナダ- WHMIS(作業場危険有害性物質情報システム)分類情報: 本製品は管理製品規則の危険基準に従っ
て分類されており、製品安全データシートは同規則が要求するすべての情報を記載している。
製品分類: クラスD1- 有毒および感染物質: 即時かつ重大な毒性作用
クラスD2B - 有毒および感染物質: その他の毒性作用-includes 刺激剤、皮膚感作物質、および慢性的な健
康上の影響。
製品分類図表示:
成分分類データ:
テトラクロロエチレン- 127-18-4
WHMIS危険物分類: 記載済み
キシレン- 1330-20-7
WHMIS危険物分類: B2, D2A, D2B
カナダ国立汚染目録データ:
テトラクロロエチレン- 127-18-4
カナダ-国立汚染排出目録
記載済み
キシレン- 1330-20-7
カナダ-国立汚染排出目録
記載済み
米国規則:
SARA(スーパーファンド法) (311, 312) 危険分類: 本製品は次のSARA危険カテゴリーを有している:
即座の健康への影響(急性): あり
後日の健康への影響(慢性): あり
可燃性: なし
圧力: なし
反応性: なし
テトラクロロエチレン- 127-18-4
CERCLA(包括的環境対処・補償・責任法)/SARA(スーパーファンド法) 313 排出報告
キシレン- 1330-20-7
CERCLA/SARA 313 排出報告
RCRA状況
記載済み
記載済み
セクション13に記載
テトラクロロエチレン- 127-18-4
CAA(大気汚染防止法) - 1990 有害大気汚染物質: 記載済み
水質汚染防止法-優先汚染物質
記載済み
キシレン- 1330-20-7
CAA(大気汚染防止法) - 1990 有害大気汚染物質: 記載済み
水質汚染防止法-有害物質
記載済み
州規則(RTK):
カリフォルニア建議65状況: 本製品の成分には微量の記載済化合物を含むものがある。 微量の記載済化学
物質であるナフタレンを含むことがある。
成分
カリフォルニア州建議65
テトラクロロエチレン- 127-18-4 記載済み
テトラクロロエチレン- 127-18-4
MARTK: 記載済み
NJRTK: 記載済み
PARTK: 記載済み
キシレン- 1330-20-7
MARTK: 記載済み
NJRTK: 記載済み
PARTK: 記載済み
成分
ミシガン重大物質登録リスト: 記載済み
テトラクロロエチレン- 127-18-4
キシレン- 1330-20-7
記載済み
目録状況:
米国有害物質規制法(TSCA) - セクション8(b)目録: 本製品はTSCAを適合している。
カナダDSL(国内物質リスト)目録リスト- 本製品はDSLを適合している。
EC EINECS(欧州既存商業化学物質目録)/ELINCS(欧州届出化学物質リスト)/NLPリスト: 順守について未
確定。
16. そ の 他 の 情 報
本データシートの作成に使用された主なデータの出典: 含有物の製品安全データシート。
改訂の理由: 本データシートは前の版のセクション1に対する変更を含んでいる-Naturalを製品名に追加。
作成者: Quaker Chemical Corporation -Safety, Health and Environmental Affairs Group - US
危険有害性情報システム(HMIS)分類:
健康:
2*
NFPA(全国防火協会)格付け:
健康:
2
可燃性: 可燃性:
0
0
反応性: 反応性:
0
0
個人用保護具:
G
NA
特別:
* は慢性的な健康への影響の可能性があることを示す。
個人用保護措置に関する推奨事項については購入者による検討が必要である。 作業場条件は適切な保護措
置を決定するのに重要な要素である。
免責事項
本製品安全情報は、安全/健康/環境規則に対する準拠について、当社のカスタマーによる評価を支援するこ
とを目的に提供される。 本データシートに記載された情報は当社が利用することのできたデータに基づい
ており正確を期している。 しかし、本データの正確性、データの使用による結果、または製品の仕様に関
連する危険に関して、商品性、あらゆる用途に対する適正性その他に関する保証は、これを表明したり暗示
するものではない。 本製品の使用は使用者の排他的制御の内にあり、したがって本製品の安全な使用のた
めの条件の決定は、使用者の責任において行われるものである。 かかる条件は本製品に関するすべての規
則に準拠している必要がある。 AC Productsは、本製品の使用により生じた負傷や損害については、直接
的であるか必然的であるかを問わず一切責任を負わない。ただし、かかる負傷や損害がAC Productsの重大
な過失に帰せられる場合にはこの限りではない。
本安全データシートは以上で終わり。