CATV用幹線分配増幅器 250MHz単方向シリーズ

CATV用幹線分配増幅器
MODEL
250MHz単方向シリーズ
NT-250TD6
■特 長
■外観及び寸法図
1.本器はCATV用(下り方向のみ)
や都市共聴用に開発
された高規格増幅器で、長距離伝送および密集地用
として最適です。
単位:mm
182
199.9
2.高性能ICを使用し、低歪・低雑音設計となっており
ますので、多段従続が可能です。
3.電源部はAC30V、60Vのいずれの給電電圧にも対応
できます。
4.電源端子は左右に設けてありますので、どちらから
でも給電することができます。また、電源供給接栓
FT-TA-3を使用することにより、同軸給電もできます。
310.4
141
359.2
質量:6.1kg
■規格表
項 目
性 能
幹 線
分 配
域 (MHz)
70∼250
70∼250
得 (dB)
20, 10
10, 5
運 用 入 力 レ ベ ル (dBμV)
72, 76
72, 76
運 用 出 力 レ ベ ル (dBμV)
92, 86
82, 81
周
波
標
数
準
帯
利
備 考
TV11波
250MHz, 70MHzの値
*±2以上(連続可変)
−2以上(連続可変)
標準利得に対して(*ケーブル特性の等化を含む)
擬 似 線 路 回 路 網 (dB)
0∼−15
──
1dBステップ(BON)
周 波 数 特 性 等 化 器 (dB)
0∼−4(250MHz)
──
連続可変(EQ)
度 (dB)
±0.5以内
±0.5以内
−20℃∼+40℃
利
得
調
整
利
得
安
周
波
数
相
互
混
範
定
特
変
変
囲 (dB)
性 (dB)
*±0.5以内
±0.5以内
(*ケーブル特性の等化を含む)
調 (dB)
−76以下
−73以下
運用出力時
調 (dB)
−86以下
−80以下
運用出力時
11(15)以下
最大利得時(70MHz)の値
ハ
ム
変
調 (dB)
雑
音
指
数 (dB)
−80以下
9(13)以下
1.5以下
入出力電圧定在波比
出 力 端 子 間 分 離 度 (dB)
入 出 力 モ ニ タ 結 合 量 (dB)
不
耐
要
放
雷
射(dBμV/m)
性
電 源 ・ 消 費 電 力
──
25以上
−20±1以内
34以下
IEC法による
入出力・電源端子とも正負各15kV(1.2×50μs)のサージ電圧に耐える
AC20∼30V, 50/60Hz, 25VA
※1 AC40∼60V, 50/60Hz, 29VA
入出力ケーブル給電・本体直接給電
※1 工場出荷時に設定
■蓋の開閉方法
●蓋を開く場合
●空端子終端用ダミー
上下4本のボルトを右図のように対角線方向
に指で回る程度までゆるめた後、上方の2本
のボルトのみをゆるめていきますと、本体よ
りボルトが外れ蓋は手前に開きます。
空端子は必ず付属の空端子終端用ダ
ミーで終端してください。アルミ栓
と同寸法で、電流カットが施してあ
りますので安心してご使用いただけ
ます。
●蓋を閉じる場合
蓋を開く場合と同様に4本のボルトを対角線
方向に徐々に締め付けてください。締め付け
トルクは70∼80kgf・cm(7.2∼8.1N・m)で均一
に締め付けてください。
■各部の名称
入力BONスイッチ1, 2, 4, 8
アース端子
入力イコライザ
(250MHz, −4dB)
ユニット取付け軸
アース端子
コネクタ取付けビス
BON
NT-250TD6
入力端子
1dB
2dB
4dB
幹線出力端子
8dB
EQ(250MHz)
電源操作部
電源操作部
P.L
IN
−4dB
ON
OFF
OUT
0dB
幹線ゲインコントロール
ON
OUT
IN
OFF
TA GC
BR1
分配出力端子1
BR2
BR3
ON
MIN
BR 1
分配出力端子3
MAX
ON
OFF
BR4
ON
BA GC
ON
BR 1
MIN
BR 3
MAX
OFF
BR 3
電源入力端子
電源入力端子
AC IN
分配出力端子2
ON
BR 2
OFF
分配出力端子4
ON
PS IN
BR 2
BR 4
OFF
BR 4
通電切換スイッチ
分配ゲインコントロール
AC・DCコネクタ端子
