No. 680

平成26年
(2014年)
5月21日発行 県教委だより第680号
6月の第1日曜日は
「県民スポーツの日」
埼玉県教育委員会
新緑まぶしいこの季節、
「スポーツ・
レクリエーション」を通じて、心身の
リフレッシュをしてみませんか
No. 6 80
平成26年(2014年)5 月21日発行
埼玉県の学校における食物アレルギーへの対応等について
(教育局県立学校部保健体育課)
₁ 学校における食物アレルギーの現状
食物アレルギーのある児童生徒は、学校給食を実施している公立学校(小・中・高(定)
・特支)の98.8%の学校に在籍
しています。
(平成25年5月1日現在 さいたま市を含む)
また、在籍児童生徒数のうち、食物アレルギーを有する児童生徒数やその割合等は以下のとおりです。
アレルギーを有する 食物アレルギーのある エピペンⓇの処方を
エピペン Ⓡ 処方を受けて
児童生徒数
児童生徒の割合(%) 受けている児童生徒数 いる児童生徒の割合(%)
学校数
在籍児童生徒数
小学校
812
379,030
16,892
4.5
368
0.097
中学校
419
186,265
8,540
4.6
112
0.060
高等学校(定)
27
3,497
123
3.5
1
0.029
特別支援学校
36
6,127
261
4.3
8
0.130
₂ 学校での対応について
(1)アレルギー疾患やアナフィラキシーへの対応は、「特別な子供への配慮」としてではなく、
「一般的に行う」 とい
う認識が必要です。
「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)
」
「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイド
ライン」
(公益財団法人 日本学校保健会)等を利用しながら、養護教諭や担任だけではなく、保護者・学校医・主
治医と連携し、十分な情報共有を図り学校全体で取り組むことが必要です。
(2)アレルギー症状があったら5分以内に判断する、迷ったらエピペンⓇを打つ、ただちに119番通報をする、など正
しい理解と行動が児童生徒の生命を守ることにつながります。教職員緊急対応マニュアルを作成し、共通認識のも
と、対応について徹底を図る必要があります。
【お知らせ】
○アレルギー疾患における緊急時の対応につきまして、同意書は
不要となります。各学校のマニュアルに基づき、エピペンⓇを使
用することについて、保護者との相互理解を図ることが大切です。
「学校におけるエピペン Ⓡ の使用の際の同意書の廃止につい
て」(平成25年11月7日付け教保体第736号)参照
○アナフィラキシーの救命の現場に居合わせた教職員が自らエ
ピペンⓇを注射できない児童生徒に代わって注射することは、
医師法違反に当たりません。
○「エピペンⓇの使い方ガイドブック」及び「エピペンⓇの使い
方ガイド
(DVD)
」
(ファイザー株式会社作製)を参照してく
ださい。(県内全公立学校へ送付済)
「学校給食における食物アレルギー対応マニュアル」
(平成25年6
月25日付け教保体第486号)は、一般的なケースを想定して作成
したものであり、必ずしも全ての場合にそのまま適用できるもの
ではありません。各学校において児童生徒や学校等の実情に応じ
て、適宜変更を加えて作成と見直しをお願いします。
埼玉県食物アレルギー・アナフィラキシー対応研修会
①平成₂₆年8月1日(金) 東松山市民文化センター
②平成₂₆年8月₁₈日(月) さいたま市民会館おおみや
③平成₂₆年8月₂₅日(月) 熊谷会館
④平成₂₆年₁₀月3日(金) 越谷サンシティホール 教育情報が満載!県教委メルマガ「教育さいたマガジン」http://www.pref.saitama.lg.jp/page/merumaga-touroku201004.html
₁1
平成26年
(2014年)
5月21日発行 県教委だより第680号
平成26年度
埼玉県教育
県教育委員会では、学校教育の充実をはじめ、幼児教育の推進、家庭・地域の教育力の向上、生涯学習、スポーツ
の推進などの教育行政施策を効果的に推進するため、毎年度、施策ごとの「重点的な取組」を定めた「埼玉県教育
行政重点施策」を策定しています。
関係部局や市町村、家庭、地域などとも連携しながら、県民の教育力を結集し、本県教育の振興の充実に努めます。
