11-30 防災対策商品 セーフガードタワー <SGタワー > 日鐵住金建材(株) 津波・地震に強い「コラム−H構造」の津波避難タワーです。 特長 1. 安全・安心 津波襲来時に想定される荷重( 「津波に対し構造耐力上安全な建 築物の設計法等に係る技術的助言」(H23国住指第2570号)によ り算出)に対して、耐震性と変形性能に優れた「コラム−H構造」 を採用することで高い安全性を確保しています。 2. エコ・短工期 柱はり接合部にダイアフラム不要の「NDコア」を採用すること で加工数・溶接箇所数が大幅に低減され、消費電力が約65%※1低 減できます。さらに「コラム−H構造」&「NDコア」の組合せで 加工手間が大幅に削減され、加工工期が約半分になります。 ※1NDコア接合部と在来工法接合部(通しダイアフラム×2枚、内ダイアフラム× 1枚)の比較。はり−パネル接合部の溶接長、のど厚を基に算出。 3. デザイン ダイアフラムの張り出しのない「NDコア」と「コラム−H構造」 でシンプルな外観となっています。また、高い意匠性を備えた新 建材を使用することで、環境にマッチした柔軟で多彩な発想を可 能にします。 セーフガードタワー(SGタワー) 686 防災対策商品 11-31 標準仕様 床/ファインフロア、合成スラブ ファインフロア(株式会社ニッケンビルド)、合成 スラブを選択できます。 転落防止柵/ライフバリア 群集荷重・転落防止に対応します。 太陽光発電照明柱/スミポールそらてらす 災害時の停電にも電気を供給できます。 オプション 外装材/日鐵住金ファインX デザイン性を配慮した設計が出来ます。 階段 複数階段を設置できます。(2方向避難) スロープ 車椅子などにも対応可能です。 ファインフロア 合成スラブ ライフバリア スミポール そらてらす 日鐵住金ファインX 階段 屋根、収納スペース、簡易トイレなども対応可能です。 ご相談ください。 スロープ 687 11-32 防災対策商品 ノンフレーム工法 日鐵住金建材(株) ノンフレーム工法は、既存の樹木や植生を可能な限り残して斜面の安 定を図る、環境と景観に配慮した「自然斜面安定化工法」です。 長さ3∼5m程度の補強材による補強土工と、支圧板の効果、ワイヤロ ープによる補強材頭部の連結効果により複合的に斜面の安定化を図り ます。 特長 1.樹木伐採や表土の除去を必要としないため、生態系を乱さず自然 環境にやさしく、みどり豊かな景観を守ります。 つまり、地球温暖化防止にも貢献する斜面安定化工法です。 2.斜面の切土作業がないため、施工時にも斜面の安定性を崩さず、 また建設副産物がほとんど発生しないことから、コスト縮減と工 期短縮が可能です。 3.使用材料や施工機械が軽量で取り扱いが容易なことから、急勾配 な自然斜面や狭隘な場所での施工が可能です。 4.補強材による補強土効果、支圧板の地山押さえ込み効果と補強材 頭部の連結効果で、比較的浅い斜面崩壊を対象として、複合的に 斜面の安定を図ります。 施工手順 1.位置決め工 2.足場工 3.削孔工 4.孔内清掃工 5.注入工 6.確認試験工 7.支圧板設置工 8.頭部連結材取付け工 施工イメージ図(CG) 688 防災対策商品 11-33 鋼製スリットダムA型 日鐵住金建材(株) 鋼製スリットダムA型は、土石流・流木捕捉工として昭和51年、日 本で初めて建設省と共同開発された商品で、これまでに数多くの流 木捕捉実績があります。 大雨や地震等で発生する流木を確実に捕捉、災害を未然に防ぐとと もに、平常時の無害な土砂は下流に流し、下流の河床低下・海岸線 の後退を防止します。また、河道を遮蔽しないことから魚類・水生 生物・小動物等の往来が可能で環境・生態系に優しい商品です。 特長 1. 土石流・流木に対する高い捕捉実績 土石流時、大洪水時に発生する大量の巨礫・流木を確実に捕捉し、 中小出水では流出土砂を通過させます。 2. 優れたスリット機能の維持・管理性 A型フレームは、横梁のないスリット構造であるため、捕捉した 流木・礫の除去作業が容易です。 基本構造 砂防 カバープレート 頂板 ガセットプレート メインフレーム 治山 吊り金 具 フランジプレート 本体 コンクリート充塡時の エアー抜ソケット 充塡コンクリート フランジ ストラット 屈曲部プレート ベースプレート ベースプレート 適用範囲 鋼製部高さ 砂防 治山 2.0m∼5.0m 2.0m・3.0m 部材仕様 鋼管 JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管〔STK490〕 鋼板 JIS G 3106 JIS B 1186 一般構造用圧延鋼材 〔SM490A〕 摩擦接合用高力六角ボルト、 六角ナット、 平座金のセット(F10T) ボルト類 689 11-34 防災対策商品 R型流木捕捉工 日鐵住金建材(株) コンクリートに埋め込まれた鞘管の中に、流木を捕捉する柱用鋼管 を差し込む構造で、それぞれの鋼管の隙間に砂を充填することによ り、着脱が容易にできる構造となっています。 