プリンストンテクノロジー製タブレット Mac OS X 用ドライバー簡易ガイド ドライバー名 :PenPad V2.13 対応機種 :PTB-S3BK、PTB-S2S、PTB-S1BK、PTB-W1 シリーズ、PTB-MT2 対応 Mac OS :10.4 ~ 10.8 備考 :製品添付ガイドから変更になった箇所を記載しています。 2012 年 8 月 タブレットの準備 ドライバーのインストール 弊社 Web ページからタブレット設定用のドライバーソフトウェアをダウン ロードし、インストールします。 1. 下記弊社 Web ページよりファイルをダウンロードします。 http://www.princeton.co.jp/download/dl.html の各製品ページからダウンロードしてください。 2. ダ ウ ン ロ ー ド し た 「PenPad V2.13」 ア イ コ ンをダブルクリック、ま たは [control] キーを押し ながらクリックし [ 開く ] をクリックします。OS の 「認証」画面が表示されま す。OS に設定されている パスワードを入力してく ださい。 MacOSX10.8 ではセキュ リティ強化により、ダブ ルクリックでは右の画面 が表示され、実行出来ま せんのでご注意ください。 3. [Continue] をクリックし ます。 2 4. [Install] をクリックして、インストールを開始します。 [Install] をクリックして、 インストールを開始しま す。 5. [Restart] をクリックした後、パソコンを再起動してください。 インストールが完了した ら [Restart] をクリックし てください。その後パソ コンを再起動してくださ い。 インストールに使用した ファイルはアンインス トールでも使用しますの で、USB メモリー等に保 管することをお勧めしま す。 6. パソコンにタブレットを接続します。 タブレットの USB コネク タ、USB ドングル等をパ ソコンに接続します。 初めてタブレットを接続 するとパソコンが自動的 に認識します。 3 設定画面の表示 タブレットの動作設定を行う場合は、下記の手順でタブレットの設定画面を 表示します。 アプリケーションから「PenPad」 をダブルクリックすると、 「タブ レットの設定」が表示されます。 画面上部のボタンをクリックし て、設定を行います。 タブレットの設定は「タブレットの設定」(P.5) を参照してください。 4 タブレットの設定 ペンの設定 [ ペン ] を選択すると、ペンの感度やサイドボタンの設定画面を表示します。 ( 画面は PTB-S1BK を接続したときのものです ) 1 3 2 4 5 6 1 傾斜感度 (PTB-S3BK、PTB-S2S、 PTB-S1BK) ペンの傾斜角度に対するタブレットの感 度を設定します。 5 2 ペンの硬さ クリックやドラッグ操作する際に、ペン に加える圧力を調整します。 [ 詳細設定 ] ボタンを押すと、ペン感度に 関する詳細設定画面を表示します。 「ここからお試しください」の四角いエリ アに実際にタッチしながらテストできま す。 3 サイドボタン 1 サイドボタン 2 ペンのサイドボタンを押した際に使用す る操作を登録します。 ■サイドボタンに設定できる操作 ・クリック ・ダブルクリック ・メニュー表示 ・ミドルクリック 4 ダブルクリックの 速度 ダブルクリックした際に、反応する速度 を設定します。 5 デフォルト 設定を初期設定に戻します。 6 マクロキー マクロキーマネージャー (P.17) を表示し ます。 6 マッピング [ マッピング ] を選択すると、タブレットの動作モードや作業範囲に関する 設定画面を表示します。 2 3 1 4 5 1 作業領域設定 画面でタブレットを使用する範囲を設定 します。 「モニター領域」で「一部」を選択してい る際に、赤い枠をドラッグして、タブレッ トとして使用する範囲を任意に設定でき ます。 タブレットは、画面の設定した範囲内で のみ動作します。 画面の一部が使えます。 7 2 タブレットの向き (PTB-S1BK のみ ) タブレットの向きを変えて使用する場合 は、 リストをクリックして「90° 回転」 「180 ° 回転」 「270° 回転」を選択します。 3 モード タブレットの動作モードを設定します。 初期設定では、タブレットの操作エリア とデスクトップの範囲が同じ設定になっ ています。( ペンモード ) ペンモード ( 絶対座標 ) 操作エリア=デスクトップの範囲として動作 マウスモード ( 相対座標 ) 通常のマウスと同じ動作 「マウス」に印を付けると、マウスモード の設定画面に変わります。 通常のマウス設定と同様に、加速度やス ピードを設定します。 4 モニター領域 全画面 全画面をタブレットの全領域に設定し ます。( 初期設定 ) モニター デュアルディスプレイの場合、片方の モニターにタブレットの領域を設定す ることが出来ます。 作業領域設定をしている場合に選択し 一部 ます。 縦横比を 作業領域設定をしている場合、タブレッ 領域に合 トの操作エリアの縦横比を画面の作業 わせる 領域の縦横比に合わせます。( この際、 タブレットの左上が基点になります。 そのため、作業領域の設定によっては 使用しない操作エリアが出来ます ) 5 デフォルト 設定を初期設定に戻します。 8 エクスプレスキーについて PTB-S3BK には 4 個、PTB-S1BK には 8 個の『エクスプレスキー』が搭載 されています。 