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健康ふくふくプラン21
≪第2次福井市健康増進計画≫
概要版
平成28年度~平成33年度
福 井 市
生活習慣病の予防を図り、健康な身体機能を維持するためには、子どもの頃から健康への関心を高
め、若い世代から正しい生活習慣を定着させることが重要です。そのために福井市では、全ての市民
が生涯にわたり健やかな生活を送ることができるよう、第2次福井市健康増進計画「健康ふくふくプ
ラン21」を策定しました。
■計画期間
計画期間は、平成28年度から平成33年度までの6年間です。
■計画の推進体制 健康づくり推進協議会(以下、
「協議会」という)を構成する、保健・医療・教
育・職域・地域・関係行政機関・学識経験者・市民代表が連携し、市民の健康
づくり施策を実践します。
≪福井市健康づくり推進協議会≫
【構成】 保健・医療・教 育・職域・地域・関係行政機関・学識経験者・市民代表
【役割】 「健康ふくふくプラン 21」の進捗状況の管理
・健康づくり事業に関する協議 ・健康づくり事業の推進についての報告
市民代表
保健
医療
教育
お互いに健康づくりを協働・支援・参画・推進
学識経験者
職域
関係行政機関
地域
■計画の体系図
基本理念
基 本 方 針
主な取組
生涯にわたり、心もからだも健やかで幸せなまち‘ふくい
(1)
健康的な生活習慣の
推進と定着
・
「ずっと健康101宣言」
(+10分の運動)に関する情報について、様々
な機会を通して発信します
・
「ずっと健康101宣言」
(+1皿の野菜)に関する情報について、様々な
機会を通して発信します
・心の健康を保つため、ストレス対処法等について普及啓発します
・正しい歯磨きの方法について啓発します
・正しい生活習慣の重要性について、情報提供と普及啓発をします
(2)
生活習慣病の発症予
防と重症化予防
・身体活動・運動の必要性に関する知識を普及啓発します
・適正体重の重要性及び生活習慣病予防について普及啓発します
・心の健康や病気に関する情報提供をします
・歯周疾患検診や定期的な歯科検診の受診勧奨をします
・生活習慣改善の取組を支援します
(3)
健康づくりを支援す
る社会環境の整備
・健康や身体活動・運動に関する学習や活動を行うグループを支援します
・健康や栄養・食生活に関する学習や活動を行うグループを支援します
・不安や悩みの相談窓口に関する体制整備及び情報提供をします
・歯や口腔の健康についての正しい知識や情報提供をします
・働く世代への健康づくりに関する情報発信に取り組みます
■健康寿命
■日常生活における歩数
健康寿命・平均寿命は男女ともに年々伸びています。
日常生活における歩数は、男女ともに減少して
います。
(単位:歩)
(単位:歳)
9,500
88
86
84
85.9
85.74
82
78.34
78.04
78.11
6,978
7,000
80.53
80.32
80.01
79.47
7,500
80.33
80.21
79.79
7,337
83.49
83.05
82.89
82.78
8,000
82.95
82.88
80 79.39
78
8,500
83.37
82.72
9,171
8,910
9,000
86.78
86.46
86.03
85.83
86.63
86.34
78.61
78.72
78.53
6,781
6,500
78.74
78.94
6,326
76
6,279
6,463
6,000
5,500
H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
5,000
健康寿命 男
健康寿命 女
平均寿命 男
平均寿命 女
H6
H11
H18
男性
女性
(福井県)
■運動習慣の有無
H23
(福井県県民健康・栄養調査)
■1 日の野菜摂取量
運動習慣※のない人の割合が多くなっています。特に
30歳代では、運動習慣のない人が4分の3以上を占め
ています。
20歳代、30歳代では、1日の野菜摂取量が目標
