参考資料 最近の繊維産業の動向 2016年 1月 日本化学繊維協会 図-1 日 本 の 繊 維 産 業 鉱工業・繊維工業生産・第3次産業活動 ◎11月の鉱工業生産指数(速報)は前月比1.0%低下の97.8と3か月ぶりに低下。経産省は基調判 断を「一進一退で推移している」に据え置いた。繊維工業は1.1%上昇の95.5。10月の第3次産 業活動指数は0.9%増のの104.0。 (2010=100) 105 第3次産業 100 繊維工業 95 鉱工業 90 11/12 2/13 5 8 11 2/14 5 8 11 2/15 5 8 11 11 2/15 5 8 11 繊維加工段階別生産 ◎11月は化繊、衣類が上昇、紡績、織物が低下した。 (2010=100) 120 織物 110 100 化繊 90 80 紡績 衣類 70 11/12 2/13 (出所)経済産業省 5 8 11 2/14 5 (注)季節調整済み - 1 - 8 図-2.主 要 国 の 化 繊 生 産 (万㌧) 30 米国 25 インド 20 台湾 15 韓国 10 日本 5 11 1/14 3 5 7 9 11 (出所)各国統計(オレフィンを含む) (注)米国はセルロースを含まない。 中国の生産はp5を参照。 インドは一部推定を含む。 - 2 - 1/15 3 5 7 9 11 表-1.主要国の化繊生産増減率 日本 米国 (%、前年同月比) 台湾 インド 韓国 2013年11月 3 6 1 ▲ 3 ▲ 3 12月 0 11 4 1 3 2014年1月 3 ▲ 0 ▲ 3 ▲ 4 ▲ 2 2月 1 ▲ 5 ▲ 3 2 ▲ 2 3月 ▲ 1 2 ▲ 7 1 8 4月 ▲ 0 7 ▲ 8 2 2 5月 0 3 ▲ 7 ▲ 1 ▲ 2 6月 2 ▲ 1 ▲ 3 ▲ 2 ▲ 1 7月 1 ▲ 4 ▲ 2 ▲ 4 9 8月 ▲ 2 ▲ 3 ▲ 7 ▲ 9 ▲ 1 9月 1 1 ▲ 11 ▲ 9 ▲ 9 10月 ▲ 0 ▲ 4 ▲ 10 3 ▲ 10 11月 ▲ 7 ▲ 0 ▲ 6 3 ▲ 4 12月 ▲ 4 ▲ 3 ▲ 8 6 1 2015年1月 0 1 ▲ 8 2 ▲ 1 2月 ▲ 2 4 ▲ 10 ▲ 5 5 3月 0 ▲ 1 ▲ 10 ▲ 0 2 4月 ▲ 3 ▲ 8 ▲ 3 0 2 5月 ▲ 3 ▲ 6 ▲ 3 ▲ 1 ▲ 5 6月 ▲ 6 3 ▲ 6 2 ▲ 14 7月 ▲ 1 ▲ 2 ▲ 13 ▲ 3 ▲ 14 8月 3 1 ▲ 9 ▲ 8 ▲ 8 9月 ▲ 1 3 ▲ 7 ▲ 5 5 10月 ▲ 9 4 … … … 11月 2 ▲ 1 … … … (出所)各国統計(注)米国はセルロースを含まない。 ・日本:11月は3か月ぶりに前年比増加。アクリルSが前年同月比8%増。 ・米国:11月は4ヶ月ぶりの前年割れ。 ・韓国:2014年から今年9月まで21か月連続で前年割れ。 ・台湾:3~6月にかけて生産減は底を打ったとみられたが、7月以降再び減少基調に。 ・インド:9月は5か月ぶりにプラスに転じた。 ・中国:大きなデータ修正があり月別データは不明。p5を参照。 (日本、韓国、台湾、インドの品種別は次ページを参照) - 3 - 表-2.日本、韓国、台湾、インドの主要合繊生産増減率 2013年 11月 12月 2014年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 日本 ▲ 13 ▲ 8 ▲ 12 ▲ 11 ▲ 13 ▲ 21 ▲ 14 ▲ 13 ▲ 9 ▲ 11 ▲ 7 ▲ 10 4 ▲ 2 ▲ 1 ▲ 7 ▲ 1 ▲ 7 ▲ 10 ▲ 6 ▲ 7 ▲ 4 ▲ 9 2 ▲ 11 日本 2013年 11月 ▲ 8 12月 ▲ 6 2014年 1月 ▲ 2 2月 3 3月 5 4月 3 5月 ▲ 1 6月 8 7月 0 8月 1 9月 1 10月 6 11月 5 12月 8 2015年 1月 ▲ 3 2月 ▲ 5 3月 ▲ 7 4月 ▲ 8 5月 ▲ 15 6月 ▲ 9 7月 ▲ 8 8月 ▲ 1 9月 ▲ 8 10月 ▲ 15 11月 ▲ 9 (出所) 各国統計 ポリエスエルF 韓国 台湾 ▲ 2 ▲ 9 4 3 ▲ 5 2 ▲ 7 6 ▲ 11 0 ▲ 12 ▲ 0 ▲ 10 ▲ 6 ▲ 10 ▲ 3 ▲ 9 ▲ 7 ▲ 15 ▲ 14 ▲ 16 ▲ 12 ▲ 17 9 ▲ 11 15 ▲ 12 8 ▲ 10 ▲ 2 ▲ 10 ▲ 2 ▲ 8 2 ▲ 4 0 ▲ 5 4 ▲ 4 3 ▲ 9 0 ▲ 4 ▲ 6 ▲ 3 7 … … … … インド ▲ 6 ▲ 1 ▲ 4 ▲ 4 9 ▲ 8 ▲ 8 ▲ 3 9 ▲ 2 ▲ 17 ▲ 13 ▲ 4 ▲ 5 ▲ 10 1 0 1 ▲ 4 ▲ 19 ▲ 23 ▲ 16 4 … … 日本 ▲ 8 3 17 12 1 4 2 1 3 2 ▲ 4 8 ▲ 2 ▲ 10 ▲ 5 ▲ 5 ▲ 5 ▲ 9 ▲ 6 ▲ 10 ▲ 5 ▲ 11 ▲ 8 ▲ 23 ▲ 6 ナイロンF 韓国 台湾 ▲ 4 ▲ 2 ▲ 5 6 ▲ 7 ▲ 2 ▲ 6 ▲ 3 ▲ 11 0 ▲ 13 3 ▲ 12 16 ▲ 14 ▲ 3 ▲ 16 ▲ 4 ▲ 13 ▲ 2 ▲ 10 ▲ 9 ▲ 12 ▲ 7 ▲ 6 ▲ 10 ▲ 2 ▲ 3 ▲ 11 ▲ 10 ▲ 12 ▲ 7 ▲ 17 ▲ 7 ▲ 5 3 ▲ 8 ▲ 7 ▲ 2 ▲ 5 ▲ 2 ▲ 9 ▲ 5 ▲ 14 ▲ 7 ▲ 8 … … … … インド 6 2 29 9 11 10 14 6 7 8 14 9 3 22 6 ▲ 0 ▲ 1 2 ▲ 7 ▲ 0 ▲ 3 ▲ 6 ▲ 6 … … 日本 - 4 - ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 6 10 2 12 11 2 6 9 7 4 2 1 23 8 1 12 3 6 7 18 8 3 9 12 8 (%、前年同月比) ポリエステルS 韓国 台湾 インド 1 ▲ 7 ▲ 3 3 ▲ 9 5 2 ▲ 14 ▲ 5 2 0 ▲ 3 ▲ 2 6 5 ▲ 2 6 7 1 2 0 12 ▲ 3 ▲ 1 12 ▲ 4 13 5 ▲ 5 ▲ 0 ▲ 6 ▲ 7 ▲ 5 0 ▲ 2 ▲ 1 4 ▲ 5 3 ▲ 4 8 6 ▲ 8 12 12 ▲ 10 ▲ 6 13 ▲ 4 ▲ 3 5 ▲ 1 ▲ 3 5 1 ▲ 6 7 ▲ 9 5 ▲ 5 ▲ 20 ▲ 2 ▲ 13 ▲ 15 ▲ 6 ▲ 1 ▲ 10 ▲ 23 8 … … … … … … アクリルS 韓国 台湾 56 125 49 ▲ 7 ▲ 13 ▲ 43 22 ▲ 14 10 ▲ 23 ▲ 15 24 ▲ 23 ▲ 13 ▲ 7 13 ▲ 7 12 ▲ 1 ▲ 25 ▲ 9 ▲ 12 4 9 ▲ 24 ▲ 7 ▲ 12 ▲ 4 52 45 20 ▲ 50 … 15 ▲ 16 4 ▲ 5 ▲ 12 ▲ 7 ▲ 11 ▲ 9 ▲ 36 ▲ 11 ▲ 40 ▲ 19 ▲ 3 … … … … インド 30 27 9 26 22 3 ▲ 12 3 ▲ 17 5 ▲ 9 ▲ 3 ▲ 1 ▲ 2 ▲ 11 4 6 12 27 1 42 5 17 … … 表-3.中国の化合繊品種別生産推移 (万㌧、%) 化繊計 セルロース計 2012年 2013年 2014年 2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 3,856 4,161 4,390 689.8 392.2 400.4 412.6 419.9 388.7 391.2 431.1 445.3 2015年累計 3,968.3 前年同期比(%) 11.8 合繊計 2012年 2013年 2014年 2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2015年累計 3,535 3,783 4,017 … … … … … … … … … … レーヨンS レーヨンF アセテートF 327 383 372 … … … … … … … … … … 255 308 310 28.3 21.7 27.9 28.8 28.0 26.5 26.2 28.1 29.9 30.9 … 285.7 … … 2.8 … ポリエステル ナイロン 3,140 3,349 3,566 