D:\Program Files\Wercs50\BuildPath\wercs.ps

製品安全データシート
ISO 11014-1/ ANSI 基準 Z400.1-2004/ JIS Z 7250:2005 に従っ
て作製
改訂日:06/3月/2013
製品及び会社情報
製品名:
CAB-O-JET(tm) 300
同義語:
表面改質カーボンブラック分散液
化学物質等の用途:
印字用インク
サプライヤー:
キャボットコーポレーション
157 Concord Road
Billerica, MA 01821
UNITED STATES
米国マサチューセッツ州ビルエリ
カ市コンコルドロード157、01821
Tel: 1-978-663-3455
Fax: 1-978-670-6955
緊急電話番号:
キャボットコーポレーション
インクジェット着色剤事業部
50 Rogers Road
Haverhill, MA 01835
UNITED STATES
Tel: 1-978-556-8400
Fax: 1-978-556-0976
米国:
CHEMTREC
(+1) 800 424 9300 または (+1) 703 527 3887
2. 危険有害性の要約
緊急時の概略 ― 注意:
黒色あるいは着色の液体 皮膚、目への接触を避けること 皮膚または眼にかゆみを
生じるかもしれない ダストの吸引を避ける 乾燥した製品は呼吸器系に不快を及ぼ
すかもしれない
暴露の主経路:
皮膚, 眼, 吸引
健康に対する影響:
目への接触:
機械的な刺激の原因となる場合がある. 刺激を与えるが、眼組織に永久的な障害を
与えることは無い.
皮膚への接触:
負の効果は予想されない.
吸入:
粉塵は呼吸器官に刺激を与えることがある. 粉塵の発生する機械や場所では適切な
排気、換気設備を設けること。. セクション8も参照のこと.
経口摂取:
通常の産業及び商業使用では低程度の危険. 通常の使用において健康の障害の危険
は知られていないか、予想されない.
発がん作用:
IARC (国際がん研究機関)、 NTP (国家毒性プログラム)、OSHA (米国労働安全衛生
局)、 ACGIH (米国産業衛生専門家会議)、 EU (欧州連合)に記載のいかなる物質も
含まない.
標的臓器への作用:
通常使用下ではない
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製品コード:COJ300
製品名:CAB-O-JET® 300 Black Colorant
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暴露による病状の悪化:
通常使用下ではない
環境影響情報
環境に関する注意は特になし. セクション12を参照のこと.
3. 成分の組成/情報
化学名
Water
Carbon black, (4-carboxyphenyl)modified, sodium salt
CAS番号
7732-18-5
1106787-35-2
MITI Number
-
EINECS/ELINCS 番号
231-791-2
ELINCS: 421-840-8
重量%
83-86
14-16
EU分類
なし
なし
4. 応急措置
皮膚に付着した場合:
石鹸と水でしっかり洗い流すこと。赤み、はれ、かゆみ、熱がある時は医者の手当
てを受けること。
眼に入った場合:
即座に大量の水で15分間目を洗い流すこと。充血、はれ、かゆみ、熱、外観の異常
がある場合は、医師の手当てを受けること。
吸入した場合:
咳、短呼吸、及び呼吸の異常がある場合は、外気のあるところに移動させること。
症状が消えない場合は医者の手当てを受けること。必要に応じて、標準応急処置法
を用いて通常呼吸を回復させること。
飲み込んだ場合:
嘔吐を誘導しないこと。意識があれば数杯の水を飲ませること。意識不明の者には
、経口で何も与えてはならない。
医師への注意:
症状により処置すること。
5. 火災時の措置
引火点:
空気中爆発界濃度-上限(%)
空気中爆発性限界-下限(%):
該当しない
適用なし
適用なし
OSHA 引火性分類:
非引火性
自然発火温度:
適用なし
消火剤:
地域の環境及び周りの状況に応じて適切な消火法をとるこ
と。
消防士用の特殊保護装置:
適切な保護装置を着用すること。火災の際は自給式呼吸装
置を着用すること。
特有の危険有害性:
なし.
