第95回【よくある質問】データの管理について今回は、データの管理について、よくある質問とその回答という形でご説明いたします。 1 「現場を閉じる時に、保存しないで閉じてしまった・・自動バックアップファイルから復元できない？」まず、自動バックアップファイルとは・・【ツール−オプション−バックアップタブ】を確認すると、初期状態では20分間隔で自動バックアップを行う設定になっているのが確認できます。このデータは、きちんと現場が閉じられた時には自動的に削除されるもので、今回のように「保存しますか？」→「いいえ」で閉じた場合には、きちんと現場が閉じられた状態であると認識され、自動バックアップファイルは削除されてしまいます。つまり、今回のご質問でいくと「復元できません」という回答になります。自動バックアップファイルは、あくまでもパソコンの電源が突然切れる、ソフトが動かなくなったので強制終了したなどの不慮の事故に備えるためのもので、もしそのような状態になった場合には自動バックアップファイルが削除されずに残り、現場起動時に自動バックアップファイルから起動するかというメッセージが表示されることになります。自動バックアップファイルから起動した場合には、そのまま使用を続けるのではなく、いちど名前を付けて保存等で保存を行うようにしてください。 2 「パソコンの調子が悪かったので、BTXAフォルダだけ別のハードにコピーして再セットアップしました。 BLUETREND XAをインストールしたら、現場管理が空です。BTXAフォルダから現場管理に復帰できますか？復元できます。現場管理を起動後【メンテナンス−未登録現場を登録】を選択し、BLUETREND XAのデータが入っているフォルダを指定することで、工区情報を保持した状態で復元できます。さまざまな場所にデータを格納している場合には、現場のバックアップなどを取っておいたほうが本来は安全です。 3 「間違って上書き保存してしまった！元に戻せない？」【ツール−オプション−バックアップタブ】を確認すると、履歴ファイルというのが確認できると思います。上書き保存を行うときに、保存前のデータを履歴データとして保存する場合には「データ保存時に履歴データを残す」にチェックを入れます。最大5回前に上書き保存したデータまで残せます。また前日の最終保存状態を残したい場合には「前日のデータを履歴データとして残す」にチェックを入れます。この履歴データは、当該現場を開いた後【ファイル−履歴】で確認、読み込むことが可能になります。データフォルダの中身を見ると、現場名.bk1や現場名.bk0というファイルが存在します。 bk1が1つ前の履歴データ、bk0が前日の最終保存データを意味します。福井コンピュータ株式会社担当：川村令奈（宮崎オフィス）（[email protected]）今後、送信が不要の方は、上記担当者までその旨をお知らせ下さい。左記ナビダイヤルは福井県坂井市に着信し、着信地までの通話料はお客様のご負担となります。また、通話料金につきましてはマイラインの登録に関わらず、NTTコミュニケーションズからの請求となります。携帯電話からのご利用の場合は20秒ごとに10円の通話料がお客様の負担となります。発信元：477宮崎-1501