JA常総ひかりの現況2014(PDF)

2014
JA常総ひかりの現況
JA常総ひかり
REPORT
常総ひかり農業協同組合
Jyousou Hikari Agricultural Co-operative
URL http://www.jahikari.or.jp
E-mail [email protected]
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目 次
基礎資料編
ごあいさつ
JAとは何か
経営理念
経営方針
部門別方針
経営管理体制
事業の概況(平成25年度)
事業活動のトピックス
農業振興活動
地域貢献活動
リスク管理の状況
自己資本の状況 系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
事業のご案内
JA常総ひかり子会社
JAの概況・組織
合併にいたるあゆみ/沿革
機構図
役員構成
組合員数
組合員組織の状況
地区一覧
店舗等のご案内
特定信用事業代理業者の状況
経営資料編
決算の状況
貸借対照表
損益計算書
注記表
剰余金処分計算書
部門別損益計算書
財務諸表の正確性等にかかる確認
損益の状況
最近の5事業年度の主要な経営指標
利益総括表
資金運用収支の内訳
受取・支払利息の増減額
経営諸指標
利益率
貯貸率・貯証率
職員一人当たり及び一店舗当たりの指標
貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
貸出金償却の額
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目 次
各事業の実績
信用事業
共済事業
購買事業
販売事業
農業倉庫事業
加工事業
利用事業
宅地等供給事業
指導事業
その他事業①グリーンセンター事業
その他事業②旅行事業
その他事業③福祉事業
その他事業④直売所
その他事業⑤その他
自己資本の充実の状況編
自己資本の構成に関する事項
自己資本の充実度に関する事項
信用リスクに関する事項 信用リスク削減手法に関する事項
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
証券化エクスポージャーに関する事項
出資等エクスポージャーに関する事項
金利リスクに関する事項
連結情報編
グループの概況
常総ひかり農業協同組合グループの概況
子会社等の状況
グループの連結事業概況
最近5年間の連結ベースの主要な経営指標
連結貸借対照表
連結損益計算書
連結キャッシュ・フロー計算書
連結注記表
連結剰余金計算書
連結ベースのリスク管理債権残高
連結ベースの事業別経常収益等
連結自己資本の充実の状況
自己資本の構成に関する事項
自己資本の充実度に関する事項
信用リスクに関する事項
信用リスク削減手法に関する事項
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
証券化エクスポージャーに関する事項
オペレーショナル・リスクに関する事項
出資等エクスポージャーに関する事項
金利リスクに関する事項
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―1―
ごあいさつ
代表理事組合長 草間 正詔
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。皆様には、平素よ
り私どもJA常総ひかりの各事業を、ご利用並びにお引き立てをいただいてお
りまして誠にありがとうございます。心から厚くお礼申し上げます。
さて、当組合におきましては、平成6年2月に5JA(JA下妻市、JA茨
城八千代、JA千代川村、JA石下町、JA水海道市)が合併し、JA常総ひ
かりが誕生してから、今年20周年という大きな節目を迎えたわけですが、こ
れもひとえに、組合員の皆さまをはじめ関係各位のご支援とご協力の賜と重ね
て御礼を申し上げます。さて、この20年を顧みますと、バブル崩壊後、サブ
プライム問題、リーマンショック等、国内外の経済情勢は激動の連続であり、
国内経済は、長きにわたって景気低迷・デフレ経済が続きました。また、阪神
淡路大震災や東日本大震災等の自然災害の恐ろしさを実感し、自然災害への備
えの重要性を深く認識することとなりました。また、農業を取り巻く国内情勢
は、農業後継者・担い手の不足、農業従事者の高齢化、耕作放棄地の拡大等、
困難な問題が顕在化し年々深刻化しています。近年では、夏の酷暑、大型台風
の上陸や竜巻の発生など、異常気象や自然災害による農畜産物への被害や、東
―2―
日本大震災において発生した東京電力福島第一原発事故の影響で、いまだ農畜
産物への風評被害は払拭されず、今後も消費者の不安を払拭する活動を続け、
安全で安心な農畜産物を将来にわたり、安定的に提供できるよう取り組んで行
かなければなりません。
昨年を振り返りますと、第二次安倍内閣による「大胆な金融政策」「機動的
な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」といった「三本の矢」による経
済政策、いわゆる「アベノミクス」の効果により、長引く円高・景気の低迷・
デフレ不況からの脱却の兆しをみせ、株価上昇や雇用・所得の拡大が期待され
る状況となってきました。しかし、円安の進行は輸入品価格の上昇を招き、営
農用生産資材については、原料価格の上昇に伴い、飼料・肥料・農薬への価格
転嫁が心配されるところであります。
また、TPP(環太平洋連携協定)においては、農業の問題だけでなく、食
の安全・安心、医療、保険など国民生活に直結する大きな問題であり、地域農
業や地域経済、生活に極めて大きな影響を及ぼすことが懸念され、JAグルー
プとしてTPP導入断固阻止に取り組んでまいります。
農業政策についても経営所得安定対策やコメ政策の見直しなどで、生産現場
の不安は一層高まっております。食の安全や安心、日本の暮らしを守っていく
ためにも、JAグループや関係機関と連携しながら、様々な外圧に対抗してま
いります。
そのような中、平成25年度は、第26回茨城県JA大会で設定した10年
後の目指すべき姿「JAグループ茨城ビジョン 2022」に基づき策定した、『次
代につなぐ地域農業・地域協同の実践運動』新3ヵ年計画の初年度で、「地区
別組織再編の完遂と更なる事業連携の実践」「次代につなぐJA地域農業戦略
の実践」「地域のライフラインとしてのJA総合機能・経営強化」の3つの運
動目標を掲げ取り組んできました。当JAの事業においては、厳しい経営環境
にさらされ計画値を下回ったものの、皆様の温かいご支援と変わらぬご利用を
いただき、前年並みの当期剰余金を計上することができました。また、かねて
より建設に取り組んできました石下地区の岡田支店、飯沼支店の統合支店が、
石下西支店として誕生しました。組合員へのサービスの低下にならぬよう十分
配慮し、JAの総合事業・活動を通じて地域の拠り所となる支店づくりに取り
組んで参ります。
平成26年度は、新3ヵ年計画の2年次で、これらの運動目標の実践を通し
て、組合員・地域住民・消費者に一層信頼される組織を目指すとともに、組
織・経営を強化し、いかなる環境変化にも対応しうる基盤の構築に取り組んで
いく所存であります。
平 成 26年 5月
常総ひかり農業協同組合
代表理事組合長 草間 正詔
―3―
JAとは何か
JA は、組合員の参加と結集を基本に事業・活動を行う組織です。具体的には、農
業生産に必要な肥料や農薬などの資材を共同で購入したり、農産物を共同で販売し
たりしています。JA の組合員である農業者は、消費者でもあり、日常的な生活資材の
提供も行っています。また、貯金、貸出などの信用事業や、生命、建物、自動車などの
共済事業、高齢者福祉、健康管理、旅行など幅広い事業を展開しています。
◇協同組合と株式会社との違い
協同組合
組織者
株式会社
農 業 者 、漁 業 者 、森 林 所 有 者 、勤 労
者、消費者、中小規模の事業者など
根拠法
投資家、法人
農業協同組合法、水産業協同組合
法 、森 林 組 合 法 、中 小 企 業 等 協 同 組
商法
合法、消費生活協同組合法など
組織者の名称
組合員
株主
事業
組 合 員 および会 員 のために最 大 の奉
仕 をすることを目 的 とし、事 業 は根 拠
商法で事業は限定されていない
法で限定されている
利用者
運営方法
組合員
不特定の顧客
1 人 1 票制
1 株 1 票制
(人間的平等による民主的運営)
(株式を多く持つ人が支配)
経営理念
地域農業の発展の中に当JAの発展の源泉があります。
◇経営理念
(1)顧客満足度の向上
組合員・利用者の満足度向上のため、全役職員一丸となって取組みます。
(2)安全・安心
農産物をはじめJAが供給・提案する金融商品等を通じて実現します。
(3)選択と集中
時代に対応した効率的運営に努め、盤石なJA経営を実現します。
―4―
経営方針
◇基本方針と目標
私たちJAグループは、第26回県JA大会で10年後の目指すべき姿を
「JAグループ茨城 ビジョン2022」として掲げました。
JAは、新3ヵ年(平成25~27年度)をこの10年後のビジョン実現に向
けた第1ステージとして位置づけ、県JA大会で決議した3つの運動目標を着
実に実践するため、役職員は県JA大会決議の趣旨を十分踏まえた上で、「新
3ヵ年計画」の実行に全力を傾注することを確認し、JAの取り組むべき具体
的な実行計画、指標を明らかにし、組合員、消費者、地域住民に信頼されるJ
Aを目指し積極的に取り組みます。
運動目標Ⅰ 地区別組織再編の完遂と更なる事業連携の実践
県西地区ビジョンの実現に向けた、県西地区の共通取組事項とその3年後の
到達目標を明記し、県西地区JA常勤理事会議での協議により、県西地区とし
ての目標設定をいたしました。
運動目標Ⅱ 次代につなぐ「JA地域農業戦略」の実践
生産力の強化、販売力の強化そしてJA指導力強化への実践策を策定し、次
世代農業者の育成支援や地域特性に応じた農業振興と生産拡大により、高品質
で安心・安全な農産物等を戦略的に販売することにより、販売シェア向上と販
売高の拡大に取り組みます。
運動目標Ⅲ 地域のライフラインとしてのJA総合機能・経営の強化
JAの総合事業を通じ、地域の暮らしを支える機能(ライフライン)の一翼を
担い、組合員とのつながりを強める取組みとして、「JA地域くらし戦略」を策
定することとし、従来の「JAくらしの活動」を基本に重点対象・項目を設け実
践していきます。また支店と組合員のつながりを強化するため、地域実態など
に応じ、支店機能を強化するため、「あるべき支店像」の策定の実施、専門
性・企画力の向上と総合力を発揮できる人材育成を「人事労務教育基本方針」
に基づき実践していきます。
―5―
部門別方針
【信用事業部門】
平成26年度は、第26回茨城県JA大会の運動目標及びJAバンク茨城
3ヵ年中期戦略(平成25~27年度)の第2年次となることから、重点商
品・サービスの位置付けを明確にし、信用事業の伸長に向けて取り組む。
ついては、中期戦略時に見通していた環境・課題が当初想定よりも早い速
度で変化しており、より厳しい環境のもと、中期戦略で掲げた5つの柱を基
本にスピード感をもって着実に実践していくものとし、目標達成に向けて役
職員全利用を掲げ重点施策を実施する。
【共済事業部門】
今期(平成25年度から平成27年度)普及活動計画では、地域に安心の
輪を広げ、未来への絆をつくる3ヵ年として①「ひと・いえ・くるまの総合
保障」の確立、②将来への基盤づくり(未来への絆づくり)の強化、③エリ
ア戦略の展開と推進チャネルの強化に取り組むこととしている。
平成26年度は、今期3ヵ年普及活動計画における中間年度として、目指
すべき方向の実現に向け、既加入者に対する「3Q訪問活動」及び未加入者
に対する「はじまる活動」を通じて「ひと・いえ・くるま保障の取り組み強
化」を図り、役職員一丸となって推進活動を展開する。
【経済事業部門】
JAグループのスケールメリットを生かして仕入れ機能を強化し、コスト
低減と安価資材の安定供給に努め、購買・営農との連携による指導購買事業
に取り組む。また、組合員・地域住民の更なる生活向上を念頭に置いた推進
を積極的に展開していく。
【営農事業部門】
JAの使命は、生産者のみならず消費者からも魅力ある農業と農村を確立
することである。このため、多様な組合員ニーズに対応する営農指導機能の
充実強化と営農指導員の資質向上を図りながら、担い手育成、生産者組織の
多面的展開等の持続的取り組みを展開し持続可能な農業を確立する。又、消
費者に対しては、安全・安心・安定供給のもと環境保全型農業の定着を図り
食と暮らしに密着した農業振興の強化を図る。
【資産管理部門】
宅地供給事業・住宅等供給事業ともに現時点での見込み案件の成約率を向
上させ、子会社である株式会社サンアグリや大手ハウスメーカーと連携した
土地開発事業に着手し、事業規模の拡大を図る。
―6―
賃貸管理事業においては、空室対策に特化し、各種キャンペーンの実施に
よる入居者の獲得を図る。管理物件の設備向上や不動産業者との連携により、
管理物件の入居率の向上を目指すとともに、オーナーの安定した賃貸住宅経
営を支援していく。
経営管理体制
◇経営執行体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構
成される「総代会」の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事に
より構成される「理事会」が業務執行を行っています。また、総代会で選任
された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行っています。
また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合
法第 30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を
図っています。
―7―
事業の概況(平成25年度)
◇経営環境と平成25年度の概況・事業実績・損益状況の概要
(1)農林水産業情勢及び金融経済環境その他の組合を取り巻く環境
日本経済は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成
長戦略といった「三本の矢」による積極的な経済政策、いわゆる「アベノミ
クス」を展開しています。「三本の矢」を柱とする「経済財政運営と改革の
基本方針(脱デフレ・経済再生)を取りまとめ、大規模な金融緩和政策によ
り、株価の上昇、為替の円高是正、企業の業績回復など、デフレ・景気は回
復基調となっています。
国内農業においては、農業就業人口が大きく減少するとともに、基幹的農
業従事者の約61%が65歳以上となるなど、農業者の高齢化、世代交代が
加速しています。担い手不足による耕作放棄地の増加、農業従事者の高齢化
などの慢性的な課題に加え、為替円安による飼料・肥料・燃料などの価格高
止まりなど、依然として農業を取り巻く環境は厳しい状況が続いています。
政府および与党では、農地中間管理機構の創設や「農林水産業・地域活力
創造プラン」をとりまとめ、農業・農村全体の所得倍増を目標に掲げる「攻
めの農林水産業」「新成長戦略」が、新たに策定され、農産物の輸出増加、
農地集積による担い手育成、新規就農を促す施策等が、今後展開されようと
しています。
また、5年後をめどに米の減反政策廃止を決定し、主食用米から飼料用米
への転換を促す方針を決定するなど、我が国の農業政策を大きく見直し、市
場原理主義に委ねようとしています。
TPPについては、昨年の交渉において農産物関税や知的財産権などの分
野で折り合えなく、交渉は物別れとなりました。交渉は今年に持ち越されま
したが、引き続き国会決議および与党決議が実現されるよう注視していくと
ともに、情勢の進展を的確に捉え具体的な運動を展開していく必要がありま
す。
(2)組合の当該事業年度における主要な事業活動の内容及び成果
①信用事業
信用事業は、JAバンク茨城3ヵ年中期戦略に掲げる5つの柱を基本に、
県域共通取組事項として重点商品・サービスの位置づけを明確にし、信用事
業の伸長に向け取り組みました。貯金の年度末残高は、年明け以降共済商品
への資金流失・震災修繕費の払い出し・販代減少等により前年対比でマイナ
ス状況が続き、1,377億円となり、伸長率99.8%の結果となりまし
た。
貸出金残高は約238億円でローン市場が縮小・低迷しているなか、前年
比約15億円減少となり、計画対比91.5%の実績となりました。
―8―
②共済事業
共 済 事 業 は 、 「組 合 員 の 安 心 と 満 足 の提 供 ・ 総 合 保 障 に よ る 豊 か な 生 活 づ
くり ・地 域貢 献 」を 基 本 理 念 として、共済普及活動の原点といえる3Q訪問
活動を通じたあんしんチェックの取り組みを強化し、組合員・利用者の皆さ
まのニーズに応じた柔軟な総合保障提供の実現に注力したことにより、推進
総合ポイント計画および新規契約ポイント計画を達成することができました
が、長期共済の保有契約額においては、前年比97.5%の実績となりまし
た。
③経済事業
経済事業は、生産資材事業では、農業の生産基盤が弱体化するなかで、一
方では農業経営の大規模化がすすみ、多様化している生産現場のニ-ズに的
確に応え、コスト低減と安定供給に努め、購買・営農との連携による指導購
買事業に取り組みました。
生活関連事業では、生活に必要な安心・安全な商品を提供し、組合員の健
康と生活向上に努め、地域に密着した事業を実施しました。具体的には、自
然再生エネルギー事業の取り組みとして、一般家庭向け太陽光発電システム
の事業推進を実施した結果、大きく伸長することができました。
経済事業全体での購買品供給高は約77億円と前年比4億3千万円上回り、
計画対比106%の利用をいただきました。
④販売事業
販売事業は、米穀関係では、麦類・水稲ともに生育が順調に推移し、麦に
ついては前年比131%、また、米の作況指数も茨城県104、県西地区に
おいては102と豊作となったことから、前年の集荷実績49万袋を上回る
51万袋の集荷実績を上げることができました。園芸関係は、販売額81億
4千万円と昨年度を4億7千万円上回る実績を上げることができた結果、販
売取扱総額は、約124億円と前年を1.4億円ほど上回りました。
⑤資産管理事業
資産管理事業では、住宅等供給事業と宅地供給事業については、住宅ロ-
ン金利の低下による需要増加の動きの中、不動産取引件数は緩やかに回復し
つつあるものの、本格的な回復には至りませんでした。賃貸管理事業では、
安価な新築集合住宅や個人住宅の増加により、既存集合住宅の空室率は依然
増加傾向にあり、厳しい状況となりました。
また、倉庫・利用の各事業については、前年を上回る状況となりましたが、
加工事業は、前年を下回りました。福祉事業においては、介護保険制度改正
の中で、介護予防とケアプランに基づいた居宅介護支援、訪問介護、通所介
護事業の提供による家族負担の軽減と利用者本位、高齢者の自立支援、利用
者による自己決定ができるサ-ビスの質の向上や情報の公表に努めました。
―9―
◇決算概況をふまえ対処すべき組合の課題
1.食の安全安心確保に向けた営農指導の強化
2.担い手の育成支援
3.経営の強化・健全な財務体質の確立
4.コンプライアンス態勢の確立
◇平成25年度決算の概要と主要業務の概況
(単位:千円)
区
分
財務
項
目
22 年度
24 年度
127,515
158,175
63,242
7,214
経 常 利 益
234,172
258,158
178,878
139,231
当期剰余金
177,829
108,825
127,256
169,715
総
資
産
145,559,777
150,967,333
150,941,248
150,883,353
純
資
産
7,700,159
7,943,002
8,010,569
8,162,426
16.68%
15.63%
15.26%
15.47%
貯
金
133,380,005
137,517,678
138,019,963
137,721,247
預
金
93,756,792
104,844,326
109,057,423
105,259,343
金
27,112,580
26,915,300
25,419,754
23,867,857
有 価 証 券
9,801,037
4,229,979
96,547
4,380,973
9,801,037
4,229,979
96,547
45,671
貸
出
国
債
そ の 他
共済事業
25 年度
事 業 利 益
単体自己資本比率
信用事業
23 年度
長期共済保有高
4,335,301
656,653,947
638,115,812
622,831,774
607,325,394
655,756
653,851
677,709
710,354
短期共済新契約掛金
購買事業
購買品供給高
7,202,021
7,145,290
7,271,494
7,709,709
販売事業
販売品販売高
11,719,795
11,530,394
12,565,753
12,439,988
農業倉庫事業
取 扱 高
82,323
65,892
73,741
90,620
加工事業
取 扱 高
63,178
68,562
78,558
81,122
利用事業
取 扱 高
792,866
836,992
817,384
839,482
宅地等供給事業
取 扱 高
97,956
65,635
46,622
48,495
千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
― 10 ―
事業活動のトピックス(平成25年度)
“石下西支店がオープン”
平成25年9月30日、常総市石下地
区の岡田支店及び飯沼支店が店舗統廃合
し、「石下西支店」がオープンしました。
今後とも組合員はじめ地域の皆様のご期
待に添えるよう一層のサービス向上と信
頼されるJAを目指して努力していきた
いと思います。
~ 安心して利用頂ける JA を目指して ~
“第18回共済加入者の集い
「原田悠里&小金沢昇司ショー、
松居直美ショー」”
JA共済加入者による「共済加入者の集
い」、平成25年度は、原田悠里さんと小
金沢昇司さんを迎えての歌謡ショー、そし
て、松居直美さんによるものまねコーナー。
今年度も多くの皆様にご協力をいただき、
客席はお客様でいっぱいになりました。歌
手の見事な歌声に聞き惚れ、色鮮やかな衣
装に会場全体が魅了されました。
~ 見応え溢れるコンサート ~
“取扱量日本一の加工トマト生産地とし、
加工トマト部会設立”
常 総 ひ か り 管 内 で の カ ゴ メ (株 )ジ ュ ー ス 用 ト マ ト
の生産量は年々増加しています。生産者の増加を受
け、平成25年度、加工トマト部会を設立。今年度
は販売金額1.5億円を突破、取扱量日本一の主力
産地となりました。
~ さらなる取扱収量のアップを目指して ~
― 11 ―
農業振興活動
“農業収穫体験”
食農教育の一環として、梨のもぎ取り体験等を
開催しています。収穫した梨をその場で試食でき
るため大変好評で、毎年、地元の子供達や県外の
方など多くの方にご参加をいただいております。
当JAでは、今後も行政や関係機関と連携を図り
ながら、食農教育に取り組んでいきます。
“恒例のJAまつりの開催”
組合員をはじめ地域の皆様へ日頃から
のご利用・ご協力に感謝の気持ちを込め
て、年に一度管内5地区において恒例の
JAまつりを開催しています。各地区盛
りだくさんの催しを準備して、全役職員
が皆様のお越しをお待ちしております。
“外国人技能実習制度の活用”
外国人技能実習制度を活用し、外国人技
能実習生が日本農業の技術・技能または知
識習得を目指しております。
年に二回開かれる受入農家を対象にした
セミナーでは適切な雇用法を学びます。実
習生と良好な関係を築き、互いに助け合い
ながら農業の発展へと力を注いでいます。
― 12 ―
地域貢献活動
◇地域貢献活動
“合同婚活パーティー
「J❤COM」開催”
平成25年12月21日、JA北つく
ばとの合同企画である第二回「婚活パー
ティー」を開催しました。前回に引き続
き今回も多くの方が参加し、11組のカ
ップルが誕生しました。
JAでは今後もより良いイベントを企
画し、地域の活性化に繋げていきます。
~ 婚活企画で地域間交流 ~
“法律相談の定期的開催”
合併以来、組合員の皆さんを対象に当JAの顧問弁護
士である門井節夫弁護士による、無料の法律相談を実施
しております。
毎月定期的に本店、下妻・水海道地区センターへ門井
先生に出張いただき、法律的な問題でお困りの方の相談
を受けております。
開催日などの予定については毎月発行の広報紙“かが
やき”に掲載しております。
門井節夫弁護士
“交通安全帽子の配布”
毎年、管内小学校の新1年生に黄色い交通
安 全 帽 子 を無 償 で配 布 しています。この活 動
は、JA共済連が主体となり行っているもので、
今年で 38 年目を迎えます。
黄色い帽子 を着用することで児童 が安全に
登校できることを祈願しております。
平塚校長(左へ)手渡された黄色の帽子
― 13 ―
□協同組織の特性
当JAは、下妻市・常総市・八千代町の3市町を事業区域とし、農業者を
中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助(お互いに助け合い、
お互いに発展していくこと)を共通の理念として運営される協同組織であり、
地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
当JAの資金は、その大半が組合員の皆様などからお預かりした、大切な
財産である「貯金」を源泉としております。当組合では資金を必要とする組
合員の皆様方や地方公共団体などにもご利用いただいております。
当JAは、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現
に向けて、事業活動を展開しています。
また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけ
でなく、地域の協同組合として、農業や助け合いを通じた社会貢献に努めま
す。
□地域からの資金調達状況
○貯金・定期積金残高
項 目
当座性貯金
定期性貯金
定期積金
合 計
(単位:千円)
平成 25 年 1 月末
54,639,495
79,688,239
3,692,229
138,019,963
平成 26 年 1 月末
55,062,083
79,163,080
3,496,084
137,721,247
□地域への資金供給の状況
○貸出金残高
項 目
組合員
地方公共団体等
その他
合 計
(単位:千円)
平成 25 年 1 月末
11,408,253
12,640,499
1,371,001
25,419,754
― 14 ―
平成 26 年 1 月末
11,336,602
9,404,754
3,126,501
23,867,857
農業関連資金
*新認定農業者育成資金(認定農業者の経営に関わる一切の資金)
*農業経営拡大資金(農業経営に関わる一切の資金)
*農業近代化資金(近代的でより生産性の高い農業経営実現のための資金)
*農業災害資金(自然災害により受けた被害のための資金)
生活関連資金
*住宅資金(住宅の新築・増改築及び住宅新築に伴う土地取得のための資金)
*教育資金(大学進学資金等の教育に関する資金)
*自動車資金((中古品を含む)自動車・バイク購入等のための資金)
*生活資金(生活のために必要な資金)
◇地域密着型金融への取り組み
●農山漁村等地域の活性化のための融資を始めとする支援
JAバンク茨城は、地域における農業者との結び付きを強化し、地域を活
性化するため、次の取り組みを行なっています。
① 農業融資商品の適切な提供・開発
JAバンク茨城は、各種プロパー農業資金を提供するとともに、農業近
代化資金や日本政策金融公庫資金の取り扱いを通じて、農業者の農業経
営と生活をサポートしています。
なお、JAバンク茨城における独自の農業資金として、「農業経営拡大
資金」および「認定農業者育成特別資金」を農業者・農業法人等にご利
用いただいております。
② 担い手のニーズに応えるための体制整備
JAバンク茨城では、地域の農業者との関係を強化・振興するための体
制整備に取り組んでいます。
当JAでは、本支店の融資担当者が、農業融資に関する訪問・資金提案
活動を実施しています。
●担い手の経営のライフサイクルに応じた支援
JAバンク茨城は、担い手をサポートするため、ライフサイクルに応じ
て、次の取り組みを行なっています。
① 新規就農者の支援
JAバンク茨城では、新規就農者の経営と生活をサポートするため、
就農支援資金などを取り扱っています。
② 経営不振農家の経営改善支援
JAバンク茨城では、負債整理資金の対応にあたり、関係機関と協議
するなど、農業者の経営再建に向けて取り組んでいます。
― 15 ―
リスク管理の状況
◇リスク管理体制
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より
健全性の高い経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に
対応すべく、認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理
の基本的な体系を整備しています。
また、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じ
てリスク管理体制の充実・強化に努めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バ
ランスを含む。)の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスク
のことです。当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事会にお
いて対応方針を決定しています。
また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店と
連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先の
キャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基
準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。
貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定
を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、
資産の健全化に取り組んでいます。
また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基
準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクター
の変動により、資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失
を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスク
のことです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利
又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益
が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有
価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコ
ントロールすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。この
ため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本
に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対
応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
― 16 ―
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環
境分析及び当JAの保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮
し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委
員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。
運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方
針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門
が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうか
チェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、
必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達
を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場
の混乱等により市場において取引ができないため、通常よりも著しく不利な
価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リ
スク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金
計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リ
スクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに
異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討
を行っています。
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、シ
ステムが不適切であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのこと
です。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや
市場リスク及び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、シス
テム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリ
スクと定義しています。事務リスク、システムリスクなどについて、事務手
続にかかる各種規程を理事会で定め、その有効性について内部監査や監事監
査の対象とするとともに、事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を
把握して理事会に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が
迅速・正確に反映ができるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起
こすことにより金融機関が損失を被るリスクのことです。
当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を
行うため事務マニュアルを整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し
事務リスクの削減に努めています。また、事故・事務ミスが発生した場合に
― 17 ―
は、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点的なチェッ
クを行い、再発防止策を実施しています。
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、シス
テムの不備に伴い金融機関が損失を被るリスク、さらにコンピュータが不正
に使用されることにより金融機関が損失を被るリスクのことです。 当JA
では、コンピュータシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努め
ています。
〔リスク管理体制図〕
理
監 事
事
会
指示
内
容
が
役
員
の
場
合
報
告
ヘルプライン窓口
担当 : 常勤監事
監査
(コンプライアンス態勢の確立・維持)
附議・報告
連
コンプライアンス委員会
(コンプライアンス態勢全般の検討・審議)
・委員長 組合長 ・委員 常勤理事監事・部長・室長
指示
監 事
携
報告
リスク管理体制図
エクセルデータあり
コンプライアンス統括管理者
・専務理事
コンプライアンス統括部署 ・・・ 企画総務部
(コンプライアンス関連課題の一元的管理・統括)
コンプライアンス統括担当者
・企画総務部長
報
告
・
連
絡
・
相
談
指示
連
絡
・
相
談
・
指
示
連
絡
・
監査
報告・連絡・相談
コンプライアンス主管部署
(各業務の主管部署および地区センター)
コンプライアンス責任者
・担当部長・室長・地区センター長
監査
(監査室)
指示
報告・連絡・相談
・本店および地区センターの各課
・支店 ・出張所 ・事業所
通
コンプライアンス担当者
・部署長 (課長・支店長・出張所長・事業所長)
報
指示
職
内部監査
担当部署
員
― 18 ―
監査
報告・連絡・相談
◇法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
○JA常総ひかりは、相互扶助の理念に基づき、農産物の供給源としての役
割や、金融機関としての役割など、協同組合組織として組合員や地域社会
に必要とされる事業を通じて、その生活の向上や地域社会の発展に貢献す
るという基本的使命・社会的責任を担っています。
○JA常総ひかりが、この基本的使命・社会的責任の実現に向けて、以下の
コンプライアンス基本方針に基づく事業を展開していきます。
【基本方針】
○当組合は、JAの担う基本的使命・社会的責任を果たし、組合員や利用者
の多様なニーズを応える事業を展開し、社会の信頼を確立するため、当組
合の役職員一人一人が、高い倫理観と強い責任感を持って、日常の業務を
遂行する。
○当組合は、創意と工夫を活かした質の高いサービスと、組合員の目線に立
った事業活動により、地域社会の発展に貢献する。
○当組合は、関連する法令等を厳格に遵守し、社会的規範に基づき、誠実か
つ公正な業務運営を遂行する。
○経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめ、広く地域社会とのコミュニケ
ーションの充実を図るとともに、透明性の高い組織風土を構築し、信頼の
確立を図る。
○社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、確固たる信念
をもって、排除の姿勢を堅持する。
〔コンプライアンス運営態勢〕
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、代表理事組合
長を委員長とするコンプライアンス委員会を設置するとともに、コンプライ
アンスの推進を行うため、本店各部門・各支店にコンプライアンス担当者を
配置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニ
ュアル」を策定し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努める
とともに、統括部署を設置し、その進捗管理を行っています。
― 19 ―
◇金融 ADR 体制への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備の
うえ、その内容をホームページ・チラシ等で公表するとともに、JAバン
ク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の
解決を図ります。
●信用事業における当JAの苦情等受付窓口
本店 金融部
電
話:0296-30-1213
受 付 時 間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く)
●共済事業における当JAの苦情等受付窓口
本店 共済部
電
話:0296-30-1215
受 付 時 間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く)
●その他の事業における当JAの苦情等受付窓口
本店 企画総務部
電
話:0296-30-1211(代表)
受 付 時 間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く)
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
●信用事業
東京弁護士会紛争解決センター
電
話:03-3581-0031
受 付 時 間:午前9時30分~午後3時(正午~午後1時を除く)
月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)
第一東京弁護士会仲裁センター
電
話:03-3595-8588
受 付 時 間:午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く)
月曜日~金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
第二東京弁護士会仲裁センター
電
話:03-3581-2249
受 付 時 間:午前9時30分~午後5時(正午~午後1時を除く)
月曜日~金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
― 20 ―
① の窓口または茨城県JAバンク相談所(電話:029-232-
2021・受付時間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を
除く))にお申し出ください。
なお,上記弁護士会には、直接紛争解決をお申し立ていただくこと
も可能です。
また、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以
下「東京三弁護士会」という)の仲裁センター等では、東京以外の
地域の方々からの申立について、当事者の希望を聞いたうえで、ア
クセスに便利な地域で手続を進める方法があります。
1.現地調停:東京の弁護士会のあっせん人と東京以外の弁護士会
のあっせん人が、弁護士会所在地と東京を結ぶテレビ会議シス
テム等により、共同して解決に当ります。
2.移管調停:東京以外の弁護士会の仲裁センター等に事件を移管
します。
※現地調停、移管調停は全国の全ての弁護士会で行える訳ではあ