3つの最重要課題と関連する主な事業
◆ 確かな学力の育成
・従来の教師による一斉型の授業だけではなく、「協調学習」
をはじめ「相互に学び合う学習」を推進するなど、授業の
改善に努め、児童生徒の主体的な学習を一層推進します。
・本県独自の小・中学校における新たな「学力・学習状況調査」
の実施に向けた検討を行います。同調査では、児童生徒一人
一人の学力の経年変化を把握し、学力の「伸び」を分かりや
すく示すことで、指導の改善と学習意欲の向上につなげます。
※主な事業は新規事業を中心に抜粋しています。
詳しい内容は、埼玉県ホームページを是非御覧ください。
(http//www.pref.saitama.lg.jp/page/juuten.html)
関連する主な事業
● 学力・学習状況調査実施事業【新規】
●「考え、話し合い、学び合う学習」推進事業【新規】
● 未来を拓く「学び」推進事業
●「学校進学力パートナーシップ」推進事業【新規】
● 課題を抱える生徒の自立を支援する共助プラン【新規】
◀小学校の
授業風景
◀ハーバード大学
の学生との
意見交換
◆ グローバル化に対応する人材の育成
・授業等による取組を通じて、我が国と郷土埼玉の伝統と文
化、歴史、地理に対する理解や多文化共生の理解を深める
教育を進めます。
・高校生をハーバード大学等の海外の大学へ派遣する取組を充
実するとともに、新たに、高校生に哲学等の古典作品を学ぶ
機会を提供し世界で通用する教養を高める取組や、専門高校
生を台湾の高校へ派遣し、商品開発などの実践を通してグ
ローバル社会に必要な力を身に付けさせる取組を進めます。
◆ 社会的に自立する力の育成
・発達段階に応じた組織的・系統的なキャリア教育の充実に
加え、新たに、児童生徒・保護者・学校が小学校段階から
継続して知・徳・体の成長の記録を共有・活用することに
より、児童生徒一人一人を確実に伸ばしていく教育につい
て研究します。
・基礎学力に課題を抱えた高校生を対象として、基礎・基本
の学び直しを徹底するとともに、特に、定時制高校生には
心理・福祉分野の専門家による支援を充実します。
・障害のある生徒の社会的自立に向け、職業教育に重点を置
く新たな特別支援学校の設置や教育課程の改善に向けた取
組を進め、特別支援学校における職業教育・就労支援の充
実を図ります。
2
関連する主な事業
● 自立心をはぐくみ絆を深める道徳教育推進事業
● 埼玉からアジアへの扉を開く!実践的職業
教育グローバル事業【新規】
● スーパーグローバルハイスクール事業【新規】
● 県立高校グローバル教育総合推進事業のうち、
世界の哲学・芸術文化アカデミー【新規】
関連する主な事業
● 小中学校キャリア教育総合推進事業
● 県立高校キャリア教育総合推進事業
● 成長の記録の共有・活用の研究(小・中・高)
【新規】
● 課題を抱える生徒の自立を支援する共助プラン【新規】(再掲) ● 自立と社会参加を目指す特別支援学校整備事業【新規】
● 自立と社会参加を目指す特別支援学校就労支援
総合推進事業 【新規】
◀特別支援学校に
おける校内実習
「教育情報番組」を授業教材や研修資料として御活用ください http://www.pref.saitama.lg.jp/site/jyouhoubanngumi/
行政重点施策
3つの
最重要
課題
平成26年
(2014年)
5月21日発行 県教委だより第680号
◆ 確かな学力の育成
◆ グローバル化に対応する人材の育成
◆ 社会的に自立する力の育成
※引き続き、「いじめ防止対策」についても全力で取り組みます
クローズアップ事業
Q:学力・学習状況調査実施事業とは?
A:児童生徒の学習内容の定着や学力の伸び、学習意欲等
を把握し、児童生徒一人一人の理解に応じた指導の一
層の充実を図ります。
(主な事業内容)
①平成27年度から実施する学力・学習状況調査の調査内容等の
検討及び問題の作成
(小4 ~小6…国・算、質問紙 中1…国・数、質問紙
中2・中3…国・数・英、質問紙) Q:
「考え、
話し合い、学び合う学習」推進事業とは?
A:児童生徒の思考力・判断力・表現力等を育成するため、発達
の段階や学習内容に合わせた相互に学び合う学習の効果的な
活用法等を明らかにし、小・中学校への普及・促進を図ります。
埼玉県のマスコット「コバトン」
Q:埼玉からアジアへの扉を開く!実践的職業教育
グローバル事業とは?