危険有害な分解、燃焼生成物:
一酸化炭素, 二酸化炭素, イオウ酸化物.
粉塵爆発の危険性:
適用なし.
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製品名:CAB-O-JET® 300 Black Colorant
製品コード:COJ300
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6. 漏出時の措置
人体に対する注意事項:
個人保護具を使用すること. 皮膚、眼、そして衣服との接触を避けます. 粉塵、エ
ーロゾルの生成を避けること. 充分な換気を確実にすること. 全ての着火源を取り
除くこと。. セクション8も参照のこと.
除去方法: :
不活性な吸収材で吸収させます. 回収し、適切な表示の容器に移すこと。. セクシ
ョン13を参照のこと.
環境に関する注意:
物質が地下水系を汚染しないようにします. 多量の流出があり、収容できない場合
、地区の関係機関に届け出なくてはならない.
7. 取扱い及び保管上の注意
取扱い:
皮膚、目への接触を避けること. 粉塵、エーロゾルの生成を避けること. 乾燥した
物質からの粉塵、エーロゾルを吸い込まないこと.
ダスト、アエロゾルまたはミス
トを発生する可能性のある場所には、機械式の適当な吸引・換気設備を導入する..
換気が不十分な場合は、適切な呼吸装置を着用します。.
保管:
凍らせないこと.
に保管すること.
はならない.
容器の蓋をしっかり閉めて、乾燥し、涼しく換気の行き届いた所
正しく表示した容器に保管すること. 強酸化剤とともに保管して
8. ばく露防止及び保護措置
所定の情報はその成分および類似した物質の毒性のデーターを元にしたものです.
ばく露限界
本製品に関する暴露限界値はない.カーボンブラックに関する許容限界値は以下に示す.
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カーボンブラック, CAS RN 1333- アルゼンチン: 3.5 mg/m3, 時間荷重平均
86-4:
オーストラリア: 3.0mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵
ベルギー: 3.6mg/m3, 時間荷重平均
ブラジル: 3.5mg/m3, 時間加重平均の許容濃度
カナダ(オンタリオ州): 3.0mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵
中国: 4.0mg/m3, 時間荷重平均; 8.0 mg/m3, 短時間暴露限度(通常15 分間の時間荷
重平均濃度)
コロンビア: 3.0mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵
チェコ: 2.0mg/m3, 時間荷重平均
フィンランド: 3.5mg/m3, 時間荷重平均; 7.0mg/m3, 短時間暴露限度(通常15 分間
の時間荷重平均濃度)
フランス - 国立安全衛生研究所: 3.5 mg/m3, 暴露平均濃度
ドイツ - TRGS 900: 3.0mg/m3, 時間荷重平均 吸引域粉塵; 10.0mg/m3, 時間荷重平
均 吸入粉塵
ドイツ - AGW: 1.5 mg/m3, 時間荷重平均 吸引域粉塵; 4.0mg/m3, 時間荷重平均 吸
入粉塵
香港: 3.5mg/m3, 時間荷重平均
インドネシア: 3.5mg/m3, 時間荷重平均/許容限度
アイルランド: 3.5 mg/m3, 時間荷重平均; 7.0mg/m3, 短時間暴露限度(通常15 分間
の時間荷重平均濃度)
イタリア: 3.0mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵
日本 厚生労働省告示 195号 管理濃度 3.0 mg/m3
日本 日本産業衛生学会勧告値:総粉塵 4.0mg/m3, 吸入性粉塵 1.0mg/m4 韓国: 3.5mg/m3, 時間荷重平均
マレーシア: 3.5mg/m3, 時間荷重平均
オランダ - 最高許容濃度: 3.5mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵
ノルウェイ: 3.5mg/m3, 時間荷重平均
スペイン: 3.5mg/m3, 時間荷重平均(表示限界値)
スウェーデン: 3.0mg/m3, 時間荷重平均
イギリス - 職場暴露露許容濃度:3.5mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵; 7.0mg/m3,
短時間暴露限度(通常15 分間の時間荷重平均濃度) 吸入粉塵
