FKKフレシネー工法 総合カタログ 極東鋼弦コンクリート振興株式会社 ® 会社概要 社名 FKK 極東鋼弦コンクリート振興株式会社 (呼称:FKK) 本 社 〒104-0045 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル6階 代 表 : TEL 03-6226-4621 営業部 : TEL 03-6226-4631(ダイヤルイン) FAX 03-6226-4632 事業所 機材センター/技術部 代表者 設立 資本金 FKKフレシネー 〒254-0807 神奈川県平塚市代官町37番31号 機材センター : TEL 0463-21-4756 技 術 部 : TEL 0463-21-4757 (ダイヤルイン) FAX 0463-21-4903 代表取締役社長 藤田 堯雄 1952年(昭和27年)7月 2億3千万円 FKKフレシネーファミリー構成会社 FKKフレシネー技士有資格者数 : 69社 (‘14.7.1現在) : 7,423名 ('14.7.1現在) ● プレストレストコンクリート用資機材の製造・販売・開発・技術協力 ● FKKフレシネー工法定着具の製造・販売、緊張用ジャッキ他の賃貸 営業種目 内ケーブル、外ケーブル用 エクストラドーズド橋斜ケーブル、LNG低温タンク、高強度PC鋼材用 シングルストランド定着具Eco’s ● フラットジャッキ用資機材の製造・販売・技術協力 ご挨拶 FKK FKKは、1952年(昭和27年)7月、フレシネー工法によるプレストレストコンクリート(PC)技術の振興・普及・発展を目 的として設立されました。当時、PC技術は未知の技術でありましたが、PCの原理特許の所有者であった仏国・フレシ ネーインターナショナル(FI)社(当時S.T.U.P社)との技術提携により、この新しい技術を初めて日本に導入し、その工業 化に成功しました。 引き続き、FKKはこの技術の研究・開発・発展に努め、被覆PC鋼より線用定着具、その緊張機器、プラスチック製シー ス、樹脂製(半透明)グラウトキャップ、エクストラドーズド橋用定着具、高強度PC鋼より線用定着具、外ケーブル用保護 管FiTs(半透明)等、多くの製品を開発してきました。 更に、環境分野においては、再生材の有効活用や製品の軽量化などを通じ、天然資源の消費抑制ならびに環境負荷 低減を図り、資源循環型社会の構築に貢献できる製品の開発に取り組んでおり、現在までシングルストランドシステム Eco’sと環境対応型緊張機器Eco’sを製品化しております。なお、この取組みにより製品化されたものをエコシリーズ 「Eco’s」と呼んでおります。 また近年では、高度成長期以降に整備された社会資本が、今後急速に老朽化すると強く懸念されております。PC構 造物においても、その多くが高齢化を迎えるなかで、これらを適切に維持管理・更新に必要となる補修・補強に関する 新しい技術が求められています。FKKではPC構造物の長寿命化および新設構造物の維持管理費の削減を図る商品と して、錆びない炭素繊維複合材ケーブル用の定着具を開発し、本誌に紹介しております。 一方、FKKは施工の確実さ安全性を期するため、フレシネー技士制度を設け、設計・施工技術者の養成にも力を注い でまいりました。その中で、関係各位のご理解・ご努力にも支えられ、橋梁はもちろんのこと、大型容器(LNGタンク等)、 建築構造物、モノレール軌道桁、防災構造物等多くの分野に採用され、本工法の高い普及率を維持しております。 このようにFKKは皆様のニーズに応えながら、さらなるPC技術の発展、新しい技術の開発に努めてまいります。 定着システム システム マルチストランド システム Vシステム FKK 引張 荷重 降伏点 荷重 (mm2) 緊張材の 質量 (kg/m) ※4 (kN) (kN) シースの 標準内径 (mm) ※2 1,300 (130t) 690.97 5.418 1,281 1,092 12S12.7B 2,200 (225t) 1,184.52 9.288 2,196 12T15M319 12S15.2B 3,200 (320t) 1,664.4 13.212 7V13 7S12.7B 1,300 (130t) 690.97 12V13 12S12.7B 2,200 (225t) 12V15 12S15.2B 19K15 緊張材の 共通表示 (土木学会) ※1 引張能力の 共通表示 (kN) 7T13M130 7S12.7B 12T13M220 緊張 定着具の 呼称 緊張材の 断面積 緊張装置(標準) ジャッキ ポンプ 55 S9型 LEP型 1,872 65 (70) S6型 LEP型 3,132 2,664 75 (80) SF型 LEP型 5.418 1,281 1,092 55 S9-V型 LEP型 1,184.52 9.288 2,196 1,872 65 (70) S6-V型 LEP型 3,200 (320t) 1,664.4 13.212 3,132 2,664 75 (80) SF-V型 LEP型 19S15.2B 4,950 (505t) 2,635.3 20.919 4,959 4,218 95 K-500型 LLEP型 27K15 27S15.2B 7,050 (720t) 3,744.9 29.727 7,047 5,994 105 K-800型 LLEP型 12E-TC15 12S15.2B 3,200 (320t) 1,664.4 13.212 3,132 2,664 - TC-260型 LEP型 19E-TC15 19S15.2B 4,950 (505t) 2,635.3 20.919 4,959 4,218 - TC-410-250型 TC-410-300型 LLEP型 27E-TC15 27S15.2B 7,050 (720t) 3,744.9 29.727 7,047 5,994 - TC-600型 LLEP型 12E-TC15ED 12S15.2B 3,200 (320t) 1,664.4 13.212 3,132 2,664 - TC-260型 LEP型 19E-TC15ED 19S15.2B 4,950 (505t) 2,635.3 20.919 4,959 4,218 - TC-410-250型 TC-410-300型 LLEP型 27E-TC15ED 27S15.2B 7,050 (720t) 3,744.9 29.727 7,047 5,994 - TC-600型 LLEP型 モノグループ システム 外ケーブル Eシステム エクストラ ドーズド橋用 定着システム -1- 定着システム システム 緊張 定着具の 呼称 FKK 緊張材の 引張能力の 共通表示 共通表示 (土木学会) (kN) ※1 引張 荷重 降伏点 荷重 (mm2) 緊張材の 質量 (kg/m) ※4 (kN) (kN) 緊張材の 断面積 シースの 標準内径 (mm) ※2 緊張装置(標準) ジャッキ ポンプ 1T18 1S17.8 390 (40t) 208.4 1.652 387 330 28 (32) FK-33型eco SEP型eco 1T19 1S19.3 450 (50t) 243.7 1.931 451 