また、隙間の砂は流木の衝撃力の緩衝効果や荷重分散効果が期待で きます。 特長 1. 既設の治山ダムに取り付けが可能 必要とする基礎の天端幅が小さいことから、流木捕捉工を取り付 けるために、既設の治山ダムの天端幅を増厚する必要がありませ ん。 2. 鞘管構造のため着脱が可能 想定外の荷重が発生して流木捕捉工が変形や破損をした場合につ いても、取替えが可能です。 3. 面外荷重に対しても安全 柱材に鋼管を使用しているため、どのような角度で荷重が作用し ても、強度は一定です。 基本構造 吊り金具 本体 鞘管 ベースプレート 適用範囲 鋼製部高さ 2.0m・3.0m 礫の衝突が懸念される場合も適用可能 部材仕様 鋼管 JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管〔STK490〕 鋼管 JIS G 3466 JIS G 3106 一般構造用角形鋼管 〔STKR400〕 溶接構造用圧延鋼材 〔SM490A〕 鋼板 690 防災対策商品 11-35 鋼製スリットダムB型 日鐵住金建材(株) 鋼製スリットダムB型 日鐵住金建材(株) 通常の中小出水に含まれる比較的粒径の細かい掃流土砂は、積極的 に透過させて下流に流し、土石流発生までダム上流の貯砂容量を確 鋼製スリットダムB型は、鋼製構造の透過型ダムで特に高強度で経済 保します。 的です。 土石流発生時には、土石流中の巨礫や多量の土砂を捕捉し、下流へ 大径鋼管を“ヤグラ”形(4本脚∼5本脚)に組んで、1セットとし、 の流出による災害を未然に防ぐ目的で設置される施設です。 これを任意の間隔で設置するものであり、礫・流木等を効果的に捕捉 します。 特長 1. 多くの施工実績、捕捉実績 特長 鋼製スリットダムA型の改良型として、平成元年から現在まで多 1.土石流の災害を未然に防ぎます くの施工実績と捕捉実績により高い信頼性が実証されています。 2. 除石メンテナンスが容易 鋼製スリットダムB型は、水理模型実験により土石流の礫・土砂 独立したユニットを現場に合った間隔で設置しますので、土石流 と水との分離機能が確認されており、土石流を完全に捕捉します。 を捕捉した後に堆積した礫・土砂は容易に除去できます。 また、通常の中小出水による粒径の細かい無害土砂は堆積せず透 3. 省力化が可能 過させます。 構造部材の加工は工場で行い、プレハブ化されたフレームを現場 2.面外荷重に対しても強度を有します では主にボルト接合の作業で架設するため、施工性に優れていま 土石流は直進性がありますが、土石流中の巨礫の衝突角度は必ず す。また、現場条件に合ったフレーム間隔や構造部材を決定する ため経済的です。 しも一方向とは限りません。鋼製スリットダムB型は立体構造で すので、面外荷重に対しても強度があり安定性があります。 適用範囲(砂防・治山) 部材仕様(砂防) 3.堆砂後の除石メンテナンスが容易です 構造独立したユニットを現場に合った間隔で設置しますので、土石流 鋼管ラーメン構造 部材仕様 主要部材 鋼管径 φ400∼ 部材名 使用鋼材 規格 を捕捉した後に堆積した礫・土砂は容易に除去できます。 梁材 適用 土石流・流木捕捉工として対応 4.流木も効果的に捕捉します JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管 適用高さ 鋼製高h 2.0m≦h 柱材 (STK490) 鋼製スリットダムB型は、土石流と一緒に流下する流木を捕捉す 横材 JIS G 3106 る効果が極めて高い事が実験で確認されています。 プレート類 溶接構造用圧延鋼材 (SM490A) 形状・名称 下流つなぎ材 上流つなぎ材 流 リブ ボルト 石 土 フランジ継手部 上段水平材 下流柱材 上流柱材 下段水平材 リブ 基礎コンクリート打設位置 ベースプレート 根入れ基礎部 691 11-36 防災対策商品 鋼製スリットえん堤T型 日鐵住金建材(株) 概要 鋼製スリットえん堤T型は、梁材の両端部を鞘管構造とし、3面支持に することによって、合理化された形状の平面構造です。これにより、損 傷を受けた場合の部材交換や除石・除木等の維持管理等、メンテナン ス性に優れた鋼製透過型砂防堰堤です。 冗長性(リダンダンシ―) 鋼製スリットえん堤T型 経済性 メンテナンス性 特長 1. 冗長性(リダンダンシー) 鋼製フレームはボルト接合された一体構造であるため、土石流等の 衝撃に対して、全体で抵抗する構造です。また、鋼管フレームが局 所的に破損した場合においても全体の崩壊に繋がらないため、高い 冗長性を有します。 2. メンテナンス性 梁材および柱材が、各パーツで分割された部材構成のため、部分的 な補修・交換が可能です。 