米国 ACGIH - 最大許容量: 3.0mg/m3, 時間荷重平均 吸入粉塵
米国 OSHA: 3.5mg/m3, 時間荷重平均
(1) 特に「吸入」または「吸引」と明記しない限り、暴露限界は「総」暴露限界の値を表す。吸引暴露限界は総
暴露限界よりも、約3倍厳しく規制すべきであることが証明されている。
(2) Cabot Corporationは、その世界中の施設において、米国ACGIHの許容閾値(TLV)である3.0 mg/m3 吸引性
TWAに準拠した管理を行っている。
(3) 化学物質の登録、評価、認可および制限に関する規則(REACH)の要求に従い、カーボンブラックREACH協会
(Cabot Corporationはその一員である)は、ヒト健康研究に基づきカーボンブラックの導出無影響レベル(
DNEL)を2 mg/m3 吸引性に設定している。
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作業環境基準値
INRS: Institut National de Recherche et de Securite (安全保障研究所)
MAC: Maximaal Aanvaarde Concentraties (最大許容濃度)
厚生労働省
NABS - Nilai Ambang Batas (最大許容量)
OEL: 作業ばく露限界
PEL: Permissible Exposure Limit (許容ばく露限界)
産業衛生学会
STEL: 短時間曝露限界
TLV: Threshold Limit Value (許容濃度)
TRGS: Technische Regeln fur Gefahrstoffe (ドイツ 危険物質に関する技術規則)
TWA: Time Weighted Average (時間加重平均)
US ACGIH: United States American Conference of Governmental Industrial Hygienists (米国産業衛生専門家会議)
US OSHA: United States Occupational Safety and Health Administration (米国労働安全衛生局
VME: Valeur Moyenne d'Exposition(曝露平均濃度)
WEL: 作業場ばく露限界
VLA-ED - Valor limite ambiental de exposicion diaria (日暴露限度の環境値)
設備対策
暴露を最少にするため充分な換気を励行. ダスト、アエロゾルまたはミストを発生
する可能性のある場所には、機械式の適当な吸引・換気設備を導入する.
個人保護具
呼吸器の保護具:
局所的な排気装置が充分でない場合は、認可呼吸器が必要となる。.
手の保護:
手の汚れを防止するため、手袋を着用する.
目の保護:
目/顔用保護具を着用すること. サイドシールド付き安全めがね. ゴーグルなど。.
皮膚及び身体の保護具:
保護服を着用すること. 着衣を毎日洗濯する. 作業着は、作業場所以外で着用しな
いこと.
その他:
適正な産業衛生安全実務に従って取り扱うこと。緊急用洗眼器及び安全シャワーを
近くに設置すること.
9. 物理的及び化学的性質
外観:
黒色 液体
臭気:
なし
pH:
7.0-8.6
蒸気圧:
決定していない
沸点/範囲:
~100°C
融点/範囲:
適用なし
水への溶解度: :
溶解しないが、分散している
比重:
1.07 g/cm3 (20℃)
かさ密度:
適用なし
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% 揮発量 (体積比):
水に類似
蒸発率:
該当しない
粘度:
3.0-4.6 Cps
分配係数(n-オクタノール/水):
適用なし
引火点:
該当しない
空気中爆発界濃度-上限(%)
空気中爆発性限界-下限(%):
適用なし
適用なし
自然発火温度:
適用なし
10. 安定性及び反応性
所定の情報はその成分および類似した物質の毒性のデーターを元にしたものです.
安定性:
安定
不適合物質:
塩素酸塩のような強い酸化剤、臭素酸塩、及び硝酸塩.
反応性
強酸化剤との接触で発熱反応を生じるかもしれない.
危険有害な重合:
危険有害な重合は起こらない.
避けなければならない状況:
報告無し.
危険有害な分解、燃焼生成物:
一酸化炭素, 二酸化炭素, イオウ酸化物.
静電気放電効果:
適用なし.
11. 有害性情報
所定の情報はその成分および類似した物質の毒性のデーターを元にしたものです.
急性毒性
経口 LD50:LD50/経口/ラット = >2000 mg/kg.
