PC ボードで楽しいモノ作りパンチ ! で命令声音す! か動 Raspberry PiとBeagleBone Blackという人気の　PCボードでモノ作りを楽しみましょう。Raspberry　Piではまず、今年2月に発売されたロボットキット「ラ　ピロ」で遊びます。オープンソースの音声認識エンジ　ンを動かし、動きを音声で指示できるようにします。 Raspberry Piはモノ作りのプラットフォームにもなります。HTML5のAPIを設けて、使い手が自在にハードを操れるようにしましょう。BeagleBone Blackでは、差すだけで使える周辺ボードの規格「Cape」に対応したタッチパネルを取り付け、動画プレーヤーにします。 Part1 Raspberry Pi ロボット「ラピロ」登場のード制御ハに手が使いしに自在な知識 p.69 えるで使イけだ差すィスプレデ専用用を活 Part3 BeagleBone Black で Part2 Raspberry Pi が動画プレーヤー “プラットフォーム”に 68 2014.6 Nikkei Linux p.76 p.83 Part1 Raspberry Piロボットキット「ラピロ」手足のサーボを音声命令で動かそう音声認識エンジン Julius を活用ラピロは、Raspberry Piを頭部に組み込んで自在に操れる安価なロボットキットです。今回は音声認識エンジン「Julius」を動作させ、音声命令で動きを指示できるようにしましょう。標準搭載のArduino互換基板を制御して、全身12個のサーボモーターを動かします。（機楽　石渡昌太、宗村和則）「食事を作って！」「掃除をお願を頭部に組み込めるように筆者が設サーボモーターを制御する「ラピロい！」――。ロボットが人間の言葉計した組み立て式の人型ロボットキ基板」は Arduino 互換になっておを理解して、私たちの生活や仕事をットです（組み立て方の概要は p.75 り、Arduino標準の開発環境（IDE）助けてくれたり、会話をしてくれたの別掲記事「ラピロの組み立てイベを使って、標準搭載の制御プログラりしたらうれしいですよね。そこまントが開催」参照）。海外のクラウムを書き換えることもできます。で複雑な人工知能は難しくても、簡ドファンディング「Kickstarter」で単な音声認識なら Raspberry Pi で資金調達に成功し、2014 年 2 月 28 ラズパイ搭載で高性能ロボットに実行できてしまいます。日に発売できました（スイッチサイラピロの大きな特徴は、Raspber 今回は Raspberry Pi で音声認識エンスなどで販売）。このためラピ ry Piを頭部に組み込むことができ、を実行させ、Raspberry Pi で動くロロは、日本だけでなく海外でも人気ラピロ基板を自在に操れることでボットキット「ラピロ（RAPIRO）」の Raspberry Pi 用ロボットキットす。標準で付属しているラピロ基板を音声命令で操作する方法を紹介になっています。2014年4月にはイは Arduino 互換なので、複雑な処します（写真 1）。子供の頃、必殺タリア・ミラノで開催された展示会理はできません。しかしRaspberry 技の名前を叫んで操縦する巨大ロボにも出展し、大きな注目を集めまし Pi なら音声認識や画像認識、インットに憧れた人も多いのではないでた（次ページの別掲記事「ラピロはターネットに接続してクラウドサーしょうか？今や、そんな SF のよう欧州でも大人気！」参照）。ビスと連携した高度な機能だって実な世界が家庭で簡単に作れてしまう人気の理由は、4 万 5360 円（税込装できてしまいます。のです。み）という低価格、そしてそのかわ写真 2 のようにラピロの頭部に出いらしい見た目だと思っています。ている 6 極ケーブルを、Raspberry ロボットキット「ラピロ」 12 個のサーボモーターで歩いたり、 Pi の GPIO ピンの端から 6 ピンに接ラピロは、Raspberry Pi（別売）モノを握ったりと自在に動きます。続します。これでラピロ基板からRa 写真1　マイクにしゃべりかけてロボット「ラピロ」を操作できる「パンチ」と指令したところ。写真2　ラピロ頭部のRaspberry Piに6極ケーブルを接続 Nikkei Linux 2014.6 69