312.6 239.7 315.4 324.0 336.9 343.2 317.1 317.7 354.0 367.2 209.1 235.2 259.2 24.4 18.7 24.7 25.5 24.7 27.7 23.5 23.7 25.3 26.1 … 3,221.4 244.5 30 27 24 アクリル 69.1 69.4 67.6 5.9 4.5 6.2 6.1 6.4 5.9 6.0 6.4 6.2 5.9 59.6 … 13.0 17.4 (出所)中国紡織工業連合会(国家統計局) (注) 日本化学繊維協会の推定を含む。 6.1 前年同期比(%) 32 … … … … … … … … … … … … ビニロン ポリプロピレン 8.7 10.1 11.1 0.7 0.5 0.6 0.8 0.9 0.7 … … … … 28 27 27 2.2 1.7 2.5 2.2 2.4 2.5 2.3 1.9 2.0 2.0 … 21.5 … ▲ 1.5 【2015年1~10月】 ・10月の化合繊生産は445万㌧。累計は前年同期比11.8%増の3,968万㌧。 ・全体の8割を占めるポリエステルが13.0%増。 ・ナイロンが17.4%増と大幅増が継続。 ・アクリルSが6.1%増の60万㌧。 - 5 - ポリウレタン 35 45 49 4.5 3.5 4.2 4.1 4.5 4.8 4.4 4.2 4.0 4.5 42.7 7.2 図-3.日本の化繊生産・在庫・貿易 ナイロンF (出所)日本化学繊維協会、経済産業省、財務省。以下アクリルSまで同様。 - 6 - ポリエステルF - 7 - ポリエステルS - 8 - アクリルS - 9 - 図-4.主要紡績糸生産・長繊維織物染色加工高 紡績糸生産 ◎10月はポリエステル糸が8ヶ月連続の2桁減。アクリル糸が9か月連続で増加。 (千㌧) 2 ポリエステル糸 1 アクリル糸 再生・半合成繊維糸 0 10 1/13 4 7 10 1/14 4 7 10 1/15 4 7 10 長繊維織物染色加工高 ◎10月はNf織物が2015年初めて前年同月比プラスに。 (百万㎡) ( 55 ( (百万㎡) 17 ポリエステル長織物 50 14 45 11 ナイロン長織物 (右目盛) 40 8 10 1/13 4 7 10 1/14 4 (出所)経済産業省 - 10 - 7 10 1/15 4 7 10 図-5.不織布・炭素繊維生産高 不織布生産 ◎10月は医療衛生用が7ヶ月連続のプラス。 (千㌧) 35 30 25 その他 20 生活関連用 15 医療・衛生用 10 5 産業用(車両用含む) 0 10 1/13 4 7 11 2/14 5 8 11 2/15 5 8 5 8 炭素繊維生産 ◎10月は前年同月比2.3%増と5ヶ月連続のプラス。 ( ( (㌧) 1800 1600 炭素繊維 1400 1200 1000 800 600 10 1/13 4 7 11 2/14 5 (出所)経済産業省 - 11 - 8 11 2/15 図-6.衣料小売額増減率(名目) 百 貨 店 (%、前年同月比) 20 20 10 10 (%、前年同月比) 紳士服 総額 0 0 -10 -10 衣料品 婦人服 -20 -20 -30 -30 11/14 1/15 3 5 7 9 11/14 1/15 11 3 5 7 9 11 5 7 9 11 チェーンストア (%、前年同月比) 10 (%、前年同月比) 10 5 5 総額 0 0 -5 -5 -10 -10 衣料品 紳士服 -15 婦人服 -15 -20 -20 11/14 1/15 3 5 7 9 11 (出所)日本百貨店協会、日本チェーンストア協会 11/14 1/15 3 (注)店舗調整後 【総売上高】11月は天候不順や晩秋にもかかわらず温暖な気候、休日(土曜日)の1日減などによ り、百貨店が前年同月比2.7%減、チェーンストアが1.0%減といずれも8ヶ月ぶりに前年比減と なった。 【衣料品売上高】平均気温が高く推移したため、コートやジャケットなど重衣料の動きが鈍く、百 貨店が前年同月比8.5%減、チェーンストアが5.3%減となった。 - 12 - 表-4.