A:専門高校等で学ぶ生徒の高度な知識、技術・技能の習
得を図るとともに、学校や学科の枠を超えた商品開発
チームの活動を通じて、課題解決能力や創造性など、
グローバル社会で必要とされる力を育成します。
(主な事業内容)
①企業や大学との連携を通じて、生産力、ものづくり力、トレー
ド力、サービス力を育成
②国内企業との連携に加え、台湾に派遣するチームと現地の高
校が協働して商品を開発
Q:課題を抱える生徒の自立を支援する共助プランとは?
A:基礎学力に課題を抱えた高校生を対象に、義務教育段階の学習内容の学び
直しを進めるとともに、不登校経験や家庭の経済的困窮など、生徒自身で
は解決できない問題に対し、心理や福祉の専門家による支援を充実します。
(主な事業内容)
①「考え、話し合い、学び合う学習」推進検討委員会の開催
②推進協力校による推進検討委員会での検討成果を踏まえた実
践・研究 (4中学校区)
①学習サポーターの配置(全日制10校、定時制19校)
②定時制高校に拠点校を設定し、スクールカウンセラー、スクー
ルソーシャルワーカーを配置
③人間関係づくりのスキルを身に付けさせるためのソーシャル
スキルトレーニングの実施等
Q:「学校進学力パートーナーシップ」推進事業とは?
Q:自立と社会参加を目指す特別支援学校就労支援総合推進事業とは?
(主な事業内容)
A:大学や民間企業と連携して授業力向上プログラムを実施し、
推進校同士で情報共有等を積極的に行うことにより、切磋琢
磨する「共助(パートナーシップ)」づくりを推進します。
(主な事業内容)
①学校間交流の実施 ②授業評価・学習状況調査の研究・実施
A:特別支援学校高等部の企業就労を希望するすべての生徒
の進路実現のため、多角的な就労支援の充実を図ります。
(主な事業内容)
①教育局内における障害者雇用促進に向けたモデル研究
②企業のニーズを踏まえた職業教育の推進
③就職支援アドバイザーによる指導助言等
全ての児童生徒が明るく安心して学べる学校を目指して
(教育局県立学校部生徒指導課)
「埼玉県いじめの防止等のための基本的な方針」
いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するための「いじめ防止対策推進法」が平成25年6月に公
布され、同年9月に施行されました。また、同年10月には国の「いじめの防止等のための基本的な方針」が策定され、
各地方公共団体や各学校が実施すべき事項等が示されました。埼玉県では平成26年1月に県内の県立学校と私立学
校を対象とした基本方針を策定しました。
「埼玉県いじめの防止等のための基本的な方針」の主な内容
○埼玉県が実施する施策等について ・埼玉県いじめ問題対策会議の組織と役割
・埼玉県教育委員会の調査組織の設置
・埼玉県が実施する施策
○県立学校及び私立学校が実施すべき施策について
・学校いじめ防止基本方針の策定
・県立学校及び私立学校におけるいじめの防止等の対策
のための組織
・県立学校及び私立学校におけるいじめの防止等に関す る措置 ○重大事態への対処について
・重大事態への対処の流れ
・県立学校及び私立学校の設置者又はその設置する学校
による調査
・調査結果の報告を受けた埼玉県知事による再調査及び
措置 「いじめ防止」に関することについてはこちらから http://www.pref.saitama.lg.jp/site/ijime/
₃
平成26年
(2014年)
5月21日発行 県教委だより第680号
平成26年度教科書展示会の
開催について
埼玉県教育委員会では、教科書の発行に関する臨時措
置法第5条に基づき、平成26年度における教科書展示会
を下記のとおり開催します。
この展示会は、教職員の教科書研究のほか、県民の方々
に教科書を公開することを目的として行うものです。
1 期 間
6月13日(金)から7月4日(金)までの期間に14日間開
催いたします。(開催日時は会場によって異なります。
詳しくは6月上旬から義務教育指導課ホームページに掲
載します。
)
2 会 場
【小・中・高・特別支援学校用教科書の展示】
①県立総合教育センター
②県立浦和図書館
③川越市立教育センター
※ ①②の会場は、6月5日(木)~ 12日(木)
の期間についても、教科書展示を行います。
【小・中・高等学校用教科書の展示】