とされる350gよりも約100g少ない状況です。
※1日 30 分以上の運動を週2回以上、1年以上継続していること
0%
18~19歳
20~29歳
30~39歳
20%
40%
60%
48.3%
80%
51.7%
35.3%
64.7%
100%
(単位:g)
400
350
300
24.3%
344.8
75.7%
288.8
256.5
250
40~49歳
28.4%
71.6%
50~59歳
29.9%
70.1%
60~69歳
41.5%
70~79歳
56.7%
80歳以上
353.3
304.1
246.9
200
58.5%
43.3%
150
100
50
0
31.9%
68.1%
有
無
(「健康ふくい21」最終評価アンケート)
(福井県県民健康・栄養調査)
その他、20 歳代男性で約10年前に比べて、肥満の人の占める割合が約6倍に増加しているなど、
特に若い世代に対する健康づくりへの支援が必要な状況が見られます。
★は重点的な取組
分野
基本方針
市
新 は新規事業
○
①身体活動・運動(体を動かすこと)
②栄養・食生活(食べること)
③心の健康(安らぐこと)
★1日3回、主食・主菜・副菜のそろったバ
ランスのよい食事を摂りましょう
★今より1皿多く野菜を食べましょう
★自分に合ったストレス対処法を知
り、身につけましょう
★正しい方法で歯を磨きましょう
★正しい生活習慣について理解し、改善に努
めましょう
★「ずっと健康 101 宣言」
(+10分の運動) ★バランスのよい食事について普及啓発しま
を地域や職場の中で普及啓発しまし ょう
しょう
★「ずっと健康 101 宣言」(+1皿の野菜)
を地域や職場の中で普及啓発しましょう
★「ずっと健康 101 宣言」
(+10分の運動) ★「ずっと健康 101 宣言(+1皿の野菜)に
に関する情報について、様々な機会を通し
関する情報について、様々な機会を通して
て発信します
発信します
★ストレスの対処法や睡眠、休養の大
切さについて普及啓発しましょう
★正しい歯磨きの方法を普及啓発し
ましょう
★正しい生活習慣や生活習慣病とその予防
について普及啓発しましょう
○心の健康を保つため、ストレスの対
処法等について普及啓発します
★正しい歯磨きの方法について啓発
します
★正しい生活習慣の重要性について、情報提
供と普及啓発をします
○階段を利用する等、日常生活の中で意識し
て積極的に体を動かしましょう
★野菜から食べる習慣(ベジ・ファースト)を ○不安や悩みをひとりで抱え込まず、
身につけましょう
家族や友人、職場の同僚や上司等に
★適正体重を知り、維持するように心がけま
相談しましょう
しょう
★定期的に歯科検診を受け、虫歯や歯
周疾患を予防しましょう
★妊娠中からのたばこが健康に及ぼす影響
を理解し、妊婦本人、家族や周囲の人が禁
煙しましょう
★家族や職場の皆さんが気軽に身体を動かす
ことができるような時間を設けましょう
★野菜から食べる習慣(ベジ・ファースト)につ ○周囲の人の心の不調に気づき、早期
いて普及啓発しましょう
に相談や治療を勧めましょう
★定期的に歯科検診を受診すること
の必要性を周知し、受診を勧めまし
ょう
★健診やがん検診の必要性を周知し、受診を
勧めましょう
○身体活動・運動の必要性に関する知識を普
及啓発します
★適正体重の重要性及び生活習慣病予防につ
いて普及啓発します
★心の健康や病気に関する情報提供を
します
○歯周疾患検診や定期的な歯科検診
の受診勧奨をします
★生活習慣改善の取組を支援します
★がんや生活習慣病の予防に関する情報発
信をします
○運動に関する行事を積極的に企画し、実施
しましょう
○正しい食生活や生活習慣病予防について普
及啓発します。
★学校や職場、地域で相談しやすい環
境を整えましょう
○定期的な歯科検診の大切さについ
て周知しましょう
○健康づくりや正しい生活習慣病予防につ
いて普及啓発しましょう
★健康や身体活動・運動に関する学習や活動
を行うグループを支援します
○健康や栄養・食生活に関する学習や活動を
行うグループを支援します
