検定料助成制度の詳細 「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」に基づく、ケンブリッジ大学英語検定機構が提供する教 員向け検定料助成制度は以下のとおりです。 検定の名称 対象となる級 (CEFRレベル) 対象となる受験者 ①ケンブリッジ英検 ②英語教授知識認定テスト(TKT: Teaching Knowledge Test) 継続的な英語学習→英語力UP TESOL、 TEFLの基礎になる国際資格→英語教授力UP ケンブリッジ英検:CPE (C2), CAE (C1), FCE (B2), 英語教授知識認定テスト(TKT):モジュール1, モジュール2, PET (B1) , KET (A2) モジュール3, TKT: CLIL, TKT: KAL, TKT: YL ※通常の受験と同様に、合格級の取得が認定さ ※通常の受験と同様に、モジュールの取得が認定されます。 れます。 学校教育法第1条に規定された学校のうち、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専 門学校に勤務する常勤教員。 試験実施業者 ケンブリッジ大学英語検定機構 認定試験センター 検定料 (2014年4月以降 8%消費税込価格) CPE 参考価格25,380円~ → 助成制度受験料 19,500円 CAE 参考価格22,140円~ → 助成制度受験料 17,000円 FCE 参考価格19,980円~ → 助成制度受験料 15,500円 PET 参考価格11,880円~ → 助成制度受験料 9,000円 KET 参考価格 9,720円~ → 助成制度受験料 7,500円 検定料助成の 実施期間 2014年4月~2015年3月に実施される検定。※延長の場合あり 受験申込みの流れ お問い合わせ先 その他注意事項 英語教授知識認定テスト(TKT): モジュール1, モジュール2, モジュール3, TKT: CLIL, TKT: KAL, TKT: YL 参考価格 各モジュール 9,500円~ → 助成制度検定料 7,200円 受験される方ご自身または団体の代表者が、ケンブリッジ大学英語検定機構(日本支部)までお申込みください。 詳細は次ページをご覧下さい。 ケンブリッジ大学英語検定機構 日本支部 TEL: 080-5545-8969 / E-mail: [email protected] ※当制度で指定された手続き以外の方法によるお申込みは、助成制度の提供対象外となります。 ※最少催行人数の規定等で試験によっては催行が見送られる場合もありますので、お早目にお問合せ下さい。 ※割引の対象となる人数の上限はありません。また、一人ごとの受験回数に制限はありません。 ※当助成制度に参加していない認定試験センターもあります。予めご了承下さい。 1 お申込みの流れ 手順① 受験される方ご自身または団体の代表者が、ケンブリッジ大学英語検定機構日本支部まで、 E-mail で必要事項をご連絡下さい。 E-mail 宛先: [email protected] 必要事項: 1. 2. 3. 4. 氏名(漢字) 氏名(ローマ字) 学校名 電話番号 5. E-mail アドレス 6. 受験検定名 9. 団体の場合、受験人数 10. 検定料助成制度識別コード:MEXT-Cambridge2014 7. 受験希望センター・会場 8. 受験希望日 ※専用ウェブサイト (http://www.cambridgeenglish.org/jp/mext/ ) よりご確認下さい 手順② (日本支部より連絡を受けた)ご希望の試験センターより、お申込みに際しより詳しいご案内を差し上げます。また、試験センターより検定料 の振込方法をお知らせしますので、銀行振り込みにてお支払ください。 特別価格の対象となる検定別 試験センターのリスト 【ケンブリッジ英検+TKT】 【ケンブリッジ英検のみ】 ケンブリッジ英検西日本試験事務局 ケンブリッジ英検九州試験センター イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ ジャパン株式会社* ケンブリッジ英検北海道試験センター* (注)*の試験センターについては、2014年5月時点 ではKET&PETおよびTKTのみ提供可 • ケンブリッジ英検近畿試験センター 【TKTのみ】 英会話教室ルナインターナショナル 英会話イングリッシュ・プリーズ! 学校法人 河合塾 ※更新情報は上記ホームページにてご確認ください 手順③ 試験センターから申込完了のご連絡が送付されます。 2 ①ケンブリッジ英検 検定名称 Cambridge English: Proficiency (CPE) 特上級 Cambridge English: Advanced (CAE) 上級 Cambridge English: First (FCE) 上中級 Cambridge English: Preliminary (PET)中級 Cambridge English: Key (KET) 上初級 試験内容 ①Reading & Use of English ②Writing ③Listening ④Speaking *CAEとFCEは、2014 年12月まではUse of English(文法)が 独立した5部構成: ①Reading ②Writing ③Use of English ④Listening ⑤Speaking ①Reading & Writing ②Listening ③Speaking 測定レベル 1913年に開発され、時代の要請に応える最高峰の英語運用能力を 測定するテストとして、100年余の歴史を有しています。今日でもケン ブリッジ英検の中で最上級レベルの英語力を認定する資格として、 職業や学業で英語が不自由なく使える能力を証明します。 英語の上級者を対象とする試験です。仕事やそのほかの社会生活 で、ほぼ支障なく英語を書いたり、話したりすることができる 人を対象としています。仕事や留学目的での英語力の認定試験 として世界で4,000以上の機関から広く認められています。 日常の生活の中で使われる書きことばと話しことばを扱える中 上級レベルの英語能力を認定する試験です。