詳細図 ④ 部材交換の完了 部材の取り外し ① 部材の損傷 ③ 基礎部柱材交換 ②a部材の取り外し ③ 基礎部柱材交換 a 詳 ランジボルトを緩めクレーンにて部材を取り外す) 非越流部コンクリート 梁材 (フランジボルトを緩めクレーンにて部材を取り外す) (既存部材の再取り付け) 新規交換部材 損傷した柱材の切断 グラインダー仕上げ 損傷部材 損傷部材 梁材 差し込み 取り外し 部材 外し 損傷部材 柱材 a 既存部材 再取付け 損傷した柱材の切断 グラインダー仕上げ 新規交換部 差し込み 新規部材 再取付け a ※ 特許取得済 ※ 特許取 a 詳細図 ④ a 詳細図 ④ 部材 部材の損傷② 部材の取り外し ② 部材の取り外し ③ 基礎部柱材交換 ③ 基礎部柱材交換 部材交換の完了 (フランジボルトを緩めクレーンにて部材を取り外す) (フランジボルトを緩めクレーンにて部材を取り外す) クリート 非越流部コンクリート 梁材 梁材 損傷部材 梁材 材 損傷部材 損傷部材 梁材 取り外し 損傷部材 取り外し a 新規交換部材 損傷した柱材の切断 損傷した柱材の切断 グラインダー仕上げ グラインダー仕上げ 差し込み (既存部材の再取り付け) (既存部 新規交換部材 既存部材 再取付け 新規部材 再取付け a ※ 特許取得済 既存部材 再取付け 差し込み 新規部材 再取付け ※ 特許取得済 3. 経済性 平面格子構造により、使用鋼材量を大幅に削減できるため、コスト 縮減に貢献します。 692 防災対策商品 11-37 基本構造 適用範囲 施設規模諸元 2.0∼12.0m 鋼製部高さ 3.0m∼ 透過部幅(水通し幅) 3.0m∼8.0m バットレス径間 バットレス幅 最小3.0m 梁材 φ500mm∼ 鋼管 柱材 φ400mm∼ (中空鋼管STK490) 横材 φ190mm∼ 部材仕様 部材名 梁材 柱材 横材 部材仕様 使用鋼材 一般構造用炭素鋼鋼管 プレート類 溶接構造用圧延鋼材 補強材 一般構造用圧延鋼材 材料 JIS G 3444 (STK490) JIS G 3106 (SM490A) JIS G 3101 (SS400) 693 11-38 防災対策商品 SBウォール工法 日鐵住金建材(株) SBウォール(Steel wall or Concrete Block wall)工法は、INSEM工法 (「現地発生土」又は「現地発生土とクラッシャランと混合したもの」 を主材料とし、「セメント」と「水」を混合して締固める工法)や L.U.C.工法(「クラッシャラン」を主材料とし、「セメント」と「水」 を混合して締固める工法)により構築した堤体内部材を上下流の外部 保護材(上流壁面材は軽量鋼矢板、下流壁面材はコンクリートブロッ ク)で保護することにより、土石流対策堰堤、砂防堰堤等に要求され る耐摩耗性、耐衝撃性、耐久性及び景観性を向上させ、コスト縮減お よび現地発生土砂の有効活用による建設環境の向上を図りながら、設計 施工を合理化する工法です。 主な特長 1.施工性の向上により、工期の短縮が図れます。 2.設置箇所周辺の自然環境や現地の条件により、修景ブロックの使 用等、周辺の景観との調和を図ることができます。 3.現地発生土砂活用フローにより、効率的に現地土砂の有効活用が 図れます。 4.内部材の主材料として現地発生土砂やクラッシャランを使用する ことで、従来の重力式コンクリート堰堤と比較してコスト縮減が 図れます。 5.上流外部保護材(軽量鋼矢板)を配し、土石流対策堰堤として、 コンクリート砂防堰堤と同等レベルの耐衝撃性を有しています。 上流外部保護材 (軽量鋼矢板) 下流外部保護材 694 防災対策商品 11-39 鋼板セルえん堤 日鐵住金建材(株) 「鋼板セルえん堤」とは、鋼製のセグメントを組み上げた鋼殻と中詰 土砂で円筒体のセルを構築する重量式堰堤です。 セルの配置は自在で、透過型にも不透過型にも対応可能です。 特長 1. 工期の短縮が可能 鋼製セグメントは工場で製作されるため、現場施工量が大変少な く急速施工できます。 2. 省力化が図れる 小型のクレーン車と少人数で組み上がるため、省人化に貢献でき ます。 3. 現地発生土砂の利用が可能 中詰材に粒径の制約がなく河床材を利用できるため、材料調達が 容易です。 4. 鋼製セグメントによる堅牢な構造物を構築 鋼製セグメントは高力ボルトで接合する為、中詰後に目開き・は らみ等がほとんどなく鋼殻を構築できます。 部材仕様 セ グ メ ン ト 部材名称 胴板 円周継手フランジ (水平方向継手フランジ) 円周鉛直継手フランジ (鉛直方向継手フランジ) 縦リブ、補強板 裏面補強板、スチフナー 高力ボルト 材料 JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材 SM490A JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 SS400 (社)日本道路協会 構造用トルシア形高力ボルト・ 六角ナット・平座金のセット S10T 鋼板セルえん堤の構造 鋼製セグメントの単体構造 蓋コンクリート 鉛直方向継手フランジ 鋼製セグメント 中詰材 縦リブ 水平方向継手フランジ 均しコンクリート ボルト孔 胴板 根巻きコンクリート (または埋め戻し土) 695 11-40 防災対策商品 鋼製自在枠 日鐵住金建材(株) 鋼製自在枠(工)は渓間工事や山腹工事、又一般の土木工事の際に 鋼製の枠組の中に石材を詰め込んで、外力に抵抗させようとする枠 工に自在性を加えたものです。 