387 28 (32) FK-50型eco SEP型eco 1T22 1S21.8 570 (60t) 312.9 2.482 573 495 35 (38) FK-50型eco SEP型eco 1T29 1S28.6 950 (100t) 532.4 4.229 949 807 45 FK-75-150型eco FK-75-300型eco SEP型eco 1T22eco 1S21.8 570 (60t) 312.9 2.482 573 495 35 (38) FK-50型eco SEP型eco 1T29eco 1S28.6 950 (100t) 532.4 4.229 949 807 45 FK-75-150型eco FK-75-300型eco SEP型eco 12VC13 12S12.7 2,200 (225t) 1,184.52 9.288 2,196 1,872 75 S6-VC型 LEP型 12TC15 12S15.2B 3,200 (320t) 1,664.4 13.212 3,132 2,664 85 TC-260型 LEP型 12TC15.2H 12S15.2 - 1,664 13.212 3,768 3,204 - TCH-410型 LLEP型 12TC15.7H 12S15.7 - 1,800 14.160 4,020 3,420 - TCH-410型 LLEP型 12E-TC15.7H 12S15.7 - 1,800 14.160 4,020 3,420 - TCH-410型 LLEP型 19E-TC15.7H 19S15.7 - 2,850 22.420 6,365 5,415 - TCH-600型 LLEP型 シングル ストランド システム エコシリーズ 被覆PC 鋼より線用 定着システム 高強度PC 鋼より線用 定着システム※3 ※1 緊張材の共通表示の項,B,の記号はJIS G 3536のB種PC鋼材を表す。無印は同JIS規格品。 ※2 シースの標準内径の項,カッコ内数値はPC鋼材を後挿入で施工する場合の値を示す。ただし、シングルストランドシステムの 項ではカッコ内数値は後付型支圧板を,無印は埋込型支圧板を使用する場合を示す。 ※3 高強度PC鋼より線のJIS規格は制定されていない。 ※4 緊張材の質量には被覆材の質量を含まない。 -2- 緊張定着具 FKK マルチストランドシステム マルチストランドシステムは、複数本のPC鋼より線を1組のコーンにより定着するシステムで、雄コーン・雌コーン・ 支圧板・コーンジョイント(ガイドコネクション)・グラウトキャップより構成されています。汎用性に富み最も使用実績 の多い定着システムです。 7T13M130 12T13M220 12T15M319 (単位:mm) 種別 雄コーン 雌コーン 支圧板 コーンジョイント ガイドコネクション 7T13M130 φ62×96 φ114×96 □190×26 φ150×80 12T13M220 φ84×96 φ140×98 □240×40 φ175×92 □270×34 φ145×350 12T15M319 φ94×125 φ168×130 グラウトキャップ 詳細別項参照 P.4参照 ※ 12T13M220,12T15M319には樹脂製グラウトキャップがあります(別項参照)。 Vシステム Vシステムは、数本のPC鋼より線をウェッジにより個々に定着するシステムで、ウェッジ・定着ブロック・ガイド・グラウト キャップより構成されています。セット量が小さいため、短いケーブルへの使用が有効な定着システムです。 7V13 12V13 12V15 (単位:mm) 種別 定着ブロック ウェッジ ガイド 7V13 φ140×56 φ25×41 □190×205 12V13 φ162×47.5 φ25×41 □220×262 12V15 φ198×58.1 φ32×51 □260×324 グラウトキャップ 詳細別項参照 P.4参照 ※ 12V13,12V15には樹脂製グラウトキャップがあります(別項参照)。 モノグループシステム モノグループシステムは、複数本のPC鋼より線をウェッジにより個々に定着するシステムで、ウェッジ・定着ブロック・ ガイド・グラウトキャップより構成されています。大規模橋梁やLNGタンクなどの大型PC構造物に使用される定着シス テムです。 (単位:mm) 種別 19K15 定着ブロック ウェッジ ガイド 19K15 φ218×73 φ32×51 □340×390 27K15 φ280×85 φ32×51 □380×480 27K15 -3- グラウトキャップ 詳細別項参照 P.4参照 樹脂製グラウトキャップ NETIS登録:KT-060004-V 樹脂製グラウトキャップはホースニップルも含めナイロン樹脂製で 腐食しにくく、かつ半透明であることからグラウト注入時にキャップ 内の充填が確認できます。また、水密性に優れるため埋め込んで使 用することにより、腐食物質のダクト内への侵入を防止することが できます。 したがって、塩害対策などで特に耐久性を要求される場合に適し たグラウトキャップです。なお、本キャップはグラウト注入時にグラウ トキャップ補強板を必要としない構造となっています。 ナイロン製ホースニップル ホース内径φ19mm用 特殊Oリング ステンレス製取付ボルト(供給品) ※その他の定着具につきましてもニップルはエルボタイプにする事ができます。 また、1箇所追加(2口)することができます。 鋼製グラウトキャップ・グラウトキャップ補強板 鋼製グラウトキャップはホースニップルの取付位置により、C型、H型、K型の3種類に分かれます。 グラウトキャップ補強板は鋼製グラウトキャップ用で、グラウト注入時期が定着部後埋めコンクリート打設 より前になる場合に必ず使用するものです。グラウト硬化後は取り外し、再使用が可能です。 C型 H型 K型 (単位:mm) 種別 鋼製グラウトキャップ 7T13M130 Φ178×90 12T13M220 Φ202×100 12T15M319 Φ224×120 7V13 □180×90 12V13 Φ220×100 12V15 Φ258×110 19K15 Φ330×120 27K15 Φ380×125 鋼製グラウトキャップ グラウトキャップ補強板 ※ホースニップルの取付位置により,C型・H型・K型を選択することができます。 ※グラウトキャップ補強板は,賃貸品または販売品となります。 ※グラウトキャップ補強板を使用する際は、凸側(0.6mm)を支圧板及びガイドの方へ向けて取り付けて下さい。 -4- ケーブル接続具(カプラー) FKK テンションロット型カプラー + 接続用Vシステム定着具 NETIS登録:KT-090070-A テンシンロット型カプラーは、Vシステム用のケーブル 接続具で、ねじ加工を施した定着ブロックとテンション ロッドにより、圧着加工されたPC鋼より線を接続します。 グラウト注入時期により、TGタイプ(分割グラウトタイ プ)とTタイプ(一括グラウトタイプ)の2種類があります。 