仕事や学業のため に英語を使う人に適しています。 日常の生活の中で使われる書きことば・話しことばを扱える中 級レベルの英語能力を認定する試験です。 日常の生活の中で使われる書きことば・話しことばを扱える基本的な 英語能力を認定する試験です。 全ての級でスピーキングテストを行います。 試験官と受験者2名の対面方式で、実践的な英語コミュニケーション力を測ります。 「Common European Framework of Reference/ヨーロッパ共通参照枠 」は、言語運用レベルの基準として、2001年に欧 州評議会により開発されました。ケンブリッジ英検は、全ての試験がCEFRに準拠しています。ケンブリッジ大学英語検定機 構が創設メンバーであるALTE(Association of Language Testers of Europe)のCan Doステートメント(次ページ参照)と併 用して、現在はヨーロッパを超え世界各国で利用されています。例えばベトナムでは、B2レベルのFCEが、英語教員の英語 力基準として、B1レベルのPETが高校生、A2レベルのKETが中学生の英語力基準として教育省により採用されています。 3 ②英語教授知識認定テスト (TKT: Teaching Knowledge Test) ― 英語教授法に関する知識を測定する国際標準の認定テスト ― 言語と言語学習・言語教授に関する知識と背景 80分 80問 マーク式 授業プランと教材の活用法 80分 80問 マーク式 モジュール3 指導プロセスと学習プロセスの管理 80分 80問 マーク式 TKT: CLIL Content and Language Integrated Learning 内容言語統合型学習 80分 80問 マーク式 Knowledge About Language 言語に関する知識 80分 80問 マーク式 Young Learners 教える対象が年少者である場合 80分 80問 マーク式 モジュール1 基本 モジュール2 モジュール 専門 TKT: KAL モジュール TKT: YL 歴史 取得メリット 作成意図 テスト結果 受験対象者 必要とされる英語力 世界的なニーズにより開発され、2005年スタート 世界各国では英語教師としての採用時の最低条件とされることが多い。世界標準資格。 すべての英語教師に求められる基礎的な知識に焦点を当て、国際的な基準に従って作成 合格・不合格ではなく、各モジュールの成績がBand 1(limited:限られた知識)~Band 4 (extensive:広範 囲な知識)で表される 英語が母語でない人、および英語ネイティブスピーカー CEFR(Common European Framework of Reference for Languages) でB1レベル相当以上 (KALはB2レベル以上の英語力が必要) 詳細は専用ウェブサイト http://www.cambridgeenglish.org/jp/mext/ よりご確認下さい。 ※ニーズやスケジュールに合わせて、1モジュールずつ受験することや、複数を組み合わせて同日に受験することが可能です。 次のステップ Certificate in English Language Teaching to Adults (CELTA) ※助成制度対象外 次のステップ The Delta Modules (Diploma in English Language Teaching) ※助成制度対象外 4 ご参考 Can Doステートメント(能力記述文) それぞれのレベルの言語使用者が異なる状況(一般的状況、社会的状況、旅行、仕事、学習)で目標 言語を使って典型的に何ができるかを記述しています。 CEFRの レベル C2 Mastery リスニング/ スピーキング Vantage ライティング 日常的な引用を理解し、複雑な文章の繊 適切な表現を用い 対立する立場にある相 細な部分を含めて、てかつ正確に、ど 手からの質問に自信を 書類や通信文書、 のような題材に関 持って対処しながら、 報告書を理解でき しても手紙を書くこ 複雑であったりセンシ る。 とができ、会議や ティブであったりする事 セミナーの記録を 取ることができる。 柄について助言をした り、話したりできる。 自分の仕事の領域内 の会議やセミナーに効 C1 果的に貢献したり、抽 Effective 象的な表現に対処しな Operational がら十分な流暢さで砕 Proficiency けた会話を続けること ができる。 B2 リーディング よく知っている話題に 関する話についていっ たり、そのような話をし たり、かなり広範囲の 話題に関する会話を続 けることができる。 大学の授業に対 応したり、情報を 得る目的でメディ アを読んだり、非 標準的な通信文 書を理解しつつ、 十分速く読める。 ビジネス通信文書 の準備/草案作成 をしたり、会議であ る程度正確な記録 を取ったり、意思伝 達能力を示すエッ セイを書くことがで きる。 文章をスキャンし 他の人が話してい て関連情報を探し、 るときにメモを取っ 詳細な指示や助 たり、非標準的な 言を理解すること 要求を含む書状を ができる。 書くことができる。 CEFRの レベル B1 Threshold A2 Waystage リスニング/ スピーキング リーディング ライティング 限られた仕方で抽 日常的情報や記事、 馴染みのある、 象的/文化的な事柄 およびよく知ってい 予測可能な事柄 についての意見を る領域内での非日 について手紙を 述べたり、知ってい 常的情報の一般的 書いたり、記録を る領域内で助言が 意味を理解すること 取ることができる。 でき、また、指示や ができる。 公的な知らせを理 解することができる。 馴染みのある文脈 で簡単な意見や要 求を述べることがで きる。 製品や記号などの 記入用紙を埋め 知っている領域内で たり、個人的な情 の単刀直入な情報、 報に関して簡単 および、簡単な教科 な手紙やはがき 書や馴染みのある を書くことができ 事柄に関する報告 る。 を理解することがで きる。 基本的な指示を理 基本的な注意書き 基本的な記入用 解したり、予測可能 や、指示、情報を理 紙を埋めることが A1 な話題に関する基 解することができる。 