特長 1. 基礎工事に対する適応性が高い 所定の地盤支持力が確保されれば岩盤層まで掘削する必要がありません。従って床掘量が減少 され工期の短縮が図れます。 可撓性があるため、ある程度の不同沈下にも対応でき、施工の可能性を拡大しました。 2. 工事規模、地形の変化に柔軟に適応できる構造 ユニット部材の組合わせによって、工事の規模に適応ができ、部材の継手が自在となっている ので、地形の変化にも対応できます。 3. 取扱い、組立てが容易で工期短縮が可能 構造部材の加工は全て工場で行い、現場では枠の組立て、石詰等の簡単な作業だけを行えばよ く、少人数で施工できます。冬季間の施工が可能で施工時間の大幅な短縮と省力が可能です。 4. 現地における運搬が容易 治山工事の現場の場合、地形的に材料の運搬が困難な場合が多く、運搬設備に経費を要するこ ととなります。鋼製自在枠は組立て構造であり、各パーツは軽量化され現地における運搬を容 易に行うことができ、経費の削減が図れます。 5. コンクリートに比べて透水効果あり 透水効果を有するため地すべりの原因となる施設背面の地下水位の上昇を抑えることができます。 ※ ※ 壁幅大1500 幅 00 控 1000∼最 控壁0∼最 ※安定計算により算定 大15 最小 最小100 100ピッチ ※ ※ 控壁幅大1500 L:2000 幅 0∼最 壁 控 ※安定計算により算定 00 最小100 天端幅 最小1000∼最大15 幅 天端500 B:1 蓋スクリーン 柱スクリーン B:1500 100ピッチ ブレー L:20ス00 ブレー 継ぎ ス フレーム 1:0.2 柱スクリーン H:2000∼ H:2000∼ 1:0.2 00 00 150 前壁 柱フレーム 控壁 柱フ 底スクリーン ブレース 底スクリーン 控壁 底スクリーン 片ノリ土留めタイプ 片ノリタイプ L:20 00 蓋スクリーン ン 継ぎフレーム 片ノリ土留めタイプ 上下流スクリーン L:200 0 蓋スクリーン 柱フレーム H:∼4000 H:2000∼ 柱フレーム ブレース 底スクリーン 片ノリ土留めタイプ 696 上下流 上下流スク ブレース 前壁 底スクリーン 片ノリタイプ ぎフレーム レーム 蓋スクリーン 蓋スクリーン 柱フレーム スクリーン 150 水平フレーム L:20 L:20 スクリーン 継ぎ フレーム 上下流スクリーン 水平フレーム 上下流スクリーン つなぎフレーム 水平フレーム つなぎフレーム 水平フレーム H:∼4000 H:∼4000 基本構造 蓋スクリーン 底スクリーン ブレース 水平フレーム 砂防タイプ 水 防災対策商品 11-41 適用範囲 渓間工・山腹工には片ノリタイプが適し、土留工・護岸工には片ノリ土 留タイプが適しています。また砂防分野における床固工・土留工等に 鋼製自在枠を適用する際は、砂防タイプを用いるものとします。 項目 種類 断面の構成 片ノリタイプ 片ノリ土留タイプ 砂防タイプ 台形と短形の組み合わせ 台形 台形と平行四辺形の組み合わせ 構造の考え方 外力に対して鋼材の強度で抵抗 外力に対して鋼材の強度で抵抗 外力に対して鋼材の強度で抵抗 適用工種 土留工 治山ダム 護岸工 土留工 護岸工 流路工 約24° 約29° 許容沈下量 土留工 砂防えん堤※ 護岸工 8cm 許容角度 約24° ※土石流対策としては、基本的に適用しません。土石流衝撃力等に耐え得る構造とするか、直接構造物に衝撃力が 加わらないように盛土等による緩衝材を併用します。 部材仕様 名称 柱フレーム 使 用 鋼 材 片ノリタイプ 片ノリ土留タイプ H250X125X6X9 H125X125X6.5X9 砂防タイプ※ 材料 塗装 特殊アクリル系塗料 JIS G 3101 (銘柄:ニットコートDP) 1回塗り (SS400) 継フレーム [125X65X6X8 [125X65X6X8 [150X75X6.5X10 水平フレー [125X65X6X8 ム [80×50×6×6 (冷間加工) [125X65X6X8 JIS G 3101 (SS400) S型L50×50×6 G型[50×50×6 (冷間加工) [50X50X6 JIS G 3101 (SS400) スクリーン材 [50X50X6 (冷間加工) 表面処理 H194X150X6X9 JIS G 3101 H150X150X7X10 (SS400) 溶融亜鉛めっき (JIS H 8641)HDZ55 JIS B 1180 溶融亜鉛めっき (4.6) (JIS H 8641)HDZ35 ボルト・ ナット・ M16 平ワッシャー M16 M16 M20 テーパー ワッシャー 2分用 3分用 2分用 JIS G 5502 溶融亜鉛めっき (FCD450(JIS H 8641)HDZ35 10) 中詰流出 防止材 XS-43 XS-43 XS-43 JIS G 3131 溶融亜鉛めっき (SPHC) (JIS H 8641)HDZ55 JIS B 1186 溶融亜鉛めっき (F8T) (JIS H 8641)HDZ55 ※砂防堰堤の土石流対策としては、使用する最小の部材を表記しています。