りません。具体的内容は茨城県JAバンク相談所または東京三
弁護士会仲裁センター等にお問合せください。
●共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構
㈶日弁連交通事故相談センター
㈶交通事故紛争処理センター
(電話:03-5368-5757)
(電話:本部 03-5296-5031)
(電話:本部 03-3581-4724)
(電話:東京本部 03-3346-1756)
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。
◇内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般に
わたる管理及び各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性
の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の
維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度
の内部監査計画に基づき実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監
事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被監査部門の改善取り組
み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事
会に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事
会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
― 21 ―
自己資本の状況
◇自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニ
ーズに応えるため、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいま
す。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及び業務の効率化等に取り組
んだ結果、平成26年1月末における自己資本比率は、15.47%となり
ました。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
〇普通出資による資本調達額
2,951百万円(前年度2,945百万円)
(平成26年1月31日現在)
当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより
正確な自己資本比率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーシ
ョナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資本の維
持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めてい
ます。
また、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各種
リスクを個別の方法で質的または量的に評価し、リスクを総体的に捉え、
自己資本と比較・対照し、自己資本充実度を評価することにより、経営の
健全性維持・強化を図っております。
― 22 ―
系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」
と公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との
2重のセーフティネットで守られています。
◇「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構
成するグループの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融
機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的
にひとつの金融機関として活動する「JAバンクシステム」を運営していま
す。
「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推
進」を2つの柱としています。
◇「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、J Aバンク全体としての信頼性を確保する
ための仕組みです。JAバンク法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等に
よる信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方
針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準
よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本
比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより
適切な経営改善指導を行います。
◇「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発
力・提案力の強化、共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブラン
ドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。
◇貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくな
った場合などに、貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、
信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金
などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。
― 23 ―
事業のご案内(信用事業)
信用事業は、貯金、融資、為 替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業
務を行なっています。
この信用事業は、JA・信連・農林中金という3段階の組織が有機的に結
びつき、「JAバンク」として大きな力を発揮しています。
また、万が一JAの経営基盤が弱くなった場合でも、JA系統金融は独自
の信用事業相互援助制度や貯金保険機構を通じ、貯金者の皆様のご迷惑を最
大限回避する仕組みが整っています。
◇
貯金業務
組合員の方はもちろん、地域 住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金を
お預かりしています。普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座
などの各種貯金を目的・期間・金額にあわせてご利用いただいています。
また、公共料金、県税、市町村税 、各種料金のお支払い、年金のお受け取
り、給与振込等もご利用いただけます。
今後ともお客様に便利な商品の提 供を心掛けてまいります。お気軽にご利
用下さい。
□JA常総ひかりの主な取扱商品
種
類
特
(平成26年5月1日現在)
色
期
間
預 入 単 位 等
総合口座
[受け取る・支払う・貯める・借りる]という機能を備え
ている個人のお客様専用商品です。
この口座は年金・給与・配当金などの自動受け取り,公共
料金・税金などの自動支払いに便利です。さらにキャッシ
ュカードでCD・ATMをご利用になると一層便利です。
また,スーパー定期・スーパー期日定期・変動金利定期が
セットでき,最高90%,300万円まで自動融資が受け
られます。
期間と出し入れ
の自由な口座で
す。
ご融資利率は,セットさ
れた定期貯金の利率プラ
ス0.5%です。
普通貯金無利息型
決済用
「決済用貯金」(「無利息・要求払い・決済サービスを提
供できること」という3つの条件を満たす貯金)に該当す
るものは全額保護となります。
出し入れ自由で
す
無利息です。
貯蓄貯金
普通貯金と同じように出し入れできるうえ,貯金残高に応
じて4段階の金利が設定されているため,普通貯金より高
利回りで運用できます。
ただし,給与・年金等の自動受け取りや公共料金等の自動
支払いにはご利用いただけません。
期間と出し入れ
の自由な口座で
す。
お預け入れは1円以上
1円単位です。
金利は原則として毎月第
1月曜日に変更されま
す。
当座貯金
小切手・手形によりお支払いができますので,ご商売をな
さる方に便利です。
出し入れ自由で
す。
無利息です。
通知貯金
ごく短期間の運用に便利です。
(お引き出しの場合2日前までにご連絡いただきます。)
7日以上です。
お預け入れは5万円以上
1円単位です。
利息は1年複利で計算されますので有利です。
1年間の据置期間後はいつでもお引き出しできます。
3年(据置期間1
年)です。
お預け入れは1円以上
1,000万円未満で
1円単位です。
期日指定
定期貯金
(スーパー期日)
― 24 ―
スーパー定期
3年・4年・5年ものは有利な半年複利(個人のお客さま
専用)も選択できます。
1ヵ月,3ヵ
月,6ヵ月,1
年,2年,3
年,4年,5年
の定型方式と1
か月超5年未満
で期日を指定す
る期日指定方式
があります。
お預け入れは1円以上
1,000万円未満で
1円単位です。
大口定期
貯
金
大口資金の運用に有利で安全確実な商品です。
同上
お預け入れは1,000万
円以上1円単位です。
変動金利
定期貯金
お預け入れの半年ごとに金利の見直しを行います。
3年ものは有利な半年複利(個人のお客様専用)も選択で
きます。
2年および3年
です。
お預け入れは1円以上1
円単位です。
定期積金
ご計画にあわせて毎月積み立てていく積み金です。
6ヵ月以上5年
以内です。
原則として,1回あたり
5,000円以上
1,000円単位です。
財形貯蓄
勤労者のための財産形成の貯蓄です。毎月の給与やボ-ナ
スから天引きして有利に積立てます。財形住宅と財形年金
あわせて550万円まで利息に税金がかかりません。
(一般財形貯金)
積立額,貯蓄目的ともご自由です。
お預け入れ後,1年経過すればいつでもお引き出しできま
す。
3年以上です。
(財形住宅貯金)
住宅取得を目的とした積み立てで,非課税が適用される大
変有利な目的貯金です。
5年以上です。
(財形年金貯金)
在職中に退職後のために積み立てを行い,60才以降に年
金方式(3ヵ月後のお受け取り)でお受け取りできます。
退職後も非課税が適用される大変有利な貯金です。
5年以上積立
て,据置期間が
6ヵ月から5
年,受取期間が
5年から20年
です。
お預け入れは1,000円以
上です。
(注) 金利はいずれも店頭に表示されています。
ご貯金やご融資などの商品やサービスにつきましては、それぞれの商品やサービス内
容についてお問い合わせいただくなど、ご確認のうえご利用ください。
◇
融資業務
農業専門金融機関として、農業の 振興を図るための農業関連資金はもとよ
り、組合員の皆さまの生活を豊かにするため の生活改善資金等を融資し てい
ます。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資
金や、地方公共団体、農業関連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必要
な資金を貸し出し、農業の振興はもとより、地域社会の発展のために貢献し
ています。
さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関等の代
理貸付、個人向けローンも取り扱っています。
― 25 ―
□JA常総ひかりの主な取扱商品
種
類
JA
フリーローン
JAマイカー
ローン
( 平 成 26 年 5 月 1 日 現 在 )
ご
お使いみ
ご利用
ち
いただける方
ご利用金額
生活に 必
18歳以上の方で
10万円~
要な一 切
最終返済時満70
300万円
の資金
歳以下の方
自動車 に
18歳以上の方で
10万円~
係わる 一
最終返済時満70
500万円
切の資金
歳以下の方
以内
以内
利
以下で最終返済時
ための住
75歳以下の方。
50万円~
宅資金お
ただし、親子2世
5,000
よび土地
帯住宅ローンは親
万円以内
購入資金
の年齢制限はあり
6ヵ月以上
元利均等
基金協会
5年以内
返済
保証
6ヶ月以上
元利均等
基金協会
7年以内
返済
保証
JA教育ローン
必要な 資
金
JAカードローン
(約定返済型)
生活に 必
要な一 切
の資金
10万円~
最終返済時満70
500万円
以内
20歳以上65歳
未満の方
証
担保
不要
不要
返済
土地
基金協会
・
35年以内
保証
建物
元金均等
等
返済
20歳以上の方で
歳以下の方
保
1年以上
ません。
の教育 に
法
元利均等
居住する
就学子 弟
方
返済方法
20歳以上65歳
JA住宅ローン
用
ご利用期間
10万円~
50万円
以内
据置期間を
含めて最長
元利均等
基金協会
13年6ヵ
返済
保証
2年
貯金口座
基金協会
(自 動 更 新 )
自動引落
保証
不要
月の範囲内
不要
(注)上記の他にもお客様の要望にお応えできる各種ローンをご用意いたしております。ま
た、ローンのご利用にあたりましては、ご契約上の規定・ご返済方法・ご利用限度額、
現在のご利用額・金利変動ルール等、十分ご留意の上、支店窓口にてご相談下さい。
◇
為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店 舗を始め、全国の銀行や信用金庫などの
各店舗と為替網で結び、当JAの窓口を通し て全国のどこの金融機関へ でも
振込・送金や手形・小切手等の取立が安全・確実・迅速にできます。
◇
その他の業務及びサービス
当JAでは、コンピュータ・オン ラインシステムを利用して、各種自動受
取、各種自動支払や事業主のみなさまのため の給与振込サービス、自動 集金
サービスなど取り扱っています。
また、国債(利付・割引国庫債券 )の窓口販売の取り扱い、国債の保護預
かり、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行 、信用金庫などでも現金引 き出
しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。
― 26 ―
信用事業手数料一覧
信用事業手数料一覧
■「JA常総ひかりのキャッシュコーナー」ご利用時間帯・ご利用手数料(1回当たり)
お取引内容
当JA・県内JAの
キャッシュカード
県外JAの
キャッシュカード
平日
8:45~19:00
(無料)
8:45~19:00
(無料)
お
8:45~18:00
引
提携金融機関の
(108円)
き
18:00~19:00
出 キャッシュカード
(216円)
し
8:45~18:00
ゆうちょ銀行の
(無料)
キャッシュカード
18:00~19:00
(108円)
お 県内JAの
8:45~19:00
預 キャッシュカード
(無料)
け
8:45~19:00
入 県外JAの
(無料)
れ キャッシュカード
注)上記各手数料には消費税が含まれています。
土曜
日曜
9:00~17:00
(無料)
9:00~17:00
(無料)
9:00~14:00
(108円)
14:00~17:00
(216円)
9:00~14:00
(108円)
14:00~17:00
(108円)
祝日
9:00~17:00
(216円)
9:00~17:00
(108円)
9:00~17:00
(無料・一部のATMは利用不可)
9:00~17:00
(無料・一部のATMは利用不可)
■為替手数料一覧
区 分
当JA本支店
系統金融機関あて
432円
同一店内
送金手数料
(窓口)
3万円未満
3万円以上
(機械利用)
3万円未満
3万円以上
振
込
手
数
料
108円
324円
216円
432円
108円
324円
216円
432円
他金融機関あて
普通扱い(送金小切手) 648円
540円
756円
信用事業手数料一覧
(自動化機器利用)
3万円未満
3万円以上
代金取立手数料
その他手数料
無料
無料
(電信扱い)
540円
756円
(文書扱い)
540円
756円
エクセルデータあり
108円
216円
216円
432円
同地交換 432円
隔地間 432円
(普通扱い) 648円
(至急扱い) 864円
送金・振込の組戻料 648円
取立手形店頭呈示料 648円
取立手形組戻料
648円 (630円を超える取立経費を要する場合は実費)
不渡手形返却料 648円
地方税の収納機関への振込 540円
注1)代金取立手数料の同地交換取立手数料は、担保、割引、商業手形に限り適用します。
注2)機械利用とは、MT(磁気テープ)・FD(フロッピーディスク)による振込や定額送金・定額振替・登録総合振込による振込です。
注3)上記の各手数料には消費税が含まれています。
注4)地域農業や教育・福祉の発展に寄与する法人・団体等の場合、当JAの規程により上記金額の免除又は軽減措置があります。
注5)お振込の場合には、ATMをご利用いただくと手数料がお安くなっております。
■「JA常総ひかりのキャッシュカード」によりゆうちょ銀行・セブン銀行・E-net ATMおよびⅠ-NET共同CDを利用する場合
お引き出し取引
区 分
平日
土曜
ゆうちょ銀行ATM
8:00~8:45
8:45~18:00
18:00~21:00
9:00~14:00
14:00~17:00
セブン銀行・E-net ATM
108円
無料
108円
無料
108円
無料
108円
108円
日曜
108円
108円
祝日 9:00~17:00
年末
注1)振込はご利用いただけません。
注2)上記の各手数料には消費税等が含まれています。
ご入金取引
I-NET共同CD
ゆうちょ銀行ATM
無料
無料
108円
無料
108円
108円
108円
108円
108円
セブン銀行・E-net ATM
108円
無料
108円
無料
108円
108円
■「JAネットバンクサービス」ご利用手数料及びサービス内容
◆サービス利用手数料 無料となります。手数料はかかりません。
◆サービス内容
ご 利 用 内 容
残高照会
事前に申し込みいただいたご利用口座のご照会時点の残高がご照会いただけます。
入出金明細照会
事前に申し込みいただいたご利用口座の入金明細(最大3ヶ月)がご照会いただけます。
振込
事前に申し込みいただいたご利用口座から、当JAを含む全国のJA本支店および他行の国内支店への振
込(電信扱い)がご利用いただけます。
◆振込手数料
振込先
振込金額
同一店内
当JA本支店間
3万円未満
県内JA
県外JA
他金融機関
108円
108円
216円
216円
216円
216円
324円
432円
無料
3万円以上
注)上記の各手数料には消費税等が含まれています。
― 27 ―
事業のご案内(共済事業)
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用
者の皆様の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障してい
ます。事業実施当初から生命保障と損害保障の両方を実施しており、個人の
日常生活のうえで必要とされるさまざまな保障・ニーズにお応えできます。
JA共済では、生命・建物 ・自動車などの各種共済による生活総合保障を
展開しています。
◇ひと・いえ・くるま、大きく広がった保障の輪(平成 25 年度末保有契約高)
ひと
生命総合共済
1,756 万件
加入件数
いえ
保障共済金額
145 兆
3,167 億円
保障共済金額
144 兆
739 億円
建物更生共済
1,058 万件
加入件数
くるま
自動車共済
自賠責共済
828 万件
加入件数
加入台数
701 万台
◇お役にたった共済金
平成25年度のお支払い
合計
3兆
5,720 億円
生命総合共済
・万一のお支払い
5,438 億円
・満期等のお支払い
1,368 億円
・満期等のお支払い
1兆
1,589 億円
建物更生共済
・万一のお支払い
自動車共済
8,319 億円
年金およびその他共済
2,143 億円
6,863 億円
◇自然災害にも確かな保障
○ 平成25年度の主な自然災害共済金支払状況
台風 18 号(全国)
支払件数
15,157 件
支払共済金
94 億
651 万円
台風 26 号(全国)
支払件数
11,243 件
支払共済金
45 億
2,691 万円
平成 25 年度雪害(全国)
支払件数
30,686 件
支払共済金 132 億
198 万円
支払共済金
356 万円
淡路島付近震源地震(全国)支払件数
9,737 件
61 億
○ 過去の主なお支払い
平成 23 年
東日本大震災
支払件数
676,008 件
支払共済金
9,304 億円
平成 16 年
新潟県中越地震
支払件数
87,652 件
支払共済金
773 億円
平成
阪神・淡路大震災
支払件数
101,535 件
支払共済金
1,188 億円
7年
― 28 ―
《主な取扱商品》
種
終
類
身
共
内
済
一時払終身共済
積立型終身共済
容
一生涯にわたって万一のときを保障するプランです。ニーズに合わせて、特約を
付加することにより保障内容を自由に設計することもできます。
まとまった資金を活用して加入する終身共済です。一生涯にわたる万一のときを
保障するとともに、相続対策ニーズにも応えるプランです。
健康上の不安がある方でも簡単な手続きでご加入しやすい終身保障です。終身共
済より手頃な共済掛金で一生涯にわたって万一のときを保障します。
養 老 生 命 共 済
一定期間の万一のときの保障とともに、資金形成ニーズにも応えるプランです。
一
まとまった資金を活用して加入する養老生命共済です。医師の診査なしの簡単な
時
払
養 老 生 命 共 済
こ ど も 共 済
手続きで加入できます。
お子さまの将来の入学や結婚・独立資金準備のためのプランです。ご契約者さま
が万一のときは、満期まで毎年養育年金をお支払いするプランもあります。
一定期間の万一のときを保障するプランです。手頃な共済掛金で加入できます。
定 期 生 命 共 済
法人化された担い手や経営者の万一保障と退職金などの資金形成ニーズに応える
プランもあります。
長
期
共
済
病気やケガによる入院・手術を手厚く保障するプランです。ニーズに合わせて、
医
療
共
済
保障期間や共済掛金払込期間が選べるほか、万一保障や先進医療保障を加えた
り、がん保障を充実させることもできます。
引 受 緩 和 型
定 期 医 療 共 済
健康上の不安がある方でもご加入しやすい医療共済です。一定期間の病気やケガ
による入院・手術を保障するとともに、共済期間の満了まで健康に過ごされたと
きは健康祝金をお支払いします。
一生涯にわたってがんによる入院・手術を保障するプランです。がん診断時や、
が
ん
共
済
再発・長期治療のときは一時金をお支払いします。ニーズに合わせて、先進医療
保障を加えたり、入院・手術等の保障を充実させることもできます。
介
護
一
介
共
時
護
共
済
動しており、介護の不安をわかりやすく保障します。
払
まとまった資金を活用して加入する介護共済です。公的介護保険制度と連動して
済
おり、介護の不安をわかりやすく保障します。
予定利率変動型
老後の生活資金準備のためのプランです。医師の診査なしの簡単な手続きで加入
年
できます。また、最低保証予定利率が設定されているので安心です。
金
共
済
建 物 更 生 共 済
自 動 車 共 済
短
期
共
済
要介護状態となったときの資金準備のためのプランです。公的介護保険制度と連
自 賠 責 共 済
火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。また、満期共
済金は、建物の新築・増改築や家財の買替資金としてご活用いただけます。
相手方への対人・対物賠償保障をはじめ、ご自身・ご家族のための傷害保障、車
両保障など、万一の自動車事故を幅広く保障します。
法律で全ての自動車に加入が義務づけられています。人身事故の被害者への賠償
責任を保障します。
火
災
共
済
住まいの火災損害を保障します。
傷
害
共
済
日常のさまざまな災害による万一のときや負傷を保障します。
賠 償 責 任 共 済
日常生活・業務中に生じた損害賠償責任などを保障します。
― 29 ―
事業のご案内(購買事業)
購買事業は、農業生産に必要 な資材と生活に必要な物資を共同購入し、組
合員に供給する事業です。この購買事業は、計画的な大量購入によって、安
い価格で仕入れ、流通経費を節約して、組合員に安くて安全で品質の良い品
物を供給することを目的としています。
◇ 生産資材事業
肥料・農薬・飼料・農業機械な
どの生産資材を供給しています。
生産資材及び物流のコスト化を図
りサービスの向上と環境に配慮し
た安全・安心な生産資材の供給に
取り組んでいます。
◇
ここにJAホール写真
生活関連事業
組合員のくらしと健康を守る心豊かな
生活作りを基本に、組合員や地域の皆様
に食料品・日用雑貨用品・耐久消費財と
いった生活に必要な品目を供給していま
す。また、JAホールを中心とした葬祭
事業、海外・国内旅行をはじめお客様の
ニーズに合わせた旅行事業を行っていま
す。
◇ 自動車・燃料事業
自動車では、組合員、利用者のニー
ズに応える事業を行っています。また、
燃料については、2つのセルフスタン
スタンド写真①
ド、1つのフルサービススタンド、2
つの配送センターでサービスの向上に
努め利用者の拡大を図っています。セ
ルフスタンドのJASS-PORT常
総ひかりでは、平成26年4月に整備
室・洗車機を増設し更なるサービスの
向上に努めています。LPガスは、ガス基地を活用し利用者へのサービスの充
実を図っていきます。
― 30 ―
事業のご案内(販売事業)
販売事業は、農家の生産した農産物を集荷し、京浜市場を主体に全国各地
に販売し、新鮮で安全・安心な農産物の安定供給を心がけると共に品質管理
に努めています。
特に「梨」「胡瓜」「春白菜」は県内トップクラスの技術と品質を誇り茨
城県銘柄として指定をいただいています。
◇ 米穀事業
コシヒカリを中心に、あきたこまち、新品
種のはるみ、ふくまる等の集荷、販売を行う
と共に、麦、大豆等を転作基幹作物として、
さらに飼料用米に取り組むなど水田フル活用
の推進を図っています。
また、各関係機関と連携し、担い手農家へ
の農地集積を勧めています。
◇ 園芸事業
競争力の強い園芸産地維持発展を図る
ため多様な農家を集結し園芸事業の確立
に向け、集荷販売機能を強化するととも
に、地域ブランドの確立を図っています。
また、県西4JAによる共販育成及び販
路拡大にも取り組んでいます。
◇ 畜産事業
茨城県銘柄豚ローズポーク及び銘
柄牛常陸牛の生産指導、生産コスト
削減と消費者ニーズに対し、「安
全・安心」で高品質な畜産物の生産
に取り組んでいます。また、耕畜連
携による循環型農業の展開、堆肥の
流通推進、家畜感染症への防疫対策
にも注力しています。
― 31 ―
事業のご案内(農業倉庫事業)
農業倉庫事業は、組合員が生 産した米、麦、大豆等の保管管理業務を行っ
ています。また、米の長期保管に対応するため、管内に 7 棟の低温倉庫を設
置しています。
事業のご案内(福祉事業)
介護保険制度の中で、居宅介護支援・訪問介護・通所介護(デイサービ
ス)の3事業を行っています。要介護制度認定申請代行やケアプラン作成、
日常生活の手助け、送迎して入浴や食事など日帰りのサービスを提供し、利
用者が安心して介護サービスを受けられるように支援しています。
八千代地区センタ-内に設置してあるヘルパ-ステ-ションを拠点として、
生活・介護相談業務・身体介護サ-ビス(食 事、排泄、入浴、洗髪等) から
家事援助サ-ビスに至るまで、きめ細かな対応を致しております。
また、平成16年2月から常総市 の協力を得て、常総市石下総合福祉セン
ターの一部をお借りしてデイサービス事業を 開始いたしました。たくさ んの
方々のご利用をいただき信頼と好評を得ております。
福祉事業②
福祉事業③
― 32 ―
事業のご案内(指導事業)
◇ 研修事業
外国人技能実習事業を活用することに
より、組合員の生産能力の向上・経営規
模の拡大を図ると共に、開発途上国の人
材育成をおこない、国際協力・国際貢献
に寄与しています。
◇ 女性部
JA女性部は、生活に密着した地域
活動を行い仲間づくりと、地産地消や
食農教育、また、ボランティア活動等
積極的に取り組んでいます。
事業のご案内(直売所)
直売所については、地産地消に努めると共に高齢者、新規参入者、婦人層
に対し農産物を提供、また、イベント等を通して県内外のお客様との交流の
場として取り組んでいます。
― 33 ―
事業のご案内(資産管理事業)
資産管理事業では、組合員の大切な財産である土地、建物等の管理保全、
相続対策、都市的有効活用等について取り組んでいます。専門職員や法律、
税務の専門家による相談機能を発揮し、事業の企画立案・実行支援体制の強
化を図りつつ、以下の業務を行っています。
1.相談業務(相続・税務・土地の有効活用等に関する相談)
2.農住施設の建設業務(賃貸住宅の企画・建設、テナントの誘致・建設、個
人住宅の建設・リフォーム等)
3.土地売買・宅地開発業務(土地の売買・賃貸の仲介、宅地開発による優良
宅地の供給)
4.賃貸管理業務(アパート・マンション、テナントから土地賃貸等の賃貸物
件の管理業務)
戸建型賃貸住宅(常総市)
リノベーション(改修)賃貸物件(常総市)
― 34 ―
JA常総ひかり
子会社
◇子会社の概況◇
㈱サンアグリ
所在地
電 話
主要事業内容
設立(出資)年月日
資本金(出資金)
当組合出資比率
常総市小山戸町383
0297-23-0746
不動産賃貸業他
平成12年6月26日
10,000,000 円
100%
㈱ひかりファーム常総
所在地
電 話
主要事業内容
設立(出資)年月日
資本金(出資金)
当組合出資比率
常総市川崎町甲1
0297-20-2008
農作業の受委託・農畜産物の生産及び委託販売他
平成17年7月22日
40,000,000 円
98%
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― 44 ―
経営資料編
資料編では資産・負債、損益、各事業の実績等に関する事項について、項目ごとにまとめたり、
注記を付けたりして理解しやすいようにしております。
なお、金額・比率は単位未満を切り捨てにより表示しております。
よって、合計が一致しない場合があります。
― 45 ―
決算の状況
貸借対照表
資産の部
平成24年度
平成25年度
(平成25年1月31日現在)
(平成26年1月31日現在)
1.信用事業資産
135,581,315
135,118,443
(1)現 金
738,758
682,648
(2)預 金
109,057,423
105,259,343
系 統 預 金
108,047,791
系統外預金
1,009,632
(3)有価証券
104,243,925
1,015,418
96,547
国 債
4,380,973
96,547
45,671
地方債
4,189,033
金融債
146,268
(4)貸出金
25,419,754
(5)その他の信用事業資産
23,867,857
749,885
未収収益
1,327,336
660,480
その他の資産
662,291
89,405
(6)貸倒引当金
665,044
▲ 481,054
2.共済事業資産
▲ 399,716
569,340
(1)共済貸付金
(2)共済未収利息
(3)その他の共済事業資産
573,917
561,112
565,743
8,081
7,967
146
206
3.経済事業資産
2,074,013
(1)経済事業未収金
(2)経済受託債権
(3)棚卸資産
2,419,029
1,432,974
1,361,232
54,162
253,275
645,634
購買品
770,429
585,130
717,508
精米センター加工品
49,001
43,674
その他棚卸資産
11,502
(4)その他の経済事業資産
(5)貸倒引当金
9,246
27,216
116,512
▲ 85,973
▲ 82,419
4.雑 資 産
1,245,752
1,150,314
5.固 定 資 産
6,504,476
6,553,909
(1)有形固定資産
6,500,279
6,547,057
建物
7,608,776
7,829,712
機械装置
2,215,433
2,303,468
土 地
3,303,872
3,295,907
建設仮勘定
21,711
その他の有形固定資産
減価償却累計額
1,706,249
1,747,584
▲ 8,355,762
▲ 8,629,615
(2)無形固定資産
その他の無形固定資産
4,196
6,851
6.外部出資
4,740,600
(1)外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
(2)外部出資等損失引当金
6,851
4,196
4,808,312
4,744,981
4,808,312
4,533,430
4,587,101
162,051
171,711
49,500
49,500
▲ 4,381
7.繰延税金資産
資 産 の 部 合 計
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
225,749
150,941,248
― 46 ―
259,427
150,941,248
(単位:千円)
貸借対照表
負債の部
平成24年度
平成25年度
(平成25年1月31日現在)
(平成26年1月31日現在)
1.信用事業負債
139,161,997
138,858,373
(1)貯 金
138,019,963
137,721,247
(2)借入金
976,060
968,291
(3)その他の信用事業負債
165,973
未払費用
その他の負債
168,835
33,927
24,648
132,045
144,186
2.共済事業負債
1,180,802
1,273,181
(1)共済借入金
558,112
563,683
(2)共済資金
253,381
349,021
(3)共済未払利息
(4)未経過共済付加収入
8,043
7,551
361,264
352,096
(5)その他の共済事業負債
828
3.経済事業負債
409,831
(1)経済事業未払金
734,495
394,416
(2)経済受託債務
(3)その他の経済事業負債
598,690
15,395
19,168
19
116,637
4.雑 負 債
377,058
227,714
(1)未払法人税等
6,038
(2)資産除去債務
1,400
1,428
(3)その他の負債
369,620
223,067
5.諸 引 当 金
3,219
1,173,797
賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
1,002,073
76,395
71,394
1,060,698
913,096
36,703
6.再評価にかかる繰延税金負債
負 債 の 部 合 計
17,582
627,191
625,086
142,930,678
142,720,926
6,549,523
6,704,946
純資産の部
1.組合員資本
(1)出資金
2,945,951
(2)利益剰余金
3,617,065
2,951,820
3,763,099
利益準備金
1,901,074
1,931,074
その他利益剰余金
1,715,990
1,832,024
226,227
226,227
1,127,165
1,077,165
税効果調整積立金
特別積立金
営農経済事業積立金
50,000
信用事業積立金
50,000
事業再構築積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(3)処分未済持分
30,000
362,597
398,631
(127,256)
(169,715)
▲ 13,493
2.評価・換算差額金
(1)その他有価証券評価差額金
(2)土地再評価差額金
▲ 9,973
1,461,046
1,457,480
1,056
3,013
1,459,990
1,454,467
8,010,569
150,941,248
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
― 47 ―
8,162,426
150,883,353
損益計算書
(単位:千円)
科 目
1. 事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入額)
信用事業総利益
(3)共 済 事 業 収 益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4)共 済 事 業 費 用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
修理サービス料
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
修理サービス費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入額)
購買事業総利益
(7)販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8)販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
販売事業総利益
(9)農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
(11)加工事業収益
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
利用事業総利益
(15)宅地等供給事業収益
(16)宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総利益
(17)指導事業収入
(18)指導事業支出
指導事業収支差額
(19)その他事業収益
(20)その他事業費用
その他事業総利益
平成24年度
平成25年度
(平成24年2月1日から平成25年1月31日)
(平成25年2月1日から平成26年1月31日)
3,757,409
3,668,493
1,352,300
1,185,706
1,207,249
(582,634)
(12,906)
(504,894)
(106,813)
32,897
98,833
13,320
1,089,219
(611,260)
(27,409)
(419,522)
(31,025)
33,358
51,745
11,383
197,801
130,784
64,898
(56,978)
(4,729)
(1,122)
(2,067)
23,103
109,800
(39,624)
56,048
(51,281)
(2,835)
(1,045)
(885)
12,995
61,740
(▲9,193)
1,154,498
1,054,922
1,047,430
1,014,320
990,970
17,607
38,852
969,977
16,600
27,743
61,445
59,494
17,607
32,464
704
10,669
16,666
29,196
524
13,107
985,985
954,826
7,370,657
7,806,169
7,271,494
53,700
45,462
7,709,709
52,763
43,696
6,524,347
6,952,018
6,436,628
1,631
5,110
80,977
(▲3,477)
6,867,737
2,145
5,784
76,350
(▲2,709)
846,309
854,151
971,226
751,816
438,598
276,188
256,439
176,158
281,338
294,319
601,289
370,678
418,012
9,585
173,690
167,550
7,073
196,054
369,937
73,741
42,955
381,138
90,620
44,701
30,786
78,558
67,438
45,918
81,122
69,933
11,120
817,384
625,937
11,188
839,482
627,686
191,447
46,622
3,438
211,796
48,495
3,799
43,184
127,319
142,090
44,696
124,403
150,191
▲ 14,771
447,342
308,430
138,911
― 48 ―
▲ 25,788
446,425
310,782
135,643
科 目
2.事業管理費
(1)人件費
(2)業務費
(3)諸税負担金
(4)施設費
(5)その他事業管理費
事業利益
3.事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)賃貸料
(4)外部出資等損失引当金戻入
(5)雑収入
4.事業外費用
(1)寄付金
(2)雑損失
(3)賃貸関連費用
経常利益
5.特別利益
(1)固定資産処分益
(2)一般補助金
(3)その他の特別利益
6.特別損失
(1)固定資産処分損
(2)減損損失
(3)その他の特別損失
税引前当期利益
7.法人税、住民税及び事業税
8.法人税等調整額
9.法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
税効果調整積立金取崩額
土地再評価差額金取崩
当期未処分剰余金
平成24年度
平成25年度
(平成24年2月1日から平成25年1月31日)
(平成25年2月1日から平成26年1月31日)
3,694,166
2,746,417
301,097
71,010
573,630
2,010
3,661,279
2,722,878
291,501
73,961
569,950
2,987
63,242
135,930
9,322
63,013
30,922
8,270
24,400
7,214
151,732
8,446
82,568
31,955
4,381
24,380
20,295
310
6,471
13,513
19,715
242
13,530
5,942
178,878
163,083
139,231
13,982
4,653
4,027
5,301
138,590
24,492
198,477
20,041
59,489
19,506
14,297
12,491
1,806
143,483
16,934
▲ 708
16,226
127,256
166,204
18,584
50,551
362,597
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
― 49 ―
138,916
5,730
▲ 36,529
▲30,799
169,715
223,393
5,522