TGタイプ : 分割グラウトタイプ C12V13G + C12V13TG C12V15G + C12V15TG (単位:mm) 種別 接続用定着具 接続用定着ブロック ウェッジ ケーブル接続具 ガイド 圧着グリップ テンションロッド グリップ押え板 押え蓋 カプラーシース C12V13TG φ164×68 φ25×41 □220×262 φ25.5×55 φ150×228 φ171×84.5 φ172×54.3 φ218×490 C12V15TG φ198×86 φ32×51 □260×324 φ30.5×70 φ185×281 φ204×99.5 φ258×650 φ205×60 ※圧着グリップはPC鋼材メーカーでPC鋼より線端部に圧着加工されています。 ※押え蓋にはOリング小・大が付属され,テンションロッドにはプラグが付属されます。 ※ガイドにはホースニップルが付属され,接続用定着ブロックにはゴムパッキンが付属されます。 Tタイプ : 一括グラウトタイプ C12V13 + C12V13T C12V15 + C12V15T (単位:mm) 種別 接続用定着具 接続用定着ブロック ウェッジ ケーブル接続具 ガイド 圧着グリップ テンションロッド グリップ押え板 カプラーシース C12V13T φ164×68 φ25×41 □220×262 φ25.5×55 φ150×228 φ171×84.5 φ218×490 C12V15T φ198×86 φ32×51 □260×324 φ30.5×70 φ185×281 φ204×99.5 φ258×650 ※圧着グリップはPC鋼材メーカーでPC鋼より線端部に圧着加工されています。 -5- モノグリップ型カプラー モノグリップ型カプラーはマルチストランドシステム用のケーブル接続具であり、コネクターに設けた目視窓より PC鋼より線の接続状態を目視で確認することができます。モノグリップ型カプラー・カプラーシース・スペーサー リング・センタースパイラルより構成されています。 NETIS登録:KT-070041-V C12T13MH C12T15MH (単位:mm) 種別 接続用定着具の 種類 モノグリップ型 カプラー カプラーシース スペーサリング センター スパイラル C12T13MH 12T13M220 φ50×162 φ237×970 φ82.6×130 Φ37×50 C12T15MH 12T15M319 φ50×162 φ270×1,120 φ82.6×150 φ44×50 ※ 分割グラウトを行う場合は別途カプラーキャップが必要になります。FKKにご相談下さい。 テンションロット型カプラー + 接続用Vシステム定着具 C7V13 + C7V13T (単位:mm) 種別 接続用定着ブロック ウェッジ ガイド 圧着グリップ テンションロッド カプラーシース C7V13T φ140×56 φ25×41 □190×205 φ25.5×55 φ120×205.5 φ187×433 ※圧着グリップはPC鋼材メーカーでPC鋼より線端部に圧着加工されています。 -6- 固定定着具 (デッドアンカー) FKK エンドキャップ型 : ガイド方式 施工中にウェッジが外れないよう管状ばねを配置し、エンドキャップを取り付けることにより、個々のウェッジを 固定する構造となっています。定着ブロック・ウェッジ・ガイド・管状ばね・エンドキャップにより構成されています。 D7V13E , D12V13E , D12V15E D19K15E , D27K15E (単位:mm) 種別 定着ブロック ウェッジ ガイド 管状ばね エンドキャップ D7V13E φ140×56 φ25×41 □190×205 φ22/13×30 φ190×91 D12V13E φ162×47.5 φ25×41 □220×262 φ22/13×75 φ220×131 D12V15E φ198×58.1 φ32×51 □260×324 φ26/16×75 φ260×139 D19K15E φ218×73 φ32×51 □340×390 φ26/16×81 □330×149 D27K15E φ280×85 φ32×51 □380×480 φ26/16×81 □370×165 コンプレッショングリップ型 : 支圧板方式 コンプレッシングリップ型はPC鋼材メ-カーにて加工された圧着グリップを用い固定板により個々のPC鋼より 線を支圧板へ押えつける構造となっています。圧着グリップ・支圧板・トランペットシース・固定板・固定ボルトによ り構成されています。 D12T13C D12T15C (単位:mm) 種別 圧着グリップ 支圧板 トランペットシース 固定板 固定ボルト D12T13C φ25.5×55 φ240×40 φ165×325 □140×9 M10×90 D12T15C φ30.5×70 φ290×45 φ182×350 □160×9 M12×110 ※圧着グリップはPC鋼材メーカーでPC鋼より線端部に圧着加工されています。 -7- 定着具のエポキシ樹脂静電紛体塗装 FKK FKK 塩害地域で使用される場合の耐久性向上や施工期間中の防錆などを目的に、定着具にエポキシ樹脂静 電紛体塗装(EP塗装)を施すことが可能です。 EP塗装とは、スプレーガンでエポキシ粉体塗料を帯電させ、アースの取れた被塗物に静電気を使って塗布 する方法であり、塗布した後、焼付け乾燥炉で加熱することにより塗膜を形成させます。 この方法は、塗膜厚を制御・管理することが可能であり、一定の膜厚を確保することで腐食因子に対する 遮へい性が得られ、より高い防食効果が期待できるものであります。 ◎12T13M220へのEP塗装例 樹脂製グラウトキャップ エポキシ紛体塗装(支圧板・コーンジョイント) プラスチック製シース ◎12V15へのEP塗装例 エポキシ紛体塗装(ガイド) 樹脂製グラウトキャップ プラスチック製シース -8- 被覆PC鋼より線用内ケーブル定着具 FKK 本定着具では、被覆PC鋼より線の被覆材を除去せず定着が可能なウェッジを使用しており、高密度ポリエチレ ン製のトランペットシースとスペーサーを用いることで、緊張時の被覆材の損傷を低減させる構造となっています。 なお、被覆PC鋼より線は、裸PC鋼より線に比べて剛性が高いため、特にケーブル角度が大きい場合は、ケーブル 挿入方法やシース径などを検討することが必要です。 12VC13 12TC15 ・ 被覆PC鋼より線(付着型 ECFストランド) 12S12.7mmに対応 ・ 標準シース:φ75のプラスチック製シース (NETIS登録:KT-090007-V) ・ 被覆PC鋼より線(付着型 ECFストランド・ 硬質スープロストランド)12S15.2mmに対応 ・ 樹脂製グラウトキャップ (NETIS登録:KT-060004-V)を使用 ・ 標準シース:φ85のプラスチック製シース (NETIS登録:KT-090007-V) (単位:mm) 部品名 (単位:mm) 形状 ウェッジ(被覆PC鋼材用) 定着ブロック 部品名 形状 φ26×45 ウェッジ(被覆PC鋼材用) φ29×52 φ183×50 定着ブロック(PEブッシュ付) φ198×65 φ108×40 スペーサー φ147.5×40 スペーサー ガイド □220×220 ガイド □260×280 トランペットシース φ129×310 トランペットシース φ153×333 グラウトキャップ □220×110 樹脂製グラウトキャップ φ256×118 LNGタンク用定着具 FKK ・LNGタンクのPC防液提を対象としたLNGタンク専用の定着具です。 ・通常の定着具を基本にガイドの内面加工とウェッジの改良を施し、低温下での高い定着性能を有しています。 12V15M 19K15M 27K15M (単位:mm) 種別 定着ブロック ウェッジ ガイド 12V15M φ198×58.1 φ32×51 □340×390 19K15M φ218×73 φ32×51 □340×390 27K15M φ280×85 φ32×51 □380×480 -9- グラウトキャップ 詳細別項参照 P.4参照 プラスチック製スパイラルシース ♯8000Fシリーズ FKK プラスチック製スパイラルシース#8000Fシリーズは、高密度ポリエチレン製で水密性に優れています。接続部に 膨張性不織布を巻くことにより高い水密性を保持し、シース全長にわたってノロや余剰水等の腐食物質の侵入を防 ぐことができます。そのため塩害対策等で高い耐久性を要求される場合には特に有効となります。また、水密性に 優れた樹脂製グラウトキャップと本シースとの併用により、グラウトの注入によるダクト内のアルカリ雰囲気を保持し、 ケーブルの防錆効果を高めます。 NETIS登録:KT-090007-V シース幹部 シースジョイント 異径ジョイント(定着具接続用) ※FKK工法定着具専用 膨張性不織布 シ ー ス 幹 部 定着具との接続部 シースジョイント(排気口付) 呼称 内径 φd1 (mm) 外径 φD1 (mm) 定尺 (m) 1T18 1T19 F35 35 44 1T22 F38 38 F45 異径ジョイント (定着具接続用) 呼称 内径 φd2 (mm) 外径 φD2 (mm) 長さ L1 (mm) 呼称 内径 φd3 (mm) 外径 φD3 (mm) 外径 φD4 (mm) 長さ L2 (mm) 5 F35J(-H) 42 49 200 - - - - - 47 5 F38J(-H) 45 52.5 200 - - - - - 45 55 5 F45J(-H) 52 61.5 200 - - - - - F55J-DM 59 62 65 132 F55 55 65 5 F55J(-H) 63.5 70.5 200 F55J-DV 55 58 65 175 F65 65 76.5 5 F65J(-H) 74 82.5 250 F65J-D 70.5 76.5 76.5 185 F70 70 82.5 5 F70J(-H) 80 88.5 250 F70J-D 70.5 76.5 82.5 185 F75 75 88.5 5 F75J(-H) 86 94.5 250 F75J-D 81.5 85.5 88.5 185 F80 80 93.5 5 F80J(-H) 91 99.5 250 F80J-D 81.5 85.5 93.5 185 12TC15 F85 85 99 5 F85J(-H) 96 105 250 - - - - - 19K15 F95 95 111 5 F95J(-H) 104 116 250 F95J-D 95 101 111 200 27K15 F105 105 123 5 F105J(-H) 116 128 250 F105J-D 105 113 123 200 種別 1T22 1T29 1T29 7T13M130 7V13 12T13M220 12V13 12T13M220 12V13 12T15M319 12V15 12VC13 12T15M319 12V15 ※MSセンサー付きシース(F65,F70,F75,F80)、シースキャップ等も取り揃えています。 -10- シングルストランドシステム Eco’s FKK ① 定着具1組当りの製品製造時のCO2排出量を、従来に比べ約50% NETIS登録:KT110046-A 削減しています。 ② エコキャップ、エコスペーサーはPE再生材を30%使用しています。 ③ エコプレートは従来品に比べ50%の質量軽減を実現いたしました。 ④ エコキャップは定着具全体を覆う形状にし、エコプレートもコンクリー ト中に埋め込まれる形状にしました。これにより金属表面が外気に 触れない構造で、施工中の定着具の防錆に配慮しているため、品 1T29eco 質の向上が図られます。 仕切り棒 エコスペーサー エコプレート 1T22eco 硬化剤 主剤 エコキャップ 施工状況 エコキャップ用樹脂 (単位:mm) 種別 φa b c φd e φf g h φi φj φk φl m 1T22eco 74 118 75 65 75 40.5 26 126 130 105 72 36 29 1T29eco 92 135 90 80 90 50 30 160 165 135 90 47 35 -11- シングルストランドシステム FKK シングルストランドシステム シングルストランドシステムは、ウェッジ・スリーブ・支圧板より構成されています。 (単位:mm) 長方形支圧板 正方形支圧板 種別 ウェッジ スリーブ 1T18 L=60 Φ50×60 1T19 L=65 Φ55×65 1T22 L=75 Φ65×75 1T29 L=90 Φ80×90 デッドアンカー カプラー 現場で専用の押し込みジャッキによりウェッジを スリーブへ圧入することで、ウェッジとPC鋼より線を グリップさせる構造です。 カプラーの芯出し金具により、1次側緊張時にスリーブ を支圧板の中心に配置することができます。また、2次 側定着具は専用の押込みジャッキにより、ウェッジをス リーブに圧入し、コネクターを回してウェッジ押えキャップ を締め込み固定する構造です。 ・1S21.8と1S28.6のプレグラウトPC鋼より線に対応 ・1S21.8と1S28.6のプレグラウトPC鋼より線に対応 ・カプラーシース内部に注入する樹脂:現場手配品 ウェッジ押えキャップ 2次側スリーブ (単位:mm) 部品名 D1T22 ウェッジ L=75 L=90 スリーブ φ65×95 φ80×110 正方形支圧板 エコスペーサー コネクター D1T29 芯出し金具 部品名 C1T22 C1T29 L=75 L=90 スリーブA(1次側) φ65×75 φ80×90 芯出し金具 M85×79 M100×99 ウェッジ(1次側) 135×135×28 165×165×32 (単位:mm) L=26 L=30 カラー Φ65×30 Φ80×30 ウェッジ押えキャップ M55×40 M70×42 1次側 正方形支圧板 カラー取付ボルト M6×35 (P=1.25) M6×40 (P=1.25) エコスペーサー L=26 L=30 コーンジョイント Φ65×30 Φ80×30 カラー取付ボルト M6×15 (P=1.25) M6×15 (P=1.25) ウェッジ(2次側) L=75 L=90 φ65×95 φ80×110 φ97×233 φ117×278 Φ65×50 φ80×50 φ135×296 φ165×344 M6×15 (P=1.25) M8×15 (P=1.25) スリーブB(2次側) コネクター 2次側 ウェッジ押えキャップ カプラーシース カプラーシース取付ボルト -12- 135×135×28 165×165×32 外ケーブルEシステム FKK NETIS登録:KT-060124-A 外ケーブルEシステムは、裸PC鋼材はもちろんのことウェッジを変更することにより、各種被覆PC鋼材に 適用が可能です。