証券コード 9432 日本電信電話株式会社 会社説明会 2015年1月 本資料及び本説明会におけるご説明に含まれる予想数値及び将来の見通しに関する記 述・言明は、現在当社の経営陣が入手している情報に基づいて行った判断・評価・事実認 識・方針の策定等に基づいてなされもしくは算定されています。 また、過去に確定し正確に認識された事実以外に、将来の予想及びその記述を行うために 不可欠となる一定の前提(仮定)を用いてなされもしくは算定したものです。将来の予測及び 将来の見通しに関する記述・言明に本質的に内在する不確定性・不確実性及び今後の事業 運営や内外の経済、証券市場その他の状況変化等による変動可能性に照らし、現実の業 績の数値、結果、パフォーマンス及び成果は、本資料及び本説明会におけるご説明に含まれ る予想数値及び将来の見通しに関する記述・言明と異なる可能性があります。 ※ 本資料中の「E」は記載の数値が計画または業績予想であることを表しています。 -1- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 イントロダクション -2- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTT株のパフォーマンス(昨年初来の株価推移) KDDI NTT 日経平均 NTTドコモ 0% ソフトバンク (注) 数値は2014年12月30日時点 -3- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTT株のパフォーマンス(配当利回り) 日本国債10年利回り 0.33% 大口定期預金10年 金利 (都市銀行) < NTT株 配当利回り 2.9% 高い利回り 0.15~0.20% (注) 数値は2014年11月7日公表の業績予想ベース 株価は6,211円(2014年12月30日終値)で算定 -4- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 配当金と配当性向の推移 180 円 10年で3倍 38% 配当性向 60 円※ 13% 2015.3E 2005.3 (年.月期) (注) 数値は株式分割ベース -5- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 自己株式取得の推移 2.5 兆円 2015.3月期は、 11月28日までに約2,600億円を取得 残りの取得枠は、約1,000億円 10年で 2.5兆円 取得 2014.3 ~2015.6E 2005.3 (年.月期末) -6- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTTとは? -7- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTTグループの体制 【証券コード9432】 100%※ 100%※ 100%※ 100%※ 売上高 従業員数 会社数 66.6%※ 【証券コード9437】 : 10.9兆円 : 239,750人 : 946社 54.2%※ 【証券コード9613】 その他 グループ会社 地域通信事業 営業収益 営業利益 従業員数 子会社数 35,723 億円 1,272 億円 75,850 名 67 社 長距離・ 国際通信事業 移動通信事業 データ通信事業 その他の事業 不動産事業 金融事業 建築・電力事業 44,612 億円 13,439 億円 13,285 億円 8,172 億円 679 億円 561 億円 24,850 名 75,000 名 25,950 名 195 社 263 社 82 社 18,099 億円 1,275 億円 38,050 名 339 社 (注) 2014.3月期現在。各セグメントの営業収益および営業利益は、セグメント間取引を含む。 -8- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 グローバル企業への転換 サービス提供:196の国・地域 全従業員(約25万人)の約30%(約7万人)が海外で勤務 日本 欧州・中東 アフリカ 従業員 169,000人 50カ国 従業員 28,000人 アメリカ大陸 8カ国 従業員 17,000人 アジア 太平洋地域 20カ国 従業員 26,000人 (注) 2014.3月期現在 -9- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 安定した顧客基盤 携帯電話 : 約6,400万※1契約 フレッツ光 : 約1,800万※1契約 1億を超える 国内顧客基盤 固定電話※2 : 約2,500万※1契約 ※1 数値は、2014.9月末現在 ※2 加入電話+ISDN -10- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 安定した財務基盤(営業収益の他社比較) トヨタ (26.5兆円) 国内 ホンダ トップクラス (12.8兆円) NTT の営業収益 (11.0兆円) ソフトバンク(8.0兆円) KDDI(4.6兆円) NTTドコモ(4.4兆円) JT(2.1兆円) 2010.3 2015.3E (注) 時価総額上位10社のうち、金融機関を除く -11- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 安定した財務基盤(営業収益の内訳) 11.0 兆円 海外 国内 2010.3 (年.月期) 海外売上高が 拡大 2015.3E -12- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 安定した財務基盤(営業利益の内訳) 1.10 兆円 1兆円 その他 1兆円以上の 利益を創出 移動 固定 2010.3 (年.