繊維品貿易額(ドルベース) 輸出 輸入 バランス 為替レート 100万㌦ 前年比(%) 100万㌦ 前年比(%) 100万㌦ (円/㌦) 2009年 計 7,651 -16.1 32,375 -2.6 -24,724 93.5 2010年 計 8,943 30.4 34,391 15.6 -25,448 87.8 2011年 計 10,186 13.9 42,696 24.1 -32,510 79.8 2012年 計 9,887 -2.9 43,267 1.3 -33,380 79.8 2013年12月 774 -8.9 3,174 -4.2 -2,400 103.5 2013年 計 8,884 -10.1 42,632 -1.5 -33,747 97.6 2014年 1月 542 -9.6 3,889 10.6 -3,347 103.9 2月 718 9.1 2,455 -14.4 -1,737 102.1 3月 758 -6.5 3,422 3.3 -2,664 102.3 4月 757 -0.2 3,455 -7.3 -2,698 102.6 5月 786 5.7 2,828 -7.5 -2,042 101.8 6月 763 -4.1 2,811 -1.9 -2,049 102.1 7月 801 6.3 3,394 -4.6 -2,593 101.7 8月 726 -2.4 3,719 -11.6 -2,993 103.0 9月 697 0.7 4,322 -2.7 -3,625 107.1 10月 791 0.2 4,023 -9.4 -3,232 108.1 11月 670 -12.6 2,938 -15.4 -2,268 116.2 12月 768 -0.8 3,029 -4.6 -2,260 119.4 2014年 計 8,776 -1.2 40,285 -5.5 -31,509 105.8 2015年 1月 610 12.6 3,275 -15.8 -2,665 118.2 2月 587 -18.3 3,300 34.4 -2,713 118.6 3月 710 -6.3 2,559 -25.2 -1,849 120.4 4月 699 -7.6 3,096 -10.4 -2,397 119.6 5月 689 -12.4 2,316 -18.1 -1,627 120.7 6月 692 -9.3 2,539 -9.7 -1,847 123.8 7月 716 -10.6 3,045 -10.3 -2,330 123.2 8月 658 -9.4 3,508 -5.7 -2,850 123.2 9月 646 -7.3 4,044 -6.4 -3,399 120.2 10月 737 -6.8 3,424 -14.9 -2,687 120.1 11月 642 -4.3 2,917 -0.7 -2,275 122.5 2015年 計 7,384 -7.8 34,023 -8.7 -26,639 121.0 (出所)財務省。以下表-6まで同様。 ・2015年1~11月の繊維品貿易は、ドルベースで輸出が7.8%減の73億8,388万㌦、 輸入が8.7%減の340億2,283万㌦といずれも8%前後減少した。 ・同期の繊維品貿易赤字は266億3,870万㌦、赤字幅は前年同期比8.9%縮小した。 - 13 - 表-5.化繊主要品目の輸出実績 単位 2014年1~11月 2015年1~11月 前年同期比(%) 合繊ステープル 千トン 197.8 200.1 1.1 ポリエステル 〃 26.1 21.5 ▲17.6 アクリル 〃 134.5 143.9 7.0 合繊フィラメント 〃 94.6 92.0 ▲ 2.7 ポリエステル 〃 16.1 14.4 ▲10.5 ナイロン 〃 36.9 35.0 ▲ 5.2 合繊紡績糸 〃 3.8 3.6 ▲ 4.0 アクリル 〃 0.8 1.1 35.9 合繊長繊維織物 百万平米 369.0 376.3 2.0 ポリエステル 〃 222.7 221.7 ▲ 0.5 ナイロン 〃 102.9 104.7 1.7 合繊短繊維織物 〃 130.6 129.8 ▲ 0.6 ポリエステル 〃 124.3 125.8 1.2 7.1 10.0 41.9 レーヨンステープル 千トン 化繊不織布 百万平米 604.6 608.6 0.7 化 繊 合 計 千トン 589.7 588.7 ▲ 0.2 (注)化繊合計は、ファイバー、糸、織物、二次製品、くずの計 【1~11月】 ・ポリエステルSは17.6%減の2.2万㌧。