構成部材は、現地条件に基づき決定し ます。 697 11-42 防災対策商品 形状と名称及び標準設計 片ノリ型 ●片ノリ型はフレーム材にH形鋼、溝形鋼を使用し、下流側に2分の 法をつけてあります。 ●渓間工、山腹工等広い用途に適応します。 形状・名称 袖高さを1.0m∼2.0mまで10cm刻みで標準対応 控壁幅を1.0m∼1.5mまで10cm刻みで標準対応 標準設計 2500∼3000 (100刻み) 1700 1000 ∼1500(100刻み) 1500 100 155 150 100 2000 H250×125×6×9 [125×65×6×8 6000 2000 [125×65×6×8 袖部高さ [125×65×6×8 2 100 150 155 h 2000 2 [125×65×6×8 ※袖部高さは 10cm刻みで 設計対応い たします。 100 1000 (単位:mm) H ∼1500 (100刻み) 2700 3700∼4200 (100刻み) 3900∼4400 (100刻み) B 前壁 控壁 改良タイプは、控壁幅を1.0m∼1.5mの範囲で10cm刻みで対応する ことで多くの標準断面を提供でき、これまで以上に経済的な断面を 選択することが可能です。 698 防災対策商品 11-43 片ノリ型土留タイプ ●片ノリ型土留タイプはフレーム材にH形鋼・溝形鋼を使用し下流側 に3分の法をつけてあります。 ●主として山腹工に使用します。 L:20 00 壁高 断面形状 壁高 断面形状 1.0 0.3 3.5 m 1: 2.0 2.05 1.0 1.75 4.0 m 1: 0.3 2.5 m 1.0 1.5 2.5 1.0 2.0 2.0 4.0 0.3 1: 1.6 1: 0.3 1:0.3 H:2000∼ 4000 1.0 2.0 m 1.5 2.0 3.5 000 B:1 2.2 継ぎフレーム 3.0 m 1.0 2.0 3.0 ブレース 柱フレーム スクリーン 水平フレーム 1: 0.3 1.0 1.9 ※底スクリーンはイラストでは削除してあります。 鋼製自在枠片ノリ土留タイプ・標準設計シリーズ 壁高 2.0m 2.5m 3.0m 3.5m 4.0m 背面土の内部 摩擦角φd 背面傾斜角 β 滑動に対する 最大地盤反力 安全率Fs Qmax 25° 22° 1.54 39KN/m 30° 29° 1.53 38KN/m 35° 34° 1.76 35KN/m 25° 18° 1.53 51KN/m 30° 27° 1.52 49KN/m 35° 34° 1.53 48KN/m 25° 14° 1.50 62KN/m 30° 24° 1.53 59KN/m 35° 32° 1.58 56KN/m 25° 9° 1.50 76KN/m 30° 21° 1.52 73KN/m 35° 31° 1.52 72KN/m 25° 3° 1.51 86KN/m 30° 18° 1.51 84KN/m 35° 29° 1.53 83KN/m 鋼材質量 中詰体積 (参考) 2 2 246k /m 2.60m /m 3 2 2 2 326k /m 3.44m /m 3 2 2 2 366k /m 4.35m /m 3 2 2 2 417k /m 5.34m /m 3 2 2 2 457k /m 6.40m /m 3 2 (注)m当たりの鋼材質量は、S型(石礫タイプ)の延長30mより算出 699 11-44 防災対策商品 河川鋼製護岸枠 日鐵住金建材(株) 鋼材(形鋼)で形成した枠の中に詰石をして護岸を構成するもので、 環境にも配慮し、自在性があり、急勾配対応可能な、多自然型鋼製護 岸枠です。基礎や、積み上げの方式により「根固型」、「突込型」、「段 積型」の3タイプがあります。 【用途】 ●河川上流域の護岸 ●地すべり地域における流路工 ●砂防堰堤流路工(前庭保護工除く) 特長 1.形鋼を使用しているので、従来のかご系の護岸に比べ、高い強度を 持っています。 2.自在性があるため、基礎地盤に対する適応性が高い製品です。 3.連続一体型構造であるため、多少の変形を起こした場合でも護岸と しての機能が損なわれることはありません。 4.急勾配対応が可能です。 5.多孔質な空間のできる構造 です。 6.中詰材に現地発生材やコン クリート廃材も使用でき、 法面の植生も可能です。 7.組立が簡単で、工期の短 縮、省力化が可能です。 8.溶融亜鉛めっきを施 しているので、耐久 性に優れています。 