398,631
注記表
~平成24年度~
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
子会社株式
:移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資
産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
:移動平均法による原価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品(一品管理)
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
購買品(グループ管理)
:売価還元法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
精米センター加工品
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産
:最終仕入原価法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(会計方針の変更)
精米センター加工品の評価方法は、従来、期間損益に影響がないことから、最終仕
入原価法による原価法によっていましたが、当期末から棚卸資産会計基準において定
められている総平均法による原価法に変更しました。当該会計方針の変更は、評価額
に与える影響が軽微であることから、遡及適用しておりません。
この会計方針の変更による影響は軽微です。過年度においても軽微です。
(3)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産:定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附
属設備を除く)については定額法)を採用しています。
○耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
ています。
○取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規
定に基づき、3 年間で均等償却を行っています。
○取得価額が 30 万円未満の少額減価償却資産については、租税特別措置法等の規定
にもとづき本年度一括償却しております。
②無形固定資産:定額法を採用しています。
― 50 ―
(4)引当金の計上基準
①貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定められている資産自己査定要領、経理規程及び資産の償却・
引当基準に則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債
権及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額
から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計
上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的
に判断して必要と認められる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債
権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権につい
ては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証
による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当てています。
上記以外の債権については、それぞれ過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産自己査定要領に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、
当該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づ
いて上記の引当を行っています。
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担
分を計上しています。
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の
見込額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5 年)
による定額法により費用処理しています。
数理計算上の差異については、発生年度にその全額を費用処理することとしていま
す。
④役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計
上しています。
⑤外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものにつ
いては有価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同
様の方法により、必要と認められる額を計上しています。
(5)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。
― 51 ―
(6)消費税及び地方消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を
行っております。
(7)記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
で表示しております。
2.誤謬の訂正に関する注記
会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正から、
「会計上の変
更及び誤謬の訂正に関する会計基準」
(企業会計基準第 24 号平成 21 年 12 月4日)及び「会
計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第 24 号
平成 21 年 12 月4日)を適用しています。
なお、
「金融商品会計に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 14
号)に基づき、当事業年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用から控除しています。
3.貸借対照表に関する注記
(1)資産に係る圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の資産項目別の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳
額は 263,003 千円であり、その内訳は、次のとおりです。なお、圧縮記帳額は、平成
12 年度からの累計です。
建物
構築物
工具器具備品
106,977 千円
建物附属設備
16 千円
2,739 千円
車両・運搬具
357 千円
11,731 千円
機械装置
141,181 千円
(2)リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、業務用車両 222 台、及びATM21 台(平成
21 年 1 月 31 日以前契約締結のもの)については、リース契約により使用しています。
(3)借手となるリース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日がリース取引に
関する会計基準適用開始前のリース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会
計処理によっており、その内容は次のとおりです。
○リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
建物
13,900 千円
機械装置
車両・運搬具
13,941 千円
工具器具備品
― 52 ―
136,975 千円
14,085 千円
合計
178,901 千円
減価償却累計額相当額
建物
10,540 千円
機械装置
車両・運搬具
11,416 千円
工具器具備品
合計
130,478 千円
13,095 千円
165,530 千円
期末残高相当額
建物
3,359 千円
機械装置
車両・運搬具
2,525 千円
工具器具備品
合計
6,496 千円
990 千円
13,370 千円
○未経過リース料期末残高相当額
1 年以内
6,661 千円
1 年超
7,351 千円
合
計
14,193 千円
○支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
17,474 千円
減価償却費相当額
15,570 千円
支払利息相当額
▲298 千円
○減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっています。
○利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期へ
の配分方法については利息法によっています。
(4)担保に供している資産は次のとおりです。
税金収納にかかる担保として系統外預け金
為替決済にかかる担保として系統預け金
2,650 千円
4,400,000 千円
(5)子会社等に対する金銭債権及び金銭債務
子会社等に対する金銭債権の総額
258,973 千円
子会社等に対する金銭債務の総額
78,456 千円
(6)役員との間の取引による役員に対する金銭債権
理事および監事に対する金銭債権の総額
36,860 千円
(7)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額に該当するものは無く、延滞債権額は 962,743 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
― 53 ―
貸出金のうち、3 か月以上延滞債権額は 54,743 千円です。
なお、3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 30,374 千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しない
ものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3 か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
は 1,047,861 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
(8)土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の
再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、
再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資
産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
・・・
平成 13 年 1 月 31 日
○再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額
の合計額を下回る金額
・・・1,127,032 千円
○同法律第3条3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台
帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)
に合理的な調整を行って算出しました。
4.損益計算書に関する注記
(1)子会社との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
①子会社との取引による収益総額
38,446 千円
うち事業取引高
17,515 千円
うち事業取引以外の取引高
20,930 千円
②子会社との取引による費用総額
25,026 千円
うち事業取引高
5,216 千円
うち事業取引以外の取引高
19,810 千円
(2)減損損失に関する注記
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店
舗については、支店及び事業所を基本にグルーピングし、業務外固定資産(遊休資産及
び賃貸資産)については施設単位でグルーピングしております。
― 54 ―
また、独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャ
ッシュ・フローの生成に寄与していることから、本店、直売所、精米センター、福祉事
業センター、デイサービスセンターは組合全体の共用資産としており、地区センター、
物流センター、農機センターは各地区の共用資産としております。
①当期に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
場
所
岡田支店
用
途
種
一般資産
類
その他
土地・建物
構築物・建物撤去費用
その他
飯沼支店
一般資産
土地及び建物
構築物・建物撤去費用
その他
LPガスセンター
営業用店舗
工具器具備品
菅原養豚団地
遊休資産
土地
業務外固定資産
崎房共同集荷所
賃貸資産
土地
業務外固定資産
②減損損失に至った経緯
岡田支店及び飯沼支店は来年度統合により廃止となる見込みで、固定資産の使用方
法の変更により減損の兆候に該当したため、それぞれ帳簿価額を回収可能価額まで
減額し、当期減少額を減損損失として認識しました。また、建物の撤去費用見込額
を減損処理致しました。
LPガスセンターについては当該店舗の営業収支が 2 期連続赤字であると同時に、
短期的に業績の回復が見込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当事業年度減少額を減損損失として認識しました。
また、業務外固定資産については土地の時価が著しく下落しており、減損の兆候に
該当したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失として
認識しました。
③特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳
岡田支店
22,083 千円 (土地
16,793 千円
建物
2,122 千円
構築物
建物撤去費用
その他
飯沼支店
100 千円
2,975 千円
94 千円)
30,168 千円(土地
19,922 千円
建物
6,283 千円
構築物
建物撤去費用
その他
― 55 ―
31 千円
3,285 千円
647 千円)
LPガスセンター
6,075 千円(工具器具備品
6,075 千円)
菅原養豚団地
183 千円(土地
183 千円)
崎房共同集荷所
979 千円(土地
979 千円)
④回収可能価額の算定方法
減損を計上した固定資産の回収可能価額は正味売却可能価額を採用しており、その
時価は固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定しています。
(3)棚卸資産の収益性低下に伴う簿価切下額
購買品供給原価には、収益性の低下に伴う簿価切下げにより、275 千円の棚卸評価
損が含まれています。
5.金融商品に関する注記
Ⅰ
金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や
団体などへ貸付け、残った余裕金を茨城県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、
国債による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有
価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒
されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。
これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されて
います。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定
しています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店
との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャ
ッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な
審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・
向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・
回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の
結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資
産及び財務の健全化に努めています。
②
市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロー
― 56 ―
ルすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全
性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応
度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努
めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及
び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会におい
て運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用
方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッ
ジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を
行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告していま
す。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品
は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借
入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合
理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって
の定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標と
なる金利が 0.55%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 253,148 千円減少す
るものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその
他のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える
影響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額について
も含めて計算しています。
③
資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作
成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、
投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を
把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市
場価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれて
います。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提
条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
― 57 ―
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含め
ず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預金
時価
差額
109,057,423
108,840,615
▲216,808
96,547
96,547
―
24,978,751
26,090,954
1,112,203
134,132,723
135,028,117
895,394
138,019,963
137,878,492
▲
141,471
138,019,963
137,878,492
▲
141,471
有価証券
その他有価証券
貸出金(*1)
貸倒引当金(*2)
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
負債計
25,459,805
▲
481,054
(*1) 貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 40,050 千円
を含めています。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
①預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
る金額として算定しています。
②有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
から当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額
から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
― 58 ―
なお、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
①貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッ
シュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引い
た現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
4,744,981
外部出資等損失引当金
▲
外部出資等損失引当金控除後
4,740,600
合計
4,381
4,740,600
(*1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時
価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
108,057,423
0
0
1,000,000
0
0
50,229
22,460
20,702
3,155
0
0
3,413,262
2,573,727
2,291,337
1,980,318
1,671,126
12,939,429
111,520,915
2,596,187
2,312,039
2,983,474
1,671,126
12,939,429
1 年以内
預金
5 年超
有価証券
その他有価証券の
うち満期があるもの
貸出金 (*1,2,3)
合
計
(*1)貸出金のうち、当座貸越(融資型を除く)508,593 千円については「1 年以内」に
含めています。また、期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含め
ています。
(*2)貸出金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等 550,553 千円は償還の予
定が見込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金には、分割実行案件の未実行額が含まれております。
― 59 ―
(5)その他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
125,068,207
4,434,969
4,156,381
289,956
378,218
0
125,068,207
4,434,969
4,156,381
289,956
378,218
0
1 年以内
貯金(*1,2)
合
計
5 年超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。
(*2)貯金のうち、定期積金 3,692 百万円については含めておりません。
6.有価証券に関する注記
(1)有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。これらには、有価証券の
ほか、「外部出資」中の株式が含まれています。
その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上
額及びこれらの差額については、次のとおりです。
種類
貸借対照表計上額が取得
原価又は償却原価を超え
るもの
合計
取得原価又
は償却原価
国債
(単位:千円)
貸借対照表 差額(*)
計上額
95,088
96,547
1,459
95,088
96,547
1,459
*上記評価差額に繰延税金資産 402 千円を差し引いた額 1,056 千円を「その他有価
証券評価差額金」に計上しております。
(2)当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
(3)当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
(単位:千円)
債券
売却額
売却益
売却損
7,089,969
98,833
0
(4)当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
― 60 ―
7.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
従業員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用して
います。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国共
済農業協同組合連合会との契約による確定給付型年金制度並びに(財)全国農業協同組
合役職員共済会との契約による特定退職金共済制度を採用しています。
(2)退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
▲2,414,476 千円
特定退職金共済制度退職給付金
530,369 千円
年金資産
817,264 千円
未認識過去勤務債務
6,144 千円
貸借対照表計上額純額
▲1,060,698 千円
退職給付引当金
▲1,060,698 千円
(3)退職給付費用の内訳
勤務費用
120,018 千円
利息費用
38,490 千円
期待運用収益
▲15,165 千円
数理計算上の差異の費用処理額
▲60,815 千円
過去勤務債務の費用処理額
▲6,144 千円
退職給付費用
76,383 千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
①採用した割引率は 1.60%で、年金資産にかかる期待運用収益率は 1.21%としていま
す。
②退職給付見込額については、発生給付評価方法に基づき、勤務年数による期間按分方
式を採用しています。
③過去勤務債務の処理年数は 5 年とし、当該期間均等額をもって処理しています。
④数理計算上の差異については、発生年度にその全額を費用処理しています。
(5)人件費には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための
農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条の規定に基づき、旧農林
共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例
業務負担金 35,723 千円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成 24 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務
負担金の将来見込額は、554,697 千円となっています。
― 61 ―
8.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
繰延税金資産
個別貸倒引当金限度超過額
88,294 千円
未収利息不計上額否認
64,926 千円
賞与引当金超過額
22,460 千円
賞与対応未払社会保険料
3,730 千円
役員退職慰労引当金否認額
10,476 千円
選択定年功労加算額
2,588 千円
未払事業税否認額
694 千円
退職給付引当金超過額
301,122 千円
減価償却限度超過額(減損・土地以外)
11,967 千円
リース資産減損額
1,247 千円
土地減損損失否認額
78,730 千円
減価償却限度超過額(借地上土盛費用)
378 千円
資産除去債務額
386 千円
外部出資等損失引当金否認額
1,209 千円
繰延税金資産小計
588,215 千円
評価性引当額
▲361,643 千円
繰延税金資産合計(A)
226,572 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
▲402 千円
全農適格合併みなし配当否認額
▲306 千円
資産除去債務否認額
▲113 千円
繰延税金負債合計(B)
▲822 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
225,749 千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
31.0%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割額
7.5%
▲6.6%
4.1%
評価性引当金の増減
▲29.0%
その他
4.3%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
― 62 ―
11.3%
注記表
~平成25年度~
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
子会社株式
:移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資
産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
:移動平均法による原価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品(一品管理)
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
購買品(グループ管理)
:売価還元法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
精米センター加工品
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産
:最終仕入原価法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産:定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附
属設備を除く)については定額法)を採用しています。
○耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
ています。
○取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規
定に基づき、3 年間で均等償却を行っています。
○取得価額が 30 万円未満の少額減価償却資産については、租税特別措置法等の規定
に基づき本年度一括償却しております。
②無形固定資産:定額法を採用しています。
(4)引当金の計上基準
①貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定められている資産自己査定要領、経理規程及び資産の償却・
引当基準に則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債
権及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額
から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計
上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
― 63 ―
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的
に判断して必要と認められる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債
権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権につい
ては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証
による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当てています。
上記以外の債権については、それぞれ過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産自己査定要領に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、
当該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づ
いて上記の引当を行っています。
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担
分を計上しています。
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の
見込額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5 年)
による定額法により費用処理しています。
数理計算上の差異については、発生年度にその全額を費用処理することとしていま
す。
④役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計
上しています。
(5)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。
(6)消費税及び地方消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を
行っております。
(7)記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
で表示しております。
― 64 ―
2.会計方針の変更に関する注記
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成 25 年 2 月 1 日以降に取得した有形固定資
産について、改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の事業管理費 4,335 千円減少し、事業利
益、経常利益、税引前当期利益が同額増加しています。
3.表示方法の変更に関する注記
前事業年度まで「雑資産」に含めて表示していた経済事業未収収益(前事業年度203,488
千円、当事業年度89,297千円)は、金額的重要性を勘案し、「その他の経済事業資産」
に含めて表示しています。
また、前事業年度まで「雑負債」に含めて表示していた経済事業未払費用(前事業年度
114,987千円、当事業年度116,627千円)も、金額的重要性を勘案し、「その他の経済事
業負債」に含めて表示しています。
4.貸借対照表に関する注記
(1)資産に係る圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の資産項目別の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳
額は 263,003 千円であり、その内訳は、次のとおりです。なお、圧縮記帳額は、平成
12 年度からの累計です。
建物
構築物
工具器具備品
106,977 千円
建物附属設備
16 千円
2,739 千円
車輌・運搬具
357 千円
11,731 千円
機械装置
141,181 千円
(2)リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、業務用車両 222 台、及び ATM21 台(平成 21
年 1 月 31 日以前契約締結のもの)については、リース契約により使用しています。
(3)借手となるリース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日がリース取引に関
する会計基準適用開始前のリース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっており、その内容は次のとおりです。
○リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
建物
車輌・運搬具
合計
13,900 千円
6,480 千円
機械装置
工具器具備品
25,078 千円
6,480 千円
51,939 千円
減価償却累計額相当額
建物
車輌・運搬具
11,930 千円
5,749 千円
機械装置
工具器具備品
― 65 ―
20,991 千円
6,480 千円
合計
45,152 千円
期末残高相当額
建物
1,969 千円
車輌・運搬具
合計
730 千円
機械装置
4,087 千円
工具器具備品
0 千円
6,787 千円
○未経過リース料期末残高相当額
1 年以内
3,653 千円
1 年超
合
3,878 千円
計
7,531 千円
○支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
6,671 千円
減価償却費相当額
6,583 千円
支払利息相当額
9 千円
○減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。
○利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への
配分方法については利息法によっています。
(4)担保に供している資産
税金収納にかかる担保として系統外預け金
為替決済にかかる担保として系統預け金
2,650 千円
4,400,000 千円
(5)子会社等に対する金銭債権及び金銭債務
子会社等に対する金銭債権の総額
260,144 千円
子会社等に対する金銭債務の総額
76,819 千円
(6)役員との間の取引による役員に対する金銭債権
理事および監事に対する金銭債権の総額
93,830 千円
(7)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 3,841 千円、延滞債権額は 844,167 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3 か月以上延滞債権額は 16,120 千円です。
なお、3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 14,892 千円です。
― 66 ―
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しない
ものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3 か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
は 879,022 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
(8)土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の
再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、
再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資
産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
・・・
平成 13 年 1 月 31 日
○再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額
の合計額を下回る金額
・・・1,088,008 千円
○同法律第 3 条 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台
帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)
に合理的な調整を行って算出しました。
5.損益計算書に関する注記
(1)子会社との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
①子会社との取引による収益総額
47,955 千円
うち事業取引高
17,226 千円
うち事業取引以外の取引高
30,729 千円
②子会社との取引による費用総額
20,375 千円
うち事業取引高
1,769 千円
うち事業取引以外の取引高
18,605 千円
(2)減損損失に関する注記
①資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店
舗については、支店及び事業所を基本にグルーピングし、業務外固定資産(遊休資産及
び賃貸資産)については施設単位でグルーピングしております。