本システムは、二重管構造でケーブル交換が可能であり、トランペット・ライナーには 高密度ポリエチレン製を使用し(トランペットは鋼製の組合せも一部あり)、塩害に対するリスクを低減しています。 12E-TC15 19E-TC15 27E-TC15 対応可能な被覆PC鋼材の種類 硬質ス-プロストランド 種類 標準型ECFストランド PE被覆型ECFストランド SUPRO/NM 防錆仕様 エポキシ被覆 ポリエステル被覆+ポリエチレン被覆(硬質型) エポキシ被覆+ポリエチレン被覆 エポキシ被覆 高耐久ポリエステル系 特殊樹脂 エポキシ樹脂 低密度ポリエチレン系 特殊樹脂 断面構成 ポリエチレン被覆 被覆仕様 (標準膜厚) エポキシストランド被覆 0.6㎜ 0.6㎜ 0.4㎜ ポリエチレン被覆 1.25mm セミプレファブマルチケーブル 種類 防錆仕様 ECFタイプ 硬質スープロタイプ 亜鉛めっきタイプ アンボンドタイプ 個別エポキシ+ポリエチレン被覆 個別スープロ+ポリエチレン被覆 亜鉛めっき+ポリエチレン被覆 グリ-ス+個別ポリエチレン+ ポリエチレン エポキシ ストランド スープロ ストランド グリース 亜鉛めっき 充填材 断面構成 高密度ポリエチレン 高密度ポリエチレン 被覆仕様 (標準膜厚) ケーブル 外径 全体ポリエチレン被覆 5㎜ 高密度ポリエチレン 全体ポリエチレン被覆 7.5㎜ 全体ポリエチレン被覆 7㎜ 高密度ポリエチレン ポリエチレン樹脂 全体ポリエチレン被覆4㎜+ 個別被覆1㎜ 12S15.2 φ80mm 12S15.2 φ80mm 12S15.2 φ75mm 12S15.2 φ85mm 19S15.2 φ95mm 19S15.2 φ95mm 19S15.2 φ90mm 19S15.2 φ100mm 27S15.2 φ110mm 27S15.2 φ110mm 27S15.2 φ110mm 27S15.2 φ120mm -13- 19E-TC15の場合 (単位:mm) 番号 ① ECFストランド , 硬質スープロストランドの部品構成例 部品名 形状 ウェッジ(被覆PC鋼材用) φ29×52 ② 定着ブロック(PEブッシュ付) ③ ガイド φ238×75 ④ トランペット φ240×340 ⑤ ライナー φ198×560 ⑥ スペーサー ⑦ グラウトキャップ ⑧ ディアボロ管 ⑨ PE管 ⑩ グラウト止め部品 □300×305 φ148×40 φ296×165.5 φ139.8×L φ118×L - (単位:mm) 番号 裸PC鋼材+PE管 or FiTsの部品構成例 部品名 形状 ① ウェッジ(裸PC鋼材用) ② 定着ブロック ③ ガイド ④ トランペット φ240×340 ⑤ ライナー φ198×560 □300×305 ⑥ グラウトキャップ ⑦ ディアボロ管 φ296×165.5 ⑧ スパイラル補強PE管 ⑨ EFジョイント ⑩ PE管 or FiTs φ139.8×L φ114×L φ114用 φ114×L 外ケーブルEシステム用グラウトキャップ グラウトキャップ(SUS製) φ29×45 φ238×75 FKK 樹脂製グラウトキャップ SUS製のグラウトキャップには、丸型と角型の2種類が あります。桁端部で切欠き部を後埋めしない場合には、 ガイドの四隅を覆うことのできる角型グラウトキャップを 使用します。 12E-TC15と19E-TC15は樹脂製グラウトキャップ を選択することができます。桁端部で使用する場合 は、切欠き部を後埋めする処理が必要です。 NETIS登録:KT-060004-V 丸型 角型 12E-TC15用 19E-TC15用 外ケーブル用偏向部材 FKK ディアボロ管は鋼管の端部を拡幅し、デビエーター端部における応力集中を防ぐ形状となっています。また、ケーブル 配置形状に合わせ工場にて曲げ加工を行うため、現場での配置における形状保持が容易にできます。なお、ディアボ ロ管は配管用炭素鋼鋼管(SGP)を標準とし、亜鉛めっき(HDZ55)を施します。 (単位:mm) ディアボロ管 種別 外径φ 肉厚 12S15.2用 114.3 4.5 19S15.2用 139.8 4.5 27S15.2用 165.2 5.0 ※19S15.2用:PE被覆型 ECFストランドには外径Φ165.2の ディアボロ管を使用します。 -14- 外ケーブル用保護管 スパイラル補強PE管 FKK 裸PC鋼材用 (定着部・偏向部用) スパイラル補強PE管は、高密度ポリエチレン製で、内側に硬鋼線をスパイラル形状にて補強したものです。 裸PC鋼材専用で、定着部・偏向部で用い、フレッチング疲労特性の優れた保護管です。 (単位:mm) 内部構造 種別 外径φ 内径φ 肉厚 12S15.2用 96 79 5.0 19S15.2用 114 100 5.0 ※12S15.2用:Φ96のスパイラル補強PE管には、別途PE製異径ジョイントが必要です。 硬鋼線(スパイラル形状) スパイラル補強PE管 PE管 裸PC鋼材用 (自由長部用)、被覆PC鋼材用 (定着部・偏向部用) (単位:mm) PE管 種 別 裸PC鋼材用 自由長部 12S15.2用 89 5.0 19S15.2用 114 5.5 被覆PC鋼材用 定着部・偏向部 PE管 外径φ 肉厚 12S15.2用 96 5.5 19S15.2用 118 6.0 27S15.2用 140 6.5 ※12S15.2用の偏向部にはΦ89も対応可能です。 (材質:高密度ポリエチレン製 HDPE) ※19S15.2用の偏向部にはΦ114も対応可能です。 ※19S15.2用:PE被覆エポキシストランドにはΦ140を使用します。 ※セミプレファブを使用する場合にはPC鋼材メーカーにお問合せください。 FiTs 裸PC鋼材用(自由長部用) NETIS登録:KT-100060-A FiTsは、ポリプロピレン製の保護管で、ガラス繊維補強糸 を使用することにより、従来のPE管に比べ肉厚(材料の使 用量)を抑え、製造時のCO2削減に寄与しています。 また、グラウト施工時の注入・硬化後の状況が目視確認で きる透明度を有しており、確実なグラウト充填を行えます。 ガラス繊維補強糸 グラウト注入状況 (単位:mm) 外径φ ガラス繊維補強糸 FiTs -15- 種別 外径φ 肉厚 12S15.2用 89 4.0 19S15.2用 114 4.0 外ケーブル用保護管接続部使用資機材 FKK 共通 PE管用 バット融着機:賃貸品 FiTs用 EFジョイント 排気金具 EFコントローラー:賃貸品 ※ PC鋼材が裸線の場合、定着部や偏向部の保護管には、スパイラル補強PE管を使用します。 なお、スパイラル補強PE管との接続には 必ずEFジョイントを使用します(→バット溶着は不可)。 高強度PC鋼より線用定着システム FKK 本システムは、従来の普通強度PC鋼より線と比較して、20~30%程度強度増加した高強度PC鋼より線に対応し ています。従来の定着具を改良したもので、高強度PC鋼より線用に開発したウェッジ、定着ブロックを使用します。 