④さいたま市立教育研究所
⑤さいたま市立大宮小学校
⑥飯能市立飯能第一小学校
⑦秩父地方庁舎
⑧熊谷市立熊谷西小学校
⑨春日部市立春日部中学校
【小・中学校用教科書の展示】
⑩川口市立教育研究所芝園分室
⑪草加市立中央図書館
⑫戸田市立教育センター
⑬和光市図書館
⑭鴻巣市立教育支援センター
創造力、感性の競技会
<県立近代美術館>
座れる段ボールの椅子グランプリ
【第2回大会】
県立近代美術館では、子供たちの創造力や感性を高め
るために、小・中・高・特別支援学校の児童・生徒チームに
よる美術作品の競技会を行っています。
■内容
段ボールを素材にして、大人(小学生・特別支援学校生
は自分)が座れるオリジナリティーあふれる椅子を創作
していただきます。
クラスや部活動など仲間3人以上でチームをつくり、
力を合わせて一つの椅子を作り上げます。ぜひ、指導さ
れる先生方も一緒になって取り組んでください。たった
一つの椅子を作り創意工夫する力を結集することはもち
ろん、仲間と励まし合ったり、意見をぶつけあったりと、
スポーツ競技のようなチームワーク力も求められます。
■展示・表彰等
完成した作品は、専門家の審査を経て入選すると県立
近代美術館に展示(昨年は出品数49点中、43作品が展示)
され、さらに優秀作品は表彰し、広く紹介させていただ
きます。
昨夏の表彰式では、涙あり、笑いあり、制作中の苦労
談や作品に添えられたコメントなどを通して、完成に至
るまでのドラマがたくさん感じられました。
ぜひ、先生方も児童・生徒と一緒になって、楽しい段ボー
ルの椅子を作ってください。
■お申込み方法:
*本グランプリに初めて参加希望のチームは、第1回教員
美術講座(5月31日開催)の受講をお勧めします。
*本グランプリ及び教員美術講座に関する詳細、申込
方法は学校配布チラシや当館ホームページ(http://
www.momas.jp/)をご覧ください。
⑮上尾公民館
⑯坂戸市立北坂戸小学校
⑰所沢市立教育センター
⑱東松山市立松山第一小学校
⑲本庄市立図書館
⑳深谷市立教育研究所
�羽生市立羽生北小学校
�幸手市立さかえ小学校
�越谷市教育センター
�三郷市立瑞沼市民センター
3 問合せ
教育局市町村支援部義務教育指導課
教科書担当(電話048-830-6746)
義務教育指導課ホームページアドレス
(http://www.pref.saitama.lg.jp/site/kyoukasyo/)
₄
昨年度第1回
総合グランプリ作品
越谷西高校美術部Aチーム
「ゆりイス」
(県立越谷西高等学校)
「学力の向上」の取組を紹介しています http://www.pref.saitama.lg.jp/site/gakuryokukoujou/
昨年度第1回
チームワーク賞
大宮八幡中学校美術部
「被害者M」
(さいたま市立大宮八幡中学校)
平成26年
(2014年)
5月21日発行 県教委だより第680号
「授業に役立つ教職員消費生活セミナー」 参加者募集
学習指導要領に基づき、学校においては適切に消費者教育を行うことが求められています。
このセミナーでは、最新情報の提供と授業例の実践報告、学習教材等を紹介します。積極的に参加いただき、授業づ
くりのヒントを見つけてください。
各講座の概要
テーマ(内容)
開催日時など
①消費者教育のススメ~学校現場で効
果的に進めるために~
②子どもは誰でも明日の消費者~消費
者としての自覚をどう高めるか~
③消費者教育の視点から見た「契約」
の授業
7月29日(火)
10:00 ~ 16:15
30人
大宮ソニックシティ
①ホントに必要?理解は十分?保護者
7月30日(水)
に伝えたい奨学金との付き合い方
10:00 ~ 16:00
②目からウロコ!ゲームで実感
30人
社会や経済の動きと株価
大宮ソニックシティ
①あなたが知らない悪徳商法の手口~
7月31日(木)
子どもたちを守るための必須知識~
10:00 ~ 16:15
②学校で役立つ消費者行政の知識
30人
③悪質商法リアル体験@全国唯一の本 彩の国
格体験施設
くらしプラザ交流室
テーマ(内容)
開催日時など
①“知らなかった”では済まされない!
8月4日(月)
ネット社会の死角と盲点
10:00 ~ 16:00
②若者のネットトラブルにキャッチアップ!