また、独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャ
ッシュ・フローの生成に寄与していることから、本店、直売所、精米センター、福祉事
業センター、デイサービスセンターは組合全体の共用資産としており、地区センター、
物流センター、農機センターは各地区の共用資産としております。
― 67 ―
当期に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
場
所
用
途
種
類
その他
LPガスセンター
一般資産
工具器具備品
菅原養豚団地
遊休資産
土
地
業務外固定資産
②減損損失に至った経緯
LP ガスセンターについては、当該店舗の営業収支が 2 期連続赤字であると同時に、
短期的に業績の回復が見込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当事業年度減少額を減損損失として認識しました。
また、業務外固定資産である菅原養豚団地については、土地の時価が著しく下落し
ており、減損の兆候に該当したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当期減
少額を減損損失として認識しました。
③減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳
(単位:千円)
場
所
減損処理額
内
土
地
工具器具備品
LP ガスセンター
1,614
菅 原 養 豚 団 地
192
192
1,806
192
合
計
訳
1,614
1,614
④回収可能価額の算定方法
減損を計上した固定資産の回収可能価額は正味売却可能価額を採用しており、その
時価は固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定しています。
(3)棚卸資産の収益性低下に伴う簿価切下額
購買品供給原価には、収益性の低下に伴う簿価切下げにより、79 千円の棚卸評価損が
含まれています。
6.金融商品に関する注記
Ⅰ
金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や
団体などへ貸付け、残った余裕金を茨城県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、
国債や地方債などの債券等の有価証券による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有
価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒
されています。
― 68 ―
また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。
これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されて
います。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
ています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店との
連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・
フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を
設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図る
ため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作
成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当
金については「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全
化に努めています。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロール
することにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維
持と収益力強化とのバランスを重視した ALM を基本に、資産・負債の金利感応度分析な
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況や ALM などを考慮し、理事会において運用
方針を定めるとともに、経営層で構成する ALM 委員会を定期的に開催して、日常的な情
報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及び ALM
委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。
運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうか
チェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当
組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借入金
です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての
定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
る金利が 0.28%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 219,977 千円減少する
ものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他
のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
響が生じる可能性があります。
― 69 ―
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
含めて計算しています。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれてい
ます。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条
件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含め
ず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預
金
時価
差額
105,259,343
105,109,869
▲149,474
4,380,973
4,380,973
―
有価証券
その他有価証券
貸出金(*1)
23,908,561
貸倒引当金(*2)
▲399,716
貸倒引当金控除後
23,508,845
24,524,444
1,015,599
133,149,162
134,015,287
866,124
137,721,247
137,611,780
▲109,467
137,721,247
137,611,780
▲109,467
資産計
貯
金
負債計
(*1) 貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 40,703 千円
を含めています。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
①預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスク
フリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
― 70 ―
る金額として算定しています。
②有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
から当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた額から
貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャ
ッシュ・フローをリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引い
た現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
合
4,808,312
計
4,808,312
(*1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時
価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
104,259,343
0
1,000,000
0
0
0
73,462
71,744
54,424
51,320
51,320
4,078,701
3,106,336
2,405,494
2,109,038
1,788,193
1,588,631
12,410,110
107,439,142
2,477,239
3,163,462
1,839,513
1,639,951
16,488,812
1 年以内
預
金
5 年超
有価証券
その他有価証券の
うち満期があるもの
貸出金 (*1,2)
合
計
― 71 ―
(*1)貸出金のうち、当座貸越(融資型を除く)438,768 千円については「1 年以内」に
含めています。また、期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含め
ています。
(*2)貸出金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等 460,053 千円は償還の予
定が見込まれないため、含めていません。
(5)その他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1 年以内
貯
金(*1・2) 126,434,391
合
計
126,434,391
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
4,126,373
2,993,666
350,018
320,713
0
4,126,373
2,993,666
350,018
320,713
0
5 年超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。
(*2)貯金のうち、定期積金 3,496 百万円については含めておりません。
7.有価証券に関する注記
(1) 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。これらには、有価証券
のほか、
「外部出資」中の株式が含まれています。
① その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及
びこれらの差額については、次のとおりです。
種
取得原価又
は償却原価
類
(単位:千円)
貸借対照表 差 額(*)
計上額
債
45,057
45,671
614
債
2,287,563
2,291,790
4,226
特別法人債
144,713
146,268
1,554
計
2,477,333
2,483,730
6,396
債
1,899,477
1,897,243
▲2,234
計
1,899,477
1,897,243
▲2,234
4,376,811
4,380,973
4,161
国
貸借対照表計上額が取得
原価又は償却原価を超え 地
方
るもの
小
貸借対照表計上額が取得 地
原価又は償却原価を超え
ないもの
小
合
方
計
*上記評価差額から繰延税金負債 1,148 千円を差し引いた額 3,013 千円を「その他有価
証券評価差額金」に計上しております。
― 72 ―
(2)当事業年度中に売却した満期保有目的の債券は次のとおりです。
(単位:千円)
売
地
方
却
原
価 売
却
額 売
却
損
益
債
1,599,604
1,623,397
23,792
政 府 保 証 債
101,384
102,307
923
1,700,988
1,725,704
24,715
合
計
<売却の理由>
財務体質及び資本効率の改善を図るために売却したものです。
(3)当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
(単位:千円)
売
国
却
額 売
却
益 売
却
損
債
6,541,094
19,408
0
債
2,509,050
7,202
0
政 府 保 証 債
200,420
402
0
9,250,564
27,030
0
地
合
方
計
(4)当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券
当事業年度中に、満期保有目的の債券 1,498,813 千円の保有目的を満期保有目的債券
の一部売却により変更しその他有価証券に区分しております。
この結果、満期保有目的の債券と同様の会計処理を行なった場合に比べ、その他有価
証券は 2,143 千円増加し、繰延税金負債が 591 千円増加し、その他有価証券評価差額が
1,551 千円増加しています。
― 73 ―
8.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
従業員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用して
います。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国共
済農業協同組合連合会との契約による確定給付型年金制度並びに(一財)全国農林漁業
団体共済会との契約による特定退職金共済制度を採用しています。
(2)退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
▲2,341,307 千円
特定退職金共済制度退職給付金
541,543 千円
年金資産
880,522 千円
未認識過去勤務債務
6,144 千円
貸借対照表計上額純額
▲
913,096 千円
退職給付引当金
▲
913,096 千円
(3)退職給付費用の内訳
勤務費用
118,319 千円
利息費用
37,344 千円
期待運用収益
▲15,885 千円
数理計算上の差異の費用処理額
▲48,791 千円
過去勤務債務の費用処理額
▲6,144 千円
退職給付費用
84,853 千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
割引率
1.60%
期待運用収益率
1.17%
退職給付見込額の期間配分法
期間定額基準
過去勤務債務の処理年数
5年
数理計算上の差異の処理年数
1年
(5)人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条の規
定に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充て
るため拠出した特例業務負担金 35,772 千円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成 25 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負
担金の将来見込額は、546,004 千円となっています。
― 74 ―
9.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
繰延税金資産
個別貸倒引当金限度超過額
69,552 千円
未収利息不計上額否認
65,986 千円
賞与引当金
20,990 千円
賞与対応未払社会保険料
3,103 千円
役員退職慰労引当金否認額
5,169 千円
選択定年功労加算額
2,849 千円
退職給付引当金
256,138 千円
減価償却限度超過額(減損・土地以外)
4,638 千円
リース資産減損額
744 千円
土地減損損失否認額
78,783 千円
減価償却限度超過額(借地上土盛費用)
453 千円
資産除去債務額
394 千円
税務上の繰越欠損金
41,828 千円
繰延税金資産小計
550,631 千円
評価性引当額
▲289,653 千円
繰延税金資産合計(A)
260,978 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
▲1,148 千円
全農適格合併みなし配当否認額
▲306 千円
資産除去債務否認額
▲95 千円
繰延税金負債合計(B)
▲1,550 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
259,427 千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.4%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割額
6.5%
▲8.7%
2.3%
評価性引当額の増減
▲54.0%
その他
2.3%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
― 75 ―
▲22.2%
10.その他の注記
資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
当組合の施設の一部に使用されている有害物質を除去する義務に関して資産除去債務を
計上しております。
(2)当該資産除去債務の算定方法
資産除去債務の見積りにあたり、支出までの見込期間は 14 年、割引率は 2.0%を採用し
ております。
(3)当事業年度末における当該資産除去債務の総額の増減
期首残高(*)
時の経過による調整額
期末残高
1,400 千円
28 千円
1,428 千円
(*)当事業年度より「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準 18 号平成 20 年 3
月 31 日)及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針
第 21 号平成 20 年 3 月 31 日)を適用したことによる期首時点における残高です。
― 76 ―
剰余金処分計算書
(単位:円)
平成24年度
科 目
平成25年度
1.当期未処分剰余金
362,597,315
398,631,434
2.剰余金処分額
(1)利益準備金
(2)任意積立金
税効果調整積立金
営農経済事業積立金
信用事業積立金
事業再構築積立金
経営安定化積立金
出資配当金
139,203,771
30,000,000
80,000,000
29,230,771
233,721,260
40,000,000
164,406,226
34,406,226
10,000,000
10,000,000
10,000,000
100,000,000
29,315,034
3.次期繰越剰余金
223,393,544
164,910,174
25,000,000
25,000,000
30,000,000
(注)
1.出資配当金については次のとおりです。
平成24年度 1%
平成25年度 1%
ただし、自己資本の充実のうえから、支払うべき配当金は各組合員の出資予約預り口へ
お預かりを行い、出資一口(1,000円)に達した時点で出資金へ振り替えるものとします。
2.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。
(単位: 千円)
種 類
目的及び取り崩し基準
積立目標金額
当期末残高
繰延税金資産(法人税等の前払部分)の剰余金処分を留
税効果調整積立金 保するために積立を行う。取り崩しは法人税等の繰延税金
資産が回収された金額を取り崩す。
営農経済事業
積立金
信用事業積立金
事業再構築
積立金
226,227
地域農業振興に向けた財源として積立を行う。
なお、取崩基準は次のとおりとする。
1.担い手育成に関するもの等、毎年度の経費相当額
2.農産物の買取事業から生じたリスク相当額
3.生産者が被る不慮の事故・自然災害への対応等、
3.毎年度の農業に関するリスク管理経費相当額
4.債権の貸倒に備えて増加した貸倒引当金
1,000,000
50,000
信用事業再構築に向けた財源として積立を行う。
なお、取崩基準は次のとおりとする。
1.余裕金運用から生じたリスク経費相当額
2.債権の貸倒に備えて増加した貸倒引当金
1,000,000
50,000
事業再構築のために必要な固定資産の取得・処分・
修繕及び減損処理の財源として積立を行う。
なお、取崩基準は次のとおりとする。
1.取得にかかる経費相当額
2.処分にかかる減価償却の未償却残高相当額及び
処分費用額
3.修繕の際の経費相当額
4.取得後の減価償却費相当額
5.減損損失相当額
500,000
30,000
500,000
0
組合の財務基盤の安定及び自己資本の充実を図るた
めに積立を行う。
なお、取崩基準は次のとおりとする。
経営安定化積立金
1.各事業年度において過年度に比べ大幅な費用の発
生または収益の減少により、当期欠損金が発生した場
合の相当額
3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善の事業の費用に充てるための
繰越額が次のとおり含まれています。
平成24年度 20,000,000円
平成25年度 20,000,000円
― 77 ―
部門別損益計算書
平成24年度
(単位:千円)
区
分
①
事業収益
②
事業費用
③=①-②
事業総利益
④
事業管理費
(うち減価償却費 ⑤
⑤’
(うち人件費)
計
12,332,584
8,575,175
3,757,409
3,694,166
275,617
2,746,417
うち共通管理費 ⑥
(うち減価償却費)
⑦
(うち人件費) ⑦’
信用事業
1,352,300
197,801
1,154,498
849,443
80,370
618,260
169,228
80,370
71,525
305,054
26,878
3,102
5,913
5,852
326,019
38,447
4,417
48,533
20,930
315,934
⑧=③-④
63,242
事業利益
⑨
135,930
事業外収益
うち共通分 ⑩
⑪
20,295
事業外費用
うち共通分 ⑫
⑬=⑧+⑨-⑪
178,878
経常利益
⑭
163,083
特別利益
うち共通分 ⑮
⑯
198,477
特別損失
うち共通分 ⑰
143,483
税引前当期利益 ⑱=⑬+⑭-⑯
営農指導事業
⑲
26,236
分配賦額
営農指導事業分
配賦額後税引前 ⑳=⑱-⑲
143,483
289,697
当期利益
(注)⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は各事業に直課できない部分
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
共済事業
1,047,430
61,445
985,985
677,621
76,704
483,222
161,510
76,704
68,263
308,363
20,978
2,961
5,631
5,585
323,710
30,004
4,215
40,893
19,975
312,821
農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等
8,953,985
7,498,143
1,455,841
1,835,224
87,398
1,403,477
184,027
87,398
77,780
▲ 379,382
77,377
3,374
6,457
6,363
▲ 308,462
79,519
4,803
90,072
22,760
▲ 319,015
851,547
675,692
175,885
254,614
28,581
181,558
60,181
28,581
25,436
▲ 78,758
8,058
1,103
2,098
2,081
▲ 72,799
11,337
1,570
15,365
7,443
▲ 76,826
28,536
9,325
287,770 ▲ 347,552
▲ 86,152
25,051
127,319
142,090
▲ 14,771
77,262
2,563
59,897
5,397 ▲ 580,345
2,563 ▲ 275,617
2,281 ▲ 245,285
▲ 92,033
2,636
98 ▲ 10,640
193
186 ▲ 20,068
▲ 89,590
3,773
140 ▲ 15,147
3,614
667 ▲ 71,776
▲ 89,430
▲ 89,150
1 共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等
各事業の事業総利益の平均値により算出しております。
(2)営農指導事業
各事業の事業総利益の平均値により算出しております。
2 配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
区 分
共通管理費等
営農指導事業
信用事業
29.16
29.43
共済事業 農業関連事業
27.83
31.71
28.10
32.01
3 予算統制の状況
区 分
営農
指導
事業
事業管理費
収入a
支出b
差引(a-b)
(単位:%)
合計
0.93
100.00
100.00
生活その他事業 営農指導事業
10.37
10.46
0
0
0
0
(単位:千円)
修正後
差引
決算額d
予算額c
(c-d)
3,831,402 3,694,166
137,235
115,502
127,319 ▲ 11,817
151,010
142,090
8,919
▲ 35,508 ▲ 14,771 ▲ 20,736
323,710
0
164,134
487,844
(単位:千円)
農業関連 生活その他 営農指導事
事業
事業
業
▲ 308,462 ▲ 72,799 ▲ 89,590
0
0
0
187,017
61,159
5,484
▲ 121,445 ▲ 11,639 ▲ 84,105
当 初
修正額
予算額
3,831,402
115,502
151,010
▲ 35,508
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
4 専属事業損益の内訳
区 分
経常利益a(=⑬)
減価償却費b(=⑤-⑦)
共通管理費等c(=⑥-⑩+⑫)
専属事業損益a+b+c
信用事業
326,019
0
171,977
497,997
共済事業
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
― 78 ―
部門別損益計算書
平成25年度
(単位:千円)
区
分
①
事業収益
②
事業費用
③=①-②
事業総利益
④
事業管理費
(うち減価償却費 ⑤
⑤’
(うち人件費)
計
12,388,563
8,720,069
3,668,493
3,661,279
271504
2722878
うち共通管理費 ⑥
(うち減価償却費)
⑦
(うち人件費) ⑦’
信用事業
1,185,706
130,784
1,054,922
837,756
79170
609678
163,566
79170
67995
217,165
32,223
3,547
5,732
5,684
243,657
3,122
343
3,315
833
243,463
⑧=③-④
7,214
事業利益
⑨
151,732
事業外収益
うち共通分 ⑩
⑪
19,715
事業外費用
うち共通分 ⑫
⑬=⑧+⑨-⑪
139,231
経常利益
⑭
13,982
特別利益
うち共通分 ⑮
⑯
14,297
特別損失
うち共通分 ⑰
138,916
税引前当期利益 ⑱=⑬+⑭-⑯
営農指導事業
⑲
32,974
分配賦額
営農指導事業分
配賦額後税引前 ⑳=⑱-⑲
138,916
210,488
当期利益
(注)⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は各事業に直課できない部分
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
共済事業
1,014,320
59,494
954,826
667,926
75559
476283
156,106
75559
64894
286,900
25,120
3,385
5,461
5,424
306,558
2,433
328
2,677
795
306,315
農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等
9,232,970
7,722,110
1,510,860
1,819,274
86093
1391580
177,870
86093
73941
▲ 308,414
81,199
3,857
6,298
6,181
▲ 233,513
7,162
373
6,971
906
▲ 233,322
31,484
35,865
274,831 ▲ 269,187
831,161
124,403
657,489
150,190
173,671 ▲ 25,787
246,480
89,841
28154
2524
175347
69988
58,168
5,216 ▲ 560,929
28154
2524 ▲ 271504
24180
2168 ▲ 233180
▲ 72,808 ▲ 115,628
9,438
3,749
1,261
113 ▲ 12,166
2,034
187
2,021
181 ▲ 19,493
▲ 65,404 ▲ 112,066
901
363
122
10
▲ 1,178
992
341
296
26
▲ 2,859
▲ 65,495 ▲ 112,044
11,719 ▲ 112,044
▲ 77,215
1 共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等
各事業の事業総利益の平均値により算出しております。
(2)営農指導事業
各事業の事業総利益の平均値により算出しております。
2 配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
区 分
共通管理費等
営農指導事業
信用事業
29.16
29.43
共済事業 農業関連事業
27.83
31.71
28.10
32.01
3 予算統制の状況
区 分
営農
指導
事業
事業管理費
収入a
支出b
差引(a-b)
(単位:%)
合計
0.93
100.00
100.00
生活その他事業 営農指導事業
10.37
10.46
0
0
0
0
(単位:千円)
修正後
差引
決算額d
予算額c
(c-d)
3,811,133 3,661,279
149,853
121,858
124,403
▲ 2,545
156,714
150,190
6,523
▲ 34,856 ▲ 25,787
▲ 9,068
306,558
0
158,145
464,704
(単位:千円)
農業関連 生活その他 営農指導事
事業
事業
業
▲ 233,513 ▲ 65,404 ▲ 112,066
0
0
0
180,194
58,928
5,284
▲ 53,319
▲ 6,476 ▲ 106,781
当 初
修正額
予算額
3,811,133
121,858
156,714
▲ 34,856
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
4 専属事業損益の内訳
区 分
経常利益a(=⑬)
減価償却費b(=⑤-⑦)
共通管理費等c(=⑥-⑩+⑫)
専属事業損益a+b+c
信用事業
共済事業
243,657
0
165,703
409,360
(注)千円未満の端数は切り捨てで表示しております。
― 79 ―
― 80 ―
損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
項
経
常
収
(単位:百万円、口、人、%)
目 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
益
12,036
12,139
12,014
12,332
12,388
信 用 事 業 収 益
共 済 事 業 収 益
農業関連事業収益
そ の 他 事 業 収 益
経常利益(又は経常損失)
当
期
剰
余
金
( 又 は 当 期 損 失 金 )
出
純
総
貯
貸
有
剰
資
(出資口数)
資
産
資
産
金
残
出
金
残
価 証 券 残
余 金 配 当 金
金
1,663
1,670
1,613
1,352
1,185
1,088
1,070
1,037
1,047
1,014
8,461
8,408
8,385
8,953
9,232
823
990
978
978
955
395
234
258
178
139
394
177
108
127
169
2,897
2,926
2,937
2,945
2,951
(2,897,968口) (2,926,094口) (2,937,162口) (2,945,951口) (2,951,820口)
額
額
高
高
高
額
出 資 配 当 金
事業利用分量配当金
職
員
数
単 体 自 己 資 本 比 率
7,595
7,700
7,943
8,010
8,162
145,894
145,559
150,967
150,941
150,883
133,556
133,380
137,517
138,019
137,721
25,193
27,112
26,915
25,419
23,867
11,804
9,801
4,229
96
4,380
28
28
29
29
29
28
28
29
29
29
0
0
0
0
0
525人
527人
540人
546人
541人
16.36
16.68
15.63
15.26
15.47
(注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取り扱いは行っていません。
― 81 ―
2.利益総括表
項
資 金 運 用 収
役 務 取 引 等 収
そ の 他 信 用 事 業 収
信 用 事 業 粗 利
信 用 事 業 粗 利 益
事
業
粗
利
事 業 粗 利 益
目
支
支
支
益
率
益
率
平成24年度
1,142
9
2
1,154
0.86
3,757
2.50
平成25年度
1,033
20
1
1,054
0.79
3,668
2.46
(単位:百万円、%)
増 減
▲ 109
11
▲1
▲ 100
▲ 0.07
▲ 89
▲ 0.04
3.資金運用収支の内訳
項
目
資 金 運 用 勘 定
う
ち
預
う ち 有 価 証
う ち 貸 出
資 金 調 達 勘
金
券
金
定
平成24年度
平均残高
利息
利回り
133,578
1,207
0.90
105,977
689
0.65
1,201
12
1.00
26,399
504
1.91
137,080
64
0.05
136,102
61
0.04
977
1
0.10
0.24
(単位:百万円、%)
平成25年度
平均残高
利息
利回り
132,292
1,089
0.82
104,344
642
0.62
3,175
27
0.85
24,772
419
1.69
136,387
56
0.04
135,417
54
0.04
969
1
0.10
0.17
うち貯金・定期積金
う ち 借 入 金
総 資 金 利 ざ や
(注)
1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価(資金調達利回り+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励
金、特別対策奨励金等奨励金が含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
項
受
取
利
う
ち
預
う ち 有 価 証
う ち 貸 出
支
払
利
目
息
金
券
金
息
うち貯金・定期積金
う ち 借 入 金
差
し
引
き
平成24年度増減額
▲ 124
▲ 39
▲ 74
▲ 11
▲ 28
▲ 28
0
▲ 96
(単位:百万円)
平成25年度増減額
▲ 118
▲ 47
14
▲ 85
▲7
▲7
0
▲ 110
(注)
1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対
策奨励金等奨励金が含まれています。
― 82 ―
経営諸指標
1.利益率
項
目
平成24年度
平成25年度
(単位:%)
増 減
総 資 産 経 常 利 益 率
0.12
0.09
▲ 0.03
資 本 経 常 利 益 率
2.27
1.73
▲ 0.54
総 資 産 当 期 純 利 益 率
0.08
0.11
0.03
資 本 当 期 純 利 益 率
1.61
2.12
0.51
(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率
=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
(単位:%)
区
分
平成24年度
平成25年度
期
末
18.41
17.33
期中平均
19.39
18.29
期
末
0.06
3.18
貯
証
率
期中平均
0.88
2.34
(注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
貯
貸
率
増 減
▲ 1.08
▲ 1.10
3.12
1.46
3.職員一人当たり及び一店舗当たりの指標
(単位:百万円)
項 目
平成24年度
平成25年度
一 職 員 当 た り 貯 金 残 高
1,971
1,995
一 店 舗 当 た り 貯 金 残 高
4,313
4,442
信 用 事 業
一職員当たり貸出金残高
3,177
3,409
一店舗当たり貸出金残高
794
769
一職員当たり長期共済保有高
8,088
7,887
共 済 事 業
一店舗当たり長期共済保有高
19,463
19,591
一職員当たり購買品供給高
58
60
経 済 事 業
一職員当たり販売品販売高
153
172
(注)各事業の職員数は担当職員数、また店舗数は業務を実施している本・支店(所)、
事業所等の数で計算しております。
― 83 ―
貸倒引当金の期末残高及び貸出金償却の額
貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
期首
残高
一般貸倒引当金
37
個別貸倒引当金
494
合
計
531
区
分
(単位:百万円)
平成24年度
平成25年度
期中 期中減少額 期末 期首 期中 期中減少額 期末
増加額 目的使用 その他 残高 残高 増加額 目的使用 その他 残高
64
37
64
64
49
64
49
502
0
494
502
502
432
72
429
432
567
0
531
567
567
482
72
494
482
貸出金償却の額
(単位:百万円)
平成25年度
平成24年度
0
貸出金償却額
(注)貸出金償却額は個別貸倒引当金の目的使用による取崩額との相殺前の金額を
記載しております。
― 84 ―
0
信用事業(貯金に関する指標)
科目別貯金平均残高
種
流
定
合
類
動
期
性
性
貯
貯
金
金
計
平成24年度
平均残高
構成比
53,578
39.37
82,524
60.63
136,102 100.00
(単位:百万円、%)
平均残高
増減
平均残高
構成比
54,032
39.90
454
81,385
60.10
▲ 1,139
135,417 100.00
▲ 685
平成25年度
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金+別段貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
定期貯金残高
(単位:百万円、%)
種
類
定
期
貯
金
う ち 固 定 金 利 定 期
う ち 変 動 金 利 定 期
平成24年度
残 高
構成比
79,688 100.00
79,682
99.99
5
0.01
平成25年度
残 高
構成比
79,163 100.00
79,157
99.99
5
0.01
残高増減
▲ 525
▲ 525
0
(注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
― 85 ―
信用事業(貸出金等に関する指標)
科目別貸出金平均残高
種
類
手 形 貸 付
証 書 貸 付
当
座
貸
金 融 機 関 貸
合
金
金
越
付
計
平成24年度
平均残高
15
24,387
522
1,474
26,399
構成比
0.06
92.38
1.98
5.58
100.00
(単位:百万円、%)
平成25年度
平均残高
増減
平均残高
構成比
8
0.03
▲7
22,473
90.72
▲ 1,914
486
1.96
▲ 36
1,802
7.27
328
24,772 100.00
▲ 1,627
貸出金の金利条件別残高内訳
(単位:百万円、%)
種
類
固 定 金 利 貸 出
変 動 金 利 貸 出
そ
の
他
合
計
平成25年度
平成24年度
残 高
構成比
18,613
73.22
5,688
22.38
1,118
4.40
25,419 100.00
残 高
構成比
17,400
72.90
5,423
22.72
1,044
4.37
23,867 100.00
(注)「その他」は当座貸越、無利息等の固定、変動の区分がないもの
― 86 ―
残高増減
▲ 1,213
▲ 265
▲ 74
▲ 1,552
貸出金の担保別内訳残高
(単位:百万円)
種
類
平成24年度
貯 金 ・ 定 期 積 金 等
平成25年度
増 減
593
580
▲ 13
産
3,009
2,569
▲ 440
保
199
171
▲ 28
計
3,801
3,321
▲ 480
農業信用基金協会保証
8,582
8,722
140
小
計
8,582
8,722
140
信
用
13,035
11,824
▲ 1,211
合
計
25,419
23,867
▲ 1,552
不
そ
小
動
の
他
担
債務保証の担保別内訳残高
該当する取引はございません。
― 87 ―
貸出金の使途別内訳残高
(単位:百万円、%)
種
設
運
合
類
備
転
資
資
金
金
計
平成24年度
残 高
構成比
22,531
88.64
2,888
11.36
25,419 100.00
平成25年度
残 高
構成比
20,958
87.81
2,909
12.19
23,867 100.00
残高増減
▲ 1,573
21
▲ 1,552
貸出金の業種別残高
(単位:百万円、%)
種
類
農
業
林
業
製
造
業
鉱
業
建
設
業
不
動
産
業
電気・ガス・熱供給・水道業
運 輸 ・ 通 信 業
卸売・小売業・飲食店
サ
ー
ビ
ス
業
金 融 ・ 保 険 業
地 方 公 共 団 体
そ
の
他
合
計
平成24年度