月期) 2015.3E -13- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 中期経営戦略 -14- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 中期経営戦略「新たなステージをめざして」 利益回復と成長への道筋 2017.3月期までに 海外売上高 「グローバル・クラウドサービス」 を事業の基軸に 200億ドル 法人売上高海外比率50%以上 ネットワークサービスの 競争力を徹底的に強化 2015.3月期までに 固定/移動アクセス系のコスト 削減(2012.3月期比) 設備効率の更なる向上 今後の環境変化に応じたシンプルで高 効率な業務運営の確立 ▲4,000億円以上 ▲6,000億円に拡大 キャッシュのコントロールと有効活用 設備投資の大幅な効率化 2016.3月期までに クラウド分野を中心としたM&Aの展開 Capex to Sales 15% 株主還元の中期的な充実 EPSを60%以上成長 -15- (2012.3月期比) Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「グローバル・クラウドサービス」 「グローバル・クラウド サービス」を事業の基軸に (海外売上高) 成長戦略で 利益を拡大 200億ドルに -16- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「グローバル・クラウドサービス」を事業の基軸に 15,300億円 11,960億円 9,541億円 9,127億円 120億ドル 114億ドル 150 億ドル 海外売上高は、 150億ドルまで 43.1% 法人売上高海外比率 拡大 122億ドル 36.6% 30.6% 2012.3 (年.月期) 31.8% 2013.3 2014.3 2015.3E -17- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 クラウドサービスとは IT設備の「所有」から クラウドによる「利用」へ サーバ データ データ ソフトウェア ソフトウェア 設備不要 端末も自由 データ ソフトウェア -18- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 データセンターの拡大 英国 北米 データセンター事業者の RagingWire社を子会社化 インド ※ TeleGeography社調べ(2014年10月) グループ全体の データセンター 面積 世界第1位※ 大阪 -19- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 クラウドサービス受注額 11.1 億ドル 9.9 億ドル 0.6 1.5 クラウド サービス 受注額が 大きく拡大 2.9 億ドル 億ドル 億ドル ~2011.3 ~2012.3 ~2013.3 ~2014.3 (年.月期末) (注) 数値は累計額 -20- ~2014.9 Copyright©2015 日本電信電話株式会社 主なクラウドサービス受注実績 イギリス アメリカ 日本 FY2013.3Q FY2013.1Q FY2013.3Q 消費財メーカー テキサス州交通局 グローバルLAN・WANの構築 ITO クラウド移行、アプリケーション開発・保守運用 ITO・総合セキュリティサービス 全日空 UCaaS(クラウド型コミュニケーションサービス) の構築・運用 FY2014.1Q FY2013.2Q 英国財務省 Yum!Brands, Inc. クラウド移行、ビジネスプラットフォーム構築 ネットワークインフラ構築 クラウド移行、アプリケーション開発・保守運用 BPO、ITO FY2013.2Q ドイツ システム会社 クラウド卸サービスの提供 ITO FY2014.2Q 自動車メーカー FY2013.4Q アプリケーションサポート(AMO) データセンタサービスの提供 ヘルスケアメーカー ERP等のクラウド移行 ITO FY2013.4Q 重工業メーカー ビジネスプラットフォーム構築 ITO シンガポール FY2014.2Q FY2013.2Q 金融機関 May Bank データセンタサービスの提供 データセンタ内機器の調達・構築 データセンタサービスの提供 データセンタ内機器の調達・構築 -21- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 経営の効率化 コスト削減 ▲6,000億円 設備投資の効率化 経営効率化で 利益拡大 売上高比率15% -22- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 ネットワークサービスの競争力強化 2015.3E (年.月期) 2012.3 2014.3 (2012.3月期比) 2013.3 ▲1,200億円 コスト削減は 順調に進捗 ▲4,100億円 ▲6,000億円 -23- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 設備投資の大幅な効率化 1.91兆円 1.91兆円 1.80兆円 1.75兆円 18.4% 18.1% 16.7% 16.1% 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3E (年.月期) 目標15% に対し、 16.1% まで低減 (注) 設備投資売上高比率は、不動産および太陽光発電事業関連の売上高、設備投資額を除いています。 -24- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 EPSの成長 成長率 E P S 367円 509円 431円 +17% +39% 479円 +60% +31% 事業構造の 変革は着実 に進展 一方、利益 成長に遅れ 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3E 2016.3E (年.