吸入 LC50:製品の物質的特性のため、適当な検査法がない。.
皮膚 LD50:LD50/皮膚/ラビット = >2000 mg/kg.
眼刺激性:上限グループの平均値 10.7、 変更後のKay and Calendra区分システムによると、わずかに炎症性.
皮膚刺激性:初期刺激係数 = 0.5/8 軽度の皮膚の刺激
亜慢性毒性
ラット, 経口, 継続時間 28 日
NOEL = 1000 mg/kg/1日 (テスト中最高投与量).
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慢性毒性
製品に関しては試験未実施.以下の情報は原材料(カーボンブラック)に関する記述. ラット, 経口, 継続時間: 2 年
影響: 腫瘍なし
マウス, 経口, 継続時間: 2 年
影響: 腫瘍なし
マウス, 皮膚, 継続時間: 18 月
影響: 皮膚に腫瘍なし
突然変異原性:
AMESテストで突然変異誘発性なし, 中国ハムスターの卵巣(CHO)細胞の染色体異常, 人体リンパ球の染色体異常.
生殖毒性:製品のデータはない。 .
感作効果:モルモットによるMagnusson and Kligman Maximization法での遅効感覚過敏性の検査を行った. 実験動物で
は感作の原因とはならなかった.
相乗作用のある物質:合理的に予想されることはない.
発がん作用:IARC (国際がん研究機関), NTP (国家毒性プログラム), OSHA (労働安全衛生局), ACGIH (米国産業衛生専
門家会議)、 EU (欧州連合)に記載のいかなる物質も含まない
カーボンブラックに対するIARC声明製品に関しては試験未実施.以下の情報は原材料(カーボンブラック)に関する記
述. IARCは2006年に、同機関が1995年に行ったカーボンブラックをGroup 2B(ヒトへの発がん性の可能性)とする分類
を再確認した。
国際がん研究機関(IARC)は1995年に「ヒトにおけるカーボンブラックの発がん性に関する証拠は不十分である」と結
論している。ラットでの吸入実験に基づき、IARCは「カーボンブラックの発がん性に関する動物実験での証拠は十分で
ある」とし、その結果として同機関はカーボンブラックを「ヒトへの発がん性の可能性(Group 2B)」に分類した。
カーボンブラックに関する米国労働衛生研究所(NIOSH)の1978年版基準文書では、0.1 %を超える多環式芳香族炭化水
素(PAH)を含有するカーボンブラックのみ、空気中PAHの測定が必要であると勧告している。PAHの種類によってはヒト
への発がん性の可能性があるため、NIOSHは空気中のPAHの暴露限界を、シクロヘキサン抽出物画分として測定した場合
に0.1 mg/m3とするよう勧告している.
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疫学:製品に関しては試験未実施.以下の情報は原材料(カーボンブラック)に関する記述.. "カーボンブラック生産労
働者についての疫学的研究の結果から、カーボンブラックへの累積暴露はわずかな肺機能の低下を引き起こすおそれが
あることが示唆されている。米国における呼吸器罹患率に関する最近の研究からは、40年間1 mg/m3(吸入可能画分)に
暴露するとFEV1が27 ml減少することが示唆されている。欧州における過去の調査では、1 mg/m3(吸入可能画分)のカ
ーボンブラックに就労時間で40年間暴露すると、その結果としてFEV1が48 ml減少することが示唆されている。しかし、
両研究からの推定値は統計的有意性の境界域にすぎない。同様の期間における通常の年齢関連性の低下は約1200 mlであ
る。
他の呼吸器症状とカーボンブラックへの暴露との関連性は、さらに明確性が低い。米国における研究では、(非暴露群
の5 %に対して)最も暴露の多い群の9 %で、慢性気管支炎と一致する症状が報告されている。欧州における研究は、
アンケートの処理方法に制約があるため、報告された症状について引き出すことのできる結論には限界がある。しかし
、この研究により、カーボンブラックと胸部写真の小さな陰影との関係は、肺機能にとっては無視できるものであるこ
とが示された。