残 高
構成比
2,614
10.28
49
0.19
1,112
4.37
21
0.08
1,086
4.27
1,202
4.73
66
0.26
623
2.45
319
1.25
2,242
8.82
1,606
6.32
10,970
43.16
3,504
13.78
25,419 100.00
― 88 ―
平成25年度
残 高
構成比
2,429
10.18
19
0.08
1,028
4.31
25
0.10
1,060
4.44
1,106
4.63
61
0.26
653
2.74
276
1.16
2,145
8.99
1,956
8.20
9,404
39.40
3,700
15.50
23,867 100.00
残高増減
▲ 185
▲ 30
▲ 84
4
▲ 26
▲ 96
▲5
30
▲ 43
▲ 97
350
▲ 1,566
196
▲ 1,552
主要な農業関係の貸出金残高
1) 営農類型別
種
農
穀
野
菜
・
園
果 樹 ・ 樹 園 農
工
芸
作
養 豚 ・ 肉 牛 ・ 酪
そ
の
他
農
農 業 関 連 団 体
合
類
業
作
芸
業
物
農
業
等
計
平成24年度
1,137
214
387
45
3
21
464
0
1,137
平成25年度
733
124
307
24
1
10
266
0
733
(単位:百万円)
増 減
▲ 404
▲ 90
▲ 80
▲ 21
▲2
▲ 11
▲ 198
0
▲ 404
(注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業
生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必
要な資金等が該当します。
なお、前記『貸出金の業種別残高』の「農業」は、農業者や農業法人等に対する
貸出金の残高です。
2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業
サービス業、農業所得が従となる農業者等が含まれています。
3.「農業関連団体等」には、JAや全農(経済連)とその子会社等が含まれています。
2) 資金種類別
〔貸出金〕
種
プ
農
合
類
ロ パ ー 資 金
業 制 度 資 金
農業近代化資金
その他制度資金
計
平成24年度
1,088
49
22
27
1,137
平成25年度
695
38
19
18
733
(単位:百万円)
増 減
▲ 393
▲ 11
▲3
▲9
▲ 404
(注)1.「プロパー資金」とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金
以外のものをいいます。
2.「農業制度資金」には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、
②地方公共団体が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本
政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象とし
ています。
3.「その他制度資金」には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営
負担軽減支援資金などが該当します。
〔受託貸付金〕
該当する取引はございません。
― 89 ―
リスク管理債権の状況
区
分
破
綻
先
債
権
額
延
滞
債
権
額
3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 権 額
貸 出 条 件 緩 和 債 権 額
合
計
(
A
)
う ち 担 保 ・ 保 証 付 債 権 額 ( B )
担保・保証控除後債権額(C)=(A)-(B)
個 別 計 上 貸 倒 引 当 金 残 高 ( D )
差 引 額 ( E ) = ( C ) - ( D )
一 般 計 上 貸 倒 引 当 金 残 高
平成24年度
0
962
54
30
1,047
522
525
443
81
37
(単位:百万円)
平成25年度
3
844
16
14
879
443
435
371
64
28
(注)
1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により
元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」とい
う。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又
は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3ヵ月以上延滞債権
元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金
で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、
元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金
で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に該当しないものをいいま
す。
5.担保・保証付債権額
リスク管理債権額のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社債、上場株式)及
び確実な不動産担保付の貸出残高ならびに農業信用基金協会等公的保証機関等
による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額です。
6.個別計上貸倒引当金残高
リスク管理債権のうち、すでに個別貸倒引当金に繰り入れた当該引当金の残高で
あり、貸借対照表上の個別貸倒引当金額とは異なります。
7.担保・保証控除後債権額
リスク管理債権合計額から、担保・保証付債権額を控除した貸出金残高です。
― 90 ―
金融再生法開示債権額
区
分
破産更生債権及びこれらに 準ずる債権額
危
険
債
権
額
要
管
理
債
権
額
小
計
(
A
)
保 全 額 ( 合 計 ) ( B )
担
保
引
保
全
正
率
常
(
B
債
合
保
証
当
/ A )
権
額
計
(単位:百万円、%)
平成24年度
平成25年度
617
499
344
353
85
31
1,047
884
522
448
452
361
70
87
519
399
49.86%
50.68%
24,462
23,043
25,510
23,927
(注)
上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年
法律第132号)第6条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次
のとおり区分したものです。
①破産更生債権及びこれらに準ずる債権
法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ず
る債権
②危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収
ができない可能性の高い債権
③要管理債権
3ヵ月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権
④正常債権
上記以外の債権
元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はございません。
― 91 ―
金融再生法に基づく開示債権及びリスク管理債権については、一般金融機関が行っている方法に合わせて自己査定による債務者区分を
基準に債権区分を行っています。自己査定区分、金融再生法に基づく開示債権及びリスク管理債権の関係は以下のとおりです。
<自己査定債務者区分>
信用事業総与信
貸出金
対
象
債
権
信用事業
その他の 以外の
与信
債権
破 綻 先
要
注
意
先
<金融再生法債権区分>
信用事業総与信
信用事業
その他の 以外の
与信
債権
貸出金
実質破綻先
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
破綻懸念先
危険債権
要管理先
要管理債権
<リスク管理債権>
信用事業総与信
貸出金
信用事業
その他の 以外の
与信
債権
破綻先債権
延滞債権
3ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
その他の要注意先
正常債権
正 常 先
●破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実が発生
している債務者
●実質破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実は発生
していないものの、深刻な経営難の状
況にあり、再建の見通しがない状況にあ
ると認められるなど実質的に経営破綻に
陥っている債務者
●破綻懸念先
現状、経営破綻の状況にはないが、経
営難の状態にあり、経営改善計画等の
進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻
に陥る可能性が大きいと認められる債
務者
●破産更生債権及びこれらに準ずる債権
法的破綻等による経営破綻に陥っている
債務者に対する債権及びこれらに準ずる
債権
●危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況
の悪化等により元本および利息の回収が
できない可能性の高い債権
●要管理債権
3ヵ月以上延滞貸出債権および貸出条件
緩和貸出債権
●正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に
問題がないものとして、上記以外のもの
に区分される債権
●要管理先
要注意先の債務者のうち当該債務者の
債権の全部または一部が次に掲げる要
管理債権である債務者
① 3ヵ月以上延滞債権
元金または利息の支払いが、約定支
払日の翌日を起算日として3ヵ月以上
延滞している貸出債権
② 貸出条件緩和債権
経済的困難に陥った債務者の再建ま
たは支援を図り、当該債権の回収を促
進すること等を目的に、債務者に有利
な一定の譲歩を与える約定条件等の
改定等を行った貸出債権
●破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間
継続していることその他の事由により元
本又は利息の取立て又は弁済の見込み
がないものとして未収利息を計上しなか
った貸出金(貸倒償却を行った部分を除
く。以下「未収利息不計上貸出金」とい
う。)のうち、法人税法施行令第96条第
1項第3号のイからホまでに掲げる事由
又は同項第4号に規定する事由が生じ
ている貸出金
●延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として利息の支払を猶予し
たもの以外の貸出金
●3ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌
日から3ヵ月以上延滞している貸出金(破
綻先債権及び延滞債権を除く)
●貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的
として、金利の減免、利息の支払猶予、
元本の返済猶予、債権放棄その他の債
務者に有利となる取決めを行った貸出金
(破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上
延滞債権を除く)
●その他の要注意先
要管理先以外の要注意先に属する債務
者
●正常先
業況が良好であり、かつ、財務内容にも
特段の問題がないと認められる債務者
をいう
― 92 ―
信用事業(内国為替取扱実績)
(単位:件、百万円)
平成24年度
平成25年度
種 類
仕 向
被仕向
仕 向
被仕向
件 数
14,891
162,164
14,681
162,161
金 額
20,357
28,425
31,520
29,002
件 数
0
0
4
1
金 額
0
0
21
0
件 数
1,408
628
1,071
602
金 額
485
649
439
573
件 数
16,299
162,792
15,756
162,764
金 額
20,842
29,074
31,981
29,575
送金・振込為替
代金取立為替
雑
合
為
替
計
― 93 ―
各事業の状況/信用事業
信用事業(有価証券に関する指標)
種類別有価証券平均残高
(単位:百万円)
種
類
国
債
地
政
金
合
方
府
保
融
証
平成24年度
平成25年度
932
▲ 269
債
2,153
2,153
債
40
40
債
49
49
3,175
1,974
計
1,201
増 減
1,201
商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はございません。
― 94 ―
有価証券残存期間別残高
(単位:百万円)
1年超
3年超
5年超
7年超
期間の定め
1年以下
10年超 のないもの
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下
合計
平成24年度
国
債
50
43
3
0
0
0
0
96
債
22
23
0
0
0
0
0
45
債
51
102
102
102
2,743
1,060
0
4,189
特別法人債
0
0
0
0
0
146
0
146
平成25年度
国
地
方
― 95 ―
信用事業(有価証券等の時価情報等)
有価証券の時価情報等
(単位:百万円)
平成24年度
保
有
区
平成25年度
分
取得価額
時 価
評価損益
取得価額
時 価
評価損益
的
-
-
-
-
-
-
満期保有目的
-
-
-
-
-
-
売
そ
合
買
目
の
他
95
96
1
4,376
4,380
4
計
95
96
1
4,376
4,380
4
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については
当期の損益に含めております。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しており
ます。
5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。
金銭の信託の時価情報等
該当する取引はございません。
デリバティブ取引・金融等デリバティブ取引・有価証券店頭デリバティブ取引
該当する取引はございません。
― 96 ―
共済事業
長期共済新契約高・長期共済保有高
種
類
終
身
平成24年度
新契約高
保有高
新契約高
保有高
済
15,346
210,890
19,864
208,372
定 期 生 命 共 済
18
281
38
293
生 養 老 生 命 共 済
12,256
226,287
13,358
213,612
893
25,395
1,162
25,973
命
共
(単位:百万円)
平成25年度
うちこども共済
総 医
療
共
済
194
1,310
282
1,538
合 が
ん
共
済
2
87
0
87
共 定 期 医 療 共 済
0
3,275
0
2,988
77
77
済 介
護
共
済
年
金
共
済
0
58
0
50
建 物 更 生 共 済
18,867
180,641
10,067
180,306
合
46,685
622,831
43,687
607,325
計
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は
死亡給付金額(付加された定期特約金額等を含む)、年金共済はは付加された定期
特約金額を表示しています。
医療系共済の入院共済金額保有高
種
類
(単位:百万円)
平成25年度
平成24年度
新契約高
保有高
新契約高
保有高
医
療
共
済
8
34
9
44
が
ん
共
済
0
1
0
1
定 期 医 療 共 済
0
2
0
2
合
9
38
9
48
計
(注)金額は入院共済金額を表示しています。
年金共済の年金保有高
種
類
年
金
開
始
前
年
金
開
始
後
合
計
(単位:百万円)
平成25年度
平成24年度
新契約高
保有高
308
2,797
新契約高
270
1,762
308
4,559
保有高
2,835
1,747
270
4,582
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
― 97 ―
短期共済新契約高
種
火
自
傷
類
災
動
共
車
害
共
共
済
(単位:百万円)
平成25年度
平成24年度
金額
掛金
18,273
金額
21
済
掛金
18,479
581
20
600
済
47,644
25
45,286
32
定額定期 生命 共済
12
0
12
0
賠 償 責 任 共 済
自
賠
責
共
済
0
0
48
55
合
計
677
(注)1.金額は、保障金額を表示しています。
2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。
― 98 ―
710
購買事業
買取購買品取扱実績
(単位:千円)
平成25年度
平成24年度
種
類
供給高
手数料
供給高
手数料
肥
料
1,048,990
125,315
1,100,184
125,785
飼
料
164,609
5,276
182,525
8,046
械
724,380
74,913
781,847
79,600
薬
803,097
88,440
832,925
84,047
車
369,862
16,765
360,813
17,037
料
1,451,931
89,104
1,679,060
98,012
農
業
機
農
自
生
燃
産
資
保
材
動
温
資
材
327,563
34,107
326,087
35,228
包
装
資
材
766,549
116,961
774,663
123,315
建
築
資
材
857
71
種 苗 ・ 素 畜
274,561
27,938
269,250
25,955
その他生産資材
1,941
5
34,218
2,232
5,934,344
578,901
6,341,576
599,262
3,778
365
3,993
441
小
計
米
生
鮮
食
品
124,559
6,390
126,560
6,481
一
般
食
品
627,875
103,311
606,671
98,343
耐 久 消 費 財
生
活
衣
料
品
物
資
日 用 保 健 雑 貨
196,133
20,165
272,306
24,138
29,805
5,319
34,770
6,684
141,972
13,901
122,519
12,411
料
206,241
105,796
196,935
93,752
その他生活物資
6,782
714
4,374
455
計
1,337,150
255,964
1,368,132
242,708
計
7,271,494
834,865
7,709,709
841,971
家
小
合
庭
燃
― 99 ―
販売事業
受託販売品取扱実績
(単位:千円)
平成24年度
種
平成25年度
類
取扱高
手数料
取扱高
手数料
米
3,204,931
110,818
2,966,558
101,864
麦
54,124
18,232
71,036
25,902
豆
28,192
2,260
37,532
2,723
そ の 他 豆 類 雑 穀
16,728
556
10,267
882
大
野
菜
5,699,679
100,569
5,967,987
104,567
果
実
1,957,265
19,775
2,164,962
21,462
物
800,832
7,962
949,608
9,465
木
7,734
12
8,901
94
所
81,477
16,000
86,974
14,375
計
11,850,966
276,188
12,263,830
281,338
畜
花
直
産
き
・
売
合
花
買取販売品取扱実績
(単位:千円)
平成24年度
種
販売高
米
合
平成25年度
類
計
粗収益
販売高
粗収益
438,598
20,585
176,158
8,607
438,598
20,585
176,158
8,607
― 100 ―
農業倉庫事業取扱実績
(単位:千円)
項
目
保
53,148
67,610
料
13,372
14,579
フレコンリース助成金
5,939
7,669
そ
1,281
760
73,741
90,620
費
14,048
15,554
費 フ レ コ ン リ ー ス 代
倉庫資材リース代
9,300
4,468
6,384
5,881
13,221
18,796
42,955
44,701
30,786
45,918
益
検
査
手
数
の
他
計
水
用 そ
道
の
光
他
熱
費
用
計
平成25年度
料
収
管
平成24年度
差
引
加工事業取扱実績
(単位:千円)
項
目
収 加
工
益
計
費 食
品
料
加
工
計
用
差
引
平成24年度
平成25年度
78,558
81,122
78,558
81,122
67,438
69,933
67,438
69,933
11,120
11,188
利用事業取扱実績
(単位:千円)
種
類
平成24年度
平成25年度
乾
燥
施
設
159,813
177,165
収 葬
益 そ
祭
事
業
558,922
562,121
他
98,648
100,196
817,384
839,482
の
計
乾
燥
施
設
89,404
85,801
費 葬
用 そ
祭
事
業
497,159
500,751
用
39,373
41,313
625,937
627,686
191,447
211,796
の
他
利
計
差
引
― 101 ―
宅地等供給事業取扱実績
(単位:千円)
種
収
益
類
平成24年度
平成25年度
供
給
手
数
料
24,000
26,388
供
給
雑
収
入
4,765
8,153
他
17,856
13,953
46,622
48,495
費
3,411
3,004
他
27
795
3,438
3,799
43,184
44,696
そ
の
計
費 供
給
そ
雑
の
用
計
差
引
指導事業取扱実績
(単位:千円)
種
類
賦
収
平成25年度
金
5,480
5,396
指 導 事 業 補 助 金
603
603
121,235
118,403
127,319
124,403
実
益
課
平成24年度
費
収
入
計
営
農
改
善
費
129,917
137,339
費 生
活
改
善
費
2,921
3,088
教
用 農
育
広
報
費
6,765
7,125
政
活
動
費
2,486
2,637
142,090
150,191
▲ 14,771
▲ 25,788
計
差
引
― 102 ―
その他事業取扱実績 ①グリーンセンター事業
(単位:千円)
種
収
益
類
平成24年度
平成25年度
工
事
39,987
75,766
資
材
5,991
7,273
植
木
2,004
6,214
47,983
89,254
計
仕
入
23,310
55,427
費 資
材
4,584
4,546
植
木
797
3,921
用 雑
費
2,120
1,523
30,813
65,419
17,169
23,834
計
差
引
その他事業取扱実績 ②旅行事業
(単位:千円)
種
収
益
類
給
取
扱
高
153,597
134,793
事
務
手
数
料
11,496
11,127
入
1,516
1,236
166,610
147,157
高
153,597
134,793
費
1,387
1,589
154,984
136,382
11,625
10,774
雑
費 受
収
入
取
雑
差
平成25年度
供
計
用
平成24年度
扱
計
引
― 103 ―
その他事業取扱実績 ③福祉事業
(単位:千円)
種
収
益
類
平成24年度
平成25年度
訪 問 介 護 収 益
16,275
12,583
通 所 介 護 収 益
53,994
51,945
居 宅 介 護 収 益
9,122
8,859
計
79,391
73,387
福
祉
施
設
費
6
6
費 介
護
労
務
費
5,615
3,693
介 護 保 険 費 用
14,467
13,015
20
20
20,109
16,736
59,282
56,651
用 介
護
雑
費
計
差
引
その他事業取扱実績 ④直売所
(単位:千円)
種
類
平成24年度
平成25年度
収 その他商品の買取売上高
97,834
86,641
その他商品の売上手数料
15,879
14,931
113,714
101,572
79,562
71,463
79,562
71,463
34,151
30,108
益
計
費 その他商品の買取仕入高
計
用
差
引
その他事業取扱実績 ⑤その他
(単位:千円)
種
類
平成24年度
平成25年度
農地利用集積円滑化事業 利益
23,677
21,382
選
15,964
13,671
計
39,642
35,053
費
農地利用集積円滑化事業 費用
22,960
20,779
用
計
22,960
20,779
16,681
14,274
収
益
差
果
場
利
用
料
引
― 104 ―
自己資本の充実
の状況編
金額・比率は単位未満を切り捨てにより表示しております。
よって、合計が一致しない場合があります。
― 105 ―
自己資本の構成に関する事項
(単位:千円、%)
項
目
出
回
再
資
平成24年度平成25年度
0
負債性資本調達手段及びこ
れに準ずるもの
0
0
期限付劣後債務及びこれに
準ずるもの
0
0
0
0
0
0
0
0
( D )
0
0
自己資本額(C-D)(E)
7,524,367
7,661,242
6,675,631 資 産 ( オ ン ・ バ ラ ン ス ) 項 目
42,012,002
42,303,992
オフ・バランス取引等項目
0
0
オペレーショナル・リスク相当額
を8%で除して得た額
7,277,299
7,193,647
49,812 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( F )
49,289,302
49,497,640
T ier 1 比 率 ( A / F )
13.22%
13.48%
自 己 資 本 比 率( E/ F)
15.26%
15.47%
2,951,820
う ち 後 配 出 資 金
0
0
金
0
0
金
0
0
評
価
資
積
立
資
本
準
備
金
0
0
利
益
準
備
金
1,931,074
1,931,074
任
意
積
立
金
1,433,392
1,433,392 非同時決済取引に係る控除額
及び信用リスク削減手法として
1,077,165
用いる保証又はクレジット・デリ
226,227 バティブの免責額に係る控除額
うち特別積立金
1,077,165
うち税効果調整積立金
226,227
うち営農経済事業積立金
50,000
50,000
うち信用事業積立金
50,000
50,000
うち事業再構築積立金
30,000
次 期 繰 越 剰 余 金
(又は次期繰越損失金)
処
分
未
済
持
分
そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差損
営
業
権
相
当
額
企業結合により計上される
無形固定資産相当額
証券化取引により増加した
自己資本に相当する額
基
本
的
項
目
( A )
土地の再評価額と再評価の直
前の帳簿価額の差額の45%相
当額
一 般 貸 倒 引 当 金
223,393
▲ 13,493
-
基本的項目からの控除分を除く,
30,000 自己資本控除とされる証券化エク
スポージャー(ファンドのうち裏付
369,316 資産を把握できない資産を含
む。)及び信用補完機能を持つ
▲ 9,973 I/Oストリップス(告示第223条を準
用する場合を含む。)
-
0
0控 除 項 目 不 算 入 額
0
0
0
6,520,319
939,231
64,816
935,799
0
0
負債性資本調達手段
0
0
期 限 付 劣 後 債 務
0
0
0
0
( B )
1,004,048
985,611
自己資本総額(A+B) (C)
7,524,367
7,661,242
補
完
的
項
目
控
除
項
目
計
0
負債性資本調達手段等
補 完 的 項 目 不 算 入 額
平成24年度平成25年度
0
2,945,951
出
目
他の金融機関の資本調達手段
の意図的な保有相当額
金
転
項
(注)
1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」に定めら
れた算式に基づき算出したものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク
削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3. 当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
― 106 ―
自己資本の充実度に関する事項
信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
平成24年度
信用リスク・アセット
(標準的手法)
我が国の中央政府及び
中央銀行向け
平成25年度
エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額 エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額
の期末残高
の期末残高
a
b=a×4%
a
b=a×4%
95,383
0
0
45,207
0
0
我が国の地方公共団体向け
11,013,192
0
0
13,634,238
0
0
地方公共団体金融機構向け
0
0
0
145,430
14,543
581
我が国の政府関係機関向け
0
0
0
0
0
0
地方三公社向け
0
0
0
0
0
0
111,149,474
23,450,636
938,025
107,710,746
23,027,428
921,097
法人等向け
582,051
530,015
21,200
609,832
591,440
23,657
中小企業等向け及び
個人向け
635,577
254,374
10,174
774,296
361,428
14,457
抵当権付住宅ローン
753,893
257,152
10,286
400,716
138,779
5,551
不動産取得等事業向け
546,578
543,180
21,727
440,499
438,891
17,555
三月以上延滞等
1,151,366
739,127
29,565
872,291
429,945
17,197
信用保証協会等
による保証付
8,590,266
831,432
33,257
8,726,826
848,656
33,946
569,194
0
0
573,710
0
0
4,744,981
4,740,600
189,624
4,808,312
4,808,312
192,332
複数の資産を裏付とする資産
(いわゆるファンド)のうち、個々
の資産の把握が困難な資産
0
0
0
0
0
0
証券化
0
0
0
0
0
0
11,679,235
10,665,483
426,619
12,616,984
11,644,566
465,782
151,511,198
42,012,002
1,680,480
151,359,093
42,303,992
1,692,159
金融機関及び第一種金融商品
取引業者向け
共済約款貸付
出資等
上記以外
合 計
オペレーショナル・リスク
に対する所要自己資本の額
<基礎的手法>
オペレーショナル・リスク相当額を
オペレーショナル・リスク相当額を
所要自己資本額
所要自己資本額
8%で除して得た額
8%で除して得た額
a
b=a×4%
7,277,299
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
a
49,289,302
a
b=a×4%
7,193,647
291,091
287,745
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
b=a×4%
a
b=a×4%
1,971,572
49,497,640
1,979,905
(注)
1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金
融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その
一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発
銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
6.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
― 107 ―
信用リスクに関する事項
標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの
判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による
依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・
リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
カントリーリスク・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー
(長期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
法人等向けエクスポージャー
(短期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
― 108 ―
信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:千円)
平成24年度
信用リスクに
関するエクス
うち貸出金
ポージャー
等
の残高
国 内
国 外
地域別残高計
151,511,198 25,533,397
平成25年度
信用リスクに
三月以上延
関するエクス
滞エクスポー
うち店頭デ
うち貸出金
ポージャー
ジャー
リバティブ
等
の残高
うち債券
95,383
0
0
0
0
151,511,198 25,533,397
95,383
0
0
1,151,366 151,359,093 23,964,862
三月以上延
うち店頭デ 滞エクス
リバティブ ポージャー
うち債券
4,384,687
0
872,291
0
0
0
0
1,151,366 151,359,093 23,964,862
4,384,687
0
872,291
0
0
農業
71,591
71,591
0
0
0
57,016
57,016
0
0
0
林業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
法
人 電気・ガス・熱供
給・水道業
103,569
103,295
0
0
4,205
189,477
189,263
0
0
2,416
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
11,233
10,459
0
0
773
7,211
6,442
0
0
768
金融・保険業
111,162,572
1,525,927
0
0
0 107,870,863
1,856,598
145,430
0
0
259,968
259,968
0
0
0
273,388
273,388
0
0
0
11,168,031 11,072,648
95,383
0
0
13,681,917
9,442,659
4,239,257
0
0
121,110
0
0
0
4,916,235
107,923
0
0
0
個 人
13,122,214 12,367,092
0
0
1,146,387
12,698,477 12,029,987
0
0
869,106
その他
10,745,924
1,303
0
0
11,664,505
1,580
0
0
業種別残高計
151,511,198 25,533,397
95,383
0
1,151,366 151,359,093 23,964,862
4,384,687
0
1年以下
109,416,860
294,220
50,138
0
105,536,022
240,029
22,081
0
1年超3年以下
1,361,266
1,319,089
42,176
0
1,556,234
1,533,108
23,126
0
3年超5年以下
2,307,474
2,304,405
3,069
0
1,801,285
1,801,285
0
0
5年超7年以下
2,833,187
2,833,187
0
0
2,454,270
2,454,270
0
0
7年超10年以下
3,397,783
3,397,783
0
0
5,689,628
3,098,942
2,590,685
0
10年超
14,010,710 14,010,710
0
0
15,443,652 13,694,858
1,748,794
0
期限の定めのないも
の
18,183,916
1,374,000
0
0
18,878,000
1,142,367
0
0
残存期間別残高計
151,511,198 25,533,397
95,383
0
151,359,093 23,964,862
4,384,687
0
平均残高計
150,103,014 26,412,041
1,129,969
0
149,255,995 24,820,379
3,130,109
0
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・地
方公共団体
上記以外
4,866,091
-
872,291
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」
とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメント
の融資可能残額も含めています。
3.「店頭デリバティブ」とは、スワップ等の金融派生商品のうち相対で行われる取引のものをいいます。
4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
5.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
― 109 ―
貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
平成24年度
区 分
期首残高
平成25年度
期中減少額
期中
増加額
目的使用
一般貸倒引当金
37,223
64,816
個別貸倒引当金
494,539
502,211
551
期末残高 期首残高
その他
期中減少額
期中
増加額
目的使用
37,223
64,816
64,816
49,812
493,987
502,211
502,211
432,324
77,248
期末残高
その他
64,816
49,812
424,963
432,324
業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:千円)
平成24年度
区 分
期首残高
平成25年度
期中減少額
期中
増加額
目的使用
期末残高
その他
貸出金
償却
期首残高
期中減少額
期中
増加額
目的使用
期末残高
その他
貸出金
償却
国 内
494,539
502,211
551
493,987
502,211
0
502,211
432,324
77,248
424,963
432,324
0
国 外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
地域別計
494,539
502,211
551
493,987
502,211
0
502,211
432,324
77,248
424,963
432,324
0
農業
3,006
0
0
3,006
0
0
0
0
0
0
0
0
林業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
法
人 電気・ガス・熱供
給・水道業
416
3,052
0
103
3,365
0
3,365
1,008
0
0
4,373
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
803
0
0
30
773
0
773
0
0
0
773
0
金融・保険業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
個 人
490,312
499,158
551
490,847
498,071
0
498,071
431,316
77,248
424,963
427,176
0
業種別計
494,539
502,211
551
493,987
502,211
0
502,211
432,324
77,248
424,963
432,324
0
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・地
方公共団体
上記以外
(注)貸出金償却額は個別貸倒引当金の目的使用による取崩額との相殺前の金額を記載しております。
― 110 ―
信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
(単位:千円)
平成24年度
格付あり
信
用
リ勘
ス案
ク後
削残
減高
効
果
平成25年度
格付なし
計
格付あり
格付なし
計
リスク・ウエイト0%
0
13,326,431
13,326,431
0
15,771,658
15,771,658
リスク・ウエイト10%
0
8,314,356
8,314,356
0
8,631,987
8,631,987
リスク・ウエイト20%
0 109,636,645 109,636,645
0 105,868,834 105,868,834
リスク・ウエイト35%
0
734,721
734,721
0
396,512
396,512
リスク・ウエイト50%
0
632,261
632,261
0
503,890
503,890
リスク・ウエイト75%
0
340,718
340,718
0
481,945
481,945
リスク・ウエイト100%
0
18,152,062
18,152,062
0
19,576,201
19,576,201
リスク・ウエイト150%
0
374,001
374,001
0
128,063
128,063
その他
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
自己資本控除額
計
0 151,511,198 151,511,198
0 151,359,093 151,359,093
(注)
