ここまでできる ! ラズパイで面白工作 Raspberry Pi（ラズパイ）で、もっともっと面白い工作に取り組んでみましょう。まず太陽電池を活用して、ずっと動作し続けるセンサー装置を作ります。水分センサーを使い、家庭菜園の土の水分量をチェックして水やりを忘れないようにします。計測値は、TWE-Liteという無線マイコンを使ってラズパイに送信して集約しましょう。次に、新発売のメモリーカードサイズのラズパイをいじります。OS、ネットワークを設定し、標準のラズパイでは使えないI/O（2つ目のI2C）を使ってみます。 Part 1 を機器み込組みな小さ派生版 2 C をる、I 作れトッネ OS、みようて使っ太陽電池でセンサー装置を常時動かそう p.79 Part 2 な忘れをやり水の菜園ーの庭家ンサ線送信セ水分を無値計測 78 2014.10 Nikkei Linux いメモリーカードサイズのラズパイ登場 p.86 Part 1 太陽電池でセンサー装置を常時動かそう家庭菜園の水やりを忘れない水分センサーの計測値を無線送信家庭菜園の水やりを忘れないように、水分センサーを使って土の水分量を監視し、そのデータをRaspberry Piで集約するシステムを作ります。無線マイコン「TWE-Lite」を利用して無線で計測値を飛ばし、水分センサーと無線マイコンは太陽電池で動かします。昼間に蓄電して、夜中も動作させます。（オープンストリーム　舛田明寛） Raspberry Pi は小型で省電力なコンの「TWE-Lite」です。TWE- サーで測定し送信する子機と、それ上、電子工作ができるピンヘッダー Lite シリーズには 2014 年 6 月、太陽を受信してログに出力する親機からを備えているため、各種センサーを電池を使って TWE-Lite を動かすたなる構成です。利用する部品の一覧接続し常時モニタリングする用途にめのモジュール「TWE-EH Solar」を次ページの表 1 に示します。向いています。が加わりました。太陽電池を使え子機は TWE-Lite DIP、TWE- そんな Raspberry Pi をぜひ適用ば、光が当たるところなら電池切れ EH Solar、太陽電池、水分センサしたいと考えたのが、筆者が昨年自を心配することなく半永久的に動ー、蓄電デバイスを組み合わせて作宅で始めた家庭菜園です。水やりをかせます。屋外の家庭菜園に使うのります。太陽電池が発電した電力をうっかり忘れてしまうことがあるのに打ってつけです。 TWE-EH Solar が蓄え、水分センサで、土の乾き具合を Raspberry Pi そこで今回は、TWE-LiteとTWE- ーと TWE-Lite DIP に供給します。で監視して、乾燥時に警告してくれ EH Solar、水分センサーを使った、 TWE-EH Solarは単体でも電力を蓄る装置を作りたいと考えました。家庭菜園用の水分監視システムのえられますが、夜間でも動作できるさらに将来的には、家庭菜園の鉢作成に挑戦します（図1）。TWE-Lite ように、より大きな電力をためられを増やしたり、自宅の他の場所でもを太陽電池で動かす方法と、消費電る蓄電デバイス（電気二重層キャパ多様なセンサーを設置したりしたい力を抑えるための注意点について解シター）をつなぎます。ところです。このためセンサーを無説します。親機は Raspberry Pi と、USB 型線化して、そのログを 1 台の Raspb TWE-Lite である ToCoStick で構成 erry Pi に集約するシステムにする作成するシステムの概要ことにしました。今回作るシステムの概要を図2に測値を、Raspberry Pi 上の Python そんなときに便利なのが無線マイ示します。土の乾き具合を水分センプログラムでロギングします。太陽電池します。ToCoStickで受け取った計 ToCoStick 無線通信 TWE-Lite DIP （Type PCB）地中にセンサー部分が埋まっている図1　家庭菜園の水分監視システムの外観（センサー部分）水分センサー Raspberry Pi TWE-EH Solar 親機太陽電池蓄電デバイス子機図2　システム構成 Nikkei Linux 2014.10 79