導入事例 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 様 OSのバージョンアップを機に、他社BIからシステムコ ンサルタント社のExcellent/FreeWay に移行。旧BI ツールの機能を網羅しつつ、+α の便利な機能を備え 会社概要 ていたことが採用の決め手。また業務に沿った手厚い 設立 本社 技術支援により、ツールの移行もスムーズに実施。 :2006年(平成18年)7月1日 :東京都品川区大崎1-5-1 大崎センタービル 資本金 :150億円(2014年3月31日現在) 従業員数:4,106人(連結)(2014年3月31日現在) 事業概要:製鉄・環境・エネルギー関連のプラント 建設や、大規模構造物(空港・超高層 タワー・ドーム等)の制作・建設。 URL 新日鉄住金エンジニアリングは、財務データの抽出・分析作業の効率化、 監査ログ・パスワードポリシー等のより高度なセキュリティ構築などの課題 解決を目的に、他社BIツールからExcellent/FreeWayへの移行を行った。 :https://www.eng.nssmc.com/ 導入サーバー :Solaris 導入DB :Oracle ユーザー数 :70名(2014年5月現在) メインユーザー:財務担当者 新日鉄住金エンジニアリングは2006年 ティに関して様々な問題点が上がってき に創業。新日鐵住金のグループ会社とし ており、それらを解決する方法を模索し て、鉄鋼生産設備や廃棄物処理設備など ていました。」と課題を語ったのは、新 の産業機械・設備、石油・天然ガス採掘 日鉄住金エンジニアリングの山形氏だ。 プラットフォームやパイプラインなどの またそのBIツールがWindows7に対応し エネルギー関連設備・海洋鋼構造物、物 ていないことも大きな課題であり、これ ・ユーザビリティやセキュリティ面において、 流施設やビルなどの鋼構造建築物の建設 を機に既存のBIツールをバージョンアッ 既存のBIツールでは機能が満たせていない を行っている。地球温暖化対策、環境調 プするのか、新しいBIツールの導入を検 和型社会の構築、エネルギー問題など複 討するのか、決断する必要があった。更 合的、融合的な地球規模の課題を解決し に「既存のBIツールをバージョンアップ 社会の向上に貢献することを使命として しても、そのバージョンもサポート終了 いる。長年培ってきた設備技術や鋼構造 日時が少し先に見えていたこともあり、 技術をベースにしながら、市場課題に合 別のBIツールの導入を真剣に検討する様 致した新しい技術を創造し豊富なノウハ になりました。」と付け加えた。そして ウを駆使して、お客様そして社会のニー 2013年8月、これらの問題を解決するた ズに応え続けている。 め 、Excellent/FreeWayへ の リ プ レ ー ス 導入背景 ・クライアントPC の Windows 7 化に伴い、 既存のBIツールのバージョンが未対応 導入ポイント ・エンドユーザーにおける操作性の良さ ・既に企業内の別システムでExcellentを 利用しているという実績 導入効果 ・既存のBIツールには無いユーザビリティで 業務効率向上 を決定した。 ・今まで手入力していた部分がシステム化され、 人的ミスが減少 ・監査ログやセキュリティ機能が充実 エンドユーザーの悩みを解消できる Excellent/FreeWayの導入を決定 導入するBIツールの選定のポイントと して山形氏は次のように説明した。「選 定の条件は主に2つです。1つ目に、既 存のBIツールと同等以上の機能性や操作 ユーザビリティとセキュリティに課題 性を備えていること。そうでないと、検 Windows7への移行を機にツール見直し 索結果が異なり業務に支障が生じます。 また操作性が変わる事で教育や習熟が負 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 業務プロセス改革部 マネジャー 山形 一洋 氏 「既存のBIツールではユーザーのパス 荷となりエンドユーザから反発されま ワードポリシーといったセキュリティや す。エンドユーザの理解を得る為に、 詳細な監査証跡のログ管理といった部分 ツールの機能性と操作性を重視しまし で社内コンプライアンスをカバーしきれ た。2つ目に、現状課題となっているセ ず、自社の運用で対応していたという課 キュリティ面において機能が充実してい 題がありました。またユーザーにツール ること。自社の運用でカバーしている部 についてヒアリングすると、ユーザビリ 分をツール上で管理してコストを削減し 導入事例 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 様 たいと考えていました。」