700 防災対策商品 11-45 スロープ枠 日鐵住金建材(株) 溶接金網パネルと接続コイル等で形成された枠の中に詰石をして、段 積とは異なり連続した法面を構成し、急勾配対応可能な多自然型護岸 です。 【用途】 ●河川上流域の護岸 ●地すべり地域における流路工 ●砂防堰堤流路工(前庭保護工除く) ●土留擁壁 特長 1.溶接金網を使用しているので、形状はシンプルで、軽量です。 2.連続一体型構造であるため、多少の変形を起こした場合でも護岸 としての機能が損なわれることはありません。 3.急勾配対応が可能です。 4.施工は簡単です。また、工期の短縮、省力化が可能です。 5.多孔質な空間のできる構造です。 6.勾配がついているので、景観に優れており、法面の植生も可能です。 7.溶融亜鉛めっきを施しているので、耐久性に優れています。 接続コイル φ5 上蓋パネル φ6 背面パネル φ6 (最下段以外) 500 (法長) 1:0 .5 55 9 1,000 (直高) フック部により 上下パネルを連結 2,0 0 0 背面パネル φ6 (最下段用) 2,0 0 0 線径 φ6 網目100×100 前面パネル φ6 (最下段用) 底面パネルφ6 梁材 φ9 端部パネル φ6 フレーム材 φ9 701 11-46 防災対策商品 カゴ枠 日鐵住金建材(株) 簡易な土留擁壁です。溶接金網をカゴ状に折曲げ、丸鋼を枠として補 強したシンプルな構造をしています。 特長 1.部材はすべて規格化されているので計画が容易です。 2.部材が軽量でワンタッチ機構なので施工が迅速です。 3.曲線部にも自由な対応ができます。 4.現地発生土砂が利用できます。 5.植生シートによる緑化が可能です。 6.土留擁壁・山腹工など広範囲に使用可能です。 部材リスト 概要図 702 防災対策商品 11-47 大型カゴ枠 日鐵住金建材(株) 大型カゴ枠は、従来カゴ枠が特長としている軽量シンプルな構造と、 簡単に現場施工出来るという利点を活かし、これをやや大型に強力な ものにと、改良発展させたものです。 特長 1.軽量シンプルな構造 アングルの枠組みに丸鋼補強の溶接金網のカゴを取付け、簡単に 組立てられます。 2.簡便な施工性 部材は全て規格化されている上に軽量なので運搬にも便利、施工 も簡単です。 3.工期の短縮 徹底した省力化を基本とした設計により工期の大巾短縮が可能です。 4.優れた透水性 中詰材には割栗石などを使用しているので、透水性に優れ、法面 の安定や地盤の改良や小規模な堰堤などに効果的です。 組立図 端部枠 0 00 3 0, 50 ,2 00 斜材 中間梁材 後面枠 20 = W H=1000 上部梁材 前面枠 L= L= 100 50 0 0) ( ) 枠 0) 面 100 ) 後 ( 00 ( 2000 0(10 500) ) ) Kー 250 0(1 ー 0 枠 面 000 K 30 前 (1 0) Kー ( 2000 (150 00) ー 00 15 K 25 0( Kー 300 Kー ■部材リスト (K-2000:奥行き2.0m) 部 材 名 前面枠(長さ×奥行×高さ) 前面枠(長さ×奥行×高さ) 後面枠(長さ×奥行×高さ) 後面枠(長さ×奥行×高さ) 上部梁材(長さ) 中間梁材(φ径×長さ) 斜材(φ径×長さ) ボルト・ナット(φ径×長さ) 端部枠(奥行×高さ) 上面枠(奥行×長さ) クリップ材 品番 F1100 F5100 B1100 B5100 H2000 J2000 S2000 K-1G E2000 HF20 K-1 寸法(mm) 1000×1000×1000 500×1000×1000 1000×1000×1000 500×1000×1000 2000 φ13×2080 φ13×2240 M16×40 2000×1000 2000×1000 単重(k ) 21.1 13.8 22.2 14.9 10.4 2.36 2.53 0.15 27.5 12.6 0.05 ※奥行き2.5m(K-2500) 、奥行き3.0m(K-3000)もあります。 703 11-48 防災対策商品 L型メッシュウォール 日鐵住金建材(株) 丈夫で簡易な鋼製L型擁壁です。林業専用道や森林作業道の土留に適 しています。 特長 1. 軽量シンプルな構造であるため、運搬・据付が容易であり、山間 傾斜地での施工性に優れます。 2. 裏込めに現地発生土砂を活用できるので、フトンカゴと比べ材料 費(石礫)と運搬コストが軽減できます。 3. 特殊技術を必要とせず、施工が極めて簡単なので迅速施工が図れ ます。 4. 直線・曲線の配列も自由にでき、ヘアピンカーブにも容易に対応 できます。 5. 植生シートにより緑化が可能となり、自然景観保全にも効果的で す。 