1.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、
「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないもの
を記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる
保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額があります。
― 111 ―
信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出
において、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されて
いる場合に、エクスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対するリス
ク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の
相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、
取引相手または取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減
されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削
減手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政
府等、我が国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外
国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融商品
取引業者、これら以外の主体で長期格付がA-またはA3以上の格付を付与しているもの
を適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分につい
て、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決
定その他これらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効
であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下
にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自
組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金
の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺
契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクス
ポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価
の見直し行っています。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
― 112 ―
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
平成25年度
平成24年度
適格金融
資産担保
地方公共団体金融機構
向け
我が国の政府関係機関
向け
保証
クレジット・デ
リバティブ
適格金融
資産担保
クレジット・デ
リバティブ
保証
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
地方三公社向け
0
0
0
0
0
0
金融機関及び第一種金
融商品取引業者向け
0
0
0
0
0
0
22,036
0
0
18,392
0
0
127,209
0
0
127,519
0
0
抵当権付住宅ローン
0
0
0
0
0
0
不動産取得等事業向け
0
0
0
0
0
0
三月以上延滞等
0
0
0
1,008
0
0
証券化
0
0
0
0
0
0
71,528
0
0
97,789
0
0
220,773
0
0
244,709
0
0
法人等向け
中小企業等向け及び個
人向け
上記以外
合計
(注)
1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをい
い、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延
滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取
引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージ
ャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造
のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転す
る性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外
国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取
引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
5.「クレジット・デリバティブ」とは、第三者(参照組織)の信用リスクを対象に、信用リスクを
回避したい者(プロテクションの買い手)と信用リスクを取得したい者(プロテクションの
売り手)との間で契約を結び、参照組織に信用事由(延滞・破産など)が発生した場合
にプロテクションの買い手が売り手から契約に基づく一定金額を受領する取引をいいま
す。
― 113 ―
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関する事項
該当する取引はございません。
証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はございません。
― 114 ―
出資等エクスポージャーに関する事項
出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又
は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社およ
び関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管理
しています。
①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当
JAの事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社
の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等
適切な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適
切な市場リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動
向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考
慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期
的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理
事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針などに基づき、
有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引について
は企画管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量
の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督
に加え、日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資
についても同様の対応を行っています。
なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社について
は、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有
価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、
「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統およ
び系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等
損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、
注記表にその旨記載することとしています。
― 115 ―
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
上場
非上場
合計
(単位:千円)
平成24年度
平成25年度
貸借対照表
貸借対照表
時価評価額
時価評価額
計上額
計上額
0
0
0
0
4,744,981
4,744,981
4,808,312
4,808,312
4,744,981
4,744,981
4,808,312
4,808,312
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:千円)
売却益
平成24年度
売却損
0
0
償却額
売却益
0
平成25年度
売却損
0
0
貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
平成24年度
評価益
評価損
0
0
(単位:千円)
平成25年度
評価益
評価損
0
0
貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
(子会社・関連会社株式の評価損益等)
平成24年度
評価益
評価損
0
0
(単位:千円)
平成25年度
評価益
評価損
0
0
― 116 ―
償却額
0
金利リスクに関する事項
金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間
のミスマッチが存在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被
るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」
に、またリスク情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理
手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めています。
具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
◇市場金利が上下に2%変動した時(ただし0%を下限)に発生する経済価値の変
化額(低下額)を金利リスク量として毎月算出しています。
◇要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によっ
て随時払い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に
滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年
間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の50%相当額のうち、最小の
額を上限とし、0~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リスク量を算
定しています。
◇金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算
定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(▲)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会
および理事会に報告して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごと
に運用方針を策定しています。
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
平成24年度
金利ショックに対する損益・経済価
値の増減額
812,042
― 117 ―
(単位:千円)
平成25年度
1,381,039
連結情報編
金額・比率は単位未満を切り捨てにより表示しております。
よって、合計が一致しない場合があります。
― 118 ―
連 結 情 報
常総ひかり農業協同組合グループの概況
1.常総ひかり農業協同組合グループの概況
常総ひかり農業協同組合のグループは、当組合および子会社2社で構成されています。
常総ひかり農業協同組合
子会社 株式会社 サンアグリ
子会社 株式会社 ひかりファーム常総
2.子会社の状況
設立
年月日
所在地
資本金
(千円)
組合
出資比率
グループ
出資比率
名 称
業務内容
(株)サンアグリ
不動産賃貸
事業
常総市
小山戸町383
平成12年6月
10,000
100%
100%
(株)ひかりファーム常総
農畜産物の
生産販売
常総市
川崎町甲1
平成17年7月
40,000
98%
98%
3.グループの連結事業概況
当組合は、現在 2社の子会社を有しております。
(株)サングリは主に不動産賃貸事業を行っており、(株)ひかりファーム常総は農業生産法人で
農畜産物の生産販売を行っております。
平成25年度末の当組合および子会社の連結総資産は150,857,752千円です。損益状況は、
連結経常利益が144,662千円、連結当期剰余金が168,864千円です。
なお、年度末の当組合および子会社の連結自己資本比率は15.54%です。
4.連結ベースの主要な経営指標
連結経常収益
信用事業収益
共済事業収益
農業関連事業収益
その他事業収益
連結経常利益
連結当期剰余金
連結純資産額
連結総資産額
連結自己資本比率
平成21年度
12,085,739
1,656,104
1,088,866
7,926,810
1,413,959
404,596
400,701
7,594,824
145,851,484
16.32
平成22年度
12,165,527
1,664,494
1,070,183
8,536,403
894,447
245,999
215,345
7,737,188
145,558,414
16.73
平成23年度
12,032,723
1,607,571
1,037,222
8,534,585
853,345
275,247
107,592
7,978,925
150,960,215
15.68
― 119 ―
平成24年度
12,364,176
1,346,488
1,046,995
9,122,622
848,071
192,209
130,270
8,049,612
150,909,387
15.33
(単位:千円)
平成25年度
12,440,572
1,180,222
1,014,467
9,395,558
850,325
144,662
168,864
8,200,659
150,857,752
15.54
5.連結貸借対照表
科 目
( 資 産 の 部 )
1.信用事業資産
(1)現金
(2)預金
(3)コールローン
(4)買入手形
(5)買現先勘定
(6)買入金銭債権
(7)商品有価証券
(8)金銭の信託
(9)有価証券
(10)貸出金
(11)外国為替
(12)その他の信用事業資産
(13)債務保証見返
(14)貸倒引当金
2.共済事業資産
(1)共済貸付金
(2)その他の共済事業資産
(3)貸倒引当金
3.経済事業資産
(1)受取手形
(2)経済事業未収金
(3)経済受託債権
(4)棚卸資産
(5)その他の経済事業資産
(6)貸倒引当金
4.雑資産
5.固定資産
(1)有形固定資産
建物
機械装置
土地
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2)無形固定資産
のれん
リース資産
その他の無形固定資産
6.外部出資
(1)外部出資
(2)外部出資等損失引当金
7.繰延税金資産
8.再評価に係る繰延税金資産
9.繰延資産
10.連結調整勘定
資産の部合計
平成24年度
(平成25年1月31日現在)
(単位:千円)
平成25年度
(平成26年1月31日現在)
135,322,395
738,758
109,057,423
0
0
0
0
0
0
96,547
25,160,880
0
749,784
0
▲ 480,999
134,858,338
682,648
105,259,343
0
0
0
0
0
0
4,380,973
23,607,798
0
1,327,252
0
▲ 399,677
569,340
561,112
8,227
0
573,917
565,743
8,174
0
2,075,891
0
1,431,748
54,162
648,737
27,216
▲ 85,973
2,440,046
0
1,359,565
253,275
793,113
116,512
▲ 82,419
1,248,187
6,772,199
6,766,993
7,986,995
2,227,035
3,315,484
0
22,013
1,736,982
▲ 8,521,519
5,206
0
0
5,206
1,158,521
6,808,573
6,800,898
8,207,932
2,317,220
3,307,519
0
0
1,778,531
▲ 8,810,304
7,674
0
0
7,674
4,695,481
4,695,481
0
225,749
0
142
0
150,909,387
― 120 ―
4,758,812
4,758,812
0
259,427
0
116
0
150,857,752
科 目
( 負 債 の 部 )
1.信用事業負債
(1)貯金
(2)譲渡性貯金
(3)売現先勘定
(4)借入金
(5)外国為替
(6)その他の信用事業負債
(7)諸引当金
(8)債務保証
2.共済事業負債
(1)共済借入金
(2)共済資金
(3)その他の共済事業負債
3.経済事業負債
(1)支払手形
(2)経済事業未払金
(3)その他の経済事業負債
4.設備借入金
5.雑負債
6.諸引当金
(1)賞与引当金
(2)退職給付引当金
(3)役員退職慰労引当金
(4)その他の引当金
7.繰延税金負債
8.再評価に係る繰延税金負債
9.負ののれん
負債の部合計
( 純 資 産 の 部 )
1.組合員資本
(1)出資金
(2)資本剰余金
(3)利益剰余金
(4)処分未済持分
(5)子会社の所有する親組合出資
2.評価・換算差額等
(1)その他有価証券評価差額金
(2)繰延ヘッジ損益
(3)土地再評価差額金
3.少数株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
平成24年度
(平成25年1月31日現在)
(単位:千円)
平成25年度
(平成26年1月31日現在)
139,096,004
137,953,971
0
0
976,060
0
165,972
0
0
138,800,261
137,663,135
0
0
968,291
0
168,835
0
0
1,168,516
558,112
241,095
369,308
1,259,084
563,683
334,924
360,476
415,410
0
394,416
20,994
740,170
0
598,690
141,480
0
378,853
1,173,797
76,395
1,060,698
36,703
0
0
230,415
1,002,073
71,394
913,096
17,582
0
0
627,191
0
142,859,774
0
625,086
0
142,657,093
6,588,108
6,742,681
2,945,951
0
3,655,809
▲ 13,493
▲ 159
2,951,820
0
3,800,994
▲ 9,973
▲ 160
1,461,046
1,056
0
1,459,990
457
8,049,612
150,909,387
― 121 ―
1,457,480
3,013
0
1,454,467
496
8,200,659
150,857,752
6.連結損益計算書
(単位:千円)
科 目
1.事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補てん備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸出金償却)
信用事業総利益
(3)共済事業収益
共済付加収入
その他共済事業収益
(4)共済事業費用
共済推進費
共済保全費
その他共済事業費用
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
購買手数料
その他購買事業収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
その他購買事業費用
購買事業総利益
(7)販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他販売事業収益
(8)販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他販売事業費用
販売事業総利益
(9)その他事業収益
(10)その他事業費用
その他事業総利益
2.事業管理費
(1)人件費
(2)その他事業管理費
事 業 利 益
平成25年度
平成24年度
(平成24年2月1日から平成25年1月31日)
(平成25年2月1日から平成26年1月31日)
3,789,594
3,696,119
1,346,488
1,180,222
1,201,436
582,634
12,906
499,082
106,813
32,897
98,833
13,320
1,083,735
611,260
27,409
414,038
31,025
33,358
51,745
11,383
198,067
130,792
64,890
56,970
4,729
0
1,122
2,067
23,103
0
110,073
39,898
0
56,041
51,274
2,835
0
1,045
885
12,995
0
61,755
▲ 4,074
0
1,148,420
1,049,430
1,046,995
1,014,467
989,679
57,316
969,358
45,109
61,445
59,494
32,464
704
28,276
29,196
524
29,773
985,550
954,973
7,352,473
7,786,989
7,256,473
0
96,000
7,695,097
0
91,891
6,524,026
6,952,018
6,436,271
1,631
86,123
6,867,737
2,145
82,134
828,446
834,970
1,006,672
785,484
474,044
276,188
256,439
209,826
281,338
294,319
614,887
388,583
436,817
9,585
168,483
187,216
7,073
194,292
391,785
1,611,548
1,176,157
396,901
1,673,410
1,213,567
435,391
3,738,596
2,763,749
974,847
2,746,599
963,485
50,997
― 122 ―
459,843
3,710,084
▲ 13,965
6.連結損益計算書
(単位:千円)
科 目
3.事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)持分法による投資益
(4)その他の事業外収益
4.事業外費用
(1)支払雑利息
(2)持分法による投資損
(3)その他の事業外費用
経 常 利 益
5.特別利益
(1)固定資産処分益
(2)その他の特別利益
6.特別損失
(1)固定資産処分損
(2)減損損失
(3)その他の特別損失
税金調整当期利益
法人税住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主持分調整前当期利益
少数株主損失
当期剰余金
平成25年度
平成24年度
(平成24年2月1日から平成25年1月31日)
(平成25年2月1日から平成26年1月31日)
162,116
9,322
63,013
0
89,779
179,246
8,446
82,568
0
88,231
20,904
0
0
20,904
20,618
0
0
20,618
192,209
154,892
▲ 54
154,946
144,662
9,508
4,375
5,133
198,087
19,651
59,489
118,946
149,013
19,345
▲ 708
18,637
130,376
105
130,270
― 123 ―
13,937
12,131
1,806
0
140,233
7,858
▲ 36,529
▲ 28,670
168,903
39
168,864
7.連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
科 目
平成24年度
平成25年度
(平成24年2月1日から平成25年1月31日) (平成25年2月1日から平成26年1月31日)
1 事業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益
減価償却費
繰延資産償却損
減損損失
連結調整勘定償却額
貸倒引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
その他引当金の増加額
信用事業資金運用収益
信用事業資金調達費用
共済貸付金利息
共済借入金利息
経済受取利息及び受取出資配当金
経済支払利息
有価証券関係損益
金銭の信託の運用損益
固定資産売却損益
外部出資関係損益
持分法による投資損益
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
預金の純増減
譲渡性預金の純増減
コールローン等の純増減
貯金の純増減
信用事業借入金の純増減
その他の信用事業資産の純増減
その他の信用事業負債の純増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済貸付金の純増減
共済借入金の純増減
共済資金の純増減
未経過共済付加収入の純増減
その他の共済事業資産の純増減
その他の共済事業負債の純増減
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
棚卸資産の純増減
支払手形及び経済事業未払金の純増減
経済受託債務の純増減
その他の経済事業資産の純増減
その他の経済事業負債の純増減
(その他の資産及び負債の増減)
その他の資産の純増減
その他の負債の純増減
未払消費税の純増減
信用事業資金運用による収入
信用事業資金調達による支出
共済貸付金利息による収入
共済借入金利息による支出
事業の利用分量に対する配当金の支払額
役員賞与金の支払額
小 計
157,188
295,925
107
59,489
0
35,088
2,762
▲ 121,193
▲ 73,078
▲ 1,207,604
64,898
▲ 17,607
17,607
▲ 72,347
6,154
▲ 98,820
0
19,571
0
0
0
1,493,287
▲ 3,036,000
0
0
476,281
▲ 9,566
▲ 59,625
671
0
31,800
▲ 33,722
▲ 54,490
▲ 10,902
▲ 120
0
0
▲ 183,288
43,655
50,650
▲ 89,221
▲ 1,419
151
207
0
36,555
▲ 87,347
23,427
1,152,501
▲ 93,360
17,134
▲ 17,120
0
0
▲ 1,281,719
― 124 ―
144,615
293,132
26
1,806
0
▲ 84,876
▲ 5,000
▲ 147,601
▲ 23,503
▲ 1,084,178
56,041
▲ 16,600
16,666
▲ 91,014
0
▲ 51,309
0
7,755
0
0
1,564,357
5,232,000
0
0
▲ 290,836
▲ 7,768
▲ 74,489
3,503
▲ 4,630
5,570
81,399
▲ 9,168
▲ 60
828
73,409
▲ 199,112
▲ 144,375
203,047
3,772
▲ 89,295
116,713
104,247
▲ 135,420
▲ 7,987
1,082,424
▲ 67,973
16,714
▲ 17,157
0
0
6,455,671
(単位:千円)
科 目
平成24年度
平成25年度
(平成24年2月1日から平成25年1月31日) (平成25年2月1日から平成26年1月31日)
72,347
▲ 6,154
▲ 137,842
▲ 1,353,369
0
▲ 3,004,083
7,131,278
48,991
0
0
99,440
▲ 462,707
32,756
▲ 1,322,922
13,797
2,536,551
0
1,046
▲ 14,470
15,944
13,374
0
0
▲ 14,699
14,699
0
0
▲ 28,984
0
▲ 13,090
0
1,170,092
1,661,339
2,831,432
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
補助金の受入れによる収入
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
設備借入れによる収入
設備借入金返済による支出
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出
回転出資金の受入による収入
回転出資金の払戻しによる支出
持分の取得による支出
持分の譲渡による収入
少数株主からの払込による収入
少数株主への払戻しによる支出
出資配当金の支払額
少数株主への配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
4 現金及び現金同等物に係る換算差額
5 現金及び現金同等物の増加額(又は減少額)
6 現金及び現金同等物の期首残高
7 現金及び現金同等物の期末残高
― 125 ―
91,014
0
▲ 10,742
6,535,943
▲ 16,806,425
11,973,620
101,241
0
0
0
▲ 491,680
152,594
▲ 77,891
14,561
▲ 5,133,979
0
0
15,724
▲ 10,676
0
0
▲ 13,493
13,493
0
0
▲ 29,202
0
▲ 24,154
0
1,377,809
2,831,432
4,209,242
8.連結注記表
~ 平成24年度 ~
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
(1)連結の範囲に関する事項
連結子会社及び子会社等の数
: 2社
連結子会社及び子会社等の名称 : (株)サンアグリ、(株)ひかりファーム常総
(2)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
利益処分に関する項目等は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて計上
しております。
(3)連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対照表上の「現金」及び「預
金」のうち、
「現金」及び「預金」中の当座預金、普通預金及び通知預金となっておりま
す。
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
109,796,182千円
別段預金及び定期性預金
▲106,964,750千円
現金及び現金同等物
2,831,432千円
2.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資
産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
:移動平均法による原価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品(一品管理)
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
購買品(グループ管理)
:売価還元法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
精米センター加工品
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産
:最終仕入原価法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
― 126 ―
(会計方針の変更)
精米センター加工品の評価方法は、従来、期間損益に影響がないことから、最終仕
入原価法による原価法によっていましたが、当期末から棚卸資産会計基準において定
められている総平均法による原価法に変更しました。当該会計方針の変更は、評価額
に与える影響が軽微であることから、遡及適用しておりません。
この会計方針の変更による影響は軽微です。過年度においても軽微です。
(3)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産
定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)
については定額法)を採用しています。
○耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
ています。
○取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規
定に基づき、3 年間で均等償却を行っています。
○取得価額が 30 万円未満の少額減価償却資産については、租税特別措置法等の規定
にもとづき本年度一括償却しております。
②無形固定資産:定額法を採用しています。
(4)引当金の計上基準
①貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定められている資産自己査定要領、経理規程及び資産の償却・
引当基準に則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債
権及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額
から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計
上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的
に判断して必要と認められる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債
権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権につい
ては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証
による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当てています。
上記以外の債権については、それぞれ過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産自己査定要領に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、
当該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づ
いて上記の引当を行っています。
― 127 ―
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担
分を計上しています。
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の
見込額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5 年)
による定額法により費用処理しています。
数理計算上の差異については、発生年度にその全額を費用処理することとしていま
す。
④役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計
上しています。
⑤外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものにつ
いては有価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同
様の方法により、必要と認められる額を計上しています。
(5)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。
(6)消費税及び地方消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を
行っております。
(7)記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
で表示しております。
3.誤謬の訂正に関する注記
会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正から、
「会計上の変
更及び誤謬の訂正に関する会計基準」
(企業会計基準第 24 号平成 21 年 12 月4日)及び「会
計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第 24 号
平成 21 年 12 月4日)を適用しています。
なお、
「金融商品会計に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 14
号)に基づき、当事業年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用から控除しています。
― 128 ―
4.貸借対照表に関する注記
(1)資産に係る圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の資産項目別の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳
額は 263,003 千円であり、その内訳は、次のとおりです。なお、圧縮記帳額は、平成
12 年度からの累計です。
建物
106,977 千円
建物附属設備
16 千円
2,739 千円
車輌・運搬具
357 千円
構築物
工具器具備品
11,731 千円
機械装置
141,181 千円
(2)リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、業務用車両 222 台、及びATM21 台(平成
21 年 1 月 31 日以前契約締結のもの)については、リース契約により使用しています。
(3)借手となるリース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日がリース取引に
関する会計基準適用開始前のリース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会
計処理によっており、その内容は次のとおりです。
○リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
建物
13,900 千円
機械装置
車輌・運搬具
13,941 千円
工具器具備品
合計
136,975 千円
14,085 千円
178,901 千円
減価償却累計額相当額
建物
10,540 千円
機械装置
車輌・運搬具
11,416 千円
工具器具備品
合計
130,478 千円
13,095 千円
165,530 千円
期末残高相当額
建物
3,359 千円
機械装置
車輌・運搬具
2,525 千円
工具器具備品
合計
6,496 千円
990 千円
13,370 千円
○未経過リース料期末残高相当額
1 年以内
6,661 千円
1 年超
7,351 千円
合
計
14,193 千円
○支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
17,474 千円
減価償却費相当額
15,570 千円
支払利息相当額
▲298 千円
○減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっています。
― 129 ―
○利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期へ
の配分方法については利息法によっています。
(4)担保に供している資産は次のとおりです。
税金収納にかかる担保として系統外預け金
為替決済にかかる担保として系統預け金
2,650 千円
4,400,000 千円
(5)役員との間の取引による役員に対する金銭債権
理事および監事に対する金銭債権の総額
36,860 千円
(6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額に該当するものは無く、延滞債権額は 962,743 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3 か月以上延滞債権額は 54,743 千円です。
なお、3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 30,374 千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しない
ものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3 か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
は 1,047,861 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