でき、時間、日付、 Breakthrough 本的な実際の会話 場所を含む記録 に参加したりするこ を取ることができ とができる。 る。 5 ご参考 ケンブリッジ英検 中上級(FCE) 、上級 (CAE) およびTKTの 国・地域別 グレード分布 Grade statistics 2012 ウェブサイトより(抜粋) www.cambridgeenglish.org/research-and-validation/quality-and-accountability/grade-statistics/2012/ CEFR: B2レベル ファースト(FCE)の Grade Country Country CEFR: C1レベル アドバンスト (CAE)の Grade CEFR: B2 ファースト(FCE) Grade A Grade B Grade C Council of Europe Level B1 Fail CEFR: C1 アドバンスト(CAE) Grade A Grade B Grade C Council of Europe Level B2 Below Level B2 Brazil 7.20% 24.30% 45.40% 20.80% 2.20% Brazil 6.70% 16.80% 44.90% 28.00% 3.60% China 1.30% 5.40% 24.90% 47.70% 20.60% China 4.10% 8.80% 36.10% 40.80% 10.20% Finland 11.10% 33.30% 44.40% 11.10% 0.00% Finland 10.90% 28.10% 40.60% 18.80% 1.60% France 6.10% 18.80% 44.20% 27.30% 3.60% France 9.00% 18.20% 44.80% 24.50% 3.60% Germany 13.50% 29.80% 41.70% 13.90% 1.10% Germany 12.00% 20.10% 44.60% 20.50% 2.80% Greece 10.00% 16.00% 45.20% 23.20% 5.50% Greece 1.40% 7.90% 40.30% 40.50% 9.90% Hong Kong 7.10% 15.30% 52.90% 23.50% 1.20% Hong Kong 9.40% 17.00% 39.60% 26.40% 7.50% Indonesia 5.90% 17.60% 45.40% 25.20% 5.90% Indonesia 10.00% 25.70% 41.40% 18.60% 4.30% Japan 0.00% 9.80% 25.00% 50.00% 15.20% Japan 0.00% 5.30% 17.50% 52.60% 24.60% Korea (South) 4.50% 7.10% 30.40% 40.20% 17.90% Korea (South) 15.80% 5.30% 21.10% 52.60% 5.30% Malaysia 13.80% 27.80% 32.40% 23.70% 2.30% Malaysia 17.20% 19.30% 42.90% 16.40% 4.20% Russia 9.00% 24.30% 42.20% 21.40% 3.20% Russia 11.30% 16.90% 40.20% 24.70% 6.90% Singapore 4.80% 28.60% 33.30% 28.60% 4.80% Singapore 8.80% 17.60% 35.30% 32.40% 5.90% Taiwan 4.10% 17.30% 43.90% 30.60% 4.10% Taiwan 0.00% 8.60% 48.60% 40.00% 2.90% Thailand 9.50% 13.70% 24.40% 36.50% 15.90% Thailand 3.20% 16.10% 48.40% 32.30% 0.00% Grade 英語教授知識認定テスト Teaching Knowledge Test (TKT) Band 4 extensive:広範な知識 Band 3 Band 2 Band 1 limited:限られた知識 China 14.90% 67.10% 17.40% 0.60% Indonesia 9.20% 60.20% 27.10% 3.50% Japan 23.00% 60.80% 16.20% 0.00% Korea (South) 14.20% 69.70% 15.20% 0.90% Malaysia 3.90% 46.80% 43.90% 5.40% Taiwan 6.40% 53.60% 36.60% 3.40% Thailand 2.10% 41.70% 56.30% 0.00% 6 ご参考 ケンブリッジ大学英語検定機構 (Cambridge English Language Assessment) について ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)は、ケンブリッジ大学 の非営利試験部門です。英語の学習や指導に関して、世界をリードするさまざまな資格認定サービ スを提供しています。受験者数は、世界130カ国でおよそ年間450万人に上り、大学・企業・省庁など 約15,000もの世界中の機関が、英語力の証明として弊機関の資格テストを認知、活用しています。 当助成制度で特別価格を提供しているケンブリッジ英検、英語教授知識認定テスト「TKT」のほか、 海外留学や移住に最適な英語能力判定テスト「IELTS」やビジネス英語検定「BULATS」の開発にも 携わっています。 1913年から4技能を測る英語運用能力テストを実施しており、100周年の節目の年であった昨年 2013年に、機関名をケンブリッジ大学ESOL(University of Cambridge ESOL Examinations)より、 ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)に変更しました。 7
© Copyright 2024 ExpyDoc