19E-TC15.7H(標準型 ECFストランド)の例 (単位:mm) 部品名 ウェッジ(被覆PC鋼材用) φ31×60 定着ブロック(PEブッシュ付) φ238×90 ガイド □300×305 トランペット φ240×340 ライナー(止水リング付) φ198×560 スペーサー グラウトキャップ ディアボロ管 PE管 19E-TC15.7H 形状 グラウト止め部品 φ148×40 φ296×180.5 φ139.8×L φ118×L - 12TC15.2H : 内ケーブル用12S15.2(裸線) 12TC15.7H : 内ケーブル用12S15.7(裸線) ※高強度PC鋼より線用定着システムは グラウトキャップ(SUS製) となります。 12TC15.7H : 内ケーブル用12S15.7(標準型 ECF) 12E-TC15.7H : 外ケーブル用12S15.7(標準型 ECF) 19E-TC15.7H : 外ケーブル用19S15.7(標準型 ECF) -16- FKKエクストラドーズド橋用定着システム FKK 本システムは、12S15.2・19S15.2・27S15.2の3種類のケーブルに対応しています。外ケーブルEシステム の技術を応用し、斜材システム特有の要求性能に合わせて開発したシステムです。各被覆PC鋼材や裸鋼材 適用が可能です。 (単位:mm) 27E-TC15ED(被覆PC鋼より線・全長グラウト)の例 部品名 27E-TC15ED ①ウェッジ(被覆PC鋼材用) φ29×52 ②定着ブロック(PEブッシュ付) φ295×100 ③ガイド □400×350 ④トランペット φ270×680 ⑤ライナー(止水リング付) φ240×730 ⑥スペーサー ⑦グラウトキャップ 12E-TC15ED : 12S15.2用 ⑧PE管 19E-TC15ED : 19S15.2用 27E-TC15ED : 27S15.2用 斜材の張力調整をすることはできません。 形状 φ175×30 □400×194.5 φ140×L ⑨外管 φ241.8×L ⑩CSカラー φ227×200 CSジャケット - CSジャケット取付プレート - 設計条件に応じ設計する部品がありますので、 使用する際にはあらかじめFKKにご相談ください。 CSジャケット FKK CSジャケットはゴム製(EPDM : エチレンプロピレンジエンゴム)で制振装置がつかない場合に保護します。 斜材ケーブルや保護管と定着体の接合部にCSジャケットを取付ける事で定着体内部に雨水等の侵入を防ぎ、 定着体内部の防錆が図れます。 既設橋の定着体とケーブルの接合部に設置されている従来の保護カバーからCSジャケットに交換する事で 高い止水性が得られ、斜材吊りケーブルの耐久性、構造物の長寿命化に貢献できる部材です。 ・振動や温度変化による伸縮に対応(ジャバラ構造) ・高い止水性 ・片開き構造であり、既存橋の補修にも適応可能 CSジャケット ・着色も可能(美観を考慮) ・取付ける橋梁に合わせた形状に製作可能 標準形状の他、取付ける定着体のサイズや ケーブルの種類により製作する事が可能なので 詳細についてはFKKにご相談ください。 着色(白)を施したCSジャケット -17- CFCC用定着システム FKK FKK CFCC(炭素繊維複合材ケーブル)用定着システムは、炭素繊維とエポキシ樹脂から構成されたより線状のCFCC ケーブルと鋼製の部品に全て防錆塗装を施した定着具との組み合わせにより、ケーブルと定着具の双方に錆びる 要因を持たず、高い耐久性を要求される構造物へ有効である。 本システムの特長 ・HEM定着具をシース内に通さないため、シース径を小さくできて、 桁の断面に配置ができる。 ・現場に搬入する、ケーブル長に自由度を持つことができる。 ・1組の雄コーン・雌コーンで構成されるので作業性に優れる。 FKK CFCC用定着システムの概要 固定定着具 緊張定着具(HEM定着具) 複数本のCFCCを1組の鋼製雄コーン及び 雌コーンで定着。 外側にネジを有するソケット内に、複数本 のCFCCを膨張材にて定着したネジ式の 定着具である。 ・本システムではCFCC 1×7 12.5φを7本または12本が使用できます。 ・CFCCは東京製綱株式会社の開発した製品です。 種別 適用緊張材 規格破断荷重(kN) MAO-cf130 CFCC 7-12.5φ 1,288 MAO-cf220(開発中) CFCC 12-12.5φ 2,208 -18- 緊張機器 (緊張ジャッキ) FKK マルチストランドシステム用 7T13M130用 12T13M220用 S9型 S6-S型 ※12T13M220用ショートジャッキ 12T15M319用 S6-RS型 SF型 ※12T13M220用ショートジャッキ ※12T15M319用標準ジャッキ S6-R型 ※12T13M220用標準ジャッキ SF-M型 S6-M型 ※12T15M319用盛替専用ジャッキ SF-L型 ※12T13M220用盛替専用ジャッキ S6-L型 ※12T15M319用ロングジャッキ ※12T13M220用ロングジャッキ 適用ポンプ S9型 S6-S型 S6-RS型 S6-R型 S6-M型 S6-L型 SF型 SF-M型 SF-L型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LLEP型 最大緊張力 (kN) 1,177 1,766 1,766 1,766 1,766 1,766 2,758 2,758 2,758 最大ストローク (mm) 300 100 130 300 300 800 300 300 600 最大緊張圧力 (MPa) 53.5 58.9 58.9 58.9 58.9 58.9 64.7 64.7 64.7 緊張受圧面積 (cm2 ) 220.2 300 300 300 300 300 426 426 426 定着受圧面積 (cm2 ) 60.8 78.5 78.5 78.5 78.5 78.5 113 113 113 1,083 742 863 1,033 1,235 1,595 1,131 1,354 1,631 全長(座金含む) (mm) 最大直径 (mm) 256 270 278 278 278 288 330 330 330 質量(座金含む) (kg) 166 134.5 173 209 248 425 302 364 569 被覆PC鋼より線内ケーブル用 S6-VC型 適用定着具 適用ポンプ 12VC13用 S6-VC型 S6-L-VC型 12TC15用 TC-260型 -19- S6-L-VC型 TC-260型 12VC13 最大緊張力 (kN) 最大ストローク (mm) 12TC15 LEP型 LEP型 1,766 2,600 300 800 250 最大緊張圧力 (MPa) 58.9 66.9 緊張受圧面積 (cm2 ) 300 388.77 定着受圧面積 (cm2 ) 78.5 251.32 全長(座金含む) (mm) 1,178 1,740 917 質量(座金含む) (kg) 212 417 362 Vシステム用 7V13用 S9-V型 ※7V13用指定ジャッキ 12V13用 12V15用 