英国におけるカーボンブラック生産労働者についての研究(Sorahan他、2001年)では、5か所の工場のうち2か所で肺が
んのリスクが増加していることが明らかになったが、その増加はカーボンブラックの暴露量とは関連していなかった。
そのため、著者は肺がんリスクの増加はカーボンブラック暴露に起因するものであるとは考えなかった。ドイツで行わ
れた、1つの工場のカーボンブラック生産労働者に関する研究(Wellmann他、2006年、Morfeld他、2006(a)年、
Buechte他、2006年、Morfeld他、2006(b)年)でも同様な肺がんリスクの増加が明らかになったが、2001年の英国での研
究と同様に、カーボンブラックへの暴露との関連性は見いだせなかった。これとは対照的に、米国における18か所の工
場を対象とした大規模な研究(Dell他、2006年)では、カーボンブラック生産労働者の肺がんリスクは減少しているこ
とが明らかになった。これらの研究結果に基づき、2006年2月のIARC作業部会は、ヒトにおける発がん性の証拠は不十分
であると結論している(Baan他、2006年)。
このIARCによるカーボンブラックの評価以後に、SorahanとHarrington(2007年)は対立暴露仮説を用いて英国での研究
データを再分析し、5か所の工場のうち2か所でカーボンブラックへの暴露と正の関連性があることを発見した。
MorfeldとMcCunney(2007年)は同じ暴露仮説をドイツの同齢集団に適用したが、逆に彼らはカーボンブラックへの暴露
と肺がんリスクには関連性はないことを明らかにしており、このためSorahanとHarringtonが用いた代替的な暴露仮説は
裏付けられていない。総合的に判断すると、これらの詳細な研究の結果として、カーボンブラックへの暴露とヒトの発
がんリスクとの因果関係は証明されていない。この見解は、2006年のIARCによる評価と一致する".
12. 環境影響情報
所定の情報はその成分および類似した物質の毒性のデーターを元にしたものです.
水生生物毒性:
魚 LC50 (96 時間): > 100 mg/l
ミジンコ magna EC50 (48 時間): > 100 mg/l
藻 EC50 (72 時間, 成長反応停止): > 100 mg/l
活性スラッジ EC50 (呼吸反応停止): > 1000 mg/l
環境に対する生態学的影響
移動性:
溶解しないが、容易に分散する.
生体蓄積性:
物質の物理化学的特性により予期できない.
残留率/分解性:
物質の物理化学的特性により予期できない
環境区分への分散:
分散可能.
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13. 廃棄上の注意
免責条文このセクションの情報は、当MSDSのセクション3に記載の適正な状態で発送された製品に関するものです。混合及び処理により廃棄物
の特質及び要件が変わることがあります。空容器、ライナー、すすぎ液にも規則が適用されることがあります。県及び地域の規則が国の規則と異なっ
ていることがあります。
RCRA 分類 (40 CFR 261):有害廃棄物ではない.
未使用、及び非汚染製品全ての法規、規則に準じて処理する. 廃棄手段を選択する際、本製品は水に分散する特性を有
するので埋め立て利用は推奨されない. 空になった容器の廃棄についても、同様の注意を払う. 再利用は推奨しない.
14. 輸送上の注意
輸送規制で危険物として分類されていない.
国連番号:
なし
国連輸送品目名
分類無し
国連輸送分類:
分類無し
国連包装等級:
分類無し
IMDG (国際海事機構危険物規約): 上に記載のUN 区分を使用してください.
IATA (国際航空輸送協会):
上に記載のUN 区分を使用してください.
米国鉄道規則:
決定していない
日本規則
船舶安全法
該当しない
15. 適用法令
危険有害性の要約
米国 ― OSHA (29 CFR 1910.1200):危険有害性なし.
メキシコ - NOM-018-STPS-2000:セクション16のHMIS等級を参照のこと。
カナダ - WHMIS 分類 (CPR, SOR/88-66):分類無し.
