2015 SYLLABUS 科 目 名 介護過程Ⅱ 対象学年・学科 2 年社会福祉学科 介護福祉コース 開講時期 単位 通年 2 担当教員 荒木 実代 担当形態 単独 ■到達目標■ 利用者の生活状況や心身の状態に応じた個別の介護過程の展開ができるよう、その技法を身につけること を目標とする。 ■授業概要■ 1.多角的なアセスメントの視点を持ち、利用者の生活上の課題を導きだすことができる。 2.他の科目で学修した知識や技術を統合した介護過程を展開し、適切なサービスにつなげることができ る。 3.事例検討を通して、介護過程とチームアプローチが理解できる。 ■授業計画■ 第1回 介護福祉における介護過程の意義と目的 第 16 回 オリエンテーション 第2回 日常で行っているアセスメント 第 17 回 状態に応じた介護過程に展開①(アセスメント) 第3回 介護サービス実施の根拠 第 18 回 状態に応じた介護過程の展開②(課題・目標) 第4回 アセスメントの意義と目的 第 19 回 状態に応じた介護過程の展開③(計画) 第5回 アセスメントのプロセス 第 20 回 チームアプローチ①(カンファレンス①) 第6回 アセスメントの実際①(基本情報①) 第 21 回 チームアプローチ②(カンファレンス②) 第7回 アセスメントの実際②(基本情報②) 第 22 回 状態に応じた介護過程の展開①(実施) 第8回 アセスメントの実際③(生命過程) 第 23 回 状態に応じた介護過程の展開②(評価の目的、方法) 第9回 アセスメントの実際④(認識・生活過程) 第 24 回 状態に応じた介護過程の展開③(修正) 第 10 回 アセスメントの実際⑤(生活支援の課題) 第 25 回 フィールドワーク 第 11 回 アセスメントの実際⑥(目標の捉え方) 第 26 回 フィールドワーク①(情報収集) 第 12 回 自立に向けた介護過程の展開①(情報) 第 27 回 フィールドワーク②(アセスメント) 第 13 回 自立に向けた介護過程の展開②(課題) 第 28 回 介護過程の実践的展開①(生活課題) 第 14 回 自立に向けた介護過程の展開③(情報) 第 29 回 介護過程の実践的展開②(計画) 第 15 回 自立に向けた介護過程の展開④(課題) 第 30 回 まとめ オリエンテーション ■授業の方法・メッセージ■ 本授業では、介護過程Ⅰ、介護実習(第 1・2 段階)で学んだ内容を統合し、利用者の状態・状況に応じた 介護過程が展開できる力を養います。そのため、他科目で学んだ知識や技術を統合していく思考過程が必要 になります。また、課題、グループワークや事例検討などの取り組みを通して、チームアプローチの方法を 学びます。出席はもちろん、事前準備など主体的な参加姿勢を期待します。 ■授業時間外の学習■ 授業前にテキストを読み、疑問点について調べてくること。 授業後のレポート課題を提示するので次回までに仕上げてくること。 ■評価の方法■ 平常点 30%、課題・レポート 40%、定期試験 30% ■テキスト■ 【書 名】 新 介護福祉士養成講座 第 9 巻「介護過程」(第 2 版) 【著 者】 介護福祉士養成講座編集委員会 【出版社】 中央法規出版 【価 格】 2,376 円 ※昨年の「介護過程Ⅰ」と同じテキストを使用します。 神戸医療福祉大学
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