概要図 端部ジョイントプレート 端部メッシュ L型メッシュ 水平メッシュ ボルト・ナット 高さ 1000mm ジョイントプレート 斜材 連結コイル 長さ 10 0 0 mm 長さ 10 0 0 000 き1 奥行 mm 部材リスト(LM1000) 部材名称 L型メッシュ 部材記号 L1000 斜材 mm 寸法(mm) 単位質量(k ) LS1000 1,000×1,000×1,000 Φ13×1,258(PL-6付) 21.9 1.59 ジョイントプレート ジョイントプレート端部用 水平メッシュ JP JP-T SM1200 PL-6×220×130 PL-6×110×130 900×1,255 端部メッシュ 連結コイル ボルトナット(1W付) 植生シート もれ止めシート TM1000 KTR 1,010×1,010 Φ5−Φ50×300 @75 0.79 0.48 5.11 4.92 0.11 B-1G KS113 R-M又はR-S M16×40 1,000×1,200 500×1,100 0.15 − − 704 防災対策商品 11-49 グリーンウォール 日鐵住金建材(株) エキスパンドメタルをL型に加工した軽量ユニットを、相互にかみ合 わせ、現地土砂を中詰材として充填するだけで構築できる、簡易鋼製 土留壁です。 特長 1.資材が軽量のため人力運搬ができるので、道路状況が不利な所で も人力で容易に搬入できます。 2.ユニット内へ充填する土砂は現場で発生する掘削土が利用できま す。したがって捨土など残土処理の必要がありません。 3.組立は非常に簡単で特殊な技術を必要としません。また、土砂の 中詰め作業は人力でも、バックホーなどの機械力を使用しても行 えます。 4.ユニット後部の背面板の長さを適宜調節することにより、簡単に 曲線設置ができます。 5.植生が容易で自然環境の保持が可能です。 種類 製品番号 標準ユニット寸法(mm) 有効高さ 奥行 GW06 500 GW09 500 600 900 GW12 500 1,200 前面金具 固定金具 間隔材 標準ユニット 40 0 グリーンウォール概要図 500 10 背面板・基礎マット 00 奥行 705 11-50 防災対策商品 鋼製えん堤 日鐵住金建材(株) 鋼製えん堤は、スクリーン(透過機能)を期待する透水ダムです。 特長 1. 有害な石礫の抑止、流木止めに優れた効果を発揮 鋼製えん堤は、強固なバットレス材と、水平に間隔をあけて取り付ける 壁材とからなり、水は透過させ、有害な土砂、石礫、流木をカットします。 2. 理水機能に優れている 透水性であることにより、伏流化した流水を徐々に落下させる等、堆砂 に理水機能を期待することができます。 3. 一種の重力ダムで、安定性に優れている 鋼材の強さと、基礎コンクリート、堆砂の重量とを安定要素とする構造 物ですが、スクリーン効果によって、事実上水圧はほとんど作用しない ことから、有利な基本形状と高い安定性が得られます。 4. 取扱い、組立てが容易で工期短縮と省力化が可能 組立ては現場でボルト接合により行いますので、少人数で施工でき、工 期が著しく短縮されます。 型式 鋼製えん堤は、下図に示すように、主構としてH形鋼を 人 の字形 に組立てたフレームを2.0m間隔に配置して、その前面にH形鋼をスク リーン状にならべたバットレスタイプが標準化されております。主に 上流壁面にのる堆砂の重力作用によって、えん堤の力学的安定性を保 つように計算されております。 H H' H 2 下流フレーム 1:0:1 1:0 :6 H 2 0.20 基本構造 中間フレーム B 部材仕様 部材名 バットレス材 壁材 ブレース 堤冠材 接合プレ−ト ベースプレ−ト スチフナー 取付ボルト(高力ボルト) 取付ボルト アンカーボルト 706 0.20 上流フレーム 1スパン ℓ=2.0m 材料 JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材 SM490YA JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 SS400 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 SS400 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 SS400 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 SS400 JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット ・平座金のセット F8T JIS B 1180 六角ボルト 4.6 JIS B 1181 六角ナット 4 JIS B 1256 平座金 並形 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 S35C 防災対策商品 11-51 落石防止壁 日鐵住金建材(株) 落石防止壁は、斜面を落下する落石を阻止する為に、斜面の途中・ 下部に設置し、落石の衝撃を分散・減少させます。 特長 1.長年の経験による合理的な設計、耐力のすぐれた鋼材(SM490) 等安全性抜群です。 2.