当製品は、製品規制法の危険度に従った基準で分類されており、製品規制法に要求される全ての情報はMSDSに記
載されている。
国際インベントリー
この製品の全ての成分は記載されているか、あるいは以下の目録で除外されている:
有
有
有
有
有
有
-
オーストラリア既存化学物質インベントリー (AICS)
国内物質リスト(DSL)
中国現有化学物質名録
欧州既存商業化学物質インベントリー (EINECS)
日本既存化学物質リスト(化審法) (ENCS)
韓国既存化学物質リスト(KECL)
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有 - ニュージーランド有害性物質・新生物法 (HSNO)
有 - PICCS(比)化学品および化学物質インベントリー
有 - 有害物質規制法(TSCA) 8b インベントリー
日本規則
決定していない.
米国連邦規則
TSCA 12(b) 輸出通知:本製品は、TSCA 12(b) 輸出通知規則に該当するいかなる成分も含んでいません
(米)大気清浄法(1990年) (CAA, セクション 112, 40 CFR 82):当製品は、空気汚染危険物、引火性物質、毒性物
質、及びオゾン層破壊物質のクラス1,2として記載される成
分を、一切含んでいません。
(米)水質清浄法 (CWA, 40 CFR 116) 優先的汚染物質:当製品は、重大汚染物質を一切含んでいません
(米)包括的環境対応補償責任法 (CERCLA, 40 CFR 302):この製品はリストアップされた危険有害性物質を含む。
•水酸化ナトリウム量をトレースする. (CAS RN 1310-73-2)
•亜硝酸ナトリウム量をトレースする. (CAS RN 7632-00-0)
包括的環境対応補償責任法 (SARAタイトルⅠ,Ⅱ):
SARA セクション 302 (40 CFR 355) 極度危険物質:成分に、SARA のセクション302に極度の危険有害物質として
記載されているものはない。
SARA セクション 311/312 (40 CFR 370)危険物部門:当製品は、SARA セクション 311/312に記載の危険有害物質
のMSDS要件のどの項目にも適応されません。
SARA セクション 313 (40 CFR 372)有害物質放出インベントリー:毒性化学物質としてセクション313に記載の物
質で、規制を必要とする最低濃度を超えているものは含まない。
(米)食品医薬品局 (FDA):
非許可
薬剤情報:許可されていない
米国州規則
カリフォルニア企画65:当製品は、カリフォルニア規制65号に記載されていません。
北米東米知事連合 (CONEG)金属リスト:当製品は、鉛、カドミウム、水銀、六価クロムの総計が、CONEG資源削減
議会の限界である重量比で100ppm以下、に適合しています。
16. その他の情報
HMIS
等級
HMISインデックス:
健康:
引火性:
物理的汚染:
* - 慢性, 0 - 殆ど無い,
1
0
0
1 -わずかに,
2 - 中程度,
3 - 非常に,
4 - 極度に
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カーボンブラック抽出物:
製造されたカーボンブラックは、一般的に0.1%以下の溶剤に抽出可能な多環芳香族炭化水素(PAH)を含む.この
PAHの濃度は、製造プロセスだけでなく、製品の仕様、その抽出された物質を同定しようとする分析手法など、複数の因
子によって影響を受ける.カーボンブラックのPAH濃度や分析法に関する質問は、貴社へカーボンブラックをお納めして
いる会社へご連絡ください。.
追加の連絡先:
Cabot Specialty Chemicals, Inc.
Sumitomo Shiba-Daimon Bldg. 3F
2-5-5 Shiba Daimon, Minato-ku
Tokyo 105-0012 JAPAN
Tel: 81-3-6820-0255
Fax: 81-3-5425-4500
製作者:
改訂日:
前回改訂日:
改訂理由:
キャボットコーポレーション ― 安全衛生環境部門
06/3月/2013
09/9月/2009
セクションへの改正 1,8,15,16
棄権:
これらの情報は、キャボット社が正確であると信じる情報に基づくものです。書かれていること、または意味すること
のいかんに関わらず、内容を保障するものではありません。この情報はそれを受け取る人のための情報と考察のために
のみ提供されるものであって、キャボット社として今後の使用及び準拠に関してなんら法的責任を負うものではありま
せん。
®と 'TM' はキャボット社の登録商標であることを示しています。