○不安や悩みの相談窓口に関する体制
整備及び情報提供をします
★歯や口腔の健康についての 正しい
知識や情報提供をします
★働く世代への健康づくりに関する情報発
信に取り組みます
○日常生活における歩数
○成人の野菜摂取量
○ストレスを感じる割合
○定期的な歯科検診
○メタボリックシンドロームの該当者
及び予備群の割合
現状値
目標値
26.4%
減少傾向へ
★今より 10 分多く体を動かしましょう
民
(1)
健康的な
生活習慣
の推進と
定着
地
域
④歯・口腔の健康(お口のこと)
⑤健康管理(毎日の過ごし方)
市
市
民
(2)
生活習慣
病の発症
予防と
重症化
予防
地
域
市
(3)
健康づく
りを支援
する社会
環境の
整備
地
域
市
指標と目標値
男性:6,781歩
女性:6,279歩
現状から
1,000歩
増加
現状値
311.9g
目標値
350g
現状値
61.4%
目標値
減少傾向へ
現状値
33.2%
目標値
55%
ライフ
ステージ
① 妊娠期
② 乳幼児期(0歳~5歳)
③ 学童期(6歳~12歳)
・
④ 青年期(20歳~30歳代) ⑤ 壮年期(40歳~64歳)
思春期(13歳~19歳)
⑥ 高齢期(65歳以上)
基本方針
市
民
(1)
健康的な
生活習慣
の推進と
定着
地
★主食・主菜・副菜のそろったバ ★親子で外遊びする機会を増やし
ランスのよい食事を摂りましょ
ましょう
う
★親子そろって主食・主菜・副菜
のそろったバランスのよい食事
を摂りましょう
★1日3回、主食・主菜・副菜の ★今より 10 分多く体を動かしま
そろったバランスのよい食事を
しょう
摂りましょう
★今より1皿多く野菜を食べまし
★テレビやインターネット、携帯
ょう
メール等は時間を決めて利用し
ましょう
★今より 10 分多く体を動かしま
しょう
★今より1皿多く野菜を食べまし
ょう
★1日3回、主食・主菜・副菜の
そろったバランスのよい食事を
摂りましょう
○日常生活の中で積極的に体を動
かし、外出する機会を持ちまし
ょう
○正しい生活習慣について普及啓
発しましょう
○子どもの頃からの正しい生活習
慣の大切さについて普及啓発し
ましょう
○子どもの頃からの正しい生活習
慣の大切さについて普及啓発し
ましょう
○正しい生活習慣や生活習慣病と
その予防について普及啓発しま
しょう
○体を動かすことの大切さを周知
しましょう
○母子健康手帳交付事業
○両親学級
○乳児家庭全戸訪問事業
○離乳食教室
○健康づくりや生活習慣病予防に
関する情報発信
○体を動かすことの大切さや楽し
さ及び効果等を幅広く周知しま
しょう
○正しい生活習慣や生活習慣病と
その予防について普及啓発しま
しょう
○「ずっと健康 101 宣言」の普
及
新 大学生と連携した運動や食事
○
等、若い世代からの正しい生活
習慣を身につけてもらうための
支援を行います
○「ずっと健康 101 宣言」の普
及
新 大学生と連携した運動や食事
○
等、若い世代からの正しい生活
習慣を身につけてもらうための
支援を行います
○健康づくりや生活習慣病予防に
関する情報発信
域
E
市
市
民
(2)
生活習慣
病の発症
予防と
重症化
予防
地
域
★野菜から食べる習慣を身につけ
ましょう
★虫歯や歯周病を予防し、虫歯の
治療が必要な場合には、早めに
歯科受診しましょう
★適正体重を知り、維持するよう
に心がけましょう
★たばこを吸わない習慣を身につ
けましょう
★自分にあったストレス対処法を
知り、身につけましょう
○定期的に健診やがん検診を受診
し、自分自身の健康状況を把握
しましょう
★転倒に注意しましょう
○治療が必要になった場合には早
めに治療を受けましょう
○妊婦の周囲でのたばこはやめま
しょう
○妊娠・出産・育児に関する不安
や悩みを抱えている人には相談
機関への相談を勧めましょう
○育児に関する不安や悩みを抱え
ている人には相談機関への相談
を勧めましょう
○たばこは絶対に吸わないように
普及啓発しましょう
○お酒は絶対に飲まないように普
及啓発しましょう
○定期に歯科検診を受診すること