30人
~教員が知らない子どもたちのネット社会~
自治人材開発センター
③学校でつかえる青少年行政の仕組み
①おいしいチョコレートの真実~甘さ
8月5日(火)
の裏に隠された苦い現実~
10:00 ~ 16:00
②“モノ”の一生から気づく環境への思いやり
30人
③学校でつかえる環境行政の仕組み
自治人材開発センター
①そうだ!明日の授業は「レシートを
使って経済!」
8月6日(水)
②東京都金融広報アドバイザーから学
10:00 ~ 16:15
ぶ金融教育ノウハウ
30人
③こうして役立つ、役立てる。子ども 大宮ソニックシティ
たちへの消費者教育
●お申込み方法
5月26日(月)からFAXまたは電子メールで受け付けます。(所定の申込書は各学校にお送りします。)
●お問合せ(お申込み)
先
県消費生活支援センター(学習支援担当)
TEL:048-261-0995 FAX:048-261-0962 E-mail : [email protected]
学校向けメニューを体験する!充実の研修!!
県立歴史と民俗の博物館
教育利用セミナーのご案内
◎先生なら参加費無料!
展示室見学と火おこしなどを、実際に体験して学校利用
に役立つ博物館利用法を体感していただきます(体験・見
学コース)
。また、展示室見学を中心にした内容(見学コー
ス)もご用意します。体験・見学コースは8/6・7、見学コー
スは8/2・3・5です。研究サークルや教育研究会など団体で
の参加も受け付けています。詳しくは下記ホームページ、
または電話でお問い合わせください。
「あっ!煙が出てきたぞ」
電話 048-645-8171(県立歴史と民俗の博物館学習支援担当)
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/
第64回
埼玉県美術展覧会(県展)
開催のお知らせ
埼玉県美術展覧会(県展)は、全6部門からなる県内最
大の公募展です。毎年4,000点を超える応募作品の中から
入選した作品や県内作家からの招待作品等を展示します。
是非この機会に県立近代美術館まで足をお運びください。
●会期
平成26年5月27日(火)~ 6月18日(水)(月曜休館)
●開館時間等
午前10時~午後5時30分 観覧無料
●会場
県立近代美術館(JR京浜東北線北浦和駅西口徒歩3分)
●展示部門
日本画(水墨画含む)
、洋画(版画含む)
、彫刻、工芸、
書(篆刻・刻字含む)、写真
【問合せ等】
◦教育局市町村支援部生涯学習文化財課
電話048-830-6921
◦県展事務室
電話 048-833-0185
5月8日(木)~ 6月22日(日)まで
「はつらつ先生」の教育実践を紹介しています http://www.pref.saitama.lg.jp/site/hatsuratsu/
₅
平成26年
(2014年)
5月21日発行 県教委だより第680号
体罰によらない
運動部活動指導の充実のために!
【教育局県立学校部保健体育課】
運動部活動は、学校教育の一環として、スポーツに興味と関
心をもつ同好の生徒の自主的、自発的な参加により、顧問の教
員をはじめとした関係者の取組や指導の下に運動やスポーツを
行うものであり、各学校で多様な活動が行われています。
しかしながら、平成24年12月には、顧問の教員の体罰を背景
として高校生が自ら命を絶つという痛ましい事案が発生してし
まいました。これを受け、運動部活動の在り方に関する調査研
究協力者会議は、体罰根絶と、指導者の支援を目指し、平成25
年5月27日に「運動部活動での指導のガイドライン」を作成し
ました。
今回は、その中の「運動部活動での指導の充実のために必要
と考えられる7つの事項」を紹介します。
①顧問の教員だけに運営、指導を任せるのではなく、学校組
織全体で運動部活動の目標、指導の在り方を考えましょう。
②各学校、運動部活動ごとに適切な指導体制を整えましょう。
③活動における指導の目標や内容を明確にした計画を策定
しましょう。
④適切な指導方法、コミュニケーションの充実等により、生
徒の意欲や自主的、自発的な活動を促しましょう。
⑤肉体的、精神的な負荷や厳しい指導と体罰等の許されない
指導とをしっかり区別しましょう。
⑥最新の研究成果等を踏まえた科学的な指導内容、方法を積
極的に取り入れましょう。
⑦多様な面で指導力を発揮できるよう、継続的に資質能力の
向上を図りましょう。
<参考資料>
・運動部活動の在り方に関する調査研究報告書
~一人一人の生徒が輝く運動部活動を目指して~
(平成25年5月27日 運動部活動の在り方に関する調査研究協力者会議)
教育委員会委員に
志賀周子氏が就任
原田隆史委員の任期満了に伴い、そ
の後任委員として、志賀周子氏が平成