S6-S-V型 ※12V13用ショートジャッキ SF-V型 S6-R-V型 ※12V15用標準ジャッキ ※12V13用標準ジャッキ SF-L-V型 S6-L-V型 ※12V15用ロングジャッキ ※12V13用ロングジャッキ 適用ポンプ S9-V型 S6-S-V型 S6-R-V型 S6-L-V型 SF-V型 SF-L-V型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LEP型 LLEP型 最大緊張力 (kN) 1,177 1,766 1,766 1,766 2,758 2,758 最大ストローク (mm) 300 100 300 800 (700) 300 600 最大緊張圧力 (MPa) 53.5 58.9 58.9 58.9 64.7 64.7 2 緊張受圧面積 (cm ) 220.2 300 300 300 426 426 定着受圧面積 (cm2 ) 60.8 78.5 78.5 78.5 113 113 全長(座金含む) (mm) 1,105 787 1,071 1,633 1,190 1,690 最大直径 (mm) 256 270 278 288 330 330 質量(座金含む) (kg) 176 146 216 432 332 599 ※ S6-L-V型の( )内数値は,実際の緊張で使用できるストロークのMAX値となります。 モノグループシステム用 19K15用 K-500型 27K15用 K-500型 K-800型 適用定着具 19K15 27K15 適用ポンプ LLEP型 LLEP型 最大緊張力 (kN) 4,709 7,848 最大ストローク (mm) 250 300 最大緊張圧力 (MPa) 61.8 61.8 2 緊張受圧面積 (cm ) 766 1,277 全長 (mm) 646 710 装備全長 (mm) 1,293 1,505 シリンダー外径 (mm) 510 720 装備全質量 (kg) 850 1,730 K-800型 -20- 緊張機器 (緊張ジャッキ) FKK 外ケーブルEシステム用・エクストラドーズド橋用・高強度PC鋼より線用 19E-TC15用,19E-TC15ED用,12TC15.7H※用 12E-TC15用,12E-TC15ED用 TC-410-250型 TC-260型 (TCH-410-250型) TC-410-300型 TC-600型 19E-TC15.7H ※用 (TCH-600型) 27E-TC15用 ※高強度PC鋼材用の場合、ジャッキ名称がTCHとなります。 ※高強度PC鋼材用のジャッキは,チェアの外観・形状が写真 と異なります。 27E-TC15ED用 TC-260-250型 適用定着具 適用ポンプ 最大緊張力 (kN) TC-410-250型 (TCH-410-250型) TC-410-300型 TC-600-250型 (TCH-600-250型) 12E-TC15 12E-TC15ED 12TC15.2H 12TC15.7H 12E-TC15.7H 19E-TC15 19E-TC15ED LEP型 LLEP型 LLEP型 2,600 4,100 6,000 19E-TC15.7H 27E-TC15 27E-TC15ED 最大ストローク (mm) 250 最大緊張圧力 (MPa) 66.9 65.4 66.3 緊張受圧面積 (cm ) 2 388.77 626.74 904.78 定着受圧面積 (cm ) 2 251.32 303.75 全 長 (mm) 917 1,031 1,081 1,138 質 量 (kg) 362 660 753 965 250 300 250 431.97 ※ 高強度PC鋼材用緊張ジャッキの全長、質量についてはFKKにご相談下さい。 関連機器 FKK 外ケーブル用定着具19E-TC15 TC-410-250緊張ジャッキ用架台 クレーン等が使用できずジャッキの移動が困難なときや、箱桁内などの狭い空間で作業を行う場合、ジャッキを下から 支えて橋軸方向への移動を可能にする装置です。 TC-410-250型専用となります。 標準圧力計 真空ポンプ デカンタ 名称 真空装置寸法 (mm) (縦×横×高さ) 900×705× 920 真空装置 (kg) 180 デカンタ寸法 (mm) (縦×横×高さ) 真空装置 使用状況 -21- 真空装置 デカンタ質量 (kg) 1,000×500× 1,000 95 緊張機器 (緊張ジャッキ) FKK シングルストランドシステム用 FK-33-200型eco FK-75-150型eco FK-50-200型eco 緊張機器 緊張ジャッキ FK-33200型eco FK-50200型eco FK-75FK-75150型eco 300型eco 定着具 1T18 1T19・1T22 ・1T22eco 1T29・1T29eco 最大緊張力 330kN 500kN 750kN 最大ストローク 200mm 200mm 緊張受圧面積 53.4cm2 72.45cm2 全長 495mm 516mm 518mm 670mm 質量 42kg 54kg 70kg 94.5kg 使用ポンプ FK-75-300型eco 150mm 117.8cm2 SEP型eco (電動ポンプ) FKK SEP型eco 最高出力 SEP型eco 吐出量 タンク容量 LEP型 ※FKKエコオイルを選択した場合はポンプ上面の一部が緑色 となります。 量 形状寸法 (縦×横×高さ) LLEP型 (MPa) 70 80 75 1.3 2.3 5.5 (ℓ) 20 40 60(80※) 1.5kW×200V× 3.7kW×200V× 7.5kW×200V× 4P×6.5A 4P×15A 4P×28A 使用電気コード (mm2 ) 質 LEP型 (ℓ/min) 電動機 LLEP型 300mm 2 2 8 (kg) 125 185 350 (mm) 700×520× 640 830×574× 770 887×588× 940 ※ K-800型ジャッキを使用する際、タンク容量は80ℓとなります。 環境対応型緊張機器 FKK ① 環境対応型緊張機器は、作動油に環境に優しいオイル(FKKエコオイル)を使用した地球環境に配慮し た緊張機器であるため、万が一の排出や漏洩の際に、環境への負荷を少なくすることができる。 ② 緊張機器の機械的性能や緊張における各種諸元は、従来の緊張機器と変わりません。 ③ すべての緊張機器はFKKエコオイルを搭載しているものが選択できます。 ※シングルストランドシステムとシングルストランドシステムEco’sは全てエコオイルとなります。 ④ FKKエコオイルを選択した場合、ジャッキ・ポンプ共に型の後にecoと名称がつきます。 NETIS登録:KT-120113-A -22- フラットジャッキ FKK フラットジャッキはその特徴的な構造から、極めて狭いスペースに設置することが可能で、大きな力を安定した状態 で作用させることができます。また,注入圧を測定することで反力を確認できます。構造物のジャッキアップ、橋梁の 支承交換及び、建築構造物の免震化などに最適です。FKKでは、フラットジャッキを1950年代より製造・販売し、さ まざまな構造物に単独あるいはゴム支承体との併用で広くご利用頂き以下の特徴を有しております。 