の必要性を周知し、受診を勧め
ましょう
○周囲の人の心の不調に気づき、
早めの相談や治療を勧めましょ
う
○健診やがん検診の必要性を周知
し、受診を勧めましょう
○地域で心や体の不調に気づき、
早めの相談や治療を勧めましょ
う
○妊婦健康診査事業
○妊産婦訪問事業
○乳幼児健康診査事業
○母子健康教育・健康相談事業
○予防接種事業
○小・中学生の「タバコと健康」
ポスター募集
○就学時健康診断事業
○予防接種事業
○健康教育事業
○健康相談事業
○フレッシュ健診
○がん検診
新 歯周疾患検診
○
○健康教育事業
○健康相談事業
○訪問指導事業
○がん検診
○特定健診・特定保健指導事業
○特定健診・長寿健診
○健康教育・健康相談事業
○予防接種事業
○認知症検診
○運動に関する行事を積極的に企
画し、実施しましょう
○地域や職場で相談しやすい環境
を整えましょう
○運動に関する行事を積極的に企
画し、実施しましょう
○地域や職場で相談しやすい環境
を整えましょう
○孤独にならないように地域で見
守り、相談できる環境を整えま
しょう
新 健康づくりに取り組む企業の認 ○
新 健康づくりに取り組む企業の認
○
定事業
定事業
新 働く人の健康相談事業
新 働く人の健康相談事業
○
○
○地域包括支援センター(ほやね
っと)等と連携して高齢者の健
康づくりを支援します
E
○地域や職場で相談しやすい環境
を整えましょう
○地域や職場で相談しやすい環境
を整えましょう
○学校や地域で相談しやすい環境
を整えましょう
○特定不妊治療費助成事業
○保育園等での保健指導、栄養指
導
○こんにちはファミリー ウォー
ク、ファミリーマラソン大会
域
市
A
○定期的に歯科検診を受けましょ
う
○乳幼児健診を受けましょう
○予防接種を受けましょう
A
地
A
★歯科検診を受け、虫歯や歯周病
を予防しましょう
★妊婦自身のたばこはやめましょ
う
市
(3)
健康づく
りを支援
する社会
環境の
整備
E
A
A
E
A
A
E
E
A
A
A
A
E
A
A
いちまる
いち
ずっと健康 1 0 1 宣言!
~プラス「10分の運動」とプラス「1皿の野菜」で
健康寿命を伸ばそう~
★今より10分多く
★今より1皿多く
体を動かしましょう!
野菜を食べましょう!
体を動かすことは、生活習慣病やメタボリックシ
野菜には体の調子を整え、生活習慣病の予防に有効
ンドロームの予防につながるほか、気分転換やスト
なビタミンやミネラル、食物繊維等が豊富に含まれて
レス解消等の心の健康にもつながります。
います。
まずは1日 1,000 歩
(時間で約 10 分、
距離 600
野菜の1日の目標摂取量は 350gです。まずは、
~700m相当)多く歩くことや 10 分多く体を動か
野菜料理を1皿増やしましょう。
すことからはじめましょう。
★野菜から食べる習慣を
★「元気体操21」を
身につけましょう!(ベジ・ファースト)
実践しましょう!
食事の最初に野菜を食べること(ベジ・ファースト)
健康づくりや生活習慣病予防を目的とした福井
で、血糖の急激な上昇や食べ過ぎを防ぎ、糖尿病や肥
市の体操です。
満等の予防効果があります。
時間は約4分。
生活習慣病を予防するため、まず野菜から食べる習
慣を身につけましょう。
★家事動作を取り入れた簡単な体操
★有酸素運動と筋力運動を組み合わせた体操
★5~6 回行うと 100kcal 消費できます。
1皿分の野菜の目安(約70g)
トマト半分
たまねぎ 1/3 個
ふろふき大根
(1 個 1/10 本)
ほうれん草のおひたし
きんぴらごぼう
1/3 袋
小鉢1杯
ご家庭で、職場で、地域で、そして福井市のまち全体で
これからの健康づくりにぜひ活用しましょう!
詳しくは福井市保健センター
〒910-0853
TEL
福井市城東 4 丁目 14-30
(0776)28-1256
FAX
(0776)28-3747
E-mail
[email protected]
HP
http://www.city.fukui.lg.jp/dept/d240/hoken/index.html