(7)土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の
再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、
再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資
産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
・・・
平成 13 年 1 月 31 日
○再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額
の合計額を下回る金額
・・・1,127,032 千円
― 130 ―
○同法律第3条3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台
帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)
に合理的な調整を行って算出しました。
5.損益計算書に関する注記
(1)減損損失に関する注記
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店
舗については、支店及び事業所を基本にグルーピングし、業務外固定資産(遊休資産及
び賃貸資産)については施設単位でグルーピングしております。
また、独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャ
ッシュ・フローの生成に寄与していることから、本店、直売所、精米センター、福祉事
業センター、デイサービスセンターは組合全体の共用資産としており、地区センター、
物流センター、農機センターは各地区の共用資産としております。
①当期に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
場
所
岡田支店
用
途
一般資産
種
類
その他
土地・建物
構築物・建物撤去費用
その他
飯沼支店
一般資産
土地及び建物
構築物・建物撤去費用
その他
LPガスセンター
営業用店舗
工具器具備品
菅原養豚団地
遊休資産
土地
業務外固定資産
崎房共同集荷所
賃貸資産
土地
業務外固定資産
②減損損失に至った経緯
岡田支店及び飯沼支店は来年度統合により廃止となる見込みで、固定資産の使用方
法の変更により減損の兆候に該当したため、それぞれ帳簿価額を回収可能価額まで
減額し、当期減少額を減損損失として認識しました。また、建物の撤去費用見込額
を減損処理致しました。
LPガスセンターについては当該店舗の営業収支が 2 期連続赤字であると同時に、
短期的に業績の回復が見込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当事業年度減少額を減損損失として認識しました。
また、業務外固定資産については土地の時価が著しく下落しており、減損の兆候に
該当したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失として
認識しました。
― 131 ―
③特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳
岡田支店
22,083 千円 (土地
16,793 千円
建物
2,122 千円
構築物
建物撤去費用
その他
飯沼支店
2,975 千円
94 千円)
30,168 千円(土地
19,922 千円
建物
6,283 千円
構築物
建物撤去費用
その他
LPガスセンター
100 千円
6,075 千円(工具器具備品
31 千円
3,285 千円
647 千円)
6,075 千円)
菅原養豚団地
183 千円(土地
183 千円)
崎房共同集荷所
979 千円(土地
979 千円)
④回収可能価額の算定方法
減損を計上した固定資産の回収可能価額は正味売却可能価額を採用しており、その
時価は固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定しています。
(2)棚卸資産の収益性低下に伴う簿価切下額
購買品供給原価には、収益性の低下に伴う簿価切下げにより、275 千円の棚卸評価
損が含まれています。
6.金融商品に関する注記
Ⅰ
金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や
団体などへ貸付け、残った余裕金を茨城県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、
国債による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有
価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒
されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。
これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されて
います。
― 132 ―
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定
しています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店
との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャ
ッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な
審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・
向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・
回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の
結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資
産及び財務の健全化に努めています。
②
市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロー
ルすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全
性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応
度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努
めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及
び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会におい
て運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用
方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッ
ジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を
行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告していま
す。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品
は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借
入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合
理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって
の定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標と
なる金利が 0.55%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 253,148 千円減少す
るものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその
他のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える
影響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額について
も含めて計算しています。
― 133 ―
③
資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作
成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、
投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を
把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市
場価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれて
います。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提
条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含め
ず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預金
時価
差額
109,057,423
108,840,615
▲216,808
96,547
96,547
―
24,978,751
26,090,954
1,112,203
134,132,723
135,028,117
895,394
138,019,963
137,878,492
▲
141,471
138,019,963
137,878,492
▲
141,471
有価証券
その他有価証券
貸出金(*1)
貸倒引当金(*2)
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
負債計
25,459,805
▲
481,054
(*1) 貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 40,050 千円を含めています。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
①預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
る金額として算定しています。
― 134 ―
②有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
から当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額
から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
①貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッ
シュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引い
た現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
4,695,481
合計
4,695,481
(*1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時
価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
108,057,423
0
0
1,000,000
0
0
50,229
22,460
20,702
3,155
0
0
3,413,262
2,573,727
2,291,337
1,980,318
1,671,126
12,939,429
111,520,915
2,596,187
2,312,039
2,983,474
1,671,126
12,939,429
1 年以内
預金
5 年超
有価証券
その他有価証券の
うち満期があるもの
貸出金 (*1,2,3)
合
計
― 135 ―
(*1)貸出金のうち、当座貸越(融資型を除く)508,593 千円については「1 年以内」に含めてい
ます。また、期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等 550,553 千円は償還の予定が見込
まれないため、含めていません。
(*3)貸出金には、分割実行案件の未実行額が含まれております。
(5)その他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
125,068,207
4,434,969
4,156,381
289,956
378,218
0
125,068,207
4,434,969
4,156,381
289,956
378,218
0
1 年以内
貯金(*1,2)
合
計
5 年超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。
(*2)貯金のうち、定期積金 3,692 百万円については含めておりません。
7.有価証券に関する注記
(1)有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。これらには、有価証券の
ほか、「外部出資」中の株式が含まれています。
その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上
額及びこれらの差額については、次のとおりです。
(単位:千円)
種類
貸借対照表計上額が取得
原価又は償却原価を超え
るもの
取得原価又
は償却原価
国債
合計
貸借対照表
計上額
差額(*)
95,088
96,547
1,459
95,088
96,547
1,459
*上記評価差額に繰延税金資産 402 千円を差し引いた額 1,056 千円を「その他有価証券評価差額金」に計上
しております。
(2)当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
(3)当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
(単位:千円)
債券
売却額
売却益
売却損
7,089,969
98,833
0
(4)当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
― 136 ―
8.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
従業員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用して
います。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国共
済農業協同組合連合会との契約による確定給付型年金制度並びに(財)全国農業協同組
合役職員共済会との契約による特定退職金共済制度を採用しています。
(2)退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
▲2,414,476 千円
特定退職金共済制度退職給付金
530,369 千円
年金資産
817,264 千円
未認識過去勤務債務
6,144 千円
貸借対照表計上額純額
▲1,060,698 千円
退職給付引当金
▲1,060,698 千円
(3)退職給付費用の内訳
勤務費用
120,018 千円
利息費用
38,490 千円
期待運用収益
▲15,165 千円
数理計算上の差異の費用処理額
▲60,815 千円
過去勤務債務の費用処理額
▲6,144 千円
退職給付費用
76,383 千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
①採用した割引率は 1.60%で、年金資産にかかる期待運用収益率は 1.21%としていま
す。
②退職給付見込額については、発生給付評価方法に基づき、勤務年数による期間按分方
式を採用しています。
③過去勤務債務の処理年数は 5 年とし、当該期間均等額をもって処理しています。
④数理計算上の差異については、発生年度にその全額を費用処理しています。
(5)人件費には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための
農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条の規定に基づき、旧農林
共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例
業務負担金 35,723 千円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成 24 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務
負担金の将来見込額は、554,697 千円となっています。
― 137 ―
9.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
繰延税金資産
個別貸倒引当金限度超過額
88,294 千円
未収利息不計上額否認
64,926 千円
賞与引当金超過額
22,460 千円
賞与対応未払社会保険料
3,730 千円
役員退職慰労引当金否認額
10,476 千円
選択定年功労加算額
2,588 千円
未払事業税
800 千円
退職給付引当金超過額
301,122 千円
減価償却限度超過額(減損・土地以外)
11,967 千円
リース資産減損額
1,247 千円
土地減損損失否認額
78,730 千円
減価償却限度超過額(借地上土盛費用)
378 千円
資産除去債務額
386 千円
繰延税金資産小計
587,111 千円
評価性引当額
▲360,539 千円
繰延税金資産合計(A)
226,572 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
▲402 千円
全農適格合併みなし配当否認額
▲306 千円
資産除去債務否認額
▲113 千円
繰延税金負債合計(B)
▲822 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
225,749 千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
31.0%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
7.2%
▲6.3%
再評価に係る繰延税金負債の取崩額
4.0%
住民税均等割額
4.1%
評価性引当金の増減
▲64.1%
その他
36.6%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
― 138 ―
12.5%
10.その他の注記
資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
当組合の施設の一部に使用されている有害物質を除去する義務に関して資産除去債務を
計上しております。
(2)当該資産除去債務の算定方法
資産除去債務の見積りにあたり、支出までの見込期間は 15 年、割引率は 2.0%を採用し
ております。
(3)当事業年度末における当該資産除去債務の総額の増減
期首残高
時の経過による調整額
期末残高
1,373 千円
27 千円
1,400 千円
― 139 ―
~ 平成25年度 ~
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
(1)連結の範囲に関する事項
連結子会社及び子会社等の数
:
2社
連結子会社及び子会社等の名称
:
(株)サンアグリ、
(株)ひかりファーム
(2)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
利益処分に関する項目等は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて計
上しております。
(3)連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対照表上の「現金」及び「預
金」のうち、
「現金」及び「預金」中の当座預金、普通預金及び通知預金となっていま
す。
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
105,941,992 千円
別段預金、定期性預金及び譲渡性預金
▲101,732,750 千円
現金及び現金同等物
4,209,242 千円
2.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資
産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
:移動平均法による原価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品(一品管理)
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
購買品(グループ管理)
:売価還元法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
精米センター加工品
:総平均法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産
:最終仕入原価法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産:定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附
属設備を除く)については定額法)を採用しています。
― 140 ―
○耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
ています。
○取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規
定に基づき、3 年間で均等償却を行っています。
○取得価額が 30 万円未満の少額減価償却資産については、租税特別措置法等の規定
に基づき本年度一括償却しております。
②無形固定資産:定額法を採用しています。
(4)引当金の計上基準
①貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定められている資産自己査定要領、経理規程及び資産の償却・
引当基準に則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債
権及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額
から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計
上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的
に判断して必要と認められる額を計上しています。破綻懸念先に対する債権のうち債
権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権につい
ては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証
による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当てています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算出した金額を計上しています。
すべての債権は、資産自己査定要領に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、
当該部署から独立した内部監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づ
いて上記の引当を行っています。
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担
分を計上しています。
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の
見込額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5 年)
による定額法により費用処理しています。
数理計算上の差異については、発生年度にその全額を費用処理することとしていま
す。
④役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計
上しています。
― 141 ―
(5)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。
(6)消費税及び地方消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を
行っております。
(7)記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
で表示しております。
3.会計方針の変更に関する注記
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成 25 年 2 月 1 日以降に取得した有形固定資
産について、改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の事業管理費 4,565 千円減少し、事業利
益、経常利益、税引前当期利益が同額増加しています。
4.表示方法の変更に関する注記
前事業年度まで「雑資産」に含めて表示していた経済事業未収収益(前事業年度203,488
千円、当事業年度89,297千円)は、金額的重要性を勘案し、「その他の経済事業資産」
に含めて表示しています。
また、前事業年度まで「雑負債」に含めて表示していた経済事業未払費用(前事業年度
114,987千円、当事業年度116,627千円)も、金額的重要性を勘案し、「その他の経済事
業負債」に含めて表示しています。
5.貸借対照表に関する注記
(1)資産に係る圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の資産項目別の圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳
額は 263,003 千円であり、その内訳は、次のとおりです。なお、圧縮記帳額は、平成
12 年度からの累計です。
建物
構築物
工具器具備品
106,977 千円
建物附属設備
16 千円
2,739 千円
車両・運搬具
357 千円
11,731 千円
機械装置
141,181 千円
(2)リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、業務用車両 222 台、及び ATM21 台(平成 21
年 1 月 31 日以前契約締結のもの)については、リース契約により使用しています。
― 142 ―
(3)借手となるリース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日がリース取引に関
する会計基準適用開始前のリース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっており、その内容は次のとおりです。
○リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
建物
13,900 千円
車両・運搬具
合計
6,480 千円
機械装置
25,078 千円
工具器具備品
6,480 千円
51,939 千円
減価償却累計額相当額
建物
車両・運搬具
合計
11,930 千円
5,749 千円
機械装置
20,991 千円
工具器具備品
6,480 千円
機械装置
4,087 千円
45,152 千円
期末残高相当額
建物
1,969 千円
車両・運搬具
合計
730 千円
工具器具備品
0 千円
6,787 千円
○未経過リース料期末残高相当額
1 年以内
3,653 千円
1 年超
合
3,878 千円
計
7,531 千円
○支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
6,671 千円
減価償却費相当額
6,583 千円
支払利息相当額
9 千円
○減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。
○利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への
配分方法については利息法によっています。
(4)担保に供している資産
税金収納にかかる担保として系統外預け金
為替決済にかかる担保として系統預け金
2,650 千円
4,400,000 千円
(5)役員との間の取引による役員に対する金銭債権
理事および監事に対する金銭債権の総額
93,830 千円
(6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 3,841 千円、延滞債権額は 844,167 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
― 143 ―
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3 か月以上延滞債権額は 16,120 千円です。
なお、3 か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 か月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 14,892 千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 か月以上延滞債権に該当しない
ものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3 か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
は 879,022 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
(7)土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の
再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、
再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資
産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
・・・
平成 13 年 1 月 31 日
○再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額
の合計額を下回る金額
・・・1,088,008 千円
○同法律第 3 条 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台
帳又は同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)
に合理的な調整を行って算出しました。
6.損益計算書に関する注記
(1)減損損失に関する注記
①資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店
舗については、支店及び事業所を基本にグルーピングし、業務外固定資産(遊休資産及
び賃貸資産)については施設単位でグルーピングしております。
また、独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャ
ッシュ・フローの生成に寄与していることから、本店、直売所、精米センター、福祉事
業センター、デイサービスセンターは組合全体の共用資産としており、地区センター、
物流センター、農機センターは各地区の共用資産としております。
― 144 ―
当期に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
場
所
用
途
種
類
その他
LPガスセンター
一般資産
工具器具備品
菅原養豚団地
遊休資産
土
地
業務外固定資産
②減損損失に至った経緯
LP ガスセンターについては、当該店舗の営業収支が 2 期連続赤字であると同時に、
短期的に業績の回復が見込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当事業年度減少額を減損損失として認識しました。
また、業務外固定資産である菅原養豚団地については、土地の時価が著しく下落し
ており、減損の兆候に該当したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当期減
少額を減損損失として認識しました。
③減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳
(単位:千円)
場
所
減損処理額
内
土
地
工具器具備品
LP ガスセンター
1,614
菅 原 養 豚 団 地
192
192
1,806
192
合
計
訳
1,614
1,614
④回収可能価額の算定方法
減損を計上した固定資産の回収可能価額は正味売却可能価額を採用しており、その
時価は固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定しています。
7.金融商品に関する注記
Ⅰ
金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や
団体などへ貸付け、残った余裕金を茨城県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、
国債や地方債などの債券等の有価証券による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有
価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒
されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。
これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されて
います。
― 145 ―
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
ています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店との
連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・
フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を
設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図る
ため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作
成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当
金については「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全
化に努めています。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロール
することにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維
持と収益力強化とのバランスを重視した ALM を基本に、資産・負債の金利感応度分析な
どを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況や ALM などを考慮し、理事会において運用
方針を定めるとともに、経営層で構成する ALM 委員会を定期的に開催して、日常的な情
報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及び ALM
委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。
運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうか
チェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当
組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借入金
です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての
定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
る金利が 0.28%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 219,977 千円減少する
ものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他
のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
含めて計算しています。
― 146 ―
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれてい
ます。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条
件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含め
ず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預
金
時価
差額
105,259,343
105,109,869
▲149,474
4,380,973
4,380,973
―
有価証券
その他有価証券
貸出金(*1)
貸倒引当金(*2)
▲399,677
貸倒引当金控除後
23,248,824
24,264,601
1,015,776
132,889,141
133,755,443
866,301
137,663,135
137,553,668
▲109,467
137,663,135
137,553,668
▲109,467
資産計
貯
23,648,502
金
負債計
(*1) 貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 40,703 千円
を含めています。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスク
フリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
る金額として算定しています。
― 147 ―
②有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
から当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた額から
貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみな
しています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャ
ッシュ・フローをリスクフリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引い
た現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは
(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
合
4,808,312
計
4,808,312
(*1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時
価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
104,259,343
0
1,000,000
0
0
0
73,462
71,744
54,424
51,320
51,320
4,078,701
2,872,556
2,402,865
2,087,828
1,785,752
1,588,631
12,410,110
107,205,362
2,474,610
3,142,253
1,837,072
1,639,951
16,488,812
1 年以内
預
金
5 年超
有価証券
その他有価証券の
うち満期があるもの
貸出金 (*1,2)
合
計
(*1)貸出金のうち、当座貸越(融資型を除く)438,768 千円については「1 年以内」に
含めています。また、期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含め
ています。
(*2)貸出金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等 460,053 千円は償還の予
定が見込まれないため、含めていません。
― 148 ―
(5)その他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
126,376,279
4,126,373
2,993,666
350,018
320,713
0
126,376,279
4,126,373
2,993,666
350,018
320,713
0
1 年以内
貯
金(*1・2)
合
計
5 年超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。
(*2)貯金のうち、定期積金 3,496 百万円については含めておりません。
8.有価証券に関する注記
(1) 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。これらには、有価証券