。 入開始とその翌月の2回実施)。その後システムコンサルタン これらの選定条件の下、システムコンサルタントによる製品 ト立ち会いの元、技術支援を受けた担当者が各拠点のユーザー の提案が開始された。山形氏は「デモやQ&Aにより、Excell へ勉強会を行い理解度を深めた。この様な教育を受けながら旧 entであれば業務要件(機能性)が満たされ、操作性にも違和感が BIツールの定型処理の移行を実施し、導入開始から僅か2週間で 無いと判断できたこと、セキュリティ面の課題が殆ど解消でき 本番運用を開始する事ができた。山形氏は「BIツールは使い方 たことが選定のポイントとなりました。またExcellentならでは を理解するまでに時間がかかるという印象でしたが、Excellent の機能も選定の後押しをしてくれました。例えば、レポート出 が備えているユーザビリティと、手厚い技術支援によってス 力時の条件設定で条件値の候補が表示される事、大量パラメー ムーズに移行ができました。特に常駐支援でまとめたQ&A表 ターが外部ファイルとして指定できる事、表結合の設定漏れが は弊社の大きな資産になりますよ。」と語った。 アラートされる事、等々、入力する手間や設定ミスのリスクを Excellentで削減できると感じました。更にユーザーのログイン 課題はExcellentの浸透率を更に上げて効率化を促していくこと 履歴や、誰がいつどんなSQLを実行したのか、という履歴も詳細 現在はWeb上での簡易ダッシュボードも検討 に取得できるので、監査証跡についてもExcellent上で一元管理 できると考えました。」と振り返った。そして、2013年8月に 稼働開始後の効果について「こういったツールのリプレース 既 存BIツ ー ル か ら の 移 行 を 決 断 し 、 新 た なBIツ ー ル と し て のポイントは、移行後に如何に浸透させて、ユーザーが自発的 Excellent/FreeWayの導入を決定した。 に扱って貰えるツールになるか、に尽きると思います。そう いった意味で、短期間で使い方をマスターできるExcellentは今 BIツールの技術支援と勉強会で、ユーザー教育を実施 回の案件に最適でした。一部のユーザーは旧BIツールを使い込 導入開始から僅か2週間で本番運用スタート んでおり、そういった方々への対応が今後必要だと認識してい ますが、Excellentならではの機能を掲示板に掲載して情報を共 まず既存のBIツールを使用したレポートの中から、業務で優 有しています。利用者からもExcellentは使い易いと聞いていま 先的に利用しているものを50本に絞った。これらをExcellent すので、旧BIツールのユーザを巻き込むのも時間の問題だと思 に速やかに移行するため、情報システム部門が定期セミナーの います。」と話した。また「現在は、Web上でデータの可視化 受講やカスタマーサポートサービスを積極的に活用、操作方法 を共有できる簡易ダッシュボードの仕組みが経営層に求められ の習熟や課題をクリアして滞りなく移行を実施した。またシス ています。全てスクラッチで開発すると相当な工数がかかって テムコンサルタントの担当者がツールを業務にフィットさせる しまいますが、WebQueryのレポート機能をポータル上に組み べく常駐支援を実施した。具体的にはエンドユーザの理解度を 込めば、コストを抑えてシステムの構築が可能ということで、 深めるために、製品の操作方法の説明や日々出力する帳票の作 そちらも検討している段階です。」と今後の活用に期待を寄せ 成方法や複雑なレポートの作成補助を行った(常駐支援は、導 ている。 システム構成イメージ 財務システム ASCA (Advanced System for Corporate Accounting) エンドユーザー(財務部) 本社 ExcellentのTIPSや便利な使い 方を掲示板やQ&A表で共有。 基幹システムから ・ユーザー認証 財務情報をバッチ ・アクセス制御 処理で集計する ・監査ログ取得 Data WareHouse ・パスワードポリシー グループ会社 製品に関するお問い合わせ 株式会社システムコンサルタント 〒130-0012 東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー12F TEL :03-3829-4411 Eメール:[email protected] URL :http://www.ksc.co.jp/spnet/
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