幹線入力モニタ
(−20dB)
幹線出力モニタ
(−20dB)
電源入力AC60, 30V
分配出力モニタ
(−20dB)
DC+21Vチェック端子
AC・DCコネクタ
AC電圧チェック端子
電圧切換スイッチ
DC
P.L
POWER SUPPLY UNIT
AC
MODEL
PS-2112SB
AC40∼60V
IN
電源系統図(A)
IN
BR1
OUT
V.SELECT
OUT
BR3 BR4
BR1 BR2
BR3
AC20∼30V
BR3
BR1
BR4
BR2
BR4
BR2
電源入力
電源入力
AVR
電源の送受電は電源操作プラグにて行ってください。
■参考値(消費電力)
本器はスイッチング電源を搭載しておりますので、電源電圧が低下すると消費電流が増加します。電源システム設計時の参考資料としてご使用ください。
AC60∼40V
50V
55V
60V
45V
40V
AC30∼20V
25V
30V
20V
消費電力 消費電流 消費電力 消費電流 消費電力 消費電流 消費電力 消費電流 消費電力 消費電流 消費電力 消費電流 消費電力 消費電流 消費電力 消費電流
(VA) (mA) (VA) (mA) (VA) (mA) (VA) (mA) (VA) (mA) (VA) (mA) (VA) (mA) (VA) (mA)
29 483
28 509
27 540
26 577
25 625
25 833
23.5
940
22 1100
■ブロック図及び標準運用レベル
70 (MHz) 250
0
※注
幹線入力レベル
(dBμV)
76
幹線出力レベル
−4
(dB)
BON
(dBμV)
92
72
70 (MHz) 250
1 2 4 8
86
EQ
70 (MHz) 250
分配出力レベル
BA.GC
※注
(dBμV)
82
81
TA.GC
可変EQ 0∼−4dB(250MHz)
は
幹線に分配器が挿入され、フ
ラットロスが発生した場合に
使用し、通常時はEQを0dBに
設定してください。
70 (MHz) 250
幹線出力モニタ
(−20dB)
分配出力モニタ
(−20dB)
入力モニタ
(−20dB)
■レベル調整
●標準運用レベル表
●入力レベルの設定
(1)1台目の場合
TV信号、パイロット信号とも標準運用レベル表の幹線
入力レベルになるように、HEの出力レベルを設定して
ください。
(2)2台目以後の場合
TV信号、パイロット信号とも標準運用レベル表の幹線
入力レベルになるように、BON、EQを調整してくだ
さい。
●幹線出力レベルの設定
標準運用レベル表の幹線出力レベルになるように、幹
線ゲインコントロールにて調整してください。
●分配出力レベルの設定
標準運用レベル表の分配出力レベルになるように、分
配ゲインコントロールにて調整してください。
CH
周波数
(MHz)
幹線入力レベル 幹線出力レベル 分配出力レベル
(dBμV)
(dBμV)
(dBμV)
70.00
76.0
86.0
81.0
1
2
3
91.25
97.25
103.25
75.4
75.2
75.0
87.0
87.2
87.4
81.2
81.2
81.2
4
5
6
7
8
9
10
11
12
171.25
177.25
183.25
189.25
193.25
199.25
205.25
211.25
217.25
73.5
73.3
73.2
73.1
73.0
72.9
72.8
72.7
72.6
89.8
90.0
90.2
90.3
90.5
90.6
90.8
91.0
91.1
81.6
81.7
81.7
81.7
81.7
81.8
81.8
81.8
81.9
PG
246.00
250.00
72.1
72.0
91.9
92.0
82.0
82.0
■ユニット
(増幅部)交換方法
■電源端子取扱い方法
●同軸給電の場合
1.ユニット両サイドのコネクタ取付けビス6本を
ドライバーでゆるめてください。 (ビスは脱落防止構造になっています。※1)
ACコネクタ
2.ユニット両サイドのユニット取付け軸6本をド
ライバーでゆるめ、手前方向にゆっくり引抜
いてください。