のほか、
「外部出資」中の株式が含まれています。
① その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及
びこれらの差額については、次のとおりです。
(単位:千円)
種
取得原価又は
償却原価
類
国
貸借対照表計上額が取得原価
又は償却原価を超えるもの
額(*)
45,057
45,671
614
債
2,287,563
2,291,790
4,226
特別法人債
144,713
146,268
1,554
計
2,477,333
2,483,730
6,396
債
1,899,477
1,897,243
▲2,234
計
1,899,477
1,897,243
▲2,234
4,376,811
4,380,973
4,161
地
地
小
合
差
債
方
小
貸借対照表計上額が取得原価
又は償却原価を超えないもの
貸借対照表
計上額
方
計
*上記評価差額から繰延税金負債 1,148 千円を差し引いた額 3,013 千円を「その他有価
証券評価差額金」に計上しております。
― 149 ―
(2)当事業年度中に売却した満期保有目的の債券は次のとおりです。
(単位:千円)
売
地
方
却
原
価 売
却
額 売
却
損
益
債
1,599,604
1,623,397
23,792
政 府 保 証 債
101,384
102,307
923
1,700,988
1,725,704
24,715
合
計
<売却の理由>
財務体質及び資本効率の改善を図るために売却したものです。
(3)当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
(単位:千円)
売
却
額 売
却
益 売
却
損
債
6,541,094
19,408
0
債
2,509,050
7,202
0
政 府 保 証 債
200,420
402
0
9,250,564
27,030
0
国
地
合
方
計
(4)当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券
当事業年度中に、満期保有目的の債券 1,498,813 千円の保有目的を満期保有目的債券
の一部売却により変更しその他有価証券に区分しております。
この結果、満期保有目的の債券と同様の会計処理を行なった場合に比べ、その他有価
証券は 2,143 千円増加し、繰延税金負債が 591 千円増加し、その他有価証券評価差額が
1,551 千円増加しています。
― 150 ―
9.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
従業員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用して
います。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国共
済農業協同組合連合会との契約による確定給付型年金制度並びに(一財)全国農林漁業
団体共済会との契約による特定退職金共済制度を採用しています。
(2)退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
▲2,341,307 千円
特定退職金共済制度退職給付金
541,543 千円
年金資産
880,522 千円
未認識過去勤務債務
6,144 千円
貸借対照表計上額純額
▲
913,096 千円
退職給付引当金
▲
913,096 千円
(3)退職給付費用の内訳
勤務費用
118,319 千円
利息費用
37,344 千円
期待運用収益
▲15,885 千円
数理計算上の差異の費用処理額
▲48,781 千円
過去勤務債務の費用処理額
▲6,144 千円
退職給付費用
84,853 千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
割引率
1.60%
期待運用収益率
1.17%
退職給付見込額の期間配分法
期間定額基準
過去勤務債務の処理年数
5年
数理計算上の差異の処理年数
1年
(5)人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条の規
定に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充て
るため拠出した特例業務負担金 35,772 千円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成 25 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負
担金の将来見込額は、546,004 千円となっています。
― 151 ―
10.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。
繰延税金資産
個別貸倒引当金限度超過額
69,552 千円
未収利息不計上額否認
65,986 千円
賞与引当金
20,990 千円
賞与対応未払社会保険料
3,103 千円
未払事業税
96 千円
役員退職慰労引当金否認額
5,169 千円
選択定年功労加算額
2,849 千円
退職給付引当金
256,138 千円
減価償却限度超過額(減損・土地以外)
4,638 千円
リース資産減損額
744 千円
土地減損損失否認額
78,783 千円
減価償却限度超過額(借地上土盛費用)
453 千円
資産除去債務額
394 千円
税務上の繰越欠損金
41,828 千円
繰延税金資産小計
550,728 千円
評価性引当額
▲289,750 千円
繰延税金資産合計(A)
260,978 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
▲1,148 千円
全農適格合併みなし配当否認額
資産除去債務否認額
▲306 千円
▲95 千円
繰延税金負債合計(B)
▲1,550 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
259,427 千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.4%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割額
6.4%
▲8.6%
2.5%
評価性引当額の増減
▲57.0%
その他
6.9%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
― 152 ―
▲20.4%
11.その他の注記
資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
当組合の施設の一部に使用されている有害物質を除去する義務に関して資産除去債務を
計上しております。
(2)当該資産除去債務の算定方法
資産除去債務の見積りにあたり、支出までの見込期間は 14 年、割引率は 2.0%を採用し
ております。
(3)当事業年度末における当該資産除去債務の総額の増減
期首残高
時の経過による調整額
期末残高
1,400 千円
28 千円
1,428 千円
― 153 ―
9.連結剰余金計算書
科 目
(資本剰余金の部)
1 資本剰余金期首残高
2 資本剰余金増加高
資本準備金の積立による増加
3.資本剰余金減少高
資本準備金の取崩による減少
4.資本剰余金期末残高
(単位:千円)
平成25年度
平成24年度
(利益剰余金の部)
1 利益剰余金期首残高
2.利益剰余金増加高
当期剰余金
土地再評価差額金の取崩による増加
持分比率変更による増加
3.連結剰余金減少額
当期損失金
支払配当金
役員賞与金
土地再評価差額金の取崩による減少
持分比率変更による減少
4.連結剰余金期末残高
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3,504,079
180,822
130,270
50,551
0
29,091
0
29,091
0
0
0
3,655,809
3,655,809
174,387
168,864
5,522
0
29,202
0
29,202
0
0
0
3,800,994
10.連結ベースのリスク管理債権残高
連結ベースリスク管理債権は、子会社においてリスク管理債権がないため、当組合単体のリスク
管理債権と同額です。
― 154 ―
11.連結ベースの事業別経常収益等
区 分
項 目
平成24年度
(単位:千円)
平成25年度
事業収益
1,346,488
1,180,222
経常利益
1,148,420
1,049,430
資産の額
135,322,395
134,858,338
事業収益
1,046,995
1,014,467
経常利益
985,550
954,973
資産の額
569,340
573,917
事業収益
9,122,622
9,395,558
経常利益
1,436,530
1,474,760
資産の額
2,036,439
2,294,953
事業収益
848,071
850,325
経常利益
219,092
216,954
資産の額
39,452
145,093
事業収益
12,364,176
12,440,572
経常利益
3,789,592
3,696,117
資産の額
137,967,626
(注)連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。
137,872,301
信用事業
共済事業
農業関連事業
その他事業
計
― 155 ―
連結自己資本の充実の状況
■ 連結自己資本比率の状況
平成26年1月末における連結自己資本比率は、15.54%となりました。
連結自己資本は、組合員の普通出資によっています。
◇ 普通出資による資本調達額 2,951百万円(前年度2,945百万円)
~ 平成26年1月31日現在 ~
当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、
JAを中心に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な
自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
― 156 ―
自己資本の構成に関する事項
(単位:千円、%)
項 目
(
自
己
項 目
平成24年度 平成25年度
資
本
)
他の金融機関の資本調達手段
の意図的な保有相当額
平成24年度 平成25年度
0
0
負債性資本調達手段及びこ
れに準ずるもの
0
0
期限付劣後債務及びこれら
に準ずるもの
0
0
496 連結の範囲に含まれない金融子
会社及び金融業務を営む子会
-
社等、金融業務を営む関連法人
等の資本調達手段
▲ 9,973
0
0
0
0
6,559,363
0 非同時決済取引に係る控除額
及び信用リスク削減手法として
0
用いる保証及びクレジット・デリ
バティブの免責額に係る控除額
6,713,864
土地の再評価額と再評価の
直前の帳簿価額の差額の
45%に相当する額
0
0
939,231
基本的項目からの控除分を除く,自己資本控除と
される証券化エクスポージャー(ファンドのうち裏
付資産を把握できない資産を含む。)及び信用補
完機能を持つI/Oストリップス(告示第223条を準
用する場合を含む。)
一 般 貸 倒 引 当 金
64,761
0
0
0
0
出
資
金
2,945,792
2,951,660
0
0
う ち 後 配 出 資 金
回
転
出
資
金
0
0
資
本
剰
余
金
0
0
利
益
剰
余
金
3,626,607
3,771,681
連結子会社の少数株主持分
その他有価証券の評価差損
457
-
処 分 未 済 持 分
▲ 13,493
営 業 権 相 当 額
0
連結調整勘定相当額
0
基 本 的 項 目 (A)
935,799
49,772 控 除 項 目 不 算 入 額
負債性資本調達手段等
0
0
負債性資本調達手段
0
0 自 己 資 本 額 (E)=(C-D)
7,563,357
7,699,437
期 限 付 劣 後 債 務
0
0 資産(オン・バランス)項目
41,987,655
42,296,898
補完的項目不算入額
0
0 オフ・バランス取引項目
0
0
1,003,993
985,572 オペレーショナル・リスク相当
7,323,879
7,243,507
49,311,535
49,540,406
T i e r 1 比 率 (A/F)
13.30%
13.55%
7,699,437 自 己 資 本 比 率 (E/F)
15.33%
15.54%
補 完 的 項 目 (B)
控 除 項 目 計 (D)
額を8%で除して得た額
リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 (F)
自 己 資 本 総 額 (C)=(A+B)
7,563,357
(注)
1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための
基準」に定められた算式に基づき算出したものです。
2.当連結グループは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適
用については信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっ
ては基礎的手法を採用しています。
3.当連結グループが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
― 157 ―
自己資本の充実度に関する事項
信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
平成24年度
信用リスク・アセット
(標準的手法)
我が国の中央政府及び
中央銀行向け
平成25年度
エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額 エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額
の期末残高
の期末残高
a
b=a×4%
a
b=a×4%
95,383
0
0
45,207
0
0
我が国の地方公共団体向け
11,013,192
0
0
13,634,238
0
0
地方公共団体金融機構向け
0
0
0
145,430
14,543
581
我が国の政府関係機関向け
0
0
0
0
0
0
地方三公社向け
0
0
0
0
0
0
111,215,466
23,463,835
938,553
107,768,858
23,039,050
921,562
法人等向け
582,051
530,015
21,200
609,832
591,440
23,657
中小企業等向け及び
個人向け
376,602
60,143
2,405
514,152
166,320
6,652
抵当権付住宅ローン
753,893
257,152
10,286
400,716
138,779
5,551
不動産取得等事業向け
546,578
543,180
21,727
440,499
438,891
17,555
三月以上延滞等
1,151,366
739,127
29,565
872,291
429,945
17,197
信用保証協会等
による保証付
8,590,266
831,432
33,257
8,726,826
848,656
33,946
569,194
0
0
573,710
0
0
4,695,481
4,691,100
187,644
4,758,812
4,758,812
190,352
複数の資産を裏付とする資
産(いわゆるファンド)のうち、
個々の資産の把握が困難な
資産
0
0
0
0
0
0
証券化
0
0
0
0
0
0
11,885,420
10,871,668
434,866
12,842,875
11,870,458
474,818
151,474,901
41,987,655
1,679,506
151,333,453
42,296,898
1,691,875
金融機関及び第一種金融商
品取引業者向け
共済約款貸付
出資等
上記以外
合 計
オペレーショナル・リスク
に対する所要自己資本の額
<基礎的手法>
オペレーショナル・リスク相当額を
8%で除して得た額
所要自己資本額
オペレーショナル・リスク相当額を
8%で除して得た額
所要自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
7,323,879
所要自己資本額
7,243,507
292,955
289,740
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
49,311,535
1,972,461
49,540,406
1,981,616
(注)
1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金
融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その
一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発
銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
6.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
― 158 ―
信用リスクに関する事項
リスク管理の方法及び手続の概要
当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用
リスク管理の方針及び手続等は定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続
等の具体的内容は、単体の開示内容(P.16)をご参照ください。
標準的手法に関する事項
連結自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法によ
り算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に
当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による
依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー
リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
カントリーリスク・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー
(長期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
法人等向けエクスポージャー
(短期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
― 159 ―
信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:千円)
平成24年度
信用リスクに
関するエクス
うち貸出金
ポージャー
等
の残高
国 内
国 外
地域別残高計
151,474,901 25,274,422
平成25年度
信用リスクに
三月以上延
関するエクス
うち店頭デ 滞エクスポー
うち貸出金
ポージャー
ジャー
リバティブ
等
の残高
うち債券
95,383
0
0
0
0
151,474,901 25,274,422
95,383
0
0
1,151,366 151,333,453 23,704,718
三月以上延
うち店頭デ 滞エクス
リバティブ ポージャー
うち債券
4,384,687
0
872,291
0
0
0
0
1,151,366 151,333,453 23,704,718
4,384,687
0
872,291
0
0
農業
61,573
61,573
0
0
0
50,880
50,880
0
0
0
林業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
▲ 145,387 ▲ 145,661
0
0
4,205
▲ 64,530
▲ 64,743
0
0
2,413
建設・不動産業
法
人 電気・ガス・熱供
給・水道業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
11,233
10,459
0
0
773
7,211
6,442
0
0
768
金融・保険業
111,162,573
1,525,927
0
0
0 107,870,863
1,856,598
145,430
0
0
259,968
259,968
0
0
0
273,388
273,388
0
0
0
11,168,031 11,072,648
95,383
0
0
13,681,917
9,442,659
4,239,257
0
0
121,110
0
0
0
4,866,735
107,923
0
0
0
個 人
13,122,214 12,367,092
0
0
1,146,387
12,698,477 12,029,987
0
0
869,109
その他
11,018,100
1,303
0
0
0
11,948,508
1,580
0
0
0
業種別残高計
151,474,901 25,274,422
95,383
0
1,151,366 151,333,453 23,704,718
4,384,687
0
872,291
1年以下
109,416,860
294,220
50,138
0
105,536,022
240,029
22,081
0
1年超3年以下
1,354,487
1,312,310
42,176
0
1,532,375
1,509,249
23,126
0
3年超5年以下
2,304,235
2,301,166
3,069
0
1,798,835
1,798,835
0
0
5年超7年以下
2,833,187
2,833,187
0
0
2,454,270
2,454,270
0
0
7年超10年以下
3,314,796
3,314,796
0
0
5,615,055
3,024,369
2,590,685
0
10年超
13,844,740 13,844,740
0
0
15,284,390 13,535,596
1,748,794
0
期限の定めのないも
の
18,406,593
1,374,000
0
0
19,112,503
1,142,367
0
0
151,474,901 25,274,422
95,383
0
151,333,453 23,704,718
4,384,687
0
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・地
方公共団体
上記以外
残存期間別残高計
4,816,591
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」
とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメント
の融資可能残額も含めています。
3.「店頭デリバティブ」とは、スワップ等の金融派生商品のうち相対で行われる取引のものをいいます。
4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
5.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
― 160 ―
貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
平成24年度
区 分
期首残高
平成25年度
期中減少額
期中減少額
期中
期中
期末残高 期首残高
期末残高
増加額 目的使用 その他
増加額 目的使用 その他
一般貸倒引当金
36,858
64,761
個別貸倒引当金
494,539
502,211
551
36,858
64,761
64,761
49,772
493,987
502,211
502,211
432,324
77,248
64,761
49,772
424,963
432,324
業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:千円)
平成24年度
区 分
期首残高
平成25年度
期中減少額
期中減少額
期中
貸出金
期中
貸出金
期末残高
期首残高
期末残高
増加額 目的使用 その他
償却
増加額 目的使用 その他
償却
国 内
494,539
502,211
551
493,987
502,211
0
502,211
432,324
77,248
424,963
432,324
0
国 外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
地域別計
494,539
502,211
551
493,987
502,211
0
502,211
432,324
77,248
424,963
432,324
0
農業
3,006
0
0
3,006
0
0
0
0
0
0
0
0
林業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
法
人 電気・ガス・熱供
給・水道業
416
3,052
0
103
3,365
0
3,365
1,008
0
0
4,373
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
803
0
0
30
773
0
773
0
0
0
773
0
金融・保険業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
卸売・小売・飲
食・サービス業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
日本国政府・地
方公共団体
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
上記以外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
個 人
490,312
499,158
551
490,847
498,071
0
498,071
431,316
77,248
424,963
427,176
0
業種別計
494,539
502,211
551
493,987
502,211
0
502,211
432,324
77,248
424,963
432,324
0
(注)貸出金償却額は個別貸倒引当金の目的使用による取崩額との相殺前の金額を記載しております。
― 161 ―
信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
(単位:千円)
平成24年度
格付あり
信
用
リ勘
ス案
ク後
削残
減高
効
果
格付なし
平成25年度
計
格付あり
格付なし
計
リスク・ウエイト0%
0
13,326,431
13,326,431
0
15,771,658
15,771,658
リスク・ウエイト10%
0
8,314,356
8,314,356
0
8,631,987
8,631,987
リスク・ウエイト20%
0 109,702,637 109,702,637
0 105,926,946 105,926,946
リスク・ウエイト35%
0
734,721
734,721
0
396,512
396,512
リスク・ウエイト50%
0
632,261
632,261
0
503,890
503,890
リスク・ウエイト75%
0
81,743
81,743
0
221,801
221,801
リスク・ウエイト100%
0
18,308,747
18,308,747
0
19,752,592
19,752,592
リスク・ウエイト150%
0
374,001
374,001
0
128,063
128,063
その他
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
自己資本控除額
計
0 151,474,901 151,474,901
0 151,333,453 151,333,453
(注)
1.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、
「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないもの
を記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる
保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額があります。
― 162 ―
信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結自己資本比率の算出にあたって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要
領」において定めています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリ
スク管理の方針及び手続に準じて行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の
具体的内容は、単体の開示内容(p.16)をご参照ください。
― 163 ―
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
平成25年度
平成24年度
適格金融
資産担保
地方公共団体金融機構
向け
我が国の政府関係機関
向け
保証
クレジット・デリ
バティブ
適格金融
資産担保
クレジット・デリ
バティブ
保証
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
地方三公社向け
0
0
0
0
0
0
金融機関及び第一種金
融商品取引業者向け
0
0
0
0
0
0
22,036
0
0
18,392
0
0
127,209
0
0
127,519
0
0
抵当権付住宅ローン
0
0
0
0
0
0
不動産取得等事業向け
0
0
0
0
0
0
三月以上延滞等
0
0
0
1,008
0
0
証券化
0
0
0
0
0
0
71,528
0
0
97,789
0
0
220,773
0
0
244,709
0
0
法人等向け
中小企業等向け及び個
人向け
上記以外
合計
(注)
1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをい
い、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延
滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取
引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージ
ャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造
のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転す
る性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外
国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取
引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
5.「クレジット・デリバティブ」とは、第三者(参照組織)の信用リスクを対象に、信用リスクを
回避したい者(プロテクションの買い手)と信用リスクを取得したい者(プロテクションの
売り手)との間で契約を結び、参照組織に信用事由(延滞・破産など)が発生した場合
にプロテクションの買い手が売り手から契約に基づく一定金額を受領する取引をいいま
す。
― 164 ―
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関する事項
該当する取引はございません。
証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はございません。
― 165 ―
オペレーショナル・リスクに関する事項
オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAのリスク管
理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。
また、関連会社については、これらに準じたリスク管理態勢を構築しています。
JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(p.16)をご参照くだ
さい。
― 166 ―
出資等エクスポージャーに関する事項
出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかる出資等エクスポージャーに関するリスク管理は、子会社におい
てはJAのリスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。また、関連会社
についても、子会社に準じたリスク管理態勢を構築しています。JAのリスク管理の方針
及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(p.16)をご参照ください。
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
上場
非上場
合計
平成24年度
貸借対照表
時価評価額
計上額
0
0
4,695,481
4,745,140
4,695,481
4,745,140
(単位:千円)
平成25年度
貸借対照表
時価評価額
計上額
0
0
4,758,812
4,808,472
4,758,812
4,808,472
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:千円)
売却益
平成24年度
売却損
0
0
償却額
売却益
0
平成25年度
売却損
0
0
貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
平成24年度
評価益
評価損
0
0
(単位:千円)
平成25年度
評価益
評価損
0
0
貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
(子会社・関連会社株式の評価損益等)
平成24年度
評価益
評価損
0
0
(単位:千円)
平成25年度
評価益
評価損
0
0
― 167 ―
償却額
0
金利リスクに関する事項
金利リスクの算定方法の概要
連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方
7
法により行っています。JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容(p.115)を
ご参照ください。
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
平成24年度
金利ショックに対する損益・経済価
値の増減額
812,042
― 168 ―
(単位:千円)
平成25年度
1,381,039
法定開示項目掲載ページ一覧
農協法による開示基準対比での掲載ページは以下のとおりです。
【単体情報】
<法定開示項目(農業協同組合施行規則第204条関係>
開示基準項目
1.概況及び組織に関する事項
○業務の運営の組織
○理事及び監事の氏名及び役職名
○事務所の名称及び所在地
○特定信用事業代理業者に関する事項
2.主要な業務の内容
3.主要な業務に関する事項
○直近の事業年度における事業の概況
○直近の5事業年度における主要な業務の概況
○直近の2事業年度における事業の概況
<主要な業務の指標>
・事業粗収益及び事業粗利益率
・資金運用収支、役務取引等収支及びその他事業収支
・資金運用勘定及び資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び総資金利
ざや
・受取利息及び支払利息の増減
・総資産経常利益率及び資本経常利益率
・総資産当期純利益率及び資本当期純利益率
<貯金に関する指標>
・流動性貯金、定期性貯金、譲渡性貯金その他の貯金の平均残高
・固定金利定期貯金、変動金利定期貯金及びその他の区分ごとの定期貯金
の残高
<貸出金等に関する指標>
・手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高
・固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高
・担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額
・使途別の貸出金残高
・主要な農業関係の貸出実績
・業種別の貸出金残高及び当該貸出金残高の貸出金の総額に対する割合
・貯貸率の期末値及び期中平均値
<有価証券に関する指標>
・商品有価証券の種類別の平均残高
・有価証券の種類別の残存期間別の残高
・有価証券の種類別の平均残高
・貯証率の期末値及び期中平均値
4.業務の運営に関する事項
○リスク管理の体制
○法令遵守の体制
○中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況
○次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める事項
<指定信用事業等紛争解決機関が存在する場合>
・手続実施基本契約を締結する措置を講ずる当該手続実施基本契約の相手
方である指定信用事業等紛争解決機関の商号又は名称
― 169 ―
掲載ページ
37
38
42
44
24
8
81
82
82
82
82
83
83
85
85
86
86
87
88
89
88
83
94
94
95
83
16
19
12
20
開示基準項目
5.組合の直近2事業年度における財産の状況
○貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理計算書
○貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
・破綻先債権に該当する貸出金
・延滞債権に該当する貸出金
・3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
・貸出条件緩和債権に該当する貸出金
○元本補てん契約のある信託に係る貸出金のうちは破綻先債権、延滞債権、
3ヶ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当するものの額ならびにそ
の合計額
○自己資本の充実の状況
<自己資本の充実の状況に関する開示項目>
●定性的開示事項
・自己資本調達手段の概要
・組合の自己資本の充実度に関する評価方法の概要
・信用リスクに関する事項
・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリス
ク管理の方針及び手続の概要
・証券化エクスポージャーに関する事項
・オペレーショナル・リスクに関する事項
・出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
・金利リスクに関する事項
●定量的開示事項
・自己資本の構成に関する事項
・自己資本の充実度に関する事項
・信用リスクに関する事項
・信用リスク削減手法に関する事項
・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
・証券化エクスポージャーに関する事項
・出資等エクスポージャーに関する事項
・金利リスクに関して組合が内部管理上使用した金利ショックに対する損益
又は経済的価値の増減額
○次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
・有価証券
・金銭の信託
・デリバティブ取引
・金融等デリバティブ取引
・有価証券店頭デリバティブ取引
○貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
○貸出金償却の額
― 170 ―
掲載ページ
46
90
91
106
22
22
108
112
114
114
17
115
117
106
107
109
113
116
114
116
117
96
96
96
96
96
84
84
【連結情報(組合及び子会社等)】
<法定開示項目(農業協同組合施行規則第205条関係)>
開示基準項目
1.組合及びその子会社等の概況
○主要な事業の内容及び組織の構成
○組合の子会社等に関する事項
2.組合及びその子会社等の主要な業務
○直近の事業年度における事業の概況
○直近の5連結会計年度における主要な業務の概況
3.直近の2連結会計年度における財産の状況
○貸借対照表、損益計算書及び剰余金計算書
○貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
・破綻先債権に該当する貸出金
・延滞債権に該当する貸出金
・3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
・貸出条件緩和債権に該当する貸出金
○自己資本の充実の状況
<自己資本の充実の状況に関する開示項目>
●定性的開示項目
・連結の範囲に関する事項
・自己資本調達手段の概要
・連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
・信用リスクに関する事項
・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク
管理の方針及び手続の概要
・証券化エクスポージャーに関する事項
・オペレーショナル・リスクに関する事項
・出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
・金利リスクに関する事項
●定量的開示項目
・自己資本の構成に関する事項
・自己資本の充実度に関する事項
・信用リスクに関する事項
・信用リスク削減手法に関する事項
・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
・証券化エクスポージャーに関する事項
・出資等エクスポージャーに関する事項
・金利リスクに関する連結グループが内部管理上使用した金利ショックに対
する損益又は経済的価値の増減額
○事業の種類ごとの経常収益の額、経常利益の額及び資産の額
― 171 ―
掲載ページ
119
119
119
119
120
154
119
156
156
159
163
165
165
166
167
168
157
158
160
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165
165
167
168
155