社会連携情報 2016 年 1 月 7 日/No.36 ■ 「大学のふるさと」制度と「企業の森」事業に同時参画 ■ 和歌山県および田辺市と連携協定を締結 ~ 人材育成、研究・実践、森林保全活動を通じて地域活性化に貢献 ~ このたび関西大学は、和歌山県および田辺市と地域活性化に関する連携協定を締結すること で合意に達し、下記のとおり調印式を執り行います。本協定は、和歌山県が実施している 「 大 学の ふる さ と」制度 な らび に「 企 業の 森」事 業の 趣旨 に 賛同 し、田 辺市 にお け る人 材育 成、 研究・実践、森林保全活動を通じて地域の活性化に寄与することを目的としたものです。両方 の 取 り組 みに 参 画す る大 学 は、 本学 が 初め てと な りま す。 「大学のふるさと」制度は、人口減少や少子高齢化の進行により活力が低下している過疎 地域において、人材育成における実践的教育や地域貢献活動に対する関心が高い大学が、地域 の 方 々と とも に 課題 の解 決 に向 けた 協 働活 動を 行 い、 継続 的 に交 流す る 取り 組み で す。 一 方 、「 企 業 の 森 」 事 業 は 、 植 栽 さ れ ず に 放 置 さ れ た 森 林 や 手 入 れ の 進 ま な い 森 林 を 企 業 ・ 団体が所有者から無償で借り、植栽・下草刈り・間伐・枝打ち等の管理・育林を行う取り組み です。 これまで関西大学では、人間健康学部が主体となって大阪府堺市との地域連携事業「熊野 本宮子どもエコツアー」等を、堺市と友好都市提携を締結している田辺市を舞台に実施して きました。また、研究活動においても、化学生命工学部・環境都市工学部等の教員が、田辺市 にある「農業法人株式会社きてら」と連携し、県の名産品であるみかんの皮から抽出した有用 成分を利用した健康食品や吸着剤等の開発・商品化に着手。加工後の残渣までのすべてを 生 か す農 商工 連 携の 新し い 6 次 産業 化 を目 指し て いま す。 今 回 の協 定締 結 によ り、 「 大学 のふ る さと」制 度 では これ ま での 活動 を 生か し、堺市 の子ど も・ 大学生・田辺市民の交流イベントや、自然体験を通じた環境学習キャンプツアー、ボランティ ア 活 動等 を推 進 しま す。「 企 業の森 」 事業 では 、 田辺 市本 宮 町の 民有 林 3.58ha に お い て、 授 業 や 連 携事 業の 一 環と して 4 月 から 学 生主 体で 植 栽・ 下草 刈 り・ 間伐 等 の森 林保 全 活動 に取 り 組 み 、 地域 に貢 献 しま す。 つきましてはご多忙の折恐縮ですが、調印式ならびに本協定締結に伴う本学の取り組みに 関 し まし て、 取 材の ご検 討 をお 願い 申 し上 げま す 。 記 1 日 時 1 月 13 日 ( 水 )14: 50~ 15: 30 2 場 所 和歌 山県 庁 本 館 3 階 知事 室 3 出 席者 仁坂 吉 伸 (に さか よし のぶ ) 和 歌山 県 知事 真砂 充 敏( まな ご み つと し ) 田辺 市 長 楠見 晴 重( く すみ は る しげ ) 関 西大 学学 長 ( 和歌 山市 小 松原通 1-1) ほか 以 【 添 付書 類】「 大 学のふ る さと 」制 度 およ び「 企 業の 森」 事 業に 関す る 協定 書( 案 ) この件に関するお問い合わせ先 関西大学 総合企画室 広報課 担当:石田、寺崎 〒 564-8680 大 阪 府 吹 田 市 山 手 町 3-3-35 www.kansai-u.ac.jp Tel.06-6368-1131 Fax.06-6368-1266 上
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