26年4月1日付けで就任しました。
任期は平成30年3月31日までの4年
間です。
志賀氏は、女子美術大学芸術学部を卒業後、民間企業
に勤務され、現在は子育てサロンを運営し、子育てに関
する様々な援助活動をされています。
また、本県の家庭教育アドバイザー、ネットアドバイ
ザー等を務め、家庭教育学級の講師として講演を行うな
ど、子育てや青少年の健全育成の分野において、活躍さ
れています。
委員長職務代理者に
髙木康夫委員が就任
平成26年4月10日に開催された教育委員会において、髙
木康夫委員が新たに委員長職務代理者に指定されました。
現在の県教育委員会の構成は、以下のとおりです。
■現在の県教育委員会の構成
委
員
ち
ば
てる み
長 千葉 照實(会社役員)
よし だ
けいがく
たか ぎ
やす お
ふじさき
いく こ
委員長職務代理者 吉田 敬岳(学校経営者)
委員長職務代理者 髙木 康夫(会社役員)
委
員 藤崎 育子(教育相談員)
委
員 志賀 周子(家庭教育アドバイザー)
教
し
育
が
ちか こ
せき ね
いく お
長 関根 郁夫
県議会2月定例会(代表質問・一般質問)における教育委員会関係答弁(会期2月19日~ 3月26日)
日付
2月25日
(火)
代表質問
2月26日
(水)
代表質問
2月27日
(木)
一般質問
質問者名(会派)・質問項目(答弁者)
日付
樋口邦利議員(自民党)
○モノづくり
・県立高校の跡地利用について
2月27日
(木)
一般質問
吉田芳朝議員(民主党・無所属の会)
○県有施設の再編整理について
○障害者を取り巻く教育問題について
○学校教員の研修の在り方について
○奨学金に関する問題について
2月28日
(金)
一般質問
西山淳次議員(公明党)
○No charity,but a chance!
- 障害者の職業訓練の充実について -
○学校における発達障害児の支援について
○教員を元気にする施策について(教育委員会委員長)
鈴木正人議員(刷新の会)
○歴史・公民教科書の採択について
・昨年県立高校で採択された実教出版の歴史教科書採択問題と指 導資料集の中身について(教育委員会委員長・教育長)
○中学校の歴史・公民教科書採択について(教育委員会委員長)
○特定のイデオロギー教育を排した修学旅行の取組について
(教育委員会委員長・教育長)
○社会科地理教科書の台湾表記問題の指導徹底について
宮崎栄治郎議員(自民党)
○埼玉県立近代美術館における事業の充実と地域の文化施設との連 携について
○学校における運動部活動への外部指導者の活用について
○埼玉県における理科教育の充実について
中川浩議員(民主党・無所属の会)
○教育
・公立高校入試問題の改革を
・小・中学校の夏休み中の補充学習等や夏休みの縮小を
・ノーマライゼーション教育の計画的推進を
ア 小学校は、通常学級在籍を原則で
イ 特別支援学校の改革
質問者名(会派)・質問項目(答弁者)
萩原一寿議員(公明党)
○地元問題について
・川口市内における特別支援学校の新設について
畠山稔議員(民主党・無所属の会)
○小中学校における主幹教諭・栄養教諭の全校配置について
江野幸一議員(刷新の会)
○東松山特別支援学校における虐待について
(教育委員会委員長・教育長)
○雪害対策について
山下勝矢議員(自民党)
○日本の近現代史の教育について
・高校における近現代史の授業カリキュラムについて
・小中学生に対する近現代史教育について
- 平和資料館に併設する形で近現代史勉強館を -
○全国自転車競技大会の開催について
3月3日
(月)
一般質問
土屋惠一議員(自民党)
○教育問題について
・小中学校におけるICT環境の整備について
・いじめ防止支援活動について
島田正一議員(自民党)
○埼玉の教育について
・教職員の多忙について
・家庭の教育力の低下について
・子供の能力を生かし切れない状況について
・県・市町村及び関係機関との連携について
・次代を担う子供たちの育成について
○アイスアリーナの整備計画について(知事)
※答弁者が空欄の場合は、教育長が答弁者です。
県議会答弁は
こちらから
埼玉県議会定例会概要
検索
発行●埼玉県教育委員会 編集責任者●教育総務部総務課長 小澤 健史 TEL● 0 4 8( 8 3 0 )6 7 1 4
6
☆県教育委員会のホームページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/kyouiku/index.html
「県教委だより」バックナンバーはこちらから
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/kennda.html
彩の国
埼玉県