構造 原則的に一回使用のジャッキ 使用用途 特徴 ① ピストンのないジャッキであり、機械高さが低いのでスペース の狭い場所で用いることが可能。 ② 種々の複雑な構造物に大きな揚力を与えることが可能。 ③ 構造が単純なため故障がない。 ④ 軽量で取り扱いが容易(組み立てが簡単であるため、高所、 狭隘な場所での取り扱いが容易)。 ⑤ 利用範囲が広く種々の目的に用いることが可能 ⑥ 構造物の特性に従い十数台の連動配管配置が簡素にでき、 均等な揚力を与える事ができる。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 構造物<土木・建築構造物>のジャッキアップ 橋梁の支承交換(コンクリート橋・鋼橋) 建築構造物の免震化 アンダーピーニング・プレロードへの使用 アーチ橋・ラーメン橋の反力・二次応力調整 旧構造物の解体・撤去 構造物の不等沈下の調整 その他 形状・種類 型番 直径 (D) 厚さ (e) mm mm 最大揚力 kN(tf) 常用許容揚力 kN 最大ストローク mm FJ-10 130 25 (30) 98 (10) 78 25 FJ-18 160 25 (30) 176 (18) 142 25 FJ-30 200 25 (30) 294 (30) 235 25 FJ-34 210 25 (30) 333 (34) 266 25 FJ-50 250 25 (30) 490 (50) 392 25 FJ-80 300 25 (30) 784 (80) 628 25 FJ-120 360 25 (30) 1,177 (120) 942 25 FJ-170 420 25 (30) 1,668 (170) 1334 25 FJ-250 500 25 (30) 2,453 (250) 1962 25 FJ-360 600 36 (41) 3,532 (360) 2824 36 FJ-500 700 36 (41) 4,905 (500) 3922 36 FJ-800 870 36 (41) 7,854 (800) 6276 36 FJ-1000 970 36 (41) 9807 (1,000) 7846 36 厚さの( )内の数値は支圧板を含む厚さを示しています。 -23- 注入機材 手動水圧ポンプ(HWP-FJU型) 電動油圧ポンプ(SEP型eco) 型式 HWP-FJU 型 最高出力 20MPa 吐出量 SEP型eco 最高出力 低圧時 60cc /ストローク 高圧時 8cc /ストローク 吐出量 タンク容量 (MPa) 70 (ℓ/min) 1.3 (ℓ) 20 30ℓ 電動機 質量 60kg 使用電気コード (mm2 ) 2 本体寸法 (縦×横×高さ) 700mm×440mm×560mm 質量 (kg) 125 形状寸法 (縦×横×高さ) (mm) 700×520×640 タンク容量 高圧注入器 E-6型 E-12型 1.5kW×200V×4P×6.5A ホース接続金具 E-10型 GTカプラー E-6 E-10 E-12 E-18 注入最高圧力 (MPa) 15 15 15 15 最大ストローク (mm) 600 500 200 300 容量 (ℓ ) 6 10 12 18 高さ (mm) 890 800 1110 1310 最大寸法 (mm) 最大直径 (mm) φ350 φ385 730×730 730×730 質量 (kg) 67 102 375 443 E-18型 東京駅復元工事(東京都) -24- 実績紹介 FKK -25- 実績紹介 FKK -26- 実績写真説明 表紙 左上 : ①新湊大橋 ②6径間連続ラーメン箱桁橋 ③富山県 右上 : ①大谷大橋 ②3径間連続ラーメン箱桁橋 ③石川県 中央 : ①馬洗川橋 ②PC2径間連続エクストラドーズド橋 ③広島県 左下 : ①正理川橋 ②5径間連続ラーメン箱桁橋 ③島根県 右下 : ①中野地区橋梁 ② 4径間連続ラーメン波形鋼板ウェブ箱桁橋 ③福島県 会社概要 左上 : ①会下橋 ②PC2径間連続鋼・コンクリート複合トラス橋 ③徳島県 右上 : ①古里高架橋 ②4径間連続ラーメン箱桁橋 ③三重県 左下 : ①久米島一周線(箱桁その4) ②2径間連続箱桁橋 ③沖縄県 右下 : ①大村東彼2号橋 ②3径間連続ラーメン箱桁橋 ③長崎県 ご挨拶 左上 : ①白砂高架橋 ②3径間連結合成桁橋 ③島根県 右上 : ①田賀高架橋 ②6@3+4+3径間連結合成桁橋 ③岡山県 左下 : ①登立2号橋 ②3径間連結T桁橋 ③熊本県 右下 : ①大阪ガス㈱:泉北第2製造所LNGタンク ②LNGタンク ③大阪府 実績紹介 p.25 上 : ①東風平高架橋 ②2径間連続箱桁橋 ③沖縄県 中央 : ①今戸高架橋 ②6径間連続箱桁橋 ③奈良県 下 : ①新石川2系調整池 ②円筒形PCタンク ③沖縄県 実績紹介 p.26 上 : ①大沢高架橋 ②3径間連続中空床版橋 ③静岡県 中央 : ①竹駒こ道橋 ②斜材付π型ラーメン橋 ③岩手県 下 : ①小滝川橋 ②3径間連続ラーメン波形鋼板ウェブ ③広島県 ※ ①物件名,②構造形式,③所在地 -27- FKK フレシネー工法実施会社 FKK 株式会社 ピーエス三菱 株式会社 熊谷組 株式会社 竹中工務店 オリエンタル白石 株式会社 前田建設工業 株式会社 若築建設 株式会社 株式会社 日本ピーエス SMCテック 株式会社 株式会社 アスピア 株式会社 富士ピー・エス 常磐開発 株式会社 五洋建設 株式会社 極東興和 株式会社 清水建設 株式会社 株式会社 奥村組 東日本コンクリート 株式会社 株式会社 國場組 株式会社 南海建設 三井住友建設 株式会社 株式会社 大城組 機動建設工業 株式会社 日本高圧コンクリート 株式会社 南洋土建 株式会社 石川島建材工業 株式会社 前田製管 株式会社 株式会社 錢高組 岩井建設 株式会社 昭和コンクリート工業 株式会社 座波建設 株式会社 日本サミコン 株式会社 株式会社 シーピーケイ 西松建設 株式会社 JFEエンジニアリング 株式会社 株式会社 IHIインフラ建設 川田建設 株式会社 大成建設 株式会社 コーアツ工業 株式会社 萬屋建設 株式会社 大日本土木 株式会社 大日コンクリート工業 株式会社 株式会社 SNC 株式会社 淺沼組 川田工業 株式会社 飛島建設 株式会社 関西ピー・エス・コンクリート 株式会社 鉄建建設 株式会社 株式会社 安部日鋼工業 松本土建 株式会社 横河工事 株式会社 佐藤工業 株式会社 東洋建設 株式会社 鹿島建設 株式会社 株式会社 愛 株式会社 エム・テック 株式会社 大林組 日本国土開発 株式会社 札建工業 株式会社 株式会社 フジタ 戸田建設 株式会社 日研高圧平和キドウ 株式会社 株式会社 鴻池組 東急建設 株式会社 松尾建設 株式会社 株式会社 安藤・間 大豊建設 株式会社 宮地エンジニアリング 株式会社 ドーピー建設工業 株式会社 株式会社 建 沖縄ピーシー株式会社 橋 研 ('14.7.1現在) 不 許 複 製 (‘14.7.1改定)
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