3.交換ユニットのコネクタ取付けビス6本をゆる
め、まっすぐに差込んでください。
4.ユニット取付け軸6本を締めた後、コネクタ取
付けビス6本を締めてください。
5.再度レベルを測定し、設定してください。
電源端子専用コネクタ
FT-TA-3(別売品)
フィッティング型コネクタ
電源端子は左右に設けてあります。
電源端子専用コネクタは、ACコネクタ及びリード線から
構成されていますので、取付け位置変更の場合は必ずAC
コネクタを先に抜いてください。
※1
■電源送受電スイッチ操作方法(必ずご確認ください)
●電源系統図
OUT
IN
IN
BR1
●スイッチ操作方法
OUT
●電源部(スイッチング電源)の電圧切換スイッチをご使
用の電圧にセットしてください。
(AC30VまたはAC60V)
BR3
BR3 BR4
BR1 BR2
BR3
BR1
電圧切換スイッチAC30V時、AC60Vの
送受電は故障の原因となりますので、絶
対に行わないでください。
BR4
BR2
BR4
BR2
●電源操作プラグを操作することにより、各端子より
電源の送受電ができます。
電源入力
電源入力
AVR
●電源操作部の名称
電源操作部
電源操作部
ON
OFF
BR1
ON
OUT
IN
BR2
ON
OFF
BR3
BR4
ON
ON
OFF
BR 3
BR 1
AC・DCコネクタ端子
ON
OFF
電源入力端子
電源操作プラグ
AC IN
ON
OFF
PS IN
BR 2
BR 4
ON
OFF
■取付方法
28S金具
(別売品)
●メッセンジャーワイヤへの取付け
マスト
●マスト取付方法
本体上部左右にあるワイヤ止め金具の六角ボルトをゆるめ、金具A、B
の間にメッセンジャーワイヤを挟み、取付位置を確認後、止め金具の六
角ボルトを左右均等に充分締め付けて完了です。
アース取付端子
ワイヤ止め金具
込む
押し
ワイヤ止め金具
アース取付端子
ステンレスバンド
(別売品)
メッセンジャー
ワイヤ
●壁面取付方法
28S金具
アース線
●メッセンジャーワイヤ取付
●28S金具取付
六角ボルト
六角ボルト
ワイヤ止め金具A
ワイヤ止め金具A
28S金具
メッセンジャー
ワイヤ
ワイヤ止め金具B
木ねじ
(28S金具に4本付属)
ワイヤ止め金具B
アース取付端子は本体上部の左右に設けてありますので、
どちらからでもアース線の取付けが可能です。アース線の取付けは、
アース取付端子(アー
ス線差込穴径4mm)に所定のアース線の外被を約20mm剥ぎ、取付穴に差し込み、押えビスをしつかり締め込んで完了です。
情 報 通 信 が 仕 事 で す。
本社/〒116-8561東京都荒川区西尾久7-49-8 C(03)3893-5221(大代)
●製品改良のため、仕様、外観の一部を予告なく変更することがあります。
D842006839 平成14年7月印刷
■支店
東 京C(03)3893-5371
名古屋C(052)822-3321
大 阪C(06)6928-3461
福 岡C(092)584-1751
■営業所
札 幌C(011)865-8522
盛 岡C(019)625-3128
仙 台C(022)390-0255
郡 山C(024)921-6011
宇都宮C(028)663-4191
高 崎C(027)361-1041
水 戸C(029)253-6901
長 野C(026)244-3135
富 山C(076)494-8552
さいたまC(048)651-7361
千 葉C(043)265-6401
多 摩C(042)540-1100
横 浜C(045)324-3241
平 塚C(0463)53-0620
静 岡C(054)238-1200
浜 松C(053)462-8521
広 島C(082)292-2747
高 松C(087)865-0945
北九州C(093)611-5258
熊 本C(096)358-6211
鹿児島C(099)260-9666
■出張所
釧 路C(0154)24-7410
塩 尻C(0263)53-5221
川 崎C(044)854-2328
神 戸C(078)978-5545
岡 山C(086)241-9808
■事務所
神 田C(03)5295-0051