平成 26 年 1月 吉日 薬事委員会決定事項 薬事委員会 書記 薬剤部 小泉 祐一 平成 25 年 12 月 20 日の薬事委員会で以下の薬剤について決定いたしました。他の事柄につい てもあわせてご報告いたします。 ① 新規採用医薬品 リピディル錠 53.3mg(糖尿病センター) 薬効: 高脂血症治療剤 申請理由: 外来にて、高中脂肪血症の患者が数多くおり、ベザトール SR で対応でき ない場合がある。ベザトール SR の無効例に対して使用。 採用中止薬剤: なし プラザキサカプセル 75mg/110mg(循環器内科) 薬効: 直接トロンビン阻害剤 申請理由: 現在は科限定薬剤。使用開始から 2 年が経過し、一般にも使用が浸透して いる。他科での入院、薬再診、併科時のわずらわしさをなくすため。 採用中止薬剤: なし 科限定 → 本採用 ② 錠剤から OD 錠へ変更 ・リバロ錠 2mg(循環器内科) ・カソデックス錠 80mg(泌尿器科) ・ティーエスワン配合錠 20mg/25mg(外科) ③ 問診票(薬剤アレルギー歴)登録について 現在の運用では、問診票を記載後、医師が電子カルテの患者情報にもアレルギー薬剤を登録する こととなっている。それを問診票記載後、薬剤師に連絡をいただけたら「薬剤師もアレルギー薬剤 を登録する」という運用方法へ変更する。 【前回までの変更事項】 問診票の内容変更(別紙参照)および作成するタイミングを変更する。 ・原則として 1 年に1回、問診票を作成する。 ・原則として、抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬・エリスロポイエチン製剤・抗がん剤に対して作 成。 (上記以外にも、医師が必要と判断すれば、適時、問診票を作成する。) ④ 後発医薬品の使用割合による評価について 次回診療報酬改定に向けた機能評価係数Ⅱの見直しについて 効率性指数 ① 新規項目(案) ○ 後発医薬品の使用割合による評価 ○ DPC/PDPS においては、包括範囲の使用薬剤は後発医薬品に置き換えるインセンティブがあるも のと考えられるが、退院時処方や手術中に用いる薬剤等、別途出来高算定が可能となっている薬剤 についても後発医薬品の使用を評価する観点から、当該医療機関に入院する患者全体で使用される 後発医薬品の使用割合によって評価すること。 ○ 社会保障・税一体改革大綱(平成 24 年 2 月 17 日閣議決定)に基づいて作成されている「後 発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」において、後発品の数量シェア 60%以上が 目標値として設定されていることから、当該医療機関の入院医療で使用される後発品の数量シェア が 60%以上の医療機関は満点で評価すること。 (参考)後発医薬品の数量シェア =[後発医薬品の数量]/([後発医薬品のある先発医薬品の数量]+[後発医薬品の数量]) 変更決定 セファメジン注 変更案 ノルバスク マイスリー パリエット タケプロン ムコスタ ロキソニン ガスター ガスコンドロップ → セファゾリン Na 注 アムロジピンOD錠2.5mg「EMEC」 アムロジピンOD錠5mg「EMEC」 ゾルピデム酒石酸塩錠 10mg「日医工」 ゾルピデム酒石酸塩錠5 mg「日医工」 ラベプラゾールナトリウム錠10mg「日医工」 ランソプラゾールOD錠15mg「DK」 ランソプラゾールOD錠30mg「DK」 レバミピド錠100mg「EMEC」 レバミピド顆粒20%「日医工」 ロキソプロフェンNa細粒10%「サワイ」 ロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」 ファモチジンD錠10mg「サワイ」 ファモチジンD錠20mg「サワイ」 ファモチジン細粒 2%「サワイ」 バリトゲン消泡内用液 2%200 m L(材料で放射線科採用) ⑤ 使用成績調査について 1.調査区分:特定使用成績調査 2.医薬品名:プレセデックス®静注液 200μg「ホスピーラ」 3.調査目的: 適正使用を確保する方策として実施している適正使用推進プログラムに関する実態について以下 のとおり調査する。 1)非挿管下での鎮静において、患者管理に熟練した医師(麻酔科医等の専門医あるいは適正使用 プログラム受講医師)により鎮静が行われているか。 2)局所麻酔下における手術・処置を行う医師とは別に、意識状態、呼吸状態、循環動態等の全身 状態を観察できる医療従事者(麻酔科医等の専門医、適正使用プログラム受講医師あるいはモニタ リング可能な看護師等)により患者の観察が行われているか。 4.調査予定期間:契約締結日から 2014 年 12 月 31 日 5.予定症例数:3 症例 6.調査責任医師:福喜多 邦夫 先生 調査分担医師:中澤 直 先生、十河 大悟 先生
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