アジア向けは韓国を除いて軒並み減少した。 ・アクリルSは7.0%増の14.4万㌧。最大仕向地の中国が4.1%増のほか、かつら用が好 調なアフリカが2.1%増。 ・ポリエステルFは10.5%減の1.0万㌧、アジア、欧米の主要仕向地が軒並み減少。 ・ナイロンFは6.3%減の5.2万㌧。最大仕向地のタイが3.8%減。 ・ポリエステルF織物は0.5%減の2億2,174万㎡。中国は10.2%減と減少したが、ベト ナムが20.0%増と大幅増が継続。ナイロンF織物は1.7%増の1億467万㎡。中国や欧米 向けが増加した。 ・ポリエステルS織物は1.2%増の1億2,580万㎡。中東向けが3.0%増。 ・レーヨンSは41.9%増の1.0万㌧。中国が89.7%増。 ・化繊不織布は0.7%増の6億858万㎡。中国は0.7%減だが、欧米向けが堅調。 ・化繊合計は前年比0.2%減の58.9万㌧。 - 14 - 表-6.化繊主要品目の輸入実績 単位 2014年1~11月 2015年1~11月 前年同期比(%) 合繊ステープル 千トン 43.2 49.0 13.5 ポリエステル 〃 30.8 35.5 15.2 セルロースS 〃 15.7 13.1 ▲16.4 合繊フィラメント 〃 157.4 161.6 2.7 ポリエステル 〃 116.9 119.3 2.0 ナイロン 〃 28.5 31.0 8.9 合繊紡績糸 〃 30.4 29.7 ▲ 2.5 アクリル 〃 5.6 5.3 ▲ 6.1 ポリエステル 〃 21.7 21.5 ▲ 0.8 セルロース紡績糸 〃 9.3 8.2 ▲11.7 合繊長繊維織物 百万平米 332.7 340.1 2.2 ポリエステル 〃 183.9 186.6 1.5 合繊短繊維織物 〃 173.2 177.5 2.5 ポリエステル綿混 〃 84.3 80.9 ▲ 4.0 千トン 1,034.6 1,003.4 ▲ 3.0 百万平米 6,538.8 7,740.0 18.4 合繊製セーター 100万着 309.7 297.3 ▲ 4.0 化 繊 合 計 千トン 1,414.1 1,389.6 ▲ 1.7 [綿 糸] 千トン 58.2 53.4 ▲ 8.3 [綿織物] 百万平米 267.9 249.9 ▲ 6.7 化繊二次製品 化繊不織布 (注)化繊合計は、ファイバー、糸、織物、二次製品、くずの計 【1~11月】 ・セルロースSが16.4%減。うちレーヨンSは7.7%減。 ・ポリエステルSは15.2%増。韓国が43.9%増加した。 ・ポリエステルFは2.0%増。韓国が16.1%増。 ・ポリエステルF織物は1.5%増の1億8,657万㎡。 ・化繊不織布は18.4%増の77.4億㎡。 ・化繊合計は1.7%減の139.0万㌧。 <参考> 地域別の衣料品輸入 (10億円、%) 2015年11月 前年同月比 米国 1.2 ▲3.9 EU 13.2 18.9 アジア 250.8 4.5 中国 178.2 ▲2.1 NIES 1.5 ▲11.1 ASEAN 60.2 23.8 世 界 268.0 5.1 (出所)財務省 (注)シンガポールはNIES、ASEANの双方に含まれる。 - 15 - <参考> 綿花・原油価格の推移 綿花 (㌣/ポンド) 100 90 80 70 60 (注)NY定期。期近。 50 12 2/13 4 6 8 10 12 2/14 4 6 8 10 12 2/15 4 6 8 10 12 4 6 8 10 12 原油 (㌦/バレル) 110 100 90 80 70 60 50 40 (注)NY原油。WTI 30 12 2/13 4 6 8 10 12 2/14 4 (出所)日本経済新聞 - 16 - 6 8 10 12 2/15
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