『エクスプレスキー』には下記の使い方があります。 ・消しゴム機能を使用する ・ 「Command」 「Control」 「Option」 「Shift」 「Tab」 「Space」キーとして使用する ・キーボードマクロを登録 / 実行する ・アプリケーションを登録する ・マウスのボタンとして使用する ・精密モードを使用する ・描画モニター切替機能を使用する エクスプレスキーの設定方法 初期設定では、 あらかじめいくつかのキーが割り当てられています。タブレッ ト設定画面で、[ エクスプレスキー ] を選択すると、 『エクスプレスキー』に 関する動作設定画面を表示します。 1 2 画面は PTB-S3BK 9 変更する場合は、ドロップダウンリストから 割り当てたい機能を選択します。 1 2 画面は PTB-S1BK 変更する場合は、ドロップダウンリストから 割り当てたい機能を選択します。 10 1 キー設定 マクロ作成 「Command」 「Control」 「Option」 「Shift」 「Tab」 「Space」キーを任意のボタンに設 定可能です。複数選択も可能です。 各キーをマクロキーとして使用すること ができます。あらかじめ操作を登録する ことで、キーが押されたときに登録され た操作を自動実行できます。 キーボードから登録したいキー操作を入 力してください。 よく使われるキー操作は、右下のプルダ ウンメニューから選ぶこともできます。 [ 削除 ] をクリックすると、直前に入力し たキーを削除します。 [ クリア ] をクリックすると、入力されて いるキーを削除します。 [OK] をクリックして [ 名前 ] を入力しま す。再度 [OK] をクリックすると、入力さ れているキーが登録されます。 11 開く / 起動 ... 任意のアプリケーションを登録すること により、アプリケーションを起動するこ とが可能です。 [ 参照 ] ボタンをクリックして任意のアプ リケーションを選択し、最後に [OK] をク リックします。 クリック マウスの機能を割り当てます。 ・クリック ・ダブルクリック ・メニュー表示 消しゴム キーを押している間、対応アプリケーショ ンでペンを消しゴムとして使用すること ができます。 動作確認済みソフトウェア Adobe 社製 Photoshop 2 精密モード キーを押している間、ペンの動きが遅く なりより細かく描くことができます。 すべてのウィンドウ キーを押すと、起動しているアプリケー ションや開いているフォルダーを全て表 示します。 描画モニター切替 キーを押すごとに、タブレットの使用可 能なディスプレイを切替えることができ ます。 無効 エクスプレスキーを無効にします。 デフォルト 設定を初期設定に戻します。 12 ナビゲーションホイールについて (PTB-S3BK) PTB-S3BK には、 『ナビゲーションホイール』が 2 個搭載されています。 『ナビゲーションホイール』には下記の使い方があります。 ・上下スクロール機能を使用する ・ズームイン、ズームアウト機能を使用する ・ボリュームコントロールを使用する ・キーボードマクロを登録 / 実行する ・プログラム切替機能を使用する ナビゲーションホイールの設定 タブレット設定画面で [ ナビゲーションホイール ] を選択すると、 『ナビゲー ションホイール』の設定画面を表示します。 1 2 変更する場合は、プルダウンメニューから割り当てたい機能を選択します。 1 スクロール マウスのスクロール機能を割り当てます。 13 ズーム 左回り:ズームアウト 右回り:ズームイン ボリューム 左回り:音量を下げる 右回り:音量を上げる マクロ作成 左回りと右回り、それぞれを別のマクロ キーとして使用することができます。あ らかじめ操作を登録することで、ホイー ルが回されたときに登録された操作を自 動実行できます。 キーボードから登録したいキー操作を入 力してください。 よく使われるキー操作は、右下のプルダ ウンメニューから選ぶこともできます。 [ 削除 ] をクリックすると、直前に入力し たキーを削除します。 [ クリア ] をクリックすると、入力されて いるキーを削除します。 [ 名前 ] を入力して [OK] をクリックする と、入力されているキーが登録されます。 2 無効 ホイールを無効にします。 デフォルト 設定を初期設定に戻します。 14 タブレットの情報を表示する タブレットの設定画面下部にある [ 情報 ] をクリックすると、 現在のタブレッ トの情報を表示します。 1 1 情報 ドライバーのバージョンやタブレットの 情報が表示されます。 ペンの圧力などペンの状態に合わせて数 値で確認できます。 15 マクロキーについて 本製品は、タブレットの入力やパソコンの操作を補助する『マクロ機能』を 搭載しています。 マクロキーエリアをタップするだけで、あらかじめ登録された操作を簡単に 実行することができます。 K1 K2 K3 K4 K5 K6 K7 K8 K9 K10 マクロキーの設定画面を表示する 下記の手順でマクロキーの設定画面を表示します。 アプリケーションから「PenPad」 をダブルクリックすると「タブ レットの設定」が表示されます。 画面下部の [ マクロキー ] ボタン をクリックして、設定を行いま す。 16 MacroKey Manager の設定 この画面では、タブレットに設定されている「マクロキーエリア」のタップ した際に起動する操作を設定することができます。 1 4 5 6 2 3 7 1 マクロキーリスト 登録されているマクロキーセットが表示 されます。( あらかじめ 2 つのリストが 登録されてます ) マクロキーリストを変更する場合は、使 用するマクロキーセットを選択して、画 面右下の [OK] をクリックします。 マクロキーセットを新規作成すると、こ のリストに追加されます。 2 新規作成 マクロキーセットの作成をします。 マクロキーマネージャーの設定名には、半角英数 のみ使用できます。全角英数、日本語漢字・かな・ カナは使用できませんのでご注意ください。 17 3 削除 マクロキーセットを削除します。 あらかじめ登録されているマクロキーリ ストは、削除することはできません。 4 マクロキーセット 入力欄 新規作成時にマクロセットの名前を入力 します。[OK] をクリックすると作成され ます。 5 マクロキー マクロを割り当てるキーを選択します。 6 マクロ作成 各キーをマクロキーとして使用すること ができます。あらかじめ操作を登録する ことで、キーが押されたときに登録され た操作を自動実行できます。 キーボードから登録したいキー操作を入 力してください。 よく使われるキー操作は、右下のプルダ ウンメニューから選ぶこともできます。 [ 削除 ] をクリックすると直前に入力した キーを削除します。 [ クリア ] をクリックすると、入力されて いるキーを全て削除します。 [OK] をクリックして [ マクロ名 ] を入力 します。再度 [OK] をクリックすると、入 力されているキーが登録されます。 アプリケーション 切替 マクロキーをタッチするごとに、起動中 のアプリケーションを切替えることがで きます。 18 開く / 起動 マクロキーをタッチしたときに、起動す るアプリケーションを選択します。 描画モニター切替 マクロキーをタッチするごとに、タブレッ トの使用可能なディスプレイを切替える ことができます。 ※複数ディスプレイ環境で使用可能な機能です。 消しゴム マクロキーをタッチしたときに、対応ア プリケーションでペンを消しゴムとして 使用することができます。 ペンに戻すときは再度タッチします。 動作確認ソフトウェア:Adobe 社製 PhotoShop 7 機能なし マクロキーを無効にします。 タブレット接続時に ソフトウェアを有効に する タブレット接続時にソフトウェアを起動 するにはチェックを付けます。 19 マクロキーリストの新規作成 設定された複数のマクロキーを一つのファイルにまとめて使用することがで きます。使用するアプリケーションに応じて、簡単に切替えることができま す。 1. MacroKey Manager を起動します。 アプリケーションから 「PenPad」をダブルクリッ クすると、 「タブレットの 設定」が表示されます。 画面下部の [ マクロキー ] ボタンをクリックして、 設定を行います。 2. [ 新規作成 ] をクリックします。 [ 新規作成 ] をクリックし ます。 入力欄にマクロキーリス トに表示する名前を入力 して [OK] をクリックしま す。 設定名に全角英数、日本 語漢字・かな・カナは使 用できません。 20 3. マクロキーを登録します。 例 1:マクロキー「K1」に、コピーのショートカットを登録する場合 ※コピーのショートカット:[Command]+[C] ボタンを同時に押す操作 マクロキーの「K1」を選 択します。 ↓ ドロップダウンリストか ら [ マクロ作成 ] を選択す るとマクロキーの設定画 面が表示されます。 ↓ ↓ キーボードで [Command]+[C] ボタンを 同時に押すと、キーが登 録されます。 ( 画面右下のショートカッ トリストには、あらかじ めいくつかのショート カットが登録されており、 リストから選択するだけ で登録することもできま す。) ↓ [OK] をクリックすると、 マクロ名の入力画面が表 示されます。 ↓ 適当な名称 ( 例ではコ ピー ) を入力して [OK] をクリッ クします。 ↓ ↓ 21 2:マクロキー「K2」に [ 電卓 ] を登録する場合 例 マクロキーの「K2」を選 択します。 ↓ ドロップダウンリストか ら [ 開く / 起動 ] を選択す ると、アプリケーション を選択する画面が表示さ れます。 ↓ アプリケーションの「計 算機」を選択※します。 ↓ ※ OS のバージョンによりアプリケーションの保存 場所が異なる場合があります。 ↓ マクロキーリストを呼び出す マクロキーリストを呼び 出す場合は、 「マクロキー リスト」から、呼び出す マクロキーリスト名を選 択します。 22 ソフトウェアのアンインストール インストールに使用した「PenPad V2.13」アイコンをダブルクリックしま す。 (違うバージョンのファイルを使用した場合、全て削除できない可能性があ りますので、できるだけ同じバージョンをご使用ください。 ) OS の設定によっては、 「認証」画面が表示されます。 OS に設定されているパスワードを入力してください。 ↓ [Continue] をクリックします。 ↓ ウインドウ上部のプルダウンメニューより「Uninstall」( 初期設定: 「Easy Install」) を選択して、ウインドウ右下の [Uninstall] をクリックします。 ↓ 全ての処理が終わったら最後に再起動を行ってください。これでアンインス トールは完了です。 23
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