月期) -25- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 利益回復・成長 に向けた さらなる打ち手 -26- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTTドコモの利益回復と成長 新料金プラン パケットパック 家族でも1人でも 2台目以上もお得。 パケット通信量は、 増加傾向 1.5倍 カケホーダイ 国内音声通話 カケホーダイ。 ずっとドコモ割 長期ユーザに お得な料金。 2013.9 -27- 2014.9 Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTTドコモの利益回復と成長 新料金プラン 10月14日 1,000万突破 顧客基盤 の強化 販売コスト の適正化 7月5日 500万突破 サービス開始時 208万契約 予約数 契約数 -28- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTTドコモの利益回復と成長 新料金プランの収支影響(2015.3月期) 収支影響 (対前年) ▲400億円 (実績) 6月 7月 8月 ▲600億円 (見込額) 9月 10月 11月 12月 1月 -29- 2月 3月 徐々に 回復の 見通し Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTTドコモの利益回復と成長 データMパック 以上の選択比率 シェアパック15 以上の選択比率 (個人向けプラン) (家族向けプラン) 約2倍 約2倍 6月 上位パック の選択率 が向上 9月 6月 -30- 9月 Copyright©2015 日本電信電話株式会社 NTT東日本・NTT西日本 「光コラボレーションモデル」 従来 「光コラボレーションモデル」 多様なプレイヤー が、 NTT東西が、直接、 NTT東西から光アクセスの 「サービス卸」を受け、 自社の強み と 組み合わせ 、 光アクセスサービスを エンドユーザに提供 自社サービスとして エンドユーザに提供 BtoC BtoBtoC -31- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「光コラボレーションモデル」の活用イメージ 通信事業者 :通信キャリア、MVNO、ISPの皆様が固定・移動連携 サービスを提供 他産業プレイヤー :医療機関、家電メーカー、ハウスメーカー等、 幅広い産業分野の皆様が連携し、 健康をサポートするサービスをワンストップで提供 健康状態モニタリング 遠隔受診、健康相談 (バイタルセンサー) クラウド クラウド 運動提案 連携 食事の提案、食材配送 クラウド クラウド 健康のトータルサポートサービス 通信キャリア、 MVNO、ISP × 医療機関 × 家電 メーカー × ハウス メーカー × スポーツ ジム × 外食・中食 企業 光アクセス「サービス卸」 (東日本、西日本、R&D) -32- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「ドコモ光」の提供開始 2015.2月スタート予定 -33- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「光コラボレーションモデル」の現状と狙い 現状 多種多様な業種から多数の引き合い 約400社のサービス事業者から問合せ 約150社のサービス事業者と機密保持契約を締結済 (2014.10月末現在) 光コラボレーションモデルの狙い マーケティングコストの削減 BtoCからBtoBtoCへのビジネスモデル転換による、 新たな需要の喚起 -34- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「新たなステージをめざして 2.0」 事業構造の変革は着実に進展しているものの、 利益成長の進捗に遅れ 利益成長のため の再スタート 2015.5月発表予定の期末決算に合わせ 「新たなステージをめざして 2.0」を策定 -35- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 「新たなステージをめざして 2.0」 基本的な事業戦略は継続・強化 Ⅰ 「グローバル・クラウドサービス」の利益創出スピードを加速 先行投資の継続、グループ総合力の結集、オペレーション効率化の加速 Ⅱ ネットワークサービスの収益力を強化 徹底したコスト削減、様々な産業分野の事業者とのコラボレーション BtoBtoXビジネスの拡大 “バリューパートナー”としてお客様の事業変革をサポート Wi-Fiプラットフォーム、地方創生、2020年に向けたイノベーション促進 等 安心安全な社会の根幹となるセキュリティ分野の強化 EPS 2015年3月期を基準に新たな目標を設定 今後は純利益の成長に重点を置いた事業運営を実施するが、 EPSを成長させるために自己株式取得は従来どおり進めていく -36- Copyright©2015 日本電信電話株式会社 Next Value Partner for Transformation of Business models and Lifestyle by Trusted Solutions of Global, Secure, End-to-end, and Full-line ICT services Copyright©2015 日本電信電話株式会社
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