プレハブ化が徹底しており、取扱いが容易で、少人数で施工可能。 工期短縮にもなります。また、現場に応じた色彩、形状が自由に選 択でき、自然によくマッチします。 型式 落石防止壁(標準設計シリーズ) 型 式 入 型 山 腹 入 型 山腹入型・ 独立基礎タイプ 直 立 型 種 類 入 25-1 入 25-2 入 35-1 入 35-2 山腹入 35-1 山腹入 35-2 山腹入 35-3 山腹入 40-1 山腹入 40-2 山腹入 40-3 山腹入 45-1 山腹入 45-2 山腹入 45-3 山腹入 35-1D 山腹入 35-2D 山腹入 40-1D 山腹入 40-2D 山腹入 45-1D 山腹入 45-2D GI-25-1 GI-25-2 GI-25-3 GI-30-1 GI-30-2 GI-30-3 壁高 (壁長) 斜面勾配 2.5m 3.5m 20° ∼ 35° 2.5m 40° 45° 35° 2.5m 40° 45° 2.5m 35° ∼60° 3.0m 落石衝撃力 主構ピッチ ∼176kN ∼314kN ∼176kN ∼314kN ∼147kN ∼324kN ∼441kN ∼147kN ∼324kN ∼441kN ∼147kN ∼324kN ∼441kN ∼176kN ∼314kN ∼176kN ∼314kN ∼176kN ∼314kN ∼50kN ∼110kN ∼190kN ∼50kN ∼110kN ∼190kN 3.0m 2.0m 3.0m 2.0m (注)標準設計シリーズ以外のタイプについてはその都度対応します。 707 11-52 防災対策商品 組立図 落石防止壁 入型 山腹入型・独立基礎タイプ 708 山腹入型 直立型 防災対策商品 11-53 なだれ防止柵 日鐵住金建材(株) なだれ防止柵は、なだれの発生区に設置し、なだれを未然に防ぐた めの柵状の施設で、全層なだれ・表層なだれともに防止します。 特長 1.主材料には高強度のH形鋼(SS490)、角パイプ(STKR490)を 使用し、軽量化を計るとともに、経済効果を十分発揮します。 2.組立ては、全てボルト接合で完全プレハブ化が計られております。 3.柵の構成は、端部スパンと中央スパンからなり、柵長を自由に選 択できます。 4.設計条件ごとに施工性を十分考慮した標準設計が完備しています。 標準設計シリーズ B A 型 設 計 条 式 連続 積雪深 積雪密度 斜面角度 (m) (kN/m3) ( ° ) 2.0 N B 型 C 件 2.5 3.0 3.5 4.0 3.5 35 40 45 50 35 40 45 50 35 40 45 50 35 40 45 50 35 40 45 50 種 連続 連続 単独 単独 単独 類 NB2035-A NB2040-A NB2045-A NB2050-A NB2535-A NB2540-A NB2545-A NB2550-A NB3035-A NB3040-A NB3045-A NB3050-A NB3535-A NB3540-A NB3545-A NB3550-A NB4035-A NB4040-A NB4045-A NB4050-A 種 類 NB2035-B NB2040-B NB2045-B NB2050-B NB2535-B NB2540-B NB2545-B NB2550-B NB3035-B NB3040-B NB3045-B NB3050-B NB3535-B NB3540-B NB3545-B NB3550-B NB4035-B NB4040-B NB4045-B NB4050-B 種 類 NB2035-C NB2040-C NB2045-C NB2050-C NB2535-C NB2540-C NB2545-C NB2550-C NB3035-C NB3040-C NB3045-C NB3050-C NB3535-C NB3540-C NB3545-C NB3550-C NB4035-C NB4040-C NB4045-C NB4050-C 709 11-54 防災対策商品 マリンバリア 日鐵住金建材(株) 各自治体の防潮堤建設のニーズに対応するべく、軽量な角形鋼管に よる鋼製パネルと、透光性のある透光パネルを用いたパネル式防潮 堤を開発しました。 特長 1. 取扱い、組立てが容易で工期短縮と省力化が可能 構造部材の加工は、全て工場で行います。 現場の作業は、①支柱の建込み、②パネルの取付け、③固定金具 の取付けのみです。 小型施工機械で施工が簡単です。 コンクリートに比べ工期の短縮および省力化が可能です。 2. 採光と景観の確保が可能 パネルの一部もしくは全体に透光パネルを適用することで採光と 景観の確保が可能です。 3. 基礎構造の制約が少ない 支柱部の構造は、 「埋め込み方式」、「アンカーボルト方式」、「杭 方式」のため、基礎構造の制約がありません。 基本構